全4327件 (4327件中 1-50件目)
遺産分割はやってみればわかる。これは揉めると思う。相続人の意見が合わないと、話が進まないからだ。(最初に書いておくが、うちは揉めていない)遺産の分け方は、原則として遺言書の有無を確認し、ない場合は相続人全員による遺産分割協議で決定する。遺言書がなければ、相続人全員で「誰が、何を、どうするか」を話し合う必要がある。これが遺産分割協議だ。日本では、遺言書を残さずに亡くなる人の方が圧倒的に多い。公正証書遺言や自筆証書遺言書保管制度の利用状況は法務省が公表しているが、すべての遺言書を把握できる統計ではないので、「亡くなった人の何%が遺言を残している」と正確に出すのは難しいようだ。メモや口伝え(口頭での約束)はあるのかもしれない。ただ、日本の民法上、法的な効力を持つ遺言には方式が定められている。本人がそう言っていた、というだけでは遺言書の代わりにはならないのだ。つまり、多くの相続では「相続人全員による遺産分割協議」が必要になる。遺言書がある場合は、原則としてその内容に沿って相続を進める。もっとも、相続人全員が合意すれば、遺言書とは異なる分け方をすることもできる。遺言書がない場合は、相続人全員で「誰がどの財産をどれだけ引き継ぐか」を話し合う。全員の合意が必要だ。これが面倒だし、知識も知恵も借りた方がよいから、専門性のある士業にお願いすることになる。法定相続分は、民法で定められた取り分の目安であり、この割合どおりに分ける義務があるわけではない。相続人が3人でも、全員が合意すれば、うち2人が相続するような分け方もできる。分割方法は、だいたい4通りらしい。預金は端数を考えればいいが、不動産や株はきっちり分割するのが難しい。現物分割:土地や建物、預貯金などの形を変えずに、そのままそれぞれの相続人に割り当てる方法代償分割:特定の相続人が多くの遺産を取得する代わりに、他の相続人へ不足分を現金で支払う方法換価分割:不動産などの遺産を売却して現金に換え、その現金を相続人で分け合う方法共有分割:ひとつの財産を、複数の相続人で共同所有(共有名義)にする方法母親からの自分への相続は、自分の妻子への相続にも直結するので、そこは慎重にならざるをえなかった。結果的に、すべて現物分割にした。士業にお願いしていた遺産分割協議書が、複数回の面談を経て、ようやっと出来上がった。ただ同然の土地に関しては、兄弟で筆で分けた。父親が相続したところで、二度手間になるだけだから。相続登記の手続きは士業にお願いした。弟との情報共有、父親の説得・相続合意など。あまりやりたいことではないな。これから相続人全員の署名捺印を入手し、ようやっと金融機関との手続き開始だ。少なくとも母の口座がある全金融機関で遺産分割協議書が必要だった。ここからも自分の仕事。ただし、今回経験したので、だいぶ勉強になった。
September 27, 2026
Blogのトータルカウントが7,000,000を超えていた。6,500,000の報告を書いたのは、約2年前。500,000増やすのに2年かかったのは、自分的にはややスローペースだ。更新頻度が落ちた上に、介護とか家庭菜園とか、あまりオーディオマニアの興味をひかない話題の比重が高いからかもしれないし、そうではないのかもしれない。Twitter / X にばかり書いていた7年間のブランクを考えれば、それがスローペースの直接の原因とも言えないだろう。(今回の日記など、自分以外興味のない最たるものだ。)このBlogを始めたのは2005年1月。20年以上も続けている。ある分野で世界的な一流として成功するには、約1万時間の練習や研鑽が必要だという1万時間の法則(本当は逆で、継続した努力が成功を生む)を唱えたのは作家のマルコム・グラッドウェルだ。それに従えば、約8,000日記あるこのBlogは、メンテナンスも含めればとっくに1万時間がかかっており、もはや自分はBlogのプロなのだな。20年の間に、インターネットの環境はずいぶん変わった。Blogが流行った時代から、FacebookやInstagramなどのSNSが広まり、noteのような個人が文章を発信する場も増えた。今では、自分で書かなくてもAIに聞けば、情報だけでなく、それらしい文章まで出てくる。ネット上で、この2年で一番変わったのはAI環境だと思う。自分自身の書く内容も、文調も変わった。自分なりに文字数も意識するようになって、2023年の再回以降は長めの日記になっている。昔の日記は今ではすっかり忘れていたことが書いてある。当時はたいしたことだと思っていなかった出来事が、何年も経ってから読むと面白かったりする。逆に、極端につまらない、くだらないものも少なくない。だからこそ後から見れば、役に立つ。記録をAIに頼ると、そういうボラティリティは多分ない。ただし、自分もAIに誤字脱字チェックを依頼することはあるから、ミスも減っているはずだ。(文章にアドバイスはいらないと断っている)6,500,000のとき、「アクセス数を稼ぐという認識はないが、生きているうちにtotal 10,000,000は目指してもいいかもしれない」と書いた。今回7,000,000を超えたので、残り3,000,000。今のペースなら、まだかなり先の話になりそう。日記が習慣化しているから、数に関係なく続けるけどね。残り3,000,000が埋まるよりも、楽天がBlogサービスを止める方が早かったりして。ここまで書いたが、10,000時間とは日数間算だと416日、約1年1ヶ月というのは、結構コワい。自分の人生の1.81%をBlogに費やしているのは。
September 25, 2026
長野県に帰省した際に、母方の生家に行き、父方の菩提寺に連れて行ってもらった。これが立派なお寺で驚いた。なぜ父も母もこの寺を教えてくれなかったのか。同じ市内なのに連れてきてもらった記憶がない。自分がわかっていたら、葬式の時に宗派に悩むこともなく、もっと色々と楽だったのに。もっとも、当人たちは特定の宗教を信じていなかったけれど。そもそも、墓所の管理寺院の宗派と父方の宗派が違うという疑問も、帰省ですぐに片付いた。そこは市営墓地で、単に宗派を問わず受け付けていたからだ。Googleでは、そこまでわからなかった……。母の墓には頭を悩ませた。母のお骨は今も、誰も住まない横浜の実家にあるので、それは非常に申し訳ない。それでも、法事のような期限が特にないというのは、父の介護もしながらだと、いまひとつ気合が入らなかった。どこかのお寺の檀家でもないし、新しい墓という大きな話を、残された者におまかせされても困るのだ。広さも違う。値段も違う。何より形式が違う。お墓の選択肢には、一般墓、永代供養墓、合祀墓、樹木葬、納骨堂、あるいは特殊な例として散骨や手元供養もある。一般墓なら、お寺によっては檀家になることを求められる。母に生前相談していた都内のお寺の墓所でよいのか。それとも、長く住んでいた横浜の方がいいのか。自分が住むとはいえ、母の土地勘がない茨城に連れてくるわけにもいかない。これからの世の中、子々孫々お参りする感じもしないし、永代供養の方がありがたい。そうすると、誰がどこに住んでも都内の方がアクセスしやすいか。悩みに悩み、二転三転して、法事でご対応いただいたお寺にお世話になることにした。ちょうど墓所の募集をしていた。(実家から遠くないのに、自分も知らなかったし、お寺の名前が挙がったことがなかった)もちろん、一緒に墓に入る父とも相談し、了承を得た。父に話していた都内の墓所とも違うからだ。形式としては樹木葬。実際下見もした。車いすで行くこともできるし、とても綺麗なお墓になる予定だ。草木が好きだった母は、きっと喜ぶだろう。細かいことを省くが、お墓の買い方もわかった。お墓を買うとは、契約なのだ。考えてみれば当たり前だ。土地そのものを買うわけではなく、墓所を使用する権利を契約する。だから、誰の墓として使用するのか、使用権をどう扱うのか、簡単に売買や相続による分割ができるものでもない。使用期間の規程、埋葬方法の取り決めも当然ある。初期費用には、使用料、埋葬料、プレートなどの彫刻料があり、そのほかに年間管理費の有無や支払い方法も記載される。永代供養ならば、基本的に継承を前提としない。工事中もあって、9月に申し込みをして、納骨できるのは最速で来年2月だそう。石のデザインもこれから考えたい。一周忌が3月なので、その時が納骨になると思う。時間がかかったが、母が一息つけたらいいな。
September 23, 2026
つくばエクスプレス新御徒町駅出口すぐに、新潟県妙高市にある嶺村製麺所の直売所である生めん販売所 麦があることは知っていた。何度も店前を通っていた。が、開店時間に合わず、訪れることはできなかったのだ。今回が初めてだ。この店はHPを引用すると、>「お客様の食べたい美味しいラーメンをご自宅で」をコンセプトに> 老舗製麺所の直営店ならではの豊富な種類の中華麺、そしてたくさん> のスープ、トッピング、香味油などを取り揃えております。「どんぶり> とネギ」があれば本格的なラーメンを楽しむことができます。つまりは、多種類の麺と多種類のスープを買うことができる。詳しくはHPあるいは店頭で確認いただきたいとして、自分は組み合わせのパターンが多すぎて、選ぶことすらできなかった。そこで「代表的な醤油ラーメンが食べたい」と店主に伝えたところ、いくつかある中から勧めてもらったものを購入することにした。家に帰ってから、さっそく調理してみる。生麺なので茹で時間などは確認しながらになるが、特に難しいことはない。スープを用意して麺を茹で、丼に入れる。あとはネギなどを加えれば、それなりにラーメンらしい姿になる。これが、非常に美味かった(肝心の写真を撮り忘れた...)。店舗の味に近いとも言える。さすが人気の麺製販所。麺とスープで一人前300円以上にはなるが、店舗よりは割安だろう。それに具材も器も自分で用意する必要があるし、調理する人によっても多少味は変わるはず。それでも、家でこれだけのラーメンが食べられるのか、というのが正直な感想だった。麺そのものも美味しいし、スープとの組み合わせもいい。店主に勧めてもらったものだけあって、少なくとも自分には合っていた。最初は種類が多すぎて選べなかったが、慣れれば、自分の好みに合わせて麺とスープを組み合わせられるということだ。次は、今回とは違う麺やスープも試してみたい。もっと早く行けばよかった。
September 21, 2026

自分の住む地域の9月上中旬は、雨ばかりだ。気象庁によると、2026年9月上旬の関東甲信の降水量は、平年比365%を記録した。つまり3.65倍だ。しかも日照時間は平年比31%。降水量が多いだけでなく、晴れ間そのものがかなり少なかったことになる。実際、晴れ間が非常に少ない。降らずとも曇天ばかりだから、かなり涼しい。9月に入っても、まだ暑い日が続くことを覚悟していた。ところが、雨と曇りが続くと、気温も上がらない。過ごす側としては楽なのだが、家庭菜園にはそうもいかない。これでは野菜たちも育たない。いいことは、蚊が少ないことくらいだ。今年は、秋ナスの豊作も、ゴーヤの盛り返しも、期間が短かった。せっかく調子が上がってきたと思ったら、今度は日照不足。さすがにこれだけ天候不順では、やむを得ないか。全国各地では、線状降水帯が発生したり、水害が起きたりと、大雨のニュースが続いている。自分のところは、庭の野菜が育たない程度で済んでいるのだから、まだ文句は言えない。周りの田んぼは、お彼岸なのに稲刈りも進まないのだ。トマトを抜いた後、雨の合間をぬってタマネギを植えた。タマネギは、晩夏植えならば冬に向かって育てていく野菜なので、今後の天候次第では十分いける。ただ、もう少し暖かければ、年内に収穫できたかもしれないのに、それも難しそうだ。まだ芽も出していない。今年はキュウリ、ナス、ピーマンがよく採れた一方、ゴーヤやトマトには今ひとつのところがあった。そして夏の最後は、この雨である。これも家庭菜園。こちらの都合で天気を変えることはできないので、あとは野菜たちに頑張ってもらおう。
September 19, 2026
物持ちはいい方だと思う。オーディオ機器にしろ車にしろ服にしろ、あまり買い替えない。ファッション系は家族から怒られるくらいだ。どうせ長く着るのだから、いいものを少し買えと言われる。ご指摘のとおりである。今回は靴の話。傷みはするが、リペアもするので、革靴系は結局5年10年と履いてしまう。昨今、背広を着る機会は激減し、それに伴って無理に革靴でなくともよくなった。ビジネスカジュアルも一般化し、自分の勤め先も(最初は規制もあったが)在宅勤務の浸透とともに、なし崩し的にTシャツでもジーンズでもOKになった。革靴は、スーツスタイルではなく、ジーンズ等に合わせるファッションにメインが移ったのだ。スニーカー系、トレーニング系を除いた靴は、なんとなく長い経験の中で、アルフレッド・バニスター(alfredoBANNISTER)か、カンペール(Camper)に固定された。感触(履き心地)が大きく違う靴は、ある程度ブランドを固定した方が選びやすい。アウトレットモールにも出店されているので、目にも入りやすかった。ただ、独創性のあるカンペールは修理して履く靴ではなく、傷めぬように大事に履くか、あるいはいっそ履き潰す靴だと思う。履き心地は自分には抜群だし、デザインに遊び心もあって、買う楽しみも大きい。アルフレッド・バニスターは、モード感と手頃な値段が気に入っている。そしてこちらも(アルフレッド・バニスターに限らずだが)アウトソールに特殊素材等が使われだすと、修理して……というより消耗品に近づいてしまう。皮肉なものだ。スーツを着る機会が減ったとはいえゼロにはならないし、いい年してスーツにスニーカーを合わせる勇気もない。この夏、アルフレッド・バニスターの黒のローファー系が立て続けに2足、(さすがにもう)ダメになり、後継品を探した。いつスーツが必要になるかわからないから、そこそこ急いだ。ただ、店頭ではなかなかフィットするものに出会えなかった。アルフレッド・バニスターも、UNILINEを展開し始めた頃から、なんとなくズレは感じてきていたが……。(と思って今回調べたら、展開は2012年頃らしい。どれだけ物持ちがいいんだか)小休止して、別ブランドに手を広げることに。もう試着の経過は飛ばすが、結果的に、リーガル(Regal)の超定番である、ブラックの「Boots Mark」に落ち着いた。もはや探していたローファーではなくプレーントウだが、もはやそれはそれ。歩き方が変わったのか、試着したいくつものブランドで、今年はフィットするローファーには出会えなかったのだ。靴紐を結ぼう。リーガルは、スーツを着用する者ならば、誰しもが通る道である。自分も30年くらい前にはよく履いていた。ゴム底より値段が高くメンテナンスの難しい革底も、背伸びして履いた。リーガルのビジネス・シューズは履き心地は良かったが、(当時感じた)欠点は重かったことで、フットワーク重視で新素材のブランドに移行していったのだと思う。出張も多かったし、よく歩いたからやむを得まい。だから買ったのは30年ぶりだ。来年になったら退職しており、スーツはもう着ないかもしれない。冗談抜きで、黒い革靴必須のシーンは喪服だけかもしれない。ただ、ジーンズにももちろん合わせられる。雨の日に履けないこともない。重い革靴はトレーニングにはいいだろう。それにリーガルは、修理して長く履く自分のライフスタイルには向いているのだ。「Boots Mark」は、アルフレッド・バニスターやカンペールとは対極のクラシック・デザインで、1960年代から脈々と続くシリーズなのだから。
September 15, 2026

茨城県は農業県である。だからあちらこちらに、農産物の生産者直売所や農協がある。普通のイオンにも、地元野菜のコーナーがある。生産者直売所は、街道沿いのこともあれば、農家の敷地内のこともある。売っているものも、トマトだけ、クリだけ、サツマイモだけ、レンコンだけ、コメだけ、と限定的で多彩(?)だ。季節限定だったりするからか、近所にも何軒もある。そして敷地内販売だと、Google Mapの検索にも引っかからない。そうすると、結構探すのも大変だ。田舎の生活道路は道も狭い。上記の農産物でなければ、メインはフルーツだと思う。「○○狩り」と名のつくものは、だいたい直売所がある。ブルーベリーだったり、梨だったり、リンゴだったり。でも、メインはこの時期の「ブドウ」だと思う。直売所のよさは、中間マージンのない安さと新鮮さだ。毎朝収穫していると思う。わざわざ行く手間と、それらが相殺される。我が家は毎年9月に、だいたい決まった直売所に行く。妻の運転に乗るので、自分だけだと多分無理。田舎道は難易度が高い。ブドウと言えば、最近はシャインマスカット系が人気である。が、自分が買うのは「巨峰」だ。巨峰は皮ごと食べると渋みがあるので、それは欠点かもしれない。でも、えぐいほどの甘みは、巨峰ならではだと思う。聞くと、今年は豊作らしい。大粒だし、甘いし、美味い。大ぶりの2房を2,000円で購入してきた。これでも4人家族だと数日かな。こんなブドウの、全国各地での盗難のニュースをよく目にする。痛ましい限りだ。地元でそれがあるのかわからないが、報道されていないだけかもしれない。せめて購入を通じて、農家を応援していきたいと思う。。
September 12, 2026

植えていないのに収穫できるもの、はある。例えばニラ。種が勝手に飛散して、庭中に増えた。白い花がきれいなのと、育っても30cm程度だし幅も取らないので、抜くこともなく放置している。例えばシソ。これも一度苗を植えただけなのに、種がばら撒かれたようで、毎年あちこちから生えてくる。こちらは樹勢が強く、縦横1mくらいになるから、見つけ次第引き抜く。例えばミョウガ。日陰に植えたら、これも勝手に増えた。根を伸ばして増えるものの、むやみに広範囲へ広がってはいかないので、これも放置。夏場は重宝する。今回のこれは、それらとは違う。植えてもいない、過去に植えたこともないウリができたのだ。購入したキュウリの苗から。なぜこんなことが起きるのか。キュウリは接木苗(つぎきなえ)だったからだ。接木苗とは、2つの異なる植物の茎をつなぎ合わせて作った苗のこと。トマトやナス、キュウリ、スイカなどの野菜や、果樹の苗によく使われる。根になる強い植物(台木)に、美味しい実のなる植物(穂木)を継ぐことで、病気や害虫、連作障害(同じ土で続けて育てると生育が悪くなる現象)に強くなると言われている。今回購入したキュウリ苗の台木が何だったのかは分からない。通常はカボチャ(ウリ科)らしい。普通は台木から芽が伸びることはないのだが、何事にも例外はある。本来は見つけたら、すぐに手で摘み取らなければならない。何せ生育力の強い植物を台木にしているわけで、放置すると、その勢いに負けてキュウリが枯れてしまうこともあるらしい。今回は、枯れなかったが。その「植えたこともないウリ」を、Googleで画像検索してみた。金糸瓜(そうめんカボチャ)ではないか、という結果だった。加熱してほぐすと、そうめんみたいになるアレだ。本当かな。違うと思うが...。まだ収穫していない。もちろん、割ってもいない。完熟まで待つつもりもないが、晩秋の楽しみが一つできた。
September 9, 2026
![]()
Blu-rayディスクを買うことは、今ではあまりない。VHSやDVDの頃から、映像を買う習慣がないのだ。それでも子どもが小さい頃は、同じアニメを何度も何度も見たがるので、DVDもBlu-rayも購入した。だが、そんな時期も過ぎてしまった。それに時代がすっかり映像配信になり、ソフトをレンタルする必要すらなくなった。ただ、音楽のライブ映像は配信が多いとは言えない。それに、永続的に見られるわけでもない。(映画などは、アマプラになければU-NEXT、それでもなければNetflix、と配信会社を変えることで、どうにかなることが多い。)いや、それ以上に、ライブは何度も見たいから、手元に置いておきたい。souvenir 2025 ~mariya takeuchi live~(初回仕様限定)【Blu-ray】 [ 竹内まりや ]価格:8,861円(税込、送料無料) (2026/8/30時点)楽天で購入2026年7月22日に発売された、竹内まりやの最新ライブBlu-ray『souvenir 2025 ~mariya takeuchi live~』(初回プレス)を購入した。事前に、山下達郎のFM東京「サンデー・ソングブック」で全曲聴いていたので、安心して買うことができた。というか、元から知らない曲もないので、悪いはずもないし、実際 夫婦で十分に楽しむことができた。素晴らしい内容だ。二人で並んで見たのは、今年5月の「嵐の解散ライブ」配信以来かな。Blogには書いていないが、デビュー40周年を記念して2018年11月に公開された音楽ドキュメンタリー・ライブ映画『souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~』も映画館に見に行ったっけ。それも安定の高品質。じっくり堪能できた。【特典】souvenir the movie ~MARIYA TAKEUCHI Theater Live~ (Special Edition)【Blu-ray】(竹内まりや オリジナルクリアファイル) [ 竹内まりや ]価格:8,363円(税込、送料無料) (2026/8/30時点)楽天で購入『souvenir 2025』を買った理由には、動いている山下達郎を見たかった、というのもある。上記の通り毎週ラジオはやっているが、氏は少なくともテレビにもYouTubeにも出演されない。映像は貴重なのだ。そうしたらこの夏、『山下達郎 シアター・ライヴ PERFORMANCE 1984-2012』が、ソロデビュー50周年を記念して全国の映画館でアンコール上映された。(これはソフト化されていない。)品川の映画館に見に行った。平日の昼間にも関わらず、いい混み具合だった。おじさんとおばさんでいっぱい。内容も極めてよかった。愛聴盤であるライブアルバム「JOY」が脳裏をよぎる。このリアル、このエナジー。メンバーもすでに鬼籍に入られた方も多く、じんわりもした。2026年に劇場で見た映画では、リバイバル上映とはいえ、現在のところ第一位である。山下達郎はライブアルバムとしては「JOY」以来37年ぶりの『JOY 2』が控えている。CDでも、いずれ発表されるであろうアナログでも、買ってしまうかもしれない。だいたい、どちらかしか聴かないのに。マニアだから仕方がない。
September 6, 2026

8月中下旬、各地で線状降水帯が発生し、大雨となった地域からは大きな被害が報告された。自分の住んでいる市にも警戒レベル4の大雨警報や避難指示が発令された。結果的には幸いなことに大ごとにはならなかったし、市役所が避難所として開放されるような災害も滅多にないので、言ってみればよかったか?と軽口を叩けたほどだ。もう日中の最高気温が25度を下回る日も出てきた。いずれにせよ、酷暑の期間は短かった。前回も書いた通り、今年は冷夏だったのだ。花のつかなくなったトマトは抜いてしまった。根も十分に張っていた。肥料十分のいい場所を提供したのになぜ冴えなかったのだろう。理由はわからないが、そこの土は少し休ませたい。家族のリクエストは、そこにジャガイモか玉ねぎだが、トマトからジャガイモの連作は流石に無理だと思うし、秋ジャガイモがあまりうまくいったことがないので、考えどころだ。キュウリは意外に粘っている。収穫量こそ1日平均1〜2本程度に減り、形も悪くなってきたが、浅漬けでつまむには十分だ。ナスはキュウリと入れ替わるように、やたらに収穫できるようになった。7月まではそれほどでもなかったのが嘘のようだ。しかもあまり傷が目立たない。秋ナスを9月いっぱい引っ張りたいところだが、これも気候次第か。ピーマンは相変わらずの優等生だ。子どももピーマンを食べるようになったので、いくつ収穫しても困らないらしい。家族の嗜好と家庭菜園は、密接な関係がある。それ以上に例年と全く違うのが、ゴーヤだった。絶不調だった(8月までに2個しか採れていない)のが嘘のように、ここにきて枝葉を伸ばして、花を咲かせ始めた。7月までが涼しすぎて、8月が暑すぎたのか? それだと9月に収穫のピークが来るのか? 本当に今年は様子が違う。サツマイモはどうなのだろう。葉は例年より茂っていない印象だが、葉が多ければイモも大きくなる、という単純な野菜でもない。11月まで、楽しみに待ちたいと思う。
September 3, 2026

実は販売は8月いっぱいで、もう終わってしまった。神田淡路町にある近江屋洋菓子店の、丸ごとの「もも」だ。SNSの評判の高さから、昨年いただいて、家族一同衝撃を受けた。> 薄赤のゼリーに包まれたももの実、種はくり抜かれてそこには> カスタードが詰められている。1個1,000円オーバーだが、これは惜しくない出費だった。だから当然、今年もと思っていた。購入には基本的に予約が必要なのだが、なかなか都合がつかない。午前中に受け取って、一日持ち歩くわけにもいかないし、会社の冷蔵庫に保存するわけにもいかない。今年は無理か。予約分が余っている日もあるにはある。予約当日のキャンセルや、桃の鮮度の都合などだ。そういう時はXに「まだある」とポストされるのだが、それにもタイミングが合わなかった。そんな、とある8月下旬の平日18時過ぎ。ふらっと店を訪れた。マスカットの季節だし、ほかのフルーツケーキも何かあるかもしれない、くらいの気持ちだった。すると、ショーケースの中に、そこそこの数の「もも」が並んでいるではないか。現在、店内は撮影禁止なので、写真は撮れなかったのが残念だ。Xに桃関係のポストはなかったと思う。こんなこともあるのか。しかも、サイズが一回り小さい(と思った)からか、18時過ぎだったからか、値段もちょっと安い。速攻で4つ買い求め、家族に購入を一斉通知した。夕食後、みんなで食べた。まぁ、うまい。だいたい何でも、2回目の印象は初回に比べて落ちるものだ。それなのに、この丸ごと「もも」の破壊力は健在だった。近江屋洋菓子店、果物の選び方からして、ほかの洋菓子店とは一線を画している印象がある。
September 1, 2026
以下枠線内は、2ヶ月前の6月末の文章。相場の2ヶ月前なんて昔も昔なのは承知だが、途中まで書いて結論に持って行けずに、日記に上げそびれてしまった。これは長文の前振りであり、本題はさらにその下、個人向け国債を買ったことだ。日経平均も70,000円を一時超えた。平均が上がれば、相場がどうであろうとボラティリティ(要するに値動き)が大きくなる。30,000円の5%なら1,500円だが、70,000円の5%は3,500円にもなるので当然だ。投資をする側からしたら変化率より絶対値である金額が大事だけど、3%でも3,500円でも下がると暴落とSNSが騒ぐようになる。人目を引きやすいからか、暴落、急落、暴騰、急騰と騒ぎすぎだと思う。株であれFXであれ不動産であれ、投資とは落差で儲けるものだから、ボラティリティが大きい方がチャンスはある。ただし、もちろんのことながらリスクも増える。だいたいその頃、現金資産を増やした方がいいという話題が上がる。バークシャーの現金比率が上がった、これは暴落に備えた方がいい、みたいなやつだ。自分も安全資産として25%以上の現金比率はあり、いつも「もっと投資したほうがいいのでは?」と思う。保守的としても10年国債に回すべきか? 機会損失かもしれない。一方で、教育資金や今後数年の生活費はどうしても減らせない。(インフレで2%目減りしたと仮定しても)減らせない分は、現金保有が一番確実である。それでも少し前なら、株に突っ込んでいたかもしれない。ただ、親の介護を通じて「資産はあるけど現金がない」「銀行口座に預金がない」コワさを痛感した。株や土地はあっても、口座に向こう数年間分の現金がなかったのだ。どこかに資産があればいいのではないか。それは考えが甘い。ましてや当人が金融機関を訪れるのが難しいとなると。今時、銀行口座だろうと証券口座だろうとクレジットカードだろうと、家族といえども本人以外が動かすことは基本的にできない。特別な手続きを踏めば可能になる場合もあるが、時間的にも手間的にも、いざという時に簡単に使えるものではない。なぜ上の文章を残したかというと、>自分も安全資産として25%以上の現金比率はあり、いつも>「もっと投資したほうがいいのでは?」と思う。保守的と>しても10年国債に回すべきか?の部分の「国債」を初めて買う気になり、金融機関を訪れたからだ。来年から一線を退く前提であり、年齢も年齢。でもさすがに子どもがまだ中学生だと、リスク資産に全振りでは気分的にも落ち着かない。それでも個人向け国債なら、発行後1年経過すれば中途換金可能。定期預金より利率もいい。換金時には直前2回分の利子相当額が調整されるが、元本そのものは額面100円=100円だもの。固定5年の2.06%のほうが、現在の変動10年(第197回)の初期利子1.87%より目先の利率は高い。ただ、今後日本の金利がさらに上昇する可能性を考えると、金利上昇についていける変動10年のほうが、現金の待機場所としては使いやすいと考えた。(利率を考えれば、社債や米国債は更にいいけれど、≒ 現金ではなかろう)初めて国債口座を開いてきた。発行日は9月15日になる。もちろん近々使う予定がない分なので、当面 放っておくつもりだ。半年ごとに税引後利息を受け取りたいと思う。
August 28, 2026

つい先日、ステレオ誌2026年8月号を購入したばかりだったのだが、これは自分の読み込みが遅れていただけで、世間ではもう9月号の発売だった。特集は「田中伊佐資がやりたかったこと」。冒頭で伊佐資さんが「こんなことは最初で最後」と謙遜されているが、同じようなことを40年近く前に寺島靖国さんも書いていた。そんな寺島さんは御年90歳の手前にして、雑誌連載が途切れない。ジャズ雑誌にもオーディオ雑誌にも寄稿されている。伊佐資さんも、20年以上前から雑誌連載はもちろん、これまで何冊ものムック本を出版し、ラジオのパーソナリティも務めていらっしゃる。YouTubeでも拝見する。もうだいぶ前になるが、自分も取材され 書籍に掲載いただいた(絶版かも...)。いくら二八とはいえ、雑誌社も採算の合わない企画はしない。ご本人の写真を表紙にして、いけると踏んだのだ。というか、連載が続き、本も売れているのだから、この特集号だけが振るわないわけがない。伊佐資さんも、いわゆるオーディオ評論家というより、大衆目線のライターとして、すでに寺島靖国さんの後継者と言ってもよい。あとはご自身のレーベルを出すくらいか。もう少ししたら、田中さんもウィキペディアにページができることだろう(寺島さんは、ある)。実にうらやましい限りだ。それに最近のステレオ誌は特集が攻めていて、好感が持てる。「やりたかったこと」は全部で7項目。正直、ほかにもあったのでは?とも思う内容だが、記事全体のバランスや時間都合、あまりにも一般的でないことはボツも当然考えられる。それに、個人の"やりたいこと" "やりたかったこと"には旬があるはず。「以前は興味があったのに今はもういい」、自分だってそんなものはいくつも思いつく。そんな特集のあとがきで、田中伊佐資さんがまだやりたかったこととして「台湾日帰りレコ買いツアー」を挙げておられる。自分も台湾好きだし、自腹でいいから、これはぜひご同行させていただきたい。なにせ家族旅行だと、レコードやオーディオショップには立ち寄りづらいのだ。それに昨年も何度か伊佐資さんとお話しさせていただいたが、リクエストにお応えできていない。これくらいやらないと、ね。
August 25, 2026

>その長岡氏の有名なオーディオルーム「方舟」の現在も、記事になっていた。>「方舟の現在とこれから」である。>方舟はオーディオルームというか、オーディオハウスなのだが、本当に憧れた。上写真の右にある本「長岡鉄男のスーパーAV」は、1988年初版の、その方舟の制作記録である。面積の考え方から、土地の購入、生えている木の切り方や石の掘り起こしまで含めた整地、AVルーム(ハウス)の定義と理想、構造・設計、業者、排水、工事施工、建設、それに伴い発生した問題点・解決策、完成後の反省までを示した貴重な本なのだ。何度も何度も熟読し、自分がオーディオルーム「Audio Barn」を考え、建設を依頼する2005〜06年の原動力になった。だからこの時期にも本当によく読んだ。(現在絶版なのが非常に惜しい。多くの方に読んでいただきたいのに)「長岡鉄男のスーパーAV」には、方舟は母屋の隣地を300平米購入し、そこに建てたことが簡易な図面とともに紹介されている。変形五角形の土地を利用して、(定在波を避けるための)変形の方舟が建てられている。ステレオ誌2026年8月号の記事によれば、その方舟も存続の危機にある。氏が亡くなって26年(生誕100周年)。主人を亡くしてなお、オーディオハウスが残っていること自体が奇跡的ではあるが、心情は複雑だ。現在は長岡鉄男氏の甥の方が管理されているとのこと。記事には土地売却を検討中との記載もあるし、甥御さんの連絡先まで載っているから、本気なのだと思う。築40年の巨大な鉄筋の構造物。賃貸することもままならない。残された親族にとって、お金を生まない不動産は、固定資産税と保守点検費用だけがかかる存在なのかもしれない。全然別の話。今号の表紙は TOA ME-50FS パワードスピーカーだ。2ウェイ3スピーカーの構成、ユニット口径やその配置などが、なんとなく愛機 Acoustic Energy AE2 Signature と似ているので、好感を持っていた。実際(日記には書いていないが)、OTOTEN2026のTOAブースでも聴いて、良い印象だった。オーディオ店で通常試聴するのは、多分難しいと思う。ちなみにTOAはオーディオメーカーというより、構内放送設備とセキュリティシステムを2本柱とする会社である。株価は昨年末に急騰。一時、持っていた。
August 23, 2026
たまにステレオ誌を買っている。そして毎年夏の工作特集号の購入率は比較的高い。定期的に書いているが、自分は長岡鉄男派である。長岡氏は1970〜90年代に多くのスピーカー図面を残した。自分のオーディオの入り口も氏だったし、書籍も多数保有している。実際、その設計でいくつもスピーカーを作った。実家には今も氏の代表作の「スーパースワン」がたたずむ。ただ、最近はすっかり木工しなくなった。自作は、 PHL audioのユニットを用いた、2025年のモノラル・バックロードホーン・スピーカーが最後だ(見つけた日記は2025年1月だが、製作はおそらく2024年中)。このモノラル・バックロードホーン・スピーカー、ステレオ誌の工作特集で毎年組まれる「工作人間大集合」に応募しようかと思っていた。久々のネタだったのだ。結果的に、すっかりそんな平和な機会は逃してしまった。なにせ母の介護だけでも気持ち的に手一杯だったのに、父も倒れて、両親の二重介護に入ったからなぁ。ステレオ誌2026年8月号の特集は「オーディオクラフト2026」。上記の「工作人間大集合」が掲載される工作特集号だ。今年は自作スピーカーの紹介やライターの製作・試聴記事はあったものの、図面を載せて実際に作るという記事は無くなっていた。自作といえばスピーカーだったのに、様相が変わったものだな。より小型のアンプなどの製作に向かっていくのは、世の流れなのかもしれない。いや、それ以前に、素人の読者が実際に作れるような図面を引けるライターがいないのだと思う。長岡鉄男氏のように。その長岡氏の有名なオーディオルーム「方舟」の現在も、記事になっていた。「方舟の現在とこれから」である。方舟はオーディオルームというか、二階建てのオーディオハウスなのだが、本当に憧れた。
August 21, 2026

今年はキュウリがものすごく収穫できた。多分、自分一人だけで7〜8月で50本は食べていると思う。いや、仕事中に小腹が空いた時にも、直採りで食べていたから、もっとかもしれない。浅漬けやオイキムチの素は大活躍である。家族ウケもいい。毎夕の食卓に並ぶ。一方、どこかでも書いたが、全ての野菜が豊作になることはない。連作は可能な限り避けているので、土地の条件はそれほど変わらない。それでも今年は、キュウリとピーマンが好調、昨年絶好調だったナスは普通、数年前に絶好調だったゴーヤは絶不調。トマト・ミニトマトは不調とまでは言えないが、ここ数年冴えないのは事実だ。どれもこれも病気にならなかったし、害虫(ハムシとかニジュウヤホシテントウとか)も少なくてよかったのだが。秋に向けて、ナスはもう一山あると思う。ゴーヤも花付きは悪くないので、復活するかもしれない。大量に肥料をぶち込んだはずなのに。キュウリは枯れた葉が増えたし、そもそも例年は7月で終わりだから、もうシーズン的なピークはとっくに過ぎたと思う。トマトは多分8月で終わりだな。キュウリもトマトとともに早めに抜いて、次の何かを考えるか。今年は酷暑が連日報道されたが、その期間は長かったとは言えない。家庭菜園目線では、基本的には冷夏だったと思う。特に6月、7月の気温が、その後の収穫を左右する印象だ。
August 19, 2026

7月下旬からオーストラリアに留学していた息子が、帰ってきた。中学生だから周辺のフォローは手厚かったと思うが、旅の間、親への連絡はたった3回。日本から購入していったeSIMの不調(これはすぐ解決)、制限をかけっぱなしにしていた携帯電話の接続時間の解除依頼、それとホエールウォッチングの乗船に親の同意が必要だったこと。これだけだ。あとは自分でなんとかしてしまったらしい。携帯電話さえあれば、英語はどうにでもなる時代とはいえ、頼もしい限りだ。未成年だから親の許認可が必要になる場面を除けば、海外でもほぼほぼ親はいらないのである。家では反抗的だし、極めて口数が少ない、そんな息子が知らない家庭に寝泊まりし、英語でコミュニケーションを取れるのか。積極的に話しかけたりできるのか。出発前はそこが心配だった。ところが当人に聞けば、全然問題なかったという。学校はもちろん、休日もホストファミリーと楽しく過ごしたらしい。近隣住人とも釣りに行き、釣った魚を自分で調理して振る舞ったらしい。特に英語のヒアリングは、圧倒的に向上したらしい。自称なので本当かどうかは分からないけれど、若いからこそ、短期間でも吸収するものが大きいのかもしれない。それだけではない。お小遣いを節約するため、ドル円と豪ドル円の相場を見ていたそうだ。日本にいるとニュースすら見ないのに、必要に迫られれば為替までチェックするのか。ビックマックセットは日本円で約1,700円だそうだから、気軽さも違う。また、大動物が苦手で、イヌやネコにも触れなかったのに、動物園のコアラは撫でられたという。動物園が楽しかったなど初めて聞いた。野生のカンガルーからは逃げたとのこと。きっと多少なりとも自信がついたに違いない。それを象徴するように、帰国してから「今度は自宅に留学生を受け入れたい」と言い出した。自分がしてもらったことを、今度は誰かにしてみたいということか。部屋(個室)の都合もあるし、実際に受け入れられるのかは検討する必要があるものの、せっかく本人がやる気になっているのだから、前向きに考えてみようか。プリペイドカードに50,000円、現金としてAU$50を持っていったが、ホエールウォッチングに1万円数千円を使ったにしては、カードには随分残金を残して帰ってきた。円安すぎて使うのも気が引けたか。もっとも、お目当てのバスケットシューズはあったものの、合うサイズがなかったらしい。そして、お小遣いからたくさんのお土産を買ってきてくれた。(下写真)自分で選び、遠いオーストラリアから持って帰ってきたものだ。ありがたくいただこうと思う。短期留学だから、何かが劇的に変わったわけではないだろう。それでも、親の知らないところで自分で考え、困れば自分で解決し、少しずつ行動範囲を広げて帰ってきた。送り出す前は「大丈夫かな」と思っていたのに、これが中学生でも全然大丈夫なのだ。
August 17, 2026

長野びんずるは、市民有志、学校、事業所などが「連」と呼ばれるグループを作って参加する。だから地元企業が大規模に参加するのだな。なるほど、長野の街を挙げての祭りになるわけだ。しゃもじや手を打ち鳴らしながら踊る振り付けを基本とするようだが、そのリズムがあまり聞いたことのない独特なものだった。和風サンバ調、とでもいうのだろうか。沿道から見ているだけでも、かなりの熱気が伝わってくる。思わぬところで、思わぬことがあるものだ。長野びんずるは、もちろん善光寺のおびんずる様(賓頭盧尊者)に由来する。翌朝の参道は、前夜あれだけの人が集まったのかと思うくらいきれいに引き払われていた。インバウンドの観光客も多い中、表参道を歩き、善光寺をお参りした。もちろん、おびんずる様にもお目にかかった。久々にお戒壇(かいだん)めぐり、いわゆる胎内めぐりも経験した。本当に真っ暗な回廊を、手探りで進む感覚は、何度経験しても独特だ。実はこの旅は、もう一尊のおびんずる様にもお参りした。お墓は小布施町から近く、葛飾北斎肉筆画天井絵 八方睨み鳳凰図で有名な岩松院に立ち寄ったからだ。岩松院は長野電鉄の小布施駅から歩くには少々遠い。そのため小布施には何度も来ているのに、岩松院まで足を伸ばすことはあまりなかった。自分は葛飾北斎が好きで、縁のある小布施にはこれまで何度も訪れている。2005年の日記にも小布施の記載があった。ここにおびんずる様がいらっしゃる。身体の痛みや不調を受け取ってくださるのがおびんずる様だという。先に自分の身体を撫で、その後、おびんずる様のお身体の同じところを撫でてお願いした。最近、目が不調なので、よく見えるようになるといいな。
August 14, 2026
少々日記の更新に間が空いてしまった。8月1日の土曜日と2日の日曜日に、長野へ帰省した。長野には、春に亡くなった母の生家がある。毎年、両親とお盆と年末年始には訪れていたから、自分にとってはとても馴染みのある、特別な場所だ。好きな土地と言ってもいい。冬の寒さは厳しいが、冗談抜きで「老後は二拠点生活をしてもいいかも」と思うくらいには気に入っている。自分もここで生まれた。病院は場所が変わり、建物も新しくなったが、市立病院なので今も残っている。街並みそのものは大きく変わっていないのかもしれないが、道路はずいぶんきれいになった。昔の細い田舎道ではなくなっている。それだけでも、記憶の中の景色とは随分と印象が違う。そんなことを書いたものの、実際に長野へ戻るのは久しぶりだった。祖父母が亡くなってからは、やはり足が遠のいたからだ。長野駅までは行くことがあっても、そこからさらに数十キロ先まで足を伸ばしたのは、おそらく十数年ぶりだと思う。ただ、親族には母の葬儀の際にも大変お世話になった。そのときに久しぶりに顔を合わせたこともあり、今回は仏前に手を合わせたかったし、お墓にも参りたかった。お仏壇、父方のお墓、母方のお墓、叔父のお墓、いとこのお墓と半日かけて回った。お参りの詳細は省くことにする。ただ、心に残る帰省だった。何年か後にこの文章を読み返しても、あのとき何をしに行ったのか分からなくなることはないだろう。長野は8月中旬がお盆の時期なので、これまではその週にしか帰省したことがなかった。だから、8月の第一土曜日に開催されるというお祭り「長野びんずる」を、自分は知らなかった。観光客誘致のために最近始めた祭りなのかと思ったくらいだ。ところが今年で第56回。全然新しくない。今年の第一土曜日は8月1日。長野駅に着くと、善光寺表参道と昭和通りには交通規制が敷かれていた。そこで初めて「長野びんずる」の開催日だと知った。それにしては、随分簡単に新幹線もホテルも取れたな。実家で聞けば、長野びんずるには10万人が集まるという。地元企業の全面強力だそう。実際に街へ出てみても、確かにそれくらいの規模に感じられた。
August 13, 2026
息子が夏休みを利用して、オーストラリアへ短期留学に旅立った。現地ではホームステイをしながら学校にも通うという。14〜15歳で海外留学なんて、自分が子どもの頃には考えもしなかった。すごい時代になったものだ。(娘はちょうど同じ頃がコロナ禍の真っただ中で、留学どころか外出さえままならなかった。そういう意味では、気の毒な世代だ。)学校からの案内がきっかけとなって、こちらも少し背中を押した。それでも「行く」と決めたのは本人だ。積極的なタイプでも、おしゃべりな性格でもない。海外旅行の経験が豊富なわけでも、英語が特別得意というわけでもない。アジア圏を出るのも、英語圏へ行くのも今回が初めてである。円安に加え、世界情勢の影響もあって費用は決して安くない。それでも現地校に通い、ホームステイまで含まれる内容を考えれば、個人で同じ期間オーストラリアに滞在するよりは、かなり費用を抑えられているのだろう。渡航費は総額100万円台になるが、決して高いとは思わない。親が子どもにしてやれることなど、結局は教育くらいなのだから。多感なこの年代に海外で生活する経験は、本人の将来に少なからず影響するように思う。英語を学ぶことももちろん大切だが、それ以上に文化の違いや価値観の違い、人との出会いや小さな失敗の積み重ねが、その後の自分を少しずつ形づくっていくのだ。結果としてオーストラリアが好きにならないかもしれないが、それはそれで人生の選択が一つできるだろう。この年代の留学は周囲のサポートも厚い。それでも困ることや失敗することはあるはずだ。良いことも悪いことも含めて、多くの経験を持ち帰ってきてほしい。(空港に到着したら、早速用意したe SIMが使えないらしい)急に年寄りじみた話になるが、高校生になってからでもよかった留学を、あえてこの時期に勧めた理由が一つある。「思い出や経験は複利」、最近そう思うことが増えた。60歳手前の自分と若い頃の自分が、仮に同じことをしたとしても、得られるものはまったく違う。何をするにせよ、一歳でも若いうちの方がいいと思うようになった。若い頃の経験は、その後何十年にもわたって折に触れて思い返される。その後の人生に何度も喜びをもたらすのだ。思い出は時間とともに価値が薄れるどころか、何度も利息のように心へ返ってくる。自分はロンドンに行ったことがある。ただし、それはトランジットの都合で一日滞在しただけだ。旅行したとも呼べないレベルである。スマホのない時代の、その一日は驚くほど濃密だった。(英語もよく分からないのにどう調べたのか覚えていないが)大英博物館、ウェストミンスター寺院、バッキンガム宮殿、タワーブリッジ、ロンドン・アイと観光名所を駆け足で巡った。コヴェント・ガーデンではポール・スミスで服を買い、オックスフォード・ストリートのHMVではビートルズのDVDを手に入れた。トラブルはあった。地下鉄はストライキで移動もままならず、時間にも追われた。ロンドン・アイは当時でも高額で、結局乗ることはできなかった。今でもロンドン市内がテレビで映れば「ああ、行ったな」と思う。ロンドン・オリンピックでは、わずか一日の滞在だったのに「懐かしい」と感じた。百貨店でポール・スミスを見れば、「あの時ベビー服を探してもらったな」と思い出す。ビートルズの曲が流れれば、深夜でも賑わっていたHMVの店内が頭に浮かぶ。たった一日の情景が、二十年近く経った今なお、何度も心によみがえる。オーストラリアでは2032年にブリスベン・オリンピックが開かれる。その頃、息子も「あの夏に行ったな」と思い返すのだろう。現地で出会った人や景色、ホームステイ先での出来事も、そのたびに鮮やかによみがえるはずだ。若いうちに得た経験ほど、その後の人生で何度も利息を生み続けてくれる。だから、自分は今回の留学を勧めてよかったと思っている。ぜひ楽しんできて欲しいな。(そういう自分はオーストラリアに行ったことがないのだ)
July 30, 2026

昨年7月、>去年も7月の一大イベントを忘れていた。書いたころには9月になっていた。と書いたのに、また今年も忘れていた。6月までは、持ちネタの一つとして書かなければと覚えているのだが。我が家のメインスピーカー PASS LABORATORIES Rushmore のことだ。購入は2007年の7月、娘の誕生と重なるので忘れようがない。出産予定日の1週間前に、故ダブルウーハーズ会長と店舗試聴に行ったくらいだから、今思えばずいぶん呑気だった。出産と大型スピーカー購入を並行して考えていたのだから。(例によって、Blogの公開順序は時系列ではなく、随分入れ替わっている)新生活で、本来ならば蓄えるべき時期だったのに。住宅購入直後で住宅ローンの方がはるかに金額は大きかったから、逆にオーディオに対する金銭感覚もバグっていたのだと思う。実際、Rushmore は一括で購入した。その Rushmore も、ここ2年は本当に出番が少ない。子どもの受験、親の介護、そして母の葬儀と、いろいろあったから。配慮と気分の両方から、大音量再生や長時間リスニングを避けてきたのだろう。昨年末の日記 Rushmoreに蜜ろうをかける で、「2025年は過去10年で一番 Rushmore(というかメインシステム)の稼働時間が短かったかもしれない」と書いていた。それが2026年の今も続いている状況だ。Rushmore が鳴らないということは、そのシステムの一員である CH PRECISION C1 + X1 も AYRE K-1Xe も活躍していないということになる。最も、同じ部屋にある AE2 Signature の出番はむしろ増えたので、オーディオそのものから離れていたわけではない。もったいない。音に不満があるわけではないのに。Rushmore のエンクロージュアはオーナーズ・マニュアルで「神殿」に喩えられている。独特のラウンドデザインもさることながら、その荘厳さと圧倒的なスケール感を象徴する名前なのだろう。神殿 Rushmore を部屋に置いているだけで空気が引き締まり、空間そのものが少し特別になる。音が鳴り始めると、その空間はようやく完成する。20年近く付き合ってきた今でも、そんな気持ちにさせてくれるスピーカーなのである。やはりもったいないな。
July 15, 2026

野菜は苗か種が全て、つまり素材が10割だと思う。土づくり、水やり、害虫対策など、その後にやることはいくらでもある。だが、素材の悪い苗にどれだけ栄養を与えても大きくはならないし、多くの収穫も望めない。これが家庭菜園歴20年の結論だ。悲しいかな、苗には親ガチャがある。そうすると、良い苗を選ばなければならない。苗の見分け方はインターネット上に情報があふれているが、もっと簡単なのは、生産者や生産会社(ブランド)を決めてしまうことだ。自分はもう何年も、同じ大型DIY店の園芸コーナーで、同じブランドを8割、チャレンジ枠を2割の割合で買っている。今年は順調と言いたいし、実際そうなのかもしれない。ただ、5月末以降の茨城は曇りの日が多く、雨も少なくない。その影響なのか、昼も夜もずいぶん涼しい。7月上旬でもエアコン稼働ゼロというのは、ここ何年かでは今年くらいではないだろうか。どうも収穫のピークは、例年より数週間後ろ倒しになっているのかもしれない。(ピークが来なかったりして…)同じブランドの4苗パックを買っても育ちに差はある。大・中・中・小のような組み合わせになっていることが多く、一苗くらいはハズレが混ざっているからだ。そこを見極めながら今年も植えたわけだが……。下写真は、タキイ種苗のロングセラー・夏秋キュウリ「夏すずみ」の葉。病気に強く、高温期でも実つきが安定しているため、家庭菜園では非常に人気の高い品種だ。日当たりに差のない二か所に並べて植えたはずなのに、左だけ葉がやたら大きく、枚数も多い。他とも見比べると右が普通だと思う。素材が10割と言っている自分でも、この差がどこから来るのかは分からない。肥料の効き方に偏りがあったのか。思った以上に日当たりに差があったのか。こういうムラも家庭菜園の面白さで、所詮、謎は解けない。それに、左の葉が大きいからといって、収穫まで比例して多いとは限らない。花つきから逆算すると大きな差はないようにも見えるし、逆に葉ばかり茂って意外と早く勢いを失うのかもしれない。
July 14, 2026
お寺で母親の新盆を終えた。大変ありがたいことだ。それに法事は初体験ばかりで、本当に学びがある。自分の仏教知識は、乙女座(バルゴ)のシャカ止まりだからな。(お盆も長野は8月で、自分もそれに長く馴染んでいたから、7月に行う新暦のお盆にはやや違和感があるが。)一周忌まで、法事としてはこれでひと段落……ではない。お墓を決められていないからだ。納骨か……。これから先のことを考える年代の人は「墓」、そして少なからず相続人に宗派を伝え、埋葬地も決めておいた方がいいと思う。遺族にとって、墓は大きな負担になる。そしてその裏で、母の相続も動いている。相続税の基礎控除額は3,000万円で、法定相続人は父と私・弟の3人。つまり基礎控除額は「3,000万円+600万円×3人=4,800万円」である。簡単に言えば、遺産総額が4,800万円以下であれば相続税はかからない。あとは3人で遺産分割協議を行えばよい(法定相続分どおりなら父が1/2、兄弟がそれぞれ1/4)。だいたい預金も株も、3,000万円を超えるような総額はない。ところが。状況が変わった。自分たち兄弟が全く知らない土地を、父も母も複数箇所所有していた。どれも、いわくありげで、行ったこともない場所ばかりだ。地目も「原野」か「山林」。カーテンのかかった本棚から権利書を見つけ、兄弟で頭を抱えた。封書を紐でグルグルに縛ってあったところから、誰にも見られたくなかったのだろう。前回書いた闇の書類一式がこれらだ。土地の購入時期は昭和40〜50年代だった。当時の勧誘資料も残っていたが、原野商法に引っ掛かったのだと思う。購入も銀行振り込みではなく現金のやり取りのみ。しかも個人名で領収書を発行し続けるような、一目で怪しいと分かる相手だった。それなのに10年以上も関わり続けていたようだから、いいカモだったのだ。支払記録を追っていくと、その総額は1,000万円を優に超えていた。"知らない土地"の存在に気づかなかった理由は、固定資産税の請求を(少なくとも両親とも体調を崩してからの2年間は)見たことがなかったからだ。固定資産税が課税されない理由はいくつかあるが、思い当たったのは、課税標準額が30万円未満で免税点以下だったこと。そんな土地に昭和の1,000万円超を支払うとは……。権利書に記載された住所を検索してみたが、区画整理されたのか住所自体が見つからない。本当にそんな土地はあるのか。あったとしても境界が明確なのか。それとも権利書そのものに問題があるのか。こんな土地なら、いっそ存在しない方がありがたいくらいだ。母は2,000年を過ぎた頃になって、ようやく詐欺ではないかと疑い始めたらしい。きっかけは原野商法を報じる新聞記事だったのだと思う。母の手書きのメモとともに、その頃からの新聞切り抜きも見つかった。主導者が父だったことは間違いないので、さすがに相談していたようだ。しかし父は頑として詐欺だとは認めなかったらしい。父の性格からして、プライドが邪魔したか、世間体を気にしたか、いずれにせよ投資の失敗を受け入れられなかったことは容易に想像できる。だから警察にも届けていない。もう時効はとっくに過ぎている。一方で、神経の細い母が、この闇を50年も抱え続けたのは相当な心労だったと推察できる。自分たちが亡くなれば全て明るみに出ると分かりながら、詐欺の経緯も犯罪組織も怖すぎて、子どもにも相談できなかったのだろう。それでなくとも、子どもへの隠蔽を指示したのも父だった可能性は極めて高い。振り返れば、母がケータイの導入やメールを異様に怖がったとかネガティブ思考とか、案外ここら辺がきっかけなのかもしれない。そして母が亡くなった今、父に土地の件を尋ねると、バツが悪かったのか、記憶が曖昧なのか、それとも90歳を超えて尚くだらないプライドがあるのか、権利書も領収書も残っているにもかかわらず、「そんな大金を払っているわけがない」「何ヶ所も買っていない」「買い手がいるなら売ればいい」と開き直った。本当に腹立たしい老人だ。こんなのが自宅にいたら二次被害に遭いかねないから、老健にいるのが不幸中の幸いか。ただこの後に及んで、父を責めても得るものはない。お金が戻ってくるわけでもない。それでもいずれきちんと話をせざるを得ないだろう。ゆくゆくは相続土地国庫帰属制度を頼ることになっても、誰かが引き継がなければならない土地なのだから。まさに負動産である。この問題が出てきたことで、単純に母の遺産を分けられなくなった。権利関係の整理や相続登記も必要になる。自分たち兄弟だけでは手に負えず、専門家(士業)に依頼するしかなくなった。
July 13, 2026
>55X9400S は画質は特に文句をつけるところはない。ただし音質は褒められない。それにあらためて気づいたのは、5/31の嵐の解散ライブの配信だった。配信は数十万人規模とも想定されていたようで(正確な視聴人数は非公開)、一般的な嵐のファン向け。だからハイレゾ配信でもマルチチャンネル配信でも何でもなかった。うちも娘が自ら申し込んだ。ライブは誰もが大音量で味わいたい。うちもそうだったが、そうすると普段は気にならない 55X9400S スピーカーの物足りなさが非常に目立った。嵐の映像が華やかだっただけに。こんなことがきっかけになるなんて。サウンドバー情報を求めてOTOTENに来る人は、多くはないと思う。注目ジャンルではないし、家電量販店の方がはるかに種類もあるからだ。それに展示はあっても接続されていないことも少なくなく、デモ時間にもなかなか巡り合わなかった。それでもサウンドバーに対する各社の"推し"や新しい方向性が、なんとなく見えてきたような気はする。SONYのサウンドバーと左右独立スピーカーによる3ユニット構成のワイヤレス・ホームシアターシステム BRAVIA Theatre Trio は面白いと思ったし、(新製品ではないけれど)YAMAHAのハイエンドモデル SR-X90A もとてもよい。OTOTENでは、色々なブランド、製品に触れられてよかった。もっともサウンドバーに30万円を出すならば、別の選択肢という自己矛盾も生じるか。ドルビー・アトモスといえば、昨年導入したDENONのAVアンプ AVR-X3800H の後継機種となる AVR-X3900H も発表になった。モデルチェンジは4年ぶりとのこと。AVR-X3900H の展示はあったと思うが見てこなかったし、次もDENONの同ランクの製品を選ぶかと言われると、まだ分からない。もっとも、AVアンプを買い替える日は当分来ない気もする。
June 22, 2026
一年前のOTOTEN2025の時、こんなことを書いていた。>OTOTEN2025の週末、そんなことを忘れて父親の介護の要件を入れてしまった。>もう一週間ずらしてもよかったのだが、複数箇所 見学予約をしてしまったのだ。そうか、昨年は父の施設を探しをしていたのか。あれから1年。施設は決まったものの、介護そのものが終わるわけではない。父の介護は今も続いていて、今年のOTOTENの6/19は外来受診の付き添いと重なった。その日はプレミアムデーと銘打たれた新しい試みの有料公開日(1,100円)で面白そうだったのだが、父の病状と医療機関の予約が最優先なのでやむを得ない。しかも付き添い先は、遠からず今のクリニックから大学病院へ移ることになりそうだ。当事者にとっても付き添う側にとっても、大学病院通いは色々な意味で負担が大きい。できれば避けたかったのだが……。OTOTENでもIASでも、ショウにはなんとなく目的があることが少なくない。昨年は Dolby Atmos 導入のため> ドルビー・アトモス/イマーシブル・オーディオを中心にした試聴だったし、このテーマは今年も継続している。違うのはオーディオルーム用ではなく、リビングの有機EL TV REGZA 55X9400S のためのサウンドバー探しであることだ。55X9400S は画質は特に文句をつけるところはない。ただし音質は褒められない。スピーカー部に力を入れてはいるのだろうが、高画質大画面と音質と音量がマッチしていない。前々からわかってはいたものの、TV番組を見ていると、音にはすぐに慣れてしまう。家族からの不満も出ない。テレビの音なんてこんなものだろう、という感覚は誰にでもあるのだ。
June 21, 2026

> ジャガイモは植え付け後、約100日を収穫目安とするのが一般的だ。> 前倒しはなかなか難しいと思うので、収穫は5月下旬だろうか>(2/15の100日後は5/26)。その100日を過ぎること10日あまり。メイクイーンを収穫した。葉はもう少し枯れてからの方がよさそうではあるものの、週末の天気予報が曇りや雨だとそうも言っていられない。5月中には30度を超える日もあったが、6月に入ってからは、特に夜間がずいぶんひんやりするようになった。イモの成長も、もう大きくは望めまい。今年はちょっと植え方を変えて> 三分の一は新しい「埋めない法」、三分の二は通常どおり畝に植えた。とした。埋めない法とは、カーメン君ガーデンチャンネルで紹介された、土の上にイモを置き、マルチシートをかけ、シートと土の間にイモを作るという、にわかには信じがたい農法のこと。これで収量は確保できるのか。本当なら土寄せも芋掘りも不要になる。まず驚いたのは、ジャガイモが本当にシートと土の間にできていたことだ。考案した人はすごいと思う。土寄せ不要は作業的に大きなメリットである。芋掘り不要も利点ではあるが、掘る楽しみも捨てがたいので、その点はイーブンだろうか。デメリットももちろんある。まず、シートをめくった瞬間にアリがびっしりいたこと。これは少々引いてしまった。マルチと土の間に巣を作るとは考えていなかったからだ。また、シートを二重にしたとはいえ、緑化したイモも見られた。さらに懸念していた食害もあった。アリはイモを食べないだろうが、ナメクジやダンゴムシをゼロにはできないわけで、この点は普通の植えの方がかなり有利に思う。イモは全体的に小ぶりだった。総収量は、通常植えの3/4程度だろうか。葉があまり茂っていなかったので、これは想像できていた。総評すると、「埋めない法」は悪くない。アリについては、他では聞かないので、たまたまだろう。一方で、種イモを土の上へ置くのではなく、低い畝を作り、ごく軽く埋めたうえでマルチを張るようなハイブリッド方式でもよさそうだ。来年は試してみようと思う。もっとも、品種によって結果が違う可能性もあるかもしれない。一方、通常どおり畝に植えた方は豊作だった。当分メイクイーンには困らなさそうだ。
June 9, 2026

> 2026は、これが手のひらいっぱい取れるくらいになるだろうか。過去苦戦したブルーベリー。収穫できたのは、一昨年は2個、昨年は明確に書いていなかったが、多分20数個だったと思う。今年は更に倍は収穫できそう。鳥との勝負次第ではあるが、少なくとも手のひら一杯分くらいは取れそうな気がする。(樹高が高くなりすぎたジューンベリーは、もう競り負け気味でほぼ諦めた。実を食べに来る鳥たちの軽快な鳴き声が、この時期は毎日のように聞こえる。)まだ収穫が始まったばかりながら、味はまずまず。実の大きさにはばらつきがあるので、次は粒をもう少し大きく育てたい。茨城はブルーベリー狩りのできる場所も多いし、土地や気候的にも向いているのだろう。今までは単純に、自分の腕が足りなかったということだ。ブルーベリーはハイブッシュ系を3種を植えているが、鉢の大きさも置き場所もほぼ同じなのに、少しずつ樹勢に差が出始めた。最も弱い一本は、そろそろ諦めた方がいいかもしれない。挿し木は試してみたものの、一昨年も昨年もうまく根付かなかった。
May 28, 2026

自分は書きかけの日記を大量に"下書き"に放置している。「⚪︎⚪︎を買った」みたいな、いつ上げてもいい話よりも、使おうとすると時制に合わなくなる話の方が多い。⇩は3月に書いたのだ。昨年末は高市相場、年が明けてからも政権与党の衆議院選挙大勝で日本市場が沸いた。日経平均は3月9日に最高値を更新し、5万6363円を記録した。ところがだ。冷や水を浴びせるかのように、ここにきてアメリカ・イスラエルのイラン攻撃で株価は急落、しかもそこから毎日±1,000円以上の乱高下だ。情報が多面的かつ錯綜しすぎて、ボラティリティが高くなっていた。過去の日本市場と異なるところは、ベースが日経平均55,000円と、2年前の35,000円では、仮に3,000円落ちても全体に対する%が全く違う。インプレかくあるべし。自分は基本的には長期投資なので、前月比で相応にくらった。オーディオ関連株になどこだわらずに...3月9日から74日後の5月22日に、日経平均株価の史上最高値は6万3,339円07銭(終値)となった。この日は中東情勢の緊張緩和への期待などを背景に買い注文が広がったようで、取引時間中には一時6万3,432円41銭の高値を付けた。全く、3月9日の5万6363円から、74日で 7,000円近く上がるとは。それがわかっていれば、もっと張ったのに。>「趣味のお金は趣味で稼ぐ」と決めた自分自身のルールだ。>果てなく続くオーディオ製品購入の渇望に、自分自身で枷(かせ)をはめた。今回は「"オーディオ関連株"を売買してオーディオ製品購入に充てる」件の2026年版だ。前回はソニーグループ(6758)を例示したが、以降、ソニーはそこから30%以上下落してオタオタした。もっと安値で買っているのでマイナスになることはないが、それでも300株は売ってしまった。将来性のないオーディオ業界、ガチのオーディオ機器株は全くダメな一方で、半導体や電線は冴えまくっている。> 株はオーディオメーカーくくりにしてしまうと、悲しいかな株価の> 大幅上昇など望みにくいから、家電はもちろん、部品(半導体とか> クロックとか)や電材等も含めるマイルールは設定した。5/22時点の日経平均株価騰落寄与度ヒートマップを見れば、電気機器が+615.01、通信が+573.36でツートップだ。(以下、日本経済新聞HPより引用)アドバンテスト、ファーストリテーリング、ソフトバンクGあたりが押し上げている日経平均株価ではある。が、それでもそれらを構成する225銘柄のうち、オーディオ関連株くくりの中でも、電気機器は(ソニーは冴えないが)TDKも村田製作所も太陽誘電もパナソニックも、非鉄金属製品のフジクラも古川電気工業も三菱マテリアルも、今年は好調なのだ。いくつかは持っているから、オーディオ資金は当分困らないと思う。追記)2026年5月25日に、日経平均株価の史上最高値は6万5,158円19銭を記録した。
May 25, 2026
> 一方、オルトフォンの代表的製品であるMCカートリッジを使ったこと> がない。これは長い間、自分のオーディオキャリアの中で引っかかっていた。そんな中、オルトフォンからも6月の価格改定がアナウンスされた。円安も収まらず、世界的なインフレも考えれば、今後価格が下がることはないだろう。流石にここらへんが決断の時か。でも厄介な性格なので、上級機があるのに中途半端な製品で妥協すると、そう遠くない将来に買い替え欲求が高まる可能性が高い。そしてMCカートリッジ以外に、もう一つ使ってみたいものがあった。モノラル・カートリッジだ。今年の1月にもそう書いている。ただし、手元のモノラル・レコードの枚数からして、出番が少ないことは容易に想像できる。それは覚悟の上だな。オルトフォンのサイトを見て、いい感じの MC Cadenza Mono を発注した。MCカートリッジであり、モノラル・カートリッジであるから、欲求を満たす。MC Cadenza Mono の仕様は、MC Cadenza Red をベースとし、コイル巻芯の配置がステレオ仕様の×字状からモノラル仕様の十字状に変更されている。かつ、その左右方向に1チャンネル分のみのコイル巻線を配置することで、モノラル信号のピックアップにしているとのこと。モノラル・カートリッジとはいえ、SPUのようなガチモノラルよりは、ステレオの仕様変更の方が、聴くレコードのセレクションもしやすい。デザインもよく、アルミニウムカンチレバー/ダイアモンド針の仕様も魅力だ。オルトフォンならば、メンテナンス面でも信頼できるし、代理店が絶えることもないだろう。MC Cadenza Mono は、6/1の価格改定の対象商品で、5万円以上値段が上がってしまう。聴いたことは多分ないが、Cadenza シリーズなら十分よいと思う。ブランド力を信用しよう。原資となる株の含み益もまだある。MC Cadenza Mono の発注はつい先日のことなので、まだ手元にない。モノラルはサブ用途になるし、(針交換はあるかもしれないが)もう一生買い替えないと思う。さて、これでひとつ、王道を通れる気がする。先に書いた通り、家庭の事情でオーディオ熱 下火中である。Tidalは当然のように聴かず、契約したばかりのNetflixですらあまり見ていない。カートリッジ購入でオーディオ熱が再着火するとは思わない。今は一つずつ行動から。
May 21, 2026
Blogに少しだけ書いたが本当に色々あって、2月からオーディオはピタッとストップした。音を出す状況でもなかったからやむを得まい。無理に趣味に着火する必要もないので、自然発火するまで待つことにする。が、それとは関係なく物価は上がっていく。自分はオーディオマニアだが、「いい音を求めたい」というより「第一印象のいい機器を買いたい」「デザインのいい機器を置きたい」「有名な機器を使いたい」という欲求の方が強い。つまりは再生音よりも「買いたい」「使いたい」という自己満足が勝る。オーディオ製品マニアなのだ。製品を聴かずに、「思い出(印象)」「写真(デザイン)」「オーディオフェア」「ブランド」で買うことは多い。いわゆるミズテン買いである。AIによれば、ミズテンとは「現物を確認したり、詳しく下調べをしたりせずに、直感や評判だけで買ってしまうこと」を指すらしい。これは性格によるものだと思う。オーディオ製品だけでなく、買い物全般がそんな傾向だ。老後資金を投じる株や投資信託もだいたい同じ買い方だから、始末が悪い。メディアに釣られやすいということかも。自分もオーディオ歴は長いので、1980年代・90年代、オーディオを始めた頃の名ブランドへの憧れは強い。クオード、マーク・レビンソン、オルトフォンあたりは、気に入る・気に入らないにかかわらず、一度は通過しておきたいとさえ思う。そのオルトフォン、かつてはフォノイコライザー EQA-1000Tα を使っていた。でも当時のMCカートリッジ(ROKSAN Shiraz)が使いこなせずに、逆にフォノイコの EQA-1000Tα の方を売ってしまったのだ。今考えてもEQA-1000Tα はものすごくいい製品で、手放して後悔している一品である。このオーディオ製品高騰の昨今、程度がよく、かつ適当な価格な EQA-1000Tα の中古品はもう手に入らないだろう。一方、オルトフォンの代表的製品であるMCカートリッジを使ったことがない。これは長い間、自分のオーディオキャリアの中で引っかかっていた。各製品が購入候補に上がっては消え、上がっては消えを繰り返してきたのだ。求める音というより、「ブランドとして」欲しい。オルトフォンの試聴の音の記憶を辿ると、MC ANNA が好みだったくらいか。ただ、その MC ANNA も5年以上前に MC ANNA Diamond へと世代交代した。同ボディデザインは MC Diamond に引き継がれ、すでに国内ラインナップに ANNA の名はない。しかも全体的に価格が上がりすぎた。これまでオルトフォンに限らず高額カートリッジをいくつも自宅で聴いてきたが、音以前に、50万円を超える高額製品は(音は素晴らしいが)緊張してしまって扱えないとよく分かった。ダイヤモンド・カンチレバーのような繊細なものだと、自分のような雑な扱いでは怖くて気軽に針を落とせない。針交換も30万円超えとか、ちょっと自分の感覚と違う。これは価値観の話で、簡単には変えられらない。オーディオ歴とは別の話だ。今使っている AUDIO-TECHNICA AT-ART20 の、30万円台のボロン・カンチレバー製品が、自分にとってのいい塩梅なのだと思う。ちょっと話は続く。
May 19, 2026
>まずはそれらを済ませ、その後に金融機関対応へ。四十九日などの法要、>相続手続きと続けようと思う。専門家の力も借りないと厳しそうだ。母の葬儀の際にこう書いたが、実際にはもっと細かくやることが発生する。役所の対応年金事務所の対応葬儀や法要費用の支払いの家族協議(経緯書の作成)葬儀費の支払い証券会社に死亡連絡通帳から引き落とされるもの(保険、カード)の停止連絡・手続き四十九日法要の日程・場所決定位牌の発注法要の案内香典返しの決定・発注などである。少なくとも忌中に絶対必要なのは最初の1、2程度で、あとは各家庭の状況や宗教によって変わると思う。相続手続きなどは、この後で進めることになる。(ただし、法定相続人が相続放棄する場合は3ヶ月以内)母は遺言書を残さなかったため、父との相続合意がスムーズにいくかどうかが一つのポイントだと思う。一方、実家で書類整理をしていて、気づいたことがあった。父母自身が手をつけたくなかったことが、なんと40年以上放置されていたのだ。専門家に相談した形跡も、まだ見つけられていない。心配性だった母である。ずっと心の棘となっていたと想像できる。そして黙り続けた。とはいえ先送りされた問題に対峙するのは、結局 当人達より後に残る子どもで、悩ましい宿題が一気に表に出てきた。闇の書類一式はぐるぐると紐で括られていたので、徹底的に失態を隠したかったことがうかがえた。当時主導していたであろう父の責任は大きいが、今の年齢と病状となっては記憶違いも多く、把握は難しいと思う。それでなくとも、昔から去勢を張る人で、自分が若かった頃のミスは認めないだろう。こうなると(もう叶わないが)叔父のように遺言書を残し、遺産整理しておいてほしかった。ちなみに、仮に遺言書を書かないとしても、残された側としては、少なくとも短期的に、以下は明確にしておいてほしいと感じた。これだけで喪主の負担はかなり変わる。宗教及び宗派、希望なしならなしで意思表示死亡連絡してほしい人銀行口座、証券会社口座以外の財産お墓、埋葬方法、埋葬地自分ははっきりさせておこう。四十九日法要は、戒名をつけていただいたお寺で無事に終わった。わけあってお墓を決められていないので。納骨は先の話。ここまでは葬儀会社のサービスの流れに乗った形だ。これからいよいよ「相続」と「お墓」という、本丸に入る。お墓に期限はないが、相続には10ヶ月という期限がある。
May 17, 2026
こんなBlogに書くよりも、通販先サイトの商品レビューに書いた方がよほど有用だとは思うが、一応。> MATIMARUの不織布コンポストの続報だ。前々回報告は購入時の2025年7月だった。次が9月。複数回は出来上がった堆肥を土に漉き込み、中身を空にした。だから野菜を作るための肥料は購入していない。つまり非常に役立った。今育っている野菜も、コンポストの肥料のお陰かもしれない。あれから7ヶ月以上が経ち、冬を超えた。秋には落ち葉が大量に出たし、野菜の残渣も多かった。サツマイモのツルなんて手に2回抱えるくらい。それら全てを不織布コンポストにぶち込んだ。草も抜いたし、刈った。春は春でバケツ何倍分もの花びらを咥え込んだ。米ぬかも発酵促進剤も基材商品も入れた。それでも裁ち鋏を入れて少し細かくし、かつ時期をずらすと、57Lのコンポストは全く一杯にならなかった。残渣自身の自重(重さ)がかかるので圧縮されるし、水分も抜けるし、分解されて体積は小さくなっていくからだ。つまりコンポストは大変良いものだ、とわかった。一方で、MATIMARUの不織布コンポストを一年弱使ってわかったことがある。容量 57Lは大きすぎた。我が家は一軒家なので、それなりの落ち葉も草もあるが、それでも57Lは大きかった。隙間がある方が撹拌しやすい利点はあるけれど、この下のサイズの33L、24Lで十分だ。というか、それを複数個持つ方が、よほど効率よく作業できると思う。 ファスナーはダメ(要改善) 不織布は極めて丈夫である。嫌な臭いもしない。ブラックを使えば汚れが目立つこともないだろう。コバエのような虫は0にはならないが、不快な数ではない。宣伝文句に嘘はなかった。 一方で、MATIMARUの不織布コンポストは残渣を入れるためには、あるいは肥料を出すためには、ファスナーの開け閉めがメインの構造である。しかもファスナーが円を描いているので開けづらい。このファスナーがどうやってもゴミを噛み、開かなく/閉められなくなってしまう。 ファスナー異常で、不織布コンポストは結局2年目は迎えられずに、使い捨て商品になってしまった。 鉄製品はダメ(できれば改善) ペレットとか、ところどころ鉄が使われている。屋外商品であり、半年で錆びてしまった。ファスナーほどのダメージではないが、改善してほしい。というわけで、良いものだったのにファスナーが壊れたばかりに使えなくなってしまった。時期的にすぐに、スナップエンドウやジャガイモの残渣が出る。2代目不織布コンポストを探しているところだ。
May 14, 2026

経験上、夏野菜の収穫量を上げるには、ナスでもキュウリでもトマトでも、ゴールデンウィークまでには植えた方がよい。4月中旬を過ぎるとさまざまな苗が出回り始めるし、プラスチック製の苗ドームを使えば防風・防寒もある程度対応できる。なぜ早く植えると育ちがいいのか。はっきりした理由は分からないが、初期の生育期間を地面で長く確保できるからだろうか。子育てと同じか?ただし、土地に空きがない。植えた春ジャガイモは収穫がどうしても5月下旬〜6月上旬になる(今年の目安は5月26日頃)。加えてスナップエンドウも5月中旬までは十分収穫できるため、理想通りにはいかない。スナップエンドウの支柱やネットもキュウリと共用しているからだ。花付きが落ちた株から順に引き抜き、キュウリに植え替えていく方法もあるかもしれない。連作についても、本来は避けたいが、この広さではやむを得ない。今年は玉ねぎを植えなかったので、間隔をしっかり取っても苗6本分ほどの空きがあった。それでもナス4本とピーマン2本が限界か。体がうずいて、ホームセンターへ向かった。ナスとピーマンに加え、鉢植えでも大きく育てられるゴーヤ、それにサツマイモ(紅はるか)を購入した。毎年ではないが、今年は高さ10cmほどの畝も作った。先に畝に植えたジャガイモは、葉はよく茂っている。肝心のイモは掘ってみないとわからない。昨年はナスとゴーヤが大豊作だった一方、キュウリは平年並み、トマトとピーマンは期待に届かなかった。今年はどうなるだろうか。そうそう、久々のいちご(よつぼし)は、結局4粒ほど採れた。味は店頭品にないくらい甘かったが、この収量では流石に....。観賞用としてはいいと思う。今はツールが伸び回っている。
May 9, 2026
そこそこ長かったGWだが、忌中でもあり、あまり騒ぐのもどうかと思った。それに3月に長崎旅行をしたこともあって、2ヶ月後に遠出もしにくい。近場で...アウトレットでも行くか。久しぶりに三井アウトレットパーク木更津でもどうだろう。コロナ禍前に行ったきりだと思う。電車で行く、高速バスを使う、あるいは圏央道で遠回りするなど、いくつか選択肢は考えたうえで、当日の渋滞情報から最短距離・最短時間の、首都高〜アクアラインで行けると判断した。朝7時半に家を出た。これが完全に読み間違えた。羽田空港付近からまったく動かない。驚くほど動かない。ナビで見ると海ほたる周辺までが詰まっており、いわゆる海ほたる渋滞のようだ。みんな、そんなに行きたいのか、海ほたる。羽田の時点ですでに出発から3時間。この先の見通しも立たないとなると、さすがに心が折れた。というより、薬の影響もあってトイレが持たない。この先アクアラインに突入するとSAもない。渋滞を理由に目的地にたどり着けなかったのは、20年ぶりくらい。みんな、すまん。首都高を引き返すことはできないので、行き先を羽田のさらに先、川崎方面に変更した。とはいえ、急に行き先を変えても観光先は思い浮かばない。横浜の実家も考えたが、鍵を持ち合わせておらず入れない。川崎大師くらいか。川崎大師、そう、自分がまだ実家に住んでいた頃は、両親と初詣といえばここだった。今でも日本有数の参拝者を集める場所だ。参道では、飴を切る包丁のカンカンという音がリズムを刻み、金太郎飴や咳止め飴を売っていた。だるまも買った記憶がある。家にはだるまがあった。懐かしい。ただ懐かしいのは「川崎大師に参拝した」と「飴が有名」と「だるまを買って帰った」ということだけで、参道を歩いても、境内に入っても、お寺を見ても、全く何も思い出さなかった。周囲の景色が変わったのか、それとも単に自分が忘れてしまったのか。40年も経てばそんなものかもしれないけれど、何度も来たはずなのだが。参拝し、御朱印をいただいた。次に来るのはいつだろうか。こういう出先のアクシデントの方が記憶には強く残る。今日の景色も、この先ふとしたときに思い出すかもしれない。ちなみに——。三井アウトレットパーク木更津にたどり着けなかったのがあまりに悔しく、翌日あらためて挑戦した。圏央道経由で遠回り(40kmほど余計に走る)するルートだ。7時半に出発して、10時過ぎには予定通り目的地に到着できた。この日は強風でアクアラインが封鎖された日でもあった。千葉市内もその影響なのか大渋滞で、結果的に遠回りは正解だった。アウトレットでは鬱憤を晴らすように爆買いした。この圏央道ルート、帰りに酒々井(しすい)プレミアムアウトレットにも寄れることに気づき、実際に立ち寄ってみた。酒々井は、よく行くあみプレミアムアウトレットと同じ運営会社で、レイアウトにも馴染みがあり回りやすい。同日に2か所のアウトレットを回ってみて気づいたが、同じブランド(たとえばDIESELやCAMPER)でも、品揃えは似ているようで違う。イベントによって値段も違いそう。つまり、どちらが正解ということはなく、近い方から攻めるのが正解なのだと思った。木更津が店舗数が多く観光にもよいが何せ遠い。酒々井の方が自宅からはだいぶ近いので、今後はこちらを積極的に使うとよさそうだ。いい発見だった。
May 7, 2026

> そして何よりゆずに金柑が実ったら面白いではないか。金柑は大きめの鉢に植えてあり、実をつけるまで何円もかかった。ゆずも時間がかかったのは同じだが、地植えは何せ大きくなる。そして樹勢が強い。この樹勢に金柑もあやかりたい。昨今YouTubeという便利な勉強先があるので、この手のことを調べるのは難しくない。民間ではなく、東京都島しょ農林水産総合センターのカンキツの接木を参考にした。必要な資材も資材(ポリビニール系の接合テープ、メデールテープ、癒合剤や樹木切り口保護剤であるトップジンM ペースト)もこのサイトの紹介の通りのものを発注した。2年前のYouTubeなので今は新製品が出ているのかもしれないが、公共機関の実績に頼ろう。1. 3月くらいに穂木を取る。作って冷暗所に保管する。2. 穂木を鋭角にカットする。3. 節電面にかからないようにメデールテープを巻く。4. 台木に切り込みを入れる。5. 入れた切り込みに穂木を刺し、接合テープを巻く。6. 差し込み口にトップジンMを塗る。7. これを複数行う。と書いてみれば簡単だが、やってみると難しい。テープを巻くにしても経験が必要だった。本来は台木の不要な枝葉を落とした方がよいそうだが、ゆずを丸裸にもできない。また、ゆずと金柑の枝の太さが違いすぎて(穂木が細い)、うまくいくかどうか。答えが出るのは1年以上後、実を付けるとしたら2年後となる。いずれにせよ、何回もチャレンジしてみるつもりだ。
May 5, 2026
柑橘類は、植えてから実がつくまで時間がかかる。一旦結実し始めると安定するのだが。その柑橘類、接木ができると昨年TVで知り、非常に興味を持った。うちのゆずではない柚子は、2025年は超好調で、味はまた変わってエグ味はさらに減った。そして非常に丈夫だ。この丈夫な枝を間借りし、金柑を継げないだろうか。鉢植えの金柑もたくさん実ようにはなったが、鳥に目をつけられたようで、遠慮なく食われてしまう。ゆずに紛れさせれば鳥に食べられないかも、そして何よりゆずに金柑が実ったら面白いではないか。うまくいけば、だが、柑橘類の接木には以下のメリットがあるとAIは回答した。収穫までの期間を劇的に短縮する種から育てる実生苗(みしょうなえ)とは異なり、親木の成熟した細胞を移植するため、結実までの年数が大幅に早まる。早ければ翌年には収穫が可能だ。強健な根による環境適応力の向上鬼ゆずは寒さや土壌病害に対して強い耐性を持つ。この根系を土台にすることで、金柑単体で育てるよりも冬の寒さや根腐れに強い個体へと進化する。コンパクトな樹形での多収穫(矮化効果)鬼ゆずを台木にすると、枝の徒長を抑えて樹形を低く保つ「矮化(わいか)」の効果が得られる。限られたスペースでの栽培が容易になり、収穫や剪定の管理コストも激減する。養分吸収の効率化による果実の安定鬼ゆずの強力な吸肥力を金柑へ供給することで、果実の肥大が促進され、収穫量が安定する。生理落果の軽減も期待できる。1本で2種類の収穫が実現する鬼ゆずの枝を一部残して接ぐことで、同じ木から「巨大な鬼ゆず」と「小さな金柑」を同時に収穫できる。鑑賞価値と実用性を兼ね備えた唯一無二の樹木が完成する。💡 結論:鬼ゆずは金柑のポテンシャルを最大化させる最高の土台である。必要な資材を買って、やってみよう。
May 3, 2026
半年以上前に自分が受遺者となったことを書いた。それが今どうなっているか、報告しようと思う。「受遺者」とは遺言書に遺贈先として記載されている人のことで、「遺贈」とは法定相続人以外の個人や団体に財産を無償で譲る行為を指す。亡くなったのは叔父で、自分は法定相続人ではない。ただ、叔父の遺言書に、預貯金のうち⚪︎分の1を自分に遺贈する、と記載されていたのだ。ありがたいことだ。> 漫画やドラマで、「遠くの親戚が亡くなって遺産が舞い込む」> みたいなシーンがあると思う。そんな体験をする人は極めて少ないこういう経験は本当に少ないと思う。少し前に、遺言執行者である司法書士から、遺言執行および相続手続きに関する書類が届いた。故郷の家庭裁判所で検認を受けた、叔父の自筆の遺言書(写)が同封されていた。母は遺言書を残さなかったし、実物を見るのは初めてだ。普通に生きていたら、遺言書もドラマや映画でしか目にしないものだろう。立派な遺言書だった。頭が下がる思いがした。感動を意図した文章ではないのに、読んでいて心に沁みた。財産の分け方、遺贈の内容、ご自身の葬儀や納骨のこと、先に亡くなった奥様への思い。遺言書とはここまで人の心を打つものか。終活とは本来こうあるべき、と一つの目標にもなった。遺言書は亡くなる直前に書かれたと思っていたが、令和3年に作成されていた。つまり、亡くなる何年も前から整理されていたのだ。これが考えるのは簡単だが、なかなか実行できない。すごい人だと思う。(比較するのは気が引けるが、それに比べて、口だけで何も実行できなかったうちの両親は…と、どうしても頭をよぎる)記載されている相続人・受遺者の中には、その後亡くなった親族も含まれている。相続人の合意に基づいて分割方法を決定し、遺言の執行と並行して手続きを進めるとのことだ。その合意に関する手続きは済んだ。遺言書に記載された相続・遺贈の内容に、同意しない人はいないだろう。本件はあと数ヶ月で全て終わる。遺言者である叔父の意思を、できる限り尊重したいと思う。そして帰省して、お墓参りするつもりだ。
May 1, 2026
3月のことだが、動画配信サービスをHuluからNetflixに乗り換えた。長らく我が家の動画配信はAmazon Prime VideoとHuluの二本立てだったが、Huluは見たいものはひと通り見てしまった感がある。Amazonも、他サービスと重複する作品は少なくないものの、Prime Musicや配送サービスを考えるとやめる理由にはならない。となると、やめるのはHuluだ。そもそもHuluは、息子がダウンタウンの番組を見たいと言ったのがきっかけだったくらいだから。ただ切り替えるにしても、娘の受験期でもあり、その他も何かと慌ただしく、半年以上決心がつかなかった。それに受験生の目の前にNetflixをぶら下げたら、夢中になっていたに違いない。動画配信サービスはいくつもあるが、Huluの後継はNetflixと決めていた。ラインナップもそうだし、オリジナル作品も魅力的だ。『ウェンズデー』『イカゲーム』『サンクチュアリ』『地面師たち』『極悪女王』『全裸監督』——このあたりは外せない。さらに『九条の大罪』『イクサガミ』、『PLUTO』『T・Pぼん』『ULTRAMAN』『ONE PIECE』『三体』と、見たいものはいくらでもある。今後 実写版『ガンダム』も予定されているし。ハードはFire TV Stick 4K。Wi-Fi接続で、簡素な電源部ではあるので、マニア的に画質や音質を追い込むには向かないのだろう。ただ、安価なFire TV Stickで環境を揃えることで、各部屋で共通の操作にできるメリットの方が大きい。何より普通に見られれば十分だ。実際、iPhoneでも満足して見ているくらいなのだから。実際、すでにいくつもの番組を見ているが、満足度は高い。今は広告付きスタンダード(月額890円)だが、広告なしのスタンダード(同1,500円)、4K対応のプレミアム(同2,290円)にしてもいいかもしれない。少なくとも音楽のサブスクよりは、家族の納得は得られやすいだろう。自分を取り巻く今の状況では遠出もしにくい。だからこそ、家の中の娯楽としてのNetflixには期待している。
April 16, 2026

葬儀の後、喪主あるいは代表相続人は慌ただしい。> 式が終わってから、役所の手続きも、金融機関対応も、相続も、> この後の法事も、とにかく色々ある。墓も買っていない。まさにその通りだ。また、ちょっと信じられないトラブルもあって、母親には誠に申し訳ないことをした。本当にごめんなさい。こんなことは、今後喪主になることがあっても 二度としないよう努めたい。式が終わると、まず役所の手続き、そして年金の手続きに入る。自分は恥ずかしながら、保険証の返還などの役所対応と、年金を止める手続きが別であることを理解していなかった。つまり市区役所と年金事務所では、手続きの窓口が分かれているのだな。まずはそれらを済ませ、その後に金融機関対応へ。四十九日などの法要、相続手続きと続けようと思う。専門家の力も借りないと厳しそうだ。並行してお墓探しも進めることになるだろう。生前に話していた墓所は、倍率が高いこともあって、入れていない。やることなすこと、ほとんどが初めてのことばかりだ。相続はプロの手を借りる必要もありそう。......終活はすごい大事だな。さて、しばらく家を空けていたら、アスパラガスがすでに生えていた。育ちが早く、穂が開いているものもある。今は細いが、これから太いものも出てくるだろう。昨年植えた新株からも芽が出ていた。ひと安心だ。そうでないと、高い根を買った意味が薄い。スナップエンドウも実をつけていた。白いきれいな花も数多く咲いている。今年は豊作だろうか。割と丁寧に育てたこともあって、強風で折れることもなく順調だ。実は大きいが、もう少し太らせてから収穫することにしよう。試しに1つ食べてみたら、歯応えがよく甘い。これから数週間、いや5月末までは十分は収穫が楽しめそうだ。
April 12, 2026
母親の有料老人ホームから電話があった。「最近食が細くなっている。声量も小さい。バイタルに異常はないし病気というわけではない。ただ、医者と今後の話し合いをした方がいいと思う」と。延命医療に関する意思表示はすでにしてあったので、月2回の主治医の問診日にアポを取り、電話を切った。その日の晩、母は亡くなった。就寝後、施設の方が気づいた時にはすでに息をしていなかったらしい。夜中にその旨 連絡があった。救急車を呼んだものの、年齢や現場の状況、持病を考慮し、病院には運ばなかったようだ。近所に住む弟も駆けつけたが、死に目には誰も会えなかった。施設に到着した主治医によって死亡確認がなされ、死亡診断書が書かれた。死因は老衰だった。母はコロナ禍で内臓の手術をして要介護となり、さらに2024年に大腿骨骨折で歩きにくくなって時間が経ったからか、自分でも不思議なくらい衝撃も動揺もなかった。悲しい気持ちも湧いてこなかった。もちろんホッとしたわけでもない。生前⚪︎⚪︎しておけばよかったというような思い残しもない。"無に近い感じ"だ。生前は、3月上旬に会ったのが最後だった。ベットで横になってばかりではなく、少し施設内の行事にも顔を出すようになったようで、安堵していたのに。活動範囲は広がったけれど、きっと今年の桜も見ずに逝ったのだな。葬儀会社に移送された母に会う前に、老健の父親に報告に行った。父は昨年10月に母に会ったのが最後だった。六十有余年の伴侶である。その死を取り乱すかと思ったら、現実を受け止めきれないのか、理解しきれないのか、「(自分の体調を考えれば)葬式には行けない」「俺より若いのに老衰とは」「あとは色々任せる」と、淡々として言葉少なだった。そんな中でも「お金がないから家を貸せ」とか「カバンを無くした」とか言い出すところが、回復基調とはいえ脳機能障害なのだろう。(翌日、老健に確認したら「元気がない」とのこと)その後、葬儀会社で母と対面した。エンバーミング(遺体衛生保全)された遺体は初めてではない。そしてエンバーミングは肌に独特の艶があるものだ。ただ、母はもともとシワも少なく若作りだったので、とても87歳には見えない。50代と言ってもわからないだろう。母は穏やかな顔をしていた。眠りながら逝けたならいいのだが。髪を撫で、冷たい手を握った。どうもありがとう、お母さん。コロナ禍以降、冠婚葬祭は本当に多様化した。葬儀会社と打ち合わせをしたが、初めてで分からないことばかりだ。喪主は自分が務めることとした。限られた時間で、色々判断していかねばならない。ご近所には連絡したが、葬儀の出席者は基本的には親族だけだ。高齢な両親がいつどうなるかわからないとは考えていたので、事前に葬儀に対する予備知識は入れていた。ただそれでも(場所柄もあって)葬儀会社の選択肢はあるようでない。火葬場はもっとない。ベースとなる葬儀プランを決め、オプションを追加していくと、家族葬でも本当に二百万円は楽に超えるのだな。最後だからきちんと送ってあげたいという意識も当然あるから、供花の追加とか、遺族ならすると思う。ちょうど娘の新しい門出である入学式が控えていた。弟とは"日程は生きている人優先で"、で落ち着いた。六曜や火葬場都合もあって、母の死去と葬儀の間に入学式が挟まる、下がったり上がったりの日程となった。これから葬儀となる。どうぞ無事に母を送り出せますように。式が終わってから、役所の手続きも、金融機関対応も、相続も、この後の法事も、とにかく色々ある。墓も買っていない。一つ一つやっていかなければ。
April 7, 2026

帰りは福岡空港にした。長崎空港からちょうどよい便がなかったからだ。そうすると久しぶりに太宰府天満宮に行きたい。それと天神散策以外に、家族全員の欲求を満たす適当な観光も思いつかなかった。JRハウステンボス駅から二日市駅に移動し、西鉄二日市駅まで5分歩くことで太宰府駅まで直接行ける。所要時間は2時間15分ほどか。このルートがYahoo!路線案内ではなぜか出てこない。博多や天神に出るよりずっと近い。街歩きにあたって、小型のトランクケース2つはホテルオークラJRハウステンボスから自宅に宅配してしまった。以前ならガラガラと引いて観光しただろう。ただ、今は旅行は時間を買うというか、楽を優先するようになった。福岡も梅の時期はとっくに終わって、桜が5分咲きくらい。多少肌寒いくらいの、いい季節の太宰府天満宮だった。あまりに思い出と違うモダンな「御本殿」の外観に驚いたが、2026年は124年ぶりの令和の大改修に伴う特別な仮殿なのだな。これは貴重なものを見た。いずれ湯島天神にも受験のお礼にいかねばならないが、太宰府天満宮を入り口と言うことで。その太宰府天満宮の隣には九州国立博物館がある。太宰府天満宮を訪れたのは、前回は10数年前の大学の同窓会旅行だった。が、この面々は知的観光を全くしないから、博物館が隣にあっても立ち寄らない。だから博物館は家族全員が今回初めてだ。九州国立博物館には教科書に載っているような品(火焔型土器とか三角縁神獣鏡とか)が展示されており、子どもたちも非常に興味を持ったようだ。もっと早く来ればよかったか。長崎では結構食べたいもの(名物)を食べた。ちゃんぽん、カステラ、トルコライス、佐世保バーガー、寿司、五島うどん等々。昨今、名物とはいっても取り寄せもできるし、店舗も多くてどこでも食べられるが、現地だからの意義もある。でも、ちゃんぽんは有名チェーン店のリンガーハットがうまいかもしれない。福岡でもいくつか食事のリクエストはあって、その一つがもつ鍋だった。天神で食べるつもりだったが、時間の都合でお昼ご飯として太宰府の参道でいただいた。この後も梅ヶ枝餅とか、ぐるぐる鶏皮とか、胡麻サバとか、明太子とか、食べて回った。天神も散策した。ただ、福岡はまた訪れることもあるだろう。1年ぶりの家族旅行は、いい旅だった。
April 5, 2026

関東圏でもハウステンボスの広告を見るので、訪れる人は少なくなかろう。朝8:30に長崎駅前から高速バスに乗ると、ハウステンボスには10時には着く。ただ調べてみると、長崎空港から直行か、博多から移動の方が便がよいのだな。関東からだと大半は博多利用だと思う。3月のハウステンボスなら、もうチューリップしかない。チューリップと風車という広告の風景を見ようではないか!素晴らしい晴天だった。行ってみて初めて知った、わかったことをランダムに。ハウステンボスには「ワッセナー(Wassenaar)」と呼ばれる居住エリアがあり、高級別荘・分譲住宅地である。住所は長崎県佐世保市ハウステンボス町。価格がどれくらいかは、不動産検索すればすぐにわかる。ハウステンボスにアトラクションはあるが、基本的には公園だと思う。TDLやUSJのイメージで訪れるとダメージを喰らう。特にコースター系はない。風車+チューリップのエリアは入り口すぐそばにある。そしてそこは広大とはいえない。広告写真はプロがうまく撮っている。エリア内奥にあるパレスハウステンボスのチューリップ畑の方が広い。そして、そのチューリップの広がる風景はどちらも素晴らしく綺麗。開場中に草花の植え替えをしていたり、修繕していたりする。これまたTDLと比較してはいけない。同様にサービスもTDLと比較してはいけない。オランダ発キャラクターのミッフィーと組んではいるが、やはりIP不足は否めない。ミッフィー(およびメラニー、ボリス等)と、クマのルーク&ルーナ、そして妖精ちゅーりーだけでは弱いよな。ただGW前にエヴァンゲリオン・ザ・ライドがオープンする。エヴァがいいならなんでもいいのでは。ハウステンボス内に割と大きい造成途中の空き地がある。長崎県がIR誘致のために確保していた区域だが、国が不採択にしたので、現在は具体的な計画もないのだとか。ハウステンボス歌劇団、素晴らしくよい。劇場もすごい。これまた検索してみると、歌劇団として劇場を持って定期的に公演しているのは、宝塚歌劇団とハウステンボス歌劇団だけらしい。これに人が集まらないのは非常に惜しい。シューティング・スターというジップラインがあった。距離は300mらしい。人生初ジップラインがハウステンボスとは。ハーネス装着も人生初...だったかも。すごい面白い。夜のショウ(今はシャワー・オブ・ライツ)がある。が、これまたTDLの花火やプロジェクション・マッピングをイメージして参加すると、ちょっとウソでしょ感あり。宿泊はホテルオークラJRハウステンボス。いいホテルだ。コンビニも温泉もあるし。オークラ系ホテルで作務衣(室内着)でウロウロできるとは時代も変わったな。JRで移動するならば、このホテル一択では。トリックアートは、場所を問わず面白い。なんだろう、これ。ケチもつけたが、結局10時間近く園内にいた。過度な期待は持たずに一度は行ってみるべきだ。チューリップはすぐに開き切ってしまうのに、その維持には頭が下がる。バラや他の花のシーズンもあるだろう。あと、ハウステンボス歌劇団、本当によい。近所に劇場 欲しい。
April 3, 2026

長崎なら軍艦島(端島)観光も面白そうだ。当然船で行くわけだが、運航会社は5社あり、基本的に午前・午後それぞれ1便ずつしかない。酔うことを考えると大型船の方がよさそうだし、天候次第では上陸できない可能性もそれなりにあるらしい。断念。次回があったら優先しよう。長崎は駅を含めて街は様変わりしていた。何せ九州新幹線が通っていなかった頃の長崎しか知らないのだ。昨年は長崎スタジアムもできた。ただ、それでも観光としては室内で楽しめる場所は多くなさそうなので、少し遠出することにした。この日の天気予報が降水確率80%だったからだ。島原半島を巡る温泉と歴史の旅、車で雲仙・島原はどうだろう。我々世代では平成2年の雲仙・普賢岳の噴火は記憶に残っている。島原は歴史で習った島原の乱で言うまでも無い。小浜温泉(塩化物泉)の海辺の足湯、雲仙温泉(硫黄泉)の地獄めぐり、そして島原城の五重天守閣と歴史資料館は、温泉・景色・歴史を1日で楽しめる人気のルートのようだ。Google Mapで見ると、小浜温泉、雲仙、島原城を回っても長崎市内から往復で約3.5時間。観光を含めても6時間あれば回れそうだ。ホテルは朝食で人気のドーミーインだったから、出発は遅めの方がありがたかった。(ドーミーインの夜泣きそば、アイス食べ放題、ヤクルト飲み放題、豪華な朝食は非常に評判がよかった)雨のドライブとなったが、全員初めての島原半島。運転時間も適当で、どこも楽しかった。歩く距離も長くなかったので、疲れもそれほど残らなかった。が、息子だけは不満だったかもしれない。彼は硫黄泉の匂いが大の苦手で、地獄めぐりは基本的にパスしたからだ。長崎に戻っても雨だった。レンタカーを返してから、歩いて有名な観光地の眼鏡橋へ。ここも稲佐山の三大夜景のように、日本三名橋だそうだが、さすがに無理がある。他2つの、東京の日本橋、山口の錦帯橋とは規模的にも比べてはいかんと思う。夕飯は中華街ではなく、浜町アーケードの佐世保バーガーにした。ハウステンボスには高速バス移動のため佐世保には立ち寄らないし、子どもにはちゃんぽんより中華料理よりこの方がウケる。
April 1, 2026

> 当時は長崎大学や嬉野温泉で仕事があったので、何回も行ったと思う。自分は長崎市内を観光した事があった。が、妻も子どもも初めてだ。最初は王道ルートがよかろう。長崎中華街に宿を取り、ネットで路面電車の一日乗車券を買った。朝から、グラバー邸、大浦天主堂、出島、平和公園、浦上天主堂、稲佐山と回った。詳細は省くが、グラバー邸は思っていたよりも全然よかった。長崎港の眺めはよく、庭園も綺麗。こういう公園や景色が楽しめる年代になったのだろうか。天気も非常によかった。長崎港に停泊中の客船やイージス艦もよく見えた。自分は教会の雰囲気が好きなので、グラバー邸そばにある大浦天主堂も、平和公園近くの浦上天主堂もよかった。浦上天主堂はもしかしたら初めてだったかもしれない。出島も初めてだった。そして何より予想外に素晴らしかったのが、稲佐山(展望台)だった。長崎は函館、神戸とともに日本三大夜景スポットとされる。摩耶・六甲エリアからの神戸の夜景はみたことがないが、函館山から見た函館の夜景は確かによかった。ただ、自分は観光としての夜景にはあまり惹かれない。今回も娘が写真を撮りたいと言わなければ、あるいは天候が少しでも悪ければ、山に登らなかったと思う。特に観光と天気の関連性は高い。この日の日の入は18:34。行ってよかった。登ってよかった。日が暮れてからの夜景はイメージ通り。灯りの数からして、函館と比べてどちらと聞かれたら函館に軍配が上がるかもしれない。それよりも東シナ海に(正確にははるか遠くの五島列島)に沈む夕日の素晴らしいこと! 夕日や朝日の最後の瞬間、緑色に一瞬だけ輝く現象は「グリーンフラッシュ(緑閃光)」と呼ばれるが、目視で夕日の中にグリーンを見たのは初めてだ。メガネの不調を疑ったくらい、くっきりとした緑! 一生忘れないだろう。(画像、映像には録れずだが、それでいいのだ)下山は下山で印象的だった。春休みで好天だったからか、インバウンド含めて登山客が多かったようで(行きは早めに登っていたので空いていた)淵神社駅までのロープウェイは1時間半待ち。しかも結構寒かった(苦笑 こういうトラブルは忘れないので、稲佐山は印象深い。
March 30, 2026
六十路近くなると、もうこの場所に来ないのでは、もう食べないのでは、もうやらないのでは、ということが増えてくる。老後を考えるからだ。例えば今回の長崎旅行。長崎空港を使ったのも、市内に泊まるのも、30年ぶりくらいな気がする。当時は長崎大学や嬉野温泉で仕事があったので、何回も行ったと思う。あれから機会なく長崎行きが30年に1回とすれば、次は90歳前後か。その歳だと旅行はしていない可能性が高い。いや、一泊や日帰りなら長崎訪問もあるかもしれない。ただ、今回は長崎に4泊もした。さすがに最後の機会だと思う。実は長崎は、毎年旅行先候補には上がりながら、毎回外れてきた。ここ何年かでいえば、場所の魅力で沖縄に競り負け、北陸新幹線の金沢・富山に負け、身近な海外である台湾に負け、USJの関西(大阪・神戸)に負け、香港ディズニーランドにも負けた。長崎はだいたい3〜4番手だったのだ。なぜ長崎が候補に挙がるかというと、ハウステンボスがあるからだ。大型テーマパークといえば、東京ディズニーリゾート、USJ、最近ならジャングリア(沖縄)やジブリパーク(愛知)、そしてハウステンボスあたりだろう。子どもが喜ぶ。ただしハウステンボスは、長崎市内からも福岡からもそこそこ遠い。花や風車の風景は有名だが、アトラクション系のパークではないので、2日間遊べる気がしない。周辺にも強い観光地があるわけでもない。加えて羽田・成田から長崎空港行きの便も多いとは言えず、旅程が限られる。つまり、茨城から長崎は、出かけるには少し中途半端なのだ。今回は計画がわりとギリギリで、逆に長崎が競り勝った。飛行機とホテルが空いていた。円安が進みすぎて海外旅行がしにくかった時期でもある。長崎空港から入り、市内観光、島原・雲仙、ハウステンボス、そして博多に抜けて福岡空港から帰る——そんな行程はどうだろう。息子も歴史で隠れキリシタンや出島を習ったらしい。実際に訪れれば、さらに興味も湧くだろう。それに3月なら、ハウステンボスのチューリップも満開で綺麗そうではないか。
March 28, 2026

いちごは、分類上は「野菜(果実的野菜)」だが、利用・消費面では「果物」として扱われる。農林水産省の定義では、2年以上栽培する木本・草本植物を果樹と呼ぶため、1年で収穫を終えるいちごは野菜に分類される。ここでは野菜として扱う。家庭菜園でも一般的なので、少なくとも年末には店頭に苗が並ぶ。スナップエンドウや大根などとともに、代表的な冬に育てる野菜だ。そのいちごは我が家では打率が非常に悪く、収穫できなかった。だからもう10年以上育てたことがない。数ができないうえ、実がついても路地栽培ではいろいろな生き物に食べられやすい。買った方が安くてうまいというのももちろんある。昨年末に一苗だけ買って、鉢植えしてみた。品種は「よつぼし」という。食べたことはないが、「甘味」「酸味」「風味」「うま味」の4つの要素が四つ星級であることが命名の由来のようで、濃厚な甘さと適度な酸味がバランスよく、コクのある豊かな香りが楽しめるという。どうせ育てるなら、店頭で見たことのないもののほうがよい。苗は普通に越冬し、3月中旬に可愛い白い花と小さな実をつけた。これは結構楽しみだ。家庭菜園は元を取ろうと思ったら、ある程度まとまった量を収穫しなければならない。いちごならば、少なくとも大粒で10粒は必要だ。それは無理そう。が、それだけが家庭菜園の楽しみではないので、経験を積んでいこうと思う。
March 21, 2026
義務教育を終えてからの、成人してからの、子どもの進路はドキドキする。と、自分が親になって初めてわかった。これが以前から、そして心からわかっていれば、要介護の老親にもっと感謝できたものを。こんなバカ息子を学費の高い私立の薬学部に進学させ、薬剤師の免許を取らせてくれた。薬学部受験の理由は特になかった。当時は「生涯困らない免許」が重宝され、「バイオ/アグリ」が流行っていたからだ。それなのにバカ息子は、その免許を使ったことがない。製薬企業に就職もしなかった。定期的に免許更新はするが、薬剤知識を更新していないから、この先も(つまりは)死ぬまで使わない/使えないと思う。大学を志望してから就職活動に至るまでの就職状況は、誰にもわからない。行きたい会社があっても、希望職種に募集がかかるかどうか。景気や社会情勢、技術革新、流行、そして雰囲気にものすごい影響を受けるのが就職なのだ。娘は、高校2年の頃からニッチな学部を志望していた。それだと大学の選択肢も狭まる。その学部に行かずとも志望業界に就職することはできると、大人目線で話もしたが、娘は昔から良くも悪くも自分の考えを変えない。最終的には当人が決めることだ。「志望業界の何になりたいのか」「何がしたいのか」まで高校で詰めたところで、情報の多い世の中だし、現実が見えてくれば思いも変わるだろう。大学や学部のブランドが将来のある程度を占める可能性はあっても、好き嫌いも得意不得意もある。大学受験システムは複雑で、古い自分にはよくわからない。大学入学共通テストを利用すると、その結果を使って複数の大学・学部に出願できるらしい。ここでケチっても仕方がないので、塾も受験もやりたいだけやらせた。非常に幸いなことに、そのニッチな学部と、予備的な一般的な学部の数校の合格をいただいた。よかった、よかった。そうしたら。一般的な学部に決めたと言うのだ。ええー そうなの? なんで?あの高校2年生からの、学校や塾を含めた進学相談はなんだったんだ? それならもっと違う大学の選択肢もあったのでは?と、喉まで出かけてグッと飲み込んだ。だいたい適当に進路を選んだ自分も、人のことを言えた義理ではない。でも、どうにかなっている。いざ人生の選択肢が広がるとそんなものか。娘が普段頑ななだけに意外だったが、学費がすごく変わるわけでも、通学場所が大きく変わるわけでもない。良しとしよう。進路は、最終的には当人が決めることだ。おめでとう。子どもの進路はドキドキするわ。
March 19, 2026
当時90歳の父親が心原性脳塞栓症で倒れたのは2025年1月31日のこと。あれから1年以上が経過した。その間に、3つの病院と1つの老健にお世話になった。怒涛の1年間だった。心の落ち着く時間はほとんどなかった。父と(すでに特別養護老人ホームに入っていた)母の介護が、頭をよぎらない日はない。双方の施設からの連絡は度々くる。何かあった時に家族へ連絡するのは、施設側の義務なのだと思う。例えば「転倒しました」「血圧が高いです」「肺炎の疑いがあります」「当人が⚪︎⚪︎を訴えています」「転院して精査しますか」「発熱が続いています」「褥瘡の相談をしたいです」「面会に来てほしいです」「手紙が欲しいです」「⚪︎⚪︎を買いたいです」「⚪︎⚪︎を購入してください」「リハビリ計画を合意したいです」などなど。その度に判断や行動が必要になる。連絡は基本的に8:00〜18:00の、先方の勤務時間帯に来る。つまり自分の仕事時間と重なる。おかげで何度会議を中座したことか。あるいは当日休んだことか。年休は今年分をきれいに使い尽くした。今は在宅制度で救われているだけで、次年度はおそらく介護休暇取得だな。つまり、何も解決していない。というより、80歳を超えて老人の心身が前年よりよくなることなどないと思う。よくなる/変わっていないと思っているのは当人だけで、介護する側との認識ギャップはかなり大きい。介護費用の問題からも逃れられない。毎月、信じられない金額が実家の資産から消えていく。母親は、ほぼ寝たきりの要介護4。会話や記憶は1年前より怪しくなった。声はか細く、被害妄想は以前よりずっと強い。以前からすべてにネガティブだけれど、明らかな妄想するような人ではなかったのに。今年に入って唯一よかったのは、オムツが使えるようになったことだ。頻尿なのに(本人の意思で)オムツを使わないのは、かなりの行動制限があったし、とにかく介護する側が大変だった。これでだいぶ景色が変わるかもしれない。一時的な改善でないことを祈るのみだ。一方、父の体調はジェットコースターのようだ。1年前は意識不明だったし、転院先のリハビリ病院でも十分な意思疎通はできなかった。それが10月に老健へ入居して以降、会話はずいぶん可能になった。何より口調がはっきりしてきた。老健に入居した10月以降のFIMやMMSEもよくなっているのかもしれない(施設確認していない)。ただし内容はいただけない。同じ話を繰り返す、思い込み全開、短期記憶はない。当人が偉かった頃の昭和の会社習慣がより強く出てきているようで、誰に対しても命令口調。怒りの感情もコントロールできない。周囲としてはため息しか出てこない。元気な高次脳機能障害患者が出来上がってしまったようだ。ただし身体の方は、老健に入る前、車椅子に拘束帯をつけていた頃の方が歩けたような気がする。今は一度車椅子に座ると、立つことはもちろん、他に移動することも難しい。当人には「〇〇ができない」という認識がない。だから結構な頻度で転倒の連絡が来る。以前と同じことができると思い込んでいるのだ。今も、家で一人暮らしできると口にする。91歳にしてこの「折れない心」には、ある意味感心させられる。父の要介護度は期間満了で見直しされた。制度上は改善していると判断され、要介護度は5から3になった。これで老健の月額は少し安くなる。ただし、逆に特養入居のハードルは上がってしまった。優先度が落ちたからだ。いいことばかりではない。
March 16, 2026

> 今回聴いたのは、フォステクス20cm × 2+ヤマハ ホーンツイーターのバックロードホーンだ。さらっと書いたが、この日 JAZZ & COFFEE 三州亭(ミスティ)の音が出たのは、入店してから1時間後だった。マスターは結線トラブルを疑って色々確認されていらしたが、原因は結線でなくスイッチだったような。自分はマッキンのアンプを使ったことがないから、口出しするのも、と黙っていた。ちなみに駆動側も名機揃いだ。ヤマハ GT-2000にシュアー V15 TypeⅢだったり。レコードはパッと見ただけでも数千枚はありそう。大量すぎて、リクエストした Gerry Mulligan のLPを、結局マスターは探せなかった。一定のルールで並べられているようだが、聴いた後にきれいに戻せていない気はする。自分で探してほしいと言われるも、Gerry Mulligan は見つけられず。 Sonny Criss をチョイスした。注文したコーヒーが出てきたのは、音出しから更に遅れること15分。ただ、そんな些末なことを責めているわけではない。ご高齢のマスターの時間に、客側が合わせるべき店だ。仮にトラブルがあってもオーディオ雑誌もあるから退屈することはないし、声かけすれば大量のレコードを拝見することもできる。三州亭は、たっぷり時間をとって訪問するところである。大好きな Sonny Criss / Go Man! を聴いた。アルト・サックス奏者 Sonny Criss が1956年に録音したハードバップ期の名盤だ。70年も前のアルバムに何を今更だが、曲に全くハズレがないから、もっと有名盤扱いでもいいのに。聴いたのは、初期日本プレスだと思う。バックロードホーン方式は、パリッとした高能率な音はするけれど、特別な何かがあるとは思わない。音の重さよりも見通しだし、硬質なアルトサックスもとてもよい。それにウエストコースト録音ながら、クールではなくかなり熱い。長岡鉄男式は自作だから一般性はないが、スピーカーユニットに対するエンクロージュアの物量が重んじられない昨今、それらは特長だろう。80年代長岡鉄男に触れなかったオーディオマニアはいなかったので、この音は自分には源流っぽい。いつまでも あると思うな JAZZ喫茶、だ。オーディオ人気はもちろん、JAZZ人気が高いとも思わない。大量のレコードは見るだけでも価値がある。行けるときに通っておくべき店の代表格、それが JAZZ & COFFEE 三州亭だ。
March 14, 2026

茨城県民は歩かない。だから、どこまでを近所と言っていいのか、いまひとつ分からない。ただストレスなくドライブはできるので、家から車で30分圏内なら、もはや近所認定でもいいのではないか。その“近所”にJAZZ喫茶がある。その名も「JAZZ & COFFEE 三州亭」。三州亭はミスティと読む。有名曲「Misty」から引用したのだと思う。ジャズ好きなら、そのメロディが頭をよぎるだろう。あまりに有名な曲なので、「ミスティ」という同名の店は各地にある。でも漢字を当てているのは、少し珍しいかもしれない。この三州亭、自分が知る限り、トップクラスで入店しにくいJAZZ喫茶だ。何せ、関東鉄道常総線というディーゼル鉄道の新取手駅下車。生活路線なので繁華街は皆無。店は駅のそば。ただしGoogle Mapがないと通り過ぎると思う。(それくらいの場所)ビルの2階はいいとして、1階は普段誰もいないフロア。灯りも付いていないかもしれない。(1階では月1回ペースでジャムセッションがあったようだが、2026年も続いているかは不明)1階の右脇の扉を開けると階段。それを上がっていく。ここも多分暗い。2階の上がり口、左に店の扉がある。だが扉に窓はなく、店内の様子は分からない。勇気を出して扉を開けると「ここは店なの?」という空間が広がる。しかもワンフロアでやたら広い。元キャバレーらしい。マスターお一人のみ。おそらく客もいない。広さの割に座席も少ない。お世辞にも片付いているとは言えない。つまり店に入るには、3回扉を開けなければならない。JAZZ喫茶だけでもためらうのに、こんなハードルの高い店があるとは。それでも「JAZZ & COFFEE 三州亭」を、我々はオーディオ雑誌で意外に見ることができる。それは長岡式スピーカーを使っているからだ。オーディオ評論家の炭山アキラ氏が(上記基準の)ご近所にお住まいなのもあるのかもしれない。だからステレオ誌の年1回の自作特集に時々顔を出す。手持ちの中では、2022年8月号「バックロードホーン スピーカーの世界」に紹介されていた。炭山氏とTOP WING 菅沼氏のお二人で訪問されていた。今回聴いたのは、フォステクス20cm×2発+ヤマハ ホーンツイーターのバックロードホーン。バックロードホーンはモノラルながら今も自分も使っているし、以前はそこそこ長い期間、長岡式スーパースワン D101Sを使っていたので馴染みがある。
March 12, 2026
全4327件 (4327件中 1-50件目)

![]()
