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2014年09月12日
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カテゴリ: 「黒執事」小説



 18禁です。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m



手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート



 「もう、これで、この悪魔は最低でも12時間は動けない。

 シエル。キミは・・・自分の執事がこの屋敷に入った瞬間から

 様子がおかしくなった事に気付かなかったのかい?

 ドルイット子爵の話といい、浅はかだね。この屋敷の至る所には

 悪魔封じの呪文が書いてあるのさ。普段は結界も張ってある。

 キミ達が来る事は予知していたから、今日だけ結界を解いておいたんだよ。

 この悪魔は全ての魔女が悪魔より弱く、悪魔に媚びへつらう生き物だと

 思っていて、魔女を軽んじるばかりに僕の力を見誤ったんだ。

 聖水も効かないほどの強い悪魔が毒キノコと聖水をグツグツ煮込んだ

 スープを飲んだだけで倒れる訳がないと己の力を過信していたんだろうね。



 隠していたからね。調査不足のまま屋敷にやって来て、キミ達は罠に

 嵌ったんだよ。愚かだよね。」

 クロウは笑いながら、シエルの眼帯に人差し指を向けた。

 「動くなよ。」

 シエルは不思議と足が竦んで動けなかった。クロウはシエルの傍に



 「綺麗だね。」

 悪魔と契約を交わした証が刻まれたシエルの瞳を見て、クロウは言った。

 「キミは魔女の肉を食べた事があるかい?魔女の肉を食べると願いが叶う

 という伝説がこの森にはあってね。20年前、村で疫病が流行った時に

 村人達がウィッチ家の人々を殺して食べたのさ。欲深いクロウ家の人間は

 魔女を一人残して繁殖させれば、願い事を叶える道具ができると思って、

 娘を一人監禁して、犯して、孕ませた。生まれてきた子はクロウ家の

 人々に食べられてしまったのさ。酷い話だろ?でも、魔女の子を食べても

 何も願いは叶わなかった。それで、次に生まれてきた子供は食べずに

 育てられた。第一子は食べてしまったから、第二子でもクロウ家の

 第一子として認知された。それが僕。僕の母は地下に幽閉されて、

 毎日泣いてたよ。泣かされてたって言ったほうが正しいかな。僕が

 幼い頃から母はよく全裸で三角木馬に跨らせられたり、鉄製の椅子に

 拘束されたりしていたからね。身体に鋲が刺さって痛いって泣いてたよ。

 でも、本当の地獄が始まったのは父が結婚してからだった。

 僕が5歳の時に父は結婚したんだ。母は妻じゃなかったからね。

 クロウ男爵家に相応しい正妻を迎えたと言っていたけど、あの女は

 まるで悪魔だったね。父は欲に駆られて自分の子を食べた事を悔いて、

 僕には手を挙げなかったけど、継母は僕の事を鞭で打つんだ。僕が

 7歳の時に弟が生まれたけど、あの女は赤ん坊の弟まで叩いていたよ。

 クロウ家の屋敷の地下からは僕の母の泣き声が、地上からは僕と弟の

 泣き声が毎晩、響いてね。そんな時かな。父が僕に手を出したのは・・・

 それまで僕には優しかった父が突然ベッドに僕を押し倒したんだ。

 僕は7歳で父に犯されたんだよ。」

                           (続く)







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最終更新日  2014年09月13日 01時14分31秒 コメント(5) | コメントを書く
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