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フジテレビの月9ドラマとして数年前に放送されました。洋食屋さんを舞台にしたオイラの好きなドラマです。オヤジさんが若林豪氏、長男が堤真一、次男江口洋介、三男妻夫木聡、四男山下智久と現実ではこんな家族居るかよってぐらいのイケ面親子。親父さんはいつも愛しそうにデミグラスソースの鍋をかき回しています。ある日、次男の妻夫木君にオヤジさんが言います「今日のデミグラスソースは良い出来だから味見してみろ」そのとき次男は恋の悩みでそれどころではなく「明日にするよ」するとオヤジさんは次の朝に床の中で静かに息を引き取っているのです。次男は後悔するのです。なんだかよく解るような気がするんです、オヤジさんの気持ち。いつもベストのソースを提供してはいるのだが、それ以上のベリーベストって言うのがたまにあるんです!(ベリーベストなんて言葉があるのでしょうか……)今日仕上げた当店のデミグラスはまさにベリーベストです!
2008年02月24日
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「シェフ、今日はチョッとおもしろい物持って来ましたけど」 出入りの肉屋さんが鴨の手羽肉を持ってきた。 鶏の手羽はよく目にするけど、鴨の手羽肉だけの商品は初めて見た。 骨は外してあるし煮込みでも作ろうかと思い、塩、コショウ、粉をまぶしてまずはソテー。ソテーしているうちにトマトで煮ようか、デミグラスで煮ようか迷っていたら、ん?肉じゃがみたいな和風も美味しいかも? そんな考えに方向転換!だし汁、醤油、しょうが、玉ねぎ、じゃが芋でコトコト煮込んで1時間。 うん、結構いけるじゃん!ビール、ワインのお供にお客さんにすすめよう!写真は肉&ポテトを別々にしていますが、これを煮汁と共に合体させて温め、あさつきネギ、ゴマを散らします
2008年02月23日
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久しぶりにティラミスを作りました。マスカルポーネでは無く、クリームチーズを使いスポンジにはシロップをしみ込ませていません。ハードでどっしりとした味わいに仕上げました!
2008年02月22日
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<ある洋食屋の風景 menu3 オムライス>「ねえ、ちょっと、ちゃんと聞いてる?!」「あ・ああ、えーと、何の話だっけ?」「もう、しょうがないなあ」僕らは行きつけの洋食屋で、注文したオムライスが出来上がるのを待っていた。彼女は見てきたばかりの映画の話に夢中だけど僕はふたつ隣りの席が気になって仕方がない。彼女の話も上の空でどうしてもチラチラ見てしまう、マンウォッチングが僕のクセだ。そこに座っているのは二十歳くらいのチョッと可愛い僕好みの女の子。この店でははじめて見る顔だ。彼氏との待ち合わせだろうか、ひとりで寂しそうに持参したグルメ雑誌を見ている。小さなその洋食屋のオムライスはいろいろな雑誌で紹介されるほどの人気メニューで来店客の半分はオーダーする。きっと、その子もその雑誌を見てオムライスを食べに来たんだろう。「すみません、もうすぐ来ると思うんですけど。携帯に連絡を入れてもなかなか捕まらなくって・・・。」「いいですよ、空きテーブルもありますし、気になさらないで下さいね。」申し訳なさそうに何度も謝るその子にお店のオヤジさんも奥さんもさりげなく気を使う。今日はちょっと混んでいるので時間が掛かったけど、僕達のテーブルにもオムライスが運ばれてきた。「うーん、やっぱりココのオムライスのデミグラスソースは絶品だよね!待ってた甲斐があったよ」「他の料理も食べてみようと思うんだけど、やっぱりこれを注文しちゃうね!」2人で舌鼓を打ちながらチラッとその子を見ると、僕のオムライスに目が釘づけだ。僕は何だか気まずくなって、その後は黙々と食べる事に専念した。「ねえ、あの子あんたの好みでしょ!チラチラ見ちゃってさ」大満足で店を後にすると早速彼女に突っ込まれる。「え?まあ、好みって言えば好みだけど、それより僕のオムライスをジーっと見てるんだよ。よっぽど好きなんだね。オムライス好きには絶対にあの店のオムライスは食べてほしいなあ」あれからちょうど1週間。僕達はデートの後にまたこの店へ来てしまった。「ねえオヤジさん、この前僕達が来た時にいた可愛い女の子、結局連れは来たの?」「ああ、あの子ね、閉店まで待ってたんだけど来なかったんだよ。急に仕事が入ったらしく閉店間際にやっと連絡がついたんだ。お腹もすいただろうし『オムライス1人前ご用意しましょうか』って聞いたらね、何て言ったと思う?」僕の彼女も興味があるようで「何て言ったんですか?」なんて聞いている。「どうしても彼と2人で食べたいから今日は我慢するって言ってさ、コーヒーとケーキで帰ったんだよ」「何てけなげな子なんだ!僕達だったら有り得ないよね」「うーん、そうだね!私だったら一人でさっさと食べて帰っちゃう」今日はお店もちょっと暇そうだからオヤジさんも僕達とそんな話をする余裕があるみたいだ。僕と彼女は一応メニューを隅々までチェックして、いろいろ迷った末、結局は今日もオムライス。「ねえねえ、奥の窓際の男の子、めっちゃカッコいいんだけど!何の仕事してるんだろう?」最近、僕の影響か、彼女もマンウォッチングするようになったみたいだ。僕もさりげなくそちらを見る。なるほど、なかなかカッコいい爽やかそうな男の子がひとりで雑誌に目を落としている。「すみません、オムライス2つ作ってください、連れももうすぐ来ますんで。」彼がお店の奥さんに注文をしたその時にドアが「カランコロン♪」と音を立てて開いた。「おまたせー!」満面の笑顔で入ってきたのはそう、あのときの、まちぼうけをくったあの子だった。 fin
2008年02月15日
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<ある洋食屋の風景 menu2ミネストローネ>その洋食屋にはカウンター席もあり、ワイン等を飲みながら店のオヤジさん、奥さんとの会話を楽しみに来るお客も少なくない。「おいおい、また夫婦喧嘩か?こんなところで油を売ってないでさっさと帰って奥さんに謝っちまえば?」「謝っちまえばって、おやっさん最初から俺が悪いって決め付けてんだから!」その常連客は仕事帰り、週に一度くらいフラッと寄っては1、2品つまんでワインを楽しむ。結婚して3年で子供はいない。奥さんとそりが合わないと今日もオヤジさんにこぼしている。「付き合っている頃は可愛くてね、あんまり細かい事は言わないし。おおらかで、いい嫁さんになると思ったんですけどね」「奥さんだって同じ様な事を思っているよ。」「オヤジさんと奥さんは結婚して何年ぐらいですか?」「もう20年、我ながらよく続いているわよ。血液型だって私がAで旦那がBだもん、最悪の相性よ」奥さんは笑顔で結婚生活は我慢よなんて言いながら彼にワインを注いでいる。「ふたりでお店をやっているって事は24時間一緒ですもんね。すごいなー、俺には考えられない」彼はまだ自分の奥さんをこの店に連れてきた事は無い。「ココは俺の隠れ家だから、ひとりで楽しみたいんですよ」たまには奥さんと一緒に食事においでよとオヤジさんに言われても彼はそう答えるのだった。「今日はチョッと飲みすぎだよ。とっておきの美味しいスープをご馳走するから、それで閉めにしたら?」もうすぐ3月と言うのにまだまだ外は寒い。オヤジさんは冬場によく作る具沢山のスープをその常連客に供した。「シェフ、このスープ美味しいですね!なんて言う名前なんですか?」料理に関しての会話ではオヤジさんをシェフと呼ぶのが彼なりの礼儀だ。「ミネストローネって言うんだけどね、イタリア語で具沢山って言う意味らしいよ。」ベーコン、玉ねぎ、人参、カブ、キャベツ、ポテト等をトマトベースのスープでジックリ煮込む、イタリアでは家庭的な料理だ。「特に細かいレシピは無いんだよこのスープ。店やシェフによって入る具には個性があるんだ。」気の短いオヤジさんだけど、ジックリ時間を掛けて作るスープや煮込み料理を得意にしている。「おもしろいと思わないか?個々の素材だけでは有り得ない味が一緒に時間を掛けてひたすらコトコト煮込むとこんなに深い味わいになるんだよ。時間が無いからって強火でガーってやっちゃうと雑な味になるしね」」「夫婦も一緒かもね。ジックリ時間を掛けて付き合えば良い味わいが出てくるんじゃないのかしら。強火でガーはダメよ。」「俺達なんか20年も一緒にいるけど、まだ煮込みが足りないかもしれない・・。」オヤジさんと奥さんにそんな事を言われ、彼は黙ってスープの皿を見つめ、そしてジックリと味わっている。「それともう一つ、スープはね、笑って作ると美味しく出来るんだってさ。実際には有り得ないけど、要はあせらず余裕を持って作りなさいって事だろうね。」酔いも醒めたのだろうか、彼に笑顔が消えていた・・・。「今日は私達調子に乗ってチョッとお説教じみちゃってごめんなさいね。」「え・いやいや、どうもご馳走様でした・・・。」急に口数が少なくなってしまった彼はとぼとぼと家路について行った。「気を悪くさせちまったかなあ・・。」「そうね、あの夫婦の事情も知らないのに私達、勝手な事ばかり言っちゃたもんね・・・。」次の週に一度も訪れなかった彼、ふたりは少し落ち込んでいた。週末の夜はいつもより忙しい。その日の土曜日もテーブル席が後ひとつしか空いていなかった。「カランコロン♪」と音をたててドアが開くと彼が入ってきた。「テーブル席空いてますか?今日はふたりなんで・・。」彼の後ろにはチョッとお洒落をした、かわいらしい女性が立っている。「ちょうどひとつだけ空きテーブルが有りますよ。さあ、どうぞどうぞ」奥さんに案内されてふたりが席につくと、オヤジさんも忙しい手を休めて会釈する。「はじめて連れて来ました、僕の妻です。」「いつも主人がお世話になっているようで、有難うございます。」照れくさそうに奥さんを紹介している彼。オヤジさんがカウンター越しに笑顔で声を掛ける。「オーダーは、まずミネストローネでよろしいですか?」「はい、お願いします!」ふたりは声を合わせて答え、お互いを見て微笑んだ。 fin
2008年02月13日
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ランチで中途半端に残ったロースとポークを細切りにして同じく細切りポテト、キャベツ、ピーマン、玉ねぎと一緒にソテー。ニンニクとオリーブオイル、塩コショウだけのシンプルな味付けです。ポテトはソテーでもいけるね!後ろにあるのは茄子とビーフが入った田舎風オムレツです。
2008年02月10日
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豆腐類の入った炒め物が好きです。厚揚げとタップリ野菜を生姜を効かせて炒め、鶏がらスープで少し煮込みます。とろみをつけて、出来ががり!
2008年02月09日
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「いや、僕、本当にダメなんですよ、肉は。勘弁してください・・・。」「こんなに美味いステーキを食えないなんて、何て罰当たりな奴なんだ!」友達の披露宴で始めて見たあなたはお酒のまわった上司にからまれ、とっても困った、何とも情けない顔をしていました。2次会のパーティーでは、もう出来上がっている他の人たちから外れてバイキングのお料理につきっきりのあなた。あれ?ハンバーグやミートローフを美味しそうに頬張っている。私は思わずあなたに声を掛けてしまいました。「お肉ダメなんじゃなかったんですか?」「あっ、見られてましたか?恥ずかしいんですけど、肉は挽肉以外は全然ダメなんですよ。ハンバーグは大好きなんですけど」仲のいい友達は先に帰ってしまった私。あなたと一緒にお料理を頂く事にしました。「こんなに美味しい料理を食わないなんて何て罰当たりな奴らなんだ!そうですよね?」「そうですね、披露宴のお料理より美味しいかも」他愛の無い会話。口下手だけど、ほのぼのとした人柄がそこから伺えました。それからあなたと私のお付き合いが始まりました。初めてのデートではハンバーグが美味しい洋食屋さんに連れて行ってくれましたね。あなたの下宿の近所にあるそのお店は夫婦2人で営んでいる古い小さなお店。「すみません、僕、あまり女性とお付き合いした経験が無いもので。こんなお店にしか連れて来れなくて・・・。」「こんな店で悪かったな!しかし、君が女の子を連れてきてくれるなんて思ってもいなかったヨ。今日は大サービスだ!」口は悪いけど気の良さそうなご主人にあなたは可愛がられている様子。帰り際には「こんな奴ですけど宜しくお願いしますね」何て言われてしまいました。2人はデートの度に、いろいろなハンバーグの美味しいお店に行きましたね。「ココのハンバーグはデミグラスソースが絶品なんだよ」「ココはね和風の美味しいハンバーグがあるんだよ」ハンバーグを食べている時、語っている時のあなたは本当に幸せそう。2人が出逢ってから3度目のあなたの誕生日。ホテルのレストランに誘ったら「いや、いつもの洋食屋がいい。今日はあの店に行きたい気分なんだ。」相変わらず、美味しそうにジューシーに焼き上がったハンバーグ。でも、それを目の前にあなたの様子がいつもと違う。何だか落着きがない。「どうしたの?何か気になる事でもあるの?」「いや、そうじゃないんだ・・・。」お店のご主人も心配そうにこちらをチラチラ見ている。そして、唐突に切り出されました。「僕の為にハンバーグを作ってくれませんか、これから先、ずーっと!」わかりやすい人だけど、まさかこの場で・・・。でも私の心も決まっていました。「は、はい!実はね、あなたに作ってあげようと本をいっぱい買い込んで勉強していたんだよ。」あなたは満面の笑顔でお店のご主人に報告している。「おめでとう!実はこいつね、プロポーズの言葉はなんて言えばいいんですか、なんて俺たちに聞くんだよ。だからね、結婚したら彼女に一番してもらいたい事をお願いしてみたらって言ったんだよ」本当にあなたらしい。でも、私の腕が上がるまでは当分こちらのお世話になりましょうね。 fin
2008年02月07日
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