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2026年08月24日
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テーマ: ニュース(97016)
カテゴリ: ニュース
10年前に続いてまたしても大地震に見舞われた熊本県の惨状に関連して、わが国の防災対策のお粗末さに、元文科官僚の前川喜平氏は2日付東京新聞コラムに、次のように書いている;




 今後心配されるのは災害関連死だ。トイレ、キッチン(食事)、ベッドを意味するTKBの最低条件が確保されていない。被災者に尊厳ある生活を保障し、可能な限り苦痛を減らすための国際基準「スフィア基準」には遠く及ばない。そこへ酷暑が追い打ちをかける。熊本では最高気温40度の予報も出ている。熱中症で死者が出るのではないかとても心配だ。

 学校体育館への空調の設置には文部科学省も力を入れてきたが、地域差が非常に大きい。熊本県で避難所に指定されている小中学校の空調設備の設置率は20・9%で全国平均よりかなり低い。政府は昨年6月閣議決定の「国土強靭(きょうじん)化実施中期計画」で2035年に100%という目標を定めたが、それでは遅すぎる。文科省の補助率を高めたり地方債の元利償還への交付税措置率を高めたりして目標を前倒しするべきだ。

 戦争は人間が起こすものだから人間が防ぐことができるが、自然災害は人間が防ぐことができない。毎年自然災害でたくさんの人が命を落とす日本で、防衛予算ばかり増やしてどうするのか。人間の命を守るためには、防災予算こそ抜本的に増やすべきなのだ。
(現代教育行政研究会代表)


2026年8月2日 東京新聞朝刊 11版 17ページ 「本音のコラム-防衛予算より防災予算を」から引用

 熊本市では10年前も今日も、地震で住む家を失った被災者は体育館でごろ寝というのは、ひどい実態だと思います。私の住む川崎市も、災害時の避難所となる予定の小中学校体育館の空調設備設置率は「4・9%」という低率で、現にうちの近所の小学校体育館は、選挙のたびに「投票所」にもなる施設ですが、空調設備はないので、冬は大型の「石油ストーブ」、夏は扇風機とウチワというお粗末な状況です。この記事が言うように、戦争は人間同士の間のことですから、話し合いで解決することも不可能ではないのに比べ、自然災害となると話し合いもへちまもありはしませんから、戦争準備よりは災害対策の方が優先されて然るべきと私も思います。





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最終更新日  2026年08月24日 01時00分04秒


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