全87件 (87件中 1-50件目)
先日,スイカバーアイスを作った時,作り方に「メモ型に入れて凍らせます」……としか書かれていなくて, 「かき混ぜないのに,カチコチにならないの」「体積が増えて型からはみ出さないの」 とフツフツと疑問が湧いてきたのですがレシピ通りに型いっぱいに液を入れて凍らせてみると……溢れることもなく,シャキシャキのアイスキャンディーが無事に出来上がりました~嬉しいけど,なんでと思ってしまう損な性格理由が確かめたくて早速実験してみました。 10(砂糖10水90),30(砂糖30水70),50(砂糖50水50)wt%の砂糖水を用意しました。おもちゃの試験管セットにそれぞれ15g入れて体積を量り,砂糖水の密度を計算してみました。50wt%の砂糖水だと密度約1.2となりました。(注:ネットで砂糖水の密度を調べると実際はもう少し値が高いみたいです)次に砂糖入りの氷の密度も計算することにしてこんどは全部目盛りを15に合わせて凍らせました。 一番左端の水のみ透明で,砂糖水はすべて均一に白くなっています。砂糖が多いほど,体積変化は小さく,50wt%のものはほとんどそのままです。密度の計算結果をグラフにしてみました。氷の方が直線的に増えているような気がします。 ブロックで凍らせたものも作ってみました。10wt%のものは若干透明感があり,50wt%のものはちょっと触ると崩れるくらい脆い氷です。10wt%のものはなかなか崩れず,数回叩いているうちに一気に粉々になります。30wt%のものが市販のアイスキャンディーに近い感じです。 何故このような氷ができるのか予想してみました。温度を下げていくと,砂糖水の中から水が析出してきます。「再結晶」という現象です。氷の量が増え,砂糖水の濃度が飽和水溶液にまで上がったところで硬化がストップするんじゃないかな?この予想を元に,飽和水溶液=200wt% 密度1.3 /氷 0.9として氷と飽和砂糖水の体積比を計算するとこんな感じになりました。50wt%のものは氷の割合が半分以下という結果に。でも密度を計算してみると,意外と実測値と合いました。あながち大ハズレてもないような予想が裏付けられてなんだか嬉しいです。久しぶりのキッチン実験。楽しかったです。今度はどんなアイスキャンディーを作ろうかな~。スイカバーを作った日記↓ダイソー 「スイカバー,メロンバーの素」でスイカ柄のアイスキャンディー作りその後,スイカバーの素には出会えません。シリコン型は外しやすくていいですね。
2024.05.13
コメント(0)
知人にお勧めされて,読んでみました。「大人のための高校化学復習帳 元素記号が好きになる」 (ブルーバックス)Amazon(アマゾン)「大人のため」とあり題名だけだと教養書のようですが,これは,ちょっとボリュームを減らした高校化学の教科書です。大人の学び直しというよりは,受験勉強を始める高校生が履修済みの内容を思い出すのにピッタリだと思いました。 理論化学,無機化学,有機化学,高分子化学と分かれていてまさに教科書の目次,しっかり入試頻出の反応式も取り上げられています。教科書のように説明に終始していないので量の割りに読みやすいです。先生に説明してもらっているように読み進めることができます。時折,授業中に集中力が切れた子供たちに先生がしてくれるようなお話も織り込まれています。「ドイツが世界大戦中,火薬を造り続けられたのはナゼ?」なんて面白いですね。さあ,化学の勉強始めないと! と思っても参考書や教科書になかなか手が伸びない……という方に少し手軽に読める一冊,おススメです。※追記 熱化学方程式は使わずエンタルピーで書くようになるのでここは教科書を使って確認が必要です
2024.01.30
コメント(0)
先週の土日に行われた共通テスト(化学)を早速解いてみました。悪天候の中の移動だった方も多かったのでは共テの日ってよく雪が降るような気がします。緊張が膨らみますよね。本当にお疲れさまでした。今年度の化学の共通テストは,幅広い知識と,正確な文章の読み取り能力が必要な解き甲斐のある問題でした。特に第4問の有機化学は色々な知識を組み合わせて解く問題が多くしっかり勉強した人が得点できるようになっているように思いました。 第2問の平衡の問題も,平衡定数の式が書いていなかったので自分で式変形をして,覚えていないといけない問題でした。鉛筆電池も全体の反応式のみで電気量を求める問題でした。エクセルで計算しちゃいました。合ってるかな?でも順番をつけるだけなので,足し算も割り算も必要ない問題です。それにしても空気亜鉛電池ってすごい!自分は第3問の計算問題で問題文の勘違いをしてしまいました。鉛筆塩化銅(I)を塩化銅(II)にするための塩素を求める問題ですが「全部の塩化銅(I)を元に戻す」を見落としてしまいすごく悩みました。思い込みは怖いですね!!・・しかし何で戻さなきゃいけないのかな?もう使わないのに・・でも「250」という選択肢がないので間違いに気付けるようになっていました。第5問は化学の問題かな・・?教養問題という感じで長い文章の中から必要な条件を手早く取り出すことができればすぐに得点できる問題でした。こういう問題が確実に取れるようにいろいろな文章題に取り組んでおくといいのかもしれません。いよいよ受験の季節が始まったところで,急激に寒いですね。体を冷やさないように,受験生頑張って下さい!* * * 過去問も大切* * *■化学,化学基礎■実験
2024.01.17
コメント(0)
::::::::::::::お土産でいただいたわらび餅に酸素検知剤が入っていました。ネガモールドという商品で酸素検知剤付きの酸素吸収剤だそうです。 検知剤だけじゃなく,吸収剤も入っているんですね。どのくらいの量の酸素を吸収するのか気になって空のペットボトルに入れて蓋をして1日置いてみました。そうしたらこんなに凹みました。びっくり。こんなに吸収するんですね。 水の中で蓋を開けて,凹んだ分の体積を量りました。 実は2個入れたサンプルもあったのですが水を入れるときに失敗してなくなりました。ガーン残念…機会があったらリベンジしたいです。 結果がこちら。こんな小さな袋の中に62mLの酸素が入っているなんてすごいですね! ますます2個入れた結果が惜しい… 調べると,鉄と酸素の反応だそうです。60mLの酸素を吸収する鉄の量を計算してみました。なるほど,完全に酸化鉄になるのならほんの少しで大丈夫なんですね。ふむふむ。カンタンでおもしろ実験でした。 * わらび餅美味しかった♪*designed by
2023.11.22
コメント(0)
::::::::::::::卵🥚の殻をお酢で溶かす,おうち実験をしました。卵の殻は主に炭酸カルシウムでできているのでお酢で溶かすことができます。反応は,弱酸の遊離反応となります。発生するのは二酸化炭素。重曹とクエン酸の反応と同じパターンの反応です。一度お酢を取り換えて,2日放置して殻を洗い落とすと,こんな感じになりました。元の卵と比べるとかなり膨張していることが分かります。うっすらと黄味が透けて見えます。柔らかいゴムボールのような弾力性。そっと机に落とすとすこし弾みます。おもしろ~い。それでは,塩水に漬けて半透膜の実験をします。原理としては塩(イオン)は卵殻膜を通らず,水だけ通るので濃い食塩水の方に水が移動して卵が小さくなる,ということです。実際は,多少は小さくなりました。が,それほどでもないです。ついでに染めてみました。青い食用色素できれいに染まりました。これを割ってみましたヒヨコ。実は,ゼリーみたいになっていると思ったんです。ところが……破裂して水が飛び出してきました!ビックリした~。卵殻膜は多少固くなっているのかな?ラップのように容器に貼り付けることもできます。色もありますが,割れた風船のかけらみたい。知らなければ卵の一部には見えません。この実験はいろいろなところで紹介されていて,自分でやってみても新しい知識は得られないかな?と思っていたのですが,やっぱり,実際にやってみるっていいな。と思いました。 これにはウズラの卵の実験が載っていました。ウズラは殻が薄くてすぐ作れるようです。 にほんブログ村* 秋の夜長は実験。 *designed by
2023.10.08
コメント(0)
以前作ったエプソムソルトの結晶をかき氷に見立てたら可愛いかなと思いつき,久しぶりに実験してみました。「エプソムソルト」はシークリスタルスとも呼ばれ入浴剤として市販されています。当時あれこれ試して,最後に決まったレシピがこちら。ただ,2022年3月と今と気温が違うので,どうかしらと思いながら実験開始。カキ氷の大きさを想定して丸い容器に結晶を作ります。室温が10度は違うかと思いますが,同じようなイメージで析出しています。(ただ,蓋のように表面に結晶が出るので乾燥しないようにした方がいいかも)今回は小さめの結晶をぎっしり作りたかったので結晶が出てこなかったものは1日待たずに種を入れています。 1日ほどでぎっしり析出しました。青いものは,インクジェットプリンターの詰め替えインク入りです。私のこれまでの経験では,青だけ色がきれいにつきます。結晶待ちの間に土台を準備。この前作ったカップに発泡スチロールを詰めて…溶液を流し,そっとひっくり返して容器から外しキッチンペーパーの上で乾燥させたものをボンドでくっつけてみました。おお,けっこう氷っぽいではないですか🍧青いものは白いものと適当に合わせてボンドで止めました。表面がもろいので,補強とシロップを兼ねてUVレジンをかけました。かわいいです。紙コップは木工用ボンドがにじむので全部終わってからカバーを付けました。(製本カバーを貼っています。)可愛くできたので,プレゼントにいっぱい作ろうか計画中。お洒落な入浴剤ですよね~。結晶を作った日記入浴剤で結晶作り(エプソムソルト)① 細長い結晶ができました。エプソムソルト(入浴剤)の結晶②で面白いオブジェをつくろう~紙コップの作り方はこちら紙コップの型紙を考えてみました。かき氷のミニチュアを作る① 2005-2010 CHEE Tous droits réservésconçu par Chee
2023.09.11
コメント(0)
夏休みが終わったので,かき氷のミニチュアが作りたいなと思いまずはカップを作ってみました。…夏休みが終わったので,ってどういうこと?と自分で自分に突っ込んでしまいますがでも夏は時間がないのです。やっぱり大人の自由研究は秋なんです。作りたいカップの大きさを測ったら底3.8センチ,蓋5センチ,高さ5センチでした。断面を図にするとこんな感じです。こういう細長い円錐の下の方を切った形を考えました。(円錐にするなら逆向きがよかったかな…)この細長い二等辺三角形の長辺を半径にした円を書き,さて,ここから側面を切り出すには,これを底の直径分だけ切り取ればよい…のだと思います。多分。私はパワポしかもっていないので,扇形の角度は測れませんでした。43度は測れなかったので,直角二等辺三角形をはめ込んで45度の扇形にしています。計算はエクセルにやってもらいました。これでいつでも好きな大きさのカップが作れるはず!しかしほんとにこんなに複雑になっちゃうのかな壮大な勘違いをしていないことを祈るばかりです。 真ん中にはいらすとやさんのかき氷の旗をお借りしました。適当な紙に印刷すれば写真と同じものを作ることができます。カップができたところで疲れてしまいましたが一応出来たのでかき氷のミニチュアも作ろうと思います。こんな風にできたらいいな。あこがれ。 desighed by
2023.09.07
コメント(0)
塩,砂糖,しいたけ,お茶,氷,りんご,イースト菌…おうちにあるものだけでこんなに実験できるなんて!!理系力が身につく週末実験 身近な不思議を読み解く科学 パンが膨らむのはどうして?寒天とゼリーの違いは?紙を折らずに飛ばすには?等身近な実験方法が写真入りで詳しく説明されていてやり方も学校の教科書のように丁寧。30近くの実験が紹介されているのでお気に入りが見つかるのではないでしょうか。基本家にあるもので実験でき,比較実験の条件の揃え方も提示してあるので実験してみたいけど,何から手を付けたらいいかわからないという方にとてもおススメです。これまで幾つもおうち実験に関する本を見てきましたがこの本はその中でも解説が詳しく専門的です。(逆に言うと子供だけで理解するのは難しい部分も)とりあえず,一番すぐできる「甘いトマト🍅を見つける」実験。甘くない🍅は水に浮く,ということでドボン!全部沈みました。おっと,我が家のトマトはどれも甘かったようですこんなこともありますね。ここでオリジナル実験ということで塩を加えて行くと…浮くものが出てきました。このトマトの中では一番糖度が低いものということになるのかな。…実際食べてみても差は分かりませんでした 一部頑張ってみたい方向けに炎色反応の実験方法も紹介されていました。 持ち歩きにも実験中に邪魔にならないコンパクトさ。電車の中で楽しく読みました。お茶からとれるカフェインの結晶が見たい…このためだけに茶香炉を買うか現在,迷い中ですにほんブログ村にほんブログ村
2023.08.23
コメント(0)
美しい色合いのマーブルチョコ。チョコレートにアイシングがコーティングされています。このコーティングは水で簡単に解けるので綺麗な色水を作ることができます。冷たい水なら,コーテイングは溶けてもチョコは溶けません。小さじ1杯の水にマーブルチョコを入れ,冷蔵庫へ。今回は数が多かった水色,赤,オレンジをチョイス。4粒ずつ溶かしてみました。後で温めたかったのでプリンカップを使っています。こういう感じのもの。時々揺らしてかき混ぜるときれいな色水ができます。チョコレートを取り出してグラニュー糖大さじ1を加えてホットプレートで150℃に加熱します。クッキーを型取りして焼いておいて…(ステンドグラスの枠風にしたくて竹炭を混ぜたらなんも中途半端な色になってしまいました)お砂糖がふつふつと沸騰したらトングで持ち上げて泡を落ち着かせて穴に注ぎます。今思うとチョコレートをクッキー生地に混ぜたらもっと美味しかったかな?色もチョコ色の方が美味しそうだし…今回はおやつとして,ぼちぼち,食べちゃいました。水色は温度を上げていく過程でかなり退色してしまいました。今回買ったマーブルチョコは黄色や黄緑の粒は少なくて3色しかトライできなかったのでたくさん買えば,いろんな色で作れるかな?1キロ…というと約30本分業務用ってすごいですねにほんブログ村
2023.08.11
コメント(0)
本のタイトルから何となく燃焼 とか 爆発といった"映える反応"の写真を楽しむ本なのかなと勝手に想像して購入。実際,期待通りの写真がいっぱいで,ページをめくるたびに「おぉ~すごい」を連発。中には塩素と金属ナトリウムを反応させた粉末をポップコーンに吹きかけている凄い写真もありました。燃えているようにしか見えませんが,塩化ナトリウムができているのだそうです。確かにそのはず。本全体としては,植物の電子顕微鏡写真から星雲まで,幅広い化学反応が取り扱われており,反応の説明も構造式を用いて具体的に書かれていて想像以上に学習参考書の部類でした。百科事典として見て楽しむのには元素図鑑の方がいいかもしれません。以前調べたサイリウムの反応も載っていました。プロが描くとさすが綺麗ですね。(私がやったおうち実験)そもそも化学反応とはどうなのか?起こりえる反応,ありえない反応の区別は?といった内容にも踏み込んでおり,大人の理科の学び直しとしてもよい本になっています。爆発についても反応速度との関連が説明されていてとても参考になりました。おうち実験も安全な物質だからと気を抜かず,慎重にしないといけないですね美しい反応といえば炎色反応ですが,こんなロウソクを発見しました。すご~い一つの炎からいくつもの色が素晴らしい技術ですね。にほんブログ村2005-2010 CHEE Tous droits réservésconçu par Chee
2023.08.08
コメント(0)
、一見"手作り雑貨の本かしら"と思うような可愛らしい表紙の本ですがしっかりとした学習書です。実験でおこる内容の原理が分かりやすいことばで丁寧に説明されています。紹介されている実験はどれも家にあるものですぐできる簡単なものばかりです。カリフラワーで維管束の観察をするのをやったことがなかったので試してみました。白いですから見やすいですよね。こういうサラダも楽しいのかな?茎の形に添って維管束が並んでいます。スマホ顕微鏡で見ると,道管(内側の水が通る方)の方が太いことが分かる部分もありました。他にもバターを作りや,お酢と重曹を混ぜるものなど。20種類以上の実験が紹介されており,私もやったことがあるものもいろいろありました。酸、アルカリでカラフルに♪紫イモのアジサイ風クッキーを焼いてみました。水彩ペンで楽しいコースターづくり。尿素でいっぱい実験☆ダイソー チャレンジSCIENCE! 冷却パック周りながら落ちる,フタバガキの種の模型を作ってみた♪『飛ぶ種3つめ。松の種。』中学受験は実験の内容も大切ですが問題文の内容を整理する国語力が大切なので5年生以上で実験するなら,問題と同じ条件でやった方がいいかも,と思いました。続編もありました。続 本当はおもしろい中学入試の理科 簡単実験でわかる!解ける! [ 尾嶋 好美 ]こちらも読んでみたいと思います。にほんブログ村
2023.07.27
コメント(0)
葉っぱ切り絵作家のリトさんのファンです。葉っぱにこんなことできるの?という驚きと可愛らしく,温かい絵柄に釘付けになりました。 いつでも読めるように枕元の棚に置いています。毎日更新されるインスタも素敵ですよ~。本には葉っぱ切り絵の作り方も紹介されています。…もちろん,作り方が分かったところで作れる訳ではないのですがふと,試してみたくなりました。 我が家のベランダガーデンで思い出として残したい2つをチョイス。コーヒーの葉とシクラメンの葉。本の通りに溶液を作って漬け込んで… 10日経って出来上がり?コーヒーの葉はいい感じです。シクラメンはふにゃっとしてしまいました。 デザインカッターでロボホン肖像画を切ってみました。 楽しいです。 思い出の一枚になりました。 にほんブログ村2005-2010 CHEE Tous droits réservésconçu par Chee
2023.04.25
コメント(0)
"世界の水辺を旅する水族館"川崎水族館(通称カワスイ)に行ってきました わーい😃 おでかけだよ趣向を凝らしたいろいろな水槽があるのですが特にこれがきれいでした。 覗き込むと,川底を歩いているみたいな景色。ぼぉっと癒されるのにピッタリの静かな空間です。 一列に等間隔にきちんと並んだコリドラスパンダ。かわいすぎ。なんで並んでいるのでしょう? ボクも仲間に入れてほしい😊 実はロボホンってちょっとパンダに似ている🐼この写真を見た方に教えていただいて気付きました。ヤドクガエルがいました本物を見るのは初めて。猛毒で有名な生き物ですが実は自然界で他の生物から毒を溜めていくため水族館で育っているものには,あまり毒はないとか。 あちこち見て歩いてお茶休憩。今回はお魚以外にも,お目当てがありました。その名も「凝固点降下アイスソフトクリーム」これがやってみたかった現在,YouTubeで実験動画を公開している市岡元気さんのイベントが開催されていてその限定メニューです。今日はライブもあったのかな?【NEWS】GENKI LABO×カワスイ「水族館で科学体験〜生きもの・科学の不思議にせまる!〜」 | カワスイ 川崎水族館生クリーム,塩,氷,砂糖,味付け用のセット。塩と水を氷にかけて,せっせと混ぜます ほどなくコップの淵から固まってきて…カチコチにはならず,ちょうどいい感じ。できあがり~😊思ったより簡単で,とっても美味しいです。ちょっと溶けやすいけど,溶けたらまた容器に戻して凍らせればまたアイスになるので大丈夫。家でも作れたらいいなあ。最近実験ネタが尽きてしまったので…アイスメーカー シャーベットメーカー / ZOKU アイスクリームメーカー 【20P】/10P03Dec16これだと12時間以上冷凍庫で冷やすそうなので10分ほどで作れるのは魅力ですね。GENKILABOの展示はいろいろありました。 どうやって引き上げたのかな?大きなビスマスもありました。相当の量がないとこれだけのものは上がらないと思います…ビスマスチップ(純度:99.99%) お得パック3kg試験管の中のカテドラル大聖堂 選べる元素番号83 ビスマス 結晶 試験管入り ビスマス 鉱石 パワーストーン レア 瓶クイズラリーもあって,こちらは遣り甲斐がありました。間違えてもステッカーはもらえるので,諦めずに最後までやってみるといいですよ~。わりと空いていてゆっくりお魚が眺められて非日常が楽しめるよい施設でした。今度行ったら真珠貝から真珠を取り出す体験がしてみたいです。
2023.04.09
コメント(0)
ロマネスコに最近ハマっています。 見れば見るほど不思議に美しい野菜です。以前は見た目だけで,味は今一つなんじゃないかなと思っていたのですが,セールの時に試しに購入してみたら思ったよりおいしいブロッコリーより甘くてほくほく。感動してそれ以来購入しています。見ているうちに"型を取ってみたいな~"と突然思い立ち 棒寒天を溶かして(歯ごたえがあっておいしいです)ロマネスコを沈めて型を取り… 脇につかないように固定するのがポイントここができればだいたいクリアです。 (今回は市販のプリンカップを使っています。 型に戻すとき同じところに戻しやすいです。)固まったら取り出して,まず半分に割って… ロマネスコをそーっと取り出してまた型に戻します。2分割では取り出せず3つに分かれているものもあります。 使わなくなったキャンドルをバラバラにして湯煎で溶かし芯も再利用して型に刺し,少しずつ型に流し込みます。子供たちの誕生日ケーキに使ったキャンドルたちが生まれ変わりました突起の部分にロウが完全に入らずに気泡がいっぱい見えたのでこれでは型がとれていないかな…と思ったのですが 意外ときれいにできました模様がそれなりに再現できています。本物と一緒に記念撮影。 2つめはちょっと穴が開いていますが突起は1つめよりきれいかも。食品サンプルとしてもかわいいかな。サラダキャンドルなんて楽しいかもしれません。実はピンクも作ったのですがとっても変なのでボツ作品となりました。色が決まっているものは,別の色は駄目ですね~。 冬の野菜なんですね。旬においしくいただこうと思います。にほんブログ村
2023.01.27
コメント(0)
::::::::::::::テレビを観ていて受験生のみんなが頑張っているのを見て私も頑張ろう,と思って解いてみました。(間違いに気づいて直すことが大いに考えられます。また間違えていたらコメントで教えていただけたら大変うれしいです。)全体に条件が丁寧に出してあり,未修の内容であっても問題文のヒントから導き出せるようになっているものが多いと感じました。ただし,条件がいっぱいあるので計算問題は式をしっかり書いて落としている条件がないか,よく見てから計算する必要があると思いました。計算問題は,計算過程で約分できて解きやすくなっているものが多かったです。いつももっとがっちり計算させられるイメージがありました。 例えば問題3は気体定数が体積で約分されるし,体積が8.3Lになることも書いてあります。グラフが復活していました。問題4は過酸化水素がすべて反応してしまう点に注意が必要かと思いました計算が簡単とは言っても,最後のグラフを自分で書く問題はlog0.8を解かないといけなくて焦りました透過率の実験をしたことがある高校生なんているのかな?難しかったです。これを時間内に解ける受験生はほんとにスゴイ!!忘れていることがたくさんありましたがでも,受験時代に覚えたことはけっこう覚えています。かなり長い間,知識として活きています。受験勉強の中には「これ何の為に勉強するの」と今は思うものも多いかもしれませんが意外とそのうち必要になる知識が多いです。そしていざ使う段になって覚えるのは今よりずっと大変ですから将来への貯蓄だと思って勉強してくださいね~にほんブログ村* 頑張れ受験生! *designed by
2023.01.16
コメント(0)
お楽しみ会を可愛く盛り上げる「おはながみ」パーティー用に購入した方も多いのでは?これを使ってサイエンススツリーを作ってみました。まず,紙花を3つの大きさに作ります。花の選び方尿素水溶液をかけると商品によっては色落ちし,下の花に色が移ります。幾つかの色を組み合わせる場合は,色移りしてもOKな配置にしてください。今回はピンクが市販品の半分黄色が7割,緑が3割くらいに切っています。小さく作るときは広げにくくなるので枚数を減らすと可愛いです。(もともとは7枚重ねのものです)割りばしを挟んで重ねるようにします。あとで水溶液をかけたとき重くなるので落ちないように花の下にテープを留めます。これでもかわいいですが,尿素でドレスアップさせてみましょう。尿素(今回は肥料用)50g,洗剤1滴,PVA(洗濯のり)1滴を50gの水に溶かします。水溶液を作るときの注意花の大きさにもよりますが水溶液は余ります。尿素:水が1:1ならもっと少なくても大丈夫です。少なく作る場合はPVAの入れすぎに注意してください。溶けるとき吸熱します。お風呂くらいのお湯を何度か替えながら溶かします。結晶が容器の中で成長するので深めの容器がお勧めです。肥料は顆粒なので,溶けるのに時間がかかります。 透明になったらお皿などに乗せてスポイトでなどを使って全体が湿るくらいに少しずつかけていきます。かけすぎると花の形が崩れてしまいます。私が使ったものはピンクだけ色が抜けて,黄色い花にピンクの溶液がかかっています。余分な割りばしを切り落とし,星を付けて完成。気温や湿度によりますが1時間ほどで結晶が出てくるかと思います。1日経ったところです。尿素の結晶に花の色がついてフリル飾りのようになりました。クリスマス会などの行事で余った紙花があったら冬休みの遊びにいかがでしょうか?ご注意手荒れの原因になるので,水溶液が手についたらよく洗い流してください。析出した尿素の結晶は壊れやすいので手で触らないほか,エアコンの吹き出し口の近くなどに置かないようにしてください。水性ペンをつかえばさらにカラフルにすることもできます。尿素でいっぱい実験☆ダイソー チャレンジSCIENCE! 冷却パックで実験しています。この時使っている尿素は純度の高いものなので大きな結晶になっています。安くて肥料にも使えるほうを選ぶか,大きな結晶を作るか,どっちがいいかな?楽しいクリスマスになりますように♬ design by sa-ku-ra*
2022.12.23
コメント(0)
::::::::::::::キャン★ドゥにはリーズナブルな実験キットがたくさん売っています。この中でもルミカの「化学のヒカリ水」はおススメです。 ペンライトやブレスレット,夜釣りで使うケミカルホタルなどに使われている反応だそうです。ロボホンのダンスのなかに"ヲタ芸"というペンライトにピッタリのダンスがあるのでロボホンが持てるような容器に入れて,ダンスしてもらいました。 ハチマキをさせてみました。って取れちゃうので実はゴム紐なのですが。以前,3層で光るというキットで遊んだことがあります。日記はこちらあの時はまぶしいほどに光って,さらに少し気体が発生していました。今回も気体が発生するようなら蓋を閉めたら危ないかなと思っていたのですが気泡は見えなかったので挑戦してもらいました。(ただ,たまたま今回は気泡が発生しなくて運が良かっただけかもしれませんがお勧めしているわけではありません。)発光も前回より少なめだったので違う薬品が使われているのかな?それとも色の違いでしょうか。蛍光ペンもピンクより黄色の方が光るし。発光のシステムは過シュウ酸エステル化学発光と呼ばれていてシュウ酸エステルが分解する際に過シュウ酸エステルという物質ができて,それがさらに分解していくのだそうです。色の違うヒカリ水楽しそう。強さの違いを見てみたいです。今回はiMonieを使って動画をつなげてみました。思ったより簡単。ロボホンでまた新しい挑戦ができて,楽しいです。 designed by
2022.11.28
コメント(0)
うがい薬を有機溶媒に溶かすと色が変わる実験です。一度ブログに挙げているのですがうがい薬で科学者してみよう。2回の色変わりを楽しむロボホンが実験している動画が作りたくてもう一度やってみました。前回はベビーオイルを使っており,今回はハーバリウム用のパラフィンオイルです。 振ると油の層はピンク色になります。 デンプンのり(今回は片栗粉をお湯で溶いています)で水層だけ紫になり, さらに振ると今回はすべて片栗粉に吸着されて沈みました。前回の実験をみると,ベビーオイルの方が綺麗なピンク色になっています。また,うがい薬,デンプンの入りかたも粘度の高いベビーオイルの方が,きれいな水滴になってよいみたいです。でも可愛く撮れたので,オーナーの楽しみ満喫しました実験の際の注意点です。振り混ぜる際にこぼれないように しっかりとした蓋のついた容器で実験する。食器用と間違えないような容器を用意する。実験後の溶液は各自治体の指示に従っていただき, 特に流しには流さないようにしてください。
2022.11.25
コメント(0)
以前もやった実験なのですが、フリクションペンで書いた文字をドライアイスで復活させる実験をロボホンに説明してもらったのでもう一度アップすることにしました。間違えたところを簡単に消せる,フリクションペン。ノート作りに欠かせないアイテムですね。今回使ったのは,パイロット(PILOT)フリクションライト ソフトカラー 6色セットパイロット(Pilot) フリクションライト ソフトカラー 6色セット SFL-60SL-6CSHPによると、インクはロイコ染料、顕色剤、変色調整剤がマイクロカプセルに入ったものだそうで、温度が60℃以上になると変色調整剤がはたらいて顕色剤とロイコ染料の結合が阻害されて色が消えるのだそうです。実は非常に高度な技術が使われているんですねさらにフリクションペンのすごいところは、温度を上げて色が消えた後、温度が元に戻っても消えた状態が保たれているところです。うっかりコピーして熱をかけて、全部消えてしまったというような悲しい思い出がある方も多いのではないでしょうか。 ただ、-20℃になると色が元に戻ってくるそうです。二酸化炭素を凍らせたドライアイスは-79℃。-20℃より低い温度にすることができます。ロボホンのプログラミング調整しているうちにドライアイスがなくなっちゃいました。が、大体のところは撮れたかな? <注意点まとめ>簡単な実験ですが熱いもの、ドライアイス、いずれも火傷の原因になりますのでもしお試しする場合はドライアイス→軍手、綿の手袋+ゴム手袋お湯→持ち手のあるしっかりしたもの など熱、水が防げるものを用いてドライアイス,お湯の置き場所を決めるなどの準備を大切になさってください。
2022.11.18
コメント(0)
科学博物館の特別展「毒」見てきました。 まず会場に入るとオオスズメバチ、ハブ、イラガの巨大模型。カツオノエボシ カエンタケ マムシ といった有名な毒を持つ生き物がずらっと並んでいます。ちょっと気持ち悪いですが、面白いです。熱心に見つめる小さいお子さんもたくさんいらっしゃいました。↑これ人気ですものね。…とは言っても今回の展示には生体はなく標本かレプリカなので安心して眺めることができるし、写真も動画以外はほぼフリーでした。 巨大なものも面白いですが、やっぱり実物大がいいと思いました。自分的には思ったより小さいものが多かったです。 ヤドクガエルはアマガエルより小さくて、見た目はとても可愛いです。ひとくちで「毒を持つ」と言っても自分で毒を作るもの、毒を食べたりして貯めるものがあったり毒の種類も血を止めるもの、止めないもの毒、幻覚を起こすものお腹を壊すもの…と多種多様。毒としてはたらくメカニズムが面白いです。面白がってはいけませんが。 虫、キノコは毒をもつものと、擬態する無毒のものの区別がつきません。みんな触らないでいるしかないかな~と思いました。 一方海の毒を持つ生き物は、分かりやすく鋭くとがった部分やヒラヒラの部分があって「来るな!」という感じ。後半の「毒と人間」は毒というものを一歩踏み込んで考えるコーナーです。人にとっては普通の食べ物でも、他の生き物にとって毒となるものを集めたものも勉強になりました。猫に玉ねぎ、犬にチョコレート、魚に山椒を使う漁もあるのですね。 多くの生物にとって有毒な硫化水素やメタンをエネルギーに変える細菌を餌にするヤドカリたくましい!素晴らしい 昔の女性が使っていたという水銀入りの白粉…ラメが入った感じで綺麗ですが水銀を顔に塗るなんて怖いですね。知らぬが仏ということでしょうか。灯りが暗かったから、お化粧は今より白っぽかったとか… 最後にハーバーボッシュ法で有名なハーバーについて化学兵器の父であり、それにまつわる悲しいエピソードを読みました。かなりの衝撃で、ハーバーボッシュ法に触れるたびに思い出しそうです…最後の最後に科博の研究員さんたちにとっての「毒」に関するメッセージメモがとても面白かったので是非最後まで体力を残して展示を見てほしいです。予約のポイント科博は特別展の予約時間より先に常設展に入れないところです。常設展も観たい人は早めの時間を押さえたほうがよいです。今回の展示は常設展とのリンクも多く場所も掲示されています。 上野の紅葉もたけなわになってきました。 神田の古本祭りも回って、東京を満喫しました。
2022.11.07
コメント(0)
息子に誕生日プレゼントに何が欲しいか聞かれてリクエストしたもの。小さな小さな実験器具。研究 マスコット 2 全5種セット J.DREAM ガチャポン ガチャガチャ ガシャポン まとめ買いしてもらいました。前回はろ過セットを製作。我が家の癒し、ロボホンにぴったりの大きさです。カワイイ〜今回はアルコールランプを使ってみます。中に色水を入れるのが大変でした。水滴より穴が小さいんですもの…必要な小物を作ってみました。三脚に網を乗せて、フラスコをセットして温度計を差します。結晶を作るための溶液づくりということにしてみました。残りの器具を棚にしまってみました。実験室っぽくなったかな?ロボホン博士にも「みょうばんの上澄みは50℃ね。種結晶が溶けちゃうからね。」せっかくなのでアルコールランプについて学校のテスト用にまとめてみました。理科のテストに出るポイント①肩までアルコールを入れる。②5ミリくらい芯を出す。③火は蓋を閉めることで消火する。 消火したら一度蓋を開けて室温の空気を入れる。⓸万が一倒れたときのために濡れ雑巾を置く。⑤水平な机を使い、机の上は広く空ける、可燃物は置かない。アルコールランプとろうそくの炎を比べてみました。アルコールは分子中の酸素の割合が多いので完全燃焼しやすく炎の色が薄く見えにくいです。このため、何もないと思った空間が意外と熱かった、ということがあるので注意が必要です。一方ろうそくは、炎のなかでススが明るく光るので炎が明るく見えます。そのかわり、ろうそくで何かを温めようとするとすすがついてしまいます。アルコールランプで淹れるコーヒー。優雅な時間が過ごせそう。そして、水と水蒸気の勉強にもなりそう。 desighed by
2022.10.14
コメント(0)
息子に誕生日プレゼントに何が欲しいか聞かれてリクエストしたもの。研究 マスコット 2 全5種セット J.DREAM ガチャポン ガチャガチャ ガシャポン J実験器具のミニチュアガチャガチャのセット!カワイイ〜普段から使っている私が見ても本物そっくり。細部に渡り精巧に作られています。せっかくなので小物を足して実験装置を完成させようと思い、ろうと台を作ってみました。 ちょうどビーカーが乗る幅の木片がありました。ビーカー君の仲間にいる、ろうと台くん。ろうと台は大抵木で出来ています。濡れるものなのになんでかな?ちゃんと乾かさないと黒ずんできてしまいます。 ザクザク切って、削って完成。柱は割りばしです。本物は高さ調節をするための輪っかが付いているのですが、私の技術では無理なので省略です。ロボホンに実演をしてもらいました。せっかくなので学校のテスト用にまとめてみました。理科のテストに出るポイント①水で湿らせてろ紙をぴったりくっつける。②濾紙が重なるところにガラス棒を伝わせてろ液を注ぐ。 (ガラス棒と同じ向きから注ぐのがこぼさないポイントです。)②ろうとの先をビーカーに付ける (ろ液が落ちやすく、はねないで濾過できます。)テストには出ないかもしれないけど大事なポイント①箱を開けた面が内側になるように折る。②重なり部分のろ紙の角をちょっとちぎる。③詰まりそうなときはひだ折りにするとよい。豆知識:ろ紙の種類ろ紙にはたくさんの種類があり、大きさや孔径の粗さやのほか、分離が目的なら「定性ろ紙」重さが測りたければ、るつぼで完全に焼き飛ばせる「定量ろ紙」など用途によって使い分けます。「難しい話はいいから、かわいいしゃしんをとってね。」ロボホンが来てから毎日楽しいです。他の実験器具用の装置もいろいろ作ってみたいと思います。 desighed by
2022.10.05
コメント(0)
今年は青いお茶が楽しめる2種類のお花を育てました。先に咲いたのが"マロウブルー"5月ころから咲き始め、たくさん咲きましたがお盆過ぎにはすっかり枯れてしまいました。そして10日くらい前から咲きだしたバタフライピー。花の色は全く違いますが、どちらも青いお茶を淹れることができます。マロウブルー乾燥した花を冷水に漬けるときれいな色が出ます。紫がかった青です。温度が上がると色が薄くなってしまいます。バタフライピー乾燥させても、生花の状態でも水でもお湯でも青い色が出せます。温度が変わっても色は安定しています。酸アルカリで色が変化する色水の代表格紫キャベツとムラサキイモも加えていつもの酸アルカリ実験をやってみました。マロウブルーだけは酢酸のあたりに変色域があり、クエン酸をたっぷり入れるとやっとピンク色になります。その他のものは弱酸でもピンクに変化します。マロウブルーをオレンジジュースに加える"マロウサンライズ"は一瞬でピンクになってあっと言う間に夜が明けます。一方で酸性の程度が異なるいくつかのドリンクトロピカルカクテルを用意してバタフライピーティーを加えてみると…ソーダやリンゴジュースでは青いまま、レモンたっぷりの酸っぱい水でもピンク色になることはありませんでした。青いお茶が楽しみたければバタフライピーティー、色の変化が楽しみたければマロウブルーと使い分けるのがよいのかなただし、両者は全く違う種類のお花で特にバタフライピーは妊婦さんなどは、摂取を控えたほうがよいと書かれているHPもあったので色だけでなく効果も考えて選ばないといけないですね。 マローブルーティー 50g (ホール) 送料無料 農薬検査済 ノンカフェイン ブルーマロー マロウブルーティー ウスベニアオイ ブルー 青色 変化 お茶 袋 茶 葉 ハーブ リーフ ハーブティー ティー ヴィーナース 【バタフライピーならアグリ生活!!】バタフライピー レモングラスブレンド 【15包】 ハーブティー 青いハーブティー 青いお茶 青い食べもの 青いお菓子 青い食品 蝶豆 無着色 無香料 無添加 メール便 送料無料 ポスト投函 買い回り ちなみにどちらも味、香りはありません。ただそマロウブルーはのどを潤すトロミ成分が感じられるので、自分はマロウブルーの方が好きです。こちらはくすんだ緑からレモンでピンクになるという新しいお茶だそうです。新しいお茶も出てきていますね。 【PINK TEA】品種茶:サンルージュ(リーフ/80g)★紅茶 かわいい 健康茶 茶葉 ウェルカムドリンク パーティードリンク アントシアニン アンチエイジング 赤い緑茶 エイジングケア カテキン 女性人気 抗ストレス 抗酸化作用 眼精疲労 血管弛緩 インスタ映え 体にいい
2022.09.28
コメント(0)
今年見つけた100均の自由研究キット2つめ、さわっても「溶けない雪」。高吸水性高分子と呼ばれる物質でできています。中味はサラサラの粉と、かき混ぜ棒です。量ってみると約15g。まずは冷たいお水を50g入れてみました。さらさら。そして何となく柔らかい。もちろん融けないし、手にも付きません。…さて、これでどうやって遊ぼうかな?雪といえばペンギン?センスの見せ所ですね。どんどん水を足してみます。お団子ができるまでになってきました。ああ~っ!!雪崩が!!このくらいまで湿らすとかき氷のようにも見えます。さらに水を足してほぼ透明に見えるようにして…少しずつ瓶に詰めながら水族館消しゴムを並べるとミニ水槽ができました。下に入っているのはダイソーで購入した色砂です。(ゲルは大量にありますが透明度が今一つなので写真くらいの直径5センチくらい小さな瓶の方がそれっぽく見えるようです。)気泡が入っていてエアレーションしているみたいに見えなくもないかな?食紅などで色を付けたりもできます。何を作るかは人それぞれ。ただただ粘土遊びのように一杯捏ねるのも楽しいです。ただし、なんだかおいしそうには見えるので小さいお子さんは注意が必要です。お腹で膨らんだら一大事です。あとは散らかるのでおうちの場合はシート必須。排水溝に流したら詰まってしまうのでそれも注意です。 〈<材料について>〉「高吸水性高分子」と呼ばれる物質のひとつでポリアクリル酸ナトリウムに架橋構造をもたせたものです。おむつなど様々なものに使われています。←モノマー←ナトリウム塩←ポリマーこれだけだと直鎖の高分子なので、これらを網目状に架橋させたものが高吸収性高分子だそうです。調べると、沢山あるナトリウムイオンが水と置き換わって吸収するとありました。放置してもほとんど乾きませんが、少し塩やミョウバンなどナトリウム塩を混ぜるとナトリウムイオンが吸着されて水が押し出されるようです。(いずれにしても流しには流せません。)ちょっとアカデミックにこんな自由研究もいいかな?シンプルなものほど、使う人の腕の見せ所ですね。フェイクスノーという名前の商品にも同じ原理のものがありました。design by sa-ku-ra*
2022.08.06
コメント(0)
なんと100均の実験キットに信号反応が出ましたこれはすごい信号反応いうのは、「インジゴカルミン」の分子の構造が酸化還元反応によって変化することを利用するものです。綺麗ですねアップこれぞ映え実験使う物質はA インジゴカルミンB グルコースC 炭酸カリウム の3つ。炭酸カリウムとグルコースの水溶液は無色透明で、インジゴカルミンを入れた瞬間は青いですがすぐに黄色に変色します。しっかり蓋をして上下に数回振ります。 青くなった液はまた黄色に戻り、また振ると赤→青に変化します。何度か繰り返しているうちに全体的に色が薄くなってきます。ロボホンにやってもらったYouTube動画はこちらそれぞれの役割を考えてみたいと思います。A インジゴカルミンが色の素インジゴカルミンは藍染の原料であるインジゴをスルホン化してこれをナトリウム塩にし、水に溶けるようにしたものです。インジゴと同じように藍色で青色2号という食用色素に指定されています。信号反応では真ん中のCOが還元されて色が変化するそうです。色の変化というと酸、アルカリが思いついたりしますが前回書いたフリクションペンといい色の変化って色々なシステムがあるのですね。B グルコースはインジゴカルミンの色を変化させる。グルコースはアルカリ性の水溶液中で還元性をもち、インジゴカルミンを還元するのだそうです。C 炭酸カリウムはBがはたらく環境を整える。グルコースは中性の水溶液中でも還元性を持つ部分があるのですが還元剤として利用するにはアルカリ性にする必要があり、さらにpH13以上ではインジゴカルミンが黄色になってしまうのでpHが11くらいになる炭酸カリウムを用いているようです。炭酸ナトリウムでもよさそうですが、炭酸カリウムのほうが水によく溶けるので溶液が作りやすいのかなあと思ったりします。 ちなみにインジゴを使った藍染でも同じシステムを使っているそうです。(還元させるのは別の物質のようですが) 丸一日、調べて、実験して、遊べます。見つけたら是非試してみてください。注意点は、説明書に明記されているのでしっかり読むようにしてください。特にはアルカリですので手についたり、目に入ったりしないように蓋つきの容器で振ること、ペットボトルは耐熱温度が低いので、オレンジのキャップの温かい飲み物用のものが安全かと思います。(薄いペットボトルに熱湯を注ぐと瞬時に底が抜けます)私は今回はスクリューキャップ付きの試験管を使用しました。数本あると便利です。アズワン AS ONE ねじ口試験管(丸底・透明) 50mL 4-2774-01 [A101003] design by sa-ku-ra*
2022.07.27
コメント(0)
おうち実験の定番試薬,紫キャベツ液。食品なので安全,作るのも簡単,酸,アルカリと反応して色が変化するとても楽しい色水です。この紫キャベツ液を作る時,私はいつも千切りして凍らせたものを解凍して作っています。理由は,安全かつ簡単だと思うからです。我が家の冷凍庫にはいつも紫キャベツの千切りがストックされています。一方で,YouTubeで見る紫キャベツ液の作り方はほとんど煮出しであることに最近気づきました。何故でしょうか?すぐできるからかな?それともそのほうが性能がよいのでしょうか?気になったので調べてみることにしました。これが解凍紫キャベツです。ただ,ひたひたの水を入れておくだけで完成。綺麗な紫です。次に生の葉をちぎって,グラグラと茹でてみたところ…おや,青い。 ……?????いや,いくら何でもそんなはずはない…使った鍋が悪かったかな…気を取りなおして,別の鍋でもう一回…おお,今度は紫色になりました。解凍したものより,ちょっと青みがかった紫です。解凍したものは時間による変化はありませんが煮出したものは最初は青っぽく,じっくり煮ていると紫がかって来るようです。失敗と思われるものも含めて色の変化を確かめてみました。A最初に作った液 煮出し少な目B最初に作った液 じっくりC鍋を変えたもの じっくりD鍋を変えたもの 少な目E解凍したもの適当に入れたから順番が変… その辺にあったものを加えてみました。1.酢2.クエン酸3.中性洗剤4.ミョウバン5.石鹸6.重曹7.セスキ炭酸ソーダ8.パイプ洗浄剤見事に同じ結果になりましたおもしろいのは,中性洗剤を入れたら青色になったものも紫になったことです。中性洗剤には多少のアルカリは中性に戻す性質が(緩衝液)があるのかなと思います。分かりませんが。今回の実験のまとめ煮出しと解凍では色が少し違い,煮出した方が青みがかった紫になる。煮出しは鍋の状態によって,紫にならないことがある。酸,アルカリを入れたときの色に差は見られない。でした。楽しかったです。おうち実験便利グッズ色が見やすいシリコンゴムおすすめこれも便利自立する+蓋
2022.05.07
コメント(0)
エプソムソルト(硫酸マグネシウムMgSO4)という入浴剤を購入し…。カッコいい結晶ができないかなあと相変わらずお風呂に使うことなく細々と実験しています。作り方は・底が丸い容器で作る。・エプソムソルト65g+水40g・室温である程度まで大きくして,冷蔵庫で1~2日で固定。エプソムソルトについていろいろ調べたブログはこちら入浴剤で結晶作り(エプソムソルト)① 細長い結晶ができました。最初に小さな結晶がたくさんできてしまうとうまくいかないので,失敗!と思ったら溶かしてやり直し。1ミリくらいの太さの結晶が伸びて来ると綺麗な姿を見せてくれるようです。たとえば,ガチャポンの入れ物にラップを敷いて作るとこんな感じ。棒の太さは1~2mm ,長さは2~3㎝。インクジェットプリンターの青インクで色が付いたのでダイソーの浮き球の穴の大きいものを探してきてスポイトで飽和水溶液を詰め込んで…結晶を成長させて…水を抜き取ると結晶が閉じ込められてどうやって入れたの?的な楽しいものができました。今のところ一番のお気に入り。ピンクは濁りが生じてしまいましたが5ミリくらいの太さまで成長したものもあり…ですが太いものは玉ねぎみたいに外側だけ成長していて中が空洞なことがわかりました。現在子供のリクエストで紫に挑戦中。ちなみに食用色素は色が付きませんでした。いろいろ相性があるみたいです。 他にもいろいろ作っては溶かしてを繰り返しているので面白い写真が追加できたらいいな。
2022.04.10
コメント(0)
エプソムソルト と呼ばれる物質をご存知でしょうか?シークリスタルとも呼ばれ、海外では入浴剤として広く用いられています。あまり日本では見かけないように思うのですが,先日アロマショップで見つけたので購入してみました。【おうち時間を心地よいバスタイムで】国産 シークリスタルス エプソムソルト オリジナル 4.4kg(2.2kg×2袋/約28回分) 計量スプーン付 入浴剤 マグネシウム バスソルト ギフト epsom salt【送料無料!(北海道・九州・沖繩を除く)】(自分が購入したのは2キロ入りのものです)成分は「硫酸マグネシウムMgSO4」。体がぽかぽかになるそうです。「そうです」と書いているのは,実はまだお風呂で試していないのです。なぜ?って結晶を作ってみたいから! なんといっても「シークリスタル」ですから。塩のように立方体のようになるか,ミョウバンのように八面体か,はたまた尿素のように細長いか…とりあえずスマホ顕微鏡で写真を撮ってみました。細長いけど,そんなに細くもない。リン酸アンモニウムみたいな感じかな?ネットにもあまり紹介されていないのでよく分からないのです。ウィキペディアで硫酸マグネシウムを調べると「7水和物」とありました。なんと全体の半分以上が結晶水というみずみずしさです。水和水をもつ結晶として"アナ雪の氷"酢酸ナトリウム,結晶といえば"ミョウバン",と比べても多いです。調べてばかりいてもつまらないのでまずは茶さじ一杯,水に溶かしてみました。すぐ溶けましたが,温度が5℃も下がりました。入力剤ですが,溶けるときに温度が下がるんですね~。ウィキペディアの溶解度表にあった数値を水和物に換算して水100gに溶ける量を計算してみました。水和水をもつ物質は溶かすと水も増えるので,意外なほどたくさんの量が溶けます。60℃だと100gの水に250g溶けるようです。80℃までは溶解度が増えていきますが,高い温度では水和水が減って溶けにくくなるところが酢酸ナトリウムに似ています。いよいよ結晶作りをしていきます。まずは「温度を上げて多めに溶かし,温度を下げて結晶化させる。」という方法を試してみました。(水:エプソムソルト=1:2)で作った飽和溶液は過飽和になり,結晶を1つぶ落とすと結晶化が始まりました。 水に溶かしたとき吸熱していたので,結晶が出るときは発熱するようです。フワフワと水が上昇する水流に沿って細長い結晶が増えていきます。 流れ星のようにきらっと光るようすがとても綺麗です。10分ほどで全体が結晶でいっぱいになりました。このように析出すると,これ以上は成長しないようです。これはこれで面白いですが,うーん,やっぱり大きい結晶が欲しいな~と濃度,容器,あれこれ条件を変えて試してみたところ,色もつけてみました水:エプソムソルト=1:1.3~1.5くらいにすると結晶が大きくゆっくり成長するようです。さらに,今回の実験では丸い瓶だと下からうまく結晶ができるようです。毎回,違うものができるので一期一会。うまくいくとこんな感じ。角柱が細長く伸びていきましたが,数日後短くなってしまいました。温度が上がったか,不安定か…?とりあえず冷蔵庫に避難。なかなか難しいのか?大きな結晶を目指して2キロ分,楽しみたいと思います。2005-2010 CHEE Tous droits réservésconçu par Chee
2022.03.14
コメント(0)
普段,理科の学習に関する仕事の片隅でお仕事させていただいている私ですが,反応の流れが目に見えるようになっている素材が少ないなと思っています。そこで今回化学高校化学の有機の分野の試験頻出の「エステル化」を動く図にしてみました。https://scratch.mit.edu/projects/622992485/fullscreen/「何のことやら」と思われる方も多いと思いますが"エステル"とはお酒に含まれるエタノールなどの"アルコール"とお酢に含まれる酢酸などの"カルボン酸"を試験管に入れて,濃硫酸を加えて少し温めるとできるものです。アルコールとカルボン酸の組み合わせで様々な香りの素になります。エタノールと酢酸のエステルは「酢酸エチル」通称サクエチと呼ばれ一般的にパイナップルの香りと言われています。お酒とお酢を反応させるとパイナップルの香りになると思うとおもしろ…くないでしょうか?どうかな?この反応式には濃硫酸は出てきませんが,実際は濃硫酸がないとエステル化はほとんど進みません。 この動画で分かってもらえたらいいな~。 ついでに加水分解も作りました。酸の反応https://scratch.mit.edu/projects/626381795/fullscreen/アルカリは不可逆反応でけん化といいます。https://scratch.mit.edu/projects/627561534/fullscreen/反応が進む部分には「δ-」と「-」,を付けました。両者の使い分け,および何もつけないときの違いがきちんとできていないかもしれません。scratchのページは公開にしたので,気になる箇所があれば教えていただけたら幸いです。時間はかかりましたが自分も色々気づきがありやってみてよかったなと思いました。仕事にも少し活かすことができたのでラッキー。また他の反応の頑張ってみようかな。2005-2010 CHEE Tous droits réservésconçu par Chee
2022.03.04
コメント(0)
昨年初めて出会った工作"ヒンメリ"。ストローをつないでいくと現れる三次元の美しい幾何学模様にワクワクしました。このヒンメリ作りをしていると,職業柄か,原子模型に似ているな~と思います。…デンプンとか,つくってみたいな~なんて。そこで,デンプンの第一歩であるブドウ糖(α-グルコース)を作ってみることにしました。ウィキペディアのブドウ糖をみると,5つの構造式が載っていました。このうち3つは水溶液中でごく一部が示すアルデヒド型で上の2つが環状のグルコースのうちのβ-グルコースです。色々な書き方があります。一番よく書くのが一番上の形で「イス型」といいます。大学に入りたての頃,うまく書けなくてノートの片隅に何度も書いて練習した記憶があります。環状のグルコースにはαーグルコースとβ-グルコースがありデンプンはα-グルコースが多数結合したものです。β-グルコースが沢山つながるとセルロースになります。α-グルコースを作るために必要なストローを用意します。それぞれの結合の長さを調べて種類ごとに分けるとこんな感じ。結合は4種類です。sp3結合というのは,C-C単結合を指します。それぞれの長さにストローを切ってヒンメリのように組み立てよう…と思ったら今さらですが,ヒンメリはつながっていないと上手くいかないことが分かりまして…針金を通して組み立てました。全ての結合を大体正四面体になるようにすると,イス型のけっこう似ています。ついでにβ-グルコースも作って,上から見てみるとおっそれなりに六角形に見えます。この2つの図がどちらも同じものを書いていることが目で確認できました。ちなみに環状の部分を平面にして斜めから見るこういう書く書き方もあって,高校の教科書はこの形が多いかと思います。糖は似たような物質がいっぱいあってこの形はその違いが分かりやすいです。地図などもそうですが,立体のものを平面に表すときは特徴をよく知って正しく読むことが大事だなと思いました。 * * 材料など * * *透けないほうが形が保てる太さやっぱり本家は最強 depuis 2005 CHEE Tous droits réservésconçu par Chee
2022.01.01
コメント(0)
図書館で,おいしそうな表紙に惹かれて思わず手に取ってしまったこちらの一冊。リアルな見た目や感触が楽しい 泡立てて作るスイーツ石けん なんと…このおいしそうなパンケーキ,石鹸でできているのだそうです!これまで食品サンプルと言えばロウソクか,粘土,のようなものしか考えたことがなかったので意外で創作意欲を掻き立てられます。こんなにきれいにできるものかしら?…と,とりあえず借りてきました。中にはさらに色々なケーキ,クッキーなど様々なカワイイスイーツが紹介されています。材料が卵や小麦粉ではなく,石鹸なところ以外作り方も似ているところも多い感じです。石けんスイーツを構成する要素は,主に・石鹸を少量の水で泡立てるスポンジケーキ・石鹸と少量の水,コーンスターチで作る粘土・さらに液体せっけんを加えるクリームに分かれていて,使う石鹸はMPソープという電子レンジで簡単に溶けるものを用いるそうです。…残念ながら家にはなかったので試しに家にあった普通の石鹸で作ってみました。普通の石鹸はチンしても液体にはならないのでみじん切りして少量の水を入れ,練っては10秒くらいチンして温め,を繰り返してしっかり練っているうちに粘土になってきました。 三角錐を作り,一部の粘土を食用色素で赤く染めて,上からかぶせてイチゴの形にします。 食用のクッキー生地よりたくさん色素を入れないと色が出ないです。水分が少ないせいかな?本では顔料を使っていました。そのほうが発色がよいのかもしれません。形作り,タネのへこみを付けると,艶感が想像以上に本物っぽい!食事中の娘に見せたら「デザートが出てきたのかと思った」と言ってくれました。ハンドメイドがお上手な方は素晴らしいものが出来そうです。固くなってしまったら10秒くらいチンすると製作しやすくなりました。ただし温めすぎると泡立ってしまって使えなくなってしまうので注意が必要です(粉みたいになってしまいます)。今度はクリーム作りにも挑戦してみたいです。宝石石鹸と組み合わせると可愛いものが出来るかも。
2021.12.28
コメント(0)
お花のサブスク ブルーミーで白いカーネーションがやってきました。かわいい赤の縁取りカーネーションスターチス,アイビーと一緒に。ちょっと遊んでみたくなって色染めを試してみました。使用するのはインクジェットプリンターの詰め替え用のインク。(私はダイソーのものを使っています)プリザーブドフラワーが綺麗に染まったので生花も染まるのではないかなC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)それぞれを醤油さしの瓶に詰め,茎を3つに割いて差し込みました。…これが大変で細いカーネーションの茎を3つに割くのも難しく,細いのに,切った先がうまく醤油さしになかなか入らず口を切ってなんとか差し込んで,テープでがっちり固定正直,ちゃんとインクに浸かっているかよく分からないままスタートしましたが,3時間後,浸かっていたようでY,Cが広がってきました。合わさったところはグリーンになっています。9時間後,Mも見えてきました。…が,花びらの端の方に染料が集中しています。花びらの中を通り抜けて,行き止まりになってる感じ。半日経ち,これ以上は染まりそうにないので終了。なんだか面白い花が出来上がりました。うーん…これは成功と言えるのかななんとも中途半端な結果となりました。…ともあれ,やり方は分かったので染料を変えるお花を変える をまた試してみたいと思います。市販品にはいろいろなものがあって楽しそうです。クリスマスやバレンタインに何本も作るなら購入してもいいかなあ~挿すだけでレインボーに染色できるという道具。(別途4色の切り花染色液が必要)ひまわり,ガーベラ,バラなど太い茎の花がお勧めとあります。切り花用に開発されたもの。計21色。黒もあります。赤を使ったことがありますが,さすが専用の染料なのでしっかり染まります。こちらは直接花びらに描くタイプ。こういうのもあるんですね。独創的な花が作れそう!にほんブログ村
2021.12.10
コメント(0)
春から育ててようやく花が咲いたバタフライピー。1日1個くらい,ぽつぽつと咲いています。お湯で成分を抽出すると美しい青いお茶になり,炭酸でやや紫さらにレモンでピンクのグラデーションが楽しめます。今回はもっと色々な酸,アルカリに入れたら色がどんな風に変わるのか?を調べてみました。ついでに,今ウチには紫色の花がいろいろとありました。お花のサブスク,ブルーミーはワインレッドのカーネーション。前回のキキョウもまだ元気。家で咲いているペチュニア "氷河の空"も紫です。夏の間は白い模様がほとんど消えて紫の花でしたが寒くなったらまた美しい星空が見えてきました。これらを小さく切って小粒の製氷皿に入れ,水を加えて凍らせ解凍して潰せば色水完成です。比較のためのBTB溶液も用意。これにお家にある色々な酸,アルカリを加えていきます。なんだか渋い秋らしいパレットが出来上がりました。あれれ?色の順番がぐちゃぐちゃ…何故か食器用洗剤が酸性に…??何か混ざったかな?BTBの結果をもとに酸アルカリの強度の順に並べ替えると…傾向が見えてきました。カーネーション,キキョウ,氷河の空,ヒポエステスは酸性でピンク中性で紫アルカリ性で緑となる点では同じで,色の変化は氷河の空が最も綺麗なようです。色水も作りやすいし,凍らせて保存しておこうっと。一方バタフライピーはごく弱い酸だと青のままのようです。炭酸ではやや青紫になったので,そのあたりが限界なのかな?アルカリで緑色になるのは同じのようです。青い色が広い範囲で楽しめるということですね。以前同じような実験をしたときの結果と比較してみました。今回のものより全体的に綺麗…植物によって違いが見られて面白いです。そしてやはり,紫キャベツの色のきれいさは最強です。バタフライピーティーのお茶がらに食器洗いついでに重曹を入れるだけでも楽しいと思います。これは色の変わる緑茶とのセットだそうです。緑から赤の変化は珍しくて面白そう!化学系の実験は何と言っても色の変化が一番楽しいです。機会があったら試してみてください。にほんブログ村
2021.11.17
コメント(0)
100均めぐり大好きな私。キャンドゥに続きダイソーの自由研究応援コーナーものぞいてみました。こちらも楽しいキットがたくさん。その中でこちらをチョイス砂鉄をスライムに混ぜて遊ぶキットです。準備と原理必要なものは以下の通り。キットに入っているものはホウ砂、砂鉄、ネオジム磁石です。洗濯のりは入っていないので自分で準備します。ホウ砂(ほうしゃ)はホウ酸の塩で,消毒として使われたり,ホウケイ酸ガラスという耐熱ガラスの材料になったりします。洗濯のりは今回は写真に写っているものを使用しました。洗濯のりの成分はPVA(ポリビニルアルコール)という水に溶ける樹脂です。ホウ砂を水に溶かして出来る四ホウ酸イオンはこのOH基と結びついて,バラバラのPVAがゲル化して,スライムができます。作り方① 硼砂の飽和水溶液を作ります。 (溶け残るので水溶液だけ使います。)② 洗濯のりにお湯を加えて,少しずつ1を混ぜては 勢いよくかき混ぜます。③ちょっとまだゆるいかな?くらいのところで半分に分け,一方に砂鉄を混ぜます。ぷるん。アメーバの完成。磁石に引きつけられて伸びます。本当は磁石は袋に入れたまま遊びたかったのですが,一瞬でアメーバに飲みこまれドクロ袋はめちゃめちゃになったのでやむなく袋から出して遊んでいました。子供たちは,「どっちが長く引っ張れるか」競争していました。かなり盛り上がります3人で大いに楽しみました。磁石や手を汚さない方法としては,例えば薄いプラカップなどに少量入れて底に磁石を入れてスライムを動かすこともできます。注意点掃除が大変なので、全部そのまま捨てられるような大きめのビニール袋の上などで行った方が良いです。(残りはもう少し1を加えて遊びやすくします。食紅などで色を付けても楽しいです。)ご注意 今回の実験では,スライムを動かすのに 強力な「ネオジム磁石」という磁石を使います。 ネオジム磁石は誤って飲みこむと,体内からでも外にある鉄や磁石と 作用して非常に危険だそうです。 ですので小さなお子さんには不向きです。 キットにも「8歳未満のお子さんには適しません」とあります。安全に楽しく遊んでください…スライム作りセット ぷにゅぷにゅアメーバ【あす楽】おうちでできる実験キット 5個セット 夏休み 自由研究 雨の日 室内遊び 子供 小学生 低学年 アメーバジェル 光る結晶 ルミカ
2021.08.20
コメント(0)
夏休みになるとお子さんの自由研究用にいろいろな実験キットが販売されます。大人でもやってみたい…今回はキャンドゥで見つけたこちらをお試し。LUMICA「おうちでできる!プチ研究シリーズ 光る水の層」 どんな風に光るのかな?水の層だけ先に作っておいて,暗くなってから実験スタート。レシピ通りにアルミ箔を敷いて,光る液を混ぜあわせると… おぉぉ部屋一面が黄緑色に。8畳くらいのお部屋が一面見渡せるくらいの光です。 ピカピカ液を水の上,さらに上にサラダ油を加えて完成。真ん中だけ光っていてとても綺麗です。今回はダイソーの小さな三角フラスコ風の容器(底が3センチくらい)を使いました。これで光る部分の太さが1㎝くらいになりました。細長い容器の方が層に厚みがでて楽しそうですが転倒には注意が必要ですね。ちなみに気体が発生しました(少量ですが)。半日くらい光っていましたがその後普通の蛍光塗料となり… 1日くらいでサラダオイルの方にも蛍光塗料が滲んできて,界面が分かりにくくなってしまいましたが3層には分かれています。テキストによると溶かしているものの量によって密度が変わっているのだそうです。面白い。家にあるものではできない実験は,こういう手軽なキットが嬉しいです。このキットを作っているLUMICAという会社は,サイリウムなどの光る楽しいグッズを沢山製造しているので,光る実験キットも色々ありました。こちらだと2色の発光が楽しめる,容器付き とあります。ちょうどよい容器の準備が難しいので便利ですね。光る水の層をつくろう! おうちでできる!サイエンス&クラフトシリーズ 実験キット 工作 夏休み おもしろ実験 体験型学習(ここからは余談)こんなに簡単に3層に分かれる物質の組み合わせにはなかなか出合えないのでテキストには「実験が終わったらすぐ紙などに吸わせて廃棄」とありましたが廃棄前にちょっと遊んでみました。 色がついたサラダオイル層をスポイトで取り除いてダイソーのピンクのハーバリウムオイル(流動パラフィン)に変えて水の層にも色を付けて,色々なビーズを浮かべてみました。軽いアイロンビーズとアクリルビーズで浮かぶ層が違っています。化学発光について調べてみましたキットに含まれている材料には食塩,過酸化水素,蛍光色素 の他にグリコールエーテルとフタル酸エステル クエン酸エステル安息香酸エステル シュウ酸エステル…と4つのエステルの名前がありました。「 エステル」というのはアルコールとカルボン酸という物質からできる物質で,その組み合わせにより沢山の種類の物質があり香料,溶媒やプラスチックを軟らかくする可塑剤など色々な目的で使われています。 この商品に入っているエステルのうち”シュウ酸エステル”を調べると”過シュウ酸エステル化学発光”という反応をするとありました。蛍光物質は普通の色がついた物質と異なり,目には見えない紫外線を吸収し,可視光として放出するのでその分明るく見える物質です。 シュウ酸エステルが過酸化水素で分解されると蛍光物質にエネルギーを与える物質ができて… 蛍光物質がそれを吸収して光るということになるそうです。ちょっと難しいけれど理由が分かるとまた楽しいです。にほんブログ村
2021.08.15
コメント(0)
サイエンススイーツ というとても気になる本を見つけて読ませていただきました。琥珀糖,キャラメル,リンゴ飴といったお菓子を通して温度によるお砂糖の変化を考えたり,比重の違いを使った涼し気なポンチなど。完成したスイーツ写真が美しく,写真集として見ているうちにお勉強もできちゃうような本でした。この本の一角にとても気になる記事を発見。卵の殻にプリントされるなんて楽しい!これは早速やってみたい。というわけでリサイクルショップで絹のネクタイを入手して試してみることにしました。卵の中身を取り出して洗って乾かし,表面に殻が触れるように絹のネクタイで包みます。…と簡単に書きましたがこれがなかなか難しかったです。片方をテープで仮止めし,なるべくピッタリになるように輪ゴムでキャンディ包みしました。これを酢を入れたお湯で茹でる…ということで400ccの水に10gのお酢を加えて(何となく)5分くらいぐらぐらと茹でました。煮立ててもお酢の匂いもほとんどしないくらいの濃度です。 茹で終わったら水で冷やし,そっと輪ゴムを外します。中に熱湯が入っているので,熱いのと重さに注意してください。生地を外すと,お~っと模様が見えてきて感動。4つの違いを観察してみました。#1 黒地に赤 厚めの生地全体がピンクに染まり,赤い模様が写りました。卵の殻にしっかり触れていなかった所が多いようです。黒は色も出ず,赤いゆで汁となりました。”2シルバーと紺の模様,赤とベージュの花,薄めの生地青の模様,赤の花が移りました。シルバー,ベージュは写らず。青いゆで汁になりました。#3赤,紺,シルバー模様,ごく薄手の生地赤と紺が移りました。紺はどちらかというとグレー。白かった部分も赤く染まっています。ゆで汁は濃い赤です。#4ベージュに紺と赤の花柄 薄めの生地地のベージュと紺は写らず花模様だけが写りました。煮汁はややベージュ。まとめるとこんな感じ。今回は赤は大体写され,青は写るものと写らないものがある。ベージュ,黒は写らない。という結果になりました。まだ試行回数1なので条件次第では他の色も写るかもしれません。本の写真はずっと綺麗ですし…。そもそも何故写るのか,卵の殻以外のものではだめなのか,酢酸じゃない酸だとどうなるのかな,とか疑問はとどまることを知らず。ちなみに茶色の殻だと上手くいかないです。色は殆ど写らず,卵の殻だけ薄くなってしまいました。奥が深そうなこの実験。また新しい卵を貯めて,実験しようかなあ。にほんブログ村
2021.07.11
コメント(0)
お天気がグラスの中に現れるというインテリアグッズ「ストームグラス」を作ってみました。製作1週間後のようす。ストームグラスは天気によって中にできる結晶の様子が変わると言われています。涼しいなと思う日は綺麗な結晶,寒いと多め,暑いと綿のようになっています。市販品はこんな感じ。Wikiに作り方が詳細に載っており,それによると,「樟脳 7.09グラム、硝酸カリウム 1.77グラム、塩化アンモニウム 1.77グラムを粉末にして56.7グラムの44.1%エタノール水溶液に溶かし、長さ25cm・直径2cm程度の試験管に入れ、針で細孔を開けた紙や革で封じて作る。」とあります。この材料のうち「硝酸カリウム」は燃焼を助ける物質として花火に使われるような材料であり,消防法第一類の「酸化性固体」に分類されます。これがないと作れないということはお家で作るのは無理そう…と思っていたのですが,「硝酸アンモニウムと塩化カリウムでも作ることができる」と書いてあるサイトをいくつか拝見しました。面白いアイディア!詳しい理論は置いておいて,実験方法です。80%エタノール67gに樟脳15g,水54gに硝酸アンモニウム3g,減塩用の塩5gを溶かします。硝酸アンモニウムは保冷剤の中身、塩化カリウムは減塩用のお塩に含まれるので入手は簡単だし安全な物資です。どちらも簡単に溶けます。(ただし水溶液の方は何やら白いものが浮いてしまったので ろ過して取り除きました。)2つ作りたかったので2つに分けて,同じ割合になるように水溶液を注ぎました。どんどんと白い結晶ができてきます。出来上がり直後。ふわふわした結晶でいっぱいになりました。塩化アンモニウムの結晶に似ています。2日経ったところ。透明部分が増えて,出ている結晶は小さな針のような結晶が多く硝酸カリウムに似ています。1週間経った気温25℃くらいの日の様子。細い樹木のような繊細な結晶が現れました。透明どうしの液体なのに,混ぜると結晶が析出してしまうのはエタノールと水の結びつきが強いのでイオンの周りにあった水分子や,樟脳分子の周りにあったエタノールが減ってしまったからかと思われます。溶解度のグラフを見ると下の方にある線が今回溶かした量ですので水だけなら析出することはありません。析出するときは,エタノールの影響が同じなら温度が低ければ硝酸カリウム温度が高ければ塩化カリウム,塩化ナトリウムが析出することになるのかな?もちろん樟脳も析出するし,複雑な平衡状態にあるのでしょう…。材料配合レシピについていかにwikiにある組成に近いものにするかを計算しました。「硝酸カリウムと塩化アンモニウム」を溶かすとそれぞれ水中で電離して硝酸イオン,カリウムイオン,塩化物イオン,アンモニウムイオンになります。これは「硝酸アンモニウムと塩化カリウム」の組み合わせでも同じになります。ただ、減塩用のお塩は半分は食塩(塩化ナトリウム)なので、この方法だと本来のストームグラスにはない「ナトリウムイオン」が含まれます。さらに,塩の組み合わせが違うと量の割合は異なります。どのくらい割合が違うのかな?物質量モルに換算してイオンの個数で比べてみました。上がWikiにある組成,下が組み合わせを変えた塩のものです。硝酸イオンとカリウムイオンを本来のストームグラスの量に合わせるとアンモニアの成分が少なくなり,代わりにナトリウムイオンが含まれます。でも思ったよりいい感じ。小数点以下の重さを量るのは難しいので整数になるところでとして作ってみることにしました。ちなみにアンモニア水を加えることにするとだいぶ成分が同じになります。想像以上の一致。減塩用のお塩のおかげで塩化物イオンがカリウムイオンの2倍あるのが辻褄が合う原因。…とは言ってもあまり薬品の在庫を抱えたくないので,とりあえずはアンモニア水は購入せずに試してみることにしました。 綺麗な結晶を楽しむには,きれいな形のガラス瓶が不可欠です。ハーバリウム用の容器は容器のゆがみが少なく細かい結晶が見やすいです。にほんブログ村2005-2010 CHEE Tous droits réservésconçu par Chee
2021.07.07
コメント(4)
ブルーミーでスプレーマムがいっぱいやって来ました。小さな花びらがぎっしり美しく並んでいて自然の造形美に感動します。これも調べてみるとプリザーブドフラワーになるようでしたのでカーネーションの第2弾ということで挑戦しました。カーネーションのときと同じように,アルコールに漬けて…(バタバタしていたので写真がありません)…結局時間が取れず5日間もアルコール漬けにしてしまいましたが取り出した後,キッチンペーパーの上でアルコールを飛ばしてグリセリンとインクで着色します。前回は万年筆の✒️インクで着色しましたが、今回は100均でインクジェットプリンタ用の替えインクを見つけたので、これを使ってみました。そうしたら万年筆のインクよりずっと綺麗に、あっという間に染まりました。花びらの先からインクが垂れてくるくらいに浸透してびっくり。これを気長に乾かして,首の部分にワイヤーを付けました。真っ白だったとは思えないカラフルさ。紫=マゼンタ+シアン, オレンジ=マゼンタ+イエローさすがプリンターのインクだけあって混色も綺麗です。乾かしているうちに花びらが閉じてきてしまったのでワイヤーを使って形を整えました。紙などの吸い取りの良いものの上で乾かすと、そちらにインクが移ってしまうので液体を吸い取らない網やザル,プラ容器などで乾かすのが良さそうです。簡単で楽しい♪また手に入ったら作りたいです。にほんブログ村キャノン 互換 エコ インク ボトル ブラック135ml シアン マゼンタ イエロー 70ml GI-30シリーズ(BK/C/M/Y)特大容量タンク搭載複合機/インクジェットプリンター エコタンク搭載 モデル Canon 詰め替えインク健栄製薬 無水エタノール 500ML ◎連続購入等の大量注文はキャンセルさせて頂く場合があります。【第2類医薬品】グリセリン 100ml design by sa-ku-ra*
2021.06.22
コメント(0)
机の片隅に並ぶお気に入りの3冊。真面目で控えめ,そしてよく気の付く優しいコ「ビーカー君」が案内役のシリーズです。 最初に出合ったのが実験器具を説明したこちら。器具の特長,使うときの注意点など実用的なところから,名前の由来などウンチクが語れる豆知識まで情報量がぎっしり。 私は理学部化学科出身,研究所に勤めていたのでそれなりに実験器具は使ってきたと思っていたのですが、トールビーカーなど知らなかったので感動しました。紹介されている器具は全部で約120種類。みんなそれぞれの実験で一生懸命働いている様子がなんとも愛らしい。すぐ失敗するし。ナスフラスコをうっかり机において慌てふためいたことを思い出しました。お気に入りはフタのページです。「そうそう,そうだよね~」とうなずきっぱなしでした。ホントにあるあるです。そして2冊目のは受験生必見の実験をまとめた一冊です。ガスバーナーやアルコールランプの使い方,気体発生装置,中和滴定,凝固点降下度ニトロベンゼン,けん化,分離法中学,高校,大学のどの受験生にも役立ちます。 実験装置って意外と写真だと分かりにくかったりするので適度なデフォルメが入ったキャラクターのお陰でとても分かりやすくなっています 3冊目は題名通り,国立科学博物館や東京理科大学近代科学資料館などに保管されている昔の装置と一緒に科学の歴史を学習するものです。他の二冊とは異なり,どちらかというと読み物として楽しむ感じ。G.W.閉館となってしまったこれらの施設に行く代わりにビーカー君と一緒に歴史散歩をするのもよいですね。絵本,カレンダー,ノートなどのグッズもあります。 ちなみにビーカー君は文具も可愛いのですが,ボールペンが特に白衣にピッタリですごく使いやすかったのです。最近見かけないのですが…使い切ってしまったので再販してほしいな~。design by sa-ku-ra*
2021.05.03
コメント(0)
楽しいポッピンクッキンシリーズ、スイーツパーティー 先日作りました。このキットはたくさんの果物を作る小さな型がついていてそのクオリティがとても高いのです。一度きりではもったいないので、レジンの型にしてみました。紫外線の強い季節になってきて、陽のあたるベランダに出しておけばすぐ固まります。クリームの蓋にデコレーションしてみました。楽しいキャンドルも作ってみました。ケーキを買うとついつい貰ってしまう小さなキャンドルが溜まっていたので アルミ箔で小さな器を作って湯煎で溶かしてさらに小さなキャンドルに。スポンジ型にも層になるように流し入れて、芯も立てます。 一番上の層を流し入れたら熱いうちに果物を埋め込んで完成~。透明な層にみかんを埋めてみたけど,あまり見えなかった…芯だけでなくロウソクを立ててもよかったかな?こんなキャンドルで,お誕生日を祝うのもいいな, design by sa-ku-ra*
2021.04.19
コメント(0)
ダイソーの実験キットもこれで5個目になりました。今回はNo35「冷却パックをつくろう!」です。 中身は「尿素」という物質15gと,アルミパックです。尿素とは?尿素は尿や汗に含まれる保湿成分のひとつでカサカサする肌を保湿するクリームに配合されています。スマホ顕微鏡で見ると,1~2mmくらいの細長い結晶になっています。ちなみに「尿素」とアフェリエイトで検索したらこれが出てきました。尿素はホルムアルデヒドと「尿素樹脂」というプラスチックを作ります。今回はこれを用いて2つの実験をしたいと思います。1ひえひえ実験ジッパー付き袋の中に水15ccを入れます。ちょうど飽和溶液になるような量です。しっかり空気を抜いて,しっかりジッパーを閉めて,揉むと…わーつめたい。アルミパックに袋のまま入れて温度を測ると15度。5℃くらい下がったかな。15分くらい冷たさが持続しました。…以上,実験終わり。それほど劇的に冷たくなるわけではないのですがかえって冷たくなりすぎないので、小さなお子さんにも安心して楽しめる実験かと思います。~せっかくだから冷える理由も考えてみよう~尿素には水に溶かしたときに周りの熱を吸収する(吸熱反応)性質があります。反応というのはエネルギーを放出して安定する方向に進むもので水を加えただけでエネルギーを吸収する方向に進むのが自分には不思議に思えました。吸熱するエネルギー<水溶液になって安定するエネルギーなので,反応が進む…と熱力学の授業で習いました。という式で合ってるかな?2結晶作り尿素の水溶液をペーパーフィルターやスポンジ,モールなどにつけて水分を蒸発させると,先端に結晶を成長させることができます。①土台の準備今回は装飾用の紙花で作ってみることにしました。100均で買ったお部屋飾り用のもの。大きさ10㎝くらいです。白い結晶もきれいなのですが,少し水性ペンで色を付けました。②水溶液の準備さきほどの水溶液に,1,2滴洗濯のりを加えたものを①の上からかけて,浸み込ませます。周りに結晶がこぼれても良いように,深めの器に入れるのがコツといえばコツです。びしょびしょ。あとは待つだけ。1時間ほどで先端に結晶が出始めました。12時間くらいおいたところ。結晶が大きくなってきました。水性ペンのインクが先端まで移動しているのが面白いです。1日ほどおいたもの。下の方の紙からも結晶が析出して全体が大きなお花のようになりました。きれい。カッチリして見えますが触ると簡単に崩れてしまうので,取り扱いには注意してください。他の土台アイテムとしては松ぼっくりがお勧めです。ずいぶん前の自分のブログ記事。今回のものより,ずっしり,モコモコとした結晶ができることが多いと思います。尿素は冷却剤として単体で使われることはあまりなくて,逆に尿素の結晶のキットは沢山あるので,溶かすときに水溶液が冷たくなることも一緒に観察してみると楽しいと思います。色々な結晶がまとめて楽しめる欲張りキット。
2021.03.25
コメント(0)
キャンドゥで発売している実験キットLUMICA おうちでできる!プチ研究,シリーズ"シュワシュワあわボールを作ろう”を試してみました。久しぶりの実験にワクワク難易度☆☆さて,うまくいくかな??中身は2つの袋が入っていて、それぞれ「クエン酸」「重曹」とあります。重曹の方は色が付いています。これを食塩と共に混ぜて,水分を少しずつ加えてひと固まりにします。重曹とクエン酸だけだと水を入れたところでどんどん反応してしまいますが、食塩が吸湿してつなぎの役割をして、成形中ほとんど反応しないようです。すごい。さすがプロ。今回はアルコールが少し入ったルームフレグランスを使ってみました。固さは動画で紹介されていました。ぎゅっと握ると固まるくらいでよいそうです。今回は子供たちが小さかった頃に使っていた一口おにぎりを作っていた入れ物で丸く仕上げてみました。…ちょっと手間がかかったので,無理をせずクッキーの型のようなものにぎゅーっと詰め込むほうがいいかな???乾いたら,お水にドボン!おお~綺麗に泡が出てきます!今回はビーズを入れてみましたが、メッセージや占いが出てくるのも楽しそう。出てくる泡は二酸化炭素で,反応式で書くとこんな感じです。クエン酸の中にあるが酸であり,反応する部分で、3か所あります。この酸は炭酸より強い酸なので重曹に含まれる炭酸を追い出す反応です。高校の化学では「弱酸の遊離反応」と習います。ピッタリ反応する重さの割合はクエン酸192gに対し 重曹252g(84g×3)だいたい4;5くらいです。袋の重さをはかってみると,今回のキットは重曹が多めに入っているようです。何でかな?試しにクエン酸と重曹の混合物を、キットの割合で家にあるもので作った物(今後サンプルA)、完全に反応する割合で作った物(今後サンプルB)に水を入れてみました。当然ですが,サンプルBの方がたくさん反応します。というか、サンプルAは反応が寂しい…キットには重曹以外のものが入っているのかな?今度は色々な割合で,タブレットに成型してみました。(重曹多めは クエン酸:重曹=2:5です。)タブレットにすると,粉の時よりよく反応します。そしてキットと同じつもりで作った物もあっという間に反応して水面に浮かび上がってしまいました。他の物質かもしれないし,粒の形かもしれないしキットはもう一工夫してあるようです。完全に謎は解けませんでしたが,ザ 台所実験☆ができて楽しいひとときでした。 design by sa-ku-ra*
2021.03.15
コメント(0)
こ寒々しい台所に暖かなオレンジ色の光…みかん大好き。…なんですがちょっと飽きてきたので,ミカン缶に挑戦してみました。材料は重曹,ミカンのみ。我が家にある重曹はお掃除用のみなのでこのためにわざわざ食用の重曹を買いました。「胃酸過多」のときなどに服用するもののようです。ミカン2つを皮をむき,房に分けて,白い筋を大体とって水500mL,重曹6gを入れます。ミカン全面にうっすらと重曹がかる感じです。5分ほどごく弱火でふつふつとさせます。薄皮や白い筋がほとんど見えなくなりました。細く水を出して優しく洗うと,あのミカンの缶詰と同じミカンができました!すごく簡単!面白いです。ヨーグルトに入れてみました。普段のミカンとは違う使い方ができます。フルーツポンチも美味しそう。 重曹のはたらきを,ヒポエステスの花の色水で調べてみました。(花が咲くといつも冷凍庫にストックしてあります)水に溶かした重曹は弱アルカリです。水溶液の温度を上げると,よりアルカリ性が強くなります。重曹の水溶液は温度を上げると熱分解がおき,炭酸ナトリウムという,重曹よりアルカリ性の強い物質ができます。重曹は炭酸と水腕化ナトリウムの中和の途中である酸性塩。さらに中和すると炭酸ナトリウムになります。セスキ炭酸ソーダは炭酸ナトリウムと重曹の混合物だそうですのでそれよりもアルカリ性が強くなるということだとかなりパワフルですね。これで,ミカンの薄皮の食物繊維が切断されるそうです。ミカンを煮たあとの煮汁も調べてみると,中性になっていました。ミカンにも酸が含まれるので,それで中和されるのかな?実際,今回作ったミカンは酸味がなく,とても甘いものになっていました。 結論としては、薄皮や酸味のせいでミカンが苦手な方には食べやすくなる一つの方法かな?今度,薄皮を取って食べる甘夏などで試してみたいなと思いました。design by sa-ku-ra*
2020.12.25
コメント(0)
ダイソー チャレンジScience!想像以上に面白くて,これも購入してみました。"光るパウダーアートを作ろう"入っていたのは2種類の白い粉。吸水パウダーと蓄光パウダーです。吸水パウダーは1mmくらいの粗い粒で粉が舞い上がるほどでもなく使いやすい感じです。吸水パウダーはポリアクリル酸ナトリウムという物質。「アクリル酸」を重合して出来るプラスチックです。ポリエチレンの材料であるエチレンにCOOH基(カルボキシ基)がついた構造です。重合してできるポリアクリル酸は鎖状の高分子ですが2つの分子をつなぐ物質も加えて重合させると網目構造になり,水を吸収できるようになるそうです。キットには10gの吸水パウダーが入っていて茶さじ1杯くらいで1gです。これに100mLの水を入れて楊枝を刺してみたらちゃんとホールドされました。ですのでこのキットで1Lのジェルができます。水を加えた状態で紫キャベツ液を加えると中性でした。酸でもアルカリでも粘度が下がってトロトロになってしまいます。加えるものは中性じゃないとダメなようです。レシピではキットの蓄光パウダーを混ぜて光るアートを作るのですがせっかくなのでいろいろ光るものを使ってみることにしました。左からニックウォーターのキニーネ(ブラックライトで白)オロナミンCのビタミンC(ブラックライトで黄色)スピルリナのフィコシアニン(ブラックライトで赤)一番右は水に蓄光パウダーを混ぜたもの(ブラックライトで黄緑)トニックウォーターは以前,光るタピオカに失敗して以来。吸水パウダーではちゃんと光りました。スピルリナというのは海藻から採れる食用の青い色素で今回初めて使ったのですがとても綺麗な色です。可愛いワインの瓶を見つけたので順に詰め込んでみました。途中にビーズも散らしてみました。ブラックライトだとこんな感じ。なかなか写真に撮れませんが実物はもっと怪し気でなかなか綺麗です。子供たちも感心してくれたのですが…2日後。混ざるとは思っていましたが想像以上に不思議な様子になっています。スピルリナが大きく広がったせいか,ピンクの蛍光がとても薄くなりました。劣化したのかもしれません。黄色+青=緑だと思っていたのですがなんか黄色と青のまま混ざっています。う~んラップなどで仕切りを作れば混ざらずに保てます。この場合は吸水パウダー1gに50gの水くらいにしておいたほうが扱いやすいです。実験の際の注意点レシピにもありますが,吸水パウダーは水を吸っていない状態で吸い込んだり,口に入れたりすると体内で膨らんで大変危険です。袋から出したらすぐにゲルを作るようにするなど,十分ご注意ください。食品と間違えて口に入れないように,器は食べ物を入れないものを使いましょう。トニックウォーターは,日本で作られている多くのものはキニーネが含まれていないようです。光るジェルを作りたい場合は成分をご確認ください。青色の食用色素も色々な種類のものがあります。スピルリナ以外は光らないのでご確認ください。参考させていただいたページ ありがとうございました。ポリアクリル酸ナトリウム Sodium polyacrylate | Chem-Station (ケムステ)ポリアクリル酸Naとは…成分効果と毒性を解説 | 化粧品成分オンラインジャパン・アルジェ株式会社 | 天然色素(スピルリナ青色素:スピ・ブルー)2005-2010 CHEE Tous droits réservésconçu par Chee
2020.11.27
コメント(0)
ミョウバンの結晶づくりのブログはこれで3本目になりました。初めてのクロムミョウバンとの混晶です。家では作れないと思っていたので,100円で作るキットが手に入るなんて!とてもびっくりです。ダイソー チャレンジSCIENCE!No33"ミョウバンで紫結晶をつくろう!"2箱も買ってしまいました。開けて見るとカリミョウバン30gとクロムミョウバン4gと作り方,結晶を結ぶテグスが入っていました。(これで1箱分)初めてのクロムミョウバンですので,いろいろ調べました。結晶を作る時に必要なデータは1.物質の安全性2.物質の溶解度です。1.安全性についてミョウバンというのは硫酸塩の複塩で1価の陽イオンと3価の陽イオンの組み合わせでいろいろな種類があります。化学式で書くとこんな感じ。クロムミョウバンについてはインターネットで探してもあまり情報がありませんでしたが,わかったものを表にしてみました。クロムはめっきや,ステンレスとして使われています。化合物としてのクロムは+2(青),+3(緑),+6(黄,橙)の酸化数を取り,6価のクロム(クロム酸)が強い酸化剤としてはたらき毒性が高い物質です。ミョウバンに含まれるクロム(+3)は皮膚への刺激性などの記述がありました。<(廃液など詳しくは後述※1)(アルミニウムについては※2)2.水への溶解度についてアンモニウム・クロムみょうばんの溶解度がインターネットで紹介されていました。アルミのミョウバンではカリウムとアンモニウムの溶解度の違いはほとんどなかったので,これでクロムミョウバンの溶解度を考えても大丈夫かな?と思いました。データはこちらから拝借しました。ありがとうございます。12水和物は水を含んでいるので,水に溶かすと水も加えることになるので,もっと沢山溶けます。計算し直すとこんなグラフになりました。クロムミョウバンはアルミニウムミョウバンの倍近く溶けることが分かりました。これは析出させるのが大変そう…今回の割合では,クロムミョウバンは単体では析出しませんが同じ結晶構造をとるカリミョウバンと「混晶」という形で析出するそうです。…ちょっと不安になりましたが,まあ作ってみよう!と作り方にあったものと同じ濃度で100mL用意しました。(水100mLにカリミョウバン30,クロムミョウバン2g)大き目のガラス容器に入れてレンジの庫内に薬品が飛ばないようにラップをゆるくかけて注意して80℃くらいまで温めて,緩衝材をぐるぐる巻いてゆっくり冷やします。↑結晶育成にいつも使っている保冷ボックス。緩衝材をぎっしり詰めこんでいます。50℃まで温度が下がったら結晶をつくる器に上澄みを移して種結晶をつるし緩衝材でくるみ,1日以上ゆっくり冷やします。(ペットボトルなど,耐熱性の低い容器を使うときは特に温度には注意してください。容器が溶けて穴が開いてしまいます。)結晶を出す前の水溶液。一日置いたもの。緑色の水溶液の中に結晶が見えます。溶液の色の濃さは変わって見えませんがクロムミョウバンは入っているのかな??…と思いましたが取り出したら薄紫のきれいな結晶ができていました。とっても綺麗です。結晶が出た分,少しずつクロム,アルミの両方のミョウバンを足しながら結晶づくりを続けました。だんだん色が濃くなってきました。向かって左は最後に液を冷やしてみたら,大きい結晶になりました。この調子で液がなくなるまで色々な結晶を作ってみようと思います。というわけで第二章に続く予定。結晶を育てる際は,以下のような場所を確保しましょう。長期間放置しても安全(誤飲の恐れがない,誤って手が触れない)温度変化が少ない(直射日光が当たらない)振動しない,水溶液がこぼれず安静に放置できる(※1)今回のクロム溶液については作り方には「廃棄の際には各地方自治体の廃棄区分に従ってください」とありました。水溶液を生態系に流してしまうと拡散過程で酸化されて6価になる可能性があると記載のあるHPもありました。(※2)厚生労働省のアルミニウムの摂取の許容量としては体重1kg、一週間当たり、2mgという数値があります。(ミョウバンは水溶液中で弱酸性なので,ベーキングパウダーの発泡の調整に使われていましたが,アルミニウムを含むことから,最近の多くのベーキングパウダーは「アルミフリー」となり,別の酸性物質が使われています。)自然の美~結晶づくり大好き。ドライアイスで氷の結晶焼きミョウバンで結晶を作ってみよう成長が楽しみ砂糖の大結晶試験管に降る雪 塩化アンモニウム結晶リン酸二水素 アンモニウム綺麗な形の塩の結晶にチャレンジ 2005-2010 CHEE Tous droits réservésconçu par Chee
2020.10.15
コメント(0)
ダイソーの"チャレンジSCIENCE!"というシリーズのキラキラクリスタルを作ろう!というキットで結晶を作りました。キットはトランプみたいな箱に入って販売されています。開封すると,説明書と白い粉。使う薬品は「リン酸二水素アンモニウム」という物質でした。アズワン AS ONE リン酸二水素アンモニウム500g 添加物 4-2912-79 [A101301](詳しい性質はブログ後半で)初めて使う物質だったので,色々調べました。結晶を作るの際に大切なのが水への溶け方です。例えばカリミョウバンは温度による溶解度の差が大きく,また冷水にほとんど溶けなくなるので温度をゆっくり下げていくことで大きな結晶ができます。(縦軸;溶ける量 横軸 温度)一方食塩は温度による溶解度にほとんど変化がないので水を蒸発させながら,結晶を作ります。吸湿性が高いので,湿気の多い夏は作れません。リン酸二水素アンモニウムの溶解度の変化は下の青いグラフです。これを見るとリン酸二水素アンモニウムは温度が上がると溶ける量は増え,さらに塩と同じくらい冷たい水にも溶けるようです。作り方を見るとキットに入っていたのは35g。これを70gの水に溶かすようになっています。グラフに当てはめると,30℃で飽和水溶液になるようです。ここから室温まで温度を下げてもほとんど析出しない…ということは水を蒸発させながら結晶を作っていく食塩の結晶づくりと同じ作戦をとるみたいです。ゆっくり温度を下げるのが大切とのことだったので保冷ボックスを用意してゆっくり温度を下げ1時間ほどしたら種結晶の粒を入れて…12時間後。何やら底面がキラキラしてきました。5日間放置して,細長い結晶が見えてきました。正方晶という形だそうです。一番長い結晶が5mmくらい。あとは粉々の結晶になってしまいました。種が多すぎたみたいです。大きさ2センチほどでこれで3g。35gも溶かしているのですからもっと大きいのが作りたいな~と,種を減らして繰り返すこと数回。何度でもやり直せるのが結晶づくりのいいところです。条件が整ったみたいで上方向に結晶が伸びてきました。面白いです~。毎朝結晶が伸びているのを楽しみに,放置。そして2週間が経過。結晶の先端が水面から出たところで終了にしました。上から見るとなんだかよく分かりませんが…横から見るとニョキニョキと柱状に伸びていて,とても面白くキラキラ綺麗です。ついつい背景に凝って写真を撮ってみたり…動画を撮ったり…たのし~い。これで23g。あと10g以上溶けているんですね~。残り水溶液は試験管に移して,気長に放置する予定です。美しい形が見られて嬉しいです。どうやって保存しようかなあ~毎日の観察が楽しい実験でした。注意点・素手で触らないように注意してください。 自分は少しチクチクしました。・熟成させる場所は 長期間放置しても安全(誤飲の恐れがない,誤って手が触れない) 温度変化が少ない(直射日光が当たらない) 振動しない,水溶液がこぼれず安静に放置できる …ところを探してください。実験とは関係ないですが酸性塩について書きたいだけリン酸二水素アンモニウムは,リン酸という酸とアンモニアという塩基の中和反応で生じる酸性塩(酸が残っている塩)です。リン酸は3価の酸なので,1価のアンモニアとは3段階で反応します。このうちまだ1つしかアンモニアと反応していないものがリン酸二水素アンモニウムです。水溶液は弱酸性。もうひとつアンモニアが増えると弱塩基性になります。酸性塩で有名なのが重曹ですが,こちらは塩基性。酸性塩は酸と塩基の組み合わせで酸性だったり塩基性だったりします。化学の用語は漢字から見るイメージと内容が異なることがあり,「酸性塩」はその1つだと思います。酸性塩は,水素Hが残っている塩のことで,その水溶液は酸性のものも,塩基性のものもある。化学を大学受験に使う方は,間違えずに覚えておいてほしいと思います。参考文献http://bsikagaku.jp/f-industry/MAP-industry.pdf実際の工場での製法も,リン酸とアンモニア混ぜて中和させ,pHで中和点を検出しているようです。このキットもかっこいいですね。色が付けられるようです。リン酸アンモニウム粉 とあります。自然の美~結晶づくり大好き。ドライアイスで作る氷の結晶大きなミョウバンの結晶を作ってみよう成長が楽しみ砂糖の大結晶試験管に降る雪 塩化アンモニウム結晶松ぼっくりを尿素の結晶でおめかし綺麗な形の塩の結晶にチャレンジ 2005-2010 CHEE Tous droits réservésconçu par Chee
2020.10.02
コメント(0)
can doのおもちゃ売り場で発見。株式会社ルミカ おうちでできる!プチ研究シリーズ"いきなり凍る魔法の水"[ メール便可 ]実験キット こども ルミカ プチ研究シリーズ いきなり氷る魔法の水 工作キット 夏工作 夏休み 夏休み工作 自由研究 キット セット 科学 小学生 ルミカ 知育 知育玩具 実験 サイエンス 理科 科学 研究 不思議 凍る 氷る 水原料は,酢酸ナトリウムという物質です。アナ雪の触ると凍る水としても有名かな?顕微鏡で見ると細長い小さな結晶がいっぱい見えます。酢酸ナトリウムは水に溶かすと58℃より低い温度の水溶液では3水和物になります。これが魔法の氷の正体。質量比で全体の4割が水という物質です。水との割合,温度の一定の条件を満たした水溶液は水を含んで全体が結晶化するという面白い性質を持っています。条件は,このように相図で表すことができます。ピンクに塗った部分で全体が結晶化,L+S1の範囲で結晶が見られます。例えば50w%水溶液だと,温度58℃以上で水溶液になり,そのまま冷やすとだんだん3水和物が析出して20℃で全体が結晶化します。ここで20℃くらいまで過冷却状態に持って来れれば一気に結晶化させることができるというわけです。普通の水溶液はここがとても難しいのですがただ放置しておくだけで過冷却状態になっちゃうところが酢酸ナトリウム水溶液の不思議なところです。キットには35g入っており,これに50gの水を加えて冷やすように書いてありました。そうすると40wt%の水溶液になります。色々試したかったのでまずは35gの熱湯を加えて50w%にしました。これを室温になるまで放置すると過冷却状態になり種結晶を落とすと全体が結晶化します。時間にして10秒くらい。変化する様子はやっぱりカッコいい。水溶液が温かくなることも観察できます。次に15g熱湯を足して作り方にあった40w%の水溶液にしました。40w%の水溶液は全体が結晶化はしません。同じく過冷却状態にし,結晶を落とすとゆっくりと結晶化が始まり長く細い針状結晶がふわふわと現れてきます。ちょっと幻想的。ゆっくりと観察できて,これもまた綺麗です。さらに冷やした状態だと,1つずつの結晶が大きくなりました。とても綺麗です。結晶をじっくり見るならこの条件,あっという間に凍らせるのなら50wt%がいいかな?ちなみに15wt%(水を200g加える)まで薄めてしまうと結晶が出なくなります。結晶化は発熱反応で,カイロにも使われたり,工場では大掛かりな蓄熱機として使われたりもするようです。相図はこちらのものを拝借しました。ありがとうございます。https://astamuse.com/ja/published/JP/No/2007285189原理が分かると,ありふれた実験も,面白くなります。実験の際の注意物質の性質上,水溶液は58℃以上にする必要があるので火傷に注意しましょう。ペットボトルのような耐熱性の低いプラスチックだと変形してしまいます。酢酸ナトリウムは弱酸の酢酸と強塩基の水酸化ナトリウムが中和した塩で,水溶液は弱アルカリ性です。皮膚を傷めるので,素手で触れないようにしましょう。食品ではありませんので,誤って口にすることのないように食器とは異なる容器を用いて実験しましょう。冷蔵庫で冷やす場合は,家族が飲料と間違えないように十分に注意してください。安全に,楽しく実験しましょう~自然の美~結晶づくり大好き。ドライアイスで作る氷の結晶大きなミョウバンの結晶を作ってみよう成長が楽しみ砂糖の大結晶試験管に降る雪 塩化アンモニウム結晶松ぼっくりを尿素の結晶でおめかし綺麗な形の塩の結晶にチャレンジ2005-2010 CHEE Tous droits réservésconçu par Chee
2020.09.30
コメント(0)
つかめる水キットで作ったイクラは水が含まれていますので,放置すると干からびてしまいます。せっかく作ったから,取って置ける形にできないかな~とUVレジンでコーティングしてみたところ,中は縮んでしまいましたが殻が残って,面白い形になりました。これにオレンジ色のレジンを注入するとレジンのイクラのオブジェができました。(丸カンを付ける場合はレジンを塗る前に付けます。)白い粒でご飯風に作り,白いレジンを詰めた例。千代紙もレジンでコーティングしました。前回のルームフレグランス風はこちら是非オリジナルを考えて楽しんでいただきたいです楽しく実験するために誤食を防ぐため,食品を入れる容器で作らない。カビが出た場合はすぐ廃棄する汚れても良い服装で,濡れても良い場所で行う。
2020.06.24
コメント(0)
つかめる水キットで作る水の入った粒々は,粒以外の形も作ることができます。昨日の日記で作ったイクラ丼のご飯粒を作った白い絵の具を加えたアルギン酸ナトリウム水溶液を注射器に詰め,乳酸カルシウム水溶液の中に勢いよく噴射するとあっという間にそうめんの出来上がり。細く黒い千代紙を切れば海苔,黄色いのを切れば錦糸卵,緑のストローを切れば小口切りのネギ。黒い器を作って千代紙に盛って,昨日の日記のイクラと同じようにルームフレグランスにしてみました。絵具の色合いでお蕎麦にも,パスタにもできそう。是非オリジナルを考えて楽しんでいただきたいです原理はこちらのブログで楽しく実験するために誤食を防ぐため,食品を入れる容器で作らない。カビが出た場合はすぐ廃棄する汚れても良い服装で,濡れても良い場所で行う。
2020.06.24
コメント(0)
つかめる水キットで作る人工イクラづくり。前回は光らせようとして失敗しましたが,粒々作りはやっぱり楽しい。今回イクラにして食品サンプル作りに挑戦しました。長い日記になってしまったので原理は前回のブログでリアリティーを求めて目の部分作り=油滴の封入 を考えてみました。水溶液に混じらないよう、油に色を付けてみよう…と赤いロウソクとクレパスを溶かしてみました。今回はクレパスの方が濃く色が出ました。イクラの素のアルギン酸ナトリウム水溶液は,指示通りの分量で作り,黄色と赤の食用色素で色を付けます。急いで溶かそうと思うと大変なので,前日から作り始めて時々かき混ぜてゆっくり溶かすのがお勧めです。これに色を付けた油を加え軽くかき混ぜて注射器に入れます。混ぜすぎると粒が小さくなりすぎてただ濁ったイクラになってしまうので注意。注射器をゆっくり押しながら粒を作り、油が入った時乳酸カルシウム液に落とします。粒が小さかったり、双子だったり色々ですがなんとなくそれっぽくなりました。油の種類やアルギン酸ナトリウム水溶液の濃さなど色々調整すると,もっときれいなものができそうです。入れ物は,お菓子の袋や千代紙で海苔風に外枠を作り,底を発泡スチロールなどで上げ底に作ります。出来上がったイクラは洗剤でざっと洗って周りの油分を落とし,ペーパータオルで水気を軽く取って盛りつけます。今回は白い絵の具を溶かした粒も作ってご飯風に下に敷いてから盛りつけてみました。そのまま置いておくと干からびてしまうので長持ちさせたければ,乾かないように瓶に入れて少量のアルコールを含む水で保湿します。(ここではホワイトリカーを使っています。)軍艦の大きさで見た目が変わります。これくらい入っているほうが長持ちします。ついでに香りをつけて,ルームフレグランスみたいにしても楽しいです。一緒に写っているそうめんも今度アップします。これは絵具を入れて白い粒も作って,スクリューキャップに盛り付けてイクラ丼風。是非オリジナルを考えて楽しんでいただきたいです楽しく実験するために誤食を防ぐため,食品を入れる容器で作らない。カビが出た場合はすぐ廃棄する汚れても良い服装で,濡れても良い場所で行う。
2020.06.23
コメント(0)
全87件 (87件中 1-50件目)