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【四諦】 医喩経
仏教の中にあるもので1.2は苦しみの状態。3.4はそこから抜け出した状態をあらわしているものです。
1-苦`諦 現在の苦のことです。 例えば○○病
2-集`諦 その苦(病)の原因は何か?ということです。
3-滅`諦 治った状態を想定せよ。ここが東洋哲学の凄いところです。
4-道`諦 それに行く道は必ずある。必ずということ大切です。
`の處に聖を入れることがあります。聖の意味は真実です・・・または聖人の考え方で間違いのなかものです。
苦しみを病気にした時に、3番の治ったときの事を患者さんに想定して頂くようにして欲しいのです。ここは東洋のあたたかみがあると思います。
例えば冬山で遭難して凍傷にかかったとします。西洋医学では「もう少し早ければ助かったのに指は切断です」と言いますが、東洋的には「何本の指は助けることが出来るかもしれない。仮に全てを失っても、苦しまない人生がありますよ」と言えるのです。これが道程です。現代医学には3.4がありません。
苦しんでいる患者さんに「何とか有意義に生きていく方法を一緒に考えましょう」と言ってください。仏教の中道というなかにも、この考え方があります。下記は中道のお話です。
釈迦の弟子でソオナと言う者がいました。ソオナは毎日激しい修行をしていました。足が血まみれになるほど頑張っていたのですが、それでも悟れませんでした。釈迦はソオナに言いました。「ソオナよ、お前は以前、琴を弾いていたのだろう。琴の弦を張るときに、あまり強すぎても、弱すぎても駄目であろう。仏道の修行もそれと同じだ。あまり激しく行っても、心が高ぶって穏やかにならないし、あまりゆる過ぎても怠けることになって修行にならない。ここでもお前はその中間をとらなければならない」と。
八正道とは
1) 正見
2) 正思
3) 正語
4) 正業
5) 正命
6) 正精進
7) 正念
8) 正定
(基本) (心) (口) (行い) (生活) (精進) (心に決める) (そこまでいくと定まる)
正見が最も大切で、これを覚えてください。
隨流去
あるときバソ門下の修行僧が、山の中で道に迷ってしまいました。修行僧は山の中でアンに出会いました。そこでアンに山を降りる方法を聞きました。アンは「川に沿って降りなさい」と言いました。冷静に考えるとわかることも、正常心を忘れるとわからなくなります。なるべく高いところに登って見てみると、正しいものが見える。そういう生き方をしなさいということです。
無常である色も無常と見れば正見を得る。
2心で思うこと 3 口でしゃべること4自分の身で行うこと 5そこまでを正しくして生活すること
6自分の出来る事で毎日行う精進 7それを心に決めて離さないようにすることです 8そこまでいくと自然に生き方が定まってくるということです。それが中道の生き方です。
物質は常に変化していることを理解できることが八正道につながるのです。人生を豊かにする方法を感がることが大切です。氣毒を考えたときに私の中に引用できたのが、この四諦でした。
例えば癌になってモルヒネを使えば、やりたいことが出来ません。それには漢方しかないと思っています。必ず人の心にある氣をシッカリ持って生きていくこの方法を、皆さんも苦しんでいる方と、ともに考えてあげてください。
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