
南京東路
では、ばかでかい 新華書店
にも行った。これはあちこちにある国営本屋さんの南京路店である。一角にレコードやカセットの音楽を売るコーナーがあり、 山口百恵
のポスターがやたらと貼ってある。私たちは、前年(1985年)、外国ミュージシャンとして初めて中国公演を行った WHAM!(ワム)
のカセットを発見した!(右画像) ジョージ・マイケル
ファンのNは大興奮。カセットの表書きには大きく「 英国威猛
」と書いてある。この漢字でワムと読ませるようだ。ところが、このカセットは売り切れたのか、見本として置いてあるだけらしく、注文しようとしたら「没有(メイヨ)」とお決まりの応答をされてしまった。


ところで、ホテルの部屋にはテレビがあった。中国語が分からないのだが、私の印象に残ったのは何度か観た 「済公」
*というドラマである。勧善懲悪の時代物で、日本でいうと「水戸黄門」のような番組か。といっても、主人公の「済公」はぼろを着たひょうきんな老人で、破れうちわにひょうたんに入った酒などを持ち、放浪している。術を使って悪者をやっつけたりするが、へらりと笑って立ち去る。「巷間の聖人」という言葉がぴったりで、気に入ってしまった。40年前の“聖地巡礼”――上海レトロ旅の記憶2… April 3, 2026
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