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さて、ふたり目ちゃんの日本パスポートの申請は母が代理でできたのですが、受取は必ず本人が行かないといけないというので、申請の翌々日にふたり目ちゃんを連れて日本パスポートを受け取りに行きました(費用460元)。こうして無事に日本パスポートを取得したふたり目ちゃんですが、中国で生まれたふたり目ちゃんは、日本パスポートで中国へ入国した記録がなく、パスポートのみで中国を出国することはできないので、雍和宮の北京市公安局出入国管理処でどうしたらいいか聞くように言われました。そこで北京市公安局出入国管理処に出向いて子供の父は中国人ですが、母は日本人で、子供は中国戸籍を登録しておらず、日本パスポートしかないのですが、それで中国を出国できますか、と聞いてみると、うちのふたり目ちゃんのケースは、「国籍の矛盾により、(中国の)普通パスポートで出国できないケース」の中の、(一)「すでに外国パスポートを取得しており、両親の一方が外国人、もう一方が中国人で、中国の国籍法に照らすと中国国籍を持つと認定される子供」に該当し、「通行証」なるものを申請してそれで中国を出入国することになるそうです。申請に必要な資料は以下の通り。1.子供の外国パスポートの原本とコピー2.≪出生証明≫の原本とコピー3.父母双方のパスポートの原本とコピー4.中国人の親の北京市戸籍簿と身分証の原本とコピー5.父母の結婚証の原本とコピー6.最近撮った写真1枚(サイズ:2寸、背景:白か薄い水色) (出入国管理局でも撮影することになるのでそこで焼いてもOK。)(7.前回の通行証)8.申請書(出入国管理処にあり)申請書に日本パスポートに記載されているふたり目ちゃんの日本の姓名を記入したのですが、「中国名を書いてください」と言われました。そうか、中国ではふたり目ちゃんはあくまで中国人であって、事情により中国パスポートがないからということで「通行証」を申請するわけで、中国側がふたり目ちゃんを外国人と認めているわけではないのですね。でも、二重国籍を認めていないはずの中国の公安局に外国パスポートを持参しても何の問題もないというのが不思議です。外国国籍があると分かった時点で中国国籍を剥奪されるのかと思いきや、中国国籍を離脱するには、各種資料を取り揃えて、わざわざ申請に出向かなければ離脱できないのだそうです。中国側としては、外国パスポートは持っているけど、それを認めないということのようです。さて、通行証申請にかかる費用は15元。外国人として中国ビザを取ると何百元もかかるのに比べて格安。中国人価格ですね。中国で何か申請すると、あの資料が足りない、これを持参するように、と後から追加資料を言われたりして、「それなら最初からそう言ってくれてたらいいのに・・・!」と思うことが多いのですが、今回は一回ですんなりと申請ができ、7営業日後に無事「通行証」なるものを受け取りました。これで無事中国を出国して日本にたどりつけるかな?また出入国の様子を後日報告しますね。↓日本のパスポートと中国の出入境通行証P1090416 posted by (C)つばめ
2011/12/29
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気がついたらあっという間に年末、つばめは29日に二人の子供を連れて日本に一時帰国する予定です。上の子は中国戸籍があるので中国パスポートを作って、それを使う予定です。日本パスポートもあるのにどうしてそれを使わないかというと、中国は二重国籍を認めていないので、日本パスポートで出入国するとややこしいことになりそうだからです。中国人として、中国パスポートに日本の訪問ビザ(3年マルチ・1回の滞在90日以内)を取得して、それで日本に入国・出国しています。でもふたり目ちゃんは、中国戸籍を登録していないので中国パスポートが取れないんです。中国の国籍法では、ふたり目ちゃんの父親は(海外に永住権を持たない)中国人なのでふたり目ちゃんにも中国国籍があるという見解ですが、国籍はあっても戸籍はなく、中国パスポートが取れない場合はどうするのか。日本パスポートで出入国するしかありません。それでまず、北京の日本大使館領事部へ行き、ふたり目ちゃんの日本パスポートを申請。≪申請資料≫1.戸籍謄本(6ヶ月以内)2.写真一枚(6か月以内に撮影、背景は白or薄い水色、サイズ:縦4.5cm×横3.5cm頭のてっぺんからあごの先までの長さが3.2~3.6cmであること)3.申請代理人である母のパスポート日本のおばあちゃんに、ふたり目ちゃんの出生届を代理で提出してもらった際に取っておいてもらった戸籍謄本を見ると、ぎりぎりで期限を超えています。もう一回取り直して中国まで郵送してもらうと、また時間がかかるし、期限が切れたばかりだからもしかしたらいけるかも、と思って持参して聞いてみたら、「内容に変更がないと保証できますか」と聞かれ、はいと答えると、「では、少し期限を過ぎていますが、遠隔地ということでこれでお受けします」との返事。よかった~。さらに、「急ぎではありませんか」とわざわざ聞かれたので、「それは早くできるのに越したことはないんですが・・・、パスポート取得後に、また北京の出入国管理処で通行証を取得しなければならないのですが、普通にいけば間に合うと思うのですが、書類不備などで時間を取られると帰国に間に合わなくなるかもしれませんので。」と言うと、「では、ここに理由を書いてください」と白い紙を渡されました。ふたり目ちゃんになりかわって、母のつばめが通常より早くパスポートを受け取りたい理由を書きます。通常通り4日後に受け取ったのではどうしても間に合わない事情を書かないといけなく、係りの人が、家族の体調が思わしくなく、至急帰国することになったというような理由がよいと、アドバイスまでしてくれました。スピード料金などはかからなかったですが、理由を書くのにかなり時間がかかりました。とにもかくにも、通常4営業日(月曜申請だと金曜受け取り)かかるところを、2営業日でパスポートを受け取ることができることになりました。つづく。20111029芳園アップ posted by (C)つばめ
2011/12/28
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約束した時間に来ない配達員に怒り心頭のつばめ、その怒りを夫にぶつけると、夫はつばめをいさめるようにこう言いました。「君はニュースを見てないのかい? 最近、宅配便の配達員が非常に不足していて、 給料も月1万元に昇る勢いなんだよ。 そんな配達員に文句を言ってもらちが明かないよ。」そうだったんだ。配達員は人手不足で朝から晩まで目の回る忙しさなうえに、仕事態度が悪くてクビになっても、次の仕事を見つけるのに全く困らない状況。客のほうが頭を下げてお願いして来てもらわないといけないぐらいなのに、つばめはただ時間通り来ないと怒っていたのでした。それにしても、「明日ボクが配達会社まで荷物を届けに行ってやるよ」という夫の言葉には驚きを隠せないつばめ。えーっ!?宅配便って自宅まで来てくれるから「宅配」っていうんじゃないの?客がわざわざ会社まで荷物を持って行くなんて聞いたことがないよー。でもそのぐらいしないといけない状況なのかなぁ。。。その時、例の配達員から電話。「今から行くので詳しい住所を教えてください」つばめに代わって電話に出た夫、「そうですか、もう近くまで来ているんですか、 じゃあボクが荷物を持って外まで出ますので、 少し待っててください」電話を切ると夫、さっそく荷物を持って6階の自宅から1階まで駆け下り、通りまで出て配達員に荷物を引き渡しに行きました。夫にしてみると、会社まで届けないといけないと思っていたところが、配達員が家の近くまで来てくれただけありがたい、という気持ちだったのかもしれません。中国はあちこちで人手不足が深刻で、それにつれて給料も跳ね上がっているようです。それにしても、一流企業の管理職も顔負けの月給を取り、客の苦情もクビも怖くない配達員はほんとに強いなぁ、と思ったことでした。20111106芳園 posted by (C)つばめ
2011/12/27
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先日、タオバオネットで色々な買い物をした話をしましたが、買った物の中で千趣会の授乳服(フリーサイズ)があったのですが、タグの日本語表示も明らかにおかしく、一目見てニセモノと判明。ニセモノならニセモノでもいいのですが、布の伸びが悪く頭も通らないので、返品してみることにしました。ショップのHPのチャットで相手を呼び出して返品のことを聞いてみると、絵文字まで使って即座にOKの返事。お客に不快な思いをさせないように、非常に気を使っているようです。返品されるのは店側にとって気分のよいものではないでしょうが、どうせ返品を受けるなら、相手を怒らせずにいい評判を保つほうがよっぽどよいと考えているのでしょう。怒った客に悪い評価や書き込みをされ、ショップの評判が悪くなるのが店としては一番困ることだからです。返品の手続きについても、説明のフォームができあがっているようで、スムーズに手続きを済ませることができました。ところが、スムーズでなかったのはその荷物の返送。返品する商品を宅配便で送ろうと宅配便の会社に連絡したところ、直接配達員の携帯に連絡するようにとのこと。それで教えてもらった携帯にかけると、「正午から午後の間に荷物を引き取りに伺います」とのこと。ところが待てど暮らせど連絡がありません。午後4時ごろしびれを切らせて再度連絡してみると、客が多くて遅くなりそう、午後6時には伺うとの話。でも、6時になっても7時になっても、配達員がやってくる気配はありません。再度連絡すると、今から会社に帰って車を乗り換えて行くから、午後7時半以降になるとの話。さらには、「今日引き取りに行っても、明日引き取るのと同じ。 明日朝一で取りに行くのでいいですか。」と言ってきます。もう明日でもいいか、と思ったのですが、また明日来なかったら困ると思い、何時になってもいいから今日来てください、と言うと、「絶対明日行くから」と言います。しょうがないので、では明日の朝9時に来てください、と言うと、9時半でもいいですか?などと言います。9時に来てもらわないとこっちもでかける用事があるから、と言って、とにかく電話を切りました。中国の「~時に伺います」はあてにならないことは知ってはいましたが、ここまで何度も約束を破られて、怒り心頭のつばめ。その怒りを帰宅した夫にぶつけると、夫、つばめをいさめるかのようにこう言いました。つづく。20111105芳園たっち posted by (C)つばめ
2011/12/26
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さて、ハイハイの動きも機敏になり、立ち上がって前に2,3歩踏み出すようになったわが家のふたり目ちゃん、離乳食のほうは、ここ1か月で徐々に2回食に慣らしていっています。でもたんぱく質はまだ卵黄とトーフ、ヨーグルトぐらいしかやっていません。そのせいか、体重がほとんど増えなくなってしまったので、母乳もそんなに豊富なわけでなし、やっぱりそろそろお肉や魚をちゃんと食べさせないといけないなぁ、と思っているところです。夜中頻繁に起きるのも、おなかがすいているのかもしれない、もう少し体重も増えたほうがいいし、というので母乳オンリーから、ミルクを足すことを決意したつばめ、最初、哺乳瓶に少し作ってやりましたが、哺乳瓶は吸ってミルクを飲むものというのが分かってないようで、乳首をかむばかりで飲めません。コップでは飲めるのですが、飲料感覚で2,3口飲むのみ。一番よく飲んだ時で60cc、普段は30ccも飲みません。本当に飢えてたら飲むと思うので、それほど母乳が不足しているというわけでもなさそうです。しかしまもなく満8か月になろうとする頃、風邪を引いたふたり目ちゃん、母乳が全く飲めなくなり、危うくこのまま断乳になるところでした。水鼻が絶えずダラダラ出て、母乳を全く吸おうとすると、ひどくせきこんで飲めず、約3日間、しぼり乳を飲ませました。数時間ごとに硬く張ったおっぱいをお碗にしぼって飲ませるのですが、2,3口がせいぜい。時々おなかがすいてどうしようもなくなると、お碗から100ccぐらい飲んだり、1日1回ぐらいおっぱいから飲んだりするのですが、直後に全部吐いてしまいます。でもお乳は飲めないのですが、食べるほうはほぼいつも通り、1日2回食べてくれたのでまだよかったです。病気になると食事が取れなくなっておっぱいオンリーになるのかと思いきや、おっぱいがダメになり、食事オンリーになることもあるのですね。でも4日目から普通におっぱいを飲んでくれるようになり、本当によかったです。おっぱいって、しぼるのと赤ちゃんに飲んでもらうのとでは全然違って、いくら手でよくしぼったつもりでも、全然絞りきれなくて残ってるから、少しするとまたパンパンに張ってしまうんです。それが赤ちゃんが吸うとあっという間にやわらかくなって、すっきりからっぽに。手搾りだけで、ずっとおっぱいが残ってる状態がこれ以上続くと、きっとおっぱいが出なくなっていたと思います。2週間と長びいた風邪もやっと全快し、9か月目に入ったので、3回食にして、朝は毎日親と一緒にパンを小さくちぎって口に入れてやると喜んで食べ、卵黄もお湯などで溶かずにそのまま口に入れるとモグモグ。野菜ペーストをジャムがわりにパンにつけてやると栄養バランスもとれます。おっぱいは欲しがる時にやる+寝かしつけおっぱいを合わせると少なくとも1日8回、だいたい1日12回ぐらいになりますが、まとめて飲まない分、おっぱい飲んで1時間後に離乳食でもそれなりに食べるので、まぁよしとしています。朝食8:30、昼食12:30、夕食18:30ごろにお食事しているふたり目ちゃん。この他16:00ごろに果物などを少し食べることも。パンを自分で口に押し込もうとしたり、オレンジの房を手に持って吸いついて食べたり、スプーンも自分で口まで運びたがります。最近のふたり目ちゃんの様子を見ながら、だんだん赤ちゃんというより子供に近づいてきたなぁ、と思う今日この頃です。20111028車に乗る芳園 posted by (C)つばめ
2011/12/20
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もうだいぶん過ぎてしまいましたが、ふたり目ちゃん、満8か月になりました。7か月目から何もないところでスクッと立ち上がるようになったふたり目ちゃん、その立ち上がった状態から、前に1,2歩踏み出すようになりました。人生最初の歩みです。今までの最高記録が3歩で、すごい速さで右左右と足を交互に前に出し、母のほうめがけてバタッと倒れかかってきます。それにしても8か月目にして、はや歩く練習とは気が早い子です。上の子は1歳過ぎて、歩きたい気持ちはあるものの、どうやって前に進んだらいいか分からず、最初のうちは両足をいっぺんに前に出そうとしたりしていたのに比べ、ふたり目ちゃんは毎日お兄ちゃんが歩いたり走ったり、飛んだり跳ねたりするのがうらやましくてよく観察しているせいか、何でも上の子より早い気がします。先日など、ちょっと目を離した隙にこたつテーブルの前に置いてある台の上によじ登ってテーブルの上の物を取ろうとしていたのにはびっくり。体重7kg弱と小粒なのもあり、動きはとても機敏です。特に、「ダメ」といつも言われるコンセントを触りに行く時などは、ハイハイも2倍速にスピードUP。何とか母に止められる前にちょっとでも触ってやろうと必死です。今まであまり本を読んでやったりしていなかったのですが、 お兄ちゃんが赤ちゃんの時に読んでいた「いないいないばー遊び(木村祐一)」の本を出してやると、喜んでページをめくります。こんなに好きなんだったら、もっと早くに出してやったらよかったなぁ、と反省。つばめの中では、ふたり目ちゃんはまだまだ赤ちゃんで、本なんて分からないと思っていたのですが、子供の成長って本当に早いですね。おもちゃも右手から左手に上手に持ちかえます。つづく。↓20111109つかまり立ち芳園2 posted by (C)つばめ
2011/12/18
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9月から幼稚園の半日クラスに通い始めたチビちゃん、朝は夫が車で幼稚園まで送って行っています。(義父が教室の入り口まで付き添い)おおむね順調に通っていますが、時々、ぐずる日もあります。ある朝、幼稚園に行かないとぐずるチビを夫が抱きかかえて6階の自宅から1階の義父母の家まで連れて降りると、上着を着せられながら、チビちゃん、もじもじ。何か言いたいことがあるのか聞くと、ちょっと言いにくそうに、「チョコレートくれたら幼稚園行く」と言ったそうです。それで義母がすぐチョコを出して手に持たせ、幼稚園へ向かったそう。でも車中で義父が、「今チョコを食べたら、幼稚園の朝ご飯が食べられないよ、 幼稚園から帰ってから食べようね」と言い聞かせると、素直にチョコを食べるのを我慢。さて幼稚園から戻ってきたチビちゃん、、「チョコレート食べる」と言うので出してやると、一口食べて、「もっと食べたいけど、ご飯の後で食べる」と自分から言い出しました。えらい、チビちゃん!「チョコくれたら幼稚園行く」と条件をつけることを考えついたしたたかなチビちゃんでしたが、母のつばめに阻止されて、翌日からその作戦は通用しなくなりました(笑)。 いろいろ知恵がついてきたチビちゃんですが、これも成長の証。少しずつ「がまん」ができるようになってきたチビちゃんをほめてあげたいと思います。↓後ろから襟首を思いっきり引っ張られてます。P1090388 posted by (C)つばめ
2011/12/15
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チビちゃん3歳の誕生日を機に、今までほとんど食べさせていなかったチョコレートやスナック菓子などを解禁。たまに食べさせてやるととても喜びます。そんな時、おやつを食べながら、「ありがとう、お母ちゃん、こんなおいしいものくれて。」と言ってきます。おやつごときでこんなに感激した様子でお礼を言われると、何となくくすぐったい気分です。誕生日ケーキの残りをおやつに出した日には、「ボクの誕生日ケーキ、まだ残ってたんやなぁ。 お母ちゃん、ケーキ切ってくれてありがとう。」と言われました。子供ならではのストレートな言い方でお礼を言われると、こちらもうれしくなります。おやつって子供の楽しみなんだなぁ、今まであまりに厳しくしすぎてたかな、とちょっと反省モードのつばめ。そんなチビちゃん、「ありがとう」のほかに、「~てあげる」も最近よく使うようになりました。「(洗濯物の山を見て)ボクが畳んであげるからね」「(パズルを組み立てた後) かおんちゃん、これ壊していいよ。 壊したらボクがもう一回作ってあげるからね。」という感じ。子供なりに思いやりの気持ちが芽生えているのが感じられます。「(バナナパンを)ちょっと焼いたらね、 いっぱい焼いて、焦げてしまってね、 食べられへんなったよ」「だってなー、あんないっぱいなー、 パンの耳食べたからなー、おなか空いてへん」「これさ、置いといてさ、かおんちゃんがさ、 起きたらさ、食べようよ」と文節に挟む助詞も、最初は「~ね」だけだったのが、「~な」や「~さ」バージョンも口から出るように。赤ちゃんに風邪薬を飲ませながら『チビちゃんも飲む?』と聞いてみると、「ボク、飲まへんわ、いらんいらん。」と、関西弁もものすごく板についていて、思わずずっこけそうになります。「バッグってかばんのことだよ」「これ、『鍋敷き』っていうもの」「トーヨーター(←中国語発音)はトヨタのことなんやけど、 トヨタじゃないから、トーヨーターって言う」と言葉の定義や言い換えも上手。「これは日本語で○○、中国語では××って言う」と、日本語と中国語を比較してちゃんと理解している様子がうかがえます。頭の中はすでに中国語優勢なので、「これは(日本語で)何ていうの?」と聞くことが多いですが、中国語で概念ができていると、日本語もスッと入るという面もあるようです。チビちゃんの言葉の端々から、精神の成長が感じられる今日この頃です。↓妹に引っ張られたり、つかまれたり、 お兄ちゃんもよく家庭内暴力を受けています(笑)。 でも押し返したりせず、じっとがまんしているのがえらい!P1090385 posted by (C)つばめ
2011/12/14
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チビちゃん、最近「おどし」が効くようになりました。例えば、ある夜、ソファーの上のクッションやカバーなどを全部床に投げ落としてはしゃぐチビちゃんに、「もう一回したら、暗いお部屋に入ってもらうよ」と言うと、すぐにイタズラをやめたのにびっくり。今まではそんな脅しが全然効かず、とにかくやりたいことはやるという感じだったので意外でした。ようやく大人の言葉の意味が分かり、自分の行動を抑制することができるようになってきたようです。他には、歯磨き後のうがいを嫌がるチビちゃんに、「うがいしなかったら、歯が黄色くなるよ。 ほら、もう黄色くなってきてる。」とちょっと脅すと、泣きそうになったチビちゃん、「ボク、黄色い歯見たい」と言い出し、鏡で歯を映して見た後、6回もうがいをしたのにはびっくり。いつもは2回しかしていないのに、よほど歯が黄色くなるのが嫌だったのでしょう。今までは、どんなに歯が黒くなるとか虫歯になるとか脅しても、イヤはものはイヤだとダダをこね通すのが常で、歯が黄色くなるのがイヤだから(がまんして)歯磨きをするという思考回路は今までになかったものです。また、今まで約束しても守れないのが常だったのですが、ようやく約束の意味が分かってきた模様。夜中に起きて泣き叫ぶことが多いチビちゃん、ふたり目ちゃんが起きてしまうので、今は父親と別室で寝ています。ある夜、母と一緒に寝たいというチビちゃんに、「夜中目が覚めて、お母さんが赤ちゃんに おっぱいやっていても泣かないって約束できる? できるならお母さんの横で寝ていいよ」と言うと、「約束できる」と言うので、「じゃあ指切りね。♪指切りげんまん、 嘘ついたら針千本飲―ます、指切った♪」と指切りすると、「針って何?」「千本って?」と聞くので説明してやると、泣きそうになり、しばらくして、「・・・お父ちゃんと寝る、針飲まない」と言い出しました。きっと、夜中泣かないでいられる自信がなかったのでしょう。道理がようやく少し分かってきたのだなー、と思うとともに、約束できないから母と寝るのをあきらめたチビちゃんを、ちょっとかわいそうに思った次第。 少しずつ道理が通じるようになってくるにつれ、一時期のかんしゃくも少しずつ治まってきつつある今日この頃。子供の成長の速さを感じています。↓チビちゃんもふたり目ちゃんも、押入れ大好き!P1090408 posted by (C)つばめ
2011/12/13
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最近、お絵描きが上手になってきたチビちゃん。以前から線やらマルやらを描いて、やれ爆竹だのなんだのと言うことはありましたが、説明を聞かないと全くなんだか分かりませんでした。それが最近の絵は大人が見ても何となくそれらしく見えます。バスなど車を描くのが好きです。さて、日本語のほうは3歳を過ぎてますます磨きがかかってきました。例えば、幼稚園から帰宅後、「ボク、幼稚園で机に頭ゴンって打って、 ちょっと泣いた。それで帰る時『先生さようなら』って言われへんで、 エッ、エッって言うた。」と、幼稚園での出来事を詳しく話してくれたり、おもちゃを手に、「ここを押して、それでこの中に入れて、 それでギュッギュッってして、 それで、この青いボタンを押したら音が鳴る。 お母ちゃんしてみて。」とおもちゃの使い方を説明してくれたり。電話ごっこで、母のつばめが日本のおばあちゃんの役になり、「チビちゃん、元気にしてる?」と言うと、「元気やけど、まだちょっとエヘンエヘンってせきが出る」と言うふうに、自分の状況を詳しく説明できるようになりました。以前のチビちゃんなら、「元気」と答えるか、「元気じゃない」と答えるか、「うん」「ううん」で答えるか、ともかく一言の返答だったはずです。ある日、ふたり目ちゃんを寝かしつけている時、チビちゃん、お皿やフォークなどのママゴト道具を持ってきてガチャガチャしながら、「ケーキやで」などと話しかけてきます。その声に寝そうだったふたり目ちゃんが目覚めてしまい、「ほら、チビちゃんがうるさくするから、 かおんちゃんが起きちゃったやん」とちょっと責め口調で言うと、チビちゃん、「かおんちゃん、ケーキ食べてから寝ようよ、 って思ったけど、かおんちゃん食べへんで、 ボク、悲しかった・・・」と言われ、なんだかつばめのほうが申し訳ない気持ちに。こんなふうに、自分の気持ちをうまく表現できるようになったきたんだなぁ、としみじみ。逆に、ものすごく簡単なことを聞いてくるようになり、???です。例えば、母 :「バナナ食べる?」チビ:「バナナって何?」母 :「ほら、ホワンホワンがいるよ」チビ:「ホワンホワンって何?」母 :「うちで飼ってる犬の名前やん」チビ:「犬って何?」母 :「それ、破ったらダメだよ」チビ:「破るって何?」という感じ。明らかに分かっているはずのことを聞くのは、どういう意図があるのか不明。改めて言葉の意味を確認したくなる年頃なのでしょうか。子供ってほんと不思議な生き物だなぁ、と思うつばめです。つづく。↓王府井の「中国照相館」撮影のチビちゃん肖像写真20111106チビ中国照相館y posted by (C)つばめ
2011/12/11
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先日、ふたり目ちゃんにあまり日本語で話しかけてないのを指摘され、反省したつばめですが、上の子(チビちゃん)に日本語で会話する時間も確実に減っています。ふたり目ちゃんが生まれるまでは、明らかに日本語優勢だったチビちゃんですが、つばめがふたり目ちゃんを出産し、新生児の世話にあけくれている間、チビちゃんは他の家族や親戚に見てもらっている時間がぐっと増え、1か月で完全に中国語優勢になりました。さらに、今年の9か月から幼稚園の半日クラスに通い始め、一日の半分は幼稚園で過ごしているので、その間は完全に中国語環境で過ごしています。残りの半分の時間も、つばめはふたり目ちゃん世話があるので、以前のようにチビちゃんべったりというわけにはいきません。かくして、チビちゃんが日本語で母と会話する時間は、ぐっと減ってしまいました。そんなある日、つばめが子供連れでママ友と会う約束をし、チビちゃんに、「今日はお母さんのお友達と会うよ。 チビちゃんと同じ年の女の子も来るよ。 その子のお母さんも日本人だから、 その子も日本語が話せるんだよ。 だから日本語で話してね。」と言うと、チビちゃん、「中国語で話す」と言います。なぜかと聞くと、「その子は中国語のほうが上手(だと思う)」と言うので、「じゃあチビちゃんは?日本語と中国語どっちが上手なの?」 と聞いてみると、迷うことなく「中国語」と答えました。それを聞いて、内心ショックを受けるつばめ。チビちゃんが中国語優勢になっているのは分かっていましたが、それをチビちゃんの口から聞いて、改めてはっきり知らされ、「やっぱりそうか・・・」とショックなつばめ。中国で暮らしているんだから、中国語ができてくれないと困るのは確かなのですが、「つばめがさぼっていたからだ」という気持ちになり、なんとなく反省モードになってしまいます。以前はチビちゃんの日本語でのごっこ遊びにもよくつきあっていたつばめですが、ふたり目ちゃんがいる今は、「できたら一人で遊んでいてほしい」という気持ちがあり、ゆっくりごっこ遊びにつきあうことも少なくなりました。母との時間が減ったうえに、母がチビちゃんとの日本語会話に積極的ではなかったら、そりゃあ中国語優勢になるでしょう。ま、でも子供の環境適応力というのはすごいです。年末から年始にかけて日本に3週間戻る予定なのですが、その間にチビちゃんはまた日本語優勢になると思います。日本の家族と交流できる日本語力を維持できるように、チビちゃんと日本語でお話しする時間も大切にしたいと思います。↓トイレでのチビちゃん。おしゃべりばかりして なかなか終わりません。(楽天ブログの写真容量がなくなってしまったので、 これはフォト蔵というサイトにUPした写真を貼り付けてます。 うまくいくかな?)20111109トイレの羽辰 posted by (C)つばめ
2011/12/10
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今、義父母の家に親戚が長期で泊まりきているのですが、先日その人に、「あれ、つばめ、ふたり目ちゃんには あんまり日本語で話しかけないねえ。 チビちゃんの時には、生まれてすぐから すごく意識して絶え間なく日本語で話しかけてたのに。」と言われました。義母も同意して、「私もそう思ってたのよ。ふたり目ちゃんも チビちゃんみたいにバイリンガルになってほしいけど、 この環境では無理かもしれないわね。」と言います。そう言われてはじめて、ふたり目ちゃんの日本語教育を手抜きしていたことに気付かされたつばめ。上の子の時は、「つばめ以外は全員中国語という環境で、 はたしてこの子は日本語を話せるようになるのか」という危機感があり、「この子に日本語を教えられるのは母のつばめしかいない」と、生まれたすぐから、すごく意識して日本語で話しかけていました。日本で子育てする普通のママが1話しかけるなら、つばめはその3倍か5倍話しかけないと、普通の日本の子供並みに話せるようにはならないと考え、とにかく日本語を話してきかせることを非常に意識していました。その成果あってか、上の子の日本語は、日本で育った子と同じとまではいかないかもしれませんが、3歳にしてはかなり流暢に話せるようになっています。それでほっと一安心したのもあって、「ふたり目ちゃんも、普通にしてれば 上の子のように日本語を話せるようになるだろう」という気持ちがあり、特に意識して日本語で話しかけるということをしていませんでした。上の子の時は、つばめは上の子にかかりっきりでしたが、ふたり目ちゃんは、ただでさえ母の時間の半分はお兄ちゃんの相手に取られています。バタバタと忙しくしているうちに、ふたり目ちゃんにゆっくり日本語で話しかけたり相手をしてやることなく、気がついたら8か月が経っていました。でも考えてみると、上の子が日本語が話せるからといって、下の子も自然に話せると考えるのは甘いですよね。上の子がに母親と日本語で会話するのを聞けるというメリットはあっても、やっぱり母親のつばめが直接ふたり目ちゃんに日本語で語りかける時間が少なければ、やっぱりふたり目ちゃんの日本語レベルに影響すると思います。日本語教師であるつばめは、子供が日本語をどれだけ話せるようになるかならないかは、日本語のインプット量にかなり関係すると思っています。1つの単語を10回聞いて覚えるか、50回聞いて覚えるかは、子供の記憶力のよさや、その単語を聞いた場面のインパクトの強さによって違うとは思いますが、いずれにしても、まずは日本語をいっぱい聞いてインプットしないと、話せるようになんてならないのです。インプットがあってはじめてアウトプットがあるのであって、日本語を話し聞かせてないのに、子供が勝手に日本語を話し始めるわけがありません。中国の家族に囲まれている中、日本語を話すことを意識していなければ、つばめの発話のほとんどが中国語になってしまいます。子供に話しかけるのだって、周りの家族が何を言っているか分かるようにという意識が働き、つい中国語になってしまうのです。周りの家族の分からない言葉(日本語)で子供に話しかけるのは、「家族が分からなくても、とにかく子供には日本語で話しかけるのだ」という強い意志がないとなかなか徹底できません。「ま、なんとかなるさ」と思ってふたり目ちゃんに特に意識して日本語で話しかけていなかったことを反省した次第。これからは意識して、ふたり目ちゃんにいっぱい日本語で話しかけてあげようと思います。
2011/12/09
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ふたり目ちゃん、満8ヶ月を前に歯が生えてきたようです。ある日、陶器のコップでふたり目ちゃんにお水を飲ませていると、「カチカチ」とコップのふちを噛む音。おおっ!?と思ってふたり目ちゃんの下歯茎を触ってみると、かわいい歯が顔を出していました。そして今日はカチカチと歯を打ち鳴らすような音が。どうやら下の歯だけでなく、上の歯も生えてきている模様。風邪を引いて鼻が詰まってて、時々ひどく咳き込んでいるふたり目ちゃんは、苦しいのか、どうしても口を開けてくれず、白い歯を目で見て確かめたわけではないのですが、あの「カチカチ」という音は、下の歯だけでは鳴らないので、きっと上の歯も1、2本顔を出しているに違いありません。風邪が治ったら口を開けてみて、かわいい歯を確認したいと思います。
2011/12/07
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前回、タオバオはニセモノがいっぱいだという話を書きました。タオバオの運営会社であるアリババはそういう指摘に対しては、「当社はネット上で商品売買の場を提供しているだけで、 売買されている商品の内容については関知しない」という姿勢ですが、今後もそれで済むかといえばそうはいかないでしょう。それは当のアリババ自身よく分かっているはずです。さて最近、「タオバオ商城」の出店費用や保証金が突然何倍にも値上げされたことで、タオバオ商城内にネットショップを開いている店主たちが怒ってタオバオ本社前でデモをしたり、タオバオ内のシステムを攻撃したりしたことが新聞で大きく取り上げられましたが、それを見たつばめ、「なるほどそうだったのか~!」とピンときました。実は数年前、タオバオで和式敷布団を購入する際、つばめと夫はそれぞれタオバオで検索して商品を探したのですが、つばめと夫の検索結果が違って、つばめは「タオバオネット」で、夫は「タオバオ商城」で検索していたことが分かりました。それでタオバオには「タオバオネット」と「タオバオ商城」の2種類のサイトがあることを知ったのですが、なぜ同じタオバオなのにサイトがふたつあるのか、この2つのサイトの違いがよく分かりませんでした。でも今回の値上げで、アリババの意図が透けて見えた気がします。どうやら「タオバオ商城」は「タオバオネット」のグレードアップバージョンのようで、商城に出店しているネットショップの信用度がより高いということのようです。ニセモノ天国のタオバオネットは、政府がニセモノを一斉取り締まりなどすれば、立ち直れないほどの大打撃を受けます。タオバオというブランド自体が滅びてしまいかねません。そういったことを避けるためにアリババは先を見越して「タオバオ商城」を立ち上げたのではないでしょうか。開店費用等の値上げも、それだけの資金力がある店を選択するというふうにも取れます。「それだけの資金力のない店は、タオバオネットに 移ればいい」というようなことをアリババも言っており、少額の資金でニセモノを販売し、いつドロンしてもおかしくないような店は徐々にタオバオネットのほうに押しやり、「タオバオ商城」にはニセモノを売る店が入れないように敷居を高くしてふるいにかけることで「タオバオ商城」自体の信用度やブランドを築こうとしているようです。そしていざニセモノの取り締まりが厳しくなった時には、トカゲがしっぽを切って逃げるように、「タオバオネット」を切り捨てて「タオバオ商城」一本に統一する、という青写真を、アリババは描いているのではないでしょうか。これでタオバオブランドはニセモノとともに滅びてしまうことなく、無事生き残っていけます。少し前の新聞に、「タオバオ商城」で販売されたカシオの腕時計がニセモノと判明した際、「タオバオ商城」が店から預かっている保証金を使って、購入者に購入金額の2倍(アリババは3倍返しと言っていたが、実際は2倍返しだった)の金額を返金したという記事が載っていました。ニセモノを排除して信用を築こうとしているアリババが、3倍返しと言っておいて実際は2倍しか払っていなかった(ウソついてるじゃん!)というのが中国企業らしいですが、消費者にしてみれば、「タオバオ商城は本物を販売するサイト、 もし万一ニセモノでも、タオバオが全額返金どころか、 2倍返しを保証してくれる」というので、タオバオネットより安心して購入できる気がします。今のところ、「タオバオ商城」は「タオバオネット」よりニセモノが少なめ、といった程度なのかもしれませんが、アリババが「タオバオ商城」の信用を築き、大切に育てていこうとしているのが見て取れます。中国の経済発展とともに、ニセモノもだんだん少なくなっていくのかな、と思いつつ、タオバオネットで手に入れた、よいニセモノやひどいニセモノを並べて感慨にふけるつばめなのでした。注:アリババの思惑はつばめの妄想にすぎません(笑)。注:タオバオネットでは、多くの店が 「うちの商品は『正品』だ」とうたっていますが、 それだけ「本物だ」と強調しなければならないほど、 ニセモノがあふれているのだと思ってよいと思います。 ちなみにCAMPERのニセモノ靴も堂々と 「正品」だとうたっていました。 どうやら「正品」は正規品とか本物とかいう意味ではなく、 「ちゃんとした品」程度の意味なのかなぁ、 と頭がこんがらがっているつばめです。
2011/12/04
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タオバオネットでの買い物の話の続きです。靴はそんな感じでガッカリでしたが、「おお、これはいいニセモノにめぐりあった」と思ったのはERGOのだっこ紐。この年末、3歳の息子と、4月に北京で生まれた生後8か月になる赤ちゃんを連れて日本に里帰りする予定なのですが、つばめ一人で子供二人を連れて飛行機に乗るのは初めて。とりあえず、親も赤ちゃんも快適な抱っこひもを購入したいなあ、と思って、数人の日本人の友人に聞いてみたところ、みな口を揃えてERGOというアメリカブランドのだっこ紐が断然いいと言います。友人の一人は、親切にもタオバオ内のショップのアドレスまで教えてくれ、「たぶんニセモノだと思うけど、 日本で買った人のと比べてみてもほとんど差がなく、 使い心地も本物と変わらない」と教えてくれました。教えてもらったショップをのぞいてみると、「うちのはその辺の、ブランド名だけうたって 質を落として作ったニセモノとは違う、 正真正銘のちゃんとした品で、この値段は、 限りなく材料原価に近い破格値です」というようなことが書いてあります。どうやら、ERGOの中国指定の工場で正規品同等の素材を使って作られた商品のようです。ショップではよい品だと自慢げに宣伝していますが、ERGOのロゴの使用や、ERGOのブランド名を使っての販売は、ERGO本社の許可を得ているわけではないでしょうから、悪質といえば非常に悪質な知的財産権の侵害です。だけど購入する側としては、日本で買うとネットでも6~7千円、店頭で1万円は下らない商品と同じ質の商品がタオバオで145元(約1400円)で買えるのだから、これはありがたい。つばめが購入した商品も、商品保証書やアフターサービス等の連絡先がないのと、説明書の日本語が一部コピー&ぺーストを間違えたようで、文章が途中から始まっているところがあり、ニセモノだと確信しましたが、使い心地は大変よく、商品自体の質と値段には大満足です。最後は授乳服と下着。授乳用に日本で買ったクロスオープンのハーフトップがそろそろくたびれてきたので、買い換えようと思い立ったつばめ。日本に戻った時に買おうかと思ったのですが、「もしや」と思ってタオバオネットで検索すると、いっぱい出てきました。つばめが選んだお店は、日本輸出製品のマタニティー・授乳服専門のお店。千趣会、セシール、犬印本舗、ローズマダム、ニッセン、西松屋などの名前がずらりと並んでいて、これはいいと思ったのですが、HPを見ると、ちょっとおかしい。トップの商品写真は、日本の千趣会などのカタログの写真をそのままパクって使っているのですが、品揃えの中の商品の色や柄が、写真と違うのです。カタログ写真っぽいのには、紺白ボーダーと水玉なのに、商品選択ボタンは、赤白ボーダーと黒無地だったり、カタログの商品の色は3色展開なのに、商品の色が6色あったり。日本の商品のデザインをパクって、よく似た布で作っているのじゃないかな。時々カタログ写真と同じものもあるので、それは日本の会社が中国の工場に発注した余りか、B級品などかもしれません。同じデザインなのに、「同じLでも、茶色のは灰色のより大きいので注意」という注釈が付けられていたりして???です。最初は、日本と同じ製品が中国で安く手に入るならラッキー♪と思ったのですが、どうも玉石混合という感じ。ためしにハーフトップや授乳服を頼んでみましたが、タグの日本語の字がちょっと小さくて、なんとなく偽物っぽいけど、割合質はよかったです。それにしても、中国の工場に発注している会社は、デザインはぱくられるわ、堂々とブランド名を使って類似品を販売されるわ、やりたい放題されていますね。これが中国の現状ですが、これが今後もずっと通用するかといえばそうはいかないでしょう。タオバオを擁するアリババグループもそれはよく分かっているようです。つづく。
2011/12/02
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最近ネットショッピングにはまっていると前回ちょこっと書きましたが、利用しているのはもっぱら「タオバオ」という中国最大のお買い物サイト。ありとあらゆるものがタオバオのネットショップで売られており、つばめは年末に日本に戻る予定だけど、日本で買おうと思っていたものでも、タオバオネットで検索するとかなりのものが手に入ることが分かりました。でも、日本と同じものが手に入るかというと、手に入る場合もありますが、ニセモノの確率が結構高い。最近購入したものでは、GOO.Nの紙おむつ、授乳服や下着、ERGOのだっこ紐、CAMPERの靴などがありますが、本物と確信できたのは紙おむつのみ。これはパッケージも中身も正真正銘の日本製で、店頭で170元ぐらいするのが118元で買えるし、タオバオで購入ボタンをクリックするだけで翌日には商品が届いて、その速さにびっくり。送料10元を入れてもネットで買うほうが断然安いし、わざわざ店まで買いに行って、大きい紙おむつの袋を抱えて家まで持って帰る手間が省けて本当に便利。すでに何度もリピートしています。逆に、思いっきりニセモノと確信できたのはCAMPERというスペインブランドの靴。この夏に街角のあるセレクトショップで偶然CAMPERのサンダルを購入し、履き心地がとってもよくて気に入ったので、秋冬に履ける靴がないかとタオバオで検索してみたら出てきたので購入。店頭で買ったサンダルは368元で夏ももう終わりだからもうちょっと負けてよ、と言ってみたが、店主は「これは値引き後の値段だよ、この靴は本物だからこれ以上びた一文負けられない」と強気の発言で、結局言い値で購入。それが秋物の靴はタオバオで検索すると158元と超破格値なので、値段からしてニセモノっぽいとは思っていましたが、送られてきた靴は、PUMAのボロボロの箱に入っており、靴についているゴムタグに入っているはずの「CAMPER」というブランド名がありません。明らかにニセモノで、箱からして装うことすら放棄しています(笑)。値段にしては履き心地はそれなりですが、夏のサンダルとは比べ物になりません。宅配便で送られてきましたが、送り状には送り主の住所や会社名はなく、送り主名も偽名でした。つづく。
2011/12/01
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