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2014年09月13日
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カテゴリ: 「黒執事」小説



 18禁です。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m


手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート



 クロウは悲しい表情を浮かべた。

 「父は僕を溺愛し、継母は僕を寄宿学校に放り込んだ。

 僕は17歳になって学校を卒業するまで週末は父に抱かれ、

 月曜から金曜までは学校で勉強する生活が続いた。でも、クロウ家の

 跡取りだった弟は学校に行く歳になっても家庭教師で、ずっと

 この屋敷から出る事はなかった。僕はまだ恵まれていたほうなのかな。

 母は魔女狩りさながらの拷問を父から受け続けて気が狂っていたし、

 僕が17歳の誕生日に鉄の処女に閉じ込められて死んだんだ。



 食べさせてくれた。僕は2ヶ月前、魔女の肉を食べたんだ。そう、

 母親の肉をね。最初は何の肉か分からなくて、継母がニヤニヤしながら

 僕を見ているものだから、僕は気味が悪かったのを覚えてるよ。

 ほんの2ヶ月前の出来事が随分昔のような気がする。何故だか分かるかい?

 その時、僕は覚醒したんだ。魔女の肉を食べると願いが叶うって伝説は



 願いが叶うんだ。つまり、僕は常日頃から自分の無力さを嘆き、強く

 なりたいと思っていた。だから、魔女の肉を食べる事で強くなったんだ。

 世界最強の魔女になったんだよ。悪魔と対等に戦える強さを手に入れたんだ。

 ウィッチ家は薬を作る白魔術。黒魔術を司る悪魔の下僕とは違うんだ。

 誇り高き一族なのさ。僕が昔話をキミにした理由が分かるかい?

 キミは女王の番犬なんだろう?全部知ってるよ。キミが昔、連れ去られて

 玩具にされた事も。今は悪魔と交わっている事も。キミは人外の者と

 交わるのが好きなのかなぁ。僕は人であって人でないんだ。もし良かったら、

 僕と交わってみる?シエル。キミの瞳を抉り取ったら、悪魔との契約は

 破棄しても大丈夫なのかな?フフフ・・・」

 クロウは笑いながら、シエルの瞳にキスしようとした。

 「や、やめろ!」

 シエルはクロウを突き飛ばした。だが、逆にシエルのほうが反動で倒れて

 尻もちをついてしまった。

 「キミ、スープを飲んだだろ?この森で採れる毒キノコには幻覚作用と

 麻薬みたいな効果があるんだ。キノコを食べたら最後、もう僕には

 逆らえないんだよ。キミはもっとキノコを食べたほうが良いな。

 さあ、スープを飲んで。」

 クロウはテーブルのスープの皿を手に取り、スープを口に含むと、

 シエルに口移しで飲ませた。シエルは嫌がったが、唇を塞がれて

 吐き出す事もできず、仕方なくゴクリと呑み込んだ。

 「いい子だ。」

 クロウはそう言うと、シエルに何度も口移しでスープを飲ませた。

 スープを全て飲み干した頃、シエルの意識は混沌とし、瞼が重くなった。

 「眠くなったんだね。良い夢を見なさい。おやすみ。シエル。」

 クロウがシエルを抱きしめて、瞳にキスをすると、シエルは眠りについた。


                             (続く)







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最終更新日  2014年09月14日 10時56分11秒
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