ラッコの映画生活

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2007.09.01
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カテゴリ: アメリカ映画
MY DATE WITH DREW

90min
(レンタルDVD)

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これも知人が借りてきたDVDを一緒に鑑賞。最近このパターンで自分からはきっと見ない作品を見る機会が多いのですが、それもまた良いものです。今回は『デート・ウィズ・ドリュー』。映画界とは全く縁のない失業中の27才男、子役のドリュー・バリモアを『E.T.』で見て以来ファンだという男ブライアン・ハーズリンガーが、女優ドリュー・バリモアと何とか一度限りのデートを実現し、その過程をドキュメンタリー映画にしてしまおうというもので、自演ドキュメンタリーとでも呼べばよいでしょう。これって本当に100%実話なの?、実はある程度ヤラセじゃないの?、っていった下衆の勘ぐりもしないわけではないけれど、公称通りに受け取っておきましょう。

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テレビのクイズ番組に出演したブライアンは賞金1100ドルを獲得。しかも最後の問題の答はドリュー・バリモアだった。これを何かの縁と思ったブライアンは知人やツテを頼ってドリューとのデートを実現し、賞金1100ドルを資金にその過程をドキュメンタリー映画にしようと決心する。期限は1ヵ月。どうして1ヵ月かと言えば、失業中の彼にあるのはこの1100ドルだけ。ビデオカメラなんて買ってられない。そこで量販店の1ヵ月以内返品可能という制度を利用しようというのだ。これなら結果的にただでカメラを1ヵ月使えるわけだ。しかし自分のカードは利用できず、友人にカメラを買ってもらう。

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こんな風にスタートした物語、色々手を尽くすけれどなかなかドリューとのデートは実現しない。まあ当たり前と言えばそうですよね。画風はビデオということもあって、日本のテレビの半ばヤラセもののヴァラエティー番組でも見ているようで、つまらないとまでは言わないまでも・・・。本人は写される側にいるわけでカメラを回しているのは彼の友人。でもカメラといい、編集といい、なかなかまあまあまともに出来ている。後で知ったのだけれど、芸能界・映画界には全く無縁の彼ではあるのだけれど、実は学生時代は写真と映画を専攻していて、成績も主席だったとのこと。カメラを回しているのも同じ専攻の友人らしい。まあそういうのがなかったら映画にしようという発想はなかったか、少なくも実現はしなかったかも知れなかったですね。

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以下ネタバレを含む
ちょうどドリューの出演した『チャーリーズ・エンジェル』が完成してプレミアが行われる。そのパーティーにパスを偽造して忍び込んだ彼はドリューに会って会話をするまでは成功するけれど、結局そこまででカメラを使える1ヵ月の期限が切れてしまう。その後の様子はしばらくスチール写真で紹介されていて少し寂しい感じを出している。しかしまた動画に戻るのだけれど、別の店だか別のカメラを同じ手口で借りた(買った)らしい。この辺に演出を感じないわけでもない。予算は1100ドル、カメラの期限は1ヵ月というのがこの ドキュメンタリー映画 が描く物語の根幹にあるわけだけれど、何店かで同じようにカメラを買えば(借りれば)数カ月はカメラは使えるわけで、現にそうなっている。ブライアンがドリューとデートをするべく奔走し、また美容やシェープアップもするけれど、実はそういう映画のブライアン役を演じている部分だってあるわけで、その意味でドキュメンタリー映画に撮る内容をも作者自ら作っているのだから、普通の劇映画との境界は曖昧ですね。これで有名(?)になった彼はその後テレビのシリーズものドラマに役者として出演もしている。

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ちなみにこの映画の製作費は1100ドル。もちろんノーギャラで協力してくれた友人・知人がいたからではあるのだけれど、日本でも劇場公開され、DVD化もされているのだから、何千万ドルもかけなくても良い映画はできるという見本中の見本だと思いました。

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Last updated  2007.10.02 08:51:04
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