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膵臓の病気は結構厄介です。
民間療法も漢方薬も確固たるものがなく、対症療法が基本のようです。
ゆえに、随分悪くなってから受診する人が多いそうで、
そのときには慢性化(慢性膵炎)しているとか、膵臓が結構傷んでいる(繊維化)といったことがままあるそうです。
膵炎になる確率は、男性は女性の2倍。
50歳以上の患者(発症者)が多く、時間をかけて悪くなるので、40歳代から注意しないといけないようです。
膵炎は、簡単に言うと、膵臓が自分の出す膵液で自らを破壊してしまう病気。
症状があるときは、できるだけ膵液を出さないようにすることが肝要です。
そこで、私の経験上から、膵臓症状のあれこれと対処法を書いてみます。
膵臓が気になるという方の参考になればと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
●症状【こんな症状があったら、膵臓かも】
1.みぞおちが重い/張っている/押さえると痛い・硬い
2.背中(みぞおちの裏側)が痛い/違和感がある
3.油っこいもの、アルコールを摂取すると、背中が痛い/みぞおちに違和感がある
4.たくさん食べた次の日は決まって下痢る
5.ストレス(不眠含む)があり、食欲がない/食べようとしてもすぐに満腹になる
●対処法【とりあえずやれることから】
1.絶食(症状が取れるまで。まずは30時間)/水分は水のみ(ゴクゴク飲みは御法度。少しずつ1日1Lまで)
2. 絶食後は流動食(野菜ジュース、重湯、葛湯、野菜スープなど)を1~3日
3.その後は下記「御法度」を回避しつつ1週間ほど食べ物に注意
4.腹八分ではなく、腹五分に(満腹は膵液の分泌促進。満腹感はタイムラグでやってくるので、八分のつもりが満腹に)
●御法度【膵液を出さないようにすることが第一】
1.咀嚼…食べ物を咀嚼すると、消化が必要と判断して膵臓が膵液を出します。
2.熱いもの・冷たいもの…消化器全体を刺激します。膵臓も動きます。
3.香辛料…食欲を刺激すると同時に膵液が出て来ます。
4.味の濃い物…2と同様。さらに、食欲が出て過食に。過食は急性症状を誘発します。
5.カフェイン…膵液の分泌を促します。コーヒー、緑茶、紅茶など(麦茶など実のお茶、昆布茶などは大丈夫)
6.炭酸…5と同様
7. 脂・油…動物性・植物性の油全般。膵臓は脂質分解酵素を出します。膵臓を休めるためには、脂質は御法度。症状がなくなれば、植物性の油から摂取できます。
8.タンパク質…膵液中のタンパク質分解酵素は十二指腸で活性化するようにできていますが、膵炎のときには異常が起こって膵臓内で活性化します。タンパク質を摂取すれば、膵炎を助長します。
9.アルコール…意外なことに、肝臓と違ってアルコールが膵臓に与える影響及び膵炎に移行するメカニズムは解明されていません。が、アルコール摂取と発症の関連性は確認されているので、アルコールは控えるに越したことはありません。
10.インスタント食品・加工品(菓子類含む)…そのものが悪いのではなく、含有する成分が問題。「油脂」の含まれないインスタント食品・加工品は極めて少ないので、回避するのが正解。
1.規則正しい生活と睡眠…消化器が正常に働くための大前提
2.禁煙…喫煙と膵炎の直接的な因果関係は証明されていませんが、膵炎患者の喫煙率が高いことはわかっています。アルコールと同様、やめるに越したことはありません。
3.ストレスフリー生活…消化器は、ストレスに実に脆弱。膵臓に限らず、消化器の病気は繰り返します。環境や生き方、考え方を変えることも必要。
4. 保温…身体が冷えると内臓の働きが低下します。身体の中から保温することが重要。
いかがでしょうか。
「ちょっとおかしい」くらいなら、1週間も安静にしていれば回復するはず。
「長い間おかしいと思っていた」 けれど、急性症状が出ずに済んでいるなら、1ヵ月ほど食事療法をした方がいいかも。
具体的な食事療法については、また別の機会に。
今回はこれにて。
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