もう…何がなんだか日記

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お尻ダンス

助走期間＞おひさま第88話

(8)

テーマ：どんなテレビを見ました？(79790)

カテゴリ： NHK朝ドラ-2＞つばさ～純と愛

今朝の新聞に
某俳優が苦労して作ったドミノをスタッフがワザと倒し、その俳優がガッカリする様子を皆で笑う―
という番組があって不愉快だった、という投書があった。

ええええ～っ、最低じゃん。
しかも発想は幼稚だし。
最近のお笑いって、そこまで堕ちたの？
大丈夫か、日本？

…ひじゅにですが何か？

「喜んでお祖父ちゃんになろうじゃないか」
と言う父さんが、とっても若々しい

し：皆様、大変お久し振りでございます。
　あ・な・た・の浪岡正太郎でございます。
　今回の『正太郎ちゃんSP』は特別ゲスト、マッチ様をお招きしております。

マ：お久し振りです、マッチです。
　クソ暑い日が続いていますけど、皆さんいかがお過ごしですか？
　このスタジオもエアコンが効いてなくて、お化粧が汗で崩れまくっています。
　まあ私の場合、素顔が美しいので無問題ですが。

し：ま、まあ、電力は大切でございますから。
　マッチ様も節電対策に励んでおられることでございましょう。

マ：私みたいに有能な主婦だったら、原発事故の遥か前から節電に頑張ってますよ。
　それをさらに減らせだなんてざけんじゃねー！と叫んでやりたくなりますよね。

し：そ、そうは申しましても…

マ：あら、冗談ですよ。
　そんな激しい言葉を私が出すわけないじゃないですか。
　『おひさま』ヒロインが昔出演していたドラマに合わせただけですよ（注1）

し：そういえば、あの「へっへっへ」という笑い声が懐かしゅうございます。
　『おひさま』では随分キャラが違いますですねえ。
　そのヒロイン陽子様は、いよいよ母親になられるわけで、
　子供時代から見守ってきた視聴者としては感慨深いものがございます。

マ：でも、 無神経 じゃないですか？
　妊娠発覚までは鈍感ぶって可愛く見せようとしていてナンダカナ…だったし
　今日は今日で周り中に妊娠報告しまくって…幸せ自慢したいわけ？

し：それは、マッチ様もお得意なのでは…

マ：私のことは皆が知りたがっているからサービスで提供しているんです。
　陽子さんの場合、周囲は不幸な経験をしている人ばかりじゃないですか。
　しかも妊娠初期でまだまだ何があるか分からないのに舞い上がっちゃって
　ワザワザ手紙を送りまくるなんて…

し：字が素晴らしくお綺麗でしたね。

マ：私は悪筆だと言いたいんですか？
　今はメール中心だから字の上手い下手なんてどーでも良いんです。
　それに私は全てを補って余りある美貌を持っていますから。

し：そ、それはもう十分に。
　陽子様は、鈍感云々の部分は小さい頃にお母様を亡くされて苦労されたと
　昨日、徳子様が解説しておられましたので…

マ：あかり（注2）なんて生まれて間もなく母親を亡くしましたけど
　上手いこと男心を操る賢い子に育ちましたよ。

し：マッチ様がお育てになられたわけですから…

マ：私を母親にできなかった分、陽子さんは物凄く不幸だとは思いますけどね。
　それは特別として、家は血の繋がりはなくとも立派な家族を築いていますからね。
　やはり『おひさま』より某前作の方がテーマも物語も優れているということですよね。

し：い、いえ、あの…とともかくもですね、陽子様の鈍感さは理由あってのことで
　寧ろ、その様な状況で健気に頑張ってこられた…ということが重要なわけで…
　今日の妊娠報告につきましてもですね、辛い出来事ばかり続いた後なだけに
　喜びも大きく、皆様にも喜んでいただきたいと…

マ：だ～か～ら～、そこがアサハカだって言うんですよ。
　夏子先生も白紙同盟の皆も好きな人を亡くしているんですよ。
　お祝い事だから嫌な顔もできないし、「おめでとう」と笑顔で言ってあげるけれど
　やはり自分の事を顧みると寂しい気持ちにもなってしまうんじゃないですか？

し：ま、まあ…そういう見方もできるかもしれませんが…
　ここはもっと純粋に…

マ：あら、私が純粋じゃないとおっしゃるんですか？
　私がよく行く某女性向け掲示板では、そうした複雑な女心で溢れていますよ。

し：あそこも少々極端な世界でございますしねえ。

マ：それに、結婚妊娠出産なんて超個人的なことですからね。
　押し付けちゃいけませんよ。
　他人にしてみたら「ふ～ん」程度のもんです。

し：しかし、それは今がそれだけ平和だという証拠なのかもしれませんですよ。
　陽子様達は戦争により本当に苦しい思いをされ、沢山の方を亡くされたのですから
新しい生命が誕生するということは
　一個人の問題を超えた大きな意味があったのでございましょう。

マ：カズさんも言ってはいましたね。

し：そうですそうです、亡くなった方達の代わりに生まれてくるのだと。
　そういうことでございますよ。
　新しい時代の始まりなのでございます。

マ：何だか妊娠ネタになって男性目線が強くなってきた気もするんですけどね。
　某前作は女性目線で非常に気持ち良かったわ。

し：か、かなり偏って狭い世界だった様な記憶でございますが…
　マッチ様は3人もお子様をお育てになられた先輩でいらっしゃいますから
　新人の陽子様にアドバイスをされたいお気持ちなのでございますね。

マ：まあ3人もいると色々ありましたからねえ。
　特に一人は生さぬ仲なわけですし。
　でもねえ、子供って良いもんですよお。
　親には勿論、周り中に幸せを与えてくれる存在ですよ。
　だから3人とも、皆にお祝いしてもらいました。

し：あ、あの、さっきおっしゃっていた事と
　めちゃくちゃ矛盾している様な気がしなくもないんでございますが…

マ：村上家は特別なんです。

し：で、では、消化不良でございますが、お別れの時間となりました。
　皆様、ごきげんよう。

＊注1
井上真央は昔『キッズウォー』という昼ドラに出演していた。
言葉使いは悪く喧嘩っ早いけど根は優しい女の子の役だった。

＊注2
某前作のヒロイン。
「祈り」と評されるトランペットの名手だが「勿体ない」という理由でお好み焼き屋になった。
唇を尖らせて舌足らずの言葉で喋るのが得意技。

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