2006年06月18日
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カテゴリ: 喫茶「話倶話倶」
梅雨の晴れ間、昔は五月晴れといったそうだ。ここのところ、ぐずついていたお天気が、私の休みに合わせたようにきれいに晴れあがった。しばらく顔をかくしていた武尊山も、すっかり雪のとけた姿を現わしている。
温泉の宝庫群馬県でも指折りの温泉地「老神温泉」にある唯一の日帰り温泉『湯元華亭』に出掛けた。入館料千円というちょっと高目の料金だが、今年合併し、沼田市となった老神。沼田市民は半額という嬉しいサービスを行っている。ということで私は半額の500円也(^^)

老神温泉への矢印を頼りに、120号線を右折。片品川へと向かって急坂を下りていくと、奥へ奥へと『湯元華亭』の看板が。豊かな水をたたえた片品川にかかる吊り橋を渡るとすぐに目的の場所だ。


片品川

湯元華亭入口     足湯
入口足湯


八角形の木造りの高い天井をもつ内風呂も、全面が開くガラス扉に囲まれ、開放感がいっぱいだ。しばし内風呂を楽しんだ後、外湯へ。二つの湯船が階段わきに並ぶ。内風呂からすぐのところに、ジャグジーの泡が気持ちのいい音をたてる露天風呂。

ジャグジー


さらに階段を数段降りたところに、色とりどりのバラの花が浮かんだもう一つの露天風呂がある。百ではきかないほどのバラの花が、可憐に湯に浮かんでいる。そっと体を沈めると、目の前に華やかなバラの花が、いい香りを漂わせながら、体にまとわりつくようにゆっくりと動いている。バラ湯なんて夢のまた夢。しかも土曜日のわりにすいていて、湯船につかっているのは私だけ。バラの花はもちろんだが、露天風呂にありがちな目隠しの柵などなく、緑したたる山の斜面をながめながら、片品川のせせらぎも心地よく、貸切り状態で豊かな気分を楽しんだ。

バラ湯2


そして風呂上りのもう一つの楽しみ。ビール&おいしい肴での一時だ。ここでは月替りにオリジナル豆腐を提供している。今月は『しそ豆腐』。さっそく注文してまずはビールを一杯。この豆腐がなんともいえず美味♪ 最初はなにもつけずに一口。大豆の豆の味がしっかりしてまろやかな甘味が口の中に広がる。そしてすぐに紫蘇の風味が...。めちゃくちゃ美味しい! ほとんどタレをつけずに二人前をたいらげてしまった。もう一つは『わらびの山葵和え』。こちらもくせのないわらびに、すっきりとした辛味がさわやかな山葵和え。もう~ビールの旨いこと♪
ここ『湯元華亭』は、温泉といい、お料理といい、私のダントツおすすめの場所。サイコー♪

肴


バラ湯は6月から11月上旬まで、毎日用意されているそうだ。土日は男性のお風呂でも楽しめるそうだが、バラの花が浮かんだお湯に男性が入ってる画は、ちょっといただけないかもね(^^;)
「谷の湯」と「滝の湯」という二つのお風呂ゾーンがあり、日替りで男湯と女湯が入れ替わるそうだ。今回私が入ったのは「谷の湯」。ぜひ「滝の湯」のほうにも訪れたいものだ。


華亭内には、様々な木々が初夏の緑を楽しませてくれる。モミジも多く、秋にはきっと素晴らしい紅葉を見せてくれることだろう。

もみじ





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最終更新日  2006年06月18日 22時22分52秒
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