Blog de afutura

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November 17, 2025
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カテゴリ: その他
父のことを​ 認知症と書いている ​が、これは脳卒中後遺症による認知症(血管性認知症)のことで、アルツハイマー型認知症ではない。そして一般の認知症イメージは、ものを忘れていくアルツハイマー型認知症だと思う。TV番組やワイドショウで取り上げられるのも大半がこちらだ。

医学的にそれらが違うのはもちろんわかっていたが、保険・介護制度上も違うことは父が倒れて初めて知った。認知症で一括りでは無いのだな。




保険・制度上の扱いの違い(2025年時点、ChatGPT補助あり)

制度項目 アルツハイマー型認知症 脳卒中後遺症の認知症(血管性認知症・高次脳機能障害)
障害年金の扱い
対象になり得る(器質性精神障害として精神等級)
認知機能中心の評価
対象になり得る
肢体麻痺・言語障害・高次脳機能障害など身体障害評価も入る
介護保険(40~64歳:特定疾病)
「初老期における認知症(若年性認知症)」で利用可能 「脳血管疾患」が特定疾病で40〜64歳でも利用可能
介護保険(要介護認定)
要支援〜要介護2・3が多い 要介護3〜5になりやすい(身体+認知)
身体障害者手帳
原則、対象外 肢体麻痺・失語症などで取得しやすい
精神障害者保健福祉手帳
取得可能(生活への支障がある場合) 高次脳機能障害で取得可能/身体障害が重ければ身体手帳を優先する場合あり
医療費助成(自治体)
自立支援医療(精神)などが中心 身体障害に基づく医療費助成が利用できることが多い
主治医の診療科
精神科・脳神経内科 脳神経外科・脳神経内科・リハビリ科
制度上の特徴
身体障害制度は使いにくい 身体と認知の両面で制度支援が受けやすい



生命保険も同様、商品によって大きな違いがある。父親の入っていた保険は古過ぎて、そしてがん保険に偏り過ぎていて、今回請求に至らぬものが多かった。
完全に支払い損だったな。91歳まで、保険4種類を、総額20万円/年近く支払っていたのだから。

先月、居住地域に​ 身体障害者申請した ​。外を出歩くことはないが、認定されれば​ 確定申告で27万円の控除が受けられるかも ​しれない。介護はとにかくお金がかかるので、これは小さくない。
障害者もてっきり認知で申請するのかと思ったら、「身体障害者福祉法」に基づき 高次脳機能障害は主に“肢体不自由(上肢・下肢・体幹)” が対象なのだな。これは病院にお任せしたら、診断書は下肢だった。

書類の入手(説明)も申請も、役所対応は平日必須、つまりは勤務日である。
金融機関対応もそうだが、年単位となると、この平日縛りが結構厳しい。






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Last updated  November 17, 2025 12:00:13 AM
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