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2015年10月10日
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カテゴリ: 「秘密」詩・小説



 BLの苦手な方は読まないで下さい。

 18禁です。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m


手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート



 「ホタル様。生贄の儀式と13歳の成人の儀式が重なって様ございました。

 さあ、どうぞ。生まれたての赤子の肉をお上がり下さいませ。」

 初めて目にする光景は異様だった。大鍋に絞殺した赤ん坊の死体を入れて、

 グツグツ煮るのだ。煮えたら、取り出して、大皿に盛り、包丁で肉を削ぎ落とす。

 小皿に肉を盛って、恭しく差し出す信者は異様な儀式に慣れているようだった。

 「食べたくない。」

 ホタルは拒否した。

 「成人の儀式だぞ。食べて大人になるのだ。食べなさい。ホタル。」



 「嫌だ。やっぱり、こんなの変だよ。嫌だ!」

 「嫌じゃない。信者一同の前で父に恥を掻かす気か?嫌なら、死を以って償え。」

 教祖はホタルをバシッと叩いた。そして、毒薬の瓶をホタルの目の前に置いた。

 「食すか死か選べ。選べなければ、父が食べさせてやろう。」

 教祖は無理やりホタルに赤子の肉を食べさせようとした。



 その時、青い炎がホタルの両手から発生し、燃え上がり、青き炎に包まれて、

 教祖は死んだ。

 「わーっ!!」

 ホタルは錯乱したように大声で泣いた。すると、炎は天井にまで燃え広がり、

 たちまち御殿を焼き尽くした。信者たちは逃げ惑いながら、炎に包まれて

 死んでいった。地獄絵図のような光景の中、ハチだけが逃げなかった。

 ハチは我を失ったホタルの心を鎮める為に燃え盛る炎の中でホタルを抱きしめた。

 ホタルは涙を流して、こう言った。

 「ハチ。僕が怖くないの?」

 「俺は・・・怖くないです。それより、ここにいる皆はもう助からない。

 蝶子様を助け出しましょう。」

 「うん。」

 ハチだけが無事だった。ハチと手を繋ぎ、二人で蝶子のいる地下牢に

 向かったが、ホタルが歩くところ全て炎に囲まれていた。地下牢に着くと、

 蝶子は炎の中で死にかけていた。

 「化け物!呪ってやる!ホタル!」

 蝶子は恐ろしい形相でホタルを罵倒し、息絶えた。

 ホタルはほろほろと涙を流した。

                              (続く)





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最終更新日  2015年10月11日 23時57分15秒 コメント(2) | コメントを書く
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