全7件 (7件中 1-7件目)
1
講習会「俳句ことはじめ」第三回 今日午前中にかごしま近代文学館で「俳句ことはじめ」の講習会三回目があり、俳句の表現には関する六つの重要点について講義がありました。以下にその六つの重要点を列挙しておきます。 一.リズムを整える(字余り、字足らずを作らない) 二.抽象的に説明しないで具体的に映像化する 三.作り手の心情は直接表現しないで読み手に想像させる。 四.くり返しやむだな言葉を省く 五.係り受けや切れ目に気をつけて分かりやすく表現する 六.感動のある俳句を詠む 今朝の講義開始前に講師の丸山先生に拙句六首をお見せしたところ、以下の四首はOKをもらいました。 冬の川片脚立ちの白き鷺 冬の朝校長子らにハイタッチ 刈り取りし薮の万両みどり赤 墓石群そのまた向こう山眠る 特に最後の二首の俳句は、万両の葉の緑と実の赤さに対する鮮やかな印象や初句の墓と結句の眠るとが連携しているところを評価してもらいました。
2019年01月26日
コメント(0)
日記代わりの俳句作り 第八 愉快、痛快、快速、快進撃で今日も日記代わりの俳句作りの第八回目をお見せいたします。 我が家の庭の繁茂していた樹木を庭師さんに頼んできれいに剪定してもらいました。下の四首は剪定後の庭の景色を詠んだものです。後ろから二首目の俳句は、刈り取られた薮の中から南天のお鮮やかな緑の葉と赤い実が姿を見せた様を詠んだものです。最後の一首は芭蕉の「象潟や雨に西施がねぶの花」を本句取どりした俳句です。 時雨来て刈り取った枝葉芳し 凍て空や剪定の木々寒々と 刈り取りし薮の南天みどり赤 初時雨ねぶに西施の色香なし 川柳として今回は以下の五首をお送りいたします。 稀勢の里綱取り不安的中す またかよか政府データに不正あり 県民の民意そんなに怖いのか 成人式視たくもない馬鹿騒ぎ 馬鹿言うなニュースソースを確かめろ 「我が家の春夏秋冬 秋冬ページ」 ↓ 我が家の庭の春夏秋冬http://yamamomo02.web.fc2.com/garden/autumn.html
2019年01月19日
コメント(0)
愉快、痛快、快速、快進撃で今日も日記代わりの俳句作りの第八回目をお見せいたします。 我が家の庭の繁茂していた樹木を庭師さんに頼んできれいに剪定してもらいました。下の四首は剪定後の庭の景色を詠んだものです。後ろから二首目の俳句は、刈り取られた薮の中から南天のお鮮やかな緑の葉と赤い実が姿を見せた様を詠んだものです。最後の一首は芭蕉の「象潟や雨に西施がねぶの花」を本句取どりした俳句です。 時雨来て刈り取った枝葉芳し 凍て空や剪定の木々寒々と 刈り取りし薮の南天みどり赤 初時雨ねぶに西施の色香なし 川柳として今回は以下の五首をお送りいたします。 稀勢の里綱取り不安的中す またかよか政府データに不正あり 県民の民意そんなに怖いのか 成人式視たくもない馬鹿騒ぎ 馬鹿言うなニュースソースを確かめろ 。
2019年01月19日
コメント(0)
日記代わりの俳句作り 第七回 今回も怒涛の進撃で日記代わりの俳句作り第七弾をお送りいたします。 今回も両親の眠る墓に詣でたときに咏んだ俳句の続きです。言うまでもなく、墓参りとは故人の面影を思い浮かべて人の心に甦えらせる行為ですね。第二首の「偕老同穴」は字面どおりの意味なら「生きてはともに老い、死んでは同じ墓に葬られる」との意味ですが、その字面通りでしかない両親でした。墓前で「あの世では本当に夫婦仲睦まじくね」と手を合わせました。後から二首目の俳句は、母が正月の料理店内で見掛けた親と幸せそうに語り合う華美な晴れ着姿の女の子を見て、「プチブル的ね」と侮蔑的に言ったことを思い出しての俳句です。しかし母はどこからこんな言葉を仕入れたのでしょうね。 冬墓参思い浮かべて甦える 数珠冷た偕老同穴手合わす 父と見た農業機械初展示 父買いし僕のセーター母けなす 母くさすプチブル的と春着の子 冬晴れの庭の五分咲き梅の花 つぎは芸能スポーツネタの川柳です。ただし最後の一句だけは、ネットにあった記事の文章がたまたま五七五だったので、それを丸写ししただけのものです。 大迫はハンパない2ゴール 沙保里さん綺麗で既に辞めてたと 竹田さんゴーン返しか仏捜査 三平の親の光も芸のうち 志らくさん俳句の技量さすがです 懐かしや即席麺が朝ドラ化 恵方巻需要に合った販売を
2019年01月13日
コメント(0)
日記代わりの俳句作り 第六今回も飽きもせず日記代わりの俳句作りを続け、その六回目を紹介したいと思います。冬の昼我が影歩むフラフラと...カイト揚げ我が頰掠め浮上 公園で初天神の如きカイト揚げ冬木立どんぐり拾う親子たち冬の庭梅花咲き出す三つ四つ上から一首目から四首目までの俳句は、六日の日曜日に鹿児島市営の健康の森公園で初散歩していたときに詠んだ俳句です。その二首目は、近くでカイト揚げしていた親子の小さなカイトが急に低空飛行して、公園側を歩んでいた私の頰を掠めながら再浮上していった様子を詠んだものです。上から三首目の「初天神」とは落語の演目名で、子どものために買った凧をおとっつぁんが夢中で揚げ始める噺で、六日の公園でも子どもより熱心にカイト揚げしているお父さんが目に付いたので、その様子を俳句に詠みました。最後の一首の「梅」は、そのままでは春の季語なので「庭」に「冬の」と言う言葉を付け加えました。次はこれも飽きもせず川柳三首です。 武さん滑舌悪く聴き辛い韋駄天は西郷(せご)どんの後視聴せず日韓は空と海とで泥仕合
2019年01月09日
コメント(0)
日記代わりの俳句作り 第五回 日記代わりの俳句作り、さて今回は五回目です。下記の前の二首は、亡くなった両親のことを詠んだ俳句で、「湾生」とは台湾生まれの日本人のことです。母は常夏の地である台湾に生まれ、珍しく雪が降った冬の鹿児島で他界しました。また他界後も私たち夫婦は暫く「両親の家」と呼称していました。後ろの二首は、年明け三日に夕方の鹿児島中央駅で大阪に戻る次男を見送った後に詠んだ俳句です。 雪の日に湾生の母永遠の旅 冴ゆる夜に両親の家父独り さようなら仕事始めの次男坊 三日から車燈流れるUターン 次にみなさんご期待(??)の川柳三首です。 年忘れ歌の祭典忘れたよ 透析気に掛けお雑煮一個 オヤジさん母他界後にバー通い 上の最初の川柳は如何様に理解していただいても構いませんよ。第二首は、透析治療を受けている患者個々人の基準の体重値をオーバーするとそれだけ透析時間が長くなるため、食事の節制が求められ、正月一日から三日まで出されるどのお雑煮にもお餅が一個しか入っていない悲哀を詠んだ川柳です。最後の一首は、私が「親父も寂しかったのだろう」とある人に言いましたら、その人に「もともと好きなのよ」と一蹴されてしまいました(トホホ)。
2019年01月05日
コメント(0)
2019年元旦 本年もよろしくお願いいたします。今年は亥歳で私もイノシシ生まれですから年男(としおではなくとしおとこです)になります。 さて今回も日記代わりの俳句作り第四回目です。下記の前の二首は、年の瀬に谷山御所霊園に出掛け、私の両親の墓参りをしたときに詠んだものです。後ろ二首は年末年始の我が家での風景を詠んだものです。 両親が眠る墓前に桜島 墓石群そのまたむこう山眠る 玄関に橙付きの注連(しめ)飾る 初春や朱の梅蕾(うめつぼみ)てんてんと 次にみなさんご期待(?)の川柳四首です。w 美智子さんミッチーからのフアンです 安倍夫妻政治の私物化許さない トランプはなぜツイッター利用する 僕の歳干支(えと)が六回で七と二 最後から二番目の俳句ですが、私が思いますに、トランプさんは論理力、語彙力不足から短い言葉でしかインターネット上に扇動的な言葉を撒き散らすしかないのでしょう。
2019年01月01日
コメント(0)
全7件 (7件中 1-7件目)
1