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もらって食べたパパイヤは。11月の第一週の時期に宮崎県の西都市の直売所の前で、いただいた緑色をしたボール状の物体。 青パパイヤです。 大きさは ホッチキスと比較して こんなかんじ↓ 。 料理のレシピと パパイヤ坊やのキャラ付きで こんな具合に 道行く人たちに、配布されていました。 南九州では熟れた果実をハウス栽培する農家さんもおられるので、フルーツとして食する機会も多く、しょうじきなところ「う~ん、野菜としての青パパイヤ、ねえ」と、なんとなく乗り気ではなかったのですが・・・ レシピにある ナムルとか、ツクネに利用するとか、から揚げにするとかで食してみた のですが・・・ これが おいしかった!来年からは お店で みかけたら買うぞと、おもっております笑。。ということで今回は、農産物販売には やっぱりレシピは大切だなあと 思わされたというおはなしでした。 寒い時期にハウスで苗を仕立て、霜の心配がなくなったら 露地へ定植。9月に青い未熟果を収穫する青パパイヤ栽培。 ところどころで栽培されているところを見てはいましたが、 なかなかおもしろい野菜だなあと実感です。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Nov 30, 2023
“ど根性アガヴェ”に会いにいってみたら。どこまでも澄み切った秋の青空をみているときに、ふっと思い立って、3年ぶり・・・いやもっとか、5年ぶりくらいに 高所の崖から無茶すぎる生えかた[こちら]をしている、あの日南海岸ど根性アガヴェ”に会いに行こうと思い立ち、南に向かって2時間ほど車をはしらせたのはよいのですが・・・あの見上げる崖に到達する以前に、あの場所に至るはずの海岸線を走る道路自体が交通止めとなっていました。いまはいって見ることができない光景がこちら。 ↓この崖のこの部分にアガヴェ 以前に撮ったこの写真でみる風景のなかにある、岬のほうからこちらのほうに走ってくる道路全体が。車もそして人さえも通行止めとなっているのです。その原因は一昨年と昨年に南九州に襲来した大型巨大台風の影響です。地元の方にお話しをうかがったところ・・・なんでも台風による暴風のために左側の山手のほうの崖が崩壊し、崩壊に伴う崖崩れで出た土砂が道路を飲み込んでいる状態、だから復旧工事中なので道路が通行止めなのだ、とのおはなしでした。となれば。現場を見れたわけではないのでわからないのですが、崖の上部に居たあのアガヴェは大量の土砂とともに崖下に崩れ落ちてしまった・・とみるべきなのでしょう、きっと。後悔先に立たずとはいいますが、もっともっ見ておきときたかったと、そのときは思うばかりでした。そんなときです。どこまでも続く青い空とエメラルドグリーンの穏やかな海という明るすぎる風景とはうらはらに、悲しい気持ちで通行止めの扉の手前に停めた車のほうに歩いていたその時。歩道なのに靴にひっかかるものってなに⁇ とおもって歩道の地面に視線を落とせば ああああアガヴェだあぁぁぁぁぁ なんと歩道のガードレールの外側に植えられていたアガヴェの新芽だったのです。 交通止めとなって、人の行き来がなくなったとたんに、歩道の隙間どころか、アスファルトを突破ってのびているアガヴェ。もちろんくだんの崖のうえの個体とは別物ではあるのですが、アガヴエという植物の、その生命力には驚嘆です。ど根性いただきました。復旧工事中だという道路が開通したあかつきには、 もちろん崖上にあったアガヴェの確認にいくつもりなのですが、なんか大丈夫そうな気もしてしまいましたよ。いじょう、“ど根性アガヴェ”の回の 現場からのレポートでした。 このアガヴェでテキーラを造ったら・・・。 そのテキーラもスーパーなものになりそうな気がします。 そんなカラスのマークのテキーラの話は こちら。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Nov 16, 2023
“ど根性アガヴェ”の おはなし。2013年の過去分ですが、前回にひきつづいて日南海岸のアガベ、そのど根性ぶりにあやかりたい・・ということで、よろしかったら。。 ↓たとえば、ど根性ダイコンです。たとえば、ど根性スイカです。わずかなコンクリートやアスファルトのすき間から芽を出したケース、あるいは季節はずれなのにすくすくと育ってみを結んだケースなど、その過酷とも思える環境のなかで、健気に生き抜く植物・・・ それが、 “ど根性○○” といわれて人気を集めているようです。あなたも取り上げられたニュースをお聞きになったり、また実際にご覧になった経験をお持ちの方も、いらっしゃるかもしれませんね。そして今回ご紹介するのは、わたくしが〔たぶん〕第一発見者では ないかと考えられる “ど根性アガヴェ” のご紹介です。220号線の風景 アガヴェとは、前回お伝えしたような竜舌蘭/リュウゼツランのこ となのですが、たとえば ↓の写真のように、日本では宮崎県宮崎市から日南市や鹿児島県鹿屋市を経由し鹿児島県霧島市に至る国道220号線の植栽に積極的に利用されてきました。 そんな国道220号の、美しい海岸線の、とある場所にあるのが、 こちらの “ど根性アガヴェ” なのです。 みたところ、軽自動車サイズの大きさの 普通の個体なのですが、やはり問題はその成育場所にありまして・・・ 地上数十メーター上の、護岸の途中に自生しているのです。 走ってくる自動車をいれた全体写真が ↓ こちらとなります。 ここ↓ 加えて気象もあります。そう 南九州といえば、台風の風です。しかもさえぎるものなど何もない海岸の崖の途中にあるわけですから、台風の強風に 数十時間晒される事などはザラ、ときには 瞬間風速50メートル超を経験したことも、二度や三度どころではないと 考えられるのです。よくぞこのような過酷な場所で、このサイズにまで生長したものだと感心せずにはおられません。・・・この“ど根性アガヴェ”には、小泉元首相の〔横綱貴乃花の優勝に対して発した〕「感動したっ! 」という名文句を送りたいです。ということで、南国の海岸線の崖の途中で、逆境ものともせずに成長しつづけているリュウゼツランのおはなしでした。 このアガヴェでテキーラを造ったら・・・。 そのテキーラもスーパーなものになりそうな気がします。 そんなカラスのマークのテキーラの話は こちら。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Nov 13, 2023
アメリカ大陸の“スーパー”な植物、アガベ。気候もよくなって地元の植物観察やっているのですが、ひさびさの日南海岸編。過去分ですが、次回関連でよろしかったら。。↓『乾燥して薄く切った花茎は、剃刀の革砥になる。また、葉を絞った液 は、泡立つため、石鹸のように使われる。メキシコのネイティブ・ア メリカンは、リュウゼツランからペン・釘・針、縫い物や織物に使う 糸、さらには縄などを作っていた。 乾燥された葉は、燃料として使用されたり、日本の茅葺のように屋根 材にして葺かれたりする。乾燥された花茎は、柱などの建築材として も使用された。』と、ウィキペディアに説明されてもいる南北アメリカ大陸の“スーパー”な有用植物。それが リュウゼツラン/竜舌蘭〔Agave〕です。米国南西部と中南米の熱帯域に自生し、左党には、そう、蒸留酒であるテキーラの原料として知られていますよね。そんなリュウゼツランの花茎がこちらです。 なにより大きいのも特徴ですね。まさに どーんっ。そして最近教えていただいたのですが、この花茎はアボリジニの木管楽器である「ディジュリドゥ」(Didgeridoo)の材料としても使用されるとのことですよ。たしかに叩いてみると・・・こんこんこんっ と、素晴らしい反響音・・・まさに 良い楽器になりそうです。いじょう、ネイティブ・アメリカンの衣食住すべてに関わっていたという日本のイネともいうべき役割を果たしていた“スーパー”な有用植物。リュウゼツラン/アガベのご紹介でした。 エネルギー事情に不安が生じた場合には・・・今回の北米の リュウゼツランや、アジアのイネがあれば、 生活に必要な かなりの部分を代替できそうな気がします。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Nov 9, 2023
まだ高温。ハウス野菜の樹ボケに対処するには。11月にはいると全国的に25度、九州では30度を超える高温状態がつづいております。そうなると影響を受けるのは ハウス野菜。芯が徒長し、節間が長細くなり、葉色が薄くなり、花芽が弱くなる・・・という、しわゆる樹がボケた状態になってしまいます。ということで当店のダイレクトメール/農事メモですが、よろしかったらご参考に。↓↑ 以上となります。 10月にはいっての気温30度超は もはや定番。 高温になると花が弱くなるメカニズムについては こちら。 2021年10月の同時期のDMは こちら。 2020年10月の同時期のDMは こちら。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Nov 7, 2023
急に暗くなったら竜巻に注意。竜巻注意報がでている地方が多いということで、10月末分ですがよろしかったら。↓昼間の最高気温の予報が25度以上であった秋晴れ晴天の宮崎県の海岸部。ところが。 正午前後からまわりが暗くなったとおもったら、見上げた空が急激に雲で閉ざされ、冷たい強風が吹きつけ始め、気温がいっきに7度以上も下がるではありませんか。これまさに 『一天にわかにかき曇り、一陣の烈風西北から襲って来たれり』みたいなそんなかんじの、妖怪か物の怪が出そうな雰囲気に。で、これはいかんと、おもってしまったのが竜巻&竜巻被害です。そんな竜巻に関する身近なはなしを思い返せば、ハウス巡回中に竜巻に遭いトラクターが浮き上がるのをみてとっさに側溝に飛び込み身を伏せて難を逃れた方や、ビニールハウスの上で暴風ネットを張っているときに100メートル先から続くビニールハウス群の 通常はかまぼこ型の形が まるで やわらかいゴムマリをひっぱったように長くなったり 逆に 押しつけられて横に長方形になったりするのを目撃し、あわててハウスのうえから飛び降りて建物のなかに避難して助かった方、またビニールハウス内にいたところを竜巻が直撃した人などが けっこう 身の周りにいらっしゃいるのです。ということで、過去分ですが、天候不安定な本日のご参考までに よろしかったら。『竜巻被害から身を守るには。』直線状の海岸線が連なる地形のために竜巻が多発する傾向にある・・・といわれている宮崎県。1971から2005年にかけて、確認されているだけでも22件の竜巻が起きたとされています。そんな竜巻多発地帯に住んでいる身としては、気象庁によって発表される竜巻注意報が〔竜巻被害から〕身を守るいちばんの方法であることはいうまでもありません。屋外で作業しているときはもちろん屋内にいるときでも、竜巻注意報がでているとするならば、 ● 雷が起こる ● 空が急に真っ暗になる ● 大粒の雨が降り出す といった〔竜巻が起こる原因とされる〕積乱雲が近づくときに起こる周辺環境の変化の兆しを、常に注意して観察しております。そんな竜巻ですが、一番避けなければならないのは 確認できない状態のままに、いきなり竜巻の直撃を受けるのをできるだけ避けるということです。とはいっても室内に避難している場合は、運悪く竜巻が最接近したとしても、その緊急事態に気づけないじゃないかということになりがちではありますが・・・じつは屋内にいても竜巻の接近を気づかしてくれる“予兆”があるんです。それは 音 。 ジェット機が墜落してくるような音だといいます。これが、竜巻被害にあった経験のある県内の親しい農家さん3人から教えていただいた 竜巻が接近したことを、屋内にいても気づかしてくれる“予兆”なのです。竜巻被害にあったハウス → ということで、竜巻警報が発令中の地方におられて屋内に避難されている皆さま。いきなりのジェット音が耳に届いたら〔その後一瞬でやってきます〕たとえ雨戸を閉めていたとしても ● 窓から離れる ● 手元に用意した厚手の毛布を頭からかぶる ● 狭い場所にはいって伏せるなどといった身を守る対処法をとられてくださいね。明日は我が身・・ということでお互いに気をつけてまいりましょう。いじょう 竜巻多発地帯に住むものからのおしらせでした。イラストがためになるNHKの竜巻関連のサイトはこちら。 あの50トン以上もある重い特急電車を持ちあげたこと もあった竜巻被害[映像はこちら]。このときには屋内に おられてなくなられた方が現実にいらっしゃいましたよ。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Nov 7, 2023
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