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2009.07.14
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カテゴリ: 小説&マンガreview
最近、映画化されて話題の 『MW』(手塚治虫著) を再読しました。
ず~っと前に読んだきりなので、もう随分忘れてるなあ…と思ってたのですが
意外と覚えているもんですね。
画面の一つ一つが懐かしいというか、「あーこれこれ」って感じでした(笑)

そのせいか、
「禁断の傑作」という最近のキャッチコピーには
「何を今更」と思ってしまいます>ぉ

手塚治虫には白手塚と黒手塚がいるのですよ、明智君!  ←古

ていうか、
手塚ヒューマニズムの代表作なんて言われてる『鉄腕アトム』でさえ
暗くて重いエピもあります。
手塚治虫の本性って、物凄くニヒルなんじゃないかと思います。

そーいや昔、知り合いのオバサンが
「マンガでも手塚治虫作品だけは子供に安心して見せられる」とか
ほざいて…じゃなくて、言ってたことがあったなあ…
んなわけねーだろ 」と
心の中で呟いた私でした(笑)

いや、さすがに声に出しては言えません。
悪いイメージつけちゃうのも嫌だし。
ファンとしては多くの人に手塚作品を読んでほしいですから。
読んでから理解してほしいな、って思います。

でも、理解され難いだろうな、とこの作品等を見ると思います(^^;)


主人公の結城は良心というものが欠落した人間で、
平気で次から次へと犯罪に手を染めていきます。
誘拐、殺人、レイプ…といった、いわゆる“犯罪”から
同性愛、獣○…といった、“道徳”面での悪まで。
その裏には、過去の大きな事件があって…
というのが大まかな話なのですが>大まか過ぎだろ

結城が、その事件の関係者を追い詰めていくのが復讐のためだったら、
少しは彼に感情移入することも出来たでしょうが
彼は、そんな人間的な感覚すら持ち合わせてはいないのです。
そこが凄いところだと思います。


で、そんな“ 絶対悪 ”とも言うべき主人公と対比させるのに必要なのは
単に人間愛とか警察とかいう曖昧なものではなく、やはり“ ”でしょう。
だから、彼が唯一心を許す親友(&男恋人)の賀来が神父というのが面白いです。

“神”と言っても、ここで本物の神を登場させては意味が違ってきてしまうので
神を信じると唱える神父…というのが良いです。
ルックスも正反対なのも絵的に面白いし、
自信満々な主人公に比べ、
どんなに頑張っても結局は主人公の色香に騙されてしまう賀来の弱さが面白いです。

しかも、過去の出来事が起きた時は、その神父の方が悪の側でした。
主人公は無垢な存在であったわけです。
ここの図式が面白いです。

まあ、武器を掲げる結城に信仰心を説きながら近付いていった司教は
実にアッサリと撃ち殺されてしまったわけですけれども。



自分が女のせいか、以前も今回も、印象が強かったのは澄子の存在です。
彼女は結城の目的に利用されたわけではなく、むしろ後半は邪魔な存在でした。
邪魔と言っても結城を阻止できるわけはなく、ウザイという程度ですけど(笑)

彼女を「おもちゃ」と結城は言っていたけれど、
動機は賀来の心を捉えた彼女への嫉妬だろうなあ…と思うのですけども
ともかくもレイプで始まって、口封じにまたレイプして、
彼女の心まで奪ってしまう手口は何ともはや…です>ぉ

これが他の作者による他の作品だったら、「女を舐めるな」と思うところですけど
手塚治虫が描くと妙に説得力があります(^^;)

でもって清純可憐だった彼女が、
良く言えば強く、悪く言えはちょびっとハスッパに変わっていくところが
興味深いっていうか…手塚治虫ったらシビア(笑)


ともあれ、
賀来をなくした後の結城の行動を見てみたかったです。
手塚治虫、カムバック!


TVドラマ版のレビューは 『MW-第0章 悪魔のゲーム-』


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Last updated  2009.07.14 23:10:33
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