全13件 (13件中 1-13件目)
1
再び姉の話。この前姉が実家に来たので、少し話をした。あれから旦那、暴れることこそなくなったが、落ち着いているとは程遠い状態だ。ひとつ、聞いた話。ある夜、姉が寝苦しさを感じて目を覚ましたとき。ウィスキーをがぶ飲みしていた旦那。寝ている姉の横に座って、姉の首を押さえ続けていたらしい・・・・。もちろん、窒息するほど手に力はこめていなかったらしいが。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。お互いにやり直すと口では言っていても、もうそろそろ限界か。
Jun 30, 2007
コメント(4)

ルルねーさんや悠凪さんのところでやっていたコレ。脳内メーカー私もやってみました。さて、結果は・・・・。煩悩まみれキタ━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━!!
Jun 25, 2007
コメント(10)
: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧ . . . .: : : ::: : :: :::::::::::::::::::::::::::::: /:彡ミ゛ヽ;)ー、:/⌒ヽ. . .: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i(^ω^ )< ねぇねぇブーンしようお!? / :::/;;: ヽ ヽ ::と つ. :.\_____________ ̄ ̄ ̄ (_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧ . . . .: : : ::: : :: :::::::::::::::::::::::::::::: /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:::::::: / :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : :::::::::::::::::: ̄ ̄ ̄ (_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ∧_∧ / 彡ミ゛ヽ )ー、 / /⌒ヽ、ヽ、 i / /^ω^*ヽ ヽ l おっ? ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Jun 22, 2007
コメント(10)
「正直なところ、いくら欲しいの?」タクミの言葉に、私はチュウハイのグラスを持ったまま目を丸くした。 「そんな、いきなり言われても。 安いよ? 私は」あまりに唐突な申し出だったので、私はそんな言葉を返すのが精いっぱいだった。 「遠慮してもらわなくてもいいけど。 常識的な金額の範囲なら そっちの言い値で構わないと思ってるし」 「なになに、気前のいいこと言っちゃって。 いつの間にそんなに偉くなったんだか(笑)」 「まぁ、採用に関しては口は出せるようになってるかな。 それに、業者を通して派遣さんを雇用するより、 直接雇って時給払った方がこっちが払う金は安く済むからね。 だから、普通に派遣で働くよりは、 ましな金額は払えるよ。」 「そりゃまぁ。うれしい話だこと」 「おれの部門も人手不足なんだよね。。。。」居酒屋で私が出した転職話をうけて、大学時代からの知り合いのタクミが切り出した話だった。業務内容がはっきりしないとはいえ、タクミのいる部門はの仕事は、どちらかと言えば私が興味のある内容に近いのは知っている。そんなところで高い値段で雇ってやるなんて言われたら。正直うれしくて、頭がくらくらしてしまったのと同時に、なんか収入を得るために身売りをしようとしている錯覚に陥った(笑)。さて、タクミはすでにこのブログで2度ほど出てきている人物です。誰だと思いますか?(笑)
Jun 21, 2007
コメント(8)
ひっぱる必要はなかったかな?さて、買ってきたバイブをパッケージから出したとき。 「・・・・あ。」カレが小さく声を挙げた。私も振り返ってそのバイブをよく見てみると。 「あーーーっ!Σ(‘д‘;)」やっぱり、人面つきだった orz私は某ねーさんとのやり取りを思い出した。 『ねーねー。 アキちゃんがブログでネタにしてたバイブってこんなヤツ? (※ メッセージにバイブの商品ページのリンクあり)』 『違いますよ~~。 先っぽに顔がついてるやつです』 『ああ、人面バイブかぁ~! 人面は種類が多すぎてわかんないや!』ええ、確かに・・・・とんでもなく種類が多かったですよ orzというか。玩具使いの人に是非聞いてみたい。あなたはお店で人面バイブを見たことがありますか?つか、人面バイブを欲しいと思いますか?ダレカコタエテ!www
Jun 19, 2007
コメント(10)
木曜日の会社帰り。カレと待ち合わせて、行ったのは某玩具屋さん。前に行ったのは土曜日の夜だったから、私のイメージを覆すぐらいカップルの数が多かった。が。その日は平日の夜。私が当初持っていたイメージどおり、なんか根暗そーなサラリーマンと、冷やかしできた男子学生ばっかり。女の人イナイヨwww私がうつむきがちに、カレの後をついて玩具屋さんの入り口を通る。出入り口のすぐ傍にレジがあり、男性の店員が立っていた。で、客の姿を見るたびにその店員さん、 「いらっしゃいませぇ~~~( ̄0 ̄)」めっさ明るい声でコールしてる・・・・。ここはどっかのスーパーか?なんて錯覚とめまいを覚えつつ、階段を上っていく。ただ、入り口の店員がどんなに明るく振舞おうとも、店内の客層は明るくはない・・・・。階段を上り、目的の玩具フロアに着くと、狭いフロア内にスーツを着たサラリーマンがゴロゴロいた。そして、私の姿を見た一人のメガネで小太りのサラリーマン。 Σ(´ι _`;)って、びびった顔をして、すごすごと逃げていった・・・・そんなに逃げなくても・・・・まぁ、見たい棚の前が空いたからいいか・・・・ってなわけで、バイブコーナーの前に無事移動できた。相当いろんな種類のバイブが並んでいるが、商品を一つ一つまじまじと見る勇気がないので、何がどう違うのかさっぱりわからない。 「どれがいーんですかー?」カレが聞いてくる。とりあえずの私の条件はひとつ。 「とりあえず、顔のついてないヤツ!!」と、思ったところで。その商品棚に並んでいる商品のほとんどが自分の求めているものでないことに愕然とした・・・・。なんでほとんどの商品に人面がついてるのよ!Σ(・ん・;メ)その圧倒的な品揃えの人面バイブにビビリつつ、私達は別の棚に移動する。やっぱり並んでいるのは人面付きorzようやく人面っぽくないバイブを見つけたので、それを買ってもらうことに。カレがレジを済ませているとき。前回もそうだったけど、自分がどこにいればいいのか相当困る。会計してるカレの後ろに引っ付いているわけにもいかないし・・・・そうすると、他に入れる場所といえば、階段の前のスペース。所在無く階段前のその場所でおどおどしていると、やはり階段を昇り降りするリーマンにびびられる。 Σ(´ρ`;)早く会計が終わってくれ!!!!と、心の中で祈る私。お金を支払うカレに、明るく声をかける店員。 「ポイントカードもってらっしゃいますカー?」 「いや。ないっす」 「じゃあおつくりしますね~~~」作らんでいい!!Σ(゚Д゚ υ) とりあえず、これでもかってぐらい、精神的にヤられて店を出てきました。さて、買ってきたバイブは・・・・つづく?
Jun 18, 2007
コメント(10)
メッセンジャーでの会話。 『目をつけてた喫茶、ちょっとHPの掲示板の書き込みが気になったので 某掲示板で聞いてみたんだけど。』 『スワップメインの店らし。。。。』 『(;゜ロ゜)』 ∧,,∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ ,,゚Д゚彡< 先生! 初心者にはまだ刺激が強すぎます!!__ ミ ミ ミ .\___________\,,ι(ノ ̄ ̄ ̄\||ヽ||第1フサ ̄|| ...||... ̄ ̄ ̄ ̄||さて、どうしましょ?(笑)
Jun 13, 2007
コメント(8)
「ゲームなんてしてないで、 ちゃんとお話しようよ」 「はぁい、やめますよぉ。 何の話をしたいの?」電話の向こう側で、テレビが消される。 「じゃあ、エッチな話はどうですか?」 「仕方ないですなぁ、このねーさんはぁ」電話の向こう側で、テレビが消された。その時私はどうにも、エッチな気分が抑えられない気分だったようだ。そして、彼に対してこんなわがままを言ってみた。 「じゃあ、ゲームの代わりに エロい動画流してよ。」 「ええぇ?」 「パソコンに動画あるでしょ?(^^)」もう彼のパソコンの中に、昔DLしたエロ動画があるのを知っての要求だ(笑)。彼は少しだけ嫌がる素振りを見せたが、すぐに折れてくれた。 「せめてどんな動画がいいか指定してよ」 「ええ~。 えっと・・・・ じゃあ、熟女!」 「・・・・・ んなもんないわい!」あら、怒られた。私も何も思い浮かばなかったから、エロい動画についてそうな単語を適当に言っただけだけど(笑)。 「じゃあ、なにか人がいっぱい出てくるやつ」 「ええ~~ そんなの・・・・ いや、あった」カレは動画の一つを再生してくれた。受話器の向こうから、くぐもった女性のあえぎ声が聞こえる。複数の男性が、一人の女の人をいじっているものらしい。 「なに? 人がいっぱいエッチしてるヤツが好きなの?」 「実はね・・・・ そういうの、見たことはないんだけど。 女の人がいっぱい中出しされるようなのは、 結構好きかも知れない・・・」 「そんなことしたいの? だから、そういうお店に行きたがるんだ?」 「違うよ、自分でそいういうことしたいわけじゃないもん・・・・。」最近はこんな風に、エッチな動画を流しながら電話エッチしてたりします(笑)。他人のあえぎ声を聞きながらエッチなことしてると、それはそれでいつもとは違う盛り上がりがあったり・・・・(*ノ∀ノ) 「あ。」 「なぁに?」 「後ろに控えてた男の人たち。 みんな女優さんにかけて、引っ込んじゃった・・・・」 「(‘д‘ )え?」ぶっかけは興味なかったんだけど・・・・・・・(;´Д`)ウウッ…
Jun 12, 2007
コメント(6)
「逢うのは2週間先かぁ・・・・ 長いな・・・・」そうカレがポツリとつぶやいた。 「ごめんねぇ。 でも、次に逢うときはたっぷり時間があるから、ね」私はそう答える。 「ねぇ、この前教えてもらった喫茶のHPのリンク集、 もう一回教えてよ」 「なに、次逢うときに行きたいの? あれ~? 新しいオモチャ買ってくれる約束は~?(笑) それに、うちらが行けそうなお店はみんな場所遠いよ?」 「そうなんだよねぇ、行きやすそうだったあの1箇所が もう閉店しちゃったから・・・・。」 「後は、(a. 帰るのに1時間かかるけどものすごい歓楽街の中のところ)か、 (b. 同じぐらい遠くて、落ち着いていそうな雰囲気だけど店が狭いw)か、 (c. 人に教えてもらってすごく雰囲気いいんだけど、遠くて全く土地勘のない場所)かなぁ、 うちらが行けるとしたら・・・・」 「やっぱりcが候補に入るんだ?」 「うん・・・・でも、ココから帰るには遠いんだよねぇ。 夜はどっかホテルでとまる覚悟で行かないと。 でも、土地勘がないからどこに何があるんだか想像がつかない(笑)」 「aは・・・・どうなんだろうねぇ」 「なんか遊びなれた人がいそうとか 勝手に想像してしまうwww」 「じゃあ、b? 狭いねぇ~」 「でも一番無難そうじゃない?(笑) もし行くとしたらやっぱり会社帰りになるのかな?」 「ええ~~~!? 俺スーツ!?Σ(・_・`)」 「だって、そっちの家に遊びに行った次の夜とかだと、 お店に行く体力絶対使い果たしてるジャンwww」 「スーツで行くのはヤダ(´・д・`) 」 「どうせお店の中では脱いじゃうジャンwww」 「そうなんだけど・・・・なんとなくヤダー」こんな会話を今までもなんど繰り返したことか(笑)。毎回話はまとまりません。多分今回も喫茶突入はお流れになるんだろうなぁ(´▽`*)お互いにこんな話して面白がってるだけなんだろうから、これはこれでいいのかなぁ~?
Jun 10, 2007
コメント(14)
なかなか戴いたコメントにレスできなくてごめんなさい。 もうすこし余裕の出来たときに改めさせていただきます(」゜ロ゜)」クハッ 別に心労がたまってるわけではないです。 でも、やはり、楽しくない想い出を書こうとすると、 無駄なエネルギーを使いますね(笑)。 姉ですが、昨日の夜しばらく電話で愚痴を聞きました。 今回の件では、旦那は浮気された被害者であるけどね。 でも、やってる行動が悲惨を通り越して、 笑ってしまいたくなるような状況。 ここで私も内容を吐き出したくなるけど、 それをやると姉の仕事バレちゃうからできないwwww
Jun 8, 2007
コメント(6)
「すいません、ちょっと今日体調不良で・・・・ はい、午後には出勤します。」私は裸でホテルのベッドに横になったまま、カレがそう会社に連絡するのを眺めていた。その日は平日。シフト勤務だった私はその日仕事はなかったが、カレは普通に仕事がある。けれど、私のために午前中だけでも休んでくれたんだ。その時他人を振り回すことしか考えていなかった私は、その事実に満足していた。彼氏と別れてカレと一緒になる。そんなことは、別に考えていなかった。カレも、私がなぜこの日に私が彼を誘ったのかとか、彼氏はどうしたのか、とか。そんなことは聞いて来なかった。。昼頃、私はカレを見送った。 「ごめんねぇ。こんなあわただしくなっちゃって。 プレゼントでも用意しておけば良かったのにねぇ」 「ううん。あたしこそ急に呼び出しちゃったから・・・・。 今日は、一緒にすごしてくれてありがとう。 うれしかった」私は後先も考えず、無邪気にそう言った。それから私はカレと度々逢い、夜を過ごした。けれど、カレが私に対して一緒にその時を過ごす以上のことを望むことはなかった。カレの方からどうしても逢いたいと言って、私を困らせることもなかった。そして、私は。彼氏との関係を終わらせられることもなく。サラ金3社への借金は、彼氏の親御さんが低金利のところで借り替えてくれることで、決着してしまった。(借金の話をすると、相当長くなってしまうので割愛)彼氏との関係を修復してしまった私だったが、一方で私はカレとの関係も断ち切れずにいた。私は2度、罪悪感からカレに別れを告げたことがある。結局彼氏と別れられず、カレと不誠実な付き合いを続けていても、私は当然ながら、カレ自身も幸せになるとは思えなかった。2度目の別れ話の時、私はカレにこういわれた。 「このままの関係で一緒にいても幸せなはずがないとか、 別れたほうが俺のためだとか。 そんな事勝手に決め付けないでよ。」 「アキがいなくなっても、誰か別の人と付き合うこともないだろうし。 ただ、また独りの生活に戻る。 それだけのことなんだから・・・・」別れたいと思うのは、私の単なるエゴだろうか。このまま付き合い続けるのは、カレのためにも私のためにもならないというのは、卑怯ないいわけだろうか。私自身の保身のために別れたいと、一方的に切り捨ててしまうしか、別れる方法はないんだろうか。カレは私が結婚することも何もかも知っていて、それでも、ただひっそりと傍に居たいと・・・・それだけを望んでいる。私はカレの気持ちを知っていて、カレを傷つけるのがわかっていて、私はカレの肌のぬくもりを求めた。少しでもカレの心を傷つけないように終わりを迎えたい・・・・。それは今でも思っているが・・・・。答えなんて、見つかるわけがない。タイムリミットまで、あと3ヶ月と少し。
Jun 6, 2007
コメント(0)
翌朝。出勤のためにスーツを着込んだ彼氏は、私に消費者金融のカードと、自分の給与口座の通帳、キャッシュカード、印鑑を渡してきた。 「俺の給料、全部管理してもらってかまわない。 返済に関することも、全部一任するから。 俺には一週間ずつ、必要最低限の生活費をくれればいいから。」私は何も答えず。呆然としたまま目の前に置かれたカード類と眺めていた。抜け殻のように言葉を発しない私に何度も声をかけ、彼氏は部屋を後にした。いまさらこんなもの出しても、遅い。最初に私が借金を見つけてから、半年以上も私にウソをつき続け。もう、信用することなどできない。疑うことすら恐怖を感じている。別れにも応じてもらえない。もう、何も辛いこと考えたくない・・・・。それでも、心の奥に残っていた義務感と、少しだけ、今後のことに希望を持っていいんじゃないか。そんな淡い期待をほんの少しだけ胸に抱き、サラ金のキャッシュディスペンサーの前に立った。けれど、現実がそんなに甘いわけはない。その月の返済、1万5千円を入金して出てきた返済記録に、私は打ちのめされた。 借金総額 487,000円 返済金額 15,000円 元本返済 1,100円信じられないくらいの金利。そして、告げられていた額を大きく上回る借金総額。頭の中で色々と計算をめぐらせた。いままで頭の中で考えていた、借金返済の計画がまた一気に足元から崩れ去る。しかも、これと同じような思いを味わったのは、1度や2度ではない。真実を突き詰めれば突き詰めるほど、借金の額が絶望的な数字であることを思い知らされる。何も、考えられなくなった。 『ねえ、死んでいい?』彼氏に、私はそうメールを送る。程なく、仕事を抜け出した彼氏が私に電話を入れてくる。 「ねぇ、もう、死んでいい? もう無理だよ、私にはどうにもできないよ」 「どうしたんだよ、一体・・・・」 「だって、どうするのよ! 手取り20万ぐらいしかないくせに、借金400万近くもあって。 どうやっていけばいいって言うのよ!!」私はそう叫び、泣き出した。尋常でない私の雰囲気に、彼氏はさすがにひるんだようだった。 「わかった。 週末、親と相談してみるから・・・・ 結果が出るまで、少し距離を置こう。 話し合ったら、ちゃんと連絡するから」そして、電話が切れた。もう、何もかもここで終わればいいのに。そう思った。1日、2日。私は抜け殻のような状態のまま、形だけ仕事をこなした。気がつけば、翌日は私の誕生日。もちろん、彼氏と一緒にすごすはずはない。誕生日、今年はひとりで過ごすんだね。別に寂しいわけではないけれど・・・・。考えてるうちに、なんだかバカらしくなってきた。なにも私が間違ったことはしたわけじゃない。何で私がバカ正直に、ひとりで記念日を過ごさないとならないんだろう。一体誰に義理立てする必要があるの?あたしだって、あいつ以外に、一緒に誕生日を過ごしてくれる人ぐらい、いる・・・・。仕事の合間。私は何度も携帯を握り締め、メールを送ろうとして、ためらうことを繰り返した。そしてついに、カレにメールを送った。 『今日、仕事が終わったら一緒に食事したい。 逢ってくれる?』カレは私の誕生日を知っていたし、忘れていなかった。その誕生日の前日、私が送ったメールが何を意味するのか。きっと薄々は気がついたはずだ。そして私も。私が食事の後も一緒にいたいといえば、カレは拒否しないことを確信していた。どうにでもなればいい。私の心は、冷え切っていて。自分も、その周りの人間をも、傷つけることしか考えていなかった。そして、待ち合わせの時間。いつものように優しげな表情で、カレは私を迎えてくれた。日付が変わった瞬間。私の携帯が鳴った。発信者を確認した後、私はその着信に出ることなく、切った。程なく、メールが届く。 『誕生日おめでとう。 心配ばかりかけてごめんなさい。 少しでもアキを安心させられるようにがんばります』内容を確認すると、私は携帯をバッグに放り込んだ。電車を待つ、深夜の駅のホーム。私は隣にいるカレの手を握り締めた。
Jun 3, 2007
コメント(2)
私はそのとき、ただただ恐怖心に押しつぶされそうになり、おびえていた。 信じたい。 でも、信じたころにまたウソが見つかる。 解決の糸口を見つけたと思っても、 すぐにその希望が叩き壊される。 また裏切られる。 コワイ。 コワイ。 ニゲダシタイ。私は床にへたり込んで、ローソファーに背中を預けた。引き出しから探し当てたカッターの刃を、自分の左腕に。でも、ぜんぜん血なんて出なかった。薄皮一枚傷つけただけだった。流れもせず、ジワリと血がにじんできただけだった。もっと、もっと深く。深く切らなきゃ。早くココから、逃げ出さないと。腕が、ちくりと痛む。私はもう一度、カッターの刃を腕に滑らせる。もう一度。もう一度。でも、ぜんぜん力を入れられない。傷口から、血なんて流れてこない・・・・。こんな傷しかつけられない、私は。どうしようもない臆病者だ・・・・。目から止め処なく、ぼろぼろと涙があふれていった。やがて、ドアが開き。この部屋の主が帰ってきた。 「どうした・・・・? おい、どうしたんだよ!」スーツ姿のまま、私に駆け寄ってくる。左手首の傷と、右手のカッター。すぐに状況は悟ったはずだったが、ついていた傷がごく浅いものであったのに気づくと、発していた緊迫感は少し和らいだ。私をなだめるような言葉をかけながら、ゆっくりと、右手からカッターを離させた。取り上げたカッターは、すぐに引き出しの奥に押し込んだ。再び私の前にひざをついて座り込むと、私の手を両手で強く握った。 「どうしたんだよ。 一体何があった?」何が・・・・?今までと変わったことなんて何もない。ただ、ずっと苦しいだけで。辛いだけで。もう信じるのが怖いだけで。 「何か、私に隠してること、ない・・・・?」私は、何の根拠もなく、唇を震わせながらこんな言葉を言った。 「これ、見たんだな?」そういうと、びりびりに破られて床に散らばっていた消費者金融の明細書を拾って私に見せた。 「これは田舎の弟が勝手に借りたんだよ。 俺もいきなりこんな明細が出てきたから、 頭に血が上って破り捨ててたんだよ」・・・・・本当にあったんだ、隠してること。あたし、ぜんぜん気がついてなかったのに。弟さんが勝手にお金借りるなんて、本当にできるっていうの??うそつき。うそつき。 「もうサラ金は全部解約したって言ったじゃない・・・・」 「返済のために必要だから、解約って言ってもできなかったんだよ。 悪かったよ、ちゃんと説明してなくって。 でも本当にこれを借りたのは俺じゃないんだって。 信じてってば」 イヤダ。イヤダ。 シンジタラ マタ ウラギラレル。別れ話は、私の方から何度となく切り出してきた。けれど、その度に説得され、別れられず。私はもう、疲れ果てて何も言う気力が起こらなかった。そのとき、私はそのまま適当になだめられて。狭い布団で、彼氏の隣で無言のまま眠りについた。横になって、しばらくしたころ。彼氏がこちらに寄ってきて、私の体を触り始めた。別に彼氏がお盛んなわけではない。どちらかというと彼氏の方のが淡白なのだ。私のご機嫌取りのために、SEXを仕掛けたのだろう・・・・私は彼氏を見ようともせず、ただただ何もない空間を見つめていた。下着の下に手が差し込まれ、指先が私の中でうごめく。私の体を知り尽くした彼の指は、難なく私のその場所を濡らしていった。 「していい?」彼氏は何度か私にそう意思確認をしてきた。好きにすればいいと、私は応えただろうか。寝巻き代わりに着ていた私のジャージに手をかけ、下着と一緒に引き下ろし・・・・途中で、手が止まった。私はずっと彼氏の方を見ようとはしなかったが、暗闇の中、彼の全身の筋肉が引きつったのを感じた。私の太ももに刻まれたカッターの傷を、見つけてしまったのだ。たいした深さではない。傷痕にすら残らない、ごく浅い傷。けれどそれが私が泣きながらつけていた傷だということは、すぐにわかったのだろう。彼は、私にそんなことをした理由を問うことはなかった。その傷に気づいてしまったことを私に悟られまいと、何も言わず強引にジャージと下着を剥ぎ取る。私の中に指を奥まで差し込み、ぐちゃぐちゃとそこをかき回す。膝の間に割って入り、硬くなったそれを私の中に差し込むと、いつになく乱暴に腰を動かした。恐怖、罪悪感、迷い。そんなものを振り払うように。まるで泣いているようだ。私は何の感情も抱かず、ただそう思った。まるで人形のように、彼の動きに身を任せていた。やがて彼が無理やりに絶頂をむかえ、果てた後。私の意識は引きずり込まれるように、闇に堕ちていった。
Jun 2, 2007
コメント(2)
全13件 (13件中 1-13件目)
1


