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我が家は以前かいたように雑草園です。いろいろ植えていますが 行き当たりばったりに芽がでたり、植えるので花が咲いたりして、 「ああ ここにいたのね。」この調子なのです。今は 日本スイセンが花盛りで 香りに包まれています。いつもは 花が咲くまで忘れているのですが、今年は ふと思い出して植えてある場所を探してみました。ありました。福寿草のつぼみがいくつか落ち葉の影にかくれていました。かなり 適当にそだてている植物たち。弱いと言われる割りにうまくそだっているのが この福寿草とさぎ草です。さぎ草は夏の頃 随筆で書きました。福寿草 以前も育てていたのですが 家の建て替えの時 植え替え忘れでそのあと 地上げしたので なくなりました。この福寿草はたまたま他のものを買いに行って花の終わった鉢を安く売っていました。以前育てたこともあり このままかれさせてしますのもかわいそうなので 買ってきたのです。今から八年ぐらいまえのことです。花は五つぐらい咲いたようでした。キーウイだなの半日陰に植えたのです。そして毎年 花をつけてくれます。丁度 入試のころなど とても気持ちを明るくしてくれました。鮮やかなきいろの花です。そして 毎年 つぼみの数が増えていきました。去年は32個ありました。すごいでしょ。今年はこれから 咲くのです。いくつ咲くか 楽しみです。ちょっとしたことですが 嬉しくて日記に書きました。あとで いくつ咲いたか書きますね。30はあると思うのですが、今年の異常気象で変わるかも?この時期以外 見つけられない我が家の住人です。 こちらで福寿草の写真が見られます。http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/fukujusou.html
January 31, 2006
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いつもちこくのおとこのこ ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー あかねせかいの本 あかねせかいの本 ジョン・バーニンガム さく 谷川俊太郎 やく あかね書房 大好きなジョン・バーニンガムさんの絵本を見つけました。 ちょっと変わった作品です。 題のとおり いつもちこくするのです。 かれの名前は ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー。 海外では 怒るとき フルネームで呼ぶみたいですね。 こんな子だっているのです。 しているのに失敗する子です。 でも せんせいは 遅刻したのだから罰を与えます。 いのこりして『もうわにのうそはつきません、てぶくろもなくしません。』 と300かいかきます。 ちこくの理由が マンホールからわにがあらわれ ぼくのかばんにかみつい て、てぶくろをかたっぽなげつけないとはなれなかったからです。 信じてはくれません。まあ ふつうは信じないでしょうね。 このおはなし このように とんでもないことに巻き込まれてちこくする ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー。 そのたびに フルネームで呼ばれ 罰を与えられ、もくもくとするのです。 わたしには ちょっと心痛いのです。 表紙のうらにジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーのかいた言葉が 模様のように使われています。 来る日も 来る日も こんな日が続いていきます。 ところが・・・・・!!。 『ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー、わたしはおおきな けむ くじゃらのゴリラにつかまって やねにおる、 わたしをおろすこと。』 せんせいのほうに こんなどんでもないことが起こるのです。 あくまで高飛車なせんせい。 『おおきなけむくじゃらのゴリラなんてものは このあたりのやねには いませんよ。』 そして ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー、もっとおべんきょ うしにでかけていった。 せんせいのおどろいた表情 いいですよ。 このラストの言葉に込められた意味 重く深い気がします。 帰ったのでなく もっとべんきょうにでかけるのです。 見方を変えれば ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーは この経験でおとなになったともいえます。 せんせいだって人間なので いろいろなひとがいるのです。 この絵本 こどもが どう感じるか 未知数の部分があります。 訳者が谷川俊太郎さんですので 読んでいると言葉のリズムがいいのです。 ないようも とんでもないおはなしですから それだけでも おもしろく ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーのように 罰を受けた子ども 達が共感するところも。 そして このはなしの展開に 子どもは成長するものだし、いつか 真実は 表にでるものだということ。 信じてもらえないことのつらさ もくもくと我慢して 言われたことをする ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーの姿に自分の姿をみるのです この絵本を調べていたら 感想がいろいろ出ていました。 みんな 違うのです。 それだけ 考えさせられる絵本といえます。 でも そんなこと 考えないでも 面白い絵本です。 このユニークなおはなし 楽しんでください。 あとは 自分の好きなように感じてください。 それが いちばんです。 ジョン・バーニンガムさんの絵本は 読んだあと 何かが残ります。 私は それが好きです。 追伸:家族に読ませたら また 違った解釈でこの絵本の感想を言って いました。 いろいろな感想があり どれも その人がこの絵本で 感じたことなのです。 上はわたしの 感じたことです。 皆さんがどう感じるか それぞれが真実だと思います。 本当に いい絵本だと思います。
January 31, 2006
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ふくろにいれられたおとこのこ フランス民話 山口智子 再話 堀内誠一 福音館書店 1982年月刊誌「こどものとも」で出版されたフランス民話です。 フランス民話は紹介されているのが少ないとのこと。 わたしも 偶然 この絵本をしりました。 この頃 お友達になったかたのお気に入りです。 この絵本をこの頃 見つけて早速買ったと嬉しそうに教えてくれました。 題もユニークなら 物語も面白いのです。 男の子とおにのおはなしです。 だまされて ふくろにいれられたおとこのこが 機転をきかせて おにをやっつけるのです。 こわいかも? でも こわいおはなしも さらっと読める絵本です。 それは これが架空のおはなしとわかるからです。 ちょうど 節分の時期に読み聞かせがありますので おにのおはなしを 探していたので これをいれようと思っています。 日本のおにとはちがうところもいいと思います。 雰囲気の変わっている外国の絵本です。 日本での再話ですが とてもいい感じです。 こちらで 表紙を見られます。 http://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.jsp?isbn=4-8340-2050-9
January 30, 2006
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コーギビルのいちばん楽しい日 ターシャ・テューダー 作 食野雅子 絵 メディアファクトリー コーギビルの三部作完結編です。 他の2冊は もう紹介しました。 やっと出会った絵本です。 題から クリスマスの絵本では?と思っていたのです。 やっぱり そうでした。 ターシャ・テューダーさんの87歳のときの作品です。 1920年代のクリスマスの様子を絵本にしました。 楽しいクリスマスの様子が とても素敵な作品です。 絵本は ケイレブたちが子どものころのおはなしです。 物語というより そのころのむらのようすをスケッチした作品です。 大変人気が あるのでしょう。 もう 品切れ中です。 来年 クリスマス前に 出されそうです。 図書館にあると思います。 楽しんで 見て下さい。
January 29, 2006
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ないた赤おに大人になっても忘れたくないいもとようこ名作絵本浜田 廣介 作 いもと ようこ 絵出版社:金の星社 表紙です。 ないたあかおに ひろすけ絵本 浜田廣介 作 池田竜雄 絵 偕成社 『ないたあかおに』子どもの頃 語り聞かせで聞かされて泣いてしまった おはなし。 わたしは このよく知られているおはなしを大人になるまで 本で読んだこ とが ありませんでした。そして 作者の名前も。 だいぶ前にこの日記で 書いた『たぬきのちょうちん』作者のいいたいこと が 書いている時似ていると思ったのですが、そのまま調べなかったのです 同じ作者なのです。『たぬきのちょうちん』は晩年の作品です。 作者は個性でしょうか やさしい善意のたいせつさを子ども達に教えてくれ ています。 この頃 子ども達の友達付き合いも下手です。 自分が相手にしてもらいたいことと してあげることを考えないといけませ ん。 対等な人間関係を築くためには どうすればいいでしょう? この絵本そんなことも 教えてくれます。 つい 2冊 較べてしまいました。 文章 全部同じではありません。 もう 昔話のようです。 内容は一緒なのです。 どちらも いいのです。 好きなほうでいいと思います。 こちらもよんでみてください。 とてもいい絵本でした。
January 28, 2006
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スプーンおばさんちいさくなる アルフ・プリョイセン さくビョルン・ベルイ 絵 大塚勇三 やく 偕成社 このスプーンおばさんはシリーズです。 我が子達が まだちいさいころ出会い、このたのしく のびやかなおはなし 大好きだったのです。 今から 二十年ぐらい前は 図書館も隣町にしかなくて いまのように 絵本も沢山はありませんでした。 でも 子ども達にとって 図書館のそのコーナーは夢のような場所でした。 本当によく読みました。 この絵本は時々ちいさくなる おばさんのおはなしです。 あさおきたら ちいさくなっていたおばさん。 さて そうじをしなくてはいけません。 おばさんは ねずみのあなにいって ねずみにいうのです。 そうじをしないとねこにいいつけるよ。 このようにして 家事をこなしていくのです。 楽しいですよ。 最後に料理です。 パンケーキを焼くのですが ひっくりかえすのに パンケーキにはなしかけて じぶんでひっくり返ってもらいます。 なんてユニークなんでしょう。 この おもしろさ たまりません。 そこに ごていしゅがかえってきます。 おばさんはもとのおおきさになっています。 北欧の絵本です。 図書館ありますから 読んでみて下さい。 ここでは売り切れですが よそであるはずです。
January 27, 2006
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こわいドン 武田美穂 理論社 武田美穂さんの絵本 久しぶりに見つけたので借りてきました。 「すみっこのおばけ」や「ありんこぐんだんわはははははは」 大好きで す。 楽しくて、子どもの気持ちを素直に表した作品です。 子どものことを思い出すのです。 この絵本は すごくこわがりの男の子のおはなしです。 ものは考えよう。 なんて感受性の豊かな子どもでしょう。 自分の想像力で怪獣こわいドンができるのです。 それに 対抗する ないちゃうドン。 これも 想像が創り出した怪獣です。 こわいドンは ないちゃうドンの泣き声に退散するのです。 本当に面白くて かわいくて いいのです。 最後のおちも いいですよ。 これは 内緒です。 彼女らしい作品です。 『ありんこぐんだんわはははははは』の日記へジャンプ
January 27, 2006
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ちくと 腹が立つちや~。土佐弁です。家事をしていたら 電話です。出てみると 知らないマネーコンサルタントの会社と名乗りました。未公開株のお知らせだそうです。まず どこからこちらの電話番号を知ったのか聞きました。ハローページだそうです。わたしは嘘だと思います。まず そんな無駄に電話するでしょうか? 次に 興味がないと断りました。すると 資産運用に興味ないのですか? と聞いてきます。はっきり なぜあなたに答えないといけないのか聞きました。それで 相手は電話を切りました。物事 理屈を考えるとおかしいと思いませんか?知らない相手をもうけさせてあげようなんて親切な方がいるでしょか?それも 時間とお金をかけて。その時点で おかしいと思うことです。この頃 考え方を変えてきをつけないととんでもないことに巻き込まれます。うやむやに返事せず はっきり断ることです。今 断っても まだ相手の隙をついてくるマニュアルがあるようです。いままでは 興味ないですで 電話は終わったのですが。気のいいお年よりをだますやからがいるのに 腹立たしいかぎりです。友人が介護のための講座をうけています。そのなかに 『詐欺についての知識』も時間が組まれているくらいです。ご用心 ご用心。
January 26, 2006
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僕たちは、自由だ!クレイグ少年の南アジア50日間の冒険記 クレイグ・キールバーガー 佐光紀子 訳 本の泉社 こどもから 教えられて読んでいます。 カナダのクレイグ・キールバーガーさんは 12歳のある朝、ふと見た新聞 でパキスタン人少年イクバル・マシーが殺されたという記事を読みます。 彼はその記事にショックを受けて 調べ始めます。 内容は 児童労働です。 これがきっかけとなり、 『子どもの権利を子どもが守る』その考え方で ボランティアを自分達で 作り上げ 行動を起こし、いま、『Free the Children』という大きな組織に なっています。 この組織 国際協力団体としては世界最大のネットワークをもっています。 その彼が まだ 12歳の時 実際に彼らに 子ども達にあうために 七週 間南アジアにいくのです。 実は 昨日読み聞かせの後 この本を読んでいて ほかのことは後回しに なってしまいました。 まずは 読んでみて下さい。 本の紹介で思うのです。 人それぞれ感じ方が違うので あまり 先入観になるものは書かないように しています。 ただ、 子どもたちで考え 行動して 造って行った組織がいま 世界中で 活動しています。 子どもだからとか こどもなんだからとか 大人が子どもにたいして思って いる考え方を根底から揺るがすような衝撃があると思います。 この本は この作者のように12歳ぐらいから 大人まで みんなで読めま す。 親子で読んで欲しいと思います。 わたしの感想は すごい。そして 自分の信じることを行動していける人間 でありたい。そう 思います。 このボランティア団体は日本にもあります。 フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(事務局:東京都国立市)です。
January 26, 2006
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わがままウッキー クラウディア・ビーリンスキー 作 那須田淳 訳 ひくまの出版 作者はアルゼンチン出身の画家です。 なかなか出会いません。 絵が個性的なので 手にした絵本です。 2000年に造られた まだ 新しい絵本です。 おはなしは ぼくね、 ぼくの したいこと するんだ・・・・・・・・。 ぼくの したいこと だけ! そして きらいなものはたべない。 はみがき しない。 よる ずっとおきてる。 チャンネル がちゃがちゃかえちゃおう。 この調子です。 つまり おかあさんが してはいけないということをするわけです。 でも それにたいして 結果は? 当然 困ったことになるのです。 子育てで 親が経験しますよね。 なんでも 自分でしようとします。 子どもの自我の目覚めと その行動にたいして 結果がついてくることを この絵本は教えてくれます。 子ども達が失敗する経験は 大切です。 子どもなりに これをするとこうなるんだ。 これは まずい。 これは うまくいった。 この繰り返しで 判断する力をつけていくのです。 親は 先回りして 失敗しないようにするほうが楽です。 失敗の後かたづけをしないですみますもの。 でも させてあげてほしいと思います。 この絵本 親子で 読み聞かせで 楽しんで使って下さい。 子ども達は納得すると思います。 最後に この絵本 子どもが失敗しても 親が見守ってくれる信頼感と 愛情を子ども達に教えてくれます。 とても いい絵本です。 この絵本のなかの 似たことを経験した親としてもお薦めします。
January 26, 2006
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いたずらかいじゅうのたんじょうび パット・ハッチンス 作 乾侑美子 訳 偕成社 今日 読み聞かせに使った絵本です。 絵が個性的で 色が鮮やかです。 そして 大変登場人物の表情が生き生きしています。 この物語はシリーズです。 お誕生日にいろいろなプレゼントをもらいます。 でも いたずらかいじゅうのビリーはひとりだけでつかおうと おともだちと一緒にあそびません。 ちいさい子どもがしそうなことです。 この話 展開がとても上手です。 ビリーが納得して お友達と一緒にプレゼントで遊びます。 ひとに言われないで 自分からするところがいいのです。 楽しい作品です。 読みやすい 言葉使いです。 私はこれを 最初に使いました。 ちいさい子ども達に使えます。 楽しい絵本です。
January 25, 2006
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今日は 読み聞かせに行ってきました。今日の五冊はいたずらかいじゅうのたんじょうび パット・ハッチンス 作 乾侑美子 訳 偕成社 たまごからうま ベンガルの民話 世界の民話傑作選 酒井公子 再話 織茂恭子 絵 偕成社 たんぽぽ 絵本のおくりもの 甲斐信枝 金の星社 おばさんのごちそう 五味太郎 絵本館 品切れです。よそのサイトでまだありますよ。 しろくまくんなにがきこえる? 作:ビル・マーチン 絵:エリック・カール 訳:おおつき みずえ 偕成社 最初の絵本の紹介は またもう一度します。海外の作品らしいユーモラスな絵で おはなしは読みやすいのです。子どもの気持ちを 惹きつけてくれます。今回もまだ 落ち着きがないので 聞きたいもの以外はうろうろする子も。「たまごからうま」はよく聞いてくれました。 読み手にとっても読みやすい言葉のいい絵本です。 大変読みやすく わくわくします。 面白い絵本は 楽しいですね。 この五冊 それぞれの良さがあり 絵も違うタイプです。 最後の「しろくまくんなにがきこえる?」子ども達は読んだことがあった ようですが、 逆に どの動物が好き?なんて聞いて楽しく読みました。 前は ちょっとおたおたしたのですが。 今 全体で25人ぐらい 一歳から二歳ぐらいが6~7人いますので 本選 びは難しいところです。 その中で 五冊ともしっかり来ている子ども達は8人ぐらいでしょうか。 しっかり 中間 うろうろ 三分の一ずつ というところです。 なるべく 絵の楽しい 言葉の美しいのを選んでいます。 今日は 保母さんが あまり子ども達がうろうろするので 楽しめなかった ようで、次回は あまり気にしないように言うつもりです。 この段階でお行儀より 楽しんでもらえたらそれでいいと思うのです。 好きなら 集中力はあとからついてきます。 次回は二月一日 来週です。 お楽しみに。
January 25, 2006
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たんぽぽ 絵本のおくりもの 甲斐信枝 金の星社 今日は読み聞かせの日です。選んだ絵本のバランスを考えて 観察絵本 を入れたいとさがしてきました。 作者は画家ですが、そのしっかり観察した絵です。 子ども達の身近な植物を 題材にしているので わかりやすいと思います。 五冊いつものように 選びました。 後で 様子をかきますね。 もう練習しないと。
January 25, 2006
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朝から ニュースを読んでいて 読んだ記事にのっていた言葉 スクールカスト 学校内で人気のあるないで ランクつけして 階級を造りでしていくようです。その言葉を調べていくうちに出てきた言葉がヒエラルキーです。この言葉は馴染みがありません。結構古いようで カトリック教会の階層制から、より一般的に上下の支配被支配のピラミッド型の秩序を意味するようなったとよそで説明されていました。まだ 理解しにくいのですが、とりあえず 問題提起しておかないと うやむやになりわすれてしまいそうなので 書いています。今の段階で 自分が考えるに今の社会情勢での階層化がかなり子ども達に影響していること そして、いちばん問題なのは このことで 本来いちばん公平な学校内で起こった問題(いじめなど)がこれに起因しているのでは?ということです。問題の原因は様々で、決めつけるのは危険だと思います。ただ、このような言葉が出てきて 認知されてきていることは 気をつけておいても いいと思うのです。まず なんでも知ること そこからしか解決策も見つけられないように思います。まだ 説明出来ません。 とりあえず とても気になります。これから すこしづつ 調べてみるつもりです。興味のある方は気をつけていてください。これから 新聞などで出てくる言葉のような 気がしています。出来ればないほうが いいのですが。
January 24, 2006
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もしもしおかあさん 久保喬 作 井本蓉子 絵 金の星社 いもとようこさんの絵です。 とてもかわいい絵に惹かれて借りてきました。 おかあさんねことさんびきのこねこのものがたりです。 愛情たっぷりの親子に別れがきます。 でも 「もしもし おかあさん」 こねこたちが それぞれ もらわれたいえから おかあさんに電話するの です。 かわいいおはなしですが、 ちょっとつらいのです。 それは わたしが 母親でからでしょうか? 親の本音はいつまでも 子どもがそばにいることです。 でも 子どもがしっかり自分の道を歩いていけるようにしないと いけません。 だから、子どもの好きな通り 生きてもらうことです。 親は寂しいのですが。 四歳ぐらいからいいですが、小学生に読んであげると また 違うのでは? とても いい絵本だと思います。
January 24, 2006
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英語ができない私をせめないで! want to speak English! 小栗左多里 大和書房 『ダーリンは外国人』の作者の漫画です。 そろそろ 英語をマスターしないといけない作者が 英語を勉強しようと いろいろ試してみます。 英語を勉強しようとしてきたかたなら 共感することが多いと思います。 なんでも マスターするためには大変なのです。 でも この漫画 とても参考になります。 いい疑似体験ができます。 英語を勉強する前に読んで見て下さい。 自分にあった方法をみつける手がかりが見つかると思います。 自分の記録を確認していて これも思い出してしまいました。 また 書くのを忘れてしまいそうなので 書いておきます。 今日は 漫画だらけかな? 次は 絵本を書きますね。
January 24, 2006
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ガラスの仮面(第42巻) ふたりの阿古夜 1 花とゆめcomics 美内すずえ 白泉社 もうとっくに書いたと思っていました。 このごろ 子どものところから戻ってきた いちばん最新の一冊です。 でも 発売されて一年以上経っているので そろそろ次が出るのでは? この作家 私が子どもの頃から人気のある漫画家でした。 この漫画にあったのが 大学時代です。 そして 結婚し 子ども達が育ち 途中から 一緒に読んでいました。 そして 子ども達が大学を出た今でも まだ 完結していません。 何時終わるのだろうか? まさか【イタズラなキス】のケースなんてことに? つい 心配してしまいます。 物語は 演技することに天才的な才能を持つ少女マヤ 目立たない少女なのですが 演技すると 別人になります。 マヤがその才能を見いだされ 成長していく物語です。 あまり 長いので それ以上説明しづらいのです。 ドラマにもなっています。 読み応えのある漫画です。 大人も読んでいます。 読み始めたのが子どもの頃でも この巻を読むころには 大人になっている のでは?
January 24, 2006
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ピーターラビットの絵本(7集) ビアトリクス・ポター さく・え 石井桃子 やく まさきるりこ やく 福音館書店 三冊入ってます。 ピーター・ラビットの絵本19 パイがふたつあったおはなし ピーター・ラビットの絵本20 ずるいねこのおはなし ピーター・ラビットの絵本21 こぶたのピグリン・ブラントのおはなし よく知られた絵本なのですが わたしは表紙だけ見たまま 読んでなかった のです。古本やさんで 見つけたので 読んでみることにしました。 小さな絵本です。 この絵本 昔 アコーディオンのようにつながって 布地で造られていたそ うです。 1900年代はじめの頃です。 そうしてみると すごいですよ。 一世紀の時間を越えて この絵本は 変わらない良さがあります。 まず 絵がいいですね。 そして 物語がしっかりしているのです。 大人にもいい作品です。 読んでいて 英語で読んだ方がいいのではと思います。 英語圏の生活に根ざした感覚での表現がある気がします。 それをうまく訳者がしてくれていると思うのです。 石井桃子さんの訳は有名です。また まさきるりこさんは エッツの『もり のなかへ』など訳されています。 生活に根ざしたおはなしです。 一冊 一冊 個性があり 長いのも 短いものいろいろです。 図書館にありますので 読んでにてください。 ターシャ・テューダーさんの絵本 のような感じがあります。 同じ年代の感じは生活感なのでは?
January 23, 2006
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読み聞かせのボランティアのデータなど 少しでも 役にたてたらと始めた ブログが 今日アクセス数二万を越えました。 パソコンの扱い方も危ういのに よくしてこられたと思います。 何事も慣れていくのですね。 ブログを開いてから、ファイルを添付して メールも出来るようになりまし た。 デジタルカメラもこれから 挑戦したいと思っております。 皆さんが 読んでくれるのが励みになります。 子ども達も同じだと思います。 少しづつ 出来るようになるのを 誉めてあげてください。 自信がつき、頑張る力が出来ます。 オバサンになっても 嬉しいものなのです。 まして 子ども達なら いくらでものびていきますよ。 これからも 沢山絵本やいろんな本などを書いていきます。 のぞいてください。 ありがとうございました。 これからもよろしくね。
January 22, 2006
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おつきさま 安井季子作 葉祥明 絵 フレーベル館 おつきさまは やさしく みんなを照らしてくれます。 それぞれの想いを月のやさしさにたくしたやさしい文章。 よんでいくうちに 心が月の光に照らされて澄んでいくのです。 葉祥明さんの 絵は美しいのです。 日記でも いくつか紹介しました。 二十五日の読み聞かせに使うつもりです。 この頃、このように語りかける絵本にもなれてきました。 美しい言葉は すーと子ども達に入るようです。 印象深い絵本です。
January 22, 2006
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リトル・ダンサー コレクターズ・エディシ 昨日 テレビ覧で深夜シアターで これがあったのです。 零時三十分から2時間 眠いのですが どうしても見たくて夜更かしして みたのです。 1980年代のイギリスの炭坑町 イギリスの炭鉱労働者の次男坊にビリー は母を亡くし、家庭的にも父親の炭坑でのストライキ 苦しい生活のなかで バレエに出会います。そう 父親は子どもを思い ボクシングを習わせて いるのですが、その隣でバレエ教室があるのです。 すごいですよ。真っ白なチェチェの女の子達のなかにひとり練習するビリー の姿が印象的です。 ビリーがダンサーになりたいという夢、大変なことです。 イギリスは円熟した社会になり、階層社会でもあります。 ビリーの夢は光であり、父親たちの生活に影をみます。 イギリス映画は しっかり 生活背景 社会背景を描きますので、暗い印象 があります。 でも其れを跳ね返すほど ビリーのダンスシーンは素敵です 2千人以上のオーディションで選ばれた主役のジェイミー・ベル 初めての 演技とは思えません。 この主役なしでは この作品は出来なったのではと思ってしまうほどです。 この作品の感想は色々です。でも 言えることは 夢を実現するためには なにが大事か 考えさせられてしまいます。 暗い社会のなかでも 子どもが夢を実現できる救いがある作品です。 映像のいくつものシーンも 心に残る いい作品です。 私は この父親役の俳優に感動しました。 どの俳優も光っています。 お兄さん おばあさん バレエの先生 ゲイの友達みんなが生き生きしてい て それも いいのです。 見応えのある 映画で よかったと思います。 2000年の作品で 賞を受けています。 この主演俳優はこのごろ キングコングにも出ているようです。
January 22, 2006
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またぶたのたね 佐々木マキ 絵本館 今日はありえないおはなしを紹介しています。 『うまのたまご』はありえませんよね。 『死者として遺されて』も本当ならありえません。 それが あったからすごいのですが。 『またぶたのたね』は『ぶたのたね』のつぎの作品です。 わたしは『ぶたのたね』はまだ読んでないのです。 出会っていません。こちらに先にあってしまいました。 おもしろいですね。あしが遅くて ぶたを捕まえられないおおかみのおはな しです。 ふたがなるたねがあったら? でも なったぶたはぶたなのです。 だから おおかみより あしがはやいのです。 かくして また、ぶたを捕まえることは出来ません。 ちょっと怖いところもありますが 子どもははなしの流れに納得するはずで す。 これも大笑いできる いい絵本です。 佐々木マキさんの絵本は 彼の個性が光ります。 今日の一冊目は 書いてる途中で 書き込みに登録してしまいました。 あとで、書いた日記を登録し直してありますので、のぞいてくださいね。
January 21, 2006
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死者として残されて エヴェレスト零下51度からの生還 Human adventure series ベック・ウェザーズ /ステファン・ミショー 光文社 1996年5月、世界最高峰の7800メートル地点で発生した、日本 人・難波康子を含む9人の命を奪う大遭難事故がありました。 その事故で アマチュア登山家、医師ベック・ウェザーズさんの身に起きた ことです。そう 題の通り 厳しい状況のなかで 彼は 死体と一緒に遺さ れることになります。もう助からないと思われたのです。 でも、人体の強靱さ 不思議さでしょうか 助かるのです。 この本は 彼のこの体験と 彼の登山に対する思い、そして、この体験で 考えた想い 極限状態の体験した貴重な記録でもあります。 読んで、自分ならどうするだろうか? また 人の趣味もいろいろです。 他人の考えかたを知るのもいいものです。 強烈な印象がある作品です。 ノンフィクションの良さです。 この題をいつも間違えて 探し出せなかったのです。 やっと見つけたので 紹介しておきます。 図書館にあると思います。 植村直己さんとは違った感じの作品です。 やはり それぞれ本人の個性がせいでしょうか? 品切れです。よそのサイトで ユーズドで沢山でています。
January 21, 2006
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たまごからうま ベンガルの民話 世界の民話傑作選 酒井公子 再話 織茂恭子 絵 偕成社 絵に惹かれて図書館からかりてきました。 次の読み聞かせで海外のユニークなおはなしをメインに組んでみようと 思ったのです。 読んでいて おかしくてわらってしまいました。 あり得ない話の展開が面白くてたまりません。 ある日、男が いちばへ うまを 買いにいくのです。 そこで 買わされたのが うまのたまご(?!)です。 そして そのたまごから かえったのは・・・・・? おはなしの展開が奇想天外ですが 男は信じて疑わないので とんでもなく おかしくなっていくのです。 最後に 気がついて よかったねと思ったら、この男 全然懲りてないので す。「こんど かうときは・・・・ええと、なんのたまごにしたら ええの かのぅ?」ですって。 あとがきに この民話についてのなりそめを書いてあります。 ベンガル地方で「それはうそだ。ありえない。うまのたまごだよ。」と いうそうです。 日本では 似た意味で眉唾物(まゆつばもの)といいますよね。 これも もとは まゆにつばをつけておけば きつねやたぬきにばかされな いという迷信?からきているようです。 国によって面白い話からできた 言葉があります。 お国柄でしょう。とっても楽しい そして 素敵な言葉だと思います。 民話をとおして 気をつけてといっているのです。 このおはなし 遙か前に本になっていたようですが、見つけ出せませんで した。この地方にずっと使われてきた言葉なのです。 絵もとてもいいので、子ども達が大笑いしそうです。 面白い いい絵本です。 相変わらずのドジで 途中で飛んでしまいました。 ごめんなさい。
January 21, 2006
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ミミヨッポ 広井法子 BL出版 ちょっと不思議な作品です。 ひとりぼっちのうさぎのミミヨッポが井戸に水くみにいきます。 そして 呼ばれる声に惹かれて 井戸に落ちてしまいます。 なんと 泳げてしまうミミヨッポ。 そして どこに? 海のなかです。 そこで 友達ができたのですが・・・・・。 とても 怖い経験をします。 これは 内緒です。 そして 気がつくと もとの井戸のそばにいます。 しんぱいそうなうしくんがいます。 うしくんにあったことをはなすミミヨッポ。 うしくんの優しい言葉。 そして 2ひきは 帰っていきます。 夢を見ているようなおはなしで、ありえないことばかりです。 こんな おはなしもいいものです。 子どもは 子どもの想像力の幅を広げます。 その柔軟さを育ててくれます。 子ども達に絵本を選ぶとき いろいろなジャンルでいいのです。 そのなかで子ども達が 正しく判断出来る力を育てていくのです。 だからこそ 幅広くしてください。 その 蓄積が 判断材料が少なくても それだけでない基準をもとに 自分で 選んで行く力を育てます。 この絵本は第18回ニッサン童話と絵本のグランプリ絵本大賞を受賞してい ます。 絵も柔らかい色調で ほのぼのした安心感があります。 作者はインテリア小物の商業テキスタイルデザイナーをされていたので シャレています。 絵がないのが残念です。 後で気がついたのですが ミミヨッポはうさぎさんです。
January 20, 2006
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おばさんのごちそう 五味太郎 絵本館 なんでもつくってしまうおばさんのおはなしです。 まるで魔法使いみたい。 こどもたちは目をまんまるにして驚き、喜ぶのです。 食べることはとても大切なことです。 この絵本はそれを教えてくれます。 そして、食べるために工夫したり、手をかけたりすること。 お金に換えられない贅沢なことなのです。 子ども達がちいさい頃、子ども達と一緒におやつをよく造りました。 クッキーをタネを何色かつくり 自由に好きなものを造られてみました。 ココアでクロ色 抹茶で緑いろ 食紅であか色 もとのきいろです。 結構 面白いものをつくりました。 個性が出るのです。 ウルトラマンに時間を掛けて造っていました。 お花 動物 とてもいい香りで 楽しかったひとときでした。 自分で造ったものは よけいおいしかったようです。 五味さんの絵本はいいですね。 品切れです。よそのサイトでまだありますよ。
January 19, 2006
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しろくまくんなにがきこえる? 作:ビル・マーチン 絵:エリック・カール 訳:おおつき みずえ 偕成社 1991年の作品です。 ほんとに絵本いっぱい動物たちが鮮やかな色彩で描き出されていて とても 目を引きつけてくれます。 ちいさい子ども達が喜びそうな絵本です。 今度の読み聞かせで使う予定の一冊です。 今回は 外国の絵本を意識的に選んでみようと思っていま探しています。 楽しい作品です。
January 18, 2006
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こわれた腕環 物語コレクション アーシュラ・K.ル・グイン /清水真砂子 岩波書店 先日『影との戦い』を読んだので つい続きが読みたくて やっと次を 見つけて読みました。 面白いのです。今回は一巻で印象に残ったことがつながりを持って行きます 結構読みやすいのです。 内容は・・・・・。 今回は女の子が大きな流れの中心にいます。 これが また三巻へと続くのでしょうね。 感じ方によって奥深いと思います。 物語にひきこまれていきます。 シリーズを書いておきます。 重版予約】 「ゲド戦記」 全6冊 第1巻『影との戦い』第2巻『こわれた腕環』第3巻『さいはての島へ』第4巻『帰還』第5巻『アースシーの風』『ゲド戦記外伝』 主人公のゲドは桁違いの能力を持った魔法使いです。第1巻『影との戦い』で そのため己の過信が影を生み それを自分で元の状態戻す戦いを強いられた のです。その戦いで このこわれた腕輪を年老いた兄妹の妹からもらいます このふたりは ある事情でだれもいない島で何とか暮らしています。 なぜ このふたりはこのようなことに? 第2巻『こわれた腕環』の伏線になっています。 この2巻では主人公は女の子です。 このころゲドは魔法使いとして 龍退治として人々から“竜王”と呼ばれる ほど 名高い勇士となっています。 ゲドがこの女の子を助け、こわれた腕輪をもとのものになおします。 この腕輪に書かれた文字 腕輪がふたつにわれたとき ひびで見えなくなっ た“失われた神聖文字といわれるもの、これが “つなぎの文字”で統治の しるし つまり 平和のしるしだったのです。 それいらい 小さな国に分裂して争ったきたのです。 もとにもどった腕輪は 平和をもたらすものの象徴です。 第2巻で 女の子は このこわれた腕輪をおさめた 神殿を守る大巫女になる ことに運命づけられていきてきたのです。 それゆえ 葛藤があります。 内容説明はここまでにしておきます。 あとは お楽しみです。
January 17, 2006
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めいけんスタンリイ バニース・ラム さく 舟崎克彦 やく ほるぷ出版 どこかで見たことのあるイラストでしたので借りてきました。 とても楽しい絵本です。 イラストがいいのです。 ちいさい子どもから 大人まで楽しめます。 この絵本は人気があったのでしょう。品切れ中です。 この姉妹本はあります。 絵は見つけてきたのですが、ちいさくする方法がわかりません。 ちょっとビックリですが、楽しいイラストでしょ。
January 17, 2006
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希望格差社会 「負け組」の絶望感が日本を引き裂く 山田昌弘 筑摩書房 少し前に出版された本です。 先日書いた「下流社会」を読まれたかたにお薦めです。 専門的な本ですが 大変 わかりやすいのです。 これからの 社会の流れを考えるのにいい本です。 リスク 選ぶことの出来る自由さに伴うものです。 職業 会社 結婚 自分で選ぶことですから、それに伴って自己責任が 存在してきます。 リスク化する日本社会について書いてあります。 今の日本の不安定さがわかります。 後はよんでみてください。 バランスのよい視点で見ていると思います。 作者は大学の授業でも使ったとのことです。 現実的な内容といえます。 豊富な文献引用も参考になります。
January 16, 2006
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のだめカンタービレ(14) KISSコミックス 二ノ宮知子 講談社 九州では今日 発売でした。 早速 手に入れて読んだところです。 期待していたら・・・・。 前途は多難の展開でした。 でも 相変わらずのおもしろさです。 この漫画の良さがあり 先が楽しみのまま 次回をまつことに。 また 次のまたねばなりませんね。 主役のふたりが表紙にでているのを貼り付けておきます。
January 16, 2006
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三びきのごきげんなライオン ルイーゼ・ファティオ ぶん ロジャー・デュボアザン え はるみこうへい やく 童話館出版 かなり前に紹介した『ごきげんならいおん』の続きのおはなしなのです。 この頃 再販されたのですが、この作品は1959年のものです。 長く愛されてきたアメリカの人気の絵本画家ロジャー・デュボアザンの絵 です。 私はこの方の作品が大好きで この日記で4冊書きました。 いい絵本はこのように また再販されるのです。 このおはなしは『ごきげんならいおん』の主人公のらいおんにおくさんとこ どもができます。 『ごきげんならいおん』は少し辛口の作品でもあり、今回はそれを考えると ライオンの王者の貫禄と達観した生き方を感じます。 公園のどうぶつえんの人気者のライオンがその生き方に納得した感がありま す。 相変わらずなかよしのフランソワ少年がいるのでほっとしました。 らいおんはこどもの未来を心配するのです。 そして 最後には好きなことをする若いライオンのフランソワ。 そう、名前は仲良しの友達 フランソワ少年からもらったのです。 この絵本のなかで わるいひとはでてきません。 ちいさい子ども達からいいと思います。 『ペチューニアごようじん』の日記へジャンプ『みんなのベロニカ』の日記へジャンプ
January 16, 2006
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ミロとまほうのいし 世界の絵本 マーカス・フィスター 作 谷川俊太郎 訳 講談社 マーカス・フィスターさんの『にじいろのさかな』はよく知られていて、 かなり前にこの日記に書きました。 これはミロというねずみと仲間の物語です。 以前書いた『ミロとしましまねずみ 』よりまえの作品です。 このお話 結末が二通りあるのです。 しあわせなおわりとかなしいおわりです。 物事がおこったとき、その対応でこんなに変わった結末になるのです。 ちょっと怖いくらいです。 でも これが物語のおもしろさなのかも。 先を考えて行動することのたいせつさを教えてくれているのではないでしょ うか? 物語がミロが住む島で ミロがまほうのいしを見つけます。 それまで なかまたちと仲良く暮らしていたのです。 ところが このいしをみつけたことで変わります。 かしこいとしよりのバルタザールが諭す言葉「わすれるなよ。いしは みな しまの ものだ。なにか しまの ものを とったら、 おまえたちは おかえしを しなければ ならん。」 かしこいとしよりのいうことを守った方がしあわせなおわりです。 かなしいおわりは? そう もほうのいしに感謝せず 自分の欲を満たすことだけを考えた 仲間達。 恐ろしいことが起こります。 まるで自然が怒ったような気がします。 まほうのいしをとるために空洞になってしまった山。 山は崩れ、波が襲いかかります。 かなしいおわりはミロとバルタザールだけが助かるのです。 この絵本 本当に美しい絵本です。 大きい絵本です。 楽しめる一冊です。 マーカス・フィスターさんはスペインの方で、 グラフィック・デザイナー イラストレーターとしても活躍されています。 訳者は谷川俊太郎さん。詩人としても有名です。 いい絵本もたくさんあります。 小学生くらいにいいと思います。
January 15, 2006
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こねこのミトン 講談社の翻訳絵本 クレア・ターレイ・ニューベリー 作 劉優貴子 訳 講談社 クレア・ターレイ・ニューベリーさんの絵本に出会ってその絵の良さとやさしい物語が好きで 読んでは日記にかいています。『うさぎのマシュマロ』と『クリスマスのこねこ』を書きました。以前の日記で書いたようにクレア・ターレイ・ニューベリーは女流画家です。その絵のすばらしさと物語もしっかりした展開がとてもいいのです。この物語は主人公は もうすぐ六歳になる男の子リチャードです。ねこの大好きな男の子です。そして、市場でこねこに出会います。それがこねこのミトンです。ずっとねこを飼いたかったリチャードはやっとおかあさんからねこを飼うことを許してもらい、こねこを飼うことになります。ところが・・・・。そう こねこがいなくなるのです。リチャードの大事なこねこ ミトンを探すために 新聞社に連絡します。その記事をみて 色々連絡があります。でも ミトンではありません。そうしているうちにミトンは無事に見つかります。リチャードにとってミトンは大事な友達であり 代わりのねこはいないのです1936年の作品で 作者はもうずいぶん前に亡くなられています。今読んでも 違和感などない名作でしょう。この絵本は世界中で知られた作品です。 ここでは品切れですが よそではあります。 『クリスマスのこねこ』の日記へジャンプ
January 14, 2006
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スキマスイッチと奥華子さんをしっていますか?この頃 耳にして気に入っているのです。どちらにもいえるのは 若い感性 のびやかな歌声でしょう。その個性にも惹かれます。スキマスイッチは「雨待ち風」と「全力少年」そして奥華子さんは「やさしい花」がいいのです。奥華子さんは以前書店の有線放送で流れていた曲を聴いていいなと思ったのです。でも なまえも曲の題もわからず また聞きたいと思っていました。今日さっきテレビでやっとわかりました。残念ながら 自分の好きだった曲の題はまだわかりません。「やさしい花」は彼女の良さは曲に出ていていいのです。まだ 演歌よりはこんな音楽が好きなのです。こののびやかで澄んだ歌声 どこかで聞いて下さい。心が澄んでくる気がします。
January 14, 2006
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コーギビルのゆうかい事件 ターシャ・テューダー 絵・文 食野雅子 訳 メディアファクトリー 『コーギビルの村まつり 』を以前書きました。 おもしろかったので 続きを読みたいと思っていました。 図書館で見つけたので 借りてきました。 ご存知 ターシャ・テューダーさんの庭は テレビでも見たことが ある方も多いのでは? 私も それを見て 絵本を知りました。 コーギという犬種はご存知のように足が短いのです。 でも かわいいので人気があります。 ご近所に飼っている方がいたので 親しみがあります。 この絵本 絵がすばらしいのです。 コーギビルの村の様子や 登場人物の多さ 個性豊かな性格設定など 大人が読んでもおもしろいのです。 そして 動物それぞれの持つ固有の性質なんかもうまく描かれていて 興味深いのです。 カラスのきらきらしたものを収集することや アライグマはのみが多いなど よく 観察されていると思いました。 物語も ずるがしこいアライグマたちが 有名なカナダ・アライグマの リーダー ゼビュロン・ラクーンの歓迎会のために ローストチキンを 用意しようとします。で チキンに世界おんどりコンクールで優勝した有名 な鶏ベーブを誘拐するのです。 主人公はコーギ犬のケイレブです。『コーギビルの村まつり 』の頃より 大きくなり 大学を卒業して 探偵になったのです。 楽しいですよ。彼の論文 題が “犬の嗅覚と犯罪のにおいに関する考察”です。 このユーモアがたまりません。 物語は しっかり筋道たてて描かれています。 それでいて この何とも言えない楽しさ。 誘拐されたベーブを助けようとコーギ犬ケイレブが奮闘します。 でも その前から 異変に気がついています。 ですから、タイミングの悪さで 誘拐されてしまうのです。 最後まで わくわくしながら読んでしまいました。 結構 文章は長い絵本なのですが すーと入っていきます。 長いと感じるのを忘れてしまいます。 確か この作品は彼女が82歳で描いた作品だと思います。 完結編は87歳で描いています。 これも 読んだら紹介しますね。 感性が若いと読みながら つくづく思いました。 世界中の子どもから大人まで愛されている絵本作家のターシャ・テューダー さん まだまだ 描いて欲しいものです。
January 13, 2006
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そらとぶテーブル 日本傑作絵本シリーズ 佐々木マキ 福音館書店 佐々木マキさんの絵本は昔からファンです。 以前紹介した『きつねのホーシュ』は家族のお気に入りでした。 今 よく知られているのがねむいねむいねずみのシリーズです。 この絵本はテーブルがそらを飛んでいきたいところに連れて行ってくれる おはなしです。 きのこちゃんと仲間が愉快です。 楽しく 子ども達と読める作品です。 子どもはこんなおはなしが大好きです。 きっと大喜びするのでは? 図書館に返却しないといけない絵本です。せっかく大好きな佐々木マキさんの絵本ですもの。日記に紹介しておきます。沢山の絵本があり、なるべくバランスよく選んでいます。でも 自分が楽しめることが大前提です。結構 ストックが出来ました。調べる足しにしてください。いい絵本は沢山あります。それだけで しあわせなのです。
January 12, 2006
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いばらひめ グリム童話 エロール・ル・カイン 絵 矢川澄子 訳 ほるぷ出版 眠れる森の美女のお話です。 よく知られたグリム童話。 絵がエロール・ル・カインさんですので 幻想的です。 別の世界のおはなしのように感じるはずです。 絵本の楽しみの絵を堪能出来る作品です。 この方の絵本も何冊か紹介しています。 絵がほんとうにいいのです。 楽しんでください。 表紙を貼り付けたかったのですが、うまくいきません。 下のところにいけば 見られます。http://www.holp-pub.co.jp/rukain/ibarahime.html
January 12, 2006
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ベロ出しチョンマ 新・名作の愛蔵版 斎藤隆介 /滝平二郎 理論社 ずいぶん前に文庫で買って読み 感動した児童書です。 これは口コミで知りました。 ベロ出しチョンマという玩具 おかしな顔のおもちゃ そのうしろに やさしい妹思いのおにいちゃんのおはなしがあるのです。 涙をいっぱいためて読みました。 名前は長助だったと思います。 いつも妹をおかしな顔で笑わせていた兄。 貧しい農家の子ども達です。 そして 親たちは一揆を起こし 子ども達も一緒に磔にされてしまいます。 『おにいちゃん 怖い。』 『お兄ちゃんの 顔をみてみろ。』 おかしな顔をして 磔にされながら 妹をわらわそうとする長助。 見ていた村人達は泣きながら笑います。 ここら辺の記憶はあやふやですので、間違えていたら ごめんなさい。 確か こんな話でした。 かなしいおはなしですが、やさしい思いやりに満ちたおはなしです。 もうないのではと思っていたら、紹介されていましたので この本は あるのですね。 図書館にもあると思います。 短い作品ですので すぐ読めます。 大人にもいいと思います。 やっと探しました。名前は長松でした。
January 11, 2006
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今年初めての読み聞かせです。 今日は 残念ながら 子ども達に落ち着きがなく、読み聞かせに集中できま せんでした。 仕方ありませんね。 今回は外国の絵本を2冊入れての組み合わせです。 読んだ順番に並べてあります。 全部 この頃日記に書いた絵本ばかりです。 一番人気は 『くもくん』です。 子ども達の想像力を刺激します。 言葉が少ないものの良さがあります。 伸びやかな気持ちになっていました。 意外に『あかがいちばん』がよかったです。 子どもの洞察力 すごいです。 大きい子はすぐこの絵本の子どもの気持ちに気づきました。 共感するところがあるようです。 後は まあまあというところです。 最後に語り聞かせをしました。 聞いてはいましたが やはり絵本のほうがいいようですね。 私の読み聞かせの子どもたちはちいさい子が多いのです。 楽しめる年齢には達していません。 これからは不定期にいれてみるつもりです。 良さそうな絵本にであったら してみようと思います。 きたかぜとたいよう ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ ぶん ブライアン・ワイルドスミス え らくだ出版 くもくん いとうひろしの本 伊藤寛 ポプラ社 よくばりぎつねのじろろっぷ 日本傑作絵本シリーズ おのりえん さく 垂石真子 え 福音館書店 キャシー・スティンスン ぶん ロビン・ベアード・ルイス え ふしみ みさを やく ほるぷ出版 あらしのよるに あらしのよるに 1 ちいさな絵童話りとる 木村裕一 作 あべ弘士 講談社 今回は読み聞かせの後 絵本を自由に見せていた時 事件が起きました。 絵本を破いてしまったのです。 読み聞かせて 二年以上 今回が初めてのことです。 いい機会でしたので 園長先生が 図書館から借りてきた絵本の扱いを 教えていました。しっかり破いてしまいましたので 弁償になってしまいま した。でも、これで 大切なことを学んだと思います。 失敗はとても大事な経験だと思います。 それに、自分も子育てしていた頃の経験で いつもと違って子どもがうわつ いているとき トラブルが起きやすいことを思い出しました。 普通ならおきないことが こういうときおきます。 ご用心ください。ほんとに おきやすいのです。 後で悔やんだこともありますので、子どもの気持ちが落ち着かない時は 気をつけて下さい。 子ども達には 新年そうそうがっかりだったでしょうが、それだけ子ども達 が意欲的になったきた証のような気がします。 こちらも しっかり 絵本を探さないといけませんね。 尚 語り聞かせの練習はやはり 読み聞かせより 時間がかかります。 言葉だけで 表現することはごまかしがききません。 読み込んでいったつもりですが ついミスをしてしまいます。 でも 練習しすぎると声がかすれるのです。 これも方法を考えた方がいいと思いました。 自分に合った練習がいいようです。 私が飽きるとダメです。 集中力が落ちます。またいい方法を見つけたら紹介しますね。 新しいことは失敗しても また方法を考える めげずにトライするのが 私の行動パターンです。なにか出来そうな気がします。 次回が一月二十五日です。 お楽しみに。
January 11, 2006
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きたかぜとたいよう ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ ぶん ブライアン・ワイルドスミス え らくだ出版 このお話はよく知られています。 イソップ寓話です。 このイソップの寓話をジャン・ド・ラ・フォンテーヌが寓話として 書いたものがあります。 同じであったり、ちょっと違ったり。 ラ・フォンテーヌ寓話と呼ばれています。 ブライアン・ワイルドスミスの絵で鑑賞に値します。 表紙を探して貼り付けたかったのですが 私の力では見つけられませんでし た。 この方の絵は 以前日記に『とり』を書きました。 やはり 絵がありません。 残念です。 生き生きして 大胆 個性豊かな 鮮やかな絵です。私見です。 今日は 今年最初の読み聞かせです。 今回 この絵本も入れようと思っています。 今回から 語り聞かせも入れる予定です。 『あらしのよるに』をするつもりです。 これからもう一度とおして練習です。 後で 様子を書きますね。 お楽しみに。 この絵本は在庫がもう少ないようですね。 表紙を探していて 気がついたのです。
January 11, 2006
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チューチューこいぬ 長新太 BL出版 3匹のこいぬはチューチューおかあさんのおっぱいをのんでいます。 ところが おかあさんとはぐれてしまいました。 3匹のこいぬはチューチューほかの動物や もののおっぱいをすおうと しますが・・・・・。 小さな子どもから使えます。 小学生に読んであげると 物事を認知する絵本になります。 全国学校図書館協議会選定に選ばれています。 子犬たちがおかあさんのおっぱいをのんでいる絵がとてもいい絵本です。
January 10, 2006
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家族八景改版 新潮文庫 筒井康隆 新潮社 筒井康隆さんの「時をかける少女」というドラマを見たのがきっかけで この作家を知り、彼の作品は色々読んでいます。 彼の作品は正統派SFからわけのわからないおもしろい話まで 幅広く 面白いのです。 これは正統派SFのほうです。 お手伝いとして働いている七瀬は超能力を持っています。 お手伝いにいった先で 見たくないものが見えてしまいます。 「時をかける少女」も同じく正統派SFの作品です。 どちらも中学生ぐらいから読めます。 読みやすい作品です。 ちょっと怖いところもあります。 後は内緒です。 私も中学生の頃から読んでいます。 沢山読んだなかでこの本は記憶に残っていて この頃読みたくなっています どこかにおいてあるのですが 探すのが大変。 図書館で借りてこようかと思っています。
January 10, 2006
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あるはれたひに〈愛蔵本〉シリーズあらしのよるに 木村裕一 /あべ弘士 講談社 『あらしのよるに』を12月26日の日記で書きました。 その続きです。 『あらしのよるに』でヤギとオオカミがともだちになります。 真っ暗な小屋の中 お互いあいてが見えないのでお互い同じヤギ同士 またはオオカミ同士と思いこんでいます。 そして あうやくそくするのです。 さて あいました。 はれた日ですもの 相手がよく見えます。 お互い ビックリ。そして とまどい 友であることへの疑問も。 そんななか ふたりはおべんとうをもって おかをのぼっていきます。 ところが オオカミがおべんとうをとちゅうでおとしてしまいます。 おおぐいのおおかみなのです。 おいしそうなヤギをめのまえにしたおおかみ・・・・・。 読みながら はらはらドキドキ。 でも ともだちおもいのオオカミなのです。 自分がかんがえたことにショックをうけたり。 ヤギだって 相手ははらぺこオオカミですもの。 こころに疑いが・・・・・。 この心の動きと葛藤が とてもリアルでタイミングが絶妙です。 ラストに一瞬どきり。 オオカミのアップのかお。 でも 『こ こんど いつ あぅっす?』 このせりふが いいのです。 こうして はらはらドキドキのピクニックが終わります。 作り話の感じがしないのです。 知っているかたもあると思いますが、こうして友情で結ばれたふたりですが 仲間がそれを許すわけがありません。 次回から 話が大変な方向に向かっていきます。 それ故 賛否両論の意見がでているのです。 読んでいてつらかったのです。 でも 順番に紹介したいと思っています。 この絵本はこんな感じの展開です。 作者の力量を感じます。 短い文章の中にすべてを込めています。 こんな 文章がかけるようになりたいものです。 この続きをお楽しみに。
January 9, 2006
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おばけのジョージー 復刊絵本 ロバート・ブライトさく・え 光吉夏弥 やく 福音館書店 1944年に我が子たちのために作られて絵本です。 それ以来 このシリーズで8さつあるそうです。 ロバート・ブライトさんはジャーナリスト 批評家 教師 作家として 活躍された方です。 我が家にもこどもたちのお気に入りだった童話『リチャードのりゅうたいじ があります。 これも かれの作品です。 大変たのしくおもしろい本です。 この絵本は長くみんなに愛されてきました。 いま 絶版なのでしょう。 復刊ドットコムでリクエストされています。 もう 4分の1ほど投票されています。 読んでいて、かわいいおばけなのです。 とても やさしいおはなしです。 表紙の絵が欲しくて そのシリーズの別のを貼り付けてあります。 この絵本はもっとシンプルな色使いです。 こどもたちのために 作家がペンで描いたのでしょう。 素朴ですが かわいく 愛情あふれた雰囲気は絵本から伝わってくるのです 読んでいて おばけのジョージーに作家の子どもを投影しているような気が するのです。 子ども達への愛情がおばけのジョージーを創り出したのでは? そんな絵本です。 図書館にはあるはずです。 読んでみて下さい。 内容はおばけのジョージーの生活です。 まいにちの日課は決まった時間に階段のみしりと言わせ、ひろまのドアを ぎいといわすことです。 この音で家族はみんなじかんがわかります。 ところが あるひ 階段のきしみをなおし ドアに油をさします。 おばけのジョージーはおとがしなくなった家でじぶんの存在価値を思うので す。 そして あたらしいすみかをもとめて・・・・・。 ラストはまた もとのいえに戻ります。 じぶんなりにおばけのジョージーは行動するのです。 でも のんびりでやさしいおばけですから することはとてもかわいい ものです。でも このジョージーにとっては精一杯なのでしょう。 それが いとうしいのです。 かわいい作品です。 アメリカの表紙を探して貼り付けました。 『おばけのジョージーおおてがら』です。 おばけのジョージーの絵があります。 『リチャードのりゅうたいじ』です。これも絶版では?
January 8, 2006
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むしたちのおんがくかい 絵本・こどものひろば 得田之久 文 久住卓也 絵 童心社 以前読んだ『むしたちのうんどうかい』がとても面白かったので また 見つけたので借りてきました。 今回の作品は町の公園に住むむしたちのおはなしです。 『むしたちのうんどうかい』とはちょっと趣が変わってきました。 むしたちがおんがくかいをひらくのですが 公園は騒音がうるさくて 演奏をたのしめないので べつのところに移ろうとします。 町はきけんがいっぱい。 むしたちに受難が・・・・・・・。 みんなでなんとか切り抜けて おんがくかいをまた始めます。 むしたちのたくましさが 描かれていて、少し心配したのですが あとのはなしの展開に満足して読めました。 町に住むことは 虫にとって大変なのです。 でも 生き物のたくましさでしょう。 子ども達にとってもいい絵本です。 この作者はこどものころ 昆虫少年として過ごしたことがこの絵本を 創り出したのでしょう。 とても いい絵本で 面白いですよ。
January 7, 2006
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だってだってのおばあさん フレーベルのえほん 佐野洋子 フレーベル館 前から 題だけは知っていて 読みたいと思っていた絵本です。 作者のおばあさんへの敬愛のこころを感じます。 とてもかわいいおはなしです。 おばあちゃんは98歳 さかなつりの上手なねこと住んでいます。 ケーキを焼くのが上手で だって だってが口癖なのです。 ねこがいつも 一緒にさかなつりにいこうと誘いますが いつも 「だって、わたしは 98さいだもの、98の おばあちゃんが さかなつりを したら にあわないわ」 とことわるのです。 そうしているうちに99さいのたんじょうびがきました。 ねこは99ほんのろうそくをかいにいくのですが・・・・・。 泣きながら 帰ってきます。 ろうそくは5本だけです。 とちゅうの川でおとしてしまったのです。 ないよりましと5ほんのろうそくをたてて誕生日を祝います。 ここからが楽しいのです。 いままで だって98さいだものが5さいだものになってしまいます。 5さいになったおばあちゃんは5さいの考え方で今度は・・・・・・。 とても おばあちゃんがかわいいのです。 やさしく 楽しく そして 人間愛をも感じる作品です。 人は歳をとるのです。 でも心は若く保つことが出来るのでは? ちいさい子から大人までいい絵本です。 小学生くらいだと この作者の意図も感じてくれそうな気がします。
January 6, 2006
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オレ・ダレ 越野民雄 文 高畠純 絵 講談社 原産国 日本の絵本です。 この頃 日本の絵本でも 海外の作品の雰囲気のものが増えてきました。 国際感覚はついてきたのでしょうか? 夜 いろいろな動物が出てきます。 ヒントがあります。 子ども達が ヒントと藍色のバックに黒い影の絵 そらにはきいろい星と月 しっかり見ると体の模様がわかります。 それで その動物がわかります。 文章も素敵です。 きりんさんの場合 オレ、せが たかい。 すごく とおくが みえる。 でも、あしが とっても ほそい。だから きを つけないと、 つまずいたら ヤじゃない。 オレ ダレだ。 こんな文で 出てくるのがお馴染みの動物ばかりです。 ちいさい子ども達から楽しめます。 朝から 絵本ではない本ばかり紹介したので 楽しい絵本を紹介しました。
January 5, 2006
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下流社会 新たな階層集団の出現 光文社新書 三浦展 光文社 ベストセラーなので買った訳ではないのです。 社会学の本は少しずつですが読んでいて その中で読みたい本でした。 このように階層社会の考え方はいままでもありましたが 日本では今注目 されています。 海外でこの考え方のもとに社会を考えつつあるのです。 去年に買い 少しづつ読んでいましたが、お正月はいそがしく やっと 読もうとすると家族がいつの間にか読んでいるのです。 仕方なく『影との戦い』ゲド戦記1を読んで また戻って読み終えたところ です。このような本は 何度も読み返すので また 家族も出かけたことだ し読もうとしたら ありません。持って行かれてしまいました。 自分が自分の生活を中流と見るのか 下流と見るのか 其れによっても 変わるはずです。 人の幸福感の問題と 生活感や教育の影響など 別の視点から見られます。 知識は わくのないジグソーパズルのようなものと思うのです。 本を色々読み 少しずつ隙間が埋まっていきますが 完成はしない気が します。 でも 少しずつ つながっていき わかりやすくなっていくのです。 この本はデータから見るのでとても面白いのです。 情報社会において 階層差は教育の力によるものが大きいとどこかで読んだ 記憶があります。 子どもが自分の人生を選べる社会であって欲しいのですが 理想と現実の差 があります。 では あきらめてしまいますか? いやです。 だからこそ 基礎学力と自分で考える力を子ども達につけて欲しいのです。 それが 自分で判断できるしっかりした社会人を育てていくことだと思い ます。 先を見る力も必要です。 社会学はその力になると思います。 読み聞かせで本の好きな子どもに育って 知識を自分で得る力を間違った ことを見極める力をつけていって欲しいと思います。 千里の道も一歩からです。 今年も楽しく読み聞かせして 未来が少しでもいい方向にならばいいと思い ます。 同じ本を沢山の方が読んでいます。 でも 感想がみんな違います。 そんな意味でも この本はお薦めです。 社会の流れ方を理解するのにいい本です。
January 5, 2006
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「こだわり」の心理 自分の救いになる人、自分の障害となる人 PHP文庫 加藤諦三 PHP研究所 今日新聞で加藤諦三さんの書いたものを久しぶりに読みました。 昔からこの方のファンなのです。 以前日記に書こうとしたら、名前では検索出来なかったのです。 やっと見つけました。 私が読んだ頃は 子育て一段落の頃 知識に飢えており むさぼるように 色々なジャンルを読みあさっていたのです。 何冊か 読み それ以来のファンです。 この方の本 結構沢山出ています。 現在 早稲田大学理工学部の教授で 心理学 哲学 精神衛生学を専門とさ れています。 この方の本質を見据えたアプローチは 大変わかりやすく 思索することの 意義を再認識させてくれます。 子育てなどについても 書いてくれています。 ホームページをのぞいてみて下さい。 その中で 自分が読みたい本を探すことをお薦めします。 ホームページにも大変ためになる文章がいっぱいです。 日記を書かないで ずっと読んでいて 時間があっという間に過ぎて いました。 これが おもしろかったのですが、品切れ中です。 加藤諦三教授の公式ホームページです。 http://www.kato-lab.net/
January 5, 2006
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