約ひと月前、ぎっくり腰の後遺症???らしき筋肉痛と戦いながら、 岡山県の美作(みまさか) に行ってきました。
関東の小売店さんで、どうしても「地方の特色のあるお茶を売りた~い。」とおっしゃる方がいて、まずその第1弾として、地方の現存するお番茶の中でも、もっとも飲みやすい馴染みやすい・・・と、勝手に私が決めている、 「美作番茶=作州番茶」の製造風景 を訪ねたのでした。
お邪魔したお宅は、まだおじいちゃまおばあちゃまが大変お元気で、70歳を越えていらっしゃるとは思えない程はつらつと頑張ってお茶づくりをしていらっしゃいました。
けれども、お聞きした話では、ほとんどのお宅で後継者は育っていないらしく、 「いつまで作れるかわからない・・・。私の代で終わりだょ。」
という情況でした。
案内して頂いた、 地元の問屋さんの小林さんは 、その社歴も大変古く、店構えも風情があり、地元の名士でもあり、かつ美作のお茶を守っていらっしゃるステキなおじ様でした・・・。(私から見ておじ様ですから・・・お年はご想像にお任せ^^)
お番茶に使うお茶は、俗に言う「やぶ北」などの品種茶ではなく、 昔ながらの在来種 で、茶畑も茶園(生産ラインベースとして作られたもの)と言うよりは、ケイハン(畑を囲むようにしてある小さな茶園)で、昔から自分達の飲み茶として作られていたものを、少し多めに作って、京都や山陰地方に出荷していた経緯があります。
こうしたお番茶は以前は 地方それぞれ特色があり、作り方も独特 で、たくさん作られていたのですが、戦後、機械化が進み、緑茶の大量生産が始まると、販路拡大によって、その座を奪われ、また採算ベースの合わないお番茶は急激に陰を潜めてしまったのです・・・・・。(お番茶からすると、緑茶生産王国、我静岡が、諸悪の根源なのかしら・・・???)
今は、本当に自分達の飲み茶用に、作られる傍ら、少し余分に作り分けて下さる程度の量しか確保できなくなりました・・・。
町おこしなどで、市政が保護しているケースもありますが、ほとんどが、なくなりつつあります。(中には、ネットで販売されているケースもありますが、極まれです・・・。高齢者の方が生産されているので、特に。)
という訳で、
・・・・・なんて、ちょっと 力入りすぎ??? なのですが、思ってしまいました!!!
そこで、
【店長と私との話。】
私「楽天に出してみる?」
店長「オークションに出してみましょうか?」
私「関西方面や山陰、北陸の方は、お番茶飲むしね~。静岡はあまり飲まないけど・・・。」
店長「では、近々・・・。」
更に、という訳で、楽天市場オークションに提出決定!量はないので、お試しくらいですが、お楽しみに!!!
と、また更にその前に ネーミング大募集!
とっても、希少価値。とっても、飲みやすい!美作(みまさか)のお番茶です。明日、写真をUPします。
皆様から「ネーミング大募集!」しちゃってよろしいでしょうか?
とは、言っても私の狭い交友関係では、大募集とは行かないのですが・・・汗;)
それでも、採用させて頂いた方には、心ばかりですが、当工場のお茶をプレゼントさせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。気長に待ってま~す。
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