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1.垂直方向 ・横から見て耳・肩・ヒップが垂直になるように真直ぐに立つ。 ※ 競技者:ヒールよりもヒップとボディは前(肩はボディよりも後ろへ)に、ヘッドはヒール上に位置する。 ・お互いに向かい合って半身ずれてホールドする。 ※ 競技者:向かい合った男性の右足と女性の左足は、左右20cm 前後10cm離れる。 ・お互いに右ボディを軽く接触して、自分で立つ(相手のバランスに影響するような負荷を掛け ないこと)。 ・男性は、後述の2・3共にほぼ垂直に立つ。 2.水平方向 女性の上半身(骨盤の上)を横にスライドして横幅をつくる。 ※ 左足軸足の場合、左にスライドして右足を右横にポイントして立つ。 3.前後方向 女性が胸から上を後方へ*1)エクステンションすることで、奥行きが生まれる(お互いに胸から 上を広く、ホールドを大きく保つことができる)。 ※左足軸足の場合、前述2から更に頭が左斜め後ろへ位置するようにエクステンションする。 *1)エクステンション 伸張。延長。拡張。 ※ 男女共に、両肘は真横よりも少し前に構えることで、胸上のお互いの空間が広くキープできる。 ※ お互いに、ボディは相手の方を向けてヘッドは左斜め上へ絞ることで、右サイドに相手の空間ができてホールドが安定する。 ※ 男性の左手親指の付け根の高さは、お互いの目の高さの中間に構える。
2018.06.22
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ルンバのニューヨークの重要なポイントとしてチェックがあります。 ニューヨーク : チェック・フロム・オープン・CPP・アンド・PP *CPP (カウンター・プロムナード・ポジション) *PP (プロムナード・ポジション) その名前の通り、チェックを行います。チェックのタイミングはカウント2と3の間の&カウントで中間バランス(両足に体重が掛かかります)を取ります。 チェック : 写真が示すとおり、前足を外に向けて、前足の膝の後ろに 後ろ足の膝がかかる状態で中間バランスを取ります。この時、 後ろ足の踵が上がります。中間バランスを取らないと戻る時に 遅れてしまいます。
2009.05.19
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現世界チャンピオン、アルナス組のレクチャーを拝見しました。クイック・ステップの基本的な知識を勉強できましたので記録と共にご紹介します。お互いに今後の練習に役立てましょう。<特徴など> ・クイック・ステップは、スイングダンスの仲間でライズ&フォール、ラン・ホップ・ジャンプ・ シャッセ・ロック等、多くの動きがあります。 ・ライズ&フォールは他のスイングダンスと少し違って、少し高めでスイングにも影響され ます。ワルツのようなロァーとはなりませんので、これによりライズに向けてスピードが 上がり、1歩目よりも2歩目の方がスピードが上がるイメージがありボディの中の幅広い 範囲でスピードアップする感じとなります。 ・ロァーが少ないクイック・ライズ、これらは、ライズから起こるライズのアクションを通して 行われます。 ・クイック・ステップのSは、スロー・フォックス・トロットの時のように徐々に乗ったり体重を 後ろに残して踊ったりしません。音楽のビートに合わせて一拍でオンタイムで乗るように します。 ・動きだす前は、両足ともに体重をボールに感じて、いつでもすぐに次の足に移動する準 備ができていて、軽やかな感じのイメージ(ワルツ等では、もう少し低くなり膝に抜ける イメージ)となります。 ・スイングは、どの種目もとても大切です。クイック・ステップでは、スイング・ラン・ホップ・ ジャンプ・シャッセ・ロックなど多くの動きを習得して、多くの技術を表現してゆくことが重 要となります。<ホールド> ・お互いにコンタクトのコネクションが少し高く強くなります。 ・男性、背中を少し引き上げ女性とのコンタクトが少し強くなります。 ・女性、ポイズが少し男性側へ移り、 コンタクトはスローのように腿の上からではなく、 肋骨から始まる感じとなり、上半身のシェイプがワルツやスロー・フォックス・トロット よりも少し小さくなります。 ・予備歩の前、男性のすぐに動きだそうとする緊張感を伴う。 ・ホップやシャッセなどがあるため、ホールドを保つために、男性の腕のトーンが、他の 種目よりも高くなります。 ・ホールドするだけでクイック・ステップと分かるほど、ボディラインは少し高く強く明確と なり、女性とのコンタクトも自然体で少し強くなります。<スキャター・シャッセ> ・スタンディング・レッグで身体を押し出すように行ないます。 *スウェーを用いて反進行方向へ傾けてカウンターバランスを保って行います。 *出て行く足とのコネクションを失わないように。 ・S&S&やQ&Q&のタイミングがあります。 *S&S&のタイミングの場合は、バウンスの時間があるので高さが変わります。 *Q&Q&のタイミングでは、バウンスの時間が無いので上下動が無く高さは変わ らず、また足も半ば閉じて進行方向へスライドさせながら進みます。足は完全に は閉じないので注意します。 ・後述のステップ・ホップと混ぜて使ったりします。<ステップ・ホップ>ステップした後にホップします。 ・ 反対側の足は上げる訳ではありません。 ・ ステップ・ホップ2回は右スウェーを用いて行い、3回行う場合はスウェーは無くなり ピボットの感覚で行います。<エクササイズ>ステップ・ホップやスキャター・シャッセを使ったエクササイズの一例 ・ ステップ・ホップ、シャッセ、3ラン タイミング : S&、QQ、QQS ・ ステップ・ホップ、ステップ・ホップ、シャッセ、シャッセ、2ラン タイミング : S&S&、Q&Q&、QQ
2011.08.11
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