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>スイッチ Panasonic Switch-M8eG PN28080K が付属品の>ままだが...実は過去試した組み合わせの中では MIT>Magnum AC がよかったというなかなかの贅沢っぷりだった。なにせ Belltech 301 ACケーブルとは20年以上の付き合いがあり、自分のシステムから外れたことがない。なんというか、こちらに迫ってくる直球勝負の音が特徴で、スパイスのように必ずどこかに活かされてきた。今このケーブルが余っている状況自体、我が家では非常に珍しいことだ。中古で買った Panasonic Switch-M8eG PN28080K の付属品は正規品ではないのか、2021年製造のVCFC 0.75mm2が付いてきたので、それを使っていた。そもそもこれで音が変わるものだろうか。比較試聴は簡単ながら、まさかまさか音が変わるどころか、 Belltech 301 がTidalでもNAS音源でも完敗するとは...しかも非常にわかりやすく。直球どころか、平面に書いた直線のようだ。(好み的に)301 に全幅の信頼を置いていたのに、こんな結果になるとは思いもよらなかった。今回は、機器との相性が悪かったようだ。実は>意外に Belden PS9364 とかがよかったりして。はて音質でどうする。の Belden PS9364 が少ない選択肢の中では Switch-M8eG PN28080K に対して最良だった。我が家では1.8mはやや長いが、柔らかいので取り回しは苦労しない。ただし、比較して初めてわかったが、付属品のケーブルも決して悪いものではなかった。このままでもよかったのだな。現在、Belltech 301 ACケーブルはリザーバー(予備)として控えている。実は他に使いたい機器がいくつかあるのだが、1.5mでは届かない。こうした長さの問題はケーブルにありがちな話。
December 5, 2024
自分の使うケーブルブランドは Soulote か Fundamental だけでいいと(たぶん)Xに書いた。これは本気で、実際ACもラインもケーブルは両社製品が幅を利かせ始めている。柔らかいし安いので手に入れやすいこともある。ただ。昔買えなかったものが、ポンと目の前に現れると欲しくなってしまう。例えば今回買ったACケーブル Ilungo(イルンゴ)animato P250 1mだ。2.5mm銀単線という仕様は、25年前にケーブル単線派だった自分を十分に刺激した。今見ると定価95,000円/mだから、特別高価なわけではない。が、当時のケーブル相場感と今とは違うし、ありていに言えば財力が違う。animato P250はPSEマーク施行前の製品。もうこういった銀線ACケーブルが国内発売されることはない。そう今や銀線の電源ケーブルは貴重なのだ。1mという長さは使用先が限られる。しかも2.5mm径を超える単線は固く、いかに銀線とは言え引き回しがよいと言えないから、込み入ったところには使えない。その限られた何か所かを試してみた。銀線は音色に特徴があると言われている。当時の多くのオーディオ雑誌にもそう書いてあった。その癖を払しょくするためにはより太い線にするのがよいと言われたものだ。実際 Ilungoには4.0mm径のP400が上位ケーブルとして君臨していた。が、4.0mmでは曲がりにくすぎて機器が負けかねない。同じ単線のACケーブルであるBelltech(ベルテック)301 1.5mが、AVアンプ Sony TA-DA5600ES に刺さっていて、試した中ではそこがanimato P250の居場所としてよさそうだ。小型スピーカー AE2 Siganture は間のGoogle TVの配置を工夫したことで見通しががぜんよくなったので、301の力強い再生から、P250のきらびやかで音場の広い再生に振ってもよかろう。単線なのでケーブル形を整えることができ、1mという長さもぴったりだった。国内アンプにつなぐ分にはアースもいらないし(P250のプラグは2P)。では Belltech 301はどこに回すか。スイッチ Panasonic Switch-M8eG PN28080K が付属品のままだが...実は過去試した組み合わせの中では MIT Magnum AC がよかったというなかなかの贅沢っぷりだった。長さの問題もあるし、今なら結果は違うかもしれぬ。Fundamentalはもちろん、意外に Belden PS9364 とかがよかったりして。はてどうする。
December 3, 2024
コロナで引きこもっている間に、我が家のレコードの洗浄は手動から専用機器を使った超音波方式になった。自分が元々バキューム派より超音波派だったのは、超音波メガネ洗浄に慣れていたから。これは冗談でも何でもない。50年近くメガネをかけている自分にとって、店頭の超音波洗浄機がレンズをきれいにする最適解だと何度も体験してきたことが、無意識のうちに超音波=きれいが刷り込まれたのだろう。とはいえ、レコード用の超音波洗浄機はそれなりの価格がする。だから手を出さなかったが、いつも欲しいオーディオグッズの上位には入っていた。そんな中、購入の決め手となったのが、香港の会社ハミングル(HumminGuru)のレコードクリーナーのクラウドファンディングだった。自分も申し込んでみたところ、半年ほど待って無事に製品が届いた。HumminGuruのレコードクリーナーの使い勝手はX(旧Twitter)に書いてきたので、ここには書かない。このクリーナーは、洗浄から乾燥まで全自動で行ってくれる優れものだ。必要に応じてマニュアル操作も可能で、使い勝手の柔軟さが際立っている。毎日使う機器ではないが、レコード洗浄のために月に2回ほど定期的に使用しており、2年以上使って故障や破損もない。洗浄液は、日本では水道水を使えとマニュアルにあった。それは楽でよいし、特に疑問はない。ただしプラスチックのタンクに長く水を入れておくと、時間とともに水面縁に石が析出するのは変わらない。日本のような軟水であってもカルシウムは含まれる。K/Ca/Mg が出てくるのだろう。対策としては、毎回水を捨てればいいのだ。ではレコード洗浄のための、洗浄液は水道水がベストなのかというとたぶんそうではない。ただメーカー推奨の液以外の使用は機器の寿命を短くする可能性は結構あると思う。特にゴム系は。そして修理に困る。だから洗浄液の変更は自己責任で行う。少し検索すると、多種多様な自作レコード洗浄液のレシピが出てくる。それくらい流派が多い。どれを信用するかだが、自分はほとんど水がよい。テクニカルブレーン 代表取締役 黒澤直登氏のお薦め(に近いもの)が手に入れやすさも含めて好きで、何か月か前から使い始めた。氏のレコード洗浄はバキューム式のようだが。水道水(あるいはアルカリイオン水)1.0Lイソプロピルアルコール 10mL(%にも寄るが 薬局で500mL 300円くらい)中性洗剤(台所で使っているものを拝借) 1滴これの配合を変えたら、劇的にプチプチ音が減るとか、そういうことはないと思う。あと、良い音のためでも手がかかるのは好まない。実は最初は水道水ではなく”精製水”を購入して、精製水だけで洗っていたのだ。が、続かなかった。それすらダメだったのに、これをいつまで続けられるだろうか。
December 1, 2024
オーディオの書籍は非常に有用で、参考になることが非常に多い。仕事の書類も最近はディスプレイがほとんどだから、自分が生活で読む紙の上の文字の90%くらいはオーディオ雑誌かオーディオ関連の書籍なのではないか。 本の欠点は....覚えておかないといけないことか。内容をケータイで検索と言うわけにはいかないから。 夏に台湾旅行した際、電気街とレコードショップは出発前に検索した。家族旅行だから行けるかどうかもわからなかったが、食事ついでに、観光ついでに、ショッピングついでに寄れれば御の字くらいの感覚で。 はて、検索はしたが、どこか雑誌で台北のレコード店の記事を読んだ気はしていた。ただ思い出せず、そのまま旅路へ。結局レコードショップには1店訪問しただけだ。以前なら記念に一枚買ってきたものだが、特に目ぼしいものもなかったので、何も買わずに店を後にした。 その記事を11月になって見つけた。田中伊佐資さん著の「ビニジャン」(音楽之友社)だ。そこに「台北にヴィニジャンが乗り込んで爆買い」があった。記事を図書館で見たとか本屋で見たケースもある中で、自分の本棚のヴィニジャンに書いてあったとは、読み込みが足らなかった。そこにあったのは5軒。Chia Chyun Record (佳佳唱片 - 中華店 (Chia Chia Record - Zhonghua))Syntrend Vinyl(三創生活園區)Tien Audio(田昌政類比音響 Tien Audio Ltd)The Eslite Music(誠品生活松菸 Eslite Spectrum Songyan store)Vinyl Underground(これは期間限定のレコード市)三創生活園區だけは訪問した。上記に書いた1店はここだ。他は自分が先に検索した店とも違う。すぐそばも通ったんだけどな。日本でもレコードを漁る根気がなくなってきているのに、海外では行きたいのか。荷物になるのに、未知なるもには出会いたいのだな。台北にはまた行くこともあろう。ただ。三創生活園區で購入しなかった理由の一つが日本盤が非常に多かったから。円安に乗じて日本盤は大量に海外流出したことだろう。未知なるもの、新鮮な出会いが少し減るかもしれない、
November 29, 2024
>大学の有志同窓会がほぼ毎年開催されていて、けっこうエライと思う。>というか在学中から旅行を続ける由緒ある会なのだ2024年11月に、29回目となる大学有志同窓会が開催された。昨年は三宮~有馬温泉~明石の旅だったが、今年の旅先は...>次回の場所もだいたい決まった。福岡か仙台。なんだこの二択は予告通りと言うか、今年は北へ、宮城県へ。土曜の昼に参加者9名が仙台駅に集合。幹事がマイクロバスを借りてドライバーとなり、全員で宮島~南三陸~仙台と移動する旅となった。日本三景の宮島に行ったにもかかわらず、昼食を食べただけで一切観光しないのが我々らしい。焼き牡蠣だけでお腹いっぱいにする幸せ。南三陸。東日本大震災の津波の映像は皆目にしただろう。行けばそれが現実となって押し寄せる。その傷跡は、10年以上経っても生々しい。自分は震災後に仕事で仙台までは来たが、さらに北上し海辺の街まで来たのは今回が初めてだ。同期には震災関係の仕事で複数回 南三陸を訪れたという連中がちらほら。津波の跡は公園や震災遺構や観光客を集めるための施設になったりしてはいるけど、基本的には"平ら"なのだな。家はポツンぽつんと。少なくともそこにある程度の規模の街はない。実際現地に行ってみると、多額の税金をつぎ込むスーパー堤防問題に賛否あるのはよくわかる。それでなくとも目の前が海で光の少ない南三陸のホテルの屋上から見る星空は、それはきれいなものだった。夜空が広い。沖縄で見られなかった星空が、ここで見られるとは。写真に収められなくて残念だ。来年の開催地は福岡空港を起点としたどこか、だそう。それが北九州なのか佐賀なのか長崎なのかはわからない。日付も決めた。楽しみに待とう。
November 27, 2024
先日、メルカリでLANケーブルを購入した。SAEC SLA-500 1.8mというオーディオブランドのLANケーブルだ。これが自分には結構珍しいことで、LANケーブルのオーディオ製品自体 購入は10年ぶりくらいかもしれない。昔はLANケーブルを自室で比較試聴するくらい熱心だったが、ケーブルのカテゴリーや規格の多さ、必要な長さの違い、そして何より組み合わせの多さに疲れてしまい、次第に興味を失っていた。短い1mケーブルばかりが増えて、長さが必要なときは、医療用アイソレーショントランスを挟んで2本つなぐという工夫をしていた。しかし最近の爪折れしないようにカバーがあるケーブル、そして大型プラグ仕様のケーブルは、どうも噛み合わなくて延長もうまくいかない。そんな中での今回の購入だった。Xにはオーディオ用途ではない普通のLANケーブルのオーディオ転用情報も多く、自分もそれに頼っていた(頼っている)。ただ、たまにはオーディオ用ケーブルもよいのではないか。SAECのHPには、SLA-500はスウェーデンのケーブルメーカー SUPRA(スープラ)社と共同開発したとあった。実は自分、SUPRAが好きで、USBケーブルも使っている。同じネットワーク系のケーブルなら、LANでも間違いないだろう。それに加えて、SLA-500は使用中のAVアンプのSONYのTA-DA5600ESの生みの親のお一人であるかないまる氏が推薦していたケーブルだと知り、期待値は一気に上がった。決め打ちで 壁面→ Panasonic Switch-M8eG PN28080K に採用した。このスイッチは、オーディオルーム内の主要機器(Sonore ultraRendu、opticalRendu、Roon Server PC、Soundgenic HDL-RA3HF)をすべてつなぐ重要なハブとなっている。ちなみにこのスイッチからはTA-DA5600ESにもつながる。このアンプ、ハブ機能まで備えたユニークなモデルなのだ。LANケーブルの抜き刺しは、基本的に電源のON/OFFがいらないし、なにせ一本でいいので、ケーブル比べとしては簡単な部類に入る。ちなみに前はELECOM Cat.6A 柔らかタイプ 白 2.0mだった。SLA-500はいい方向だった。ELECOMからの変化としてワイドレンジ化により、空間表現がより広がり、緻密さも増している。それでいて中低域にはしっかりと力が宿り、音楽全体を支える安定感がある。派手さではなく、音のひとつひとつが整って耳に届く。もっともELECOMは必ず他に出番がある。組み合わせだもの。1万数千円のオーディオ投資としては上出来。こういう趣味的なケーブルに手を伸ばすのは悪くない。使うと気分が上がる。
November 25, 2024
春前にジャガイモを収穫しようと思ったら、普通は9月には種イモを植えねばならない。ただ9月はまだ夏野菜が実っており、真夏に落ちた収穫量が少し上がるので抜きにくい。つまりは面積の少ない家庭菜園では春収穫のジャガイモを植えにくいのだ。同科の連作も避けたいし、畑を少しは休ませたいし。玄関先に保存していた小さいジャガイモが10月中旬からどんどん芽を出し始めてしまった。捨てるには多く、食べるには(処理が)面倒な数のイモ。しわも入り始めていた。ジャガイモは茎がもろく、冬の寒さには耐えられないのが定説。10月中旬過ぎに植えたのでは遅いと思いながら、暖かい日も多かったので10個ほど植えてみた。あれから1ヵ月、芽欠きをして順調に大きく育ってはいるが....最低気温10℃を下回る日は遠くない。俗に収穫は植えてから100日後ともいう。ビニールトンネルを作れば、少しは温かさが維持できて収穫できるようになるだろうか。収量2倍でもいいから。
November 22, 2024
冬になると庭の彩りが減るため、花を飾りたくなる。特に玄関前は明るく華やかにしたい。鉢を飾る定番の花としては クリスマスローズとか、(ガーデン)シクラメンとか、ビオラとか、パンジーとかだろうか。赤い花が欲しいならシクラメンが最適で、横に広がるように咲かせたいならビオラやパンジーがぴったりだ。特にパンジーとビオラは、長い開花期間が魅力的であり、価格も手ごろなのがよい。自分はここ数年、ビオラを大量に購入して鉢植えにしている。パンジーもビオラも似たような花だが、ビオラの方が花が一回り小さい。今年もすでに店頭に並び始めており、近所のDIYショップでは、色を選ばなければ小ぶりな12ポット入りが999円で手に入る。価格と量のバランスが良く、数が欲しい私の用途にぴったりだ。小ぶりなのは買ってから大きく育てればよい。鉢植えにして庭や玄関前を彩れば、冬の寂しい景色も明るく楽しいものに変わるだろう。
November 19, 2024
長くオーディオマニアをしていると、癖(へき)というか流派というか経験則というか、とにかく決め事ができてくる。今回はセッティングの癖の話。自分は、Roksan Xerxes 20 / 20 Plus のように設計が3点支持の場合を除き、同じセッティングは極力やらない。理由は音の良し悪しではなく、東日本大震災で3点支持の脆さを経験したからだ。3点支持は設置時の安定性は高いが、下からの突き上げには極端に弱いとよくわかった。教訓と言ってもいい。それでもインシュレーターが3個しかない場合、3個使用が前提のこともある。普通は前2個後1個、またはその逆にするのが一般的だと思う。自分は、機器の最も重い部分、多くの場合は電源トランスを中心にして、3点を配置する癖がある。要するに、三角形の面積を3等分する点、つまり三角形の重心がトランス上に来るようにインシュレーターを敷くのが基本ルール。いつからこうしているのかは覚えていないが、30年前に使っていたゴールドムンドのアンプがトランス直下にスパイクを設けていたことのインパクトが非常に大きかったのだと思う。上記写真はSonyのAVアンプ TA-DA5600ES のセッティング。以下TA-DA5600ES のインシュレーターについては、以前も少し書いたこと。TA-DA5600ESは正面左側に電源トランスがあるため、左右の荷重のかかり具合が均一ではない。そのため、インシュレーターは機器のセンターには配置していない。なんとなくやっていることは他にもたくさんある。思いついたらまた書く。
November 17, 2024
>接続は、光回線ONU → WN-7T94XR → オーディオルーム にしたが、>Panasonic Switch-M8eG PN28080K のSFPポートは活用したいので、>将来的にはメディアコンバータとともに途中に挟む予定だ。さてWi-Fiルーターを変えて、オーディオルーム Audio Barn の音はどうなったか。Sonore ultraRendu をプレーヤー、ROCK専用PCを Roon Serverにするのはいつもの通り。再生源もNASかTIDALと同じだ。Roon Remote は iPhone 15 Pro Max だが、これが新しい I-O DATA WN-7T94XR にWi-Fiでつながるのは当然のことだ。世間ではRoon Remoteの接続先で音が変わるという話もあるが、無視はしないものの重視もしない。以下の記載は主にAE2Siganture再生時の感想だ。漠然とした表現になるが、期待を上回る音の向上でちょっと驚いた。2016年産の古いWi-Fiルーター(NETGEAR 11ad AD7200 Nighthawk X10)を、2024年の新しいものに変更したところ、予想以上に再生音に影響があったのだ。新しいWi-Fiルーターに交換するだけで、音の明瞭さ、空間表現力、そしてスピーカー間に43インチディスプレイがあっても定位がよくなった。また、音場は透明感を増し、演奏の一音一音がくっきりと浮かび上がった。加えて、ディテールの再現力も向上した。ダイナミクスの豊かさが広がり、繊細な表現力がライブ感そのままに体感できるようだ。低域の躍動感と量感も増し、音楽全体にしっかりとした骨格が生まれる。音の輪郭が明瞭になり、音楽の静けさも強調される。非常に大げさに書いたが、ネットワーク周りの変更としては(← これ大事)、これまでにないレベルで楽器や声の存在感を享受できた。「デジタル信号に含まれる微細なノイズが削減され、音楽が持つ本来の表情が引き出された」とか言いたくなるが、WN-7T94XR はもちろん一般的な製品である。それでこれだけの効果があるなら、オーディオ専用ルーターの音質向上は、オーディオマニアにとっては十分に投資する価値があるのだろう。ただし、ただし、仮に音がよくなってもそこにン十万を投資する価値を感じるかどうかは人それぞれだ。なお、主題であった>もちろん安定動作という意味では新しい機種の方が望ましいし、昨今の>多くのデバイスが同時接続する状況を考えると、やはり最新のルーター>には利点がある。に関しては、満足できる結果だ。家族的にはこれ一番。
November 15, 2024
>新しいWi-Fiルーターの規格は最新、発売は2024年。Wi-Fiルーターは、アイ・オー・データ機器|I-O DATAの10Gbps対応Wi-Fi 7トライバンドルーター WN-7T94XR にした。新規格Wi-Fi 7( IEEE802.11be)に対応し、6GHz最大5765Mbps(以下規格値)、5GHz最大2882Mbps、2.4GHz最大688Mbpsの3つの周波数帯で高速通信が可能だそう。 また2.5GbpsのLANポートを3つ持つ。自分のケータイもWi-Fi 7 / 6GHzに対応していないけど、将来も考えれば新規格がいい。それに WN-7T94XR は IPv4 over IPv6接続対応ルータなので、プロバイダ側のサービスを変えると化けるのかもしれない。(こういうことには詳しくない)オーディオ界隈で WN-7T94XR の評判が高かったわけでも何でもない。スペックと色(ホワイト)と大きさと縦置き可とポート数で選んだだけだ。どれも小さい話だが家族もいる部屋に置くわけで、見た目は大事。あと過去の機器使用経験から、あてはまってもあまり使いたくないブランドもある。それに今までの NETGEAR 11ad AD7200 Nighthawk X10 は後継機がなかったのだ。スペック的には Nighthawk X10 からの後退もあった。WN-7T94XRにSFPポートはない。光LANケーブルを使いたくばメディアコンバーターが必要になるところとか。I-O DATAほどの国内大手製品であれば、接続をやり直すだけで前機器の設定を引き継いでくれるものだ。ただ、以前のNighthawk X10での設定が細かすぎた上に、その設定をすっかり忘れていたため、開通までに少し苦労した。それでも一端接続できてしまえばどうということもない。接続は、光回線ONU → WN-7T94XR → オーディオルーム にしたが、Panasonic Switch-M8eG PN28080K のSFPポートを活用したいので、将来的にはメディアコンバータとともに途中に挟む予定だ。なお、オーディオルームには別の Switch-M8eG PN28080K があり、そこからオーディオ用NAS、Roon Server、ネットワークオーディオプレイヤー(Sonore opticalRendu / ultraRendu)などが接続されている。
November 13, 2024
理由はわからないが、Wi-Fiルーターはヘタってこないか。というか動作が安定しなくなる、ような気がする。年々遅くなっていく、ような気がする。アクセスログが累積するとか、ファームウェアのアップデートとか、再起動で改善するとかよくある話だ。今回、Wi-Fiルーターを交換してみて、実際のところそれらは「気がするだけ」だったと判明した。そもそも元のルーターは性能的には十分だった。もちろん安定動作という意味では新しい機種の方が望ましいし、昨今の多くのデバイスが同時接続する状況を考えると、やはり最新のルーターには利点がある。新しいWi-Fiルーターの規格は最新、発売は2024年。広大な家でもないため、現状のネットワーク環境に問題があるわけではなかった。光回線のプロバイダや影響で、たまに遅く感じることがあるだけなのだろう。遅いといっても、4K動画も問題なく視聴できるし、複数人で同時に使っても実用上の不都合はない。結局、自分の理想が高いだけだったかもしれない。元々使っていたWi-Fiルーターは NETGEAR 11ad AD7200 Nighthawk X10 だ。購入履歴を遡ると2020年7月だったが、発売は2016年で最新とは言えない。しかし、途切れや遅延の許されないゲーミング向け多機能Wi-Fiで、1.7GHzクアッドコアCPUを搭載し、ネットワークトラフィックを高速処理。また、802.11ac wave2および802.11ad(60GHz帯)に対応し、60GHz、5GHz、2.4GHzのトライバンドを同時使用できる。最高4,600 + 1,733 + 800 Mbps(合計7.2Gbps)の高速ワイヤレス通信が可能だ。さらに、SFP(Small Form Factor Pluggable)ポートが搭載されているため、自分がLANに光ファイバーを使うようになったのも、このNETGEAR Nighthawk X10のおかげだ。そう、機能面ではまったく不足はない。B4サイズの設置スペースと、19Vというオーディオ向けでない電源が必要な点を除けば、だが。
November 11, 2024
本当によくオーディオ雑誌を買っていた。これは過去形で、今は定期購読はステレオサウンド誌だけだ。ステレオ誌と管球王国誌は内容によって時々。おそらく年間5万円以上をオーディオ誌に使うことを何十年も続けてきた。上記のステレオサウンド、管球王国、ステレオ、オーディオアクセサリー、アナログ、無線と実験、それらの別冊、ラジオ技術、オーディオベーシック、後継のGaudio、サウンドパル、Net Audio、A&V Villageなどなど。最初の5誌以外は廃刊になったり月刊→期刊になったり、雑誌冬の時代は本当だと思う。写真は文庫本を整理した時に撮ったもの。あらかた捨ててしまったが、取ってあるということは何か気になる記事か、自分の好きな製品の紹介があるのだろう。表紙から内容はわからないので、記事に付箋紙を貼っていたりする。オーディオ雑誌は評論家やライターの日和った製品記事で批判されることが少なくない。ただ、それも今は以前ほどではないと感じる。誰でも情報は世界的に取れるし、個人が発信できるし、お抱えっぽい執筆者はすぐに見破られてしまう。雑誌は読み返す良さは確かにあるから、自分は今でも嫌いでない。売るの捨てるの大好きな自分だが、本棚が無限にあったら...一冊も捨てずに取っておくかもな。
November 9, 2024
母は整理はできるが、モノが捨てられない人なので、とにかく家の中にモノが多い。戸棚や押し入れには、紙やら服やら物品がぎっしりと詰まっている。箱や袋には中身が書かれているため、何がどこにあるかは一応わかるものの、モノが多すぎてそれらが隠れてしまう。結局、整理できていると思っているのは母だけなのだ。(それよりも、残される者にとっては、捨てられない性格が大きな負担になる。)今、実家が抱え、そして先送りしている大きな問題のひとつである。そんな母が反面教師となったか、我が家はまったく逆。捨てられるものはバンバン捨て、売れるものは売ってしまう。特にコロナ禍でメルカリを始めてからは売却が加速した。オーディオ関連もソフトも雑誌もかなりの数をさばいたことは、ステレオサウンド誌を処分した時に書いたかもしれない。今回の対象は(残されていた)ハードカバーと文庫本。ステレオサウンド誌と管球王国誌はオーディオルームに置いているが、それ以外の本や雑誌は寝室にある。母の介護施設(介護付き有料老人ホーム)周りの書類を保存する必要があり、そのファイルのために本棚を一段空けたいのである。もっと若い頃は自称読書家だったが、飛蚊症で小さい文字、というか白い紙の上の文字が読みにくくなり、その後老眼も進んで読書から遠ざかってしまった。飛蚊症での読書のつらさは、実際に経験してみないとなかなか理解しにくいだろう。意外にもちらつきのない電子書籍が解決策となり、最近はもっぱら本は電子書籍で購入している。何十年も本棚にあった井伏鱒二や武者小路実篤、太宰治、夏目漱石、芥川龍之介などの名作の数々は、もう読むことはないだろう。時代にはまって読んだ村上龍の数十冊も、「13歳のハローワーク」と「走れタカハシ」以外は処分することにした。村上龍さん 当時はご近所だったしね。それらの値段が総額で約千円というのは寂しいものだ。値段が付かなかったものも処分をお願いした。本棚にはオーディオ系や音楽系の書籍を除けば、村上春樹、開高健、池波正太郎の本ばかりが残ってしまった。本棚はその人を映す鏡とも言うが、私の本棚を見て、どんな人物に映るのだろうか。
November 7, 2024
動かないSONY製 TC-900を開腹してみた。我が家には測定機器もなければ、修理の専門知識もない。必要な部品を取り寄せるあてもない。つまり、テスターだけでどうにかなるような単純な接触不良でもなければ、もうお手上げなのだ。部品の一つでも欠けてしまえば、自分では修理できない。前置きはこの辺にして、結果から述べると、いろいろ試したがTC-900を動かすことはできなかった。通電はしているものの、ACケーブルでも乾電池でも動かない。一瞬だけリールが回ったので、おそらくモーター自体も劣化しているのだろう。パーツはぎっしり詰まっていた。さらに分解するのも限界があるし、素人があまりバラすと元に戻せなくなる可能性が高い。では、修理をプロに依頼するかと言われると、それも気が進まない。オークションサイトにはTC-900の動作品がそこそこの価格で出品されているからだ。他の3号リール対応機でも構わないが、目的は「テープにある自分の声を聴くこと」なので、同じ機種の動作品を買った方が早そうに思う。それは貴重な経験だけれど、幼い頃の自分の声を聴くためだけに、オークション価格2万円を払うべきか、単純に迷っている。TC-900という古い機器が逃げるわけでもない。しばらく考えよう。
November 5, 2024
>なぜこんな思い出話かというと、実家にSONY TC-900という>オープンリールテープデッキと10本ほどのテープが残っていたからだ。TC-900というのは、昭和40年頃発売になったSONY製のオープンリールテープデッキ。だだ自分はこの機器に全く詳しくない。空箱や付属ケーブルもとってあったが、説明書まではなかった。ネット検索すると、どうもTC-900は3号(3.5インチ)直径約9cmリール対応の、1960年代に出回っていたポータブル・テープレコーダーのようだ。 単一の乾電池4本でも駆動可能らしい。通常は9.5cm/秒だが,ヘッドカバーを外し、更にキャプスタンのカバーを外して径を小さくすることで4.75cm/秒にも対応するらしい。"らしい"ばかりなのは、全てネット情報なのと、実家の実物が動かなかったから試せていないため。昭和40年発売なら60年前の製品だから、動かなくてもそれは致し方ない。50年近く実家の押し入れにしまわれていたとはいえ、経年劣化は当然だった。ケーブルもベタベタでそれはそれで長時間は使えないだろう。いくらオーディオマニアでも、普通ならそんな古い機器は捨てましょうだが、わざわざ自宅に引き取った。10本のテープに、「私の声が録音されている」と言われたからだ。昭和40年、そしてその数年後だと、正に自分が生まれた直後の可能性が高い。今ならケータイやデジカメで簡単に我が子の音声映像を撮ることができる。が。同然当時そのようなものはない。8mmで録画した大阪万博の自分の姿を見たことがあるが、8mmには音声が入らないのだ。この3号テープに自分の声が録音されていれば、初めて乳幼児の頃の自分の声を聴くことができる。10本のテープ全てに自分の声が録音されているとも思わないから、残りに何が入っているかも気になる。これは聞いてみたい。ただ、動かないので、いったん分解は必要だな...。ダメもとで。
November 3, 2024
最近、カセットテープやデッキが再び人気で、オークションでもそこそこの値がついているようだ。当時よりも値が付くのは、今は製造していないからだろう。オープンリールテープもオーディオマニアには音がいいと人気だ。確かに2トラ38といわれるステレオ38cm/s(15インチ/s)以上のスペックは音がいいかもしれない。自分は約40年前、高校生の頃は19cm/s(7.5インチ/s)のオープンリールを普通に使っていた。学校の放送機材もオープンリールデッキだった。学校でこうだったのだから、これら普通に街中で売られていたということだ(編集するためのスプラッシングテープや専用のハサミや消磁器などの周辺機器も含めて)。これが1980年代中頃の話。当時もちろんカセットテープはあったし、録音用として、あるいは市販のミュージックテープはほぼカセットテープに移行していたから、テープのメインであったことは間違いない。CD登場ギリ前は、オーディオマニアのソースは、順不同で オープンリールテープ、カセットテープ、レコード、FMだった。今回の話とは違うが、FMは今のストリーミングみたいなもので、ホントにメインはFMだったな。自分も実家にFM専用のアンテナを建てていたっけ。さて。上記に書いたが、オープンリールテープには規格が色々あった。詳しくはWikipediaを見た方がよいが、テープの走行スピードには4.75 cm/s(1.875インチ/s)、9.5 cm/s(3.75インチ/s)、19 cm/s(7.5インチ/s)、38 cm/s(15インチ/s)、76 cm/s(30インチ/s)といった種類があり、テープ幅も一般的な1/4インチのほか、1/2インチ、1インチ、2インチなどが存在していた。なぜこんな思い出話かというと、実家にSONY TC-900というオープンリールテープデッキと10本ほどのテープが残っていたからだ。
November 2, 2024
自分はYouTubeをあまり見ないし、YouTuberに興味もない。が、子ども達世代になるとYouTuberは立派な職業で、YouTubeを見ない日もないのではと思う。その中でもHIKAKIN。もう紹介の必要もないほどの有名人である。特に息子は大好きなようだ。HIKAKINがプロデュースしたカップラーメンとカップ飯(みそきんとみそきんメシ)が、セブンイレブンで何度か限定発売されてきた。10/30にも発売された。"何度か限定"というのも変な感じだが、たぶん4回目くらいだと思う。毎回一人1〜2個限定販売で、いつも瞬殺なのだな。このみそきん、娘は世界一美味しい味噌ラーメンだという。限定にするのはもったいないと言うが、その通りだと思う。YouTuberプロデュースとバカにすることなかれ、食べるとカップ麺としては最上位クラスの味で確かにうまい。量産に向かないなにかがあるのか、プレミアの演出か。10/30販売分は、色々手を尽くしてみそきんとみそきんメシを複数個買い求めることができた。子ども達はめちゃめちゃ喜んでいる。出かけたくない休日に家族で食べよう。
October 31, 2024
前に少し触れたかもしれない。娘JKには元ジャニ(現STARTO ENTERTAINMENT)の推しがいる。推しはアイドルなので、定期的にBD/DVD/CDを発売しており、この10月にも新作がリリースされた。特に今回のBDには、春に娘が出かけた東京ドームでのライブが収められているらしい。もちろん購入済みだ。我が家でもすっかりディスクを買わなくなった。CDもDVDもBDも、音楽も映像も主に配信に頼っている。自分は例外として、配信されない山下達郎の作品は買う。あとは特典が強力なディスクくらい。アナログディスクも購入はするが、収納スペース重視で、基本的に1枚買ったら1枚売却する方針をとっているので増えていかない。 娘はお小遣いをためて推しのディスクを必ず買っている。STARTOも基本的には配信しないし、アイドルとしてモノとしての形が欲しい気持ちは理解できる。そのBDを見るために、娘は私のオーディオルームにこもる。うちわやタオルを持ち込んで。音量を上げて聴いている。好きこそものの上手なれ、というのか、操作が複雑なAVアンプもBDプレーヤーもすっかり使いこなせるようになった。ここまではいい。娘の、とにかく推しの楽曲に対する盛り上がりがすごい。まるでライブ会場にいるかのように部屋を暗くし、自分で環境を作り上げ、ハンズアップやクラップをし、わーキャー言いながら見聴きしている。スピーカーや画面に向かって、声を出して盛り上がるのだ。オーディオマニアたちは、果たしてこんな音楽の聴き方、いや何よりも音楽との向き合い方ができるだろうか?もちろん、JKの高い感受性と擦れ切ったおじさんの感性を同一視してはいけない。しかし、それにしてもオーディオマニア化したここ30年で、何のディスクを聴いても、どんな好きなミュージシャンでもここまでの熱狂を感じたことはない。自分の家だけでなく、オーディオショップでも、オーディオショウでも、メーカーのデモでも、とにかく一度もないのだ。座って静かに聴いているだけ。("泣く"はある。歌詞が直結するからで、これはラジオでもイケる。)「再生音をいかに良くするか、好みに添わせるか」、それにオーディオマニアは取り組んでいる。解像度、透明感、臨場感、立体感、奥行き、分解能、リアリティ、音場、空気感、余韻、躍動感、ダイナミクス、質感、滑らかさ、柔らかさ、深み、キレ、艶、濃密さ、中低域の再現性、エネルギー感、ノイズフロアが低い、etc.。いやいやそういうことはまだしも、トランジェントレスポンス(過渡応答)、マイクロダイナミクス(微細な音変化)、ステレオイメージング(定位の明確さ)、サウンドステージデプス(音場の深さ)、センシティビティ(感度、微小信号の再現性)、スピード感(音の立ち上がりや反応の速さ)、タイムアライメント(時間軸での音の整合性)、ディストーション(歪み)、インパルスレスポンス(音の立ち上がり・立ち下がりの応答性)というオーディオ的アプローチではない、何かが。強いて言えば、そんな単語すら忘れる「没入」が、オーディオマニアはできないのではないか。娘が盛り上がるのは音がいいからでも画がいいからでもない。リッピングしたNWウォークマンでも踊っているもの。娘が自分のシステムを使ってくれるのはうれしい。ただ、自分は志しはハイエンドオーディオマニア。なんかすごい敗北感がある。そしてうらやましい。本末転倒だよな、自分は何のためにオーディオを始めたのかね。かつては音楽を聴いて心が射抜かれる感覚があった。若いから、だけでもない。オーディオを始めて何年か経った20歳過ぎてもそれはあった。それはもちろん「音の良さ」に対してではなく、「音楽そのもの」に対するものだったはず。だが、今はどうだろう。音を求めがあまり、いつの間にか自分が耳にしているのは演奏ではなく音の再現性やチェックになってしまった。オーディオルームで一人静かに音を追求した40年、その時間が自分にくれたものと奪っていったもの。娘の無邪気な熱狂の中に、自分が忘れているものが確かにあるのだな。どこかで失われた”心の動き”。娘が大切にする推しのBDやリッピングされた音が粗削りなサウンドでも、純粋に好きのかたまりを感じられているのだ。このオーディオの道、その先に待っているものは。
October 30, 2024
Blogの話を書いたからついでに。これも自分が将来読み返したときに役立つと思う。2024年現在の決めごとについてだ。文字数 昔のBlog de afuturaを見ると10行以下の日記が少なくない。当時はネタ不足ではなかったが、毎日更新を優先させたためだと思う。これが十数年も経ってから読むと、非常に恥ずかしい。 今は何となく600文字以上を自分に課している。(今回で900文字くらい)常体 ですます調のような敬体や口語調では書かないことを心がける。文章は常体で言いきりにする。年相応の文章を考えたからだし、特に口語調の馴れ馴れしいBlogは、年を重ねた今の自分が読むとこれまた非常に恥ずかしいから。一方で、できるだけコンパクトに 長い話題を複数回に分けるのは、終わりを決めずに書き始めるからだが、より検索にかかりやすくするためもあったように思う。今はそれはしない。最初から何回に分けられるかはだいたいわかるようになったし、検索はどうでもよいから。無理して更新しない 更新の義務化は自分の首を絞める。これもアクセス数の呪縛だろう。2日に一回更新を目指すものの、忙しかったり余裕が無かったら、月一更新でも何でもいいのだ。普遍性を重視する 昔のBlogにつまらない話が多いのは、記録目線がないから。自分が読み返す認識が十分ではなかったらしい(あったはずなのに)。今は10年後20年後に読み返すつもりで書いている。普遍性を大事にしている。オーディオネタは積極的に探す 以前はオフ会もメールのやり取りもmixiも、非常に盛んだった。放っておいてもネタが転がり込んできた。が、時代と共にオフ会は下火になり、代わりにSNSでの交流が台頭し始めた。自分も子供ができて、少なくともオフ会からは遠ざかったし、新しい製品の購入機会も大きく減った。そうするとオーディオネタは探しにいかないと。積極的に収集したい。
October 28, 2024
何日か前に、Blogのトータルカウントが6,500,000を超えた。このBlogは公開日記で、今の主目的は後から自分で読み返えすもの。もう数字の目標はないからアクセス数を稼ぐ認識もないが、キリ番は一つ山を越えた感が出る。アクセス数に一喜一憂していた2011年1月の記載も見つけた。Blog開設後平均1,000を超えて、かわいく喜んでいた。Blog開設日は2005年1月26日で、あれから7,200日強らしい。そうするとざっと計算して一日 6,500,000÷7,200=902(切り捨て)。2015~2022年の7年ブランクがあるにしてはよく続けられている。オーディオ系メインにしたいけれど、家庭菜園とか園芸の話題の方が人気があるような。数が多そうに見えるが、カウンターを回しているのは、3,000を超える日記の数と継続年数であって内容ではない。昔の日記は本当にしょうもないものが多いし、読んでいてこちらが恥ずかしい。何かを探してして、検索してようやっと見つけてクリックして自分のBlogだったときのガッカリ感といったら、ない。過去に遡ったら、毎日Blogを書くのを止めますと宣言したのが、2014年の4月。確かに仕事や私生活が忙しくなったが、当時のTwitterに本格移行したのが大きな理由だ。なにせTwitterの方がつぶやきが簡単だったから。今は週2回くらいのBlog更新ペースがちょうどよい。Blogの前にはHP ”afutura"があって、それを閉じたのが2010年10月。どうも最後のカウントは 2,133,339だったらしい。これら一人運営なので足しても罪は無かろうから、6,500,000+2,133,000=8,633,000か。冒頭にアクセス数を稼ぐ認識はないと書いたが、生きているうちにtolal 10,000,000は目指してもいいかもしれない。
October 27, 2024
2023年のさつまいもは葉が茂っただけで、地下に全くイモが実らなかった。硬い根があっただけだ。イモは掘ってみなければわからないから、こんな不作ある?レベルに我ながら驚いた。初めて植えたわけでもなかったのに。だから今年は1苗だけ買ってきた。園芸好きな方ならご存じの通り、さつまいもは50本とか100本とかの「茎」で売られるもの。繁殖旺盛なので、通常はイモでもタネでもなく、茎を植えて育てるのだ。茎50本500円なのに、苗1本400円で買う人はあまりいないと思う。特にうちのような田舎だと、苗を探す方が難しい。その苗を育て、茂ってきたら分枝を切って茎を植え、茂ったら茎を植えを繰り返した今年。放置せずに肥料もあげた。結果は自画自賛レベルのめちゃめちゃいい出来だった。8月に茎を植えても、10月末までに15cm程度の細身が3〜4個は実るのだな。7月なら十分イケる。でかい鉢でも取れていた。どれだけ丈夫なんだ、さつまいもは。上写真で収穫総量の3/4くらいだ。一本の苗から取れたイモとしては上出来だと思う。形もよい。当分食卓を潤すだろう。
October 25, 2024
高価なものが必ずしも良いとは限らない。むしろ、安価な品の方が手に馴染むこともあるし、もったいないと思って安いものを使う頻度が高くなることもある。高価な品を長く使うのも一つの選択だし、安価なものを頻繁に買い替えるのも一つの方法だ。特に機能が同じ場合、実際に使ってみないとどちらが自分に合うかはわからない。自分の場合も、結局は品物によって両方を使い分けている。2024年に購入したものの中では、高額で満足はメガネか。4月に御殿場のアウトレットで、予定にもなく買った金子眼鏡店の10万円の一品だ(1、2)。度が少し違っていたJINSの8,000円メガネと3か月くらい併用していたが、長時間の装用感や目の疲れの少なさは、金子眼鏡店のメガネが圧倒的だった。特にメガネの掛け外しが頻繁な自分にとって、フレームの歪まない耐久性は非常に魅力的だ。さらに、レンズに指の脂が付きにくい点も評価が高い。これは、iPhone15 Pro Max用に使っているSpigenのガラスフィルムとも共通しているので、何かしらの技術があるのだろう。もちろんよく見える。レンズの度数変更も行わなかった。機能が同じでも差があるのだな。とはいえ、今となってはJINSに全く戻れなくなるのも困る。TPOによる使い分けが必要だろう。安いJINSから金子眼鏡店のメガネに変えた日、その違いを誰かに気づいてほしいものだが、最近では外見の変化に触れないのがハラスメント防止の一環であり、年齢や性別を問わず皆が実践しているらしい。外観での差別化は難しいと前向きの解釈をしよう。結局、誰からも何も言われなかった。
October 22, 2024
> SOULNOTE と H.A.L.3 のデモで、50年前のアルバム曲が重なる> という偶然があった。自分も持っていたので少し思い出しながら> 聴き比べてみようと思う。SOULNOTEはアナログ、H.A.L.3 のデモはデジタル再生だった。これ何の曲かといえば、荒井由実 / ミスリム(MISSLIM)の中から「海を見ていた午後」だ。ミスリムは1974年のアルバムで、今から50年前の作。プロデューサーは村井邦彦、エンジニアリングは吉沢典夫が担当し、アレンジは松任谷正隆。吉沢典夫は初期YMOのエンジニアでもあるから、自分の嗜好にも合っている。細野晴臣、林立夫、鈴木茂、山下達郎といった実力派ミュージシャンが参加し、各楽器の音像が明瞭に表現されたアルバムだ。ボーカルと楽器の定位感は秀逸で、アコースティック楽器やホーンセクションのディテールが豊かに再現される。各トラックの音楽的な深みや質感が鮮明に伝わり、1970年代の日本のポップスの最高峰を体感できると思う。エンジニアとミュージシャンの技術が結集したこの作品は、"当時すでにアナログ録音技術が確立されていた"と主張するには古すぎず、試聴盤には格好だと思われる。まぁ名盤だ。自分も音がよいと思う。「海を見ていた午後」はA-4の小編成のゆったりした曲。SOULNOTEはこういう演奏者の少ない静かな選曲が多かった。動的な再生と言う割には選曲が?だったが、SOULNOTEはその名の通り、演奏に込めた魂を、削ぎ落とさない音を目指しているのだろう。これは単語の捉え方が違うだけで、自分は単純に動的=dynamic(行動的な、精力的な、力強い、)と認識しているからだ。このアルバム自体が内省的な曲が多いからネ。最近は便利なので、視聴しながらアプリでdBやらを計測。できるだけ合わせて我が家で聴いてみた。TIASの各社講演でも思ったが、今回も双方とも再生音量が思ったほど大きくはなかった。もうこの際LPのマトが、とか、いつのリマスタリングver.が とかは置いておく。そんな話をしたらキリがないから。YG / SOULNOTE vs. Wilson / Goldmund vs. Pass / CH・Ayre連合だな。マラソン試聴会で聴いたそれぞれ長所は我が家には、ない。ただこの年になると達観してきて、試聴会やオフ会で特別感激することもショックを受けることも少ない。ましてや家で聴きなおして、勝った負けたもない。「みんなよかったです」で終わってしまう。今回もそうなのだが、いつもいつもの Wilson Audio Watt/Puppy の明快さは思い出してもよかったし、スピーカーから透ける Goldmund色はやはりほしい。SOULNOTE製品はもう持っている。我が家での最大の反省点は、アナログ盤ミスリムの盤質が、ジャリ盤だったこと。別に初期プレスでもないのに、なぜ買い直さなかったんだ? リマスタリングCDの出来がいいので、そちらでばかり聴いていたのだろうが。気づけてよかった。
October 20, 2024
休日に、オーディオ関連の用事だけのために都内に行くことは少ない。片道1時間弱で行けるとしても、天候や面倒さが勝つことが多いからだ。しかし今年は例年よりオーディオに前向きに取り組んでいるため、ダイナミックオーディオ 第44回マラソン試聴会に足を運んだ。親の介護問題に直面しており、オーディオを息抜きの手段としているのかもしれない。三連休の中日でしかも晴れ、会場は出入り自由、そして場所が神田界隈というのも決め手となった。もし渋谷や新宿、池袋だったら、行く気が失せていただろう。前回のマラソン試聴会にはいつ参加したのかも覚えてもいない。秋葉原駅前ダイビル時代だったかもしれない。コロナ前なのは確実だから、久々である。店からは毎年お誘いいただいているが、上記の理由から面倒が勝ってしまう。今回の会場はKANDA SQUAREという新しいイベント/レストラン/オフィスの複合ビルだった。訪れたのは今回が初めてだ。このビル内の多目的ホールがメイン会場となっていた。マラソン試聴会は2日間に渡り、ホールを含めた3か所でテーマごとに開催された。11時から18時までの2日間、フルに参加しても無料という、ハイエンドオーディオユーザーにとって非常に贅沢な試聴会だ。もちろん自分もそうしても良かったのだが、特に欲しいものもないし欲しいものを探したいわけでもない昨今、2~3時間聴ければ十分ということで、「SOULNOTEのアナログの世界」と「H.A.L.3を支えたブランドの今」の2つの演題に参加した。SOULNOTEは(今回のアナログ製品ではなく)マスタークロック X-3 のユーザーであり、製品を高く評価している。また、ケーブルもACもラインも同社製品を多く使っている。最近ではオーディオケーブルに対して贅沢を求めなくなり、SOULNOTE か Fandamental のどちらかがあれば十分だ。講演テーマが”アナログの世界”だから DS Audio Grand Master EX と新しい光カートリッジ専用フォノイコライザー E-3 が聴きどころだった。ただ正直なところ、残念ながら自分にはまだ光カートリッジの良さを感じ取る感性がないようだ。光カートリッジは古くて超新しい方式だが、味に例えるなら「甘みが感じられない」といった印象を受けた。美味いものはどこか甘いのだ(フォーカスが、ではない)。今回の組み合わせは真夏のビールののど越しのような音。飲めない自分には魅力的ではない。優れていても惹かれない機器は、ある。ついで言うと、メインスピーカーの YG acoustics はデモで用いられた最近の製品ではなく15年近く前の Anat Reference Mk3 の頃あたりが、個人的嗜好には最も合っていたナ。当時としての目新しさがあったから印象強いのだと思うが、なにせ自分もAnat以上に古い人間なので。2FホールのH.A.L.3セッションではデジタル再生が行われ、スピーカーやアンプを次々に切り替えて、異なるサウンドを聴き比べが続いた。ホールは広いため、スピーカーの直接音をしっかりと感じるには、前方の席が最適だと考え前へ。ステージ上にスピーカーがあるため、2列目に席を取ったが、それでもスピーカーから5m以上は離れていたと思う。製品はどれも非常に高価で、さすがと思わせるものばかりだったが、特に印象に残ったのはWilson AudioのWatt/PuppyとGoldmund(Mimesis Signature + Telos 800)の組み合わせだった。大ホールでも圧倒されない空間表現を持ち、音の定位も非常にきれいだった。スピーカーがSonus faber Stradivari G2から切り替わったため表現が硬質化した印象を一瞬受けたが、これこそが典型的なハイエンド再生ではないかな。私のような歴が長いマニアだと特にそう思うかも。製品が代替わりしてもその品質はまさに"Gold Standard"だと感じさせる。Wilsonの位相整合や無共振思想が、Goldmundの特徴的な音作りと相まって、かつて多くのオーディオファンが憧れた音がここにも健在だった。その憧れを30年にわたって保ち続ける Goldmund のブランド力は計り知れない。今でも、自分も Goldmund の製品を一つくらい家に持っておきたいと思うもの。この試聴会の準備、本当に大変だと思う。ありがたい。SOULNOTE と H.A.L.3 のデモで、50年前のアルバム曲が重なるという偶然があった。自分も持っていたので少し思い出しながら聴き比べてみようと思う。
October 17, 2024
blogを書いていなかった7年間、結構ドラマはあった。子ども達はもちろん大きくなり、小学生 → 高校生、幼稚園児 → 小学生になった。それだけで一大ドラマだ。それらを X / Twitterには書いていたが、blogに転記する気にはならぬ。そして何よりもコロナの3年間。世界を、世の中の仕組みを、仕事や勉強のやり方を、価値観を一変させた3年間と言っても過言ではなかろう。自分にとっても一大事があった。何の前触れもなく、左前大脳動脈の脳梗塞になったのだ。高血圧も高脂血症も家族歴もなかったのに。50代で予後が悪い脳血管障害はまずいと思ったし、実際右半身/指がうまく動かなかった。今年になって手はほとんど症状ない。こんなコト自然にできるようになって、リハ頑張ってよかったな、俺。マジでアナログ操作はもうダメかと思ったもの。
October 15, 2024
グランメルキュール沖縄残波リゾートはステイ型。だからホテル内にアクティビティがある。主はビーチとプールだし、ホテルの売り文句は目の前に広がる美しいサンゴ礁の海でのマリンアクティビティ。サンセットには東シナ海をオレンジに染める夕日も見どころの一つ。3つの大型ウォータースライダーを有する多彩なプール群は、温水、ナイトプール機能により一日を通して特別な時間をお過ごしいただけます。確かにその通りで、子ども達はテンションが上がり、宿泊初日からプールへ繰り出した。流れるプールでのんびり浮かぶもよし、ウォータースライダーを満喫するもよし。民間プールとは違い、昼夜問わず混雑しておらず(9月末だったからかもしれないが)、ウォータースライダーもほとんど待たずに順番が回ってくるほどスムーズだった。一人用スライダー「ハイパースネーク/スーパースネーク」や、浮き輪に乗ってブーメランのように滑走する「ウルトラブーメラン」では、何度も滑りまくった。子どもがいると、こういうアクティビティも人目を気にせず楽しめるのがいい。ビーチも非常に良かった。自分にとっては、ホテルのビーチは人生初体験だった。海遊びだけでなく、海上に設置された「ざんぱウォーターアスレチック」や、子ども達が楽しんだカヌーなど、アクティビティが豊富だった。浮き具を借りて参戦。 特に海上アスレチックはかなりハードな内容だった。そもそも海から浮くアスレチックに上がれない(少なくとも娘は一人では上がれなかった)。これらのサービスの中には宿泊者が無料で利用できるものもあるが、アスレチックが「チェックアウト日は対象外」となっているのもわかる気がする。水から上がったあともホテル内に飲み放題の飲料(酒含む)、食べ放題のお菓子も用意されていて、ここら辺はさすがと言うところ。ただ水中は疲れる。プールは経験してよくわかったが、3日連続で遊ぶのは体力的にツライ。これは2日、しかも半日半日で十分らしい。今後のリゾートの参考にしよう。(TDLも、初日ディズニーランド終日、2日目シー終日で連続すると楽しそうだが、やってみると疲れてしまって2日目は思ったほど楽しめない。我が家は一度経験して止めた)旅行中天気は降ったり晴れたりだったが、今年も全体的には曇の多い空模様。大雨がなかったのはよかった。ホテルの方も9月末10月上旬は曇り空とおっしゃっていた。だからagodaで割引が利くのだろう。自分的にはドライブや水族館やウォーターアクティビティは曇り空でも構わないが、旅行記の冒頭に戻って「星空」が、な。でも沖縄は楽しい。
October 13, 2024
昨年「もっとゆっくりしてもよかったのでは」と思った場所は、沖縄美ら海水族館以外にもあった。それが北谷町のアメリカン・ビレッジだ。ショッピングエリア程度の感覚だったから、1時間半ほどしか時間を割く予定にしていなかった。しかし、町並みはカラフルで、小さな店が多く、入り組んだ構造も面白い。写真に映える(そう言いながら撮ってなかった)。目の前にはビーチがあり、ホテルも併設されているため、観光スポットとしてかなり魅力的だった。子ども達はここが宿泊場所でもよいという。昨年は、アロハシャツを買うという明確な目的があった。4〜5年も妻子の買い物に付き合うたびにアロハシャツを探していたが、なかなか巡り会えなかったから。沖縄には何かあるだろうと思い、実際にアメリカン・ビレッジで気に入った中古のアロハシャツを見つけた。今回はそれを着て行った。家族それぞれに目的や食べたいものがあり、各自の希望を満たして回った。自分は今年はバンドTシャツが流行っているようなので、usedを探して購入するつもりだった。オーディオ機器を買う際に家族の同意は必要ないが、自分の服を買う際は妻と娘の同意が必要、というなんとなくのルールがある。おめがねに叶ったGrateful Deadの黒いTシャツを購入した。usedとはいえ2010年代のもので、普段使い用だ。デザインもおとなしめで、もっとハードロック寄りがよかったかもな。
October 11, 2024
水族館に行くことは少なくないが、間一年で同じ場所はなかなかないかも。美ら海水族館は沖縄にあるし、目の前が海という環境相まって特別感がある。那覇から90分はみたほうがよいから近いわけでもないけれど、行きたくはなる。その一年ぶりの沖縄美ら海水族館は沖縄海洋博公園内の一施設。沖縄海洋博公園の敷地は広大で、遊歩道もあれば植物園もプラネタリウムもビーチもあるのだ。でも多くの観光客は水族館エリアにしか行かないと思う。昨年は駆け足だったわけでもないけど、水族館前に古宇利島で遊んだから疲れてしまって、水槽横のカフェオーシャンブルーで休んでいる時間が長かった。だから全体的には今回の方がゆっくり見られた気はする。館内展示もポップ/説明も変わっていたし、意外に新鮮だった。ジンベイザメの大水槽は二度目もすてき。そして、マナティ館。ちょうどレタス?キャベツ?を食べている時だった。かわいい。マナティかわいい。口がかわいい。微妙に手を使うのがかわいい。見られてよかったわ。心残りが解消した。
October 9, 2024
グランドメルキュール沖縄残波岬リゾートには大浴場があって、宿泊中は毎日朝からひとっ風呂。個室の風呂も実は大きく不満がないレベルだった(角部屋/4人部屋だったからか?)が、大浴場はやはり違う。目が覚めるし疲れが抜ける。露天風呂もあった。ホテルの朝食を今回は付けなかった。朝の食事をホテルで取ると一日優雅に過ごせるし、話題にも事欠かない。ただ、バイキングはどうしても食べすぎるので、一日空腹感がないことになりがち。他のうまいものが食べられないのだ。だから最近は朝は外に出ることが多い。8月の台湾もそうした。以下は、行動とはランダムで。ホテルから車で小一時間。前回も訪れた 道の駅 許田 やんばる物産センタ の評判がやたらによい。別にきれいな施設でも大型でもないのにただ何を食べてもやたらうまかったからだろう。現地感はある。特にタコスは印象深かった。少し遅い朝食はここでまたタコスやらポーク玉子油みそおにぎりやらアップルバナナやら天ぷらやら。ソーキそばは本部町のきしもと食堂で。割と昼の時間から外れていたのに並んでいたから有名店なのだな(そういう自分らもガイドブックを見て行ったのだが)。写真は小。すごいソーキそばが好きなのだが、今回別の場所でラフテー(豚の角煮)も食べて、自分は麺そのものよりも角煮が好きなのだなと再確認。昨年の沖縄旅行の時はなんだかんだで沖縄に絡めた食事ばかりだった。が、A&Wにもステーキハウス88にもBLUE SEALにも行ったし、上記の通りソーキそばは食べたし、だいぶ満足した(?)感じはした。そこで今回は街のイタリアンレストランにも繰り出した。基地そばはこの手の店がけっこう多いのね。下のタコのオイル煮うまかったな。とはいえステーキも。開店時間の関係でステーキハウス88でも食べたのだ。ステーキって勢いがないと食べなくないか? うちだけか。写真は自分用の150g。これで満足するとは食が細くなったものだ。もっともサラダの食べ放題と(この時だけかもしれないが)BLUE SEALのアイス食べ放題も付けたのだが。
October 7, 2024
昨年、沖縄で叶わなかったことがいくつかある。その中でも1年後に今でも思っていること2つ。一つは"満点の星空"。これ別に沖縄でなくともよかったのだが、イメージ的に沖縄=星きれい、だったから。ただしこの時期の沖縄は雨が多く、季節が悪いらしい。あれ以来ずっと星がみたいのに、これが茨城でも叶わない。冬に沖縄に行かないとたぶんダメ。もう一つは美ら海水族館でマナティが見られなかったこと。マナティも美ら海にしかいないわけではない。見たことがないわけでもない。海獣マニアでもない。が、前回開園時間を間違えてぎりぎりでマナティ館に入れなかったのがどうも悔しい。マナティに癒されたい。ということで、成田空港からLCCで那覇空港入りし、レンタカーでホテルへ。ホテルはグランドメルキュール沖縄残波岬リゾートにした。沖縄はリゾートホテルが多い。空港から車で1時間半以内、美ら海水族館と空港の間、の地理条件で選んだ。あとは値段と4人部屋。最近旅行比較サイトのagodaを仕事でも多用していてステータスがVIP Platinumになり、飛行機込みだとずいぶんお得に旅できている、気はする。たとえインフレでも。ホテルに着いた時は既に日も落ちていたが、遠目からでも大きく立派なホテルだった。しかも岬の突端なので、ちょっと陸の孤島っぽい。(残波ザンパと聞くと自分は ウルトラセブン 第35話の復讐怪人ザンパ星人しか思い浮かばなかった。ザンパ星人の由来が残波かどうかは諸説ある。NHKや日経新聞は沖縄由来説だが)初日は沖縄料理を満喫し、ホテルではナイトプールで泳ぐというなかなかの一日だった。実は滞在型大型リゾートホテルというものに泊まるのは、山海湖問わずたぶん初めて(台湾の圓山大飯店は超立派だったが、あそこ都市型リゾートだし。Blog空白期の旅行だから書いてない)。リゾート? プール? とちょっと小ばかにしていたもの。ところが、子供にはこういうエンタメ性のあるホテルのウケが非常に良い。大喜びだった。
October 5, 2024
旅の前に。せっかくリニア電源のCOSEL GT2-5を Sonore opticalRendu に使ったのに、音が期待ほど冴えなかった件。これももしかしたら済まなかった案件かもしれない。GT2-5のACケーブルを半端物のゾノトーンAから、同じゾノトーン 6N2P-3.0Meister に変え、クリーン電源 KOJO DA-7500HG(200V→100V/60Hz)からGT2-5の距離を1mほど取って床置きにしたら、それだけで改善された。確かに経験上、クリーン電源のそばに機器を置くのはよろしくない。いや、プラグも変えて今は無きfo.Qで制振もしたから、そこそこの対策か。別にGT2-5が最良と思っているわけではなく、付属品のACアダプターに勝てばとりあえずよかったので、その目的はあっさり達したとも言える。気がかりだったポイントは厚みと鮮明さの微妙なバランスだったが、ささくれのように爪切りで切れば済むような簡単なことだったのだな。オーディオ専用の200V回線を使用しても、機器の配置やケーブルによって電源の伸び代がある。クリーン電源を通さずに、リニア電源でAC200V→DC6Vに変換できれば理想的だが、手元の機材ではステップダウントランスで200V→100Vに変換するしかない。そこまでするなら違う手だろう。
October 3, 2024
ネットワークストリーマーに関して、Sonoreを選択した理由をこう書いていた。アプリ/ストリーミング/スペックの移り変わりが激しかったので、セットしてしまえば手を振れることもない本ジャンルに限っては、隠せるくらいの小型機器がよかったし(ラックの空がない)、高額品を長く使うよりも安価なものを買い替えていくスタイルの方がよさげに思えた。 そう、新製品に合わせて買い替えていくスタイルだ。昨今中古品も値上がりしているから、大事に使ってオークションに出せば、定価の半値での売却は期待できる。そうするとそこそこの効率ではないか。ブランドの定着や代理店対応を見極められる利点もある。新ブランドは多く、競争は激しい。自分で使ってみて Sonore 製品の動作安定性への信頼は高かった。しかも OSをアップデートしたばかりでこれも好結果だった。だから Sonore opticalRendu の後継機 opticalRendu Deluxe が発売になり、そちらに買い替える(あるいは足す)のがよいと思っていた。オーディオ的スペックは今もほぼほぼアッパー。直販で基本店頭販売はしないようだから、今買っても2年後に買っても値段も価値も変わらないだろう。為替変動は別にして。2024.9現在の opticalRendu Deluxe の値段は税込286,000円だった。お値段お手頃だと思う。(SonoreのHPでは、ネットワーク・ストリーマーではなく、ネットワーク・アタッチト・レシーバーと呼称しているのだな)さてポチっとと思った時、別の、全く違う話が舞い降りた。子ども達の学校の休みと、塾の休校と。部活動と、週末と、自分の休みと、とにかく全員がバチっと合った三連休があるとのこと。中学生高校生となるとこれらが難しい。同じ金額を使うなら、オーディオ機器よりも家族と共有したほうがよいのではないか。というか思い出は貴重なので、この機会を生かした方が良い。Sonoreの最新機は先日知った話で、欲しいけど必須ではない。逃げない。8月に台湾に行ったので香港旅行も考えたが、ほど近い深圳で例の大事件もあったし、なにせ旅行計画が直前すぎて飛行機の時間が合わぬ。京都、長崎、函館、沖縄と国内先を候補に挙げ、人気の沖縄本島に行くことにした。旅行は家族のテンションが上がってよい。オーディオ製品は自分のテンションは上がるが(文句も言われないけど)他に波及しない。実は去年も同時期に沖縄に行っていたな。雨なら雨でもいいや。
September 28, 2024
オーディオ系Blogは誤情報やミスリードが多い。これは自分でも書いてるから理由はよくわかる。その時々の思ったことを書いてる複数回の考察ではなく、一度の印象を書いている比較が記憶だったり、時間的にずれがあることが多い後々気づいてもわざわざ修正しないたとえ後日修正記事を書いても、第三者からみれば前記事とのつながりがわからない。わざわざ探さない思ったことを的確に文章にできる人は少ない つまるところ悪意はない。書き手は別にプロではないから、信じるかどうかはそもそも読み手次第なのだ。実際、最近自分が書いた文章の中で、これは違ったかな、誤った印象かもな、というものはある。最近だと Sonore opticalRendu の OS をアップデートする話の中で、ただちょっと筐体が熱を持つようになった気がする(Preの温度データなし)。iOSもアップデートでバッテリーの減りが早くなったりするから不思議でもないか。と、さも Sonicorbiter OS を 2.8→2.9 にアップデートすると発熱が増すようなことを書いた。ただ、これは自分の思い込みだった可能性が高い。昨年10月に温度を測った際の写真が出てきたからだ。複数枚ある写真の、Sonore opticalRendu の筐体に接触する料理温度計の値は"42.8~43.9℃"だった。付属の6V ACアダプターを使用時だ。これをOS 2.8の筐体温度としてもよかろう。では同じ温度計で測ったOS 2.9 の opticalRendu は何度なのか。もちろん同じ6V ACアダプターを使用時のそれだ。温度は43.8~44.3℃で、最高温度を比べれば確かに0.4℃高いが、ばらつきはある。それに部屋の温度でどうにでもなりそうな差でもある。昨年もさすがに室温までは記録していなかった。測る場所でも違うだろうし、温度計を校正したわけでもないので測定誤差もありうる。たぶんOSによる本体温度の差は、文字にするほどない。スマン。
September 26, 2024
NPOの方から、老人ホームの丁寧な説明を受け、なるほど老人ホームと言っても、色々な種類や個性があるのだとこの時知ったが、そのことについては詳しくは書かない。大事なことなので、必要な人が自身で調べた方が良い。とにかく入居予定となる母は肝心な住処となる老人ホームを選べないため、家族が見て回り、良いと思う施設をピックアップするしかない。母の説得も大変な山だろう。4回に分け、10以上の施設を見て回った。たぶん多いと思う。その度に会社は休んだ。その全てに90歳の父が付き添ったことは(ここでも場をかき回したが)、褒めるしかない。たとえ邪魔でも父を頼らざるを得なかったのだ。お金がかかるから。子供にお金は頼らないスタンスだから。介護付き有料老人ホームは安くはない。住む場所によっても相場が異なる(実家の周りは高かった)。施設の設備や介護方針、サービスはもちろん、毎月いくらかかるのか、頭金が必要かを確認していった。実家の預金や株、年金/収入を計算すると、毎月使えそうな額が出てくる。というか、ズバリ書いてしまえば「あと何年生きる想定をするか」の逆算となる。しかも父が今後どうなるかわからないため、使い切ることもできない。なるほど、施設選びはこういう問題にぶち当たるのか。「払えなくなったらどうするんですか?」と見学の際にいくつかの老人ホームには聞いてみた。自宅で引き取る場合もゼロではないが、資産が尽きる前に国の施設を探して退所する人がほとんどとのこと。そのために身元引受人や保証人が大事だとも言われた。母の嗜好や父の要望があるものの、最終的にはお金の問題なのだと実感した。施設に支払える年額は○○○万円までで、それでも○年で貯蓄が尽きる可能性が高い。万が一父に何かあった場合は、最初から考え直さなければならないと割り切った。こうなると老後2,000万円はあながち間違いでもない。健康でポックリなら不要だが、医療や介護の発達で意外にそれの方が難しそうである。父は10施設も見学すればさすがに老人ホームの現状は理解できたらしい。昔の人が抱く施設(老人ホーム)のイメージは「収容所」であることも分かった。それでは母が老人ホームを嫌がるのも当然だ。二回目の4者面談では、リハビリテーションが進み母の状況は少し上向いていたが、それでも在宅介護可能という方向にはならなかった。一回目の時から当然見当は付いていたのだろうな。あれだけ施設を見ても、父は最後まで自分で世話ができると主張し、今までもやってきたと言った。しかし、子ども側から見れば、それで骨折したのだし、動けない85歳を90歳が老老介護するのは考えられない。医師も「3日ともたない」と説得してくれて、最後は父も折れた。母も同意した。介護付き有料老人ホームを選択すること、資産の中で最良と考えた施設にすること、当面お金の心配はいらないこと(母は心配性でお金に細かい)、父の分を使い切らないことなどを優しく諭した。二人が貯めたお金なのだから、全て自分たちの安らかな余生のために使えばよい。実は、介護付き有料老人ホームについては、父も弟も私も「ここが良かった」という意見が一致していた。これは非常に助かった。この手の話は、身内に一人でも反対者がいると進まないし、将来に遺恨を残すことが容易に想像できるからだ。決まったら、別のステージに入った。施設との契約準備だ。大量の説明書類や規定、契約書、合意書が届き、まずはこれらを読まなければならない。なにせ年間数百万円の契約だから。自分だけで介護できると豪語していた父親は即リタイア。字を読む根気もなく、目も悪いから。弟も本件一任してくれたため、私が母の代理人/保証人になることにした。ということは契約書や同意書に登場するのは母本人と自分だけ。荷が重そうだが、それよりも自分に権限があり、自分だけで色々決められた方が楽だ。結構な文量だったし、わからない点も多く施設に問い合わせもした。役所からは必要な書類を自分の分と母の分と取り寄せ、印鑑や保険証も揃えたりして、契約はかなりの仕事量だった。ここまでが8月のこと。9月に入り、母は3ヶ月お世話になったリハビリテーション病院を退院し、同日入居した。入院費用はだいたい20万円/月計算。後期高齢者医療については議論があるものの、家族に影響するよりはいいと思う。少し考えが変わった。母はこれから新天地で新しい生活を、とうまくまとめたいところだが、入居したら入居したで色々やることも問題も山積みだった。父は相変わらず騒動の元だ。生命保険も請求せねばならぬ。本件に関しては、追々続きを書いていこうと思う。
September 24, 2024
6月に父母の生命保険について書いた(1,2)が、あれは何かを吐き出したくて仕方ない代わりだった。この4ヶ月あまり、実は本当に大変だった。生命保険などどうでもよいといえばどうでもよい、もっと大きな話だからだ。健忘のメモとしては役立つが、他人が読んでも面白くないだろう。 この話は実は延々と続く。母は腫瘍とはの疾患で、また入院したからだ。また申請するのか、できるのか。それに今回の入院は前回とはだいぶ様相が違う。もう家に戻れないかもしれないからだ。 実は母は自宅で転倒し、大腿骨を骨折した。腫瘍の術後に要介護2になっており、「85歳にもなって骨を折ったらオワリだぞ」と話した4日後、まさか本当に折ってしまうとは。しかも明け方、平坦な床で転んだ。一緒にいたのは同居する90歳の父親で、救急車によって大学病院に搬送された。整形外科での診断名は大腿骨転子部骨折。手術は3日後とのこと。骨が4分割しており状態が悪く、二箇所からX字に固定するという。ただし当然骨密度が高いとは言えないから、脆い地面に杭を打つような情況は避けられず、ADL(日常生活動作)はどんなによく回復しても1は落ちると説明を受けた。その時、私はもう母が自宅に戻ることはないだろうと思った。後々書くが、実際そうなった。ただ、説明には父親も同席していて「頑張れば歩ける」と何度もつぶやき、医師に質問し、母にもそう話してしていた。なぜあの説明を聞いてその発想になるのか。これは90歳なりの理解力と、昭和一桁の根性論、自分が付き添っていたのに骨折した自責、認めたくない寂しさなど、いろいろな要素が絡んでいるのだろう。(この病人より高齢で元気な方の扱いが、後々めちゃ大変になる。)手術自体は無事に終わった。大学を信頼し、当日は立ち会わなかった。見舞いに行ったときの母はもちろん痛々しかった。前回の開腹手術の際には術後せん妄がひどかったが、今回はそこまでではなかった。ここからはわかっていたつもりだが、全然わかっていなかった話。大学病院は二次救急なので、骨折の手術と術後のフォローが任務であり、処置や投薬が不要となった患者のリハビリまで行わない。あからさまには言われなかったが、2週間を目処に皆退院するという。父はこのあたり全くシステムが理解できず(根性論相まって)、大学は母を立たせないし歩かせない、痛みがないなら歩かせないと歩けなくなると憤っていた。術後2日ほどで、もう大学側から病院退院後の相談をしたいと連絡があった。大腿骨骨折の患者は大半が自宅最寄りのリハビリテーション病院に転院するという。そのリハビリテーション病院がどこにあるのか? 診療科に馴染みがないから知らないだけで、病院から紹介を受けると、半径10km圏内に3~4施設もあった。家族が通いやすくないとそれはそれで問題があるし、相性もあるので下見を提案されたが、何よりベッドに空きがないと入れない。実際、こちらには選択肢がほぼなかった。こんなものなのだな。土日や家族の立ち会い都合もあり、わずか10日で大学病院を退院した。小さくなった母を車椅子に乗せて。リハビリテーション病院は機能訓練を行う一次病院。転院した日に、機能訓練方針とともに、大腿骨骨折の場合は回復期リハビリテーション病棟での入院期間が最大90日と定められていると説明を受けた。月一回、患者本人、家族、医師、コメディカルの4者で面談するという。つまり、4者面談は実質2回で、ほぼ入院一ヶ月目が勝負なのだ。その時までに期待薄であれば…。(この説明会には、また父も同席していたが「どんどん歩かせてください」の一点張りで、病院もさぞ困っただろう。今どき当人の意向や痛み、再骨折のリスクを無視して強制的に歩かせるなんてあり得ないのに。)大学病院よりもリハビリテーション病院の入院の方が大変だった。うまく歩けない母のテンションは下がり、父は毎日叱咤激励しに行く。できない母のテンションはさらに下がり、父は病院を悪者にし始めるという、なかなかの悪循環だった。病院側も毎日来るこの爺さんを無下には扱えないため、チャンピオンケースや例外対応(例えば入院90日を超える場合もあるなど)を話し始め、90歳の父の脳裏には良いパターンだけが残り…弟と私への影響が大きかったので、珍しく病院に苦情を入れたくらいだ。入院1ヶ月後の一回目の4者面談結果は芳しくなかった。介助なしには立ち上がることもできない母と、介護の重労働を理解していない父は、まだ在宅介護を諦めていなかったが、冷静な弟と私は「これはだめだ」と腹をくくった。病院側も介護施設を探した方が良いとアドバイスしてくれた。こんなケースを数多扱う病院は、有料老人ホームを紹介するNPO法人と連携しているらしい。早速連絡を取った。
September 23, 2024
ではリニア電源 COSEL GT2-5 につなぐDCケーブルに凝ったのかと言うと、凝りもせずにそこにあるジャンクのACアダプターをぶった切った。DCプラグも流用できる。ACケーブルは、これも半端物のゾノトーンで。Sonore opticalRendu のマニュアルにある電源電圧範囲はDC 6V-9V、そして"7V以下での使用を強く推奨する"とある。これは発熱のためだと思う。ただし6Vと9Vで試したところ、音は電圧高い方が良いと感じている。だからこそいい落としどころを見つけたい。(9Vを入れて下げる方法もあるけrれど)COSEL GT2-5のADJを回すと「実測6V強が安定して出せる」と書いた。クリーン電源 KOJO DA-7500HG につなぐと6.4Vが出た。お試しとしてはいい値かもしれない。これをopticalRenduに(iFi audio iPurifier DC2はレギュラーとして)つないでみた。opticalRenduには電源スイッチがないため、常時通電状態。GT2-5で120時間以上通電しているが、動作は安定しているようだ。Roonからいつもの楽曲を1時間ほど再生。音に厚みが増し、同じ音量でもより重厚に聴こえる。雑味も減った。この厚みは一体何だろう。量なのか、質なのか、それともバランスか。高域が刺さらずに少し柔らかい感じがするので、おそらくバランスだろう。普通は厚い方がいいと思うが、元々大型の Pass Laboratories Rushmore だとこの辺りの再生は微妙だ。サスティンが長いのはいいとして、部屋もスピーカーもその傾向が強いから。世界観は一回り小さくとも、シンバルサイズをダウンしたようなフォーカス鮮明系の方が好みだった。なかなか全てがよい方向には振れないものだな。つまりCOSEL GT2-5よりも、付属品6V ACアダプターの200V駆動+iPurifire DC2 駆動がよかったということだ。そんなはずはないのだが...。これはエージングの問題ではない。有り合わせだったケーブルや挟みものを見直せば、GT2-5の恩恵が享受できるだろうか。(こんなことを書いていたら opticalRendu の後継機となる opticalRendu Delux が発表となった。これは期待できそう。)
September 21, 2024
コーセル株式会社という電源メーカーがある。直流安定化電源装置やノイズフィルターのトップメーカーだ。COSELがオーディオ業界的に有名なのかどうかは知らないけれど、部品提供はしている気がする。このメーカー、かつてGシリーズと言うリニア電源を製造していた。HPによると1975~2020年頃まで作られていたようだから、工業製品らしく息の長い基本性のしっかりした製品で、数売れたのだろう。今もヤフオクやメルカリにもそこそこ出てくる。しかもオーディオ用途ではないから、程度の差はあれ相場は数千円と安いのだ。このGシリーズ、定格出力電圧が色々あり、自分もいくつか持っている。どれもトランスが唸った経験もない。発熱しすぎることもない。今も光回線のONU(Optical Network Unit)に使っているし、かつては24Vをクロックにも使っていた。5Vをハブにも。そのハブを Switch-M8eG PN28080K に変えて、5V 2.5Aの GT2-5 が余ったのだ。Switch-M8eG PN28080K は3P ACケーブルだから。GT2-5のスペックシートには電圧可変範囲は±0.5Vとある。ただし実際ADJをいじると、実測6V強までは安定して出せることを確認した。ということは Sonore opticalRendu の6Vに使える。と、思っていた。しばし放置したのは、単純にそれまでのケーブルが短くて届かなかったからだ。ケーブルを作るのをサボった。30分でできるのに。
September 19, 2024
CAMELOT TECHNOLOGY TAP-6、古い製品ながらも、HUBBELソケットの食いつきは期待通り良好だった。台形のデザインも使い勝手が非常に良く、意匠登録されたものではないと思うが、この優れたデザインが発売され続けなかったのは不思議だ。使い方について、試してみたのは2つのパターン。【パターン1】TAP-6に200Vを接続し、1つの回線はKOJO DA-7500HG(200V入力仕様)へ、もう1つの回線はSonore OpticalRendu用の6V ACアダプターへ接続。ACアダプター自体は再検討が必要だが、経験上、100Vよりも200V接続の方が優れている(ただし、トランス式ACアダプターには200V入力は適さない)。TAP-6は各コンセントが直結されているため、この使い方でも電圧降下を抑えることができるだろう。DA-7500HGはクリーン電源であり、100V/60Hz変換機として機能。CH Precision C1とX1はDA-7500HGから給電する。 【パターン2】KOJO DA-7500HGに200Vを入力し、100V/60Hzへ変換。CH Precision C1とX1はDA-7500HGから給電し、そこからTAP-6に接続。Sonore OpticalRendu用の6V ACアダプターはTAP-6から給電。パターン1が圧勝かと思いきや、意外とそうでもなかった。ACアダプターの200V接続が効果を発揮しているのか? それとも総合的に相殺されたのか? とはいえ、見た目がチープで軽い OpticalRendu 付属のACアダプターは、いくら iFi audio iPurifier DC2を挟んでもやはりネックだろう。ちなみに、ultraRendu は iFi audio iPower 9V を使用している。市場には適当な6V用のオーディオグレードのACアダプターが存在しないため(Fidelix Power Supply と、可変できる Ferrum Audio HYPSOS くらいか?)、opticalRendu も 動作範囲内で iPower 9V を使用していた。次は、遅まきながら OpticalRendu への6V給電方法を変えるか。手はあったのにずっと放置してしまった。OSもアップデートしたことだし。
September 17, 2024
自分のブログを読み返すと、誤字や重複表現に気づくことが多い。そして、そのたびに修正している。放置する人もいるだろうが、私は10年前の文章でも修正してしまう。では、そうならないためにはどうすればいいのか。もちろん、投稿前によく見直せばよいのだが、それができないことは、20年以上のHPやブログの運営経験が証明している。実は今はChatGPTに代表される生成AIに文章レビューを任せる方法がある。企業や研究機関など、文章に関わる職場では、どこも頼っているのではないだろうか。実際助詞や接続詞の整理や統一記載にはとてもよい。英語チェックにも役立つ。このchatGPTは文章を校正するだけでなく、変更するなど自在だ。自分の文章を雑誌風にも変えられる。先日Xiaomi TV A Pro 43 2025 を設置したことによる AE2 Siganture の再生音の変化を書いた。これをステレオサウンド誌風にしてみようではないか。chatGPTへのプロンプト(命令)は以下の通り。chatGPTは放りなげるのではなく、細かめに命令した方がよい。(↓の「以下の文章」Blogの通り)【chatGPT 4.0omni】あなたは著名なオーディオ評論家です。日本のオーディオ雑誌であるステレオサウンド誌に執筆しています。”以下の文章”を添削して、誌面に相応しい文章に変更してください。追記してもかまいません。文体は言いきりでお願いします。音場はずいぶん奥に引っ込むようになった。Eric Clapton の口元がスピーカー面(ツラ)位置よりわずかに奥に感じる。でかい板(画面)が後ろに移動し、かつ画面は前傾だから、聴こえ方は想定通りとも言える。ソフトにお金のかかった Destiny Child は、今のセッティングの方がエンジニアの意図に近かろう。定位もいい。サラウンド感も出る。特定の周波数のあばれも少ない。そしてこの部屋でより自由なセッティングの大型スピーカー Pass Laboratories Rushmore の再生に(ボディが別物なことは置いておいても)近づいた。(以下略)以下のように文を整えました。全体的に雑誌に相応しい上品な表現と、技術的な説明を分かりやすくするための補足を加えています。音場は一層奥行きを持ち、Eric Clapton のボーカルがスピーカー面よりわずかに奥に定位する。大きなスクリーンが後方へと移動し、さらに前傾しているため、音の響きは想定通りだ。高額な制作費が投じられた Destiny Child の楽曲は、現行のセッティングがエンジニアの意図により忠実に近づいていると感じる。定位の精度は抜群で、サラウンド感も豊かだ。特定の周波数における不安定な響きも抑えられている。そして、この空間において、自由なセッティングが可能な大型スピーカー Pass Laboratories Rushmore の再生に近づいたと言える(ボディの違いは考慮しないとしても)。(以下略)確かに「ステレオサウンド」っぽい言い回しになるのは面白い。しかも、毎回異なる文章を書くことができる。「ステレオサウンド」を「オーディオアクセサリー誌」に変えても、当然ながら異なる表現になる。今回は一度だけ自分の文章をChatGPTに変換させただけで、複数回の指示はしていない。しかし、たとえば「評論家の〇〇氏の文体で」といった指定も可能だ。長岡鉄男氏や村上春樹氏の文体、あるいはオーディオポエム調の表現も自在に対応する(ポエム化面白いよ)。また、PDFを読み込むことができるため、メーカーのカタログやスペックシートを参照しながら紹介記事も簡単に作成可能だ。そして、何より言語の制約もない。文章の変更にとどまらず、箇条書きや単語の羅列を元にした文章化まで、多様なリクエストに応じることができる。音の表現をより多彩にすることも可能だ。あなたもステサンの執筆者になれる!(笑オーディオに限らず、語彙や文章作成力に縛られずに、むしろその自由さがchatGPTの大きな魅力だと感じる。自分も勉強中だ。
September 15, 2024
なにせ昨年、サツマイモ収穫をもくろんだが大失敗した。ツルだけが伸びに伸びて葉は茂ったものの、イモの方はさっぱりだったからだ。固い根だけが残り、見た目よくても いわゆる食べられるサツマイモはほとんどなかった。今年はそれを避けたい。色々気を使ってはみたものの、地下の野菜は掘るまで様子がわからない。ならば、収穫時期までまだ1か月以上あるが、試し掘りしてみるか。できている。一番浅いところにあった一個だけを収穫してみた。味はめちゃめちゃ甘いこともない、極めて普通のほくほく系だった。(品種名を忘れてしまった)ただ今年は味は二の次で、収穫できればそれでよい。一応安心した。
September 13, 2024
Xiaomi TV A Pro 43 2025 を導入して、音が変わった。ただ、配置も接続も色々変更したので、一概に原因が"これ"とはいいにくい。セッティングの違いはザっとこんな感じ。スピーカー Acoustic Energy AE2 Signature とパワーアンプ Pass Laboratories Aleph3は変更ない。画面サイズが 31.5型 → 43型になったスタンドを導入し、画面全体が30cmほど上がったスタンドのため、画面が20cm弱奥に収まったラック全体も4cmほど下げられた画面を前傾させたラックの機器の全面入れ替え。中段にあったAVアンプ Sony TA-DA5600ESを上段に、下段にあったOppo BDP-105を中段に、床置きしていたFirst Cry Mythiqueを下段に。天板にあったSonore UltraRenduは小ささを生かしてBDP-105の背面に、iFi Audio Neo iDSD2は中段に縦置きにした。簡単に言えば「AE2 Signature 間の画面サイズは大きくなったが、双方の距離はこれまでよりもとれた」である。音場はずいぶん奥に引っ込むようになった。Eric Clapton の口元がスピーカー面(ツラ)位置よりわずかに奥に感じる。でかい板(画面)が後ろに移動し、かつ画面は前傾だから、聴こえ方は想定通りとも言える。ソフトにお金のかかった Destiny Child は、今のセッティングの方がエンジニアの意図に近かろう。定位もいい。サラウンド感も出る。特定の周波数のあばれも少ない。そしてこの部屋でより自由なセッティングの大型スピーカー Pass Laboratories Rushmore の再生に(ボディが別物なことは置いておいても)近づいた。一方80年代の Adam and the Ants のような好録音でもないが勢いが必要なミュージシャンだと、ウソでも前方突進の再生の方が楽しいかもしれない。また2024年の大ヒット曲だけど録音無茶苦茶で音場も何もない Creepy Nuts / Bling-Bang-Bang-Born は、Rushmore よりAEがはるかにマシに聴ける。これは変更前も変更後も変わらない。全ては手に入らないものだな。モニターおよびセッティングの変更により、マイナスよりもプラスが大きく上回ったし、仮に逆でも元に戻す気もないので、それはよかった。音のことだけを考えれば、スピーカー間は何もない状態が理想的。ただなかなか現実が追い付かないのだ。
September 11, 2024
Acoustic Energy の X がある。https://x.com/Acoustic_Energyこのスピーカーブランドが日本のオーディオシーンのメインから消えて久しい。フォロワー数も4,500人程度で、定期的に追っている日本人は多くはなかろう。(フォロワーに著名な作詞家の松本隆さんがいらしたりして、へ~と思う) が、Acoustic Energy(以下AE)こそが世界のハイエンドスピーカーの最先端だった時代もあるのだ。80年代後半から90年代半ばまでくらいだろうか。自分もその魅力に取りつかれて、AE2 Sigantureを2024年の今も使い続けている。オーディオブランドの継続自体が厳しそうな市場環境で、そもそも続いていること自体がすごいと思う。ハイエンドブランドでもないがニーズをしっかりつかんでいるのだろう。しかもHPを見ていてもXを見ていても非常にユーザーフレンドリーだし、理由はわからないが旧製品に優しい。昔々のマニュアルやカタログがガウンロードできたりする。そんなAEのXで、最近興味深い2つの投稿があった。一つは、 AEのファウンダーだったフィル・ジョーンズ(Phil Jones)が来社した、というそれ。名作AE1、AE2にももちろん携わっていた。https://x.com/Acoustic_Energy/status/1830911302337733072古いマニアなら、フィルの AE → Boston Acoustics → PLATINUM という三部作のような移籍を知っているし、それらの製品は今も中古市場で見ることができる。もちろん現在も別ブランドでご活躍だ。AEとフィル・ジョーンズはまだ全然付き合いあったのか。Xには You can read more about Phil and how AE came into being on the link below... とあり、ぜひ下記リンクをクリックしてほしい。どのブラウザも翻訳機能を積んだから、英語サイトには本当にアクセスしやすくなった。https://www.acoustic-energy.co.uk/acoustic-energy-over-30-years-of-award-winning-loudspeakers/phil-jones-story/もう一つは、初期の生産記録をデジタル化し オンラインで閲覧できるようにしました、というアナウンスだ。ロットNo.から AE1、AE2、AE3等各製品の生産年月日やディストリビューターを知ることができる。(ちなみにAEシリーズは5まであるのだ。ステレオサウンド誌で紹介されたことがある)https://www.acoustic-energy.co.uk/support/serial-numbers-intro/これ、今のAEの売り上げに何の関係もなく、愛好者へのサービスだと思う。30年前の製品に普通サービスするかね? 素晴らしい。もう一生ついていこうと思った。手元のAE2 SigantureのロットNo.から、自分の機器の誕生日もわかった。25-Aug-95がProduction Date。そうか、うちのは29年物だったのか。生産時期は1994~2002で、自分のはだいぶ初期型っぽい。それにしてはいい状態がキープできていると思う。また愛着がわいたナ。ちなみにロットNo.を割れば、製造ペア台数がわかる。AE2 Signatureは全世界に770ペアが出荷された(店頭/メーカーデモ品含む)ようだし、大ヒットしたAE1は4775ペア、AE1シリーズを累計したら、ざっと9,000ペア弱は作られたみたいだ。自分のロットは一部情報の欠落があった。が、サイトにはこう続く。Unfortunately, not all records were kept fully up to date so if it displays “unknown” then we have no further information for that model. However, should you have additional information you would like to share / add to the database (or are experiencing issues with this table) then please contact us.Acoustic Energyと、自分のAE2 Signatureについて連絡を取ってみようかな。Acoustic Energy has a presence on X.https://x.com/Acoustic_EnergyThis speaker brand has been off the radar of the main Japanese audio scene for quite some time. With around 4,500 followers, it’s likely that there aren’t many Japanese enthusiasts keeping up with it regularly. It is interesting to note that one of his followers is one of Japan's most famous lyricists, Takashi Matsumoto. Yet, there was a time when Acoustic Energy (AE) was at the cutting edge of high-end speakers globally. This was probably from the late 1980s to the mid-1990s. I was captivated by AE during that era and still use my AE2 Signature even in 2024. In today’s tough market for audio brands, it’s impressive that AE is still around. While not a high-end brand, they must be effectively meeting a specific need. Plus, their website and X account are very user-friendly and, curiously, they’re quite accommodating with older products. You can even download old manuals and catalogs. Recently, two interesting posts appeared on AE’s X account. One is about Phil Jones, the founder of AE, visiting the company. He was, of course, involved with the legendary AE1 and AE2.https://x.com/Acoustic_Energy/status/1830911302337733072 Long-time enthusiasts will recall Phil’s move from AE to Boston Acoustics, and then to PLATINUM, and those products are still available in the second-hand market. He’s also active with another brand now. It’s intriguing to think whether AE and Phil Jones still have any connections. X mentions, “You can read more about Phil and how AE came into being on the link below...” so do check out the link. https://www.acoustic-energy.co.uk/acoustic-energy-over-30-years-of-award-winning-loudspeakers/phil-jones-story/ The other post announces that they’ve digitized and made early production records available online. You can find out the production dates and distributors for models like AE1, AE2, and AE3 from the lot numbers.https://www.acoustic-energy.co.uk/support/serial-numbers-intro/ This seems to be a service for enthusiasts rather than a business move related to AE’s current sales. How many companies would offer such a service for products that are 30 years old?It’s truly wonderful. I’ve decided to remain loyal to them for life. From the lot number of my AE2 Signature, I found out the production date of my unit: 25-Aug-95. So, it’s a 29-year-old model. Production was from 1994 to 2002, and mine appears to be quite an early one. Given that, it’s in remarkably good condition. My attachment to it has grown even stronger. By the way, if you break down the lot number, you can find out how many pairs were made. It seems that 770 pairs of the AE2 Signature were shipped worldwide (including store/demo units), and the AE1, which was a big hit, had 4,775 pairs. Altogether, the AE1 series probably saw around 9,000 pairs produced. There was some missing information about my units. However, the site states:“Unfortunately, not all records were kept fully up to date so if it displays ‘unknown’ then we have no further information for that model. However, should you have additional information you would like to share/add to the database (or are experiencing issues with this table) then please contact us.”I might contact Acoustic Energy about my AE2 Signature.
September 9, 2024
発注2日で届いた。Xiaomi TV A Pro 43 2025 の梱包は簡素でよかった。余計な発泡スチロールもない。オーディオ機器の箱なら取っておく自分だが、開封後は速攻折りたたんで捨ててしまった。まず力仕事から。電源を落とし、色々な機器の乗るQuadraspireのラックを前に出して、床掃除 棚掃除 機器掃除。専用部屋とはいえホコリはある程度はたまるから、気づいた時にやらないとね。手拭きの床掃除系は疲れる。楽天の名もなきスタンドを組み立て、VESA規格を利用して Xiaomi TV A Pro 43 2025 を取り付けた。A Pro 43 はスペック上6kgなので、画面が大きいわりに(画面の扱いに気は使うけど)一人でもなんとか。二人いれば楽勝と言う感じだ。説明書にはセッティングは二人で行えと書いてある。TVは席はもちろんだが、板間に寝転がって見ていることも多い。試聴位置から若干仰角をつけた方がよさそうで、その時だけ息子の力を借りた。息子も母親の背を超えた。今後力仕事を手伝ってくれればいいが。TVを結線する前に、ラックのAVアンプ Sony TA-DA5600ES を天板に上げた。以前は天板にモニターがあったのでこれはできなかったが、発熱を考えれば天板がよい。いやそれよりも結線が楽だ。掃除もしやすい。OPPO BDP-105 も First Cry Mythiqueも移動した。ここまで90分くらいだろうか。Google TVは初めてだったが、特にどうということもなかった。今時普通のTVだってネットワーク設定するのだから、アンテナ線につながない分 Google TV が楽なくらいだ。A Pro 43 は性能はよく機能も豊富なのだろう。ただ自分は画質よりは画面の大きさを重視するので、もう映っただけで満足。もちろん画もくっきりハッキリ。調整は気が向いたらやる。設置前後の写真を載せておく。31.5型 → 43型があまり大きく見えないかもしれないが、これは TV A Pro 43 がスタンド設置できたので20cmくらい後退したから。あとはカバーと仰角のせいだと思う。感覚的にはずいぶん大画面になった。少し様子は見る。部屋は広いから55型でも65型でも置けるけど、AE2 Sigantureのことを考えれば、ここらが限界かな。
September 7, 2024
中国メーカー韓国メーカー製TVには抵抗があったが、そんな状況でもなくなった。国内ブランドも made in China ばかりだからこだわるところはそこじゃない。XiaomiがGoogle TV、TV A Pro 43 2025 を発売して、それがどえらい安いとすぐにSNSで話題になった。送料込み実質28,000円台なので、自分もすぐに飛びついた。最近オーディオルーム Audio Barn でインターネットTVを見ることが多い。子ども達が大きくなってきて、夜リビングで長々とTVを見づらいから。夏休み中など尚のことだ。塾もwebの時もあるから音漏れも気になる。だからAudio Barnに逃げているわけ。地デジがなくとも、ネットがあればAmazon Prime Video、YouTube、NHK Plus、TVer、etc.と見るものには困らない。これらは31.5型のIOデータ EX-LD3151DB フルHD液晶ディスプレイで見ていた。Quadraspireの上段に置ける最大サイズがこれくらいだと思ったし、何よりスピーカーAE2Sigantureのセンターにディスプレイを置く心理的抵抗が強かったから。実際モニターもラックもない方が音がよい。ただ。映像はやはり大画面が望ましい。そうするとQuadraspire上段に乗せない選択肢はある。VESA規格を利用したTVスタンド、あるいはアームだ。そうするとモニターとAE2Sigantureの距離が取れるメリットもある。EX-LD3151DBを購入した時は気づかなかった。VESA規格品はいくつも販売されているが、楽天市場で型番があるのかもわからないスタンドを購入した。選んだ理由は270×400mmという土台の大きさと形だ。Quadraspireもスピーカーから離すには、土台が下段をくぐる必要があったから。31.5型の上は42-43型かと思っていたので、Xiaomi TV A Pro 43の43型はジャストだった。スタンドの耐荷重にも合う。
September 4, 2024
7月忙しすぎて Pass laboratories Rusmore への恒例のお祝いについて書かなかった。自分はRushmoreを2007年の7月に購入したのだ。Rushmoreと過ごしたこの16年について昨年上記を記した。購入1年後の2008年も振り返ったなかなかいい文章だと思う。この一年は何か変化があったかというと、特にない。ということは、安定して使えていたということだ。メンテナンスは蜜ろうをかけたこと、Blogには書いていないが足元の標準スパイクの設置調整をしたくらいか。無事これ名馬。このアメリカンな製品を、購入後も状態を保つとは自分をほめたい。この136kgの巨体アクティブスピーカー購入の時の最大の懸念は、故障したらどうしようだったから。こんなに長く不満なく使えることは最大の喜びに近い。Rushmoreはそこそこの(多すぎず少なすぎない2~3時間平均/週の)使用時間はあると思う。夏場は無理に使わない。北向きの部屋且つカーテンも閉めっぱなしで全く日光が入らないとか、そもそもLED電球ですら控えめなこともあろう。あと今年はオーディオルームにいることが多かったので、エアコンは除湿を例年なく付けた。酷暑だったが、ここは半地下なので室温が上がりすぎることはない。機器を程度良く保つには、1) 適度に使う、2) 丁寧に扱う(不意はもう諦める)、3) 日光に当てない(これ超大事)、4) 適当な湿度、かな。Rushmoreについては、買い替える予定もない。18年目も迎えられるよう祈ろう。
September 2, 2024
opticalRendu の Sonore Sonicorbiter OS 2.9 のアップデートも、ultraRendu とやることは全く同じだった。こういうときに同じブランドの製品はいい。自分はこの手の機器の扱いに詳しくないから、手段が同様は結構な時間的メリットなのだ。それでなくとも Sonore はHPから行うネットワーク設定含めて、変に凝っておらず使いやすい。opticalRendu も ultraRendu も、電源スイッチもディスプレイも何もない。手のひらサイズの軽い機器だ。opticalRendu をネットワーク・ストリーマー/プレーヤーとし、 CH Precision C1 にUSB接続した(クロックはSoulnote X-3)。Ayre K-1Xe をプリアンプにして、アクティブスピーカー Pass Laboratories Rushmore で再生する単純構成だ。価格的にも大きさ的にも opticalRendu は他と釣り合わないが、以前も書いた通り、少し前はスペック含めてストリーマーは進化が早かった。高額ストリーマーを揃えるより、適当な価格帯の製品を買い替えた方がいいと思った。何よりストリーマーは触れる機器、眺める機器、動作が見える機器ではない。ひっそりと小型でよい。ultraRendu も opticalRendu も適価なのに民生スペック的にはほぼアッパーだった。そのOSがアップデートしたのだから期待値は高かった。アップデートの音の変化はちょっと驚くレベルだった。上記のセッティングと機器の反応がよい可能性も高いが、ultraRendu のアップデートとは変化の方向性は同じでも桁が違った。これは Sonicorbiter OS 2.9 と 2.8 を別物と称した代理店のYouTube(OS編、音楽編)も大げさではない。オーディオ歴が長いと、期待を上回ることはなかなかないのに、久々のすごい変化だった。それこそ過去 ultraRendu と opticalRendu 2台も比べたが、ここまでの差ではなかった。音的にもコスト的にも手間的にも、全く不満はない。ただちょっと筐体が熱を持つようになった気がする(Preの温度データなし)。iOSもアップデートでバッテリーの減りが早くなったりするから不思議でもないか。筐体に触れられないほどではないが、上記の通り opticalRendu は電源スイッチもないので、常時熱を持つことになる。DC 6V推奨だが、実はもう少し高い方が音は良い認識で、そうしていたのだ。ただDCを推奨の6Vに戻すことを検討してもいいかもしれない。オリオスペックのYouTubeでも opticalRendu の発熱には言及されていた。
August 30, 2024
Sonore の独自OSである Sonicorbiter OSをアップデートしたい話を書いた。ネットワーク・ストリーマー/プレーヤーである ultraRendu の Sonicorbiter OS ver.2.8を2.9にするのだ。この価格帯のネットワークストリーマーでメジャーアップデートするSonoreは超エライと思う。速攻で指定のサイトから opticalRendu と ultraRendu 用の2枚のマイクロSDカードを注文した。1枚税込み送料込みで5,500円はバカ安だと思う。背面のSDカードを取り換えるだけでアップデート完了するらしいが、自分はこの手のものを失敗しやすいので、無事を祈ろう。マイクロSDカードはお盆前には届いていた。が、なにせその間台湾に行ったので10日ほど放置してしまった。ultraRendu の電源を落とし、背面のSDカードスロットから旧OS 2.8のマイクロSDカードを抜き、購入した2.9のSDカードを差した。それで電源を入れると、勝手にアップデートが始まった。SDカード付属の説明書通りの挙動で、これがメジャーアップデート。それで終了かと思っていたらそれだけではなく、起動後にオンライン経由でマイナーアップデートが必要だった。こちらの時間の方が30分程度と長かった。あとSonicorbiter 2.9に伴って、設定が初期化された。当たり前と言えば当たり前だが、説明書に書いてあったのに自分が読み落とした。もちろんroon設定も初期化されていたので、再設定を忘れていた自分は音が出なくて少々焦った。アップデートすると機器は不安定になりがちである。が、代理店が時間をかけて検証しただけのことはあり Sonicorbiter 2.9 は動作が全く安定している。感心できる。詳細は(音の変化も含めて)代理店 Top Wing の2つのYouTubeも参照してほしい。(OS編、音楽編)ultraRendu は iFi audio NEO iDSD2 にUSB接続している。SONYのAVアンプ TA-DA5600ES をコントロールアンプにして、Pass Labs Aleph3 ✕ 2をLRのパワーアンプに。スピーカーは AE2 Signature だ。いつもの音楽をroonベースで聴いての変化は、軽々再生される写実方向に振れたようだ。PCをプレーヤーにして音楽再生した昔からの人は、音楽以外のソフト/アプリを削除したり背後で動くソフトを停止したり日本語フォント環境を止めたりした人も多かろう。あんな変化だった。これはプロセスの単純化の結果なのか?元々定位は明確だったが、更に超微妙に絞れた感じもする。それは余計なものがないことなので、黒は黒く無音は無音に。あと自分はヴォーカルは男性重視(忌野清志郎とか山下達郎とか長渕剛とか)であり、その再生にも向いている。Passの熱さが生きる感じ。ちなみにリズム楽器もいい。ドラムのブラシワーク最高。(変?)Sonicorbiter 2.9 は 2.8 と全く別物だったとまでは言わないが、送料込みで5,500円の投資にしては十分すぎる。有償は正解だし、OSをSDカードに委ねる基本設計も Sonore は正解だと思う。ultraRendu、すごい延命したな。
August 28, 2024
自分は不要なものを割となんでも売ってしまう。特にメルカリとヤフオクに凝っていた時に非常に調子に乗っていた(換金よりもリハビリに比重を置いていたから、それはそれなのだが)。バンバンと、何でも処分してしまった。その影響もあって、結構モノが、ない。その時はよくても、セッティングを変更したり、機器を大きく移動したり、増えたりするから、モノが不足するのも当然なのだ。売るのは買うための理由の一つというのはある。メインの CH Precision C1+X1 や Sonore OpticalRendu に給電する電源タップを変更したくなった。実はメインはもう20年以上Bell Tech(ベルテック)の6口電源タップ AC-316 が幅を利かせていたし、ずっと生き残ってきたのだ。が、何かの拍子にAC-316 を ネットワークメインの2ndシステム用に使ったら、反応がよい。こっちはPanasonic製タップで、それ自体が悪いわけではないが、AC-316の相性の方がずっと良さげである。AC-316もPanasonicのコンセントなのにオーディオは色々あるな。最近の安価な電源タップは軽い。原材料高で値段に比し、物量が投入できないのかもしれない。だからケーブルの自重や硬さにタップが負けてしまうこともしばし。AC-316は水晶充填で重く、その働きっぷりも考えれば、導入する電源タップは以前の製品でいいのではないか。印象深いキャメロットテクノロジー CAMELOT TECHNOLOGY TAP-6 なんてどうだろう。適度な重さ、そして1口コンセント×6の6口構成、あと台形という昨今目にしないデザイン。20年以上前の製品なのに、何ヵ月かに一回は市場に出てくる手に入れやすさ。時代を生き抜きすぎて、中古価格も23,000円前後とほぼほぼ変わらない。速攻で手に入った。自分の中古品ルーティンであるアコースティック・リバイブ RL-30による消磁と全体掃除を行った。試していく。
August 24, 2024
色々あって家庭菜園記事の機会を無くしてしまった。全体的には豊作 酷暑だったにしては全体的によくできた。キュウリ5苗は6月末から2本/日、ナス4苗は1個/日、万願寺とうがらしを含めたピーマン類3苗は2個/日、これまたざっくりトマト類3苗は5個/日くらい採れたように思う。つまりは4人家族を十分賄えた。他にシソやミョウガは適宜取り放題。不作はゴーヤで、なにせ1本/夏しかできていない。 毎年思うが、全ての野菜が豊作なことはない。カボチャを作ってみた たぶん10年ぶりくらいにカボチャを作った。カボチャも出来不出来の差が大きい野菜だから遠ざかっていたのだ。今年は良く採れた。4個できれば十分だろう。スイカを作ってみた こちらはもっと久しぶり。カボチャ以上に出来不出来の差が大きい。スーパーの小玉スイカの種を5月に息子が植えたのだ。結局スイカは大小6個採れた。しかも甘い。やってみるもんだな。スイカは夏場食べたくなるが安いわけではないので、非常によかった。トマトと夏きゅうり、小玉スイカは終了。ナスと秋きゅうり、ピーマン類、ゴーヤはまだ引っ張れそう。さつまいもは秋に向けてまだ伸ばす。さつまいもの余分な茎を切り、終了野菜を引き抜いた後に植えてみたが、さすがにもう遅いかな。(さつまいもは茎で増やす)
August 22, 2024
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