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試合でかかった珍しい曲をもう一つ紹介しちゃいます。この曲、うちのバンドのレパートリーにもなってるんでもちろん歌えます。でもディスコですよね,この曲。ところがC級戦の決勝のタンゴだったかな、でかかったんですよ。驚きました。チャチャは踊れる気がするんですが,タンゴでこの曲聞いたのは初めて。タンゴ踊れるんですね。なんかちょっと違和感ありましたけど。こちらからどうぞ。Donna Summer- Hot StuffSittin' here eatin' my heart out waitin'Waitin for some lover to callDialed about a thousand numbers latelyAlmost rang the phone off the wall* Lookin' for some hot stuff Baby this evenin'I need some hot stuff baby tonightI want some hot stuff baby this evenin'Got to have some hot stuff (lovin')Got to have some love tonight (hot stuff)I need hot stuff, I want some hot stuff,I need hot stuffLookin' for a lover who needs anotherDon't want another night on my ownWanna share my love with a warm blooded loverWanna bring a wild man back home(Repeat *)I need hot stuff, hot loveLookin' for hot love(Hot, hot, hot, hot stuff, hot, hot, hot)(Hot, hot, hot, hot stuff, hot, hot, hot)(Repeat *)
2009/09/30
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成田離婚なんていう言葉がありましたけど、結婚ていうのはそれから先の人生を大きく左右しますからギリギリまで悩む人多いんでしょうね。この映画の主人公は、結婚式のドタキャン常習犯。もう3回もウェディングドレスを着て、永遠の愛を誓う前に式場から逃げ出しました。原題は『Runaway Bride』(逃げる花嫁)。真っ白なウエディングドレスをなびかせながら秋の草原を馬で疾走する花嫁って、なんか絵になりますね。ニューヨークでフリーのコラムニストをやっているアイク(リチャード・ギア)はネタ切れで困っていた時、バーで知り合った男にその話しを聞き、男を食い物にするひどい女みたいな痛烈な記事にしてしまいます。このことで周りの女性たちを敵に回した上、当人のマギー(ジュリア・ロバーツ)からも抗議文が送られてきて、新聞社から追い出されてしまうんです。こうなったらマギーの4度目の結婚がどうなるのか見届けてやろうと、田舎町にやってきたアイク。密着取材を続けるうちに次第に惹かれ合って行きます。プリティ・ウーマンのコンビで2匹目のドジョウを狙った作品みたいですが、先が読め過ぎて面白くないなあと思いながら見ていました。このままハッピーエンドだったらどうしてくれようと思っていたら、もう一波乱あったのでまあ許して上げましょう。そういえば音楽が良かったですね。U2の『still haven't found what I'm looking for』とか、ホール&オーツの『maneater』などなど、懐かしい曲が聞けます。 『リチャード・ギアってさ、どの映画でもみんな同じに見えるね。』(大将談)『かっこいいから、出てるだけでいいんじゃないの。』(StarTrees談)リッチな大人の都会派プレーボーイといったらリチャード・ギアが一番はまってるんですよね。1999年のアメリカ映画です。
2009/09/29
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昨日の競技会の決勝のワルツでこれが流れました。この曲は昔ライブでも何回か歌ったことがありますので歌詞覚えてて、思わず歌いながら踊ってしまいました。ひょっとするとそのせいで成績下がったのかな。ジャーニーというバンドの曲なんですが、歌ってるスティーブ・ペリーがいつもエンビ着てるもんで、私達は彼のことを『ペンギン』と呼んでいたんですよ。まさか自分がエンビ着てる人と一緒にこの曲で踊るなんて思いもしませんでしたね。最近では映画『海猿』のテーマにもなりました。この曲にはそれ以外にもアホな思い出があるんです。バンドの皆で近所の河原に行って大声で練習してたら、自転車乗って来たパトロール中のおまわりさんに注意されちゃったんですよ。『こらこら、なにしてるんだ、そこ!』おまわりさんは喧嘩してるのかと思ったそうです。下手過ぎて歌には聞こえなかったのかな。 こちらからどうぞ。Open Arms by JourneyLying beside youHere in the darkFeeling your heart with mineSoftly you whisperYou're so sincereHow could our love be so blindWe sailed on togetherWe drifted apartAnd here you areBy my sideSo now I come to youWith open armsNothing to hideBelieve what I saySo here I amWith open armsHoping you'll seeWhat your love means to meOpen armsLiving without youLiving aloneThis empty house seems so coldWanting to hold youWanting you nearHow much I wanted you homeBut now that you've come backTurned night into dayI need you to staySo now I come to youWith open armsNothing to hideBelieve what I saySo here I amWith open armsHoping you'll seeWhat your love means to meOpen arms
2009/09/28
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5ヶ月ぶりにスタンダードの試合に出ました。お父さんの初七日が明けたばかりでダンスの試合なんてどうだろうねとも思いましたが、特にすることがないなら練習させてもらうつもりで出ようかということになります。ここのところ練習もレッスンもしてなかったせいで昨日も書きましたが史上最高体重にて試合に臨むはめになってしまっておりました。ドレスはなんとかは入りましたが、首に巻く飾りのチョーカーが文字通りチョーカー(息を止めるもの)になってしまい、首まで太ったのかと愕然。知り合いの選手たちにもいろんな言い回しで『太った?』みたいなご指摘を頂いて、その度に自分だってエンビきつくなってるくせに大将は大喜びですよ。ぷんぷん。さて、茨城県水戸市で行われたDSCJの茨城県ダンススポーツ競技大会。スタンダードだけに参戦って楽ですね。受付時間が11時からと遅いので、朝のんびり出発できました。家から約1時間のドライブで着いた会場は、去年2月に開催されたJBDFのスプリングフェスティバルで来たことがある場所です。驚くほど知ってる顔のオンパレードでした。大会運営の関係者も選手も『お久しぶりです。』の連発で、丁度ラテン競技が佳境でしたので勝ち残っておられる知り合いの応援に励みます。茨城DSCの元会長さんご夫妻も同じ競技に参加されていたんですが、『今日、調子悪くてね。節々が痛いのよ。』なんて大将に漏らしてたとか。それって、今はやりの『新型インフルエンザ』だったりして。立錐の余地もない選手控え室では何人かの方が咳されてましたし、マスクしておられる方も。これから冬に向かってますます競技会場は感染のリスクが高くなりますね。さて、試合の方ですが私たちの参加した競技はスタンダードB級戦。35組くらいエントリーされてましたので、3位までがA級への切符をゲットできます。わたしは現実的に見て予選通過できたら上出来かななんて思ってたんですが、大将は相変わらず意味不明な自信にみなぎっていた様子で、あとから聞いたら『優勝狙ってた』そうです。多分こういう性格の人が宝くじ買うんだと思いますね。底抜けのプラス思考。私もそうありたいです。注意したのは以前レッスンで教えていただいた水戸の梅とフレームくらいだったんですが、私たちのハッタリ踊りの何か目を惹くところがあったのか予選どころか決勝まで行ってしまいました。同点が3組いたみたいで決勝には8組もいます。(通常は6組)しかしハッタリは決勝では通用せず最下位の8位でした。賞状ももらえたし、練習させてもらうつもりで出たという意味では十分練習させていただいたので私は大満足でしたが、優勝狙ってたらしい大将は『悔しいなあ。何がいけないのかなあ。』を連発しておりました。ところで帰りの高速で渋滞に巻き込まれ、またUターンの渋滞かと思ったら警察車が路肩をすごいスピードで走り抜けて行って、ほどなく3車線にわたって散乱した荷物や後部座席がペチャンコの車なんかの玉突き事故現場に遭遇。これは驚きましたね。まだ事故が起こって間もない様子で、現場検証もこれからといった感じでした。知り合いの競技選手が巻き込まれてないといいねなんていいながら無事家にたどり着きましたが、そのあと行ったスーパーでお買い物中にまた足がつりました。身体重いのにいっぱい踊っちゃったから、足もさぞかしビックリしたんでしょうね。食生活の見直しが必要だな。
2009/09/27
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久しぶりにダンスの練習に行きました。二週間ぶりでしょうか。スカイラインさんたちにお会いしました。こんなに間を空けてしまうともう練習に行くこと自体が面倒くさくなって来るんですよ。体脂肪率が(もちろん体重も)大変なことになっていて、身体が重い上に筋肉が落ちていますので途中でふくらはぎがつりました。両足ともです。家に帰ってやりましたよ。ヒラメ貼り。これ、結構効きます。大将にまた変な動画とられてしまった。けちけちしないで、もっと長めに貼ると気持ちいいですよ。こちらCMごらんになれます。ヒラメ貼り
2009/09/26
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保険会社を定年退職したばかりのシュミットさん(ジャック・ニコルソン)。シュミットさんという名前はドイツ系の名前なんでしょうね。5時ぴったりにきれいに片付いた会社に別れを告げ、奥さんのヘレンと退職祝いのレストランに向かいます。友人のレイも、後任の社員も彼に温かい言葉を贈りますが、一人席を立ってバーで飲み始めるシュミットさん。やりきれないでしょうね。別にやめたくてやめる訳でもないのに、皆がお祝いしてくれるなんて。翌朝、いつも通り7時きっかりに目が覚めてしまいますが、もう会社に行かなくていいのですることがありません。クロスワードしながらテレビを見ていると、アフリカの恵まれない子供を月22ドルで救いましょうというチャリティのCMが流れます。シュミットさんはタンザニアのンドクという6歳の少年の養父になることになりました。小切手と一緒に自分のことを書いた手紙を同封するんですが、これが妻や会社の後任に対するボヤキばっかり。『朝目が覚めると、隣で寝てるこのばあさんは誰だと思うんだ。人の話に口を挟むし、訳の分からんものを集めたがるし、体臭が我慢ならん。』『後任の若造は何も分かっちゃいないくせに生意気でイラつく。』手紙を投函して帰ってくると、奥さんが倒れていました。さんざん悪口を言ってましたけど、突然いなくなると寂しいもんですよね。ンドクへの手紙には『目の前の幸せに感謝しなくては。』なんてしおらしいことを書いてみたり。お葬式が済み、ますます何もすることのない一日が長く感じられてきます。妻の遺品をいとおし気に手に取っては涙。ところがとんでもないものを発見してしまうんですね。大切にリボンで結んであった手紙の束。こともあろうに親友のレイが妻に書いてたラブレターじゃありませんか。何十年も前のものですが、怒りに燃えたシュミットさん、奥さんの服やら何やら全部捨てまくった上、レイをぶちのめしに出かけました。どうにも怒りの収まらないまま、もうすぐ結婚式を控えた遠くに住む一人娘のジーニー(ホープ・デイヴィス)を訪ねることを思い立ちます。定年後、妻と一緒に旅しようと買っておいた大型のキャンピングカー。しかし結婚準備を手伝おうかと旅の途中で電話すれば、素っ気なく断られるし。だいたい結婚相手のランドールなんて気に食わない。あいつはロクデナシだ。『そうだ。この結婚は間違ってる。私がジーニーを止めなければ。』妙な使命感に燃えてしまったり。またこの婚約者のお母さん(キャシー・ベイツ)ってのが変な人なんですよね。シュミットさんの感情の起伏に『そうだ、そうだ!』ってエールを送る人多いんじゃないでしょうか。たとえ今まだ若かったとしても、いずれはそうなるかもしれない自分がそこに映されています。仕事を失った自分。伴侶を失った自分。子供を失った自分。人生を構成していたパーツが一つ欠け二つ欠けて行くときに味わうであろう喪失感や、一体自分は何の役に立つというんだという無力感。でもこの映画の最後には救いがあります。心に大きくあいた穴に注ぎ込まれるなにか暖かいもの。その暖かいものは、きっとあなたの心も満たしてくれることでしょう。2002年のアメリカ映画。これはお勧めです。
2009/09/25
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<映画に学ぶダンスの極意>俳優であると同時に監督として最近大活躍のクリント・イーストウッド。これは彼の生い立ちや今までの軌跡をジーン・ハックマンやマーティン・スコセッシ監督、共演した豪華俳優陣が語るドキュメンタリー映画です。この中で一番印象に残ったのは、彼のこんな言葉でした。『動かない演技が一番難しい。』西部劇や時代劇の決闘シーンなんかでよくありますね。死ぬか生きるかの殺気に満ちた静止シーン。たいてい背景で風なんかが吹いてたりカメラがぐるっと回ったりして時間の流れを表現します。そこで大きな存在感を見せられる人でなければ、主役級にはなれないんですね。これって、ダンスにも通じるものがあると思いましたよ。フロアに立っただけで、近くに寄りたくないようなカリスマ性を発揮する選手がいますからね。私がそれを強く感じたのが師匠ですね。それと、スロベニアの選手ユーリ&ヤグダです。観客だって審判だって人の子ですから、やっぱり脇役より主役に目が行きますわね。体が大きいから存在感があるという訳ではないんです。支配する空間がでかいというか、気のエネルギーが強いというか、オーラが大きいと言ってもいいかもしれません。それが、『動かない演技が出来る人』なんでしょうね。もう一つ印象に残ったのは、『マディソン郡の橋』で共演したメリル・ストリープが、彼の押さえた演技についてこんなことをいっていたんです。『普通なら泣くシーンなんてアカデミー賞目指して最高の演技をしようとするもんなのに、彼は一番の見せ場でカメラに背中を向けたのよ。』どうしてそんなことをするのかとあとで尋ねたら、彼はこう言ったそうです。『観客は俺が泣くシーンなんて見たくないだろう。』既に彼は監督の視線で演技をしていたんですね。観客が求めるものを見せる、これも競技ダンスに通じるものがあります。自分がどう躍っているかより、外からどう見えているかってことがとっても重要なんです。女性をぐいぐいリードしてるつもりでも、外から見たら引っぱり回してるようにしか見えないなんていうカップル見たことありませんか。自分ではすごく踊ってる気になってるかもしれませんが、それでは観客もついてこないし、審判の受けも悪い訳です。観客が求める踊りを自分たちがしてるのかどうか、とりあえずビデオでも撮ってみるとか、自分より目が肥えてると思える方に意見を求めてみましょう。監督の視線というのは、能で言うところの『離見の見(りけんのけん)』に通じるものかなとも思いました。
2009/09/24
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ニューヨークは人種のるつぼという話しはよく耳にしますが、それ以外の都市でも移民が多い国なんですね、アメリカって。このお話の舞台はミシガン州デトロイト。主人公のウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)はポーランド系、よく行く床屋はイタリア系。いつも喧嘩口調でののしり合っていますが、江戸っ子の小粋な会話みたいなもんで決して仲は悪くないんです。デトロイトといえば私なんかは『ロック・シティ!』と思ってしまうんですが、ここはフォードを始めとする自動車産業で有名な都市ですね。コワルスキーは朝鮮戦争の帰還兵で、フォードの自動車工として勤め上げた頑固老人でした。奥さんには先立たれ、いまは年老いた愛犬と暮らしています。懺悔を聞いてやってほしいと奥さんに頼まれていた神父さんが何度もコワルスキーを訪ねてくるんですが、彼は若い神父をいつも追い返していました。『おまえみたいな神学校出たばかりの童貞に生と死の何が分かる。』息子夫婦も寄り付きません。彼の家の隣に越して来たのはアジア系の家族。中国・マレーシア・タイあたりに多いモン族だそうです。少年タオは内気で優しい子でしたが、いとこがワルでした。仲間に入れてやるから隣の車を盗んでみろとそそのかします。その車はコワルスキーが大切にしているフォードのヴィンテージ・カー『グラン・トリノ』でした。ここから話しは急展開して行きます。自分のうちの芝生に入ったら殺すくらいの勢いだったコワルスキー老人と、隣の家族を通じたモン族の人々との交流が始まるんですね。モン族の人たちってすごく義理堅くて、誰かが世話になったりすると一族郎党が入れ替わり立ち替わり貢ぎ物を持ってやってくるんです。始めは迷惑がっていたコワルスキーも、父親のないタオには、働いて自立すること、男同士のつき合い方なんかを教えたりしてちょっとした生き甲斐を感じ始めていました。面白くないのはワルのいとこ達のグループです。どう見てもみんな10代のワルガキなんですけど、アメリカの怖いところは銃なんか持ってるところですね。小さな諍いが殺人事件にまで発展する可能性を秘めている訳です。クリント・イーストウッドが監督、プロデューサー、主演の3役をこなしています。肺の病気が発覚し、ただ人生が終わるのを静かに待っていた頑固老人と、どう生きていいか分からなかった少年が心を通わせていく物語。最後、どう決着つけるのかハラハラものでしたが、西部劇の用心棒とは違うんですね。でもなんとなく西部劇の匂いを感じてしまうのは私だけでしょうか。こちらから予告編ごらんになれます。グラン・トリノ
2009/09/23
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今日はチバでスタンダードの試合に臨むはずでしたが参加しませんでした。ドレスが入らなかったからではなく(一応着きられることは確認しました)、前日の疲れが出て朝起きられなかったからなんです。いずれにしろここしばらくは練習どころではなかったので、前回レッスンを受けてから一度もスタンダードの靴は履いていませんでした。お父さんが亡くなってまだ日も浅いし、練習もしないで試合に臨むのは気持ちが落ち着きませんから今回はしょうがないなと思っています。実はお父さんが亡くなった時間、私達は師匠のところにいました。ラテンシューズ履くのも久しぶりで、ちょっと靴がキツい気がしましたね。レッスン後病院に向う途中に電話が入りました。大将は覚悟は出来ていた様子で淡々と話していましたが、顔が少し青ざめていたようです。電話をくれたのは最後をみとった三男でした。ダンスのレッスンでお父さんの死に目に会えませんでしたっていうのも言いにくいので黙っていましたが、丁度レッスンが終わった時間に合わせるようにお父さんが亡くなったのも、なんだか偶然ではなく感じられます。『皆の都合を考えて連休初日を選んで逝ったのかもしれへんな。』家族思いのお父さんでしたからね。お母さんが寂しくないように,皆がすぐに集まれるように。ところで今日は試合には行きませんでしたが、前々から試合後に行く予定にしていた私の実家には行きました。連休終盤のUターン・ラッシュにおもいっきり巻き込まれて、普段の3倍も時間がかかってしまい、途中で高速道路を諦めます。トイレが我慢出来なくて、最寄りの病院に駆け込んでしまいました。『これ全部あなたのだから,持って行きなさい。』実家に置きっぱなしになっていた結婚式の写真やら小学校の思い出やら,貴重なものからガラクタまで全部持って帰れと言われてしまいます。なんでこんなもんとってあるんだろうと言うような,遠足の歌集だのプラネタリウムのパンフレット等々、いつかは整理しなくてはいけない品々ですが、どうせなら見ないで捨ててくれても良かったのに。皆さんはこう言った微妙な思い出の品々、どうされてます?通信簿とか賞状とか,とっておいた方がいいもんなんでしょうか。昨日のような8ミリ映像は後で見て楽しめますけどね。
2009/09/22
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敬老の日。随分日が短くなったんですね。朝5時、まだ外は暗かったです。高速道路の渋滞が予想されましたので、朝6時に出発し斎場に向います。本当に近い家族だけでお父さんを見送り、皆で新そばを食べに行きました。大将たち三兄弟の子供時代からの8ミリが残っていましたので、若いお父さんを見ようということになったんですが、映写機が年期入り過ぎていきなり煙が出てしまいます。ここの息子達はみんな理系なんで、3人が頭つきあわせて分解を始めます。私もそういったのが好きな方でして一緒に眺めていました。どうも映写機のリール駆動ベルトが劣化して切れてしまった様子。みんなで近所の大きなホームセンターに出かけました。伸縮性のあるビニール製のチューブを3種類の太さで1メートルずつ買って、家に帰って工作です。いろんな昔話が飛び出して面白かったですよ。末っ子の夏休みの工作はいつも上の二人のお兄ちゃん達が作っていたので、有り得ないほどの立派なものだったそうです。『小学校低学年であんな電気配線出来るはずないやろ。』みたいなロボットとか。非常に細部までこだわって作られたガンダムの彫刻とか。ベニヤと豆電球で作った大文字焼きのジオラマとか。しゃべってるうちに大将が見事映写機を復活させてお母さんは大喜びでした。『さすがお父さんの子や。誇りに思うわ。』映像は一晩で見切れないほどたくさんあって、お宮参りから海水浴、スキー、懐かしい0系新幹線、かっこいいお父さんと、ちょこまか走り回る3人の息子達、若くておしゃれなお母さんやまだ十代のお母さんの妹さんたち。『あれ、ボクや。』『この場面,何となく覚えてるわ。』ホームビデオは撮っとくもんですね。こんなに楽しいひと時が持てるのは、当時,面倒がらずにビデオを回してくれたお父さんとお母さんのお陰です。お父さんもきっと一緒に見てたんじゃないかな。8ミリ映写機,壊れちゃってもう見られないという方、楽天で売ってますよ。
2009/09/21
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いろんなことして来たけど、まだ探しものは見つかっていない。そんな歌です。アイルランドのモンスターバンドU2の1987年の大ヒットアルバム『ヨシュア・トゥリー』に入っています。探し物って何でしょう。よく自分探しの旅に出るなんて言葉を耳にしますが、人生そのものが長い自分探しの旅なんですよね。社交ダンスA級への道も長い旅ですね。そしてそこからの道のりは文字通り『終わりなき旅』。彼らの歌は政治色の濃いものが多いんですが、この歌の中で一番いいたいのは多分ここじゃないかと思うんです。『神の国が来ることを信じているすべての肌の色が交じり合いひとつになることを』この曲が流行った当時、まだ南アフリカでは人種差別問題で揺れていました。争いのない世界への道のりは、いままだ遠く続きそうです。こちらからどうぞ。U2 - I Still Haven't Found What I'm Looking ForI have climbed highest mountainsI have run through the fieldsOnly to be with youOnly to be with youI have runI have crawledI have scaled these city wallsThese city wallsOnly to be with youBut I still haven't found what I'm looking forBut I still haven't found what I'm looking forI have kissed honey lipsFelt the healing in her fingertipsIt burned like a fire(I was) burning inside herI have spoke with the tongue of angelsI have held the hand of a devilIt was warm in the nightI was cold as a stoneBut I still haven't found what I'm looking forBut I still haven't found what I'm looking forI believe in the Kingdom ComeThen all the colors will bleed into oneBleed into oneBut yes I'm still runningYou broke the bondsAnd you loosed the chainsCarried the crossOf my shameOh my shameYou know I believe itBut I still haven't found what I'm looking forBut I still haven't found what I'm looking forBut I still haven't found what I'm looking for
2009/09/20
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シルバーウィーク初日。私達も二人とも5連休です。今日15時4分、大将のお父さんが亡くなりました。2001年に手術を受けたあと、翌年長い病院生活からようやく解放されて皆で富山の大会に行ったんですね。その後は順調に回復して2002年からも毎年、お母さんの働いているダンス教室のサマーパーティで一緒に踊らせてもらっていたんです。それも2006年が最後となってしまいました。お父さんの病気が良くないので、お母さんはダンス教師を辞め二人で京都を引き払って関東に引越して来たんです。今年のお正月はまだ元気で大将と一緒に誕生日をお祝いしたんですけど,先月から容態が悪化しそのまま帰らぬ人となってしまいました。駆けつけた3兄弟は偶然みな同じような紺のポロシャツを着て、お父さんのまるで笑いをこらえているような穏やかな顔を見つめていました。お父さんの思い出はタンゴです。大きな左手を差し出して『○○ちゃん、タンゴ踊ろか。』って、まだ言ってくれそうな気がしてそう考えると涙が出ます。明日、家族だけで密葬を行う予定です。
2009/09/19
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ハワイ語で揉む,押す,圧迫するという意味だそうで、早い話しが『もみもみ』ですわね。ただのマッサージじゃなくて、古代ハワイアンにとっては自然と大地のエネルギーを用いた医療行為だったそうです。血流や気の流れを良くして病気を治そうってわけですね。大将が誕生日のプレゼントに何かくれるというので『ロミロミ』やらせてもらうことにしたんですけど、まだお金もらってなくて、今日大将がいないので自分で立て替えて行って来てしまいました。気持ちよ過ぎて寝てしまうという噂を耳にしていましたので、絶対に寝ないぞと固く心に誓います。だって寝てしまったら気持ちよさが体感出来ないですもんね。一番最近しまむらで購入した新しいパンツに履き替えて勇んで出かけます。いわゆる勝負パンツだ。(こんなとこで勝負する必要ないですけどね)通された個室はアジアンテイストのライトが灯る薄暗い部屋で、まずはフットバスにつかって肩と首のマッサージ。(あ~、もうすでに寝てしまいそうだ~)続いてベッドにうつぶせになって背中のマッサージ。(心底いい気持ち~)アーモンドオイルにお好みでアロマをブレンドできるんですけど、私はデトックス効果のあるジェニパーベリーとホルモンバランスや皮脂バランスを整える効果があるゼラニウムを入れてもらいました。 『背中も腰も大変お疲れですね。』(そうだ!お話ししてれば寝ないですむかも)そこでいろいろ質問してみたんです。いろんな揉み方があるんですけど、そのことを手技(しゅぎ)というそうなんですね。ダンスでいったらステップですわね。手技の名前、『ニューヨーク』や『クカラチャ』みたいなユニークな名前を期待したんですが、そのものズバリの英語でした。ハワイでの研修では先生はハワイ語で講義されて、それを英語&日本語に通訳される方がいたんだそうです。『1、2、3もね、エカヒ、エルア、エコール、オケーて言うんですよ。』『なんか一つ多くありありません?』『最後のはOK?ってことです。』(OKはハワイ語でもオケーなのね)古代から伝わる癒しの秘技ですからね。スピリチュアルな祈りに始まり祈りに終わるんだそうですよ。やって頂いた手技は、欧米とは少し変えて日本風にアレンジされてるそうです。日本人はギューギュー揉んでもらうの好きなんでちょっと強めにしてるのだとか。そういえば、アメリカ人の友人は肩こりした事無いって言ってたなあ。私なんか子供の頃から肩こりしてなかった事無いもんね。アジア系民族は肩こり民族なのかな。中国式やタイ式含め、アジアは強めに揉みますよね。足も気持ちいいなあ。いらない脂肪も一緒に流れてくれないかしら。あっという間の75分でした。寝なかったけど,もっとやって欲しい...。
2009/09/18
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1920年代のロサンゼルス。四角いトラムが坂道を走り、チャップリンの新作が上映されて、街行く人は女性も男性も皆帽子をかぶっていたんですね。レトロなファッションがとても素敵。クリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)は電話交換手として働きながら、9歳の息子ウォルターと暮らしています。面白かったのは、ローラースケート履いて仕事してるんですよ。仕事をよりスピーディにこなすための工夫なんでしょうけど、これっておしゃれなファミレスだけかと思ってました。ある日、彼女が仕事で外出中にウォルターが失踪します。警察は『明日の朝には帰ってきますよ。遊んでる子供の捜索にさくだけの人手はありません。』と言って、取り合ってくれません。それから5ヶ月。警察から息子が発見されたという知らせが届きます。駅で感動の再会、とおもったら自分の子じゃなかったんですね。でもその子はウォルター・コリンズだと言っているし、警察も無理矢理ハッピーエンドをでっち上げようとします。『一体この子は誰なの。本物の息子を捜して!』チェンジリング(changeling)は『取り替え子』の意味。ヨーロッパの民話に登場する、妖精が人間の子供をさらって代わりに置いて行く妖精の子供のことだそうです。当時のロサンゼルス市警がボロクソに描かれてます。この映画では強調されてませんが人種差別もまだひどかったし、女性の地位も非常に低かったんですね。『女という生き物は感情的で、ものごとを論理的に考えられない。』と決めつけている風潮があるんです。学校の先生も、通っていた歯医者さんも『この子はウォルターじゃない。』と言っているのに、そして何よりも母親が自分の子じゃないって言ってるのに、警察は保身のためクリスティンが精神異常者だと言って病院に監禁してしまいます。さあ、この結末はどうなるんでしょうか。事実は小説より奇なりと申しますが、このとんでもない事件は実話だそうです。クリント・イーストウッド監督、いい仕事してます。アンジェリーナ・ジョリーは最初から最後まで泣いてばっかり。一応R指定の映画だそうですので、大人だけでお楽しみください。
2009/09/17
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マリア・カラスといえば20世紀を代表するソプラノ歌手ですが、意外と全盛期と呼ばれる期間は短かったようなんですね。とってもきれいな方でしたし、いろんなオペラに出演されて歌声だけでなく表現力も絶賛された天才でした。海運王オナシスとの恋なんかも噂になりましたけど,晩年のことはあまり知られていません。55歳で亡くなるまでの、その晩年を描いた映画が今日ご紹介する『永遠のマリア・カラス』です。1974年に日本でリサイタルを開いているんですが、この時の声の衰えを彼女はとても恥じていてそれ以来公式の場で歌うことはなくなっていました。この映画は実話ではなくてフィクションなんですが、この部分は本当のことみたいです。パリでひっそりと隠居生活を送っていた伝説のオペラ歌手マリア・カラス(ファニー・アルダン)を、以前の仕事仲間ラリーが新しい企画を持って訪ねてきました。映画を作らないかという話です。全盛期に録音した彼女のレコードを使って、口パクで『カルメン』をやらないかというものでした。始めは乗り気でなかったものの、この新しいチャレンジは死にかけていた彼女の芸術魂に火をつけます。『マリア・カラスと仕事をするなら昼夜ぶっとおしでやるのよ。完璧でなきゃだめ。』ダンス・シーンも何度もリハーサルを繰り返し、素晴らしい作品に仕上がりました。しかしやはり口パクが許せなかったんですね。これは本物の自分じゃない。しかし彼女はもう歌えなかったんです。2002年、イタリア/フランス/イギリス/ルーマニア/スペインの合作映画。このフランコ・ゼフィレッリ監督はマリア・カラスの親しい友人だったそうすから、フィクションとはいえ、かなり実際の人物像に近く描かれているのだろうと思います。彼女はあくまで本物のマリア・カラスでいたかったんですね。
2009/09/16
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実力派女優3人の演技対決に、見終わったあとどっと疲れが来てしまいました。全く別の時代に生きる3人の女性の一日が、運命的なつながりを持って展開されて行きます。1923年ロンドン郊外、作家ヴァージニア・ウルフは「ダロウェイ夫人」を執筆しています。1951年ロサンゼルス、その「ダロウェイ夫人」を読んでいるローラ・ブラウンは、やさしい夫と息子がいながら現実の自分に絶望しています。2001年ニューヨーク、作家のリチャードに「ダロウェイ夫人」というニックネームで呼ばれているクラリッサ・ヴォーンは、エイズに冒された彼に献身的につくしています。「ダロウェイ夫人」を私は読んだことがなかったんですが、この長編小説も映画化されているようですね。3人とも心のうねりが非常に大きくてそれが「ダロウェイ夫人」というキーワードで結びつき、不思議なシンクロニシティを作り出して行くんです。たった一日の話しとは思えない重厚感あふれる映画。たぶんそれは、それぞれを演じる女優さんの実力だと思います。作家ヴァージニア・ウルフを演じたのは、ニコール・キッドマンだったんですけど、どう見ても全く別人のようで、あとから調べたら特殊メイクだったみたいです。この作品で第75回アカデミー主演女優賞取ってます。さらに、鬱気味の主婦ローラ・ブラウンを演じたジュリアン・ムーア、リチャードに尽くす女クラリッサ・ヴォーンを演じたメリル・ストリープを含めた3人に、ベルリン国際映画祭で銀熊賞が贈られました。見てるだけでこっちまで息が詰まりそうになってくるんですけど、物語がどうのとかそういうのより、『女優さんてすごいな』って別の方向で感心しました。
2009/09/15
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『リバース系がよくないね。』土曜日に親父ギャグ先生のワルツレッスンでご指摘を頂きました。自転車やバイクで左にカーブすると、身体が左に傾きますね。リバース系というのはこれと同じ方向に回転しますから、左の方に傾いたシェープを取るんですけど、男性の左手は一緒に下がっちゃいけないらしくてそれが出来てないとのこと。女性の方は男性が作ったスペースを埋めて行くのに『リンボーダンス』するそうです。これをやらないとビンボー臭いおどりになるとかならないとか。←(やっぱり出たか、親父ギャグ)方向は違いますが、サンバのナチュラルロールみたいな、男性の下に潜り込む感じでした。前回のレッスンでお互いにスペースを埋めて行くって言うお話が出ましたが(水戸の梅)、がばーっとただスペース作ればいいってもんじゃなくて前進する人が追い越して行きやすいように『押させて上げる』のだそうです。そうすることによってコネクションが全く外れることなく滑らかな一体感が見ている方にも与えられるのだとか。スローフォックストロットではホバークロスのポジションの復習とタンブルターンのタイミングの取り方。なんか、だんだん『スタンダード語』の単語覚えて来たもんで、『女性がひっくり返って伸びるやつ』みたいな書き方しなくなっただけでも進歩してる気がしますね。タンゴはワンポイントでしたが、もっとスタッカートを利かせたフットスピードを見せるようにと言われました。あとはドレスが入るかどうかだけだ。ドレス入らないから作るなんてことになったら、高いですからね。それこそ『貧乏ダンス』になっちゃいますよ。大将、あんたは大丈夫なのか。
2009/09/14
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食べ放題って言うのはいつ頃から始まったサービスなんでしょうね。それでも元が取れるからやってるんだと思うんですが、今日は大将のお母さんが泊まりに来てくれましたので一緒に食べ放題のお店に行ったんです。お母さんと私と誕生日が4日違いなので、二人合わせて誕生会をしてしまえという、大将とお父さんのカップルングにも似たイベントです。普段は食べないデザート、食べ放題なので3往復もしてしまいました。もちろん食事系の食べ放題が済んだあとでのことです。思い起こせば先週も船でビール飲み放題、先々週は札幌でジンギスカン食べ放題だったんですね。膨らんだ胃袋に食べ放題の連ちゃんはどういう効果をもたらすか。もう言わなくてもお分かりになると思いますが、体全体が膨らんじゃうんですよ。大将には秘密ですが普通に履いてたジーンズがきついじゃありませんか。まずいなあ。実は来週5ヶ月ぶりにスタンダードの試合に出ようなんて思ってるんですけど、またドレスが縮んじゃってるんじゃないだろうか。今週は節制せねば...。
2009/09/13
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これ、花の名前なんですけど何て読むか知ってますか?竜(りゅう)の胆(きも)でリンドウだそうです。知りませんでした。小学生の頃、祖母に『何のお花が一番好き?』と聞かれて、とっさに『リンドウ』と答えたことがあります。何で自分がバラやゆりや他のいろんな華やかな花でなくて、なんとなく地味な『リンドウ』と言ったのか、しばらく頭から離れなかったんです。多分当時読んだばかりの『野菊の墓』に出て来たからなんじゃないかと思っていましたが、今日,その謎が解けました。竜胆はわたしの誕生花だそうです。午前中に友達のたまちゃんからビールどっさり送られて来ました。両親からはお祝いの手紙。スタンダードのレッスンにも行って、久しぶりにパンプキンさんご夫妻にもお会い出来ました。大将にはさっきいタリアンをおごってもらいましたよ。今日はいい日でした。皆さんも御自分の誕生花、調べてみませんか?こちらからどうぞ。誕生花カレンダー
2009/09/12
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年の差なんてだんだん気にならなくなるもんですね。子供のころは同じ年っていうだけで親近感が湧いたもんでしたが、いまは同じ時代に生きてる人全部が運命共同体みたいな意識に変わってきました。かえって年の差があった方が、老老介護にならなくていいんじゃないかとさえ思える時代です。この映画は、48歳のプレーボーイと22歳の余命一年の女性の恋物語。舞台は晩秋からクリスマスまでのニューヨークです。秋のセントラル・パークは紅葉がきれいですね。金持ちでハンサムなウィル(リチャード・ギア)はニューヨークでレストランを経営しています。特別仕様の庭付き高級マンションに住み、雑誌の表紙を飾ったりもして恋の相手には不自由しません。一方シャーロット(ウィノナ・ライダー)は心臓に難病をかかえながら、帽子作りをして祖母と暮らしています。このおばあさんがウィルの知り合いだったんですね。なんと彼女の娘、つまりシャーロットのお母さんも以前ウィルの恋人だったんです。親子ほども年の離れた二人。つきあい始めましたが恋に対する考え方もまるで違いました。ウィルにとってはたくさんの中の一人、でもシャーロットにとっては命の最後の火を燃やすただ一つの心の糧だったんですね。まあこの手の話しはよくあるので、最近はいちいち泣かなくなってしまいました。よく知ってる俳優さんなのでなおさら感情移入できなかったのかもしれません。2000年のアメリカ映画です。どこか物悲しい、秋に向かう季節にピッタリの映画でした。ちなみに社交ダンサーにとってリチャード・ギアといえば『Shall we dance?』ですけど、この映画の中でもウィノナ・ライダーとウィンナー・ワルツ躍ってます。
2009/09/11
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2002年にデビューして記録的大ヒットとなったノラ・ジョーンズのこの曲。世界中のあらゆるところで流れていたんですね。彼女のエキゾチックな顔立ちは、インド人のお父さんから受け継いだんでしょうか。当時参加していた練習会の始めにいつもこの曲がかかって、みんなで踊り込み前のウォームアップがてら、ルンバを踊っていたものです。先生がロンドンから帰ったばかりで、セムリという有名な練習場でもこの曲が毎晩かかったとおっしゃっていました。翌年グラミー賞8部門受賞という快挙も成し遂げます。この歌は、『どうして彼の元へ行かなかったんだろう』って後悔しまくってる切ない内容ですけど、そんなやり場のない喪失感を誰もが一度は味わったことがあるんじゃないかと思うんです。ダンスの競技会なんか出てると『あー、あの時こうしてれば。』みたいな後悔と懺悔の連続ですもん。(ちょっと次元が違うかな)ゆったりとしたハスキーボイスがまた心にしみるんですよね。こちらからどうぞ。Norah Jones - Don't Know WhyI waited till I saw the sun,I don't know why I didn't come.I left you by the house of fun,I don't know why I didn't come,I don't know why I didn't come.When I saw the break of dayI wished that I could fly a way,instead of kneeling in the sand,catching teardrops in my hand.My heart is drenched in wine.But you'll be on my mind forever.Out across the endless sea,I will die in ecstasyBut i'll be a bag of bonesDriving down the road alone,My heart is drenched in wine.But you'll be on my mind forever.Something has to make you runI don't know why I didn't comeI feel as empty as a drumI don't know why I didn't comeI don't know why I didn't comeI don't know why I didn't come.
2009/09/10
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もっと若かったらなあ。こんなこと、若い頃には思わないんですよね。でもだんだん年をとって身体が動かなくなって来たり物覚えが悪くなって来たりすると、誰しもがこんな風に思うようになります。この映画に出てくるベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)は、生まれた時が老人でどんどん若くなって行くんですね。年取るに連れて身体も動くようになるし、かっこ良くなって行きます。仲良しだった少女のデイジー(ケイト・ブランシェット)は大人の女性になり、恋愛に発展して結婚までしますけど、彼女はだんだんおばあさんになって、いつしか見た目年齢が逆転。ベンジャミンは老後の心配じゃなくて、赤ちゃん化の心配をかかえています。『最後は誰が面倒見てくれるんだろう。』これは普通の人より切実じゃないでしょうか。寿命が尽きる前に、ミルクやおむつの世話してもらわないといけないですもんね。人は年取ってだんだん子供に戻るなんて聞いたことありますけど、ほんとに戻るのも考えものです。見た目60代で心はティーン・エイジャーってどんな感じでしょうね。(ダンスやってる方にはいらっしゃるかも)逆に60年生きてその時身体が20歳くらいだったら何をしたいでしょう。(競技会に出まくります)いろいろ考えさせられる面白い映画でした。
2009/09/09
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2年ほど前、この曲大ヒットしてよくラジオから流れていたんです。まるで『サタデー・ナイト・フィーバー』みたいな曲だなと思ってたんですけど、何度も聞くうちに好きになってしまいました。シザー・シスターズの『ときめきダンシン』。思わず足が動いてしまうこの曲でサンバ踊れます。でも歌は『踊る気になんかなれないわ』(I Don't Feel Like Dancin')て言ってるんですよね。ピアノ弾いてるのエルトン・ジョンだそうです。こちらからどうぞ。Scissor Sisters - I Don't Feel Like Dancin'Wake up in the morning with a head like 'what ya done?'This used to be the life but I don't need another one.Good luck cuttin' nothin', carrying on, you wear them gowns.So how come I feel so lonely when you're up getting down?So I play along when I hear that favourite songI'm gonna be the one who gets it right.You better know when you're swingin' round the roomLook's like magic's solely yours tonight*1But I don't feel like dancin'When the old Joanna playsMy heart could take a chanceBut my two feet can't find a wayYou'd think that I could muster up a little soft-shoe gentle swayBut I don't feel like dancin'No sir, no dancin' today.*2Don't feel like dancin', dancin'Even if i find nothin' better to doDon't feel like dancin', dancin'Why'd you pick a tune when I'm not in the mood?Don't feel like dancin', dancin'Rather be home with no one when I can't get down with youCities come and cities go just like the old empiresWhen all you do is change your clothes and call that versatile.You got so many colours make a blind man so confused.Then why can't I keep up when you're the only thing I lose?So I'll just pretend that I know which way to bendAnd I'm gonna tell the whole world that you're mine.Just please understand, when I see you clap your handsIf you stick around I'm sure that you'll be fine.*1*2 repeatYou can't make me dance aroundBut your two-step makes my chest pound.Just lay me down as you blow it away into the shimmer light.*1*2 repeat
2009/09/08
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グランプリ後最初のラテンレッスンで、今後の練習方針について師匠に相談しました。とりあえずルンバベーシックを見てもらいます。『とりあえず』だなんて居酒屋でビール頼むみたいな軽いノリに思われるかもしれませんが、それほど私達は『何が悪かったのか』『これからどうしたらいいのか』途方に暮れていたんです。師匠はすぐに大将の肋骨の位置を治されてこんな風におっしゃいました。『どんなときでも守らなくちゃいけないことが3つある。』一つ目はニュートラル・ポジション。胃袋を押し込んで、肩甲骨を開いて背中を大きく見せた上でその上にきちんと頭を乗せる、このニュートラル・ポジションにどんなに動いても必ず戻ること。二つ目はフットスピード。上体がどんな動きをしても、足は正確にリズムを刻むこと。そして三つ目はボディ・ムーブメント。足の動きと一体となるのではなく、上体は時間差を付けて動かすこと。そして固めないこと。バーバラさんに撮っていただいた競技中の映像を思い出して、確かに首の意識やリズムが甘かったなと反省。なにわのマリトースキーがそういえば試合の後『ボディが止まってるで。』って言ってくれてたんですね。私たちってすぐ楽な方へ楽な方へと流れて行っちゃうんです。競技に出まくってるときとか、練習会でばんばん踊ってた頃は、『もっと身体使え。』って自分にいいながら踊ってたんですが、しばらくダンスから離れていたせいかすっかり『省エネモード』になってたんでしょうね。心入れ替えて、この3つの重要事項を身体に染み付かせて行きたいと思います。
2009/09/07
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久しぶりに晴れ渡った日曜日。毎年恒例のサンセットビアクルーズに江戸っ子コンビのたまちゃん&かぎちゃん夫婦と行って来ました。船が2時間ほどかけて東京湾を一周する間ビール飲み放題という、海もビールも大好きな人には狂喜乱舞の企画です。『そんな楽しい企画なら是非自分も。』と思われるかもしれませんが、実は今日が最終日。明日からは秋の企画に移行します。船では結婚式を挙げるカップルがいたり,お誕生日を迎える人がいたり、とても華やかで和やかな雰囲気。飲めるだけ飲んで船を降りた後はお台場ヴィーナスフォートに移動し、買い物をしたりフードコートでそれぞれが好きなものを食べました。マイケル・ジャクソンのライブをスクリーンで流していたり、9月23日までは改装前の大セールをやっています。このビアクルーズが終わると,『今年の夏はもう終わりだな。』って思うんです。また楽しい思い出ができました。
2009/09/06
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桂よね吉の独演会に行って来ました。もうご存知の方も多いかと思いますが、大将の弟です。場所は東京の永田町にある国立演芸場。東京メトロ有楽町線の永田町に降り立つと、いきなり凄い人だかりが出来ていて警官隊が交通規制してるんですね。まさかよね吉君がそこまでメジャーになったとは思えなかったんですが、よく見るとそこは今回の選挙で政権交代を達成した民主党の本部だったんです。マスコミ各社の中継車が待機していて、組閣人事の一報を今や遅しと待ち構えている状況だったんですね。永田町ってご存知の方も多いと思いますが、小学校で習うような有名な国の建物がいろいろある場所なんです。民主党本部の反対側には国会議事堂が見えてましたし、すぐ前が国会図書館、国立演芸場に向って歩いて行くと最高裁があります。『そういえばバスツアーで昔来たな。』いとこが九州から遊びに来た時に一緒に『東京半日見学』みたいのに参加した時以来でしたね。さて、本題の独演会の方です。国立演芸場は広くてきれいな会場でした。開口一番が桂二乗さん、ゲストにグランドチャンピオン大会の時に一緒に競った春風亭一之輔さんを招いての独演会でした。これで東京の独演会は3回目というよね吉君。『遊山船』『たちきれ』と言う,二つのお話を聞かせてくれました。大将が言うには『国立演芸場でやる』というので力が入りすぎていたんじゃないかとのことでしたが、相変わらず面白い話しはより面白く,泣かせる話しはよりドラマチックに演じ分けられていて、私は聞いたことがなかった話しでしたのでとても楽しめました。落語に入る前に『まくら』という掴みの話しをするんですけど、それも面白かったですよ。NHKドラマ『ちりとてちん』の裏話や、関西で『地デジ親善大使』をやっているそうなんですが、そのエピソードなどななど。『皆さんこれはここだけの話しにして下さいよ。ネットで流すのは勘弁して下さい。』ご紹介したいのはやまやまですが釘を刺されてしまいましたので、あしからず。さて、6時半から始まった独演会も熱演が高じて終わったのが9時半。先日すばらしいパーティにご招待いただいた後援会長さんや友人のたまちゃん&かぎちゃんを楽屋にご案内し、前回の独演会の時と同様『バウムクーヘン』を頂いたんですね。北海道のじゃがポックル買えなかったのに私達の分も買って来てくれて、ホントすいません。お腹がすいて家に帰るのが待ちきれなかった大将は、電車の待ち合わせの合間に駅でこのバウムを食べ始めてしまいました。『私にもちょうだい。』家に帰り着く前に全部なくなるんじゃないかと心配しましたが、どうやら大将の明日はまだ来ない様子です。
2009/09/05
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<明日は来るのか>試合翌日の昼頃の飛行機で東京に戻る予定だったんですが、気になることがあったんです。台風11号。夕方頃、関東直撃の予報が出ていましたので飛行機が飛ぶかどうか心配でした。私たちのは格安の団体航空券ですので変更が利かないんですね。早めに空港でチェックインを済ませましたが、すでに遅れが出始めていました。ぼんやり待っててもしょうがないので、早めのお昼ご飯を食べることにします。むふふ。海の幸満載の海鮮丼。それにまだ飲んでなかった地ビールも頼んじゃえ。さらに昨日閉まってて食べられなかった花畑牧場の生キャラメルアイスも空港内のお店で食べられましたよ。でもって、札幌の街を探し抜いてなかった『じゃがポックル』もついに発見!と思ったら『本日分は完売しました』ですと。そんなに人気なんですか?ごめん、たまちゃん。買えなかったよ。楽天で売ってました...。『羽田空港に着陸できない場合は新千歳空港に引き返すこともございますので,あらかじめご承知おきください。』そんなこと言わないで、どっか近場で下ろしてくださいよ。茨城空港とか静岡空港とか、あるじゃないですか。飛行機は40分遅れで離陸しましたが、羽田空港着陸までの間,相当揺れました。客室乗務員さんも危険なので席に着いていましたし、乗ってた赤ちゃんは全員ビービー泣いて大変。何事もなく着いてよかったですよ。すっかり北海道で大きくなってしまった胃袋は『腹が減った』と唸りを上げていましたので、台風モードの中,近所の店にとんかつ食べに行ってしまいました。はっきり言って、食べ過ぎです。しかし当然夜は無事帰還を祝って酒盛り。大将は次のグランプリに向けて『肉体改造』するそうですが、『それは明日からだ』とのことです。腹筋きたえーる。明日は来るんでしょうか。(おわり)
2009/09/04
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<お好み焼きライス>試合の後、なにわのマリトースキー組とキリンビール園に繰り出しました。札幌の中島公園のそばにある,生ビールと生ラムのジンギスカンが楽しめるお店です。『ワールドみたいなとこやな。』私は行ったことないんですが、大阪にあったダンスホールのようです。今はもうないみたい。生ラム100分食べ放題をお願いして、すごい勢いで食べ始めました。もやしとキャベツとタマネギが一緒に食べ放題で、『野菜の上で肉を蒸し焼きにしてお召し上がりください。』と店員さんに言われたにもかかわらず、肉が焼けるまで待ちきれず『じか焼きで行こ!』肉ばっかりバンバン食べてましたね。私たちには珍しくビール飲む間も惜しんで肉です。さて、食べてる合間にダンス談義もあったんですが、それ以外に関西と関東の食文化の違いについて盛り上がりました。大将はうちで一人でご飯食べるとき、おかずとして冷凍のお好み焼きを食べてるみたいなんですが、こんなの私には信じられないんですよ。だって,お好み焼きって『主食』でしょう。ところが大阪ではこれが当たり前らしいんですね。『なんでお好み焼きにライスつけたらあかんの?』だってホットケーキおかずで食パン食べる?『ラーメンライスはあるやろ?』ラーメンは汁物だからね。麺食べ終わったあと、スープにご飯入れるとおいしいですよね。えっ? そんなことしない?あっという間に時間が来て、コーヒーでも飲もうかということになります。でもせっかくだから花畑牧場の生キャラメル・ソフトが食べたいということになり、大通公園まで歩いていきました。その間も食文化論議は続きます。関西ではうなぎ頼むと『うまき』なるものが付いてくるそうですね。『馬木って何?』『うまき知らんの?』そこで大将が東西文化の橋渡しになります。『うまきは関東にはないな。』ソフト屋さんが閉まっていたので前日行ったサッポロファクトリーまで足を伸ばし、そこでお茶しました。生キャラメルは結局食べられなくて、さらに歩き回った先々で友達に頼まれてた『じゃがポックル』探したんですけど、こちらもどこにも置いてなかったんです。『じゃがりこ』と『ジャガビー』は置いてあるのに。まあこの日はよく歩きました。試合の後とは思えないほどです。食べまくったお肉も程よくこなれてよかったかな。ホテルに帰ってから何か飲みたりないっていうんでコンビニに走りました。北海道限定ビール。地ビールじゃなくても結構いけます。 こちら試合の後で撮ってもらった大将(左)となにわのマリトースキー(右)。(写真提供:バーバラさん)
2009/09/03
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<新審判方式>グランプリ・スタンダードの決勝では、オリンピックのフィギアスケートのような採点方式が取られていました。審判はフロアの周りに立っているのではなく、一段高い椅子席に横一列パソコンを前にして座っています。決勝メンバー6組で踊る5種目戦の他に、スローフォックストロットとクイックステップのソロ競技があり、これはそれぞれベーシックフィガーから構成される3つの規定演技が決められていて、それが細かく採点されることになっています。『社交ダンスをオリンピック競技にしよう!』という夢は昔から語られていましたが、ダンス競技は通常、複数の審判によるそれぞれの観点からの評価で順位が決まるので、客観性に欠けると言う理由でオリンピック競技になかなか採用されてなかったようなんです。そこで今回のような客観性を重視した採点方式が取られたようなんですが、決勝メンバーは私なんかからみたら皆さん完璧なのでそれほど差がつくのかなと思っていました。参考までに、もう少し具体的にお話ししましょう。プログラム・コンポーネント(芸術点)は下記の項目に関して5人の審判が10点満点で評価し、最高点と最低点を除いた3人の平均値で決まるようです。(ただし1~3は1.5倍)1 RT:ベーシックリズム&タイミング/音楽性2 MO:ムーブメント/種目特性3 BP:バランス&ポスチュアー4 LF:カップルコネクション/リード&フォロー5 PR:プレゼンテーション/コリオグラフィまた、テクニカルエレメント(技術点)は、与えられた3つの規定フィガーをどれだけ正確に踊ったかというのが減点法で採点されます。1 ホールド・ポジションミス(- 2)2 ステップ・フィガーミス(- 2)3 フットワークミス(- 1)この他にも減点項目がいくつかあって、スタートが遅れたり、ちょっとでもバランス崩したり、曲より早く踊り終わったりするとマイナス2点とか決まっていて、この方式で採点されたら私達なんか0点どころかマイナスになっちゃうんじゃないかってくらい細かくビデオチェックされるんですね。一組ずつソロを踊ると即座に電光掲示板には採点結果が表示されて、どこがチェックされてるのか分かります。これは選手も大変でしょうけど、コーチャーも責任重大ですね。トップ選手を評価出来るのかという審判の資質も問われるでしょう。ご興味のある方はこちらに規定フィガーが載っていますのでご覧下さい。だんだん競技時間が長くなって行って、見ている方はちょっと飽きて来るんですが、これからしばらくはこういった試行錯誤が続くんでしょうね。
2009/09/03
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<うっさん>グランプリと同日に北海道マラソンが開催されたことは先日書きましたが、それよりも何よりも札幌の街は『ねんりんピック2009』で盛り上がっているようでした。ちょうど1週間後にこの『ねんりんピック』が開催されるとのことで,どこへ行ってもその旗が飾られています。大会のマスコットが、このキャラクターなんですね。『なんだろうね、これ。じゃがいも?』北海道と言えばジャガイモかなと思って。『うっさんて書いてあるよ。』おっさんに引っ掛けた駄洒落か?それにしてもジャガイモなら名前が『うっさん』てことないですよね。でもウサギには見えないし何だろうね。『これはね、カワウソだよ。』でました!大将の知ったかぶりぶり。カワウソってどんな生き物だっけか。北海道にいるの?気になったのか大将が空港から札幌に向かう電車を待つ間に携帯で調べてくれました。北海道にしか生息しない『エゾナキウサギ』だそうです。ねんりんピック参加記念に、自分が出場した種目のキャラが入ったタテを作れるみたい。 かわいい....。
2009/09/02
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<日本のビール発祥の地>グランプリで初めて札幌に来たのは4年前でした。札幌テレビ塔下の売店で限定の地ビール売ってたんですが、その時はひどい風邪をひいてしまって、せっかくのビールも味がよく分からなかったので今回はリベンジに燃えております。ダンスでリベンジじゃなくて、ビールでリベンジなんですね、私の場合。絶対風邪ひかないで、ましてや新型インフルエンザなんかにもかかってたまるかみたいな、相当気合いの入った北海道入り。試合前日ホテルにつくや否や向ったのは、『きたえーる』ではなくて『テレビ塔』でした。グランプリ前日は体育館が開放されていて練習出来るんですけど、そっち行かないんですよ。ところが4年経ったら店が変わっていて,地ビールもう置いてないじゃありませんか。肩すかしを食らった私はリベンジの矛先を別の地ビール飲み場に変えてしまいました。あ~~,試合前日だというのに。その名も『サッポロファクトリー 開拓使麦酒醸造所』ここね、日本のビール発祥の地だそうです。でっかい煙突に『サッポロ』の文字。そしてここでしか飲めない『ろ過』『未ろ過』のブロンドスターとアルトタイプのレッドスターがお試しセットで一度に楽しめます。清々しい北海道の空気のようなさわやかなのどごし!お試しってのはホントは1回なんでしょうけど,あんまりおいしいのでお代わりしてしまいました。つまみにおすすめシーフードサラダと粉ふきいも、そしてズワイガニのピザ頼んだんですけど,これまた全部超美味い! シーフードサラダは新鮮な野菜に肉厚のサーモン、ぷりぷりのタコ、カニのむき身にきらきらのいくらがかかっていたんですけど、さすが北海道ですね。素材が違います。粉ふきいもなんて小学校の調理実習以来食べたこと無かった気がするんですが、さっと茹でたグリーンアスパラにバターがとろ~り溶けて、じゃがいもってこんなに美味しかったのね、ポテチだけじゃないんだわ、みたいな感動を覚えました。 まだ全然飲み足りない感じでしたが,一応明日の試合のことも考えて、ひとまず店を出て博物館に行ってみることにしたんです。ビール造りの歴史を学んじゃおっかな、なんてね。ところがそこに行き着く前に目に留まったものがあったんです。小さな売店で1杯250円で試飲出来る『期間限定 まるごと北海道』地ビールなんでも北海道産の原料だけを使った地ビールをサッポロビール、網走ビール、オホーツクビールの3社でそれぞれ開発して、期間限定、数量限定で世界に発信しようという試みらしいんです。さっそく味見。『うぉーー。』これは富良野ホップの香りでしょうか。何という爽やかな味わい。こんなうまいビールが数量限定だなんてもったいない。その後、博物館を一応ひとまわりした私達はすっかり『サッポロ通』になった気分で一言。『明日はキリンに行こうね。』明日は試合じゃ!!
2009/09/01
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