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2010.02.21
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カテゴリ: 日本映画
『PACO and The Magical Book』 2008年/日本
原作:後藤ひろひと『MID SUMMER CAROL ガマ王子VSザリガニ魔人』
監督:中島哲也
出演:役所広司(大貫/ガマ王子)、パコ(アヤカ・ウィルソン)
   阿部サダヲ(堀米/ヤゴ)、國村隼(木之元/ガマ姫・ガマ王子の母)
   妻夫木聡(室町/ザリガニ魔人)、山内圭哉(龍門寺/ミズスマシ)、
   劇団ひとり(滝田/サカナ)、加瀬亮(浩一/アメンボ・ガマ王子の家来)
   小池栄子(雅美/沼エビの魔女)、土屋アンナ(タマ子/メダカ)、上川隆也(浅野/タニシ)

★       ★       ★       ★       ★       ★       ★

『下妻物語』も『嫌われ松子の一生』も未見の私は、これが中島哲也作品初体験。

写真を見た時は、ちょっと苦手なタイプの映画かな…と思い、ちょっと敬遠していた。
ファンタジーは好きだけど、あまり作り込み過ぎたものには乗れないし、
これはどっちかな…ちょっと後者の匂いがするな…という気がして(笑)

で、観てみた。

狭間にあって非常に危ういというか(笑) 微妙 な作りだな、と感じた。
でも、 泣けた
そう、かなり泣けちゃったんだよ~>単純?


アニメの登場人物みたいな阿部サダヲが蛙と共に登場するオープニングは良かった。
そんな彼が訪れるのだから、その先は何でもない日常的な世界なのかと思ったら
そこは既に非日常的な世界(笑)

いや、下の階はフラダンス教室に貸しているとか、
上の階に眠る人々は友達と友達の友達と友達の友達の友達と…という風に
設定的には「日常的」な範囲なんだけどさ。
何か作り過ぎっちゅーか…
『エヴァンゲリオン』だの『銀河鉄道999』だの記号的なものも多く配されてるんだけど
ただ色々雑多に取り入れてみました~みたいな印象しかなかった>スミマセンスミマセン

そんな様子の中で阿部サダヲが昔の出来事を話し始める…というところは良かった。
でも、原色で飾られた世界から原色で飾られた世界に移るのでイマイチ差を感じない。
しかも軽くて寒いギャグが連発されるので、かなり辛くなってきた(^^;)

でも、物語は基本的に暗い。
リアルに描いたら余計に辛いものになっていただろうし、
メインとなる劇中劇は寒くてアザトイものになっていただろう。
だから、悪趣味一歩手前(手前は余計?)の映像やギャグは
この小さな物語をファンタジーにするために必要不可欠なものなのかもしれない。

原作は舞台劇だそうで、映画も基本的に舞台っぽい。
だから最初から舞台だと思って観るのが正解かも。


タイトルやポスターの構図からして、主人公はパコのように思えるけれど
実際には大貫@役所広司の物語だった。
後で聞いたのだけれど、
ディケンズの『クリスマス・キャロル』がベースになっているそうで、
「ああ、なるほどね」って感じ。

改心早過ぎっ! って感じだけど(笑)

加えて、絵本の中のガマ王子と大貫とが何となく重なってくる…という風なら良いのに
アカラサマに描き過ぎ&シツコク出し過ぎ。

それから、絵本を読み始めた時点からCGのガマ王子が早くも登場してしまうのも
ちょっと気前が良過ぎちゃうかなあ…
これは劇中劇のところで初めて出てきた方が感動できた気がするんだけど…


彼以外の人々にもそれぞれ悲しい過去や心の傷があって、
だからこそパコを助けたいとの思いが強くなったのだろうし、
それらが全て劇中劇に集約されていくところは良かった。

でも、ちょっとばかしアザトイ気も(^^;)

とはいえ、皆が皆、役柄にハマっていて魅力的だった。
上川隆也は竹中直人みたいだし(笑)
土屋アンナはカッコイイし
妻夫木聡は二枚目をかなぐり捨ててるし

ちょっと小池栄子は感じ悪かったけど>スミマセンスミマセン
阿部サダヲも浮いてたけど>これまたスミマセン

最高なのは、やっぱ國村隼!

その國村さんが何度も呟いた「室外機」は“死”の予感を煽るものだけど
煌びやかな映像と、その言葉から浮かぶジメジメ&うら寂しいイメージとがかけ離れていて
キーワードとするには弱いというか埋もれてしまった感はあった。

最後に亡くなるの大貫ではなくパコというのは捻りがあったけど…

でもって、大いに泣いたのは事実なんだけど…

パコは素晴らしく可愛いし
彼女のために頑張る皆の気持ちも分からなくはないんだけど、
その割にはパコ自身の人物像が薄いままだったのが残念かも。


大貫が死ぬという展開なら、パコの心に何かしらの変化を齎すということで
物語として成立したと思う。
あるいは、結局のところ何も齎さなかった…という終わり方も興味深かったかも。

パコが死んだことで、余計に彼女が単なる だったことが強調されてしまった気がする。
大人が欲する、あくまでも表面だけの薄い“無垢”さというのか…
彼女の過去も記憶も死も、“無垢”にするための強引な理由付けみたいな感じで(酷?

でもって、この後、
大貫がどうなったのか…それが一切描かれていないのは
意図してのことなんだろうけれども、その意図が分からない。

それで何かちょっと締めが甘い気がしてしまったんだけど…私だけでせうか?

でもね、やっぱ泣けたんだよ。
凄く微妙~な映画だと思う(笑)





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Last updated  2010.02.21 23:01:46
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