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2013.01.12
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カテゴリ: 欧米ドラマ
待ち望んでいた デビッド・スーシェ の『オリエント急行の殺人』。


何を隠そう(隠してないけど)
この『オリエント急行の殺人』の原作をたまたま読んで
アガサ・クリスティにハマった。

それから夢中で作品を読み漁った。
ミス・マープルも好きだけど、やはり断然ポアロ贔屓。
『カーテン』を読んだ後はしばらく落ち込んだ(^^;)

映画も何本か観たけど
やっぱ、デビッド・スーシェが一番イメージに近い。
だから、彼の『オリエント急行の殺人』を観てみたかった。


で、今回その希望が叶ったわけだけど
期待以上だったんでございますわよ。


読んだのも観たのも随分と前のことなので
細かいことは忘れてしまったのだけど>ダメじゃん

まあ、全体的な筋や雰囲気は残っているので
その限りでは今作はなかなか良い。

加えて
つーか、何よりも
ポアロの心情にい深く切り込んでいるところが素晴らしいと思った。


ラストのポアロの決断は
原作でも映画でも“粋な計らい”的なもの
どちらかと言えば“正しい”もの
だったと記憶している>違う?

でも、このドラマでは
ポアロは正反対の信条を抱えているため
最後の最後まで苦悩する。

決断を下した後も暗い表情のままで涙さえ零す。

どちらかというと明るく温かい印象のポアロが
暗い影を宿す。


どんな場合でも正義を貫くべき―

右京さん@『相棒』にも繋がるな。
ま、右京さんは現役の警察官だから
こうした結末はあり得ないけどね。

単純な私は原作でも映画でも、この結末を軽く受け止めていた。
12人の陪審員
というロジックに説得されたというか惑わされたというか(笑)


ドラマではまず冒頭で
ポアロに理論で追いつめられた犯人が自殺する、というエピが入る。

その直後、犯人の友人から責められるシーンも。

それから、街角で姦通の罪で私刑にされる女性の姿も映る。
ポアロは「正義」と言い
居合わせた、オリエント急行の乗客となる某女性は「可哀想」と同情を示す。

オリエント急行での事件が起きた時も
神と裁きについて論じる女性客も登場する。


…まあ、私は私なりに信仰を持っているので
神が裁かない場合があるとか
神に代わって裁くとか
それはちょっと詭弁っちゅー気がするんだけどさ(^^;)


犯人である人達は、あくまでも“自分の正義”で行動したわけで
法に基づいた“ポアロの正義”を批判する立場ではないだろうし
結局のところ私怨じゃん!
とも思うのだけど

でも、一人の人間としては
気持ちは大いに分かるよ…と思っちゃうんだよね。
つーか、私が彼らの立場だったら同じ様にするかも。


だから、ポアロの苦悩は
彼らの信条(もしくは自己正当化)にほだされたのではなく
あくまでも“正義”VS“人情”だと思うのだよね。

ロザリオを繰りながら苦渋の決断をするポアロ。

今迄、自分が固く信じてきたもの…
そして神…
自分の土台を成すものを覆す程のもの。

原作ではハッピーエンドだって思ったし
映画では能天気だなあと思った>ぉ
その結末が
ドラマでは、あまりにも辛く
後々まで深く考えさせるものになっていた。


こういう切り口に拍手!



『Murder on the Orient Express』 2010年/イギリス・アメリカ
原作:アガサ・クリスティ
脚本:スチュワート・ハーコート
演出:フィリップ・マーティン
出演:デビッド・スーシェ(エルキュール・ポアロ)




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Last updated  2013.01.12 09:51:10
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