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大体一ヶ月遅れくらいで見てましたが、今日、5本見たので、会津戦争に追いつけそうです。う~ん、あのちっちゃい子役のときはよかったのよね。女ながらに鉄砲を習いたい八重とそれを禁じる父との攻防。父は彼女の思いが真剣なのはわかってるけど、それを許すと保守的な会津では居場所がなくなってしまう。その葛藤がよかったのですが、許されちゃってからは、八重さん、予定調和的に鉄砲研究助手に落ち着いちゃって、時々オトボケな言動をして場を和ます係、う~ん、それって主役じゃない…。このドラマねぇ、すごくまじめに作ってて、あ~、そういうことだったんだ~ってよく思うんだけどねぇ。この間見た舞台は水戸藩の内戦水戸天狗党の乱だったので、徳川慶喜なんだか悪いやつです。彼はどうも頭よすぎて、さっさと投了しちゃった将棋の名人みたいな感じですな。綾野剛の松平容保がなかなかいいと思うの。養子に来て、家督相続して、生まれて初めて会津に来て、「お芝居の義経公みたいなきれいなお殿様」とささやかれ、まじな戦争訓練にひき、気を引き締めてがんばらなきゃと思い、みかどにお手紙もらって感激し、ますますがんばっちゃって、どんどん泥沼…。八重の夫役の長谷川博己さんともども小栗君の作品でブレイク前から知っていたので、少し優越感で見てる。ジョジョいわくの『ダブルフェイス』でかわいそうな人の西嶋秀俊さんは最初のほう、肌脱ぎの試合で、おおぉ!とみんな思わせた(同世代の集まりで大河見てる人はみんな言ってた)んだけど、そのあと、目が悪くなってうっとおしい顔ばっかりになったし。 ~~~~~***~~~~~この辺まで先週書いて、あと「二本松少年隊の悲劇」を見ました。戊辰戦争については二年前に弘前、角館、秋田と旅行したときに調べて、「白虎隊」よりずっとかわいそうじゃないか~!と思った。(白虎隊で自刃したのは一部だし、少年とはいえ中3か高1くらいの年)二本松はほとんどが中学生の年で、12歳(多分数え年なので下手したら満で10歳)の子供までいて、指揮官を失ったあと、ばらばらに戦って、官軍も子供だから見逃そうとするんだけど、かかってくるのでやむなく手を下したような中、ほとんどが戦死かその後怪我の悪化でなくなったそうな(会津で八重さんの腕の中で死んでるのは創作だけどね)。秋田藩が裏切ったと悪者になってましたが、秋田は平田篤胤の出たところで、もともと勤皇の志の強かった土地だし、端っこで寝返ったわけではないので、四方から攻められ、庄内藩は強いし、結構大変だったみたいです。昔の朝ドラ『雲のじゅうたん』でヒロインの父が戊辰戦争で裏切られたと南部藩(と思うウィキペディアの秋田戦争は主語がなくて、 状況の把握が難しすぎるの)の人間はゆるさ~ん!と言ってた。ヒロインと結婚するのは確か南部藩出身者で、竜崎勝さんだよね、高島綾のおとうさん、肝臓病で早くになくなっていたんですね。この話でヒロインを応援してくれるのは旧藩主(船越英二)ですが、秋田の人は今も佐竹のお殿さん大好きみたいだよ、秋田城で解説のボランティアのおじさま、佐竹がいかに名門かについて大解説をしてくれたよ、自宅に帰って佐竹家について調べたら、当主はなんと秋田県知事だったよ。え~と脱線。『八重の桜』では腹黒い人は慶喜と岩倉具視。この間見た『あかいくらやみ』では、水戸天狗党、「よしのぶさまにおすがりする」べく京都を目指してるのに裏切られてかわいそうでした。慶喜はひとり図抜けて頭よくって、何手先まで読んじゃって、まわりはまだまだやれるのにって言ってる中でさっさと一人投了しちゃった将棋の名人みたいだよね。そだそだ、容保公の弟、桑名藩主定敬で歌舞伎の中村隼人君出てます。定敬は、「ザ・お殿様」顔の容保とちがって、ひどい写真が残ってますが、後年兄弟で撮った写真を見るとそう写りが悪かっただけでもない感じですけど、隼人君はハンサムだよね。ただ、セリフが一人だけカブキで浮いてた…。さて、今日のは見てないんですが、いよいよ会津戦争ですだ。綾瀬はるかの男装は萌えますな。もっと美人でも仲間由紀恵の男装は萌えない。昔、旺文社文庫『十二夜』の口絵ヴィヴィアン・リーのヴァイオラは萌えなかったなぁ。いけてませんでした。ヘレン・ミレンがBBC版でヴァイオラやってて、これはかわいかったです。まだなんか感想あったような気もするけど、まぁ、今回はオチもなくダラダラ書きってことで。
June 15, 2013
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は小林一茶でし。「悠然として山を見る蛙(かわず)かな」割と意外な句。知りませんでした。絵も、絶対信州じゃなくて、中国だし。英訳を知りたいな。このページによると陶淵明(とうえんめい)の「飲酒詩」の一節「菊を采(と)る東籬(とうり)の下(もと)、悠然として南山を見る」をふまえる。そうです。一茶はすごくモダンですよね。毎日俳句を送ってくるメルマガを取っていたことがありますが、一茶の感性の近代人ぽさによくびっくりしておりました。蝶とぶや此世に望みないように
June 15, 2013
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