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昨年7月、>去年も7月の一大イベントを忘れていた。書いたころには9月になっていた。と書いたのに、また今年も忘れていた。6月までは、持ちネタの一つとして書かなければと覚えているのだが。我が家のメインスピーカー PASS LABORATORIES Rushmore のことだ。購入は2007年の7月、娘の誕生と重なるので忘れようがない。出産予定日の1週間前に、故ダブルウーハーズ会長と店舗試聴に行ったくらいだから、今思えばずいぶん呑気だった。出産と大型スピーカー購入を並行して考えていたのだから。(例によって、Blogの公開順序は時系列ではなく、随分入れ替わっている)新生活で、本来ならば蓄えるべき時期だったのに。住宅購入直後で住宅ローンの方がはるかに金額は大きかったから、逆にオーディオに対する金銭感覚もバグっていたのだと思う。実際、Rushmore は一括で購入した。その Rushmore も、ここ2年は本当に出番が少ない。子どもの受験、親の介護、そして母の葬儀と、いろいろあったから。配慮と気分の両方から、大音量再生や長時間リスニングを避けてきたのだろう。昨年末の日記 Rushmoreに蜜ろうをかける で、「2025年は過去10年で一番 Rushmore(というかメインシステム)の稼働時間が短かったかもしれない」と書いていた。それが2026年の今も続いている状況だ。Rushmore が鳴らないということは、そのシステムの一員である CH PRECISION C1 + X1 も AYRE K-1Xe も活躍していないということになる。最も、同じ部屋にある AE2 Signature の出番はむしろ増えたので、オーディオそのものから離れていたわけではない。もったいない。音に不満があるわけではないのに。Rushmore のエンクロージュアはオーナーズ・マニュアルで「神殿」に喩えられている。独特のラウンドデザインもさることながら、その荘厳さと圧倒的なスケール感を象徴する名前なのだろう。神殿 Rushmore を部屋に置いているだけで空気が引き締まり、空間そのものが少し特別になる。音が鳴り始めると、その空間はようやく完成する。20年近く付き合ってきた今でも、そんな気持ちにさせてくれるスピーカーなのである。やはりもったいないな。
July 15, 2026

野菜は苗か種が全て、つまり素材が10割だと思う。土づくり、水やり、害虫対策など、その後にやることはいくらでもある。だが、素材の悪い苗にどれだけ栄養を与えても大きくはならないし、多くの収穫も望めない。これが家庭菜園歴20年の結論だ。悲しいかな、苗には親ガチャがある。そうすると、良い苗を選ばなければならない。苗の見分け方はインターネット上に情報があふれているが、もっと簡単なのは、生産者や生産会社(ブランド)を決めてしまうことだ。自分はもう何年も、同じ大型DIY店の園芸コーナーで、同じブランドを8割、チャレンジ枠を2割の割合で買っている。今年は順調と言いたいし、実際そうなのかもしれない。ただ、5月末以降の茨城は曇りの日が多く、雨も少なくない。その影響なのか、昼も夜もずいぶん涼しい。7月上旬でもエアコン稼働ゼロというのは、ここ何年かでは今年くらいではないだろうか。どうも収穫のピークは、例年より数週間後ろ倒しになっているのかもしれない。(ピークが来なかったりして…)同じブランドの4苗パックを買っても育ちに差はある。大・中・中・小のような組み合わせになっていることが多く、一苗くらいはハズレが混ざっているからだ。そこを見極めながら今年も植えたわけだが……。下写真は、タキイ種苗のロングセラー・夏秋キュウリ「夏すずみ」の葉。病気に強く、高温期でも実つきが安定しているため、家庭菜園では非常に人気の高い品種だ。日当たりに差のない二か所に並べて植えたはずなのに、左だけ葉がやたら大きく、枚数も多い。他とも見比べると右が普通だと思う。素材が10割と言っている自分でも、この差がどこから来るのかは分からない。肥料の効き方に偏りがあったのか。思った以上に日当たりに差があったのか。こういうムラも家庭菜園の面白さで、所詮、謎は解けない。それに、左の葉が大きいからといって、収穫まで比例して多いとは限らない。花つきから逆算すると大きな差はないようにも見えるし、逆に葉ばかり茂って意外と早く勢いを失うのかもしれない。
July 14, 2026
お寺で母親の新盆を終えた。大変ありがたいことだ。それに法事は初体験ばかりで、本当に学びがある。自分の仏教知識は、乙女座(バルゴ)のシャカ止まりだからな。(お盆も長野は8月で、自分もそれに長く馴染んでいたから、7月に行う新暦のお盆にはやや違和感があるが。)一周忌まで、法事としてはこれでひと段落……ではない。お墓を決められていないからだ。納骨か……。これから先のことを考える年代の人は「墓」、そして少なからず相続人に宗派を伝え、埋葬地も決めておいた方がいいと思う。遺族にとって、墓は大きな負担になる。そしてその裏で、母の相続も動いている。相続税の基礎控除額は3,000万円で、法定相続人は父と私・弟の3人。つまり基礎控除額は「3,000万円+600万円×3人=4,800万円」である。簡単に言えば、遺産総額が4,800万円以下であれば相続税はかからない。あとは3人で遺産分割協議を行えばよい(法定相続分どおりなら父が1/2、兄弟がそれぞれ1/4)。だいたい預金も株も、3,000万円を超えるような総額はない。ところが。状況が変わった。自分たち兄弟が全く知らない土地を、父も母も複数箇所所有していた。どれも、いわくありげで、行ったこともない場所ばかりだ。地目も「原野」か「山林」。カーテンのかかった本棚から権利書を見つけ、兄弟で頭を抱えた。封書を紐でグルグルに縛ってあったところから、誰にも見られたくなかったのだろう。前回書いた闇の書類一式がこれらだ。土地の購入時期は昭和40〜50年代だった。当時の勧誘資料も残っていたが、原野商法に引っ掛かったのだと思う。購入も銀行振り込みではなく現金のやり取りのみ。しかも個人名で領収書を発行し続けるような、一目で怪しいと分かる相手だった。それなのに10年以上も関わり続けていたようだから、いいカモだったのだ。支払記録を追っていくと、その総額は1,000万円を優に超えていた。"知らない土地"の存在に気づかなかった理由は、固定資産税の請求を(少なくとも両親とも体調を崩してからの2年間は)見たことがなかったからだ。固定資産税が課税されない理由はいくつかあるが、思い当たったのは、課税標準額が30万円未満で免税点以下だったこと。そんな土地に昭和の1,000万円超を支払うとは……。権利書に記載された住所を検索してみたが、区画整理されたのか住所自体が見つからない。本当にそんな土地はあるのか。あったとしても境界が明確なのか。それとも権利書そのものに問題があるのか。こんな土地なら、いっそ存在しない方がありがたいくらいだ。母は2,000年を過ぎた頃になって、ようやく詐欺ではないかと疑い始めたらしい。きっかけは原野商法を報じる新聞記事だったのだと思う。母の手書きのメモとともに、その頃からの新聞切り抜きも見つかった。主導者が父だったことは間違いないので、さすがに相談していたようだ。しかし父は頑として詐欺だとは認めなかったらしい。父の性格からして、プライドが邪魔したか、世間体を気にしたか、いずれにせよ投資の失敗を受け入れられなかったことは容易に想像できる。だから警察にも届けていない。もう時効はとっくに過ぎている。一方で、神経の細い母が、この闇を50年も抱え続けたのは相当な心労だったと推察できる。自分たちが亡くなれば全て明るみに出ると分かりながら、詐欺の経緯も犯罪組織も怖すぎて、子どもにも相談できなかったのだろう。それでなくとも、子どもへの隠蔽を指示したのも父だった可能性は極めて高い。振り返れば、母がケータイの導入やメールを異様に怖がったとかネガティブ思考とか、案外ここら辺がきっかけなのかもしれない。そして母が亡くなった今、父に土地の件を尋ねると、バツが悪かったのか、記憶が曖昧なのか、それとも90歳を超えて尚くだらないプライドがあるのか、権利書も領収書も残っているにもかかわらず、「そんな大金を払っているわけがない」「何ヶ所も買っていない」「買い手がいるなら売ればいい」と開き直った。本当に腹立たしい老人だ。こんなのが自宅にいたら二次被害に遭いかねないから、老健にいるのが不幸中の幸いか。ただこの後に及んで、父を責めても得るものはない。お金が戻ってくるわけでもない。それでもいずれきちんと話をせざるを得ないだろう。ゆくゆくは相続土地国庫帰属制度を頼ることになっても、誰かが引き継がなければならない土地なのだから。まさに負動産である。この問題が出てきたことで、単純に母の遺産を分けられなくなった。権利関係の整理や相続登記も必要になる。自分たち兄弟だけでは手に負えず、専門家(士業)に依頼するしかなくなった。
July 13, 2026
>55X9400S は画質は特に文句をつけるところはない。ただし音質は褒められない。それにあらためて気づいたのは、5/31の嵐の解散ライブの配信だった。配信は数十万人規模とも想定されていたようで(正確な視聴人数は非公開)、一般的な嵐のファン向け。だからハイレゾ配信でもマルチチャンネル配信でも何でもなかった。うちも娘が自ら申し込んだ。ライブは誰もが大音量で味わいたい。うちもそうだったが、そうすると普段は気にならない 55X9400S スピーカーの物足りなさが非常に目立った。嵐の映像が華やかだっただけに。こんなことがきっかけになるなんて。サウンドバー情報を求めてOTOTENに来る人は、多くはないと思う。注目ジャンルではないし、家電量販店の方がはるかに種類もあるからだ。それに展示はあっても接続されていないことも少なくなく、デモ時間にもなかなか巡り合わなかった。それでもサウンドバーに対する各社の"推し"や新しい方向性が、なんとなく見えてきたような気はする。SONYのサウンドバーと左右独立スピーカーによる3ユニット構成のワイヤレス・ホームシアターシステム BRAVIA Theatre Trio は面白いと思ったし、(新製品ではないけれど)YAMAHAのハイエンドモデル SR-X90A もとてもよい。OTOTENでは、色々なブランド、製品に触れられてよかった。もっともサウンドバーに30万円を出すならば、別の選択肢という自己矛盾も生じるか。ドルビー・アトモスといえば、昨年導入したDENONのAVアンプ AVR-X3800H の後継機種となる AVR-X3900H も発表になった。モデルチェンジは4年ぶりとのこと。AVR-X3900H の展示はあったと思うが見てこなかったし、次もDENONの同ランクの製品を選ぶかと言われると、まだ分からない。もっとも、AVアンプを買い替える日は当分来ない気もする。
June 22, 2026
一年前のOTOTEN2025の時、こんなことを書いていた。>OTOTEN2025の週末、そんなことを忘れて父親の介護の要件を入れてしまった。>もう一週間ずらしてもよかったのだが、複数箇所 見学予約をしてしまったのだ。そうか、昨年は父の施設を探しをしていたのか。あれから1年。施設は決まったものの、介護そのものが終わるわけではない。父の介護は今も続いていて、今年のOTOTENの6/19は外来受診の付き添いと重なった。その日はプレミアムデーと銘打たれた新しい試みの有料公開日(1,100円)で面白そうだったのだが、父の病状と医療機関の予約が最優先なのでやむを得ない。しかも付き添い先は、遠からず今のクリニックから大学病院へ移ることになりそうだ。当事者にとっても付き添う側にとっても、大学病院通いは色々な意味で負担が大きい。できれば避けたかったのだが……。OTOTENでもIASでも、ショウにはなんとなく目的があることが少なくない。昨年は Dolby Atmos 導入のため> ドルビー・アトモス/イマーシブル・オーディオを中心にした試聴だったし、このテーマは今年も継続している。違うのはオーディオルーム用ではなく、リビングの有機EL TV REGZA 55X9400S のためのサウンドバー探しであることだ。55X9400S は画質は特に文句をつけるところはない。ただし音質は褒められない。スピーカー部に力を入れてはいるのだろうが、高画質大画面と音質と音量がマッチしていない。前々からわかってはいたものの、TV番組を見ていると、音にはすぐに慣れてしまう。家族からの不満も出ない。テレビの音なんてこんなものだろう、という感覚は誰にでもあるのだ。
June 21, 2026

> ジャガイモは植え付け後、約100日を収穫目安とするのが一般的だ。> 前倒しはなかなか難しいと思うので、収穫は5月下旬だろうか>(2/15の100日後は5/26)。その100日を過ぎること10日あまり。メイクイーンを収穫した。葉はもう少し枯れてからの方がよさそうではあるものの、週末の天気予報が曇りや雨だとそうも言っていられない。5月中には30度を超える日もあったが、6月に入ってからは、特に夜間がずいぶんひんやりするようになった。イモの成長も、もう大きくは望めまい。今年はちょっと植え方を変えて> 三分の一は新しい「埋めない法」、三分の二は通常どおり畝に植えた。とした。埋めない法とは、カーメン君ガーデンチャンネルで紹介された、土の上にイモを置き、マルチシートをかけ、シートと土の間にイモを作るという、にわかには信じがたい農法のこと。これで収量は確保できるのか。本当なら土寄せも芋掘りも不要になる。まず驚いたのは、ジャガイモが本当にシートと土の間にできていたことだ。考案した人はすごいと思う。土寄せ不要は作業的に大きなメリットである。芋掘り不要も利点ではあるが、掘る楽しみも捨てがたいので、その点はイーブンだろうか。デメリットももちろんある。まず、シートをめくった瞬間にアリがびっしりいたこと。これは少々引いてしまった。マルチと土の間に巣を作るとは考えていなかったからだ。また、シートを二重にしたとはいえ、緑化したイモも見られた。さらに懸念していた食害もあった。アリはイモを食べないだろうが、ナメクジやダンゴムシをゼロにはできないわけで、この点は普通の植えの方がかなり有利に思う。イモは全体的に小ぶりだった。総収量は、通常植えの3/4程度だろうか。葉があまり茂っていなかったので、これは想像できていた。総評すると、「埋めない法」は悪くない。アリについては、他では聞かないので、たまたまだろう。一方で、種イモを土の上へ置くのではなく、低い畝を作り、ごく軽く埋めたうえでマルチを張るようなハイブリッド方式でもよさそうだ。来年は試してみようと思う。もっとも、品種によって結果が違う可能性もあるかもしれない。一方、通常どおり畝に植えた方は豊作だった。当分メイクイーンには困らなさそうだ。
June 9, 2026

> 2026は、これが手のひらいっぱい取れるくらいになるだろうか。過去苦戦したブルーベリー。収穫できたのは、一昨年は2個、昨年は明確に書いていなかったが、多分20数個だったと思う。今年は更に倍は収穫できそう。鳥との勝負次第ではあるが、少なくとも手のひら一杯分くらいは取れそうな気がする。(樹高が高くなりすぎたジューンベリーは、もう競り負け気味でほぼ諦めた。実を食べに来る鳥たちの軽快な鳴き声が、この時期は毎日のように聞こえる。)まだ収穫が始まったばかりながら、味はまずまず。実の大きさにはばらつきがあるので、次は粒をもう少し大きく育てたい。茨城はブルーベリー狩りのできる場所も多いし、土地や気候的にも向いているのだろう。今までは単純に、自分の腕が足りなかったということだ。ブルーベリーはハイブッシュ系を3種を植えているが、鉢の大きさも置き場所もほぼ同じなのに、少しずつ樹勢に差が出始めた。最も弱い一本は、そろそろ諦めた方がいいかもしれない。挿し木は試してみたものの、一昨年も昨年もうまく根付かなかった。
May 28, 2026

自分は書きかけの日記を大量に"下書き"に放置している。「⚪︎⚪︎を買った」みたいな、いつ上げてもいい話よりも、使おうとすると時制に合わなくなる話の方が多い。⇩は3月に書いたのだ。昨年末は高市相場、年が明けてからも政権与党の衆議院選挙大勝で日本市場が沸いた。日経平均は3月9日に最高値を更新し、5万6363円を記録した。ところがだ。冷や水を浴びせるかのように、ここにきてアメリカ・イスラエルのイラン攻撃で株価は急落、しかもそこから毎日±1,000円以上の乱高下だ。情報が多面的かつ錯綜しすぎて、ボラティリティが高くなっていた。過去の日本市場と異なるところは、ベースが日経平均55,000円と、2年前の35,000円では、仮に3,000円落ちても全体に対する%が全く違う。インプレかくあるべし。自分は基本的には長期投資なので、前月比で相応にくらった。オーディオ関連株になどこだわらずに...3月9日から74日後の5月22日に、日経平均株価の史上最高値は6万3,339円07銭(終値)となった。この日は中東情勢の緊張緩和への期待などを背景に買い注文が広がったようで、取引時間中には一時6万3,432円41銭の高値を付けた。全く、3月9日の5万6363円から、74日で 7,000円近く上がるとは。それがわかっていれば、もっと張ったのに。>「趣味のお金は趣味で稼ぐ」と決めた自分自身のルールだ。>果てなく続くオーディオ製品購入の渇望に、自分自身で枷(かせ)をはめた。今回は「"オーディオ関連株"を売買してオーディオ製品購入に充てる」件の2026年版だ。前回はソニーグループ(6758)を例示したが、以降、ソニーはそこから30%以上下落してオタオタした。もっと安値で買っているのでマイナスになることはないが、それでも300株は売ってしまった。将来性のないオーディオ業界、ガチのオーディオ機器株は全くダメな一方で、半導体や電線は冴えまくっている。> 株はオーディオメーカーくくりにしてしまうと、悲しいかな株価の> 大幅上昇など望みにくいから、家電はもちろん、部品(半導体とか> クロックとか)や電材等も含めるマイルールは設定した。5/22時点の日経平均株価騰落寄与度ヒートマップを見れば、電気機器が+615.01、通信が+573.36でツートップだ。(以下、日本経済新聞HPより引用)アドバンテスト、ファーストリテーリング、ソフトバンクGあたりが押し上げている日経平均株価ではある。が、それでもそれらを構成する225銘柄のうち、オーディオ関連株くくりの中でも、電気機器は(ソニーは冴えないが)TDKも村田製作所も太陽誘電もパナソニックも、非鉄金属製品のフジクラも古川電気工業も三菱マテリアルも、今年は好調なのだ。いくつかは持っているから、オーディオ資金は当分困らないと思う。追記)2026年5月25日に、日経平均株価の史上最高値は6万5,158円19銭を記録した。
May 25, 2026
> 一方、オルトフォンの代表的製品であるMCカートリッジを使ったこと> がない。これは長い間、自分のオーディオキャリアの中で引っかかっていた。そんな中、オルトフォンからも6月の価格改定がアナウンスされた。円安も収まらず、世界的なインフレも考えれば、今後価格が下がることはないだろう。流石にここらへんが決断の時か。でも厄介な性格なので、上級機があるのに中途半端な製品で妥協すると、そう遠くない将来に買い替え欲求が高まる可能性が高い。そしてMCカートリッジ以外に、もう一つ使ってみたいものがあった。モノラル・カートリッジだ。今年の1月にもそう書いている。ただし、手元のモノラル・レコードの枚数からして、出番が少ないことは容易に想像できる。それは覚悟の上だな。オルトフォンのサイトを見て、いい感じの MC Cadenza Mono を発注した。MCカートリッジであり、モノラル・カートリッジであるから、欲求を満たす。MC Cadenza Mono の仕様は、MC Cadenza Red をベースとし、コイル巻芯の配置がステレオ仕様の×字状からモノラル仕様の十字状に変更されている。かつ、その左右方向に1チャンネル分のみのコイル巻線を配置することで、モノラル信号のピックアップにしているとのこと。モノラル・カートリッジとはいえ、SPUのようなガチモノラルよりは、ステレオの仕様変更の方が、聴くレコードのセレクションもしやすい。デザインもよく、アルミニウムカンチレバー/ダイアモンド針の仕様も魅力だ。オルトフォンならば、メンテナンス面でも信頼できるし、代理店が絶えることもないだろう。MC Cadenza Mono は、6/1の価格改定の対象商品で、5万円以上値段が上がってしまう。聴いたことは多分ないが、Cadenza シリーズなら十分よいと思う。ブランド力を信用しよう。原資となる株の含み益もまだある。MC Cadenza Mono の発注はつい先日のことなので、まだ手元にない。モノラルはサブ用途になるし、(針交換はあるかもしれないが)もう一生買い替えないと思う。さて、これでひとつ、王道を通れる気がする。先に書いた通り、家庭の事情でオーディオ熱 下火中である。Tidalは当然のように聴かず、契約したばかりのNetflixですらあまり見ていない。カートリッジ購入でオーディオ熱が再着火するとは思わない。今は一つずつ行動から。
May 21, 2026
Blogに少しだけ書いたが本当に色々あって、2月からオーディオはピタッとストップした。音を出す状況でもなかったからやむを得まい。無理に趣味に着火する必要もないので、自然発火するまで待つことにする。が、それとは関係なく物価は上がっていく。自分はオーディオマニアだが、「いい音を求めたい」というより「第一印象のいい機器を買いたい」「デザインのいい機器を置きたい」「有名な機器を使いたい」という欲求の方が強い。つまりは再生音よりも「買いたい」「使いたい」という自己満足が勝る。オーディオ製品マニアなのだ。製品を聴かずに、「思い出(印象)」「写真(デザイン)」「オーディオフェア」「ブランド」で買うことは多い。いわゆるミズテン買いである。AIによれば、ミズテンとは「現物を確認したり、詳しく下調べをしたりせずに、直感や評判だけで買ってしまうこと」を指すらしい。これは性格によるものだと思う。オーディオ製品だけでなく、買い物全般がそんな傾向だ。老後資金を投じる株や投資信託もだいたい同じ買い方だから、始末が悪い。メディアに釣られやすいということかも。自分もオーディオ歴は長いので、1980年代・90年代、オーディオを始めた頃の名ブランドへの憧れは強い。クオード、マーク・レビンソン、オルトフォンあたりは、気に入る・気に入らないにかかわらず、一度は通過しておきたいとさえ思う。そのオルトフォン、かつてはフォノイコライザー EQA-1000Tα を使っていた。でも当時のMCカートリッジ(ROKSAN Shiraz)が使いこなせずに、逆にフォノイコの EQA-1000Tα の方を売ってしまったのだ。今考えてもEQA-1000Tα はものすごくいい製品で、手放して後悔している一品である。このオーディオ製品高騰の昨今、程度がよく、かつ適当な価格な EQA-1000Tα の中古品はもう手に入らないだろう。一方、オルトフォンの代表的製品であるMCカートリッジを使ったことがない。これは長い間、自分のオーディオキャリアの中で引っかかっていた。各製品が購入候補に上がっては消え、上がっては消えを繰り返してきたのだ。求める音というより、「ブランドとして」欲しい。オルトフォンの試聴の音の記憶を辿ると、MC ANNA が好みだったくらいか。ただ、その MC ANNA も5年以上前に MC ANNA Diamond へと世代交代した。同ボディデザインは MC Diamond に引き継がれ、すでに国内ラインナップに ANNA の名はない。しかも全体的に価格が上がりすぎた。これまでオルトフォンに限らず高額カートリッジをいくつも自宅で聴いてきたが、音以前に、50万円を超える高額製品は(音は素晴らしいが)緊張してしまって扱えないとよく分かった。ダイヤモンド・カンチレバーのような繊細なものだと、自分のような雑な扱いでは怖くて気軽に針を落とせない。針交換も30万円超えとか、ちょっと自分の感覚と違う。これは価値観の話で、簡単には変えられらない。オーディオ歴とは別の話だ。今使っている AUDIO-TECHNICA AT-ART20 の、30万円台のボロン・カンチレバー製品が、自分にとってのいい塩梅なのだと思う。ちょっと話は続く。
May 19, 2026
>まずはそれらを済ませ、その後に金融機関対応へ。四十九日などの法要、>相続手続きと続けようと思う。専門家の力も借りないと厳しそうだ。母の葬儀の際にこう書いたが、実際にはもっと細かくやることが発生する。役所の対応年金事務所の対応葬儀や法要費用の支払いの家族協議(経緯書の作成)葬儀費の支払い証券会社に死亡連絡通帳から引き落とされるもの(保険、カード)の停止連絡・手続き四十九日法要の日程・場所決定位牌の発注法要の案内香典返しの決定・発注などである。少なくとも忌中に絶対必要なのは最初の1、2程度で、あとは各家庭の状況や宗教によって変わると思う。相続手続きなどは、この後で進めることになる。(ただし、法定相続人が相続放棄する場合は3ヶ月以内)母は遺言書を残さなかったため、父との相続合意がスムーズにいくかどうかが一つのポイントだと思う。一方、実家で書類整理をしていて、気づいたことがあった。父母自身が手をつけたくなかったことが、なんと40年以上放置されていたのだ。専門家に相談した形跡も、まだ見つけられていない。心配性だった母である。ずっと心の棘となっていたと想像できる。そして黙り続けた。とはいえ先送りされた問題に対峙するのは、結局 当人達より後に残る子どもで、悩ましい宿題が一気に表に出てきた。闇の書類一式はぐるぐると紐で括られていたので、徹底的に失態を隠したかったことがうかがえた。当時主導していたであろう父の責任は大きいが、今の年齢と病状となっては記憶違いも多く、把握は難しいと思う。それでなくとも、昔から去勢を張る人で、自分が若かった頃のミスは認めないだろう。こうなると(もう叶わないが)叔父のように遺言書を残し、遺産整理しておいてほしかった。ちなみに、仮に遺言書を書かないとしても、残された側としては、少なくとも短期的に、以下は明確にしておいてほしいと感じた。これだけで喪主の負担はかなり変わる。宗教及び宗派、希望なしならなしで意思表示死亡連絡してほしい人銀行口座、証券会社口座以外の財産お墓、埋葬方法、埋葬地自分ははっきりさせておこう。四十九日法要は、戒名をつけていただいたお寺で無事に終わった。わけあってお墓を決められていないので。納骨は先の話。ここまでは葬儀会社のサービスの流れに乗った形だ。これからいよいよ「相続」と「お墓」という、本丸に入る。お墓に期限はないが、相続には10ヶ月という期限がある。
May 17, 2026
こんなBlogに書くよりも、通販先サイトの商品レビューに書いた方がよほど有用だとは思うが、一応。> MATIMARUの不織布コンポストの続報だ。前々回報告は購入時の2025年7月だった。次が9月。複数回は出来上がった堆肥を土に漉き込み、中身を空にした。だから野菜を作るための肥料は購入していない。つまり非常に役立った。今育っている野菜も、コンポストの肥料のお陰かもしれない。あれから7ヶ月以上が経ち、冬を超えた。秋には落ち葉が大量に出たし、野菜の残渣も多かった。サツマイモのツルなんて手に2回抱えるくらい。それら全てを不織布コンポストにぶち込んだ。草も抜いたし、刈った。春は春でバケツ何倍分もの花びらを咥え込んだ。米ぬかも発酵促進剤も基材商品も入れた。それでも裁ち鋏を入れて少し細かくし、かつ時期をずらすと、57Lのコンポストは全く一杯にならなかった。残渣自身の自重(重さ)がかかるので圧縮されるし、水分も抜けるし、分解されて体積は小さくなっていくからだ。つまりコンポストは大変良いものだ、とわかった。一方で、MATIMARUの不織布コンポストを一年弱使ってわかったことがある。容量 57Lは大きすぎた。我が家は一軒家なので、それなりの落ち葉も草もあるが、それでも57Lは大きかった。隙間がある方が撹拌しやすい利点はあるけれど、この下のサイズの33L、24Lで十分だ。というか、それを複数個持つ方が、よほど効率よく作業できると思う。 ファスナーはダメ(要改善) 不織布は極めて丈夫である。嫌な臭いもしない。ブラックを使えば汚れが目立つこともないだろう。コバエのような虫は0にはならないが、不快な数ではない。宣伝文句に嘘はなかった。 一方で、MATIMARUの不織布コンポストは残渣を入れるためには、あるいは肥料を出すためには、ファスナーの開け閉めがメインの構造である。しかもファスナーが円を描いているので開けづらい。このファスナーがどうやってもゴミを噛み、開かなく/閉められなくなってしまう。 ファスナー異常で、不織布コンポストは結局2年目は迎えられずに、使い捨て商品になってしまった。 鉄製品はダメ(できれば改善) ペレットとか、ところどころ鉄が使われている。屋外商品であり、半年で錆びてしまった。ファスナーほどのダメージではないが、改善してほしい。というわけで、良いものだったのにファスナーが壊れたばかりに使えなくなってしまった。時期的にすぐに、スナップエンドウやジャガイモの残渣が出る。2代目不織布コンポストを探しているところだ。
May 14, 2026

経験上、夏野菜の収穫量を上げるには、ナスでもキュウリでもトマトでも、ゴールデンウィークまでには植えた方がよい。4月中旬を過ぎるとさまざまな苗が出回り始めるし、プラスチック製の苗ドームを使えば防風・防寒もある程度対応できる。なぜ早く植えると育ちがいいのか。はっきりした理由は分からないが、初期の生育期間を地面で長く確保できるからだろうか。子育てと同じか?ただし、土地に空きがない。植えた春ジャガイモは収穫がどうしても5月下旬〜6月上旬になる(今年の目安は5月26日頃)。加えてスナップエンドウも5月中旬までは十分収穫できるため、理想通りにはいかない。スナップエンドウの支柱やネットもキュウリと共用しているからだ。花付きが落ちた株から順に引き抜き、キュウリに植え替えていく方法もあるかもしれない。連作についても、本来は避けたいが、この広さではやむを得ない。今年は玉ねぎを植えなかったので、間隔をしっかり取っても苗6本分ほどの空きがあった。それでもナス4本とピーマン2本が限界か。体がうずいて、ホームセンターへ向かった。ナスとピーマンに加え、鉢植えでも大きく育てられるゴーヤ、それにサツマイモ(紅はるか)を購入した。毎年ではないが、今年は高さ10cmほどの畝も作った。先に畝に植えたジャガイモは、葉はよく茂っている。肝心のイモは掘ってみないとわからない。昨年はナスとゴーヤが大豊作だった一方、キュウリは平年並み、トマトとピーマンは期待に届かなかった。今年はどうなるだろうか。そうそう、久々のいちご(よつぼし)は、結局4粒ほど採れた。味は店頭品にないくらい甘かったが、この収量では流石に....。観賞用としてはいいと思う。今はツールが伸び回っている。
May 9, 2026
そこそこ長かったGWだが、忌中でもあり、あまり騒ぐのもどうかと思った。それに3月に長崎旅行をしたこともあって、2ヶ月後に遠出もしにくい。近場で...アウトレットでも行くか。久しぶりに三井アウトレットパーク木更津でもどうだろう。コロナ禍前に行ったきりだと思う。電車で行く、高速バスを使う、あるいは圏央道で遠回りするなど、いくつか選択肢は考えたうえで、当日の渋滞情報から最短距離・最短時間の、首都高〜アクアラインで行けると判断した。朝7時半に家を出た。これが完全に読み間違えた。羽田空港付近からまったく動かない。驚くほど動かない。ナビで見ると海ほたる周辺までが詰まっており、いわゆる海ほたる渋滞のようだ。みんな、そんなに行きたいのか、海ほたる。羽田の時点ですでに出発から3時間。この先の見通しも立たないとなると、さすがに心が折れた。というより、薬の影響もあってトイレが持たない。この先アクアラインに突入するとSAもない。渋滞を理由に目的地にたどり着けなかったのは、20年ぶりくらい。みんな、すまん。首都高を引き返すことはできないので、行き先を羽田のさらに先、川崎方面に変更した。とはいえ、急に行き先を変えても観光先は思い浮かばない。横浜の実家も考えたが、鍵を持ち合わせておらず入れない。川崎大師くらいか。川崎大師、そう、自分がまだ実家に住んでいた頃は、両親と初詣といえばここだった。今でも日本有数の参拝者を集める場所だ。参道では、飴を切る包丁のカンカンという音がリズムを刻み、金太郎飴や咳止め飴を売っていた。だるまも買った記憶がある。家にはだるまがあった。懐かしい。ただ懐かしいのは「川崎大師に参拝した」と「飴が有名」と「だるまを買って帰った」ということだけで、参道を歩いても、境内に入っても、お寺を見ても、全く何も思い出さなかった。周囲の景色が変わったのか、それとも単に自分が忘れてしまったのか。40年も経てばそんなものかもしれないけれど、何度も来たはずなのだが。参拝し、御朱印をいただいた。次に来るのはいつだろうか。こういう出先のアクシデントの方が記憶には強く残る。今日の景色も、この先ふとしたときに思い出すかもしれない。ちなみに——。三井アウトレットパーク木更津にたどり着けなかったのがあまりに悔しく、翌日あらためて挑戦した。圏央道経由で遠回り(40kmほど余計に走る)するルートだ。7時半に出発して、10時過ぎには予定通り目的地に到着できた。この日は強風でアクアラインが封鎖された日でもあった。千葉市内もその影響なのか大渋滞で、結果的に遠回りは正解だった。アウトレットでは鬱憤を晴らすように爆買いした。この圏央道ルート、帰りに酒々井(しすい)プレミアムアウトレットにも寄れることに気づき、実際に立ち寄ってみた。酒々井は、よく行くあみプレミアムアウトレットと同じ運営会社で、レイアウトにも馴染みがあり回りやすい。同日に2か所のアウトレットを回ってみて気づいたが、同じブランド(たとえばDIESELやCAMPER)でも、品揃えは似ているようで違う。イベントによって値段も違いそう。つまり、どちらが正解ということはなく、近い方から攻めるのが正解なのだと思った。木更津が店舗数が多く観光にもよいが何せ遠い。酒々井の方が自宅からはだいぶ近いので、今後はこちらを積極的に使うとよさそうだ。いい発見だった。
May 7, 2026

> そして何よりゆずに金柑が実ったら面白いではないか。金柑は大きめの鉢に植えてあり、実をつけるまで何円もかかった。ゆずも時間がかかったのは同じだが、地植えは何せ大きくなる。そして樹勢が強い。この樹勢に金柑もあやかりたい。昨今YouTubeという便利な勉強先があるので、この手のことを調べるのは難しくない。民間ではなく、東京都島しょ農林水産総合センターのカンキツの接木を参考にした。必要な資材も資材(ポリビニール系の接合テープ、メデールテープ、癒合剤や樹木切り口保護剤であるトップジンM ペースト)もこのサイトの紹介の通りのものを発注した。2年前のYouTubeなので今は新製品が出ているのかもしれないが、公共機関の実績に頼ろう。1. 3月くらいに穂木を取る。作って冷暗所に保管する。2. 穂木を鋭角にカットする。3. 節電面にかからないようにメデールテープを巻く。4. 台木に切り込みを入れる。5. 入れた切り込みに穂木を刺し、接合テープを巻く。6. 差し込み口にトップジンMを塗る。7. これを複数行う。と書いてみれば簡単だが、やってみると難しい。テープを巻くにしても経験が必要だった。本来は台木の不要な枝葉を落とした方がよいそうだが、ゆずを丸裸にもできない。また、ゆずと金柑の枝の太さが違いすぎて(穂木が細い)、うまくいくかどうか。答えが出るのは1年以上後、実を付けるとしたら2年後となる。いずれにせよ、何回もチャレンジしてみるつもりだ。
May 5, 2026
柑橘類は、植えてから実がつくまで時間がかかる。一旦結実し始めると安定するのだが。その柑橘類、接木ができると昨年TVで知り、非常に興味を持った。うちのゆずではない柚子は、2025年は超好調で、味はまた変わってエグ味はさらに減った。そして非常に丈夫だ。この丈夫な枝を間借りし、金柑を継げないだろうか。鉢植えの金柑もたくさん実ようにはなったが、鳥に目をつけられたようで、遠慮なく食われてしまう。ゆずに紛れさせれば鳥に食べられないかも、そして何よりゆずに金柑が実ったら面白いではないか。うまくいけば、だが、柑橘類の接木には以下のメリットがあるとAIは回答した。収穫までの期間を劇的に短縮する種から育てる実生苗(みしょうなえ)とは異なり、親木の成熟した細胞を移植するため、結実までの年数が大幅に早まる。早ければ翌年には収穫が可能だ。強健な根による環境適応力の向上鬼ゆずは寒さや土壌病害に対して強い耐性を持つ。この根系を土台にすることで、金柑単体で育てるよりも冬の寒さや根腐れに強い個体へと進化する。コンパクトな樹形での多収穫(矮化効果)鬼ゆずを台木にすると、枝の徒長を抑えて樹形を低く保つ「矮化(わいか)」の効果が得られる。限られたスペースでの栽培が容易になり、収穫や剪定の管理コストも激減する。養分吸収の効率化による果実の安定鬼ゆずの強力な吸肥力を金柑へ供給することで、果実の肥大が促進され、収穫量が安定する。生理落果の軽減も期待できる。1本で2種類の収穫が実現する鬼ゆずの枝を一部残して接ぐことで、同じ木から「巨大な鬼ゆず」と「小さな金柑」を同時に収穫できる。鑑賞価値と実用性を兼ね備えた唯一無二の樹木が完成する。💡 結論:鬼ゆずは金柑のポテンシャルを最大化させる最高の土台である。必要な資材を買って、やってみよう。
May 3, 2026
半年以上前に自分が受遺者となったことを書いた。それが今どうなっているか、報告しようと思う。「受遺者」とは遺言書に遺贈先として記載されている人のことで、「遺贈」とは法定相続人以外の個人や団体に財産を無償で譲る行為を指す。亡くなったのは叔父で、自分は法定相続人ではない。ただ、叔父の遺言書に、預貯金のうち⚪︎分の1を自分に遺贈する、と記載されていたのだ。ありがたいことだ。> 漫画やドラマで、「遠くの親戚が亡くなって遺産が舞い込む」> みたいなシーンがあると思う。そんな体験をする人は極めて少ないこういう経験は本当に少ないと思う。少し前に、遺言執行者である司法書士から、遺言執行および相続手続きに関する書類が届いた。故郷の家庭裁判所で検認を受けた、叔父の自筆の遺言書(写)が同封されていた。母は遺言書を残さなかったし、実物を見るのは初めてだ。普通に生きていたら、遺言書もドラマや映画でしか目にしないものだろう。立派な遺言書だった。頭が下がる思いがした。感動を意図した文章ではないのに、読んでいて心に沁みた。財産の分け方、遺贈の内容、ご自身の葬儀や納骨のこと、先に亡くなった奥様への思い。遺言書とはここまで人の心を打つものか。終活とは本来こうあるべき、と一つの目標にもなった。遺言書は亡くなる直前に書かれたと思っていたが、令和3年に作成されていた。つまり、亡くなる何年も前から整理されていたのだ。これが考えるのは簡単だが、なかなか実行できない。すごい人だと思う。(比較するのは気が引けるが、それに比べて、口だけで何も実行できなかったうちの両親は…と、どうしても頭をよぎる)記載されている相続人・受遺者の中には、その後亡くなった親族も含まれている。相続人の合意に基づいて分割方法を決定し、遺言の執行と並行して手続きを進めるとのことだ。その合意に関する手続きは済んだ。遺言書に記載された相続・遺贈の内容に、同意しない人はいないだろう。本件はあと数ヶ月で全て終わる。遺言者である叔父の意思を、できる限り尊重したいと思う。そして帰省して、お墓参りするつもりだ。
May 1, 2026
3月のことだが、動画配信サービスをHuluからNetflixに乗り換えた。長らく我が家の動画配信はAmazon Prime VideoとHuluの二本立てだったが、Huluは見たいものはひと通り見てしまった感がある。Amazonも、他サービスと重複する作品は少なくないものの、Prime Musicや配送サービスを考えるとやめる理由にはならない。となると、やめるのはHuluだ。そもそもHuluは、息子がダウンタウンの番組を見たいと言ったのがきっかけだったくらいだから。ただ切り替えるにしても、娘の受験期でもあり、その他も何かと慌ただしく、半年以上決心がつかなかった。それに受験生の目の前にNetflixをぶら下げたら、夢中になっていたに違いない。動画配信サービスはいくつもあるが、Huluの後継はNetflixと決めていた。ラインナップもそうだし、オリジナル作品も魅力的だ。『ウェンズデー』『イカゲーム』『サンクチュアリ』『地面師たち』『極悪女王』『全裸監督』——このあたりは外せない。さらに『九条の大罪』『イクサガミ』、『PLUTO』『T・Pぼん』『ULTRAMAN』『ONE PIECE』『三体』と、見たいものはいくらでもある。今後 実写版『ガンダム』も予定されているし。ハードはFire TV Stick 4K。Wi-Fi接続で、簡素な電源部ではあるので、マニア的に画質や音質を追い込むには向かないのだろう。ただ、安価なFire TV Stickで環境を揃えることで、各部屋で共通の操作にできるメリットの方が大きい。何より普通に見られれば十分だ。実際、iPhoneでも満足して見ているくらいなのだから。実際、すでにいくつもの番組を見ているが、満足度は高い。今は広告付きスタンダード(月額890円)だが、広告なしのスタンダード(同1,500円)、4K対応のプレミアム(同2,290円)にしてもいいかもしれない。少なくとも音楽のサブスクよりは、家族の納得は得られやすいだろう。自分を取り巻く今の状況では遠出もしにくい。だからこそ、家の中の娯楽としてのNetflixには期待している。
April 16, 2026

葬儀の後、喪主あるいは代表相続人は慌ただしい。> 式が終わってから、役所の手続きも、金融機関対応も、相続も、> この後の法事も、とにかく色々ある。墓も買っていない。まさにその通りだ。また、ちょっと信じられないトラブルもあって、母親には誠に申し訳ないことをした。本当にごめんなさい。こんなことは、今後喪主になることがあっても 二度としないよう努めたい。式が終わると、まず役所の手続き、そして年金の手続きに入る。自分は恥ずかしながら、保険証の返還などの役所対応と、年金を止める手続きが別であることを理解していなかった。つまり市区役所と年金事務所では、手続きの窓口が分かれているのだな。まずはそれらを済ませ、その後に金融機関対応へ。四十九日などの法要、相続手続きと続けようと思う。専門家の力も借りないと厳しそうだ。並行してお墓探しも進めることになるだろう。生前に話していた墓所は、倍率が高いこともあって、入れていない。やることなすこと、ほとんどが初めてのことばかりだ。相続はプロの手を借りる必要もありそう。......終活はすごい大事だな。さて、しばらく家を空けていたら、アスパラガスがすでに生えていた。育ちが早く、穂が開いているものもある。今は細いが、これから太いものも出てくるだろう。昨年植えた新株からも芽が出ていた。ひと安心だ。そうでないと、高い根を買った意味が薄い。スナップエンドウも実をつけていた。白いきれいな花も数多く咲いている。今年は豊作だろうか。割と丁寧に育てたこともあって、強風で折れることもなく順調だ。実は大きいが、もう少し太らせてから収穫することにしよう。試しに1つ食べてみたら、歯応えがよく甘い。これから数週間、いや5月末までは十分は収穫が楽しめそうだ。
April 12, 2026
母親の有料老人ホームから電話があった。「最近食が細くなっている。声量も小さい。バイタルに異常はないし病気というわけではない。ただ、医者と今後の話し合いをした方がいいと思う」と。延命医療に関する意思表示はすでにしてあったので、月2回の主治医の問診日にアポを取り、電話を切った。その日の晩、母は亡くなった。就寝後、施設の方が気づいた時にはすでに息をしていなかったらしい。夜中にその旨 連絡があった。救急車を呼んだものの、年齢や現場の状況、持病を考慮し、病院には運ばなかったようだ。近所に住む弟も駆けつけたが、死に目には誰も会えなかった。施設に到着した主治医によって死亡確認がなされ、死亡診断書が書かれた。死因は老衰だった。母はコロナ禍で内臓の手術をして要介護となり、さらに2024年に大腿骨骨折で歩きにくくなって時間が経ったからか、自分でも不思議なくらい衝撃も動揺もなかった。悲しい気持ちも湧いてこなかった。もちろんホッとしたわけでもない。生前⚪︎⚪︎しておけばよかったというような思い残しもない。"無に近い感じ"だ。生前は、3月上旬に会ったのが最後だった。ベットで横になってばかりではなく、少し施設内の行事にも顔を出すようになったようで、安堵していたのに。活動範囲は広がったけれど、きっと今年の桜も見ずに逝ったのだな。葬儀会社に移送された母に会う前に、老健の父親に報告に行った。父は昨年10月に母に会ったのが最後だった。六十有余年の伴侶である。その死を取り乱すかと思ったら、現実を受け止めきれないのか、理解しきれないのか、「(自分の体調を考えれば)葬式には行けない」「俺より若いのに老衰とは」「あとは色々任せる」と、淡々として言葉少なだった。そんな中でも「お金がないから家を貸せ」とか「カバンを無くした」とか言い出すところが、回復基調とはいえ脳機能障害なのだろう。(翌日、老健に確認したら「元気がない」とのこと)その後、葬儀会社で母と対面した。エンバーミング(遺体衛生保全)された遺体は初めてではない。そしてエンバーミングは肌に独特の艶があるものだ。ただ、母はもともとシワも少なく若作りだったので、とても87歳には見えない。50代と言ってもわからないだろう。母は穏やかな顔をしていた。眠りながら逝けたならいいのだが。髪を撫で、冷たい手を握った。どうもありがとう、お母さん。コロナ禍以降、冠婚葬祭は本当に多様化した。葬儀会社と打ち合わせをしたが、初めてで分からないことばかりだ。喪主は自分が務めることとした。限られた時間で、色々判断していかねばならない。ご近所には連絡したが、葬儀の出席者は基本的には親族だけだ。高齢な両親がいつどうなるかわからないとは考えていたので、事前に葬儀に対する予備知識は入れていた。ただそれでも(場所柄もあって)葬儀会社の選択肢はあるようでない。火葬場はもっとない。ベースとなる葬儀プランを決め、オプションを追加していくと、家族葬でも本当に二百万円は楽に超えるのだな。最後だからきちんと送ってあげたいという意識も当然あるから、供花の追加とか、遺族ならすると思う。ちょうど娘の新しい門出である入学式が控えていた。弟とは"日程は生きている人優先で"、で落ち着いた。六曜や火葬場都合もあって、母の死去と葬儀の間に入学式が挟まる、下がったり上がったりの日程となった。これから葬儀となる。どうぞ無事に母を送り出せますように。式が終わってから、役所の手続きも、金融機関対応も、相続も、この後の法事も、とにかく色々ある。墓も買っていない。一つ一つやっていかなければ。
April 7, 2026

帰りは福岡空港にした。長崎空港からちょうどよい便がなかったからだ。そうすると久しぶりに太宰府天満宮に行きたい。それと天神散策以外に、家族全員の欲求を満たす適当な観光も思いつかなかった。JRハウステンボス駅から二日市駅に移動し、西鉄二日市駅まで5分歩くことで太宰府駅まで直接行ける。所要時間は2時間15分ほどか。このルートがYahoo!路線案内ではなぜか出てこない。博多や天神に出るよりずっと近い。街歩きにあたって、小型のトランクケース2つはホテルオークラJRハウステンボスから自宅に宅配してしまった。以前ならガラガラと引いて観光しただろう。ただ、今は旅行は時間を買うというか、楽を優先するようになった。福岡も梅の時期はとっくに終わって、桜が5分咲きくらい。多少肌寒いくらいの、いい季節の太宰府天満宮だった。あまりに思い出と違うモダンな「御本殿」の外観に驚いたが、2026年は124年ぶりの令和の大改修に伴う特別な仮殿なのだな。これは貴重なものを見た。いずれ湯島天神にも受験のお礼にいかねばならないが、太宰府天満宮を入り口と言うことで。その太宰府天満宮の隣には九州国立博物館がある。太宰府天満宮を訪れたのは、前回は10数年前の大学の同窓会旅行だった。が、この面々は知的観光を全くしないから、博物館が隣にあっても立ち寄らない。だから博物館は家族全員が今回初めてだ。九州国立博物館には教科書に載っているような品(火焔型土器とか三角縁神獣鏡とか)が展示されており、子どもたちも非常に興味を持ったようだ。もっと早く来ればよかったか。長崎では結構食べたいもの(名物)を食べた。ちゃんぽん、カステラ、トルコライス、佐世保バーガー、寿司、五島うどん等々。昨今、名物とはいっても取り寄せもできるし、店舗も多くてどこでも食べられるが、現地だからの意義もある。でも、ちゃんぽんは有名チェーン店のリンガーハットがうまいかもしれない。福岡でもいくつか食事のリクエストはあって、その一つがもつ鍋だった。天神で食べるつもりだったが、時間の都合でお昼ご飯として太宰府の参道でいただいた。この後も梅ヶ枝餅とか、ぐるぐる鶏皮とか、胡麻サバとか、明太子とか、食べて回った。天神も散策した。ただ、福岡はまた訪れることもあるだろう。1年ぶりの家族旅行は、いい旅だった。
April 5, 2026

関東圏でもハウステンボスの広告を見るので、訪れる人は少なくなかろう。朝8:30に長崎駅前から高速バスに乗ると、ハウステンボスには10時には着く。ただ調べてみると、長崎空港から直行か、博多から移動の方が便がよいのだな。関東からだと大半は博多利用だと思う。3月のハウステンボスなら、もうチューリップしかない。チューリップと風車という広告の風景を見ようではないか!素晴らしい晴天だった。行ってみて初めて知った、わかったことをランダムに。ハウステンボスには「ワッセナー(Wassenaar)」と呼ばれる居住エリアがあり、高級別荘・分譲住宅地である。住所は長崎県佐世保市ハウステンボス町。価格がどれくらいかは、不動産検索すればすぐにわかる。ハウステンボスにアトラクションはあるが、基本的には公園だと思う。TDLやUSJのイメージで訪れるとダメージを喰らう。特にコースター系はない。風車+チューリップのエリアは入り口すぐそばにある。そしてそこは広大とはいえない。広告写真はプロがうまく撮っている。エリア内奥にあるパレスハウステンボスのチューリップ畑の方が広い。そして、そのチューリップの広がる風景はどちらも素晴らしく綺麗。開場中に草花の植え替えをしていたり、修繕していたりする。これまたTDLと比較してはいけない。同様にサービスもTDLと比較してはいけない。オランダ発キャラクターのミッフィーと組んではいるが、やはりIP不足は否めない。ミッフィー(およびメラニー、ボリス等)と、クマのルーク&ルーナ、そして妖精ちゅーりーだけでは弱いよな。ただGW前にエヴァンゲリオン・ザ・ライドがオープンする。エヴァがいいならなんでもいいのでは。ハウステンボス内に割と大きい造成途中の空き地がある。長崎県がIR誘致のために確保していた区域だが、国が不採択にしたので、現在は具体的な計画もないのだとか。ハウステンボス歌劇団、素晴らしくよい。劇場もすごい。これまた検索してみると、歌劇団として劇場を持って定期的に公演しているのは、宝塚歌劇団とハウステンボス歌劇団だけらしい。これに人が集まらないのは非常に惜しい。シューティング・スターというジップラインがあった。距離は300mらしい。人生初ジップラインがハウステンボスとは。ハーネス装着も人生初...だったかも。すごい面白い。夜のショウ(今はシャワー・オブ・ライツ)がある。が、これまたTDLの花火やプロジェクション・マッピングをイメージして参加すると、ちょっとウソでしょ感あり。宿泊はホテルオークラJRハウステンボス。いいホテルだ。コンビニも温泉もあるし。オークラ系ホテルで作務衣(室内着)でウロウロできるとは時代も変わったな。JRで移動するならば、このホテル一択では。トリックアートは、場所を問わず面白い。なんだろう、これ。ケチもつけたが、結局10時間近く園内にいた。過度な期待は持たずに一度は行ってみるべきだ。チューリップはすぐに開き切ってしまうのに、その維持には頭が下がる。バラや他の花のシーズンもあるだろう。あと、ハウステンボス歌劇団、本当によい。近所に劇場 欲しい。
April 3, 2026

長崎なら軍艦島(端島)観光も面白そうだ。当然船で行くわけだが、運航会社は5社あり、基本的に午前・午後それぞれ1便ずつしかない。酔うことを考えると大型船の方がよさそうだし、天候次第では上陸できない可能性もそれなりにあるらしい。断念。次回があったら優先しよう。長崎は駅を含めて街は様変わりしていた。何せ九州新幹線が通っていなかった頃の長崎しか知らないのだ。昨年は長崎スタジアムもできた。ただ、それでも観光としては室内で楽しめる場所は多くなさそうなので、少し遠出することにした。この日の天気予報が降水確率80%だったからだ。島原半島を巡る温泉と歴史の旅、車で雲仙・島原はどうだろう。我々世代では平成2年の雲仙・普賢岳の噴火は記憶に残っている。島原は歴史で習った島原の乱で言うまでも無い。小浜温泉(塩化物泉)の海辺の足湯、雲仙温泉(硫黄泉)の地獄めぐり、そして島原城の五重天守閣と歴史資料館は、温泉・景色・歴史を1日で楽しめる人気のルートのようだ。Google Mapで見ると、小浜温泉、雲仙、島原城を回っても長崎市内から往復で約3.5時間。観光を含めても6時間あれば回れそうだ。ホテルは朝食で人気のドーミーインだったから、出発は遅めの方がありがたかった。(ドーミーインの夜泣きそば、アイス食べ放題、ヤクルト飲み放題、豪華な朝食は非常に評判がよかった)雨のドライブとなったが、全員初めての島原半島。運転時間も適当で、どこも楽しかった。歩く距離も長くなかったので、疲れもそれほど残らなかった。が、息子だけは不満だったかもしれない。彼は硫黄泉の匂いが大の苦手で、地獄めぐりは基本的にパスしたからだ。長崎に戻っても雨だった。レンタカーを返してから、歩いて有名な観光地の眼鏡橋へ。ここも稲佐山の三大夜景のように、日本三名橋だそうだが、さすがに無理がある。他2つの、東京の日本橋、山口の錦帯橋とは規模的にも比べてはいかんと思う。夕飯は中華街ではなく、浜町アーケードの佐世保バーガーにした。ハウステンボスには高速バス移動のため佐世保には立ち寄らないし、子どもにはちゃんぽんより中華料理よりこの方がウケる。
April 1, 2026

> 当時は長崎大学や嬉野温泉で仕事があったので、何回も行ったと思う。自分は長崎市内を観光した事があった。が、妻も子どもも初めてだ。最初は王道ルートがよかろう。長崎中華街に宿を取り、ネットで路面電車の一日乗車券を買った。朝から、グラバー邸、大浦天主堂、出島、平和公園、浦上天主堂、稲佐山と回った。詳細は省くが、グラバー邸は思っていたよりも全然よかった。長崎港の眺めはよく、庭園も綺麗。こういう公園や景色が楽しめる年代になったのだろうか。天気も非常によかった。長崎港に停泊中の客船やイージス艦もよく見えた。自分は教会の雰囲気が好きなので、グラバー邸そばにある大浦天主堂も、平和公園近くの浦上天主堂もよかった。浦上天主堂はもしかしたら初めてだったかもしれない。出島も初めてだった。そして何より予想外に素晴らしかったのが、稲佐山(展望台)だった。長崎は函館、神戸とともに日本三大夜景スポットとされる。摩耶・六甲エリアからの神戸の夜景はみたことがないが、函館山から見た函館の夜景は確かによかった。ただ、自分は観光としての夜景にはあまり惹かれない。今回も娘が写真を撮りたいと言わなければ、あるいは天候が少しでも悪ければ、山に登らなかったと思う。特に観光と天気の関連性は高い。この日の日の入は18:34。行ってよかった。登ってよかった。日が暮れてからの夜景はイメージ通り。灯りの数からして、函館と比べてどちらと聞かれたら函館に軍配が上がるかもしれない。それよりも東シナ海に(正確にははるか遠くの五島列島)に沈む夕日の素晴らしいこと! 夕日や朝日の最後の瞬間、緑色に一瞬だけ輝く現象は「グリーンフラッシュ(緑閃光)」と呼ばれるが、目視で夕日の中にグリーンを見たのは初めてだ。メガネの不調を疑ったくらい、くっきりとした緑! 一生忘れないだろう。(画像、映像には録れずだが、それでいいのだ)下山は下山で印象的だった。春休みで好天だったからか、インバウンド含めて登山客が多かったようで(行きは早めに登っていたので空いていた)淵神社駅までのロープウェイは1時間半待ち。しかも結構寒かった(苦笑 こういうトラブルは忘れないので、稲佐山は印象深い。
March 30, 2026
六十路近くなると、もうこの場所に来ないのでは、もう食べないのでは、もうやらないのでは、ということが増えてくる。老後を考えるからだ。例えば今回の長崎旅行。長崎空港を使ったのも、市内に泊まるのも、30年ぶりくらいな気がする。当時は長崎大学や嬉野温泉で仕事があったので、何回も行ったと思う。あれから機会なく長崎行きが30年に1回とすれば、次は90歳前後か。その歳だと旅行はしていない可能性が高い。いや、一泊や日帰りなら長崎訪問もあるかもしれない。ただ、今回は長崎に4泊もした。さすがに最後の機会だと思う。実は長崎は、毎年旅行先候補には上がりながら、毎回外れてきた。ここ何年かでいえば、場所の魅力で沖縄に競り負け、北陸新幹線の金沢・富山に負け、身近な海外である台湾に負け、USJの関西(大阪・神戸)に負け、香港ディズニーランドにも負けた。長崎はだいたい3〜4番手だったのだ。なぜ長崎が候補に挙がるかというと、ハウステンボスがあるからだ。大型テーマパークといえば、東京ディズニーリゾート、USJ、最近ならジャングリア(沖縄)やジブリパーク(愛知)、そしてハウステンボスあたりだろう。子どもが喜ぶ。ただしハウステンボスは、長崎市内からも福岡からもそこそこ遠い。花や風車の風景は有名だが、アトラクション系のパークではないので、2日間遊べる気がしない。周辺にも強い観光地があるわけでもない。加えて羽田・成田から長崎空港行きの便も多いとは言えず、旅程が限られる。つまり、茨城から長崎は、出かけるには少し中途半端なのだ。今回は計画がわりとギリギリで、逆に長崎が競り勝った。飛行機とホテルが空いていた。円安が進みすぎて海外旅行がしにくかった時期でもある。長崎空港から入り、市内観光、島原・雲仙、ハウステンボス、そして博多に抜けて福岡空港から帰る——そんな行程はどうだろう。息子も歴史で隠れキリシタンや出島を習ったらしい。実際に訪れれば、さらに興味も湧くだろう。それに3月なら、ハウステンボスのチューリップも満開で綺麗そうではないか。
March 28, 2026

いちごは、分類上は「野菜(果実的野菜)」だが、利用・消費面では「果物」として扱われる。農林水産省の定義では、2年以上栽培する木本・草本植物を果樹と呼ぶため、1年で収穫を終えるいちごは野菜に分類される。ここでは野菜として扱う。家庭菜園でも一般的なので、少なくとも年末には店頭に苗が並ぶ。スナップエンドウや大根などとともに、代表的な冬に育てる野菜だ。そのいちごは我が家では打率が非常に悪く、収穫できなかった。だからもう10年以上育てたことがない。数ができないうえ、実がついても路地栽培ではいろいろな生き物に食べられやすい。買った方が安くてうまいというのももちろんある。昨年末に一苗だけ買って、鉢植えしてみた。品種は「よつぼし」という。食べたことはないが、「甘味」「酸味」「風味」「うま味」の4つの要素が四つ星級であることが命名の由来のようで、濃厚な甘さと適度な酸味がバランスよく、コクのある豊かな香りが楽しめるという。どうせ育てるなら、店頭で見たことのないもののほうがよい。苗は普通に越冬し、3月中旬に可愛い白い花と小さな実をつけた。これは結構楽しみだ。家庭菜園は元を取ろうと思ったら、ある程度まとまった量を収穫しなければならない。いちごならば、少なくとも大粒で10粒は必要だ。それは無理そう。が、それだけが家庭菜園の楽しみではないので、経験を積んでいこうと思う。
March 21, 2026
義務教育を終えてからの、成人してからの、子どもの進路はドキドキする。と、自分が親になって初めてわかった。これが以前から、そして心からわかっていれば、要介護の老親にもっと感謝できたものを。こんなバカ息子を学費の高い私立の薬学部に進学させ、薬剤師の免許を取らせてくれた。薬学部受験の理由は特になかった。当時は「生涯困らない免許」が重宝され、「バイオ/アグリ」が流行っていたからだ。それなのにバカ息子は、その免許を使ったことがない。製薬企業に就職もしなかった。定期的に免許更新はするが、薬剤知識を更新していないから、この先も(つまりは)死ぬまで使わない/使えないと思う。大学を志望してから就職活動に至るまでの就職状況は、誰にもわからない。行きたい会社があっても、希望職種に募集がかかるかどうか。景気や社会情勢、技術革新、流行、そして雰囲気にものすごい影響を受けるのが就職なのだ。娘は、高校2年の頃からニッチな学部を志望していた。それだと大学の選択肢も狭まる。その学部に行かずとも志望業界に就職することはできると、大人目線で話もしたが、娘は昔から良くも悪くも自分の考えを変えない。最終的には当人が決めることだ。「志望業界の何になりたいのか」「何がしたいのか」まで高校で詰めたところで、情報の多い世の中だし、現実が見えてくれば思いも変わるだろう。大学や学部のブランドが将来のある程度を占める可能性はあっても、好き嫌いも得意不得意もある。大学受験システムは複雑で、古い自分にはよくわからない。大学入学共通テストを利用すると、その結果を使って複数の大学・学部に出願できるらしい。ここでケチっても仕方がないので、塾も受験もやりたいだけやらせた。非常に幸いなことに、そのニッチな学部と、予備的な一般的な学部の数校の合格をいただいた。よかった、よかった。そうしたら。一般的な学部に決めたと言うのだ。ええー そうなの? なんで?あの高校2年生からの、学校や塾を含めた進学相談はなんだったんだ? それならもっと違う大学の選択肢もあったのでは?と、喉まで出かけてグッと飲み込んだ。だいたい適当に進路を選んだ自分も、人のことを言えた義理ではない。でも、どうにかなっている。いざ人生の選択肢が広がるとそんなものか。娘が普段頑ななだけに意外だったが、学費がすごく変わるわけでも、通学場所が大きく変わるわけでもない。良しとしよう。進路は、最終的には当人が決めることだ。おめでとう。子どもの進路はドキドキするわ。
March 19, 2026
当時90歳の父親が心原性脳塞栓症で倒れたのは2025年1月31日のこと。あれから1年以上が経過した。その間に、3つの病院と1つの老健にお世話になった。怒涛の1年間だった。心の落ち着く時間はほとんどなかった。父と(すでに特別養護老人ホームに入っていた)母の介護が、頭をよぎらない日はない。双方の施設からの連絡は度々くる。何かあった時に家族へ連絡するのは、施設側の義務なのだと思う。例えば「転倒しました」「血圧が高いです」「肺炎の疑いがあります」「当人が⚪︎⚪︎を訴えています」「転院して精査しますか」「発熱が続いています」「褥瘡の相談をしたいです」「面会に来てほしいです」「手紙が欲しいです」「⚪︎⚪︎を買いたいです」「⚪︎⚪︎を購入してください」「リハビリ計画を合意したいです」などなど。その度に判断や行動が必要になる。連絡は基本的に8:00〜18:00の、先方の勤務時間帯に来る。つまり自分の仕事時間と重なる。おかげで何度会議を中座したことか。あるいは当日休んだことか。年休は今年分をきれいに使い尽くした。今は在宅制度で救われているだけで、次年度はおそらく介護休暇取得だな。つまり、何も解決していない。というより、80歳を超えて老人の心身が前年よりよくなることなどないと思う。よくなる/変わっていないと思っているのは当人だけで、介護する側との認識ギャップはかなり大きい。介護費用の問題からも逃れられない。毎月、信じられない金額が実家の資産から消えていく。母親は、ほぼ寝たきりの要介護4。会話や記憶は1年前より怪しくなった。声はか細く、被害妄想は以前よりずっと強い。以前からすべてにネガティブだけれど、明らかな妄想するような人ではなかったのに。今年に入って唯一よかったのは、オムツが使えるようになったことだ。頻尿なのに(本人の意思で)オムツを使わないのは、かなりの行動制限があったし、とにかく介護する側が大変だった。これでだいぶ景色が変わるかもしれない。一時的な改善でないことを祈るのみだ。一方、父の体調はジェットコースターのようだ。1年前は意識不明だったし、転院先のリハビリ病院でも十分な意思疎通はできなかった。それが10月に老健へ入居して以降、会話はずいぶん可能になった。何より口調がはっきりしてきた。老健に入居した10月以降のFIMやMMSEもよくなっているのかもしれない(施設確認していない)。ただし内容はいただけない。同じ話を繰り返す、思い込み全開、短期記憶はない。当人が偉かった頃の昭和の会社習慣がより強く出てきているようで、誰に対しても命令口調。怒りの感情もコントロールできない。周囲としてはため息しか出てこない。元気な高次脳機能障害患者が出来上がってしまったようだ。ただし身体の方は、老健に入る前、車椅子に拘束帯をつけていた頃の方が歩けたような気がする。今は一度車椅子に座ると、立つことはもちろん、他に移動することも難しい。当人には「〇〇ができない」という認識がない。だから結構な頻度で転倒の連絡が来る。以前と同じことができると思い込んでいるのだ。今も、家で一人暮らしできると口にする。91歳にしてこの「折れない心」には、ある意味感心させられる。父の要介護度は期間満了で見直しされた。制度上は改善していると判断され、要介護度は5から3になった。これで老健の月額は少し安くなる。ただし、逆に特養入居のハードルは上がってしまった。優先度が落ちたからだ。いいことばかりではない。
March 16, 2026

> 今回聴いたのは、フォステクス20cm × 2+ヤマハ ホーンツイーターのバックロードホーンだ。さらっと書いたが、この日 JAZZ & COFFEE 三州亭(ミスティ)の音が出たのは、入店してから1時間後だった。マスターは結線トラブルを疑って色々確認されていらしたが、原因は結線でなくスイッチだったような。自分はマッキンのアンプを使ったことがないから、口出しするのも、と黙っていた。ちなみに駆動側も名機揃いだ。ヤマハ GT-2000にシュアー V15 TypeⅢだったり。レコードはパッと見ただけでも数千枚はありそう。大量すぎて、リクエストした Gerry Mulligan のLPを、結局マスターは探せなかった。一定のルールで並べられているようだが、聴いた後にきれいに戻せていない気はする。自分で探してほしいと言われるも、Gerry Mulligan は見つけられず。 Sonny Criss をチョイスした。注文したコーヒーが出てきたのは、音出しから更に遅れること15分。ただ、そんな些末なことを責めているわけではない。ご高齢のマスターの時間に、客側が合わせるべき店だ。仮にトラブルがあってもオーディオ雑誌もあるから退屈することはないし、声かけすれば大量のレコードを拝見することもできる。三州亭は、たっぷり時間をとって訪問するところである。大好きな Sonny Criss / Go Man! を聴いた。アルト・サックス奏者 Sonny Criss が1956年に録音したハードバップ期の名盤だ。70年も前のアルバムに何を今更だが、曲に全くハズレがないから、もっと有名盤扱いでもいいのに。聴いたのは、初期日本プレスだと思う。バックロードホーン方式は、パリッとした高能率な音はするけれど、特別な何かがあるとは思わない。音の重さよりも見通しだし、硬質なアルトサックスもとてもよい。それにウエストコースト録音ながら、クールではなくかなり熱い。長岡鉄男式は自作だから一般性はないが、スピーカーユニットに対するエンクロージュアの物量が重んじられない昨今、それらは特長だろう。80年代長岡鉄男に触れなかったオーディオマニアはいなかったので、この音は自分には源流っぽい。いつまでも あると思うな JAZZ喫茶、だ。オーディオ人気はもちろん、JAZZ人気が高いとも思わない。大量のレコードは見るだけでも価値がある。行けるときに通っておくべき店の代表格、それが JAZZ & COFFEE 三州亭だ。
March 14, 2026

茨城県民は歩かない。だから、どこまでを近所と言っていいのか、いまひとつ分からない。ただストレスなくドライブはできるので、家から車で30分圏内なら、もはや近所認定でもいいのではないか。その“近所”にJAZZ喫茶がある。その名も「JAZZ & COFFEE 三州亭」。三州亭はミスティと読む。有名曲「Misty」から引用したのだと思う。ジャズ好きなら、そのメロディが頭をよぎるだろう。あまりに有名な曲なので、「ミスティ」という同名の店は各地にある。でも漢字を当てているのは、少し珍しいかもしれない。この三州亭、自分が知る限り、トップクラスで入店しにくいJAZZ喫茶だ。何せ、関東鉄道常総線というディーゼル鉄道の新取手駅下車。生活路線なので繁華街は皆無。店は駅のそば。ただしGoogle Mapがないと通り過ぎると思う。(それくらいの場所)ビルの2階はいいとして、1階は普段誰もいないフロア。灯りも付いていないかもしれない。(1階では月1回ペースでジャムセッションがあったようだが、2026年も続いているかは不明)1階の右脇の扉を開けると階段。それを上がっていく。ここも多分暗い。2階の上がり口、左に店の扉がある。だが扉に窓はなく、店内の様子は分からない。勇気を出して扉を開けると「ここは店なの?」という空間が広がる。しかもワンフロアでやたら広い。元キャバレーらしい。マスターお一人のみ。おそらく客もいない。広さの割に座席も少ない。お世辞にも片付いているとは言えない。つまり店に入るには、3回扉を開けなければならない。JAZZ喫茶だけでもためらうのに、こんなハードルの高い店があるとは。それでも「JAZZ & COFFEE 三州亭」を、我々はオーディオ雑誌で意外に見ることができる。それは長岡式スピーカーを使っているからだ。オーディオ評論家の炭山アキラ氏が(上記基準の)ご近所にお住まいなのもあるのかもしれない。だからステレオ誌の年1回の自作特集に時々顔を出す。手持ちの中では、2022年8月号「バックロードホーン スピーカーの世界」に紹介されていた。炭山氏とTOP WING 菅沼氏のお二人で訪問されていた。今回聴いたのは、フォステクス20cm×2発+ヤマハ ホーンツイーターのバックロードホーン。バックロードホーンはモノラルながら今も自分も使っているし、以前はそこそこ長い期間、長岡式スーパースワン D101Sを使っていたので馴染みがある。
March 12, 2026

Blogは予約日記のことが多い。つまり、かなりストックがある。今年に入って、特に仕事が忙しかったわけでもないのに、子どもの進路とか(解決)、親の介護とか(未解決)、その他諸々の小さな不安(未解決多し)などが重なり、久々に予約日記が尽きてしまった。そしてX投稿とともに、Blogを更新する気も失せた。ただ、予約日記の手前の下書き保存は今も多い。だから下書きを仕上げればいくらでも出せる。オーディオ関係も、表に出していないだけで何気に品を買っている。予約投稿に割り込むのは季節ものだ。前回ならバレンタイン。家庭菜園の話も、時期をずらすと後から自分が見返したときに分からなくなる。だからこの手の話題だけは、わりとリアルタイムで上げている。なんでも、行動がやる気を生む。一回1,000字目安にはしているものの、リハビリで短文から再開し、徐々に更新ペースを取り戻したいと思う。春っぽい話を。いつの頃からか、庭につくしが生えてくるようになった。胞子が飛んできたのだろう。まさしく野草だし、傷みやすいので店にはまず売っていないと思う。茨城に越してきたばかりの頃は、物珍しさもあって、食べるために取りに行ったものだ。味は相当に苦い。プロ向け食材と言っていい。逆に、庭に生えてきたものは食べない。煮るとずいぶん小さくなるので、意外と量が必要だからだ。庭だけでは足りない。気づくと生えているので、傘が開く前の可愛いつくしを毎年見かけるかというと、そうでもない。庭は毎日見るものの、つくしの生える(一定の)場所には行かないからだ。今年はいいタイミングでiPhoneに収めることができた。次から次へと生えてくるとはいえ、丈の低い最初の状態を見られるのは多分数日もない。だから、ちょっといい気分なのだ。
March 7, 2026

妻と娘から、毎年バレンタインに何かしらをプレゼントしてもらえる。2日遅れのBlog更新になるが、今年のバレンタインデーの贈り物はホールケーキだった。地元の有名ケーキ店にチョコレートケーキをオーダーしたようだ。食後に全員で1/4ずつ美味しくいただいた。甘くて濃厚で、たいへん結構だった。バレンタインのことは毎年ブログに書いているのだろうと思い、過去記事を探してみた。ところが全然残していない。前回Blogに書いたのは2015年のようで、自分でもちょっと驚いた。2023年のBlog復活後にも触れておらず、九年も空いているではないか。毎年の写真はちゃんと残っている。どうやらX(Twitter)に小ネタとして放流して満足していたようだ。ブログにまで昇格しなかったらしい。2015年当時、娘は小学校低学年。それがもう成人である。バレンタインのプレゼントは変わらないが、主役の時間の進み方が早すぎる。ついこの前までランドセルだったはずなのに。それがもう成人だぜ。
February 16, 2026
昨年も同時期ジャガイモを植えていたようだ。違うのは、昨年のように芽にカビを生やさせていないこと、そして品種がメイクイーンであることか。キタアカリも収量・味ともに悪くないが、何年かに一度はやはりメイクイーンを作りたくなる。煮崩れしにくく、シャキシャキ系ジャガイモの代表格だろう。品種を自由に選べるのは、強制力のない家庭菜園のよいところだ。(もっとも2024年もメイクイーンだったようだ)栽培方法もまた自由だ。一般的には高畝を作って土寄せしていくが、昨年は逆に掘り込んだところへ植えてみた。あとから埋めていけばよいので土寄せは楽だったが、収量は可もなく不可もなく。小イモが多くなってしまったのは、作り方なのか肥料なのか。小イモは料理する側にはあまり歓迎されない。芽かきを丁寧に行い、株間を広く取って葉を茂らせたほうがよさそうな気もする。ただ、限られた土地面積では言うは易し、である。そして今年は、それともまた違うやり方に挑む。「畝を作らない、そして埋めない」法だ。カーメン君ガーデンチャンネルで昨年紹介され、強い興味を持った。土の上にイモを置き、マルチシートをかけ、シートと土の間にイモを作るという、にわかには信じがたい方法なのだ。そんなことができるのか。できたとして収量は確保できるのか。本当なら土寄せも芋掘りも不要になるが……。さすがに全面的にYouTube提案に乗ることはできず、三分の一は新しい「埋めない法」、三分の二は通常どおり畝に植えた。ただし、せっかく黒マルチシートを買ったので、通常法のほうにも敷いてみた。これである程度比較はできると思う。黒マルチシートを使うのは何年ぶりだろう。その方が土も温められるし、雑草は生えないから、何がしらの効果はある。ジャガイモは植え付け後、約100日を収穫目安とするのが一般的だ。前倒しはなかなか難しいと思うので、収穫は5月下旬だろうか(2/15の100日後は5/26)。この比較は楽しみだ。
February 15, 2026

妻は専業主婦で、基本的に家に居る。子ども達は学校に行っているが、修学旅行などの特別行事日を除けば、当然のように夕方には帰ってくる。普段、家にいないのは出張したり、介護で実家に帰省したりする自分だけだ。だから今回のような、妻と娘が服数日に泊まりがけで出かけ、家には中学生の息子と自分だけが残る、というシチュエーションは極めて珍しい。というより、息子にとっては、母親が家にいない夜を過ごすのは初めてなのではないか、と思う。夜は息子のリクエストで、焼肉きんぐに行くことにした。予約までして出かける父子の焼肉。考えてみれば、父と息子だけで焼肉に行くなんて、これまで一度もなかった。人生で最初で最後かもしれない、などと少し大げさに考えながら店に向かった。コースで頼んだから、食べた食べた(この後数日間お腹いっぱいになるくらいに)。二人で記念撮影したが、息子は恥ずかしいのか、レンズを向いてはくれなかった。翌日昼間は、息子がパスタを作ってくれた。いや、スパゲッティと言う方がしっくりくる。ケチャップベースで、黒胡椒がしっかり利いた味だ。何かのレシピを見たらしく、キッチンに立っては手を動かし、味見をして考え、また手を動かす、を一時間近く繰り返していた。乾麺の分量がよく分からなかったようで、気がつくと五人前くらいの麺が茹で上がっていたのはご愛嬌だ。これは明日の朝食にするのか、それとも弁当に入れるのか。翌朝、息子はいつもより早く起き、自分で弁当を作って学校に持っていった。立派だ。いや、立派すぎるぞ、息子よ。夜は夜で、動画か何かを見ながら「ファミチキごはん」なるものを作ってくれた。ファミチキ自体、自分はほとんど食べないので、これは新鮮だ。水加減、あるいは米の合数を少し間違えたらしく、炊き上がりに若干芯が残ったが、炊き直して無事復旧。いいんだ、こんなことは失敗ではない。むしろ、こういうことが大事なのだ。どうやら、前から料理をやってみたかったらしい。妻と娘の不在は、息子にとっても、そして自分にとっても、なかなか悪くない機会だった。
February 9, 2026

2年前、大学の同窓会で日本三景の宮島に行き、焼き牡蠣だけでお腹いっぱいにしたっけ。去年は大分別府で大学同窓会は開かれたのだが、介護介護で予定が立たず、参加できなかった。そういう気分になかったこともある。今年はどうなることか。今回の話は同窓会ではない。「牡蠣」だ。牡蠣はたまに食べたくなるが、カキフライとトンカツが並んでいたらボリューム的にカツを選んでしまうし、牡蠣鍋に挑むほどの勇気もなく、イオンでフライ2〜3個のパックを買い、お茶を濁してしまう。車で行ける範囲に、期間限定で移動式の牡蠣小屋が出店したと聞いて、出かけてきた。子ども達はあまり寿司以外の海鮮を喜ばないので、夫婦で。店は今回2回目だが、前回はコロナ禍明けすぐだったような気がする。牡蠣を大量に食べるには、これくらいのペースでいいのかもしれない。2名でバケツ一杯3,000円ほど。大小あったけれど、一人当たり10〜11個くらいか。片面今回も焼き牡蠣だけの食事となった。正直これは殻付き牡蠣を 炭で焼くだけなので、自宅でもできる。牡蠣小屋で自分で調理して食べるというエンターメント性が大事だ。
February 7, 2026
両親に何度ガラケーからスマホへのシフトを勧めたことか。二人とも要介護になった現在のことではない。倒れる10年も前から「ガラケーからスマホにしてほしい」「今後スマホがないと困るから」と切り替えをお願いしてきた。しかし返ってくるのは、「使えない」「メールが怖い」「情報を抜かれる」といった拒否反応ばかりだった。特に被害妄想が強く、極度に用心深い母には、こちらの言葉はまったく届かなかった。「今が一番若いのだから、少しでも早く始めたほうがいい」という訴えも空振りに終わった。結果として、このスマホ不所持は、介護する側にとってかなりの負担になっている。行政手続き、税金、各種連絡――いまやほとんどがスマホ前提だ。それが使えないと、介護者が対面で補う必要が生じ、手間も時間もかかる。変化を拒み、前進を止めた代償は、決して小さくない。(もっとも、スマホ拒否で、よい面がまったくないわけではない。二人とも携帯電話に依存してこなかったため、施設に入っても「携帯が欲しい」と言い出さない。詐欺の電話を受けることもない。職員に聞くと、多くの施設では携帯の所持を好まないという。盗難や紛失のリスクに加え、無断で外部と連絡を取ってしまう可能性があるからだ。認知の衰えた入居者が他人の携帯を持ち去ったり、証券会社に電話して取引をしてしまったり、「監禁されている」と110番する例も実際にあるそうだ。)もう一つ問題があった。両親のガラケーは、ドコモの3Gサービス(FOMA/iモード)契約だったのだ。この3Gは2026年3月で終了する予定だ。契約していた3Gサービスは、ほとんど使っていないにもかかわらず、料金は一人あたり月6,000円超、計12,000円以上もした。年寄りあるあるでもりもりのプランに入っていた。しかも契約が古すぎて、変更可能な期間もすでに過ぎていた。つまり選択肢は、3Gを解約するか、ナンバーポータビリティ(MNP:Mobile Number Portability)でスマホへ移行するかの二択しかない。このことも以前から分かっていたからこそ、切り替えを勧めてきたのだが、「怖い」で退けられてきた。かといって、携帯電話を解約するのも淋しいという。それでも元気のうちはまだよかったが、今となってはこちらの対応も甘過ぎたのだな。現在、二人のガラケーは弟が預かっている。これまた高齢の身内との連絡用に、電話番号は変えずにMNPで残したい。しかしこのご時世、本人不在下での第三者の手続きは、家族といえど想像以上に厄介だ。3月のサービス終了まで、すでにカウントダウンは始まっているので、対応中。やれやれ。ちなみに、見た目は3Gガラケーという携帯電話は今も発売されている。両親に渡すつもりもないが、こういう機種に切り替えておこうと思う。料金は下がるはずだし、何よりスマホが怖い人に大丈夫だといっても無理なのだ。
February 5, 2026

木の葉が落ちて草も枯れた冬の庭は色が乏しい。そこにこそ季節感があり、雑草がほとんど生えないという利点もある。目立たないだけで、木々にはすでに春の芽が宿っている。冬の花の代表はシクラメンだ。12月に書いた大鉢のシクラメンは、日中は室外、夜は室内と世話し、2月の今も盛んに深紅の美しい花をつけている。一方で、屋外にある地植えのミニシクラメンは難易度が高い。花を付けてはいるものの、水分管理が繊細で枯れやすく、大きく育ちにくい。球根植物でも地植えで毎年咲くとは限らない。安価で手軽な冬の花は、ビオラかパンジーになる。両者は植物学的には同じサンシキスミレの交配種で、主な違いは花の大きさだ。ビオラは花が小ぶりで、花数が多い傾向にある。花色のバリエーションも豊富で、毎年ビオラを20苗以上購入している。この季節は、イエローあるいはウクライナの国旗のようなブルー/イエローの組み合わせの花が鮮やかでよい。(下写真はパープル/オレンジ)ビオラはDIY店や道の駅で購入すれば一苗200円以下。12月に植えれば翌年5月まで咲き続ける。徒長した部分を切り戻すと、さらに長く楽しめる(花の入れ替えで抜いてしまう方が多い)。最初に肥料を与えておけば、その後の手間はほとんどかからない。だから鉢植えにして、玄関先や庭のあちこちに配置する。ビオラは基本的に一年草。ただし種をつけるものも多い。市販品より開花時期は3か月ほど遅れるものの、野良ビオラが自然に生えてくることもある。雑草と見分けがつかないほど控えめな姿で。
February 3, 2026

妻の嫌いなものは食卓に上がらない。香りの強い野菜(セロリとか菊とか春菊とか)はお好みでない。どれもあまり主役になる野菜ではないし、セロリや菊はどうしても食べないと困るものでもない。自分もなくても大丈夫だ。ただ春菊は、すき焼きの時に春菊がないのは片手落ちではないか。そう主張してきたので、すき焼きの時は春菊を買ってきてくれる。それは嬉しい。ただし、妻子は誰も食べないので、ひと束自分が食べることになる。余らせてはいけない。他に使い道もないからだ。自分は春菊が好きなのだ。が、さほど人気のある野菜ではないのだろう。外食で春菊に絞って食べることは難しい。ドムドムの「春菊かき揚げバーガー」を除いては。ドムドム.....最盛期の1990年代には約400店舗あったからその店舗の多かった時代を知るものにとっては懐かしいハンバーガーショップ。今は全国に30店なので見かける方が難しい店。都内にいても偶然に頼ったらまずお目にかからないだろう。そんなドムドムは、変わり種バーガーで時々TVに取り上げられる。一番話題になったのはソフトシェルクラブ一匹丸ごと使った「丸ごと!!カニバーガー」や、黒いバンズの「イカデビルバーガー」あたりか。丸ごとなら「丸ごとカレイバーガー」もあった。直近なら、雪国まいたけをパック丸ごと使った「今夜はまいたけバーガー」はよさそうな気がした。冬のこの時期、去年もあったのが「春菊かき揚げバーガー」だ。が、限定期間中に数少ない店舗に行くことが難しかったため、食べられなかった。今年は念願叶って、購入することができた。(それでも 誤って発売前に行った、閉店時間に間に合わなかった、と三度目の挑戦で)実物は、広告通りの分厚さ、ボリューム感。2枚の厚手の春菊のかき揚げのインパクトは大きい。850円は伊達ではない。値段はビックマックより高いが、そういうことを気にする人は店に足を運ぶこともないしオーダーもしないだろう。かき揚げが油っぽいという口コミも見たが、全くそんなことはない。サクサクだ。隠し味がなのかよくわからない醤油ベースのタレとマヨも相まって、良くも悪くも春菊のクセが最大限削がれている感じ。パティーは、いたの?みたいな。非常によかった。再登場するだけのことはある。いずれにしても『ものすごいうまい!』。春菊好きが言うのだから間違いない。作った人 、発想が天才か。これが世に知られないのは惜しい。春菊のバリューの低さと食わず嫌いがハードルになると思うが、本当に惜しい。
February 1, 2026
> そしてこの違いは、設置に関して決定的な間違いに気づかせてくれた。ACOUSTICAL SYSTEMS SMARTractor で外付けトーンアーム FIDELIX 0 SideForce の設置場所を決めた話を書いたわけだ。そしてどういうわけか、232mm±3mmにはまっていなかった。え、以前のセッティングは何だったんだ?いや、その前にも年前のBlogに問題があった。Roksan Xerxes 20 Plus をダブルアーム化する(その1、その2)を記したのは2023年の5月。せっかく対応したのに、例によって 0 SideForce を手に入れて満足してしまい、相変わらずMCカートリッジも買っていないので、あれからさほど多くの試聴機会を委ねたわけでもなかった。この "その2" に以下のように記していた。少し長く引用する。> 昨日「本妻は付き合いの長い Xerxes 20」と書いたが、0 SideForce を> 付けたのは Xerxes 20 Plus の方。実は外観同じの20と20 Plusのはずだ> が、DC位置が2㎝ほど違う(と今回改めて思い知らされた)。というこ> とは232㎜アームは Xerxes 20 奥側には付けられない。これは誤報告だった。ROKSAN Xerxes 20 と Xerxes 20 Plus のDC位置が違うのは確かだが、そもそもネットオークションで購入したトーンアームスタンドの置き方のほんの少しの工夫で、置くことができた。トーンアームとスタンドの形状次第とも言える。自分の頭が固かっただけだ。つまり 232㎜アームはXerxes 20奥側には付けられない → 232㎜アームは Xerxes 20 奥側には付けられる、だった。Xerxes 20 でも Xerxes 20 Plus でもトーンアームの外部設置はできたのだ。そして今回 Xerxes 20 と Xerxes 20 Plus 双方に SMARTractor を使いトーンアームのセッティングをしてみると、プラグ/ケーブルの引き回しに無理がないのは、どちらかといえば Xerxes 20 ではないか。自分のBlogを参考に Xerxes 20 のダブルアームに挑んだ人はいないと信じたいが、1,000を超えるアクセスはあったので申し訳ない感じがする。過去日記を丸々修正もしにくいため、このリンクは張っておこうと思う。自分で言うのも何だが、その他の日記も結構間違っているのだろうなぁ...。当時の音の印象も全然当てにならぬ。色々気づかせてくれただけでも(音云々以前に)SMARTractor には価値があったのだ。
January 30, 2026

木工をしていると、精度的も時短にも複数製造にも、大事なのは治具(じぐ)だったりする。治具とは、製造や加工の現場で、加工物を固定したり、位置決めをしたり、加工方向を指示・誘導したりするための補助工具の総称だが、素人は治具から作ろうとは思わない。平行、直角、同じ長さ、同じ角度をいくつもこなすにはとでも重要とわかりつつも、そんなものがなくても作ることはできるからだ。たとえ工作精度が落ちても。そう、治具がないと精度が落ちる。年末に購入した ACOUSTICAL SYSTEMS SMARTractor は、トーンアームの場所を決めるための治具だ。アームの位置なんて一度決めたら年何回使うかわからないとは思ったし、安い商品でもないが、結論から言えば非常に買ってよかった。「比類無き高精度な調整ツール」という謳い文句は当たっている。ACOUSTICAL SYSTEMS製のトーンアームでなくとも、外付けしている宝石軸受けによるワンポイントタイプの FIDELIX 0 SideForce の位置がピタッと決まったからだ。根本的な不安がなくなるというのは、それだけで価値があるではないか。0 SideForce のスペックは、ターンテーブルとアームのセンター間の距離は232mm±3mmだが、SMARTractor は±3mmどころか、0.05mm単位で調整できる。使用マニュアルは必須として、使い方は学校で習うノギスの目盛のイメージでよい。加えて、SMARTractor にはレコードの盤面の中心からの距離に対する歪みを表したカーブ(タンジェンシャル・カーブ)も5パターンあるので、トーンアームの実効長も掛け合わせれば、10や20のパターンは試すことができる。レコードそのものに適切なタンジェンシャル・カーブがあるようだが、レコード製造の年代も、盤再生の内周外周さすがに妥協点は必要で、ACOUSTICAL SYSTEMS 推奨のUNI-DINにした。自分には聴き分けができなかったからだ。今後はトーンアームの高さ調整も、カートリッジの針圧調整も必要なのだろう。ターンテーブルとアームのセンター間の距離は232mmジャスト。これが、自分でも232mmをプラスティック定規で測ったはずなのに、±3mmなんてご冗談でしょうと言いたいくらい、自分の腕がまるで信じられないくらいにズレていた。外付けアームは初めてだったにしても、これは一体??そしてこの違いは、トーンアームの設置に関して決定的な間違いに気づかせてくれた。
January 28, 2026

> サンシャインの大型インシュレーター S3-4P が8個セットで出てきた> ので、ついポチッとしてしまった。S3は、直径78㎜、高さ26㎜、重さ220gと大型のインシュレーターである。色々経験して、インシュレーターは9個持っていると展開が便利だが、これは1個売りのインシュレーターが少ない以上、8個は妥協できる。大型インシュレーターは使い勝手として良い点と悪い点があるが、1) 耐荷重が大きい、2) 安定性が高い、3) 一点で小型機器を支えられる、は利点だ。あと高さも重要。今回は、PASS LABORATORIES Rushmore用の、200V→100Vの2,000VA 大型ステップダウントランスに用いたいと思った。このトランスは特注品で脚がない。何kgあるかは昔の資料を見ないとわからないが、自分が持てるか持てないかくらいの重量がある。今は懐かしのIron AAの弁慶ベースでトランスを支えており、高さはよいし音的にも悪くはないがベストという感じでもない。トランスはこのステップダウントランスも18年くらい使っているから、長い間、入れ替え差し替えインシュレーターでさすらっているようだ。(とはいえ、弁慶ベースもすごい数持っている)エアーポンプでジャッキアップし、弁慶ベースとS3を入れ替えた。3点支持と4点支持、このトランスの場合は3点の方が安定するかと思いきや、4点でもよさそう。昨日、「あまりに習慣化しすぎて、効果の検証もしなくなった商品や素材がある」と書いたうちの一つがマグネシウムだが、S5は一応聴いてみた。これだけ大型のトランスになると触れても指先は振動を感じるし(それに今は消えたが、以前は唸っていた)、振動対策は機械的にも効果がある。昔はコンクリート床板直ばりの半地下には振動対策など効果が薄いと思っていたし、それも一部は正しかった。ただ、それでも残念なことに床板ごと響くのだ。振動は重量では抑えられないから、コンクリート床でも対策は必要。マグネシウムの共通点は静かな方向に振れること。静的な音は好まれないことも多いが、S/Nならば話は違う。ジャンルを変えて10曲ほど聴いて見て、擬音で縦えれば、スッ、パッ、コッ、スーッ、みたいな。そしてさらっとしているあたりが自分の認識だ。ネズミ鋳鉄FCの弁慶ベースとは音の傾向が逆振りだと思われるし、S3をしばらく使ってみたい。
January 25, 2026
オーディオアクセサリーには、理由なく、いや最初に買った時には理由があったが、あまりに習慣化しすぎて、効果の検証もしなくなった商品や素材がある。(何度か書いたが)商品は代表的なものは アコースティック・リバイブの大型消磁器 RL-30 だ。アナログプレーヤー用消磁アイテムの初号器で、ケーブルでも何でもいけるため便利。でも、LPサイズは現行商品からは無くなってしまった。とにかく中古で買った製品は、消磁が危ないものを除いて、とりあえず消磁している。これは参拝前に手水舎(てみずや)で手を洗うみたいに習慣化し、穢れ(けがれ)を払うみたいな感覚でいる。仮に参拝で願いが叶わなくとも神社を恨む人はいないように、消磁に効果があってもなくても消磁器に物申すことはない。というか最初から消磁してしまうので、効果はもうわからない。素材だと例えば fo.Q。なぜこんなにハマったか、よくわからない。fo.Qは木曽興業が展開していた制振材だったが、2022年に撤退してしまった。2025年になって別会社から復活したものの、自分が指すのは木曽興業の旧製品だ。fo.Qがどういう製品で、どういう音の傾向なのかは検索すればすぐにわかる。あとはマグネシウムとか。有名どころはサンシャインの製品だと思う。こちらもどちらかと言えば、現行品よりも旧製品を愛用している。マグネシウム・インシュレーターいくつ持っているのだろう。最初は安価な値段とハンドリングのよさから入ったはずなのに、いつの間にか常用するようになってしまった。マグネシウムではないが、純鉄の旧製品 超薄型Aボード/Bボードも大量にあるから、ブランド自体が好きなのかも。それに東日本大震災の時、ボードを持ちながら被災したので忘れられぬ。(そしてボードも中古購入したら、まずRL-30で消磁する)これら素材、中古製品を目にすると、一応チェックはする。そしてたまに買う。今回、サンシャインの大型インシュレーター S3-4P が8個セットで出てきたので、ついポチッとしてしまった。
January 23, 2026

購入したアナログ誌(2026年冬90号)のミニ特集は「レコード・カフェの開き方」だった。昔は、というか以前のオーディオ関係の書籍では「定年退職後は退職金を元手にジャズ喫茶を開店する」というのが割とありふれた記事だった。老後の楽しみとしてJAZZ喫茶開店を夢見ていた人も少なくないと思う。JAZZもレコードも、今より趣味性が高かった。そんな夢をシビアに、リアルに論じたのは、当時はご自身がジャズ喫茶オーナーで、オーディオ評論も文筆業もしていた寺島靖国氏だった。色々な書籍で、店の運営の難しさを説いた。もう一杯コーヒーを頼んでくれ、アルコールを入れないと持たない、ライブして集客しないと店が続けられない、と。その影響もあってか、自分も結構ジャズ喫茶をシビアにみていた。今よりはるかに全国の店に通っており、多くの店を見たから、儲からない要因が山ほど思いついた。そもそも飲食店の継続は難しいとされているのだ。昨今は物価高、人件費高、高齢化、年金不安が拍車をかける。中小企業庁の2025年版 中小企業白書および付属統計資料によると、宿泊業を含む「飲食サービス業」の廃業率は5.6%で、 これは全産業の中で最も高い水準にある。(ただし敷居が低いので参入も多い。これは飲食店業界は新規参入と退出の入れ替わりが激しいことを示している)ジャズ喫茶には小規模店が多い。客が入らない。そもそも入りにくい。客が回転しない。客単価が低い。開店時間がいい加減な店が多い。わかりにくい。女性客ファミリー層が望めない。店主が偏屈。etc.。ただ。自分自身が六十路近くになると、逆にそれでもいいんじゃないか感が出てきた。たかが客の、外野からわかることではない、制度の逃げ道がいくつもあると気づかされたからだ。それはまたいつか。だいたい定年後に20年店を続ける志で開店する人などいるだろうか。稼ぎたいからジャズ喫茶を開店したわけではなかったと思う。悠々自適だったからジャズ喫茶なのだ。今の、高齢者でも働き続けなければ老後資金が足らない状況とはわけがちがう。そんなわけで、アナログ誌の、たった6ページの「レコード・カフェの開き方」を楽しく読んだのだ。"レコード・カフェ"であって、"ジャズ喫茶"ではないところも、さすがアナログ誌だし、時代に沿っている。
January 20, 2026

アスパラガス2025でも書いたように、収穫はできるが、本数は落ち、細くなり、全体的な収量は落ちてきた。> 2009年以降一度で株を追加したようにも思うが、いずれにせよ> すでに2025年。少々引っ張りすぎかもしれない。 平均収量に比べて 20~30%の減収となったら改植だそうだが、それどころではなく半減していた。アスパラガスは基本的にポット苗か根株を植えるのだが、1,000円程度の安く小さい根を今植えると、収穫は早くて2027年が普通だ。ポット苗だともっと時間がかかる。2026年、つまりはこの春から収穫しようと思ったら、大きく3,000円弱の高い根を植えないといけないのだ。自分は悠長に待てないので、お高い苗を買ってきた。多分3本植っているので、一番収穫の悪い根を掘り上げた。やはり結構 根も枯れてきていたのだとよくわかった。まるで老人苗だ。タキイ種苗のYouTubeを参考に、耕して上記写真の根株を植えた。根を広げたら1mはありそうな大物だ。YouTubeの通り株間は40cmは確かに取りたいが、アスパラガスは1.5m以上は茎が高くなり、もしゃもしゃした葉がとにかく茂るので(あまり見た目きれいでない)、逆に一まとめにしてコンパクトにしたい感はある。自分も夏場は、支柱を立てて、それを中心に紐で括り、できるかぎり広がらないようにしている。ただし光合成的にはもちろん葉を広げた方がよい。可能な限り土を深く広く掘り、土そのものも一部入れ替えた。春先が楽しみだ。
January 18, 2026

結果的には前回の話からのモノラルつながりか。オーディオアクセアリー誌やアナログ誌を購入しなくなって久しい。子ども達の教科書や書籍が増え、オーディオ雑誌の本棚占拠も問題となったし、買ったけど読まないケースも増えてきていたから。両誌がA4変形判で他の書籍と高さが違って扱いにくかったことも原因の一つかもしれない。この冬 久々にアナログ誌(2026年冬90号)を購入した。今まで買い込んだアナログ誌は古書として売却をしていない。家の本棚を見たら2018年冬62号が最後だったから、購入は丸8年ぶりか。雑誌の値段は当時1,590円、今1,680円と頑張っていると思った。なぜ90号を買ったかというと、本屋に積んであった同誌の特集が「モノラル盤再生の愉悦」だったからだ。モノラルのミニ特集はこれまでもあったと思うが、少なくとも我が家にある60冊程度のアナログ誌の背表紙に「モノラル」という単語はなかった。モノラルスピーカーの自作を構想した時、ソースはモノラルレコードにする考えもあった。当時は今よりもJazzを聴いていて、そこそこの枚数のレコードを持ってるからだ。それにオーディオ的興味から、モノラルカートリッジも使ってみたかった。実際はトーンアーム ROKSAN Tabriz-Zi への取り付け/交換が難しいので断念したわけだが。ただ、あれからプレーヤーとしてROKSAN Xerxes 20 Plusが追加され、そこに付くユニバーサルタイプのトーンアーム FR-64fxもあるから、カートリッジ交換は格段に簡単になった。フォノケーブルの差し替えはいるとしても、やろうと思えば今ならできる。そのための情報収集だ。オーディオ雑誌は、カタログ的に使うには極めて便利なもの。インターネットは、情報が主観的だし、浅いし、聞いたことしかわからないし、偏っているから、パラパラめくれる本はいいのだ。本誌で紹介されているモノラルカートリッジは、高いような、そうでもないような。本文中にも"限定的なニッチなマーケット"とあった、だからこそ、情報収集には非常に役立った。いくらモノラルレコードが手元にあるとはいえ、聴く時間が長いとは思えない。音質なこだわりよりもモノラルカートリッジへの興味そのものが勝るため、年内中に今回目に付いたものの一つを買おうかと思う。
January 17, 2026

ダイナミックオーディオ主催のマラソン試聴会にUESUGIアンプ U・BROS-333OTL を試聴しに行ったように、自分は6C33C-Bという球をこよなく愛する男なのだ。だから年1回くらいは、自宅の6C33C-BアンプとPHL audioのユニットを用いた自作バックロードホーン・スピーカーについて触れておこうと思う。昨年もこれらについては、3回にわたって書いた(1、2、3)。毎年同じことを書いてもいいではないか。スピーカーはモノラル。バックロードホーンという方式は、長岡鉄男派なので一台くらい持っていてもと思って作ったものだ。ちなみにPHL audio は日本ではマイナーだが、愛用する PASS LABORATORIES Rushmore のミッドレンジ、ミッドベース、ベースドライバーに用いられている。6C33C-Bアンプはオーダーメイド。基本的にはヘッドホンアンプだが、スピーカー端子は付いており、超高能率スピーカーなら通常音量で鳴らすことができる。これはステレオアンプなので、モノの場合は片chしか使わない。2025年は酷暑だった。さすがに夏場は ACOUSTIC ENERGY AE2 Signature を鳴らすA級アンプの PASS LABORATORIES Aleph 3 2台の発熱が長時間試聴に向かなくなり、新しく GOLDMUND Mimesis SRA を導入したが、6C33C-Bアンプの熱は Aleph 3 の比ではない。通電中に球に触れば、皮ごと焼けるくらいだ。だから本当に冬場使用限定。そして冬の夜には、その発熱量も、真空管の光も、たたずまいの雰囲気含めてとてもよい。モノラル再生、ペーパーコーン、シングルユニット、バックロードホーン、小音量再生、ナローレンジ、そして弾力感のある音。iPhone経由で、Amazon MusicやTIDALをソースに、安いBluetoothレシーバーに飛ばす変形システムである。でもおかげでイコライザーで補正したければできるし、バックロードホーン・スピーカーの欠点を補える(しかも本機はホーンロードが短く元々低音が足らない)。選曲も音量調整もiPhoneで。radikoでインターネット・ラジオを聞くもいい。オーディオブック、例えばaudibleもいいと最近気づいた。夜中に聴くには最適で、照明を落とすと、ナローな音は気が休まる。そして寝落ちする(笑
January 15, 2026

このBlogが上がる頃には、もう店頭にこの定食は店頭にないかもしれない。自分は昨年45回マクドナルドに通ったくらいマック好きなのだが、その1/3くらいの回数は行った店がある。吉野家だ。近所に店舗があることが理由の一つだし、朝食メニューのWハムエッグ納豆定食(税込567円)は自分の朝の定番である。値段込みで、個人的チェーン店No.1朝定食。吉野家には、ウルトラセブンの夕陽の決戦ver.の限定フィギュアの時は本当にもお世話になった。あの時は3ヶ月で8万円分くらいを食べた。手に入れたセブンのフィギュアは今もオーディオルームに飾ってある。あれはもう3年前か。その吉野家には、時期によって限定定食がある。今も複数種類があるが、そのうちの一つが「厚切り豚角煮定食」だ。税込1,097円(店内の場合)は吉野家にしては高い印象だが、昨今のインフレではやむを得まい。上記写真の通り、値段に見合うくらい豚角煮が大きい。肉はトロトロというより箸でバラせる程度に柔らかく煮込まれており、傍のねぎとザクラー油との相性もよい。もちろん定番のからしも付属する。HPにはさっぱりとした味と紹介されているが、肉のトリミングがうまく脂部分が少なめだからだろう。味付けそのものは濃口だと思う(地域差あるのかな)。この吉野家の豚角煮が我が家では大評判で、持ち帰って、煮汁を別の料理に使っているくらいだ。豚角煮単品で1,000円と言われると流石に割高感が出てくるものの、唐揚げのようにサイドメニューで取り扱ってくれないだろうか。
January 13, 2026

同じ畑で同じ野菜の連作はしないのが、家庭菜園のお約束だ。連作とは、同じ場所で同じ野菜を作り続けること。が、広くもない家庭菜園でそれはなかなか難しい。しかもナス科でくくると、トマトも、ミニトマトも、ジャガイモも、もちろんナスも連作不可で、家庭菜園の人気野菜総崩れになってしまう。ローテーションにも限界がある。我が家もそう。だから、前々からの課題を昨年末に解決した。マメやキュウリといったツル性の植物の棚を、昨年までミニトマトやナスを連作してきた場所と入れ替えればいいのだ。棚はコロナ禍に19mm径の直感パイプで自分が組んだもの。やってみれば移設は一人で20分くらいで終了し、大した手間ではなかった。考えるより行うが易し。昨年も春先のスナップエンドウが好評だったこともあり、今年はキヌサヤは止めてスナップエンドウのみにした。植えたのは豆苗数なら10くらいか。マメはこの時期から発芽苗を植えて、冬の寒さに当てないといけないのだ。苗は12月から店頭に並び始めた。豆から蒔いても発芽するけどね。細かいことを言えば、そしてこだわれば、ナス科用の土と、マメ科、ウリ科の土は、好ましい土壌pHも、初期のチッ素肥料も、チッ素・リン酸・カリの配分も異なるらしい。が、堆肥も適当に作っているのである。細かいことは気にしない。100均の苦土石灰だけ混ぜ込むが、あとは植物の生命力にかけるということで。(初期のチッ素が多いとツルぼけすると言われても、抜くわけにもいかないし)
January 11, 2026

昨年末 あまりの介護多忙で、早々に年賀状作成を断念した。2026年になってから、いただけた方にだけ送ろう、親族は喪中で不要だし、と考えた。一昨年受け取った年賀状にも「今年で止めます」という方も多かったので、枚数も送られてくるまい。もはや子ども達も妻も、年賀状習慣は無くなっており、ほぼ自分だけなのだ。だから返信用に50枚だけ買い込んだ。年が明け三が日が過ぎ、受け取る年賀状がまぁ少ないこと。止めることを前振りする人の方が少ないだろうから、ある程度は想像したものの、それを遥かに下回る数だ。50枚の年賀状が余るとは。喪中で親族分がないとはいえ、コロナ禍前の年賀状の1/5ではないか。先日お年玉のことを少し書いたが、もうTV番組も含めて、年末年始らしいのは紅白歌合戦と初詣とおせち料理と福袋くらいになってしまった。いや、福袋だって11月から抽選が始まって受け取るのが年始というだけなのだ。本当に様変わりした。割と読書に勤しんだ年末年始。それ以外の所務としては、父の保険の代理人登録、実家の確定申告手伝い、証券会社間の株式移管手続き、ワンストップ申請含むふるさと納税対応、初詣など、それなりに暇ではなかった。もっとオーディオに時間を割く予定だったのに、レコードはおろか、サブスクもYouTubeもあまり目にしなかった。年末に ACOUSTICAL SYSTEMS SMARTractor を買ったのだ。SMARTractorは、アナログプレーヤーの1ピポッドタイプのトーンアームおよびターンテーブルに使用する高精度な位置出し測定用の汎用多目的ツールである。自分はこの手の調整機材が好きなのだ。ただしSMARTractorがずっと欲しかったわけではない。というかこのツールは、ROKSAN Xerxes 20のような完成されたフルシステムには無用の長物である、しかも純正トーンアームのTabriz-Ziはジンバル・ベアリングタイプであり、もう1台あるFidelity-Research(フィデリティリサーチ)のFR-64FXもピポッドタイプではない。では何のために買ったのだ。SMARTractor、もはや将来に向けた投資か。こういう飛び込みで色々買い込む割には、もっと肝心なもの、例えば「OrtofonのMCカートリッジを一度は使ってみたい」とか、「オーディオ専用ルーター DATA ISO BOXのDC電源を変えてみたい」とか、「Dolby Atmosのスピーカーを揃えたい」とか、には一向に到達しない。自分としても、そちらの方が総額も安いと思うのだが。目的地に着きたくない、みたいな、過程を楽しむ心情があるのだろうか。SMARTractorは、ほぼほぼ開封して満足してしまった。ただ、Fidelix 0 SideForce には使えると思うから、もう2年半くらい経つダブルアームに試したい。それにあのROKSAN Xerxes 20 Plusのダブルアーム化、今更ながら自分は大きな勘違いがあったのだ。
January 9, 2026
投資系YouTubeや株雑誌を見ていると「2010年代に投資を始めて今や億り人のインタビュー」みたいな話題が多い気がする。でも、これはごく一部の上澄みの成功者の紹介である。羨望はあるけれど、基本的に参考にはならない。日本証券業協会の2024年調査では、有価証券(株式・投信・公社債など)を保有している人は約24%だから、お金に興味はあっても、手をつける人は多くはないのだろう。NISAとネット証券が流れを変えたと言っても、投資が一般化したのは令和になってからだと思う。特に日本株以外の、S&P500やオルカンといった投資信託や米国株高配当投資の認知は最近上がった感じはある。自分は普通の勤労者で、自社株が上場した1990年代から持株会、あるいは企業拠出型年金も開始した2001年から利用していた。月日が流れて、それらをやっておいて本当によかったと思っている。時間分散と長期保有という時間効果で、掛金から+ン千万円になっているからだ。そして振り返って、若かった自分がもう一つ偉いのは、29歳から毎月1万円を保険会社の個人年金保険(生存保障重点型年金)に積み立てていたことだ。生存保障重点型年金とは、死亡時の保障(死亡保険金)よりも、自分自身が長く生きる場合の保障(年金)を重視した保険商品。60歳からの10年間確定の定額型だった。なぜ年金に現実味もなかった20代に、積み立てを始めたのだろう。たぶん保険のおばさんの口車に乗ったのだと思う。それでもこれのおかげで、60歳から10年にわたって個人年金を受け取ることができる。ではそれはいくらなのだろうか。年間保険料は12万円、それが31年だから372万円。それを上回る部分が運用益だ。ちりも積もって、70歳までの受取年金総額は674.3万円、年額は67.43万円である。月換算だと約5.6万円もある。不労所得としてこれは大きい。なんかすごい元手が増えたような気もするが、本当にそうなのか。実際計算してみよう。(計算は簡略化)この個人年金保険の運用利率を、内部収益率(IRR)として計算してみる。IRRは、積み立てた保険料の現在価値と将来の年金受取額の現在価値を等しくする割引率を表し、運用の年平均収益率を示す。積立期間:29歳から59歳までの31年間各年の積立額:120,000円総支払額:3,720,000円年金受取:60歳から69歳までの10年間(年31〜年40の10回払い)、各年674,300円(正のキャッシュフロー)総受取額:6,743,000円年金は年1回払いと仮定(年額ベースのキャッシュフロー)IRRの計算:正味現在価値(NPV)=0となる年率rを数値的に求める。式は以下らしい。NPV = Σ [CF_t / (1 + r)^t] = 0(CF_t:t年のキャッシュフロー、t=0を積立開始年とする)そうすると年次IRRは 約2.807%。この利率は、総支払額3,720,000円が年平均約2.81%で複利運用された場合に、ちょうど総受取額6,743,000円になることを意味する。31年積んで「約2.807%」だと、保険会社など頼らずに、自分で投資信託に積み立てた方がよほど利率がよい可能性が高い。だから全然お勧めしない。が、これは保険商品である。そして31年後に振り返って、思うことでもある。何も知らなかった若き自分が1990年代に一歩踏み出していたことは、やはり褒めてよいと思うのだ。
January 7, 2026
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