あま野球日記@大学野球

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2009.12.19
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カテゴリ: 大学野球

「セ、パ両リーグ誕生60周年記念試合・プロ選抜vs
大学日本代表」
のこと。


■この試合で、もっとも不運な投手は明治大・ 西嶋一記 (3年、横浜高)だったと思う。

両チームから計18人の投手が登板したけれど、西嶋だけが1回を投げ切ることが
できず、イニングの途中で降板する憂き目にあった。

西嶋が登板したのは、スコア1-1の同点で迎えた8回裏のこと。プロ選抜のこの回
先頭の 松本哲也 (読売、山梨学院大付高-専修大)に対し、一球もストライクが
入らずストレートの四球を献上。続く3番・ 天谷宗一郎 (広島、福井商高)にはゴロで
センター前に弾き返された。

突然訪れた無死一・二塁のピンチに、 榎本保 監督は慌ててベンチを飛び出す。
そして東海大・ 菅野智之 への交代を主審に告げ、西嶋の仕事はたった6球であっけ
なく終わってしまった。


野村祐輔 (2年、広陵高)の陰に隠れがちだったけど、
今年秋になって頭角を現した。

春季の登板数は1試合(対東京大2回戦)のみで勝敗はなかったが、秋は10試合
に登板し3勝1敗、防御率は1.13の好成績。野村祐輔や 斎藤佑樹 (早稲田大3年、
早稲田実)らを差し置いて、西嶋は堂々の防御率1位に輝いた。

対プロ選抜の試合ではいいところがなかったけど、東京六大学リーグではすごい成績
を残した素晴らしい投手だったのだ。


■横浜高時代は、2006年センバツで甲子園に出場し、 川角謙 (現・青山学院大3年)
の控え投手として全国優勝を経験した。その頃の恩師・ 渡辺元智 監督の西嶋評は、
「素質はナンバーワン。だがハートが弱い」 (朝日新聞2006年7月30日付)だった
らしい。ちょいと厳しいコメントだけど、そのメンタル面がこの試合で不運を招いたか?



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Last updated  2010.03.10 02:18:42
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