ビジネス書はこれを読もう

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2023/04/02
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カテゴリ: 教養書

プロローグ
ーー無教養なビジネスパーソンは「危険な存在」である

□ 弁証法というのは、ある主張=Aがあったとして、それに反対する、あるいは矛盾する主張=Bがあり、それが両者を否定することなく統合する新しい主張=Cに進化するという思考のプロセスを示す。
□ この統合・進化は直線上ではなく、「らせん状」に行われることになります。
□ らせん錠というのは、横から見ればジグザグの上下運動に、上から見れば円状の回転運動に見える。
□ 要するに「「発展」と「復古」が同時に起こる

□ 「世の中はどのように成り立っているか」という「What」の問いと、「その中で私たちはどのように生きるべきなのか」という「Howの問い」の二つを整理する。

□ アジェンダとは「課題」のことです。なぜ「課題を定める」ことが重要かというと、これがイノベーションの起点になるからです。
□ いのべーしょんというのは、常に「小pれまで当たり前だったことが当たり前でなくなる」という側面を含んでいます。これまで当たり前だったこと、つまり常識が疑われることで初めてイノベーションは生み出されます。


第1章 「人」に関するキーコンセプト 「なぜ、この人はこんなことをするのか」を考えるために
第1部 哲学ほど有用な「道具」はない
□ 学びの種類 ・「プロセス」と「アウトプット」
□ 大切なのはプロセスからの学び


第2章 「組織」に関するキーコンセプト 「なぜ、この組織は変われないのか」を考えるために
第1章 「人」に関するキーコンセプト

01 ロゴス・エトス・バトス
論理だけでは人は動かない
アリストテレス

02 予定説
努力すれば報われる、などと神様は言っていない
ジャン・カルヴァン


□ 労働と報酬が正確に数値的に相関したら、人間は働きませんよ。何の驚きも何の喜びもないですもん。(内田樹)

03 タブラ・ラサ
「生まれつき」などない、経験次第で人はどのようにでもなる
ジョン・ロック
□ 自分の経験をリセットする、いわば頭を真っ白な石板=タブラ・サマの状態に戻せるか、戻せたとして、そこに有意義な経験や知識を書き入れることができるか?が大きな論点になってくるでしょう。

05 ペルソナ
私たちは「仮面」を被って生きている
カール・グスタフ・ユング

□ ストレスレベルの高いサイロからどんどん逃げろ
□ 「逃げる」というキーワードは、今後の人生戦略を考える上で需要なキーワード

06 自由からの逃走
自由とはいえ、耐え難い孤独と痛烈な責任を伴うもの
エーリッヒ・フロム
□ その選択肢の中からどれを選ぶのかということは、過去でも未来でもない、現在を生きている私たちに突きつけられたオプションだ

07 報酬
人は、不確実なものにほどハマりやすい
バラン・スキナー
□ なぜソーシャルメディアにハマるのか?それは「予測不可能だから」というのが、近年の学習理論の知見がもたらしてくれる答えだ

08 アンガージュマン
人生を「芸術作品」のように創造せよ
ジャン・ポール・サルトル

□ 「主体的に関わることにコミットする」
□ 私たち自分自身の行動
□ 私たちは「自分の行動」に責任があるだけでなく、この世界にも責任がある

□ 自由であるということを自分自身で決定することだ。
□ 自分自身の人生を完全な自由から生まれる芸術作品のように創造することで初めて、自分としての可能性に気づくことができる

09 悪の陳腐さ
悪事は、思考停止した「凡人」によってなされる
ハンナ・アーレント

□ 悪とは、システムを無批判に受け入れることである
□ システムを批判的に思考する

10 自己実現的人間
自己実現を成し遂げた人は、実は「人脈」が広くない
エイブラハム・マズロー

□ 自己実現を成し遂げた人は、ごく少数の人と深い関係を築く

11 認知的不協和音
人は、自分の行動を合理化するために、意識を変化させる生き物
レオン・フォスティンガー

□ 社会の圧力が行動を引き起こし、 行動を正当化・合理化するために意識や感情を適応させるのが人間 だということです。

12 権威への服従
人が集団で何かをやるときには、個人の良心は働きにくくなる
スタンレー・ミルグラム

□ やっている目の前の仕事が、システム全体としてどのようなインパクトを社会に与えているのか、それを俯瞰して空間的、あるいは時間的に大きな枠組みから考えることが必要です。

13 フロー
人が能力を最大限に発揮し、充足感を覚えるのはどんなときか
ミハイ・チクセントミハイ

□ 無気力なゾーンを抜け、幸福な人生を送るために「フロー」のゾーンを目指すことを考えた時、「スキルレベル」も「挑戦レベル」も一気に高めることはできません。まず「挑戦レベル」を上げ、タスク取り込むことで「スキルレベル」を上げていくしかありません。

14 予告された報酬
「予告された」報酬は、独創的な問題解決能力を著しく毀損する。
エドワード・デシ

□ 報酬を約束された被験者のパフォーマンスは低下し予想しうる精神面での損失をいかに最小限に抑えようとします
□ 人間が創造性を発揮してリスクを冒すためには「アメ」も「ムチ」も有効ではなく、そのような挑戦が許される風土であり、ただ単に「自分がそうしたいから」ということです。








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Last updated  2023/04/02 05:25:57 PM
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ezojieka@ Bleeding ways transcended inevitable, tool-naming prenatal tooth. <small> <a href="http://slkjfdf.net/" …
背番号のないエース0829 @ Re:一分間マネージャー 『アルフィー「君が通り過ぎたあとに-Don…
やすじ2021 @ Re:人生の目的/本田健(02/13) 昨日は大雨でしたが今日はポカポカ陽気で…
やすじ2021 @ Re:人生の目的/本田健(02/13) 昨日は大雨でしたが今日はポカポカ陽気で…
とみ0122 @ 書評でつながる読書コミュニティサイト・本が好き!のご案内 「本が好き!」を運営 和氣様 弊ブログ…

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