2025.11.21
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カテゴリ: 国鉄
ずいぶんと前の ​積み残し案件というか(苦笑)


ユーチューブのおすすめ? 右にツラツラと出る番組、最近ちょっと昔の映画がずらーっと

出るようになってしまい、その中にあった「チェルノブイリ1986」、
     
2021年~ 公開されたロシアが製作した映画で、個人的には事故の真相が語られるのか? と、

期待半分で観ちゃったものだから途中で正直うーーん.. になってしまった部分もあったのですが、

とはいえ「ロシアが作ったチェルノブイリ映画」という点では色々興味深く楽しめましたw 

そんなわけでの劇中で気になったあれこれ(ネタバレ含む)  





ストーリーはこの消防士アレクセイ同志が、身を挺して粉骨砕身原発事故に奮戦する内容。 

アレクセイ同志の吹替え声優は「24」のジャックバウアー捜査官でおなじみの小山力也氏です。

というか力也氏担当ってだけで、アレクセイ同志の行く末がある程度想像できちゃうのは自分だけ?(笑)

そんな劇中での “同志” って呼び合いもソ連っぽいし、何といっても背後の自動車! 

このデザインアウトオブ眼中な無機質さが ザ・ソ連というか、いかにも共産圏っぽくて

イイ味出してますよね(まぁ本家で撮影しているんだからそりゃそうだろなんですけれど) 

最初の30分くらいはこのアレクセイ同志と 




元恋人のオリガ同志、その息子のアリョーシャ君との平凡なソ連人の日常生活が描写されるのですが 






やっていることは仕事帰りにデートしたり、公園で若者たちが音楽に合わせてダンスしたりと

こちらとあまり変わりは無いのに、目に付くのはスローガンだけで広告の一切無いシラけた街路、

色気の無い不愛想な建物群、そこいらじゅうの赤と、西側諸国ではまず見ることができない

独特な雰囲気が興味深いです。 




そしてトラックが1986年当時でもボンネットタイプ! 日本でボンネットトラックが活躍していたのって

1950~60年が恐らく最後ですよね。 まぁわざわざキャブオーバーにする必要が無い、 

というのもあるかもですが。 とはいえ
後ろの​ アドトラック ​ならぬアジテーショントラック? 

“原発はソ連の誇り” とでも書いてあるのでしょうか? 
こういうところだけは異様に力を入れるのも

如何にもソ連らしいなとwww


というかそれで思い出したのがチェリャビンスクに隕石が落下した時のニュース映像。

隕石が落ちたのは2013年でしたが、チェルノブイリから30年近く経っているのに




トラックが全く変わってねー(笑) 



そんななか物語が動き出すのはアリョーシャ君が、アレクセイ同志からプレゼントされた

8ミリムービーカメラを持って 





ワルガキトリオで原発の映像を撮影しようと夜な夜な忍び込んだところ




トリオが見守るなかいきなりどかーん! 

というか事故時のシーンはたったこれだけ。事故に至る過程や、原発職員が消火に

右往左往する描写は皆無。 これはほんと肩透かしを喰らいましたね(苦笑) 

とはいえその後の消防隊が消火活動するシーンに関しては駆け引き一切無し。




想像を絶する猛烈な被ばくで、一瞬で放射線焼けを引き起こして次々と倒れる消防士




古風なボンネットトラックの消防車が続々と現着するシーンなんか

まるでサンダーバードのシーン。 って、あれが製作されたのは1965年だから 

その頃から時代が止まっているということ?(爆)


つか、自分だったら流石に「放射能汚染ヤバくね?」って察して、

現場入りをためらうと思うのですが、全く躊躇無く、防護服とかを着るわけでもなく、 

任務遂行の為に突撃しちゃう描写は、大戦中にバルバロッサでナチスが侵攻してきた時と同様、

国家の為なら “捨て駒” を厭わない国民性なのか、それとも体制の要請なのか?



クライマックスは水蒸気爆発を防ぐために、圧力抑制プールの放射能で汚染された水温60℃にも達する 

熱湯の中にダイブして排水バルブを手動で開放するという、遂行すれば成功して無事に戻ってこれても

猛烈な被ばくで近日中に死ぬことが確定なミッション。




そんな決死隊に、アレクセイ同志の元上司でもある兄を消火活動で失った、原発技師のヴァレリイ同志と、

既に2人とも満身創痍な状態で挑むのですが、その最後のダイブに潜る直前、

アレクセイ同志がたまらなくなって





ここなら誰にも聞かれない。  
  
 こいつは何で爆発した?           つまり誰のせいなんだ?  

に、

人災だよ。                 今更関係無い。



とだけ言い残したヴァレリィ同志は 、任務遂行後に熱湯の中で瓦礫にひっかかってしまい、

自ら命綱を切って絶命。


それこそ映画で事故の核心に触れるのはこのワンシーンだけと言っても過言ではないかも。

こういうストーリーの流れも体制の要請なのか、いかにもロシアが製作した映画って感じはしましたが 

ただひとつ、リアルなほうの
原発事故の調査委員会責任者を務めて最後は自殺なのか、 

そう見せかけてKGBに暗殺されたのか、不可解な死を遂げたソ連の化学者  wiki より



映画自体は登場人物を含めて史実を題材としたフィクションと謳ってますが

登場人物の名前にしれっとオマージュしているあたりは制作陣、なかなかあざといなとwww 

因みに今回ググっていたところ




というアメリカとイギリスのテレビ局が合作した全5話からなる

テレビドラマ作品もあるそうで、こちらはかなり事故の核心に触れているとのこと。

それこそロシア版の1986と比べて、登場する車や街並みも含めてこれは気になる────

けれど、ユーチューブでググっても残念ながらヒット無しでした


また、チェルノブイリと同規模の最悪原発事故を起こしたのは

全世界でも日本の福島だけ。 な、そんな福島原発事故も








チェルノブイリのそれ同様に、様々な視点から描いたドラマや映画があるんだー 

ということを今更ながらに知った自分なのですが

しかもこうして知ってしまうとこっちも気になっちゃう。

もういっそ有料配信チャンネル登録しますかwww 


 いや。


これひょっとして「チェルノブイリ1986」は自分みたいに普段、興味あるジャンル以外は

全く見向きもしない情報過疎民を釣る “撒き餌” という可能性もありそうな(爆)  


とはいえ来年はチェルノブイリ原発事故から40年、福島原発事故から15年。

この節目の機会に、是非これらを一気に地上波ノーカット放送で... 

は流石に無いかー



EF58について





昨日出したEF58から7両目を整備です。 

今回はセット品(KATO製10-260 試験塗装セット)をバラしたものを

ヤフオクだかぞぬ経由で入手したもの。
  



マークと金属板とホイッスルの付属品が入っていました。

まぁセット品を見たこと無いので、これがオリジナルの組み合わせか謎なんですけれど..




金属板はこのように前面にくっつきます。  

つまり車体前面内側にマグネットが仕込んである “クイックヘッドマーク” 仕様ということw




早速ホイッスルの取り付けなのですが、この治具に挟んで屋根の穴に 

差し込んでね。ということなのですが、切り出しで1回、この治具にはめるので2回も  

ピンセットで摘まもうとしたときにパチーン! その度に床を這い回り

3度目のサルベージをしたところで精魂尽き果てました(失笑)



サンダーバード2号コンテナの修理について 





昨日サーフェイサーを盛り付けした個所、一部ヒケてまだ盛り付け不足な 

深く大きな凹みが(苦笑)




サーフェイサーではもはや役不足と、ここはタミヤパテを召喚して 

さらに盛り付けしたところまで。







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Last updated  2025.11.21 19:26:49
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