Blog de afutura

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November 20, 2008
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木村無線がラジオ会館の店舗閉鎖をした時 Finalの「Daruma」 というインシュレータを買ってきました。このDarumaは3つのパーツからなり、3個一組です。いくつかバージョンがあるのかな? これがどれに当たるのか不明。

アルミとおぼしき2枚の厚円柱と1cm大の金属球を重ねた構造は、支点をあえて明確にせず、球の動きをフリーにすることで、機器の(あるいは接地面からの)振動を主に水平方向に逃がそうというものでしょう。確かにこのDarumaに機器を乗せ手で押す、と非常にグラグラとよく動きます。もっとも、手で押すような大振動ならぐらついても、オーディオ機器程度の振動ではその理想がどこまで果たされてるのかよくわかりませんが・・・。

硬球で受けるのですから、耐荷重はいくらでもありそうです。
荷重がかかる方が効果がありそうな気がして、30kg弱のEsoteric UX-1 Limitedで試してみました。

私もいろいろインシュレータを使ってきましたが、ずいぶんと置き場所での変化が大きいタイプのようです。3点にうまく加重をかけるのがコツらしい。

UX-1 Limitedはディスクの回転音が大きいタイプで、受けるインシュレータやアンダーボード&ラックによって動作音が変化します。我が家のUX-1 Limitedは試聴席の眼前にあり、その変化は再生音よりもわかりやすいため、いつもインシュレータやボードを試す時は、動作音が最も小さく感じるポイントを採用しているのです。

このDarumaは、置くポイントによって、その動作音の大小が大きいんです。
4日間ほどあれこれ試したところ、前1点はVRDS-NEOメカがディスクを飲み込んだ時の(おそらく)中心やや手前に、後ろ2点は思い切り広げて、コーナーから2cmほど内側にセットする時がいいみたい。インシュレータを広げて置くと、音場が広がって聞こえるというのはあながち錯覚ではない、かも。振動源であるトランスやVRDS-NEOの真下がよいかと思いきや、そうでもないのが面白いですね。


今もDarumaはUX-1 Limitedの下にあるわけですが、一点欠点も。
上記に「非常にグラグラとよく動きます」と書きましたが、プレーヤーなら当然のこと、ディスクの出し入れや、スタート/ストップといった操作をしますよね。その度に3段重ねのDarumaは少しずつ上下の金属厚円柱がずれていきます。同じ場所にいてくれない(爆
このDaruma、本当はパワーアンプのような、あまり触れない機器の方が対象としていいのかもしれません。






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Last updated  November 24, 2008 08:12:18 AM


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