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ジョニー・デップ


2009年07月23日
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カテゴリ: カテゴリ未分類



ここ、絶対におかしい。小学四年生の日比乃翔太は、越してきた家を前に不安でならなかった。山麓を拓いて造成された広い宅地に建つのは、なぜかその一軒だけ。両親と姉は気にも留めなかったが、夜、妹のもとにアレはやって来た。家族を守るため、翔太は家にまつわる忌まわしい秘密を探り始める。そこで出会ったのは、前の住人である少女が綴った恐ろしい日記だった…。たたみかける恐怖。仕掛けられた数々の伏線。三津田マジック、ここにあり。


【感想】
『忌館』につづき、家ホラーです。
『禍家』というのも、同じような内容のようです。
主人公も『忌館』に登場する少年と同タイプ。
少年の目線で怪事が徐々に起こっていきます。

父の仕事の都合で一家で転勤。
家は、広くて新築のようと喜ぶ家族をよそに、少年は、築3~4年で新築同様というのに不信感と、嫌な感じにとらわれている。以前から、そうした危険の予知めいたものを時々察知する子。小さい頃、姉と遊んでいて理由も無いのに急に嫌な感じに襲われ、急いで姉を連れて帰ったら、その夜、一緒に遊んでいた女の子が行方不明になった、というようなことが数回あった。


舞台となる田舎は、その村ならではの呪いのようなものが、覆っています。
住宅街などもあり、普通な町のようですが、かつて村を治めていたという廃屋敷も残っていて、少年はその廃屋敷が眺望できる部屋を自分用に選ぶ。
刀城言耶が活躍する時代なら、立派に村に睨みを利かせていたのだろうけれど、現代の波と山の呪い?ですっかり廃れている。
山の呪いというのも、ハッキリした伝承の説明が特になく、民俗学や村の歴史にはまったく触れてなく、その辺を掘り下げたら、刀城言耶シリーズのようになるのかな。


暑い夏に、スッと涼しくなれそうな一冊ですね。
少年が主人公なので、中学高校生もおもしろいのでは。
山田悠介著作の「リアルおにごっこ」や「おやゆびさがし」のように。



「刀城言耶」シリーズ 

第一弾  『厭魅の如き憑くもの』
第二弾 『凶鳥(まがとり)の如き忌むもの』 
『首無(くびなし)の如き祟るもの 』
第四弾  『山魔(やまんま)の如き嗤うもの』
短編集  『密室(ひめむろ)の如き籠るもの』
第五弾 『水魑(みずち)の如き沈むもの 』

シリーズ以外
『忌館』
『凶宅』












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最終更新日  2010年03月01日 20時19分21秒


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