音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2009年12月23日
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 気がついたらクリスマスは目の前。そんなわけで、クリスマス・ソングについて書こうと思い立ったわけだけれども、今日は既に23日。なので2~3曲しか紹介できないかもしれないがご容赦を。

 とりあえず、第1回の今回はイーグルスの「二人だけのクリスマス」。原題は「プリーズ・カム・ホーム・フォー・クリスマス(Please Come Home For Christmas)」、直訳すれば"クリスマスは家に帰ってきて"の意で、クリスマスが宗教行事になっていない(祝日になっているわけでもない)日本では、世の働くお父さんたちには痛いタイトルの曲かもしれない(笑)。

 この曲は1978年にイーグルスがシングルとしてリリースし、米チャートでは18位にランクインした。時期的には1976~77年にかけての「 ホテル・カリフォルニア 」(アルバム・シングルとも)のヒットの翌年という状況で出されたものだ。ドン・ヘンリー(「ホテル・カリフォルニア」のヴォーカルもとっていた)の哀愁的な歌声とリズム・アンド・ブルースの要素をうまく取り込んだ演奏が印象的で、筆者にとってはクリスマス・シーズンの定番曲だ。

 ちなみに、この曲は彼らのオリジナルではない。もともとはチャールズ・ブラウン(1922年生、1999年没)というブルース・ピアニストおよびシンガーが60年代初頭にオリジナルとして発表したものである。鐘の音が印象的なブラウンのオリジナル・ヴァージョンは、9シーズンにわたって毎年のようにクリスマス時期になるとチャートインし、1972年には全米No.1に輝いている。

 イーグルスがこの曲をカヴァーしてからは、様々なロック系アーティストにもカヴァーされるようになり、例えば、ジョン・ボン・ジョヴィ(ボン・ジョビのヴォーカリスト)もこの曲をシングルとして発表している。



[収録アルバム]



その他、クリスマス向けの各種オムニバス盤に収録。



参考(前後の記事のリンク):

クリスマスに聴きたい名曲~その2~
ジョン・レノン&オノ・ヨーコ「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)」


クリスマスに聴きたい名曲~その3~
バンド・エイド「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」


クリスマスに聴きたい名曲~その4~
ワム!「ラスト・クリスマス」





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Last updated  2009年12月24日 08時27分39秒
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