PR
Calendar
Freepage List
Comments
Keyword Search
キリンの首は、
「長くなれ、長くなれ、と願い続けたから、何万年もかけて長くなった」
と言う人がいます。
それは、違います。
その昔、キリンの首は短かった。
時がたち、草食動物が増えてきて、木の葉の取り合いになった。
低木の木の葉を食い尽くした動物たちは、高木へと争いの場を変える。
キリンも、木の葉を取り合う草食動物の一員だった。
餌を獲得できない種は絶滅の憂き目に。
ある日、キリンの中に突然首の長い赤ちゃんが誕生した。
キリンとも言えない首長キリンは、高いところの木の葉が食べられるので、
生存競争に勝てる。
やがて、首の短いキリンは滅び、首長キリンが現代まで生き残った。
進化の歴史はそういうことです。
つまり、「突然変異」の繰り返しによって、
その時代に最も有効な機能や能力を備えた新種が生き伸び、
現代に存在しているのです。
「突然変異」は、生物の遺伝子に備わった機能であり、
種を環境や天敵に対して有効な形に変えていく(進化)原動力です。
突然変異は、人間を含め、すべての生物に起こり得ること。
色や形や大きさといった外形から、体内の機能や能力まで、
あらゆる生物が日々変異して、新種を生み出し続けています。
人間の世界では、
「下戸」や「白人」、「ブルーの目」など数々の変異を生み出し、
いまでは“当たり前”と受け入れられるに至っています。
が、受け入れられない突然変異がたくさんあるのも事実。
「障害者」として何もかもを包括しようとする現代人
(専門家を除く一般人)は、自分が属す多数派を“当たり前”と
勘違いしています。
やがて、その“当たり前”が当たり前でなくなるときが
やってくるでしょう。
そうやって、人類は進化してきたのです。
そのことを知れば、遺伝子の先天性異常を持つ障害者の中には
「進化」を担って地球上に生まれてきてくれたと言える、
貴重な、貴重な存在も多いのです。
事実、障害の中には、特殊な能力が確認できる例が多数あります。
凡人にとっては、得ようとして得られる能力ではない。
遺伝子レベルの変異がなければ人類が獲得できない能力……
しかし、凡人はそれさえも受け入れられず、「障害」として
片付ける。もっと悪いのは、差別や侮蔑の姿勢を公然と
表明する人間が存在すること。愚かなことです。
遺伝子の変異は、いま0.1%~1%の確率で起こるのだとか
(自然突然変異率は、1遺伝子あたり10万分の1~100万分の1)。
人類の進化を担ってこの世に生まれ出る尊い命に感謝して、
供に生きる社会にすることは、
当然にして多数派の義務とも言えるのではないでしょうか。
人類が進化しようとする遺伝子レベルの働きを
だれかがどうにかすることはできません。
「多数派」が愚かな種に、有効な進化はあり得ない。
愚かさに気づかなければ、早晩、絶滅危惧種になるのです。
情報もたくさんあり、教育も受けている現代人が
無益な差別や根拠のない侮蔑を排除できないなんて、
もしかしたら、人類史上最も愚かな種なのかもしれない。
そう思えてならないのですが……。
唐突なブログになりましたが、ProteaMamaさんのブログで
紹介されていた 動画サイト を見て、考えたことを書きました。
※「障害」の文字使いを気にする方がいらっしゃると思いますが、
統一された見解を確認することができませんでしたので、「障害」にしました。
体組成計の……矜持はあるのか! 2026.03.26
久々に…絶望を感じる朝 2026.01.13
「どう生きたか」を考えてみた その6 2025.12.19