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1960年代初頭からアマチュアバンド、ザ・ジャガーズでドラマーとしてのキャリアをスタートしたイアン・ウォーレス。1964年レコードデビューを控えたジョン・アンダーソンらのザ・ウォリアーズに引き抜かれレコードでもプレイしました。奇しくもそのレコードを手掛けたのが、後にジャイルズ、ジャイルズ&フリップのオーケストレーションを担当したアイヴァー・レイモンドという因縁もあるシングルでした。ウォリアーズはメンバーチェンジをしつつ1967年夏まで活動。その後ジョンは一時ソロ歌手へ、チャットンはフィル・コリンズとフレイミングユースへ、残されたイアン・ウォーレスとベースのデイヴ・フォスターは西ドイツで度々共演していたビッグ・サウンドへ加入しました。ただ、当時の資料がこれというものが今までありませんでした。今回、当時のメンバーの御家族がビッグ・サウンドの貴重な画像を公開されていたので、貼らせていただきます。画像下に、イアンとデイヴが並んでコラージュされてます。この後、バンドは元ウォリアーズギタリストのロドニー・ヒルを加え新バンド、スリーピーへと再編され初期ソフトマシーンぽいサイケなシングルを60年代末に残しました。当時のイアン・ウォーレスはジョン・アンダーソンとルームシェアしていたそうで、ビルが一時抜けてた最初期YESでも一晩叩いたそうで、「うちに入らないか?」と勧誘されるもスリーピーにいたイアンは固辞したそうです。サンディ・ショウのレコーディングに参加したり、ボンゾ・ドッグ・バンド関連で叩いた当時には、キース・エマーソン宅に居候し、キースの子どものおしめを替えたり、なかなか食えない苦しい時期もあったそうですが、その後キング・クリムゾンのオーディションをキースに紹介され「ああ!これでやっと食える!」と安堵したとイアンは当時の思い出を語ってましたね。2025/8/28追記1967年7月ウォリアーズ解散後、ビッグサウンドへイアンとデヴィッドが加入した時の写真が公開されましたので、以下に貼ります。
Jan 2, 2025
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ことしもよろしく
Jan 2, 2025
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