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<ヨーゼフホフ・アム・ラートハウス>ウィーン国際空港からホテルまで、タクシーを予約していました。空港で待っていたのが映画『トランスポーター』のジェイソン・ステイサムそっくりさんみたいなドライバーさんです。着いたのが夕方だったせいもあってか、日本に比べて随分涼しく感じました。こちらは空港からホテルに向かう途中で見た高層マンション群。ホテルは試合会場に近いヨーゼフホフ・アム・ラートハウス。ドイツ語の地名って、アム〜というのを付けて類似の地名と区別するんです。フランクフルト・アム・マイン(マイン川沿いのフランクフルト)みたいに。ラートハウスは市庁舎のことで、ヨーゼフホフ・アム・ラートハウスは競技会場となった市庁舎そばのホテル・ヨーゼフホフという意味になります。こちら市庁舎前の広場。五年前と同じホテルだったんですが、今回は道路工事中でホテルまでタクシーが行き着けません。空港から市内までのタクシー料金は一律で42ユーロ、重いスーツケースをホテルまで運んでもらって同じ料金じゃ悪いみたいでした。今回の部屋はガーデンサイドで、窓から綺麗なお庭が見える1階だったんです。お庭が見えるのはいいんですが、お庭でご飯食べてる人からこっちの部屋も丸見えなんですよね。朝食は高いから一度しか食べませんでしたが、バーは毎日通いました。冷えた生ビールはプライスレス。
2024/07/31
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<円安こわい>成田空港で少しだけ現金を両替しました。1ユーロが173円なんて、こんなに円安だと海外に行くのはタイミングが悪いですね。ウィーンに着いた日はゆっくり食事がしたかったのでホテル近くの以前行ったことがあるレストランに入りました。店の中は暗くてガランとしていたんですが、通された中庭のテーブルはほぼ満席で賑わっています。ウィーンカツレツ22.9ユーロ。チキングリーンサラダが12.8ユーロ。ビール(大)とビール(中)がそれぞれ5.2ユーロと4.1ユーロ。全部で45ユーロにチップ10%で49.5ユーロ、これだけで約8000円です。これ、毎日はちょっと家計に痛いです。ホテルの朝食は一人28ユーロで、二人だと1万円近くかかるんですよ。円安怖い。ウィーンにいた5日間は、近所のスーパーに通いました。ビラという名前のスーパー、入り口でお寿司のパックも売ってます。暖かいチキンやどっさり入ったサラダパック、ドレッシングやハムやヨーグルト、パンにオレンジジュース、たくさん買っても20ユーロくらいで割安でした。部屋にお湯を沸かせるポットや冷蔵庫はあったし、コーヒーマシンもありましたので、日本から持参したご飯やカンズメ大活躍。同じホテルに泊まっている他の日本人選手と遭遇しなかったのは、部屋で食事してたせいかもしれません。1ユーロが120円くらいだった頃が懐かしい…。
2024/07/30
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<ドナウの真珠>試合の翌日、ウィーン中央駅から電車に乗ってブダペストへ移動しました。ハンガリーに行くのは初めてで、すごく近くてちょっとびっくり。新幹線で東京ー大阪くらいのイメージです。1泊だけなので効率よく観光するためにガイドさんをお願いしました。こちら、日本に留学経験のあるアンジェリカさん。まずは市民公園へ案内してくれました。ハンガリーの転機の一つは1896年のハンガリー建国1000年祭の万博。この時に建てられた歴史的建造物が今も街のアイコンになっています。例えばこの市民公園にあるセーチェニー温泉。ハンガリーって実は温泉大国なんですね。大小様々な温泉がたくさんあります。公園から車に乗ってメインストリートを走りながら建物の説明を聞きました。この大通り沿いは貴族の住まいが並んでいたところ。アンジェリカさんは夏休みだけガイドのアルバイトをしていて、本業は高校の歴史の先生だそうです。ハンガリーは近隣諸国との政治的関係で国土が大きくなったり小さくなったりしていて、歴史的にとても興味深い国だと知りました。こちらはオペラ座。こちらはブダ城。ドナウ側のこちら側の丘陵地帯がブダ地区で、川向こうの平地がペスト地区だそうです。聖イシュトヴァーン大聖堂近くのレストランでお別れするまで約3時間、みっちり歴史の勉強をさせてもらいました。夕飯を食べてから地下鉄でホテルに戻り、フロントで勧められた屋上のスカイデッキに行って、ドナウの真珠と謳われたブダペストの夜景をつまみにビールを飲みました。
2024/07/29
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オーストリアのウィーン市庁舎で2024年7月25日から7月28日までWDSFウィーン・ダンス・コンコース 2024が開催されました。最終日の7月28日(日)は、以下の4つのカテゴリーが行われました。WDSF Open Standard Senior II WDSF Open Standard Senior IV WDSF Open Latin Senior I WDSF Open Latin Senior III*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア II 出場64組*********************************************************************1. Ruben Viciana Lopez - Eva Moya(スペイン)2. Gatis Simsons - Julija Simsone(ラトビア)3. Francesco Argenziano - Giovanna Auletta(イタリア)4. Slawek Lukawczyk - Janine-Nicole Desai(イギリス)5. Petr Kiesel - Alice Pokorna(チェコ)6. Robrecht Krikilion - Nadia Schepens(ベルギー)優勝は2日前と同じスペインのロペス選手です。2位だった選手は棄権、3位だった選手は準決で終わってます。日本人の参加はありませんでした。金曜より日曜の方が参加者も多く、レベルも高いようです。*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア IV 出場121組*********************************************************************1. Michael Pauser - Claudia Molecz(オーストリア)2. Takeki Matsumura - Eiko Matsumura(日本)3. Michael Gross - Regina Gross(ドイツ)4. David Getchell - Allison Gonzalez(アメリカ)5. Alessandro Barbone - Patrizia Flamini(イタリア)6. Seiichi Ishikawa - Michiko Ishikawa(日本)日本人は7組参加で、松村組が準優勝、石川組が6位、準決勝に今井組と冬野組、最終予選に岡田組と小池・笹口組、3次予選に川上組がそれぞれ進んでおられました。すばらしい!!世界選手権より参加者は減りましたが、決勝が6ラウンド目ですから大変です。優勝は2日前の世界選手権チャンピオンと同じでした。*********************************************************************オープン・ラテン・シニア I 出場31組*********************************************************************1. Luigi Donadeo - Elisa de Belardini(イタリア)2. Kovacs Mate - Zsila Andrea(ハンガリー)3. Gerard Perez - Eva Krejcirova(スペイン)4. Keigo Oshikawa - Tomoyo Wada(日本)5. Thomas Lennefer - Rosina Witzsche(ドイツ)6. Dominic Thutewohl - Mariann Thutewohl (ドイツ)7. Dominik Haering - Isabella Roegner (ドイツ)押川・和田組が4位入賞です!!佐藤組は最終予選14位の成績でした。シニア I は30代から40代前半くらいの選手たちですので、動きもいいしスタイルもいい人たちばっかりで素敵です。*********************************************************************オープン・ラテン・シニア III 出場41組*********************************************************************1. Achim Hobl - Kerstin Hahn(ドイツ)2. Patrick Lemaire - Jennifer Massaro(フランス)3. Herbert Schoepf - Beatrix Schoepf (オーストリア)4. Ricardo Puerta - M del Pilar Martin (スペイン)5. Jose Maria Carbonell Ojeda - Maria Jose Munoz Criado(スペイン)6. Hirofumi Sakamoto - Junko Sakamoto(日本)オープン戦なのにリダンスもある珍しい試合で、ジャッジも全員女性という初めて見るパターン。踊りはさほど変わってないと思うんですが前回よりはウケがよくて準決に入れました。2日前の試合のルンバをこいちゃんが動画で撮ってくれたので見たんですが、どうも踊りが地味な上にヒョウ柄ドレスも地味な気がしたので、この日は赤のフリンジドレスで出場してみたんです。坂本組が決勝6位、私たちは準決勝、キジュン・小城組が2次予選の成績でした。優勝したドイツのアキームさんたちとはシニア II 時代からの知り合いで、メールをやりとりする仲です。久しぶりにお会いして、再会を喜び合いました。アキームさんのパートナーは2試合とも黒のパンツでティーチャーシューズだったんです。それでも全然OKなんですね。踊りがよければ良しということなんでしょう。彼らは2週間後のジャーマン・オープンにも参戦するそうです。2日前は3位だったんですが今回は優勝、その時の1位と2位が一つずつ順位を落としています。4日間に渡る大会はこれで全て終了です。参加した選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。
2024/07/28
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オーストリアのウィーン市庁舎で2024年7月25日から7月28日までWDSFウィーン・ダンス・コンコース 2024が開催されています。2019年に来た時ウィーン市庁舎は修復中で幕をかぶっていたので、完成したこの姿を見るのは初めてになります。昨日の夜は広場でイベントをやっていて、ウィーンで多分人気のあるコメディアンのライブで大勢の観客が盛り上がっていました。7月27日(土)は以下の4つのカテゴリーが行われました。WDSF Open Standard Senior I WDSF Open Standard Senior IIIWDSF Open Standard Senior V WDSF Open Latin Senior II*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア I 出場25組*********************************************************************1. Manuel Guidotti - Silvia Mariotti(イタリア)2. Serhii Shulha - Olha Shulha(オランダ)3. Simone Carrer - Ilaria Dalla Libera(イタリア)4. Marco Rizzotto - Alina Klonova(ラトビア)5. Christian Platz - Anja Platz(ドイツ)6. Stefano Crivellaro - Veronica Grossi(イタリア)7. Martin Cech - Katerina Cechova(チェコ)2日前に行われた同じカテゴリーの試合と順位が大きく変わっています。その時優勝だったチェコの選手はなんと7位に、準優勝だったイタリアの選手は6位です。新手の上手い選手が出てきたというのもあるかもしれませんが、5位だったドイツの選手は今回も5位でした。試合って本当にやってみないと分からないですね。審判が変わっただけでこんなに順位が変わるんですから。日本人の参加はありませんでした。*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア III 出場129組*********************************************************************1. Gert Faustmann - Alexandra Kley(ドイツ)2. Massimiliano Ferrini - Elisabetta Galilei(イタリア)3. Slawek Lukawczyk - Janine-Nicole Desai(イギリス)4. Vittorio Bramati - Silvia Martorelli(イタリア)5. Ingo Bauer - Sandra Fuersattel(ドイツ)6. Luca Dottori - Marina Morgantini(イタリア)去年の世界選手権で上位入賞の選手たちが新たに参戦してきて1位から3位に入りました。2日前の同じカテゴリーの試合で優勝と準優勝だった選手が4位と5位に陥落し、5位だった選手が6位に踏みとどまって、それ以外の選手は準決勝に。それにしても50歳以上のスタンダード人口って、ラテンに比べてなんでこんなに多いんでしょうね。我々も一応スタンダードもやってますけど、こんな大変そうな試合に参戦しようという気が全く起こりません。日本からは今井組がエントリーされてましたが、流石に3日連続はちょっときつかったのか棄権されていました。*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア V 出場29組*********************************************************************1. Duilio Castelli - Paola Patrizi (イタリア)2. Alfredo Anselmi - Anna Maria Pietrobelli(イタリア)3. Giovanni Boccu - Federica Gualina(イタリア)4. David Bort Canet - Pepita Mondragon Climent(スペイン)5. Jan Hon - Jaroslava Honova(チェコ)6. Roberto Ajelli - Maria Luisa Bertacco(イタリア)2日前の試合に出場していなかったイタリアの強豪選手が優勝して、その時1位、2位だった選手たちが繰り下がりました。シニアVは片方が75歳以上、もう片方が70歳以上という後期高齢者の域に達する方々なんですが、ものすごくタフです。日本のように試合の合間に給水タイムがあるわけでもなく、一次予選から5種目で何ラウンドも踊るんですからそこで上位に食い込んでくるイタリアン・パワーと言いますか、やっぱりパスタ食べてると持久力上がるんでしょうかね。日本からの参加はありませんでした。*********************************************************************オープン・ラテン・シニア II 出場40組*********************************************************************1. Ruben Viciana Lopez - Eva Moya(スペイン)2. Carlos Cirera - Eva Nieto(スペイン)3. Kiss Mihaly - Nagy Noemi(ハンガリー)4. Jiri Belohlavek - Jitka Bohacova (チェコ)5. Emmanuel Seguy - Geraldine Sadeski(フランス)6. Michael Schwiefert - Melanie Schwiefert(ドイツ)7. Peter Psenak - Drahoslava Psenakova(スロバキア)8. Stefano Meloni - Manuela Oliva(イタリア)2日前の同じカテゴリーの試合の優勝と準優勝が入れ替わりました。スペイン国内でも実力伯仲のライバルなんでしょうね。3位と5位は同じで、4位だった選手とは別のチェコの選手が4位に入ってきました。日本から参戦の佐藤組は準決勝11位の成績です。お疲れ様でした。私たちはこれまで、試合当日でも寸暇を惜しんで観光してましたけど、この日はエントリーせずに休憩してました。渡航してすぐに翌日試合でハードだったし、ウィーンは2016年と2019年の2回来て主要なポイントは観光していますので明日の試合に備えて体力温存です。ウィーンの大会のいいところは、一度の渡航で2回試合に出られること。世界ランキングを上げるためのポイント稼ぎが効率的にできるんです。WDSFの世界ランキングは、過去12か月間の6つ(ユースの場合は4つ)の最高の結果の合計できまります。(こちらの記事参照)競技は主にヨーロッパで開催されるので、遠く日本から年6回はなかなか渡航できないですからね。
2024/07/27
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オーストリアのウィーン市庁舎で2024年7月25日から7月28日までWDSFウィーン・ダンス・コンコース 2024が開催されます。大会2日目の7月26日(金)は、シニアIVスタンダードの世界選手権が開催されました。片方が65歳以上、もう片方が60歳以上の男女というカテゴリーです。*********************************************************************シニア IVスタンダード世界選手権 出場208組*********************************************************************1. Michael Pauser - Claudia Molecz(オーストリア)2. Takeki Matsumura - Eiko Matsumura(日本)3. Valter Miccoli - Marinella Giammarino(イタリア)4. Renato Sibillo - Anna Cartini(イタリア)5. Bruno Lazzareschi - Ida Zotta(イタリア)6. Michael Gross - Regina Gross(ドイツ)7. Jouko Leppala - Helja Leppala(フィンランド)日本の松村組が準優勝です。すばらしい!!参加者200組超えで決勝が7ラウンド目という試合、とてもシニアの試合とは思えない過酷さですね。1次予選から5種目戦で一曲ずつがきっちり長いです。参加国はオーストリア、イタリア、ドイツ、フィンランド、アメリカ、フランス、チェコ、スペイン、カナダ、オランダ、デンマーク、エストニア、ポルトガル、ベルギー、デンマーク、ポーランド、スイス、ラトビア、ハンガリー、イギリス、スロバキア。ジャッジはスロベニア、ルーマニア、クロアチア、カナダ、チェコ、セルビア、ウクライナ、オーストリア、スロバキアから各1名ずつで計9名です。日本人は7組参加で、松村組が準優勝、最終予選に今井組と冬野組、4次予選に石川組と岡田組、3次予選に川上組、小池・笹口組がそれぞれ進んでおられました。日本人選手全員が60位以内という結果で、日本のシニアIVスタンダードのレベルが世界の中でも高い方だということだと思いますね。世界選手権以外に以下の3つのカテゴリーが行われました。WDSF Open Standard Senior II WDSF Open Latin Senior IWDSF Open Latin Senior III*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア II 出場47組*********************************************************************1. Ruben Viciana Lopez - Eva Moya(スペイン)2. Fabian Lohauss - Simone Braunschweig(ドイツ)3. Valerio Bilancioni - Silvia Badiali(イタリア)4. Robrecht Krikilion - Nadia Schepens(ベルギー)5. Jens Hicking - Petra Engelhard(ドイツ)6. Massimo Bonacchi - Michela Luisi(イタリア)日本人の参加はありません。*********************************************************************オープン・ラテン・シニア I 出場22組*********************************************************************1. Keigo Oshikawa - Tomoyo Wada(日本)2. Thomas Lennefer - Rosina Witzsche(ドイツ)3. Dominic Thutewohl - Mariann Thutewohl(ドイツ)4. Manuel Lopez Ruiz - Beatriz Veiga Dominguez (スペイン)5. Dominik Haering - Isabella Roegner(ドイツ)6. Christian Platz - Anja Platz(ドイツ)押川・和田組が優勝です!!佐藤組は準決勝11位の成績でした。私たちは準決勝まで日本からの2組を応援してホテルに帰ったんですが、一般客で日本の旗を持って応援に来られていた一団がいらしたんです。現地在住の方々でしょうか。とても心強かったです。*********************************************************************オープン・ラテン・シニア III 出場43組*********************************************************************1. Patrick Lemaire - Jennifer Massaro(フランス)2. Herbert Schoepf - Beatrix Schoepf(オーストリア)3. Achim Hobl - Kerstin Hahn(ドイツ)4. Roberto Danero - Eleonora Cicero(イタリア)5. Frantisek Beres - Miriam Beresova(スロバキア)6. Enrico Donato Chiattone - Morena Bonacini(イタリア)私たちもこの試合に参加したんですが、申し込んだ時、めずらしく人数制限があったんです。世界選手権の参加者があまりにも多いので、合わせて行う試合も参加者が多いと一日で終わらないからでしょうかね。坂本組が準決勝8位、キジュン・小城組が2次予選18位の成績でした。私たちは21位。ヒョウ柄ドレスのデビュー戦だったんですが、結果はイマイチです。ここでの試合に初参加した2019年からコロナを経て5年。メンバーが結構入れ替わりました。優勝したフランスの選手達と話しをしたんですが、タチアナが教えていると言っていたフランス人というのは彼らのことでした。私個人的には2位だったオーストリアのカップルが優勝かと思っていたんですけどね。5位に入ったスロバキアの選手は、シニアIIラテンの世界選手権がスロバキアで開催された時のチャンピオンです。6位のイタリアの選手とは大将が名前で呼び合う仲になって仲良く話していました。女性のドレスが虹色で素敵です。スタンダードの日本選手も何組か同じホテルだったそうですが、ドニー坂本さんたち以外、タイミングが合わなかったようで全然遭遇しませんでしたね。皆さん朝早くから、本当にお疲れ様でした。
2024/07/26
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オーストリアのウィーンで2024年7月25日から7月28日まで開催されるWDSFウィーン・ダンス・コンコース 2024に参加してきました。会場はウィーン市庁舎フェストザール(祝祭の間)です。市役所なんですけど、これはどう見てもお城ですよね。7月25日(木)は以下の4つのカテゴリーが行われました。WDSF Open Standard Senior I WDSF Open Standard Senior III WDSF Open Standard Senior VWDSF Open Latin Senior IIこちら中の様子。競技会というより舞踏会のようです。*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア I 出場22組*********************************************************************1. Martin Cech - Katerina Cechova(チェコ)2. Stefano Crivellaro - Veronica Grossi(イタリア)3. Dominic Thutewohl - Mariann Thutewohl(ドイツ)4. Alexander Voges - Laura Christin Voges (ドイツ)5. Christian Platz - Anja Platz (ドイツ)6. Zsolt Kristof - Daniela Paul (ドイツ)日本人の参加はありません。*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア III 出場124組*********************************************************************1. Vittorio Bramati - Silvia Martorelli(イタリア)2. Ingo Bauer - Sandra Fuersattel(ドイツ)3. Armando Nespoli - Natalia Gualandris(イタリア)4. Roberto Antenore Marzorati - Claudia Gallo(イタリア)5. Luca Dottori - Marina Morgantini(イタリア)6. Funk Gerhard - Funk Marion(ドイツ)日本人では今井組が4次予選23位、石川組26位、冬野組が3次予選33位でした。*********************************************************************オープン・スタンダード・シニア V 出場22組*********************************************************************1. Alfredo Anselmi - Anna Maria Pietrobelli(イタリア)2. Giovanni Boccu - Federica Gualina(イタリア)3. Roberto Ajelli - Maria Luisa Bertacco(イタリア)4. Gerhard Salzgeber - Ingrid Salzgeber(オーストリア)5. Armando Pelosi - Donata Annaratone(イタリア)6. Giovanni Riva - Carla Scaccabarozzi(イタリア)日本人の参加はありません。*********************************************************************オープン・ラテン・シニア II 出場23組*********************************************************************1. Carlos Cirera - Eva Nieto(スペイン)2. Ruben Viciana Lopez - Eva Moya(スペイン)3. Kiss Mihaly - Nagy Noemi(ハンガリー)4. Petr Kalina - Petra Saksa Pistecka(チェコ)5. Emmanuel Seguy - Geraldine Sadeski (フランス)6. Jun-Ichi Sato - Minako Sato (日本)佐藤組が決勝入りっ!おめでとうございます。坂本組が準決勝9位、今回初めてお会いしたキジュン・小城組が2次予選13位の成績でした。ドニー坂本組は前日にオクサナ・ニキフォローバさんのプライベートレッスンを3コマ受けてからの出場とのこと。ツワモノですね〜。うちなんかそんななことしたら消化不良でメチャクチャな踊りになりそうです。私達はこの日は移動日で試合には参加していませんでしたが、皆さん初日から大活躍でした。(つづく)
2024/07/25
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黒澤明監督の名作映画『生きる』のイギリス版リメイクです。元の作品を見ていなかったので、物語も何も知らずにこの映画を見たんですが、心に沁みるいい話でした。舞台は1953年のロンドン。紳士たちは帽子を被り、蒸気機関車で通勤しています。ピーター・ウェイクリングは市役所の市民課に就職し、その初日でした。ウィリアムズ課長は厳格な人で、市民課の部下たちは一目置いています。みんなの机の上には未処理の書類が山積みで、それが忙しい言い訳となっているようでした。ピーターは初日から、お役所仕事の洗礼を受けます。資材置き場を公園に変えて欲しいという陳情書を持ち込む婦人たちと一緒に、役所内の様々な課をたらい回しにされ、結局市民課に差し戻されるとウィリアムズ課長は当然のように書類を未決の棚に放り込みました。ウィリアムズ課長は胃の調子が悪かったようで、検査結果を聞きに医師を訪ね、末期ガンで余命半年と言われてしまいます。どうして良いか分からず、病院の待合室で女性たちの話題に上っていたリゾート地ボーンマスへ、初めて仕事をサボって出かけるんです。ボーンマスって、毎年UK戦が行われるところですよね。そこで知り合った作家の男に案内され酒場やストリップ小屋を渡り歩きますが、全く気持ちは晴れませんでした。ロンドンに戻っても仕事に行く気が起きず街を歩いていると、転職を考えている部下のマーガレットに見つかってしまいます。彼女は生気に溢れていて、推薦状を書いてもらおうとウィリアムズ課長が職場に戻るのを待っていたんです。ランチを共にし話をするうちに、堅物のウィリアムズ課長は心を開いていくんですね。息子夫婦にさえ言えない自分の病気のことを話すんです。これがきっかけとなって、ウィリアムズ課長は仕事に復帰します。残りわずかな命を燃やして、今まで保留にし続けてきた仕事に真摯に取り組んでいきます。人間覚悟を決めるといろんなことができるものなんでしょうね。先がないと分からないと、先延ばしにしてしまいがちです。夏休みの宿題のように。『生きる LIVING』(原題:Living)は、2022年のイギリス映画です。映像が古そうに見えたので、昔の映画なのかと思いました。世界の黒澤の名作をどうアレンジするのか、ハードルは高かったはずですが、脚本をノーベル文学賞受賞のカズオ・イシグロが務め、オリバー・ハマーナス監督が見事に料理しました。主役を演じたビル・ナイも、市民課のメンバーもいい味出してましたね。自分だったら余命6ヶ月と言われた時どうするだろうと考えました。いい映画でした。心を潤す名作映画
2024/07/24
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中国の無錫(むしゃく/WUXI)で2024年7月17日から7月21日まで開催されたWDSF アジアン ダンススポーツ フェスティバル 2024で、すでにご紹介しました通りジュニアIIラテン、ユース・スタンダード、アダルト・ラテンの3つの世界選手権が行われました。さらに7月20日にはWDSFグランドスラム・スタンダードとPD ワールドカップ・ラテンが、また7月21日にはWDSFグランドスラム・ラテンとPD ワールドカップ・スタンダードが行われ、盛りだくさんの大会でした。グランドスラムはアダルトのカテゴリーで年に数回行われ、世界ランキングとは別にグランドスラム・ランキングというのがあります。ワールドカップは世界選手権とは別のタイトルで、アダルトを対象としたスタンダード、ラテン、10ダンスがそれぞれPDとアマで年1回ずつ開催されています。最近カテゴリーが多すぎてフォローしきれないんですが、選手権も世界選手権以外にヨーロッパ選手権、北ヨーロッパ選手権、アジア選手権、アジア太平洋選手権などが、主にアダルト対象で行われているようです。2024年7月20日*********************************************************************グランドスラム・スタンダード 出場178組*********************************************************************1. Alexey Glukhov - Anastasia Glazunova (モルドバ)2. Tomas Fainsil - Violetta Fainsil(ドイツ)3. Cojoc Rares - Matei Andreea(ルーマニア)4. Vadim Shurin - Anastasia Meshkova(ラトビア)5. Yuan Shaoyang - Qi Chongxuan(中国)6. Dmitri Kolobov - Signe Busk(デンマーク)日本からは3組参加で、大西組が46位、ホワイトン組が119位、小林・小西組が130位の成績でした。*********************************************************************PD ワールドカップ・ラテン 出場25組*********************************************************************1. Maruster Sergiu - Anastasia Stan(モルドバ)2. Li Mingxuan - Zhou Wanting(中国)3. Wang Jun - Jia Yiwen(中国)4. Petter Andreas Engan - Kine Marie Mardal(ノルウェー)5. Szabo Viktor - Vanja Vujic(クロアチア)6. Lorenzo Tellini - Giulia Dotta(イタリア)20日のこの他の試合は、以下の通りでした。WDSF Open Standard Senior IIIWDSF Open Solo Standard Junior IWDSF Open Latin Youth WDSF Open Solo Latin Junior I2024年7月21日*********************************************************************グランドスラム・ラテン 出場232組*********************************************************************1. Yan Bangbang - Du Yujun(中国)2. Malthe Brinch Rohde - Sandra Sorensen(デンマーク)3. Konstantin Gorodilov - Polina Figurenko(エストニア)4. Miculescu Ionut Alexandru - Pacurar Andra(ルーマニア)5. Tam Winson - Anastasia Novikova(香港)6. Artur Balandin - Anna Salita(ドイツ)アダルト・ラテン世界選手権の上位3組が出場せずに、自国開催のバンバンに華を持たせた感じでしょうか。ライブ動画で準決・決勝を見ましたが、世界チャンピオンになったバラン&クリスティーナも会場で観戦してましたね。ルーマニアの選手が世界選手権通りなら三位だったはずですが、この辺は審判変わればどうにでも変わるのかもしれません。五位のタムはこれまでカナダで出場していましたが、今回は香港からの出場になっています。いろんな思惑が働いているんでしょうね。日本からは3組参加で、大西組が86位、ホワイトン組が195位、小林・小西組が203位の成績でした。*********************************************************************PD ワールドカップ・スタンダード 出場35組*********************************************************************1. Edgars Linis - Eliza Line(ラトビア)2. Edgaras Baltaragis - Indre Baltarage(リトアニア)3. Cao Yuan - Wang Ximeng(中国)4. Jiang Jiying - Zhao Yuye(中国)5. Nikita Anikeev - Elina Kokotova(アル・アイン)6. Alessandro Ilarioni - Aurora Sbardella(イタリア)21日のこの他の試合は、以下の通りでした。WDSF Open Standard YouthWDSF Open Standard Senior IWDSF Open Standard Senior IIオープン戦シニアはスタンダードだけでラテンはありませんでした。PDもシニア戦も日本からの参加はなかったようです。競技会情報はこちらから
2024/07/23
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中学時代、誰もが恐れた無敵のバッテリーがいました。剛速球や高速スライダー、スローカーブを持ち玉とした天才ピッチャー清峰 葉流火(きよみね はるか)、打っても四番で強打者と言いますから大谷翔平選手のような逸材なんでしょうね。そして智将と歌われたキャッチャー要 圭(かなめ けい)。二人を要する宝谷硬式野球部は無敵で、圧倒的な実力差に心折られ野球を辞めた生徒も数多くいました。山田 太郎(やまだ たろう)もその一人。野球部のない普通の都立高校に進学して、楽しいハイスクールライフを送ろうと思っていました。ところが野球の名門校に進学したと思っていた無敵のバッテリーが、驚いたことに同じ高校に在籍していたんです。しかも冷静沈着な智将だったケイが、記憶喪失のアホになっています。野球のルールすら忘れてしまっている様子。『パイ毛』とか言っておちゃらけてます。幼馴染のよしみで一緒についてきた剛腕投手ハルカは、なんとかして野球をやりたがっていました。この高校には野球サークルはありましたが草野球レベルの先輩たちが数人いる程度です。イップスを発症してグレていた大型選手・藤堂 葵(とうどう あおい)もこの高校にいました。さらに、体格には恵まれないものの俊足と優れた分析能力を持つ千早 瞬平(ちはや しゅんぺい)も。二人とも中学時代に無敵の天才バッテリーと対戦した経験があり、野球を辞めてこの高校に来ていました。なかなかこううまくは揃わないものですが、スラムダンクにしろハイキューにしろ、スポーツアニメはこういった特異な設定が多いですよね。その方が面白いですから。一番の問題はアホになったケイがハルカの豪速球をとれるのか、そもそも野球ができるのかというところですが、時々クールな智将に戻るんですね。そんな記憶喪失ってあるんでしょうか。ストイックに野球に取り組み過ぎて心を病んだのかも。『忘却バッテリー』は、みかわ絵子による漫画を原作としたアニメで、2024年4月から7月まで第1期が放送されました。漫画家さんは野球未経験とのことですが、旦那さんは本格的にやっていたそうで、貴重な情報源となっているようです。これからの展開も楽しみです。
2024/07/22
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ジョンは野生動物番組などのTVカメラマンでした。モリーは、料理研究家。夢は郊外の農場でいろんな果物や野菜を育てながら暮らすことです。二人は結婚して都会の小さなアパートに住み、トッドという名の保護犬を引き取ります。トッドは二人が留守の間、一日中でも吠え続け、その声がうるさいとアパートを追い出される羽目に。一生トッドの面倒を見ると誓った二人、ついに都会を捨て郊外で農場を始める決意をしました。二人とも農業未経験者ですからすごく大変なんですよ。投資家を募って200エーカーの土地を手に入れたものの、何から手をつけていいのか全く分かりませんでした。200エーカーってどのくらい広いのか思い浮かばなかったんですが、ディズニーランドとディズニーシーを合わせて大体250エーカーくらいだそうです。乾燥した土は硬く、荒廃して、とても作物を育てられそうもありません。モリーがインターネットで探し当てたのはアラン・ヨークという再生型農法の巨匠でした。再生型農法というのは、農場の中で生態系を維持した一つの世界を作る、最近よく耳にする持続可能な循環型社会の農業版みたいなものでしょうか。アランのアドバイスに従いミミズを買ってきて、まず土づくりから始めます。アランが動物買えとか鳥買えとか平気で言うので資金がどんどん目減りしていきました。ジョンは自分たちの奮闘を映像に収めてこのドキュメンタリー映画を制作していきます。トッドは大好きなジョンとモリーとずっと一緒にいられてのびのび暮らせる農場が気に入ったようでした。鶏たちはたくさんの卵を産み、売れ行きも上々。貯水池にはカモが泳ぎ、柵の中で羊たちが遊び、豚は17匹も子供を産みました。しかし、いいことばかりじゃないんです。コヨーテの群れが夜更けに羊や鶏を襲い始め、桃やアプリコットの果実は野鳥の群れの餌となり、レモンの木は大量のカタツムリにやられます。無農薬なのでアブラムシなどの害虫も果樹にたかり、雨が降らなくなると貯水池には藻が大量発生して水鳥たちの餌となる魚が酸欠で死にました。さらに悪いことに、師匠であるアランが癌で亡くなってしまうんです。自然の力は偉大ですね。アランの予言通り、数年経つとアブラムシを食べるてんとう虫たちがやってきました。ミツバチも花を求めて集まってきて、養蜂もできるようになります。カモたちがカタツムリを大量に食べてくれて、駆除する必要がなくなりました。羊たちは果樹園の下草を食べ、そこで糞をするのでますます土が肥えていきます。野鳥たちの天敵タカやフクロウも住み着いて、8年目には生態系のバランスが取れてくるんです。『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』(原題:The Biggest Little Farm)は、農場主のジョン・チェスターが自ら監督を務めた2018年のアメリカのドキュメンタリー映画です。動物たちや美しい農場の様子がイキイキと映し出されていました。こう言った農場生活に憧れる人は結構多いんじゃないかと思いますが、楽じゃなさそうですね。山火事なんかもあったりして、積み上げてきたものが一瞬にして飲み込まれる危険性も孕んでいます。素敵な映画でした。おすすめです。
2024/07/21
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『人はバーテンダーという職業につくんじゃない。バーテンダーという生き方を選ぶんだ。』バーテンダーで頭に浮かぶのは笑ゥせぇるすまんに出てくる魔の巣のマスターくらいだったんですが、この物語でイメージ変わりました。多種多様なカクテルを作れなくちゃいけないのは勿論ですが、それ以上に接客のプロですね。どんな風変わりな客が来ても、心に寄り添い、癒しを与える精神科医のようでした。主人公の佐々倉溜(ささくら りゅう)は、ヨーロッパのカクテルコンテストで優勝し、パリの一流ホテルでチーフバーテンダーを務めていた経験を持っています。理由は分かりませんが、そのポジションを捨てて帰国。イーデンホールという銀座の小さなバーで働いています。東京にオープンしたホテル・カーディナルの営業企画部では、ホテルのクオリティにマッチするバーテンダーを探していました。オーナーの来島泰三のバーテンダーに対する拘りが激しくて、なかなか決まらなかったんです。孫の来島美和は営業企画部で働いていて、偶然知り合った佐々倉に白羽の矢を立てますが、彼はイーデンホールから離れようとしません。彼が作るカクテルは「神のグラス」と呼ばれているようです。いろんな種類のカクテルが登場して、目の保養になりました。グラスに注いだ後、シェーカーを最後にシャッと振り上げるのがかっこいいですね。Y-Barしか行ったことないんですけど、磨き上げられたグラスとか、美しい形の氷とか、洗練されてて素敵です。『バーテンダー 神のグラス』は、原作:城アラキ、漫画:長友健篩による日本の漫画をアニメ化して2024年4月から6月まで全12話が放送されました。バーテンダーという生き方、大変そうで自分には出来そうもありませんが、彼の作るジントニックを飲んでみたいなあと思いました。
2024/07/20
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中国の無錫(むしゃく/WUXI)で2024年7月17日から7月21日まで開催されているWDSF アジアン ダンススポーツ フェスティバル 2024で、グランドスラムの他、3つの世界選手権が行われます。7月19日にはWDSFアダルト・ラテン世界選手権が行われました。年齢制限なしの、文字通り世界一を決めるカテゴリーです。*********************************************************************アダルト・ラテン世界選手権 出場83組*********************************************************************1. Marius-Andrei Balan - Khrystyna Moshenska (ドイツ)2. Charles-Guillaume Schmitt - Elena Salikhova(フランス)3. Guillem Pascual - Diandra-Aniela Illes (スペイン)4. Yan Bangbang - Du Yujun(中国)5. Malthe Brinch Rohde - Sandra Sorensen(デンマーク)6. Miculescu Ionut Alexandru - Pacurar Andra(ルーマニア)ライブ配信で決勝まで見ていましたが、個人的にはフランスのシュミットさんたち推しです。チャチャとパソがソロ競技でそれ以外は全員で踊って、種目ごとに結果が表示されるので表彰式のドキドキ感が全くないのがちょっと残念。ドイツのバランたちはずっと首位独占でしたが、2位のシュミットさんたちとの差は僅かで、なんでその差が生まれるのか、どうして逆転現象が全く起こらないのか不思議に思いました。多分ジャッジたちにもチャンピオンに対する先入観みたいなものがあるのではないでしょうか。4位に入っている中国のバンバンもチャーミングで大好きです。開催国の代表ですから観客からの応援も大きかったですね。アゼルバイジャン、スロベニア、ウクライナ、イスラエル、フランス、スロバキア、アメリカ、ドイツ、クロアチア、スウェーデン、ポーランド、ブルガリア、南アフリカ共和国、マカオ、フィンランド、スペイン、カザフスタン、モルドバ、デンマーク、リトアニア、、イタリア、ハンガリー、日本、韓国、チェコ、モンゴル、フィリピン、タイ、ラトビア、エストニア、ルーマニア、ベトナム、AIN、マレーシア、トルコ、オーストリア、香港、オランダ、ポルトガル、インドネシア、中国から代表が参加。ジャッジはドイツ、フランス、AIN、イギリス、アメリカ、タイ、スロバキア、ラトビア、ルーマニア、ポーランドから各1名ずつの計11名です。日本からは2組参加で、大西組が55位、海老原・タカギ組が65位の成績でした。お疲れさまでした。19日のこの他の試合は、以下の通りでした。WDSF Open Standard Juvenile IWDSF Open Standard Juvenile IIWDSF Open Solo Standard Junior IIWDSF Open Latin Juvenile IWDSF Open Latin Juvenile IIWDSF Open Solo Latin Junior IIソロ競技の決勝も見たんですが、女の子しかいませんでしたね。ジュニアやジュブナイルの競技の合間に、お手本となるアダルトの世界選手権が行われるのはいいですよね。最高のイメージトレーニングになると思います。去年の様子はこちらです。競技会情報はこちらから
2024/07/19
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中国の無錫(むしゃく/WUXI)で2024年7月17日から7月21日まで開催されているWDSF アジアン ダンススポーツ フェスティバル 2024で、グランドスラムの他、3つの世界選手権が行われます。7月18日にはWDSFユース・スタンダード世界選手権が行われました。片方が16-18歳、もう片方が18歳以下の男女というカテゴリーです。*********************************************************************ユース・スタンダード世界選手権 出場60組*********************************************************************1. Pranas Mitkus - Juste Janciunaite(リトアニア)2. Adria Hernandez - Emilija Ulcinaite(スペイン)3. Neidas Lenkaitis - Tamara Belenkaya(カザフスタン)4. Padurariu Stefan Alexandru - Constandache Malina Elena(ルーマニア)5. Jaime Martinez Ibanez - Emmi Brener(イスラエル)6. Mateusz Stawowy - Sara Silva(ポーランド)モンゴル、トルコ、モルドバ、クロアチア、ポルトガル、イタリア、台湾、中国、スロバキア、アメリカ、ベトナム、ドイツ、ハンガリー、オーストリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スペイン、香港、カザフスタン、ラトビア、エストニア、日本、チェコ、リトアニア、デンマーク、マカオ、フランス、ウクライナ、イスラエル、ポーランド、ルーマニア、イタリアから代表が参加。ジャッジはアゼルバイジャン、中国、ポーランド、リトアニア、ベトナム、イタリア、ドイツ、AIN、チェコから各1名ずつの計9名です。日本からは2組参加で、1次予選40位と44位の成績でした。日本代表選手の踊りは山梨の県別戦で間近に拝見しまして、ものすごく上手いなと思いましたけど、世界のユースのレベルはとっても高いんですね。お疲れさまでした。去年の様子はこちらです。18日のこの他の試合は、以下の通りでした。WDSF Open Standard Junior IWDSF Open Solo Standard Juvenile IWDSF Open Latin Junior IIWDSF Open Solo Latin Juvenile Iソロ競技の参加者、前日のジュブナイルIIよりは少なめです。それでもジュブナイルIスタンダードが35名、ラテンが89名です。モンゴルの子供達、日本人より社交ダンス人口多いかもです。ジュニアIIラテンのオープン戦に日本の2組が参加していて、出場組数86組、一次予選69位と75位の成績でした。昨日のブログでご紹介したジュニアIIラテン世界選手権の動画を見ましたが、凄いハイレベルです。日本のジュニア選手たちもノビシロは無限大です。世界一目指してがんばれ〜!!競技会情報はこちらから
2024/07/18
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中国の無錫(むしゃく/WUXI)で2024年7月17日から7月21日まで開催されているWDSF アジアン ダンススポーツ フェスティバル 2024で、グランドスラムの他、3つの世界選手権が行われます。7月17日にはWDSFジュニアIIラテン世界選手権が行われました。片方が14-15歳、もう片方が15歳以下の男女というカテゴリーです。*********************************************************************ジュニア IIラテン世界選手権 出場60組*********************************************************************1. Yigit Bayraktar / Lukrecija Kuraite(ドイツ)2. Mikalai Charniak / Lizaveta Hmyrak (WDSF)3. Artem Crivenco / Sofiya Malik (モルドバ)4. Kiril Denius / Jana Milicevic(ドイツ)5. Sabin Alexandru-Marian / Dediu Alessandra Maria(ルーマニア)6. Daniel Beissel / Sofia Zubcakova(スロバキア)アメリカ、モルドバ、チェコ、ドイツ、スロバキア、カザフスタン、AIN、ラトビア、トルコ、モンゴル、ドイツ、ハンガリー、ウクライナ、イタリア、クロアチア、日本、スペイン、リトアニア、ポルトガル、中国、エストニア、マカオ、ポーランド、イスラエル、台湾、フィンランド、ベトナム、オーストリア、マレーシア、フランス、ルーマニア、香港から代表が参加。ジャッジはアゼルバイジャン、ベトナム、ルーマニア、チェコ、スロベニア、AIN、スロバキア、ドイツ、中国から各1名ずつの計9名です。IOC(国際オリンピック委員会)に準じる形で、ロシアとベラルーシ国籍の人は『個人の中立選手』(AIN=Individual Neutral Athletes)として参加しています。ウクライナ侵攻を続けるロシアはまだWDSFで受け入れられていないようで、実力はあるのに肩身の狭い思いをする子供たちは気の毒ですね。日本からは2組参加で、1次予選49位と53位の成績でした。お疲れさまでした。去年の様子はこちらです。ジュニアは年齢枠が狭いのですぐにメンバーが入れ替わりますね。17日のこの他の試合は、以下の通りでした。WDSF Open Standard Junior IIWDSF Open Solo Standard Juvenile IIWDSF Open Latin Junior IWDSF Open Solo Latin Juvenile IIソロ競技の参加者が多いんですよ。ジュブナイルIIスタンダードが67名、ラテンが150名でした。半分は中国人ですが、モンゴルや台湾、香港から参加の子供達が多いです。日本人の参加はありませんでした。競技会情報はこちらから
2024/07/17
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いい加減ラテンシューズがくたびれてきたので新しいのが欲しかったんですが、暑いし疲れるし、電車に乗って東京へ行こうなんて言う気分が起きませんでした。ダメもとで格安ラテンシューズをネットで買ってみたんです。履いてみたら装飾っぽい結び目が足の甲に当たって痛いんですよ。やっぱり靴は試し履きしてから買わないとダメだと思いました。意を決して三連休最終日の昨日、大将に付き合ってもらって上野のケントさんへ行きました。やっぱり履きなれた靴が一番です。競技選手割引のおかげで交通費も浮くし。スタンダードシューズはドレスが長いせいか、ボロくてもあんまり目立たないですけど、ラテンは足元に目が行きますからね。折角なのでスタンダードの靴も買いました。七年くらい競技で履いてたので、ラテンほどではないにしろ消耗した感じにはなっていました。大将は先生のツテで別のメーカーのシューズを取り寄せてもらっているので必要なかったんですが、私が楽しそうにお買い物してるのに触発されたのか、『ボクも買う』と言い出します。『お金、一緒に払っといて。』って、調子良すぎでしょう。あとできっちり返してもらわなくちゃ。このまま帰るのももったいないような気がして、ついでに西日暮里にも行きました。先週までの猛暑は少し落ち着いて梅雨空に戻り、この日は雨も降ってなくて涼しくて快適。ドトールでケーキとコーヒーを大将が奢ってくれましたけど、まさかこれで靴代をチャラにする気じゃ…。西日暮里のドレス屋さんをハシゴして、まあ高いから買わないよねと思っていたんですけど、アウトレットの店ができてたんですね。どれもヨーロッパの1点ものだそうで、着られるかどうか微妙だったんですが、競技選手の中古ドレスなら新品より安いし何着か試着させてもらいました。伸縮性がいいみたいで、割と着れるんですよね。6着試した中で、ラトビア製の豹柄ドレスがいいと大将が言うので買うことにしました。もうちょっと明るい色を探してたんですけどね。どんな美人ダンサーが着てたドレスなんでしょ。私が着ると、ヒョウというより猫みたいなんですが、これまでのどのドレスよりササっと着られるので早着替えが必要な時にはいいかも。いつか見かけたら感想をお聞かせください。できればマイルドな感想を。
2024/07/16
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ラテン講習は4つの基本的なポイントを教えていただきました。講師はカリーナ・スマノフが大好きとおっしゃる宮良(みやら)先生です。まず、踊る前に重要なのは一番最初にやった正しい立ち方で立つことです。横から見たときに、土踏まず、足の付け根、腕の付け根、耳の穴が一直線になるということでした。ヒールを履いても、その状態で土踏まずからの一直線を作るそうです。ダンスやってる人で『わたし、猫背なんです。』は、猫背というより反り腰の場合が多いとのこと。横から見た姿が、お腹がポッコリ、お尻もポッコリ。胸を張ろうとして腰が反ってしまうんですね。ラテンのポイント4つの内の1番目は、足で床を押して体を移動させるということです。2番目は脚の付け根にある骨、大転子(だいてんし)と呼ぶらしいですが、それを同じ側の足の小指より外に出します。大天使ミカエルみたいな名前で記憶に残りました。3番目は骨盤とろっ骨の間の背骨しかないお腹の部分で8の字を書く。4番目は肩甲骨の向きを縦から横に向ける動作、肘をあげるとそうなるみたいですが、そこから始動してアームワークを行います。この4つを順番に行うことで、なめらかなクカラチャが出来るとのこと。1 足を使って移動2 足の付け根の骨を、足の小指より外側に出す3 お腹で8を書く4 肩甲骨を縦から横へ動かしてアームワークを始動腕(アーム)というのは手首までで、手は入らないそうですので、手には力を入れないんですね。3のお腹で8の字というのは私だけかもしれませんがイメージ作りにくかったです。先生も、いろんな教え方がありますのでみなさんやり方はそれぞれ違うかもしれませんがとおっしゃってました。ユーリ&ヤグダは足の裏の重心移動で8の字と言ってました。私が一番しっくり来たのはサマンサ先生のおっしゃっていた内ももの付け根で小さな8を書くという言い方でしょうか。講習の最後に、先生たちのルンバのデモを見せていただきました。参加者からの質問にも丁寧に答えてくださって、充実した3時間でした。企画してくださった県連盟の皆さん、ありがとうございました。 競技会情報はこちらから
2024/07/15
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スタンダード講習、テーマは『リード&フォローをスムーズにするためには?』です。講師は小林先生でした。2020年にJBDFから移籍されて、いまはJDSF-PDとして茨城県ひたちなか市にあるK'sダンスカンパニーで指導に当たっておられます。リード&フォローが絡む基本の動きの種類は3つ。1 足を使った移動2 回転3 スウェイまず向き合って両手をつなぎ、足をつかった前後左右の移動を行います。注意するのは、リード&フォローそれぞれの動きは足の上の体重移動から起こるということでした。スタンダードは必ず両足を平行にして立つこと、膝は内側に入らないように曲げること、腕で押したり引いたりしないこと、そして前傾や後傾姿勢にはならず、まっすぐの立ち方を保ったままどの方向にも移動します。カップルで組んでスローフォックストロットのゴールデン・ベーシックを踊ってみました。スウェイなしで、足の上の体重移動に全集中です。2番目の回転運動。スタンダードの回転は肩と腰の2箇所だけです。肘を曲げて真横に張り、手を肩に置いて、左肘ー左肩ー右肩ー右肘が一直線の状態で腰は動かさずに肩だけを回します。一直線にしたままだとそれほど回れないものですね。すごく回った気がするのは前の肘が動いている場合が多いです。次に肩はそのまま、腰だけを左右に回します。具体例としてプロムナードポジションをつくってみました。男性は肩だけの回転、女性は腰だけの回転です。よくある間違いは男性も腰を回してしまう、女性も肩を回してしまうことで、これどちらも見覚えのある残念シェープでした。PPでV字に開くといっても、ホールドは平行を保つ必要があります。最後にスウェイの話です。1 テクニカルスウェイ2 リリーシングスウェイ3 コスメティックスウェイこの3種類。テクニカルスウェイは腰をつかった全身の大きなスウェイです。リリーシングスウェイは腰は動かさず上半身で作るスウェイ、コスメティックスウェイは肩甲骨から上だけをつかったスウェイになります。去年もこれ系の話だった気がしましたが、何しろこれらがすべての基本ということなんでしょうね。小林先生がダンスを踊る時に一番注意することは、『いかに美しく踊れるか』だそうです。先生方のスローフォックストロットのデモを見せていただいて、次はラテン講習会です。 ボディ・ケアと怪我の予防
2024/07/14
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指導員は年に一度以上、指導員研修を受講する義務があります。私たちは一昨年夏にJDSFの試験を受けて指導員資格を取り、誰も指導しないまま2年が経ちました。会場は茨城県ひたちなか市のワークプラザ勝田。去年と同じ場所でした。近所で音楽フェスやってて、すごい数の車が駐車場にひしめいていました。茨城県連盟の代表による挨拶では、指導員が年々減っているというお話が出ました。コロナや高齢化も相まってダンス人口が全体的に縮小気味になっているようで、以前は3倍くらいの指導員がフロアいっぱいに座る場所も無いほどだったのが、今日は100名弱。来月第2回目が開催されますが、合わせても茨城県の指導員は200名ほどだそうです。講師として来てくださったのは、JDSF-PDの小林雅人先生、宮良美由紀先生でした。最初にボディケアとトレーニングの講習があって、その後、スタンダードとラテンの実技講習が行われます。まずは宮良先生によるトレーニングの話でした。いろんな先生に立ち方は習っていますが、宮良先生の説明は分かりやすかったです。1 土踏まずの上に重心を置く2 足の付け根をその真上に乗せる3 腕の付け根をさらにその上にまっすぐ乗せる4 耳の穴をその真上に来るようにする横から見たときに、土踏まず、足の付け根、腕の付け根、耳の穴が一直線になるということでした。だんだん年取ってくると、肩が丸くなってきたり首が前に出てきたりしますが、ダンスのときだけでなく、普段からこの正しいバランスでの立ち方を心がけると若々しさを保てるかもしれませんね。正しく立てたところで、こんどは足踏みをしてみます。チャチャの曲に合わせて1234で腿を床と平行まで上げて足踏みをして、5678は片足立ちでストップ。これを1分半、腕は直角に曲げて前後に大きく振ります。ピタッと止まれなくても、なんとか片足でバランスを保つ練習をすると、総合的にいろんな筋肉が鍛えられるようです。下半身の安定性もダンスには重要ですが、柔軟性も必要です。特に肩甲骨周りは柔らかくしておくと、いいことがいろいろあります。まずは手のひらを上にして両腕を広げて肘を直角に曲げ、そのまま肘を前で合わせて肩甲骨を開きます。次に両肘をできるだけ後ろに持って行って、肩甲骨の間をぎゅっと縮めます。これを繰り返して背中を柔らかく使えるようにします。最後にタオルやペットボトルを両手で掴んで、足を大きく開き、上半身をぐるぐる回す運動をしました。気をつけるのは頭は回さないこと。ムチウチになる危険があるそうです。ラジオ体操でも上半身を回す運動ありますけど、首は回さないほうがいいんでしょうかね。短い休憩を挟んで、小林先生によるスタンダードの講習がありました。ちょっと長くなりそうですので続きはまた後日。どうぞお楽しみに。 競技会の準備はOK?
2024/07/13
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音楽もののアニメ映画は、登場人物が天才であることが多いので、その演奏を聴くとき無意識に高い期待を持ってしまいます。ジャズは、私の中ではよくわからない音楽なので、それほど多大な期待はしていなかったんですが、演奏を聴いて鳥肌が立ちました。誰が演奏しているのか気になって、最後までテロップを見たんです。オリジナル曲を作っていたのはジャズピアニストの上原ひろみさんでした。主人公の宮本 大(みやもと だい)は仙台出身の18歳。高校を卒業すると、サックスプレーヤーを目指して上京します。行くあてもないので東京の大学に進学した同級生の玉田 俊二(たまだ しゅんじ)の部屋に転がり込みます。初めて訪れた小さなジャズバー「TAKE TWO」の店主アキコに教えてもらって行ったライブハウスで、才能あるピアニスト沢辺 雪祈(さわべ ゆきのり)に出会いました。雪祈も大を逸材と認め、アキコの店を営業時間以外使わせてもらって一緒に練習する事になるんです。大は初心者の玉田にバンドでドラムをやってみないかと勧誘。雪祈は大反対しますが、玉田は必死に練習に励み、バンドのクオリティに食らいついて行きました。目指すは憧れのライブハウス「SO BLUE」出演。18歳の三人で結成したトリオ「ジャス(THE JASS)」は、どんな風に成長していくでしょうか。JASSの演奏は、先にプロの演奏(サックス:馬場智章、ピアノ:上原ひろみ、ドラム:石若駿)を録音してから映像を作ったそうです。本当に演奏はすごいです。『BLUE GIANT』(ブルージャイアント)は、石塚真一、NUMBER8による日本の漫画作品を原作としています。ジャズに興味ない方も、騙されたと思って聴いてみてください。きっと感動しますよ。
2024/07/12
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日本は昔から頻繁に怪獣が襲来する怪獣大国でした。強さも大きさも様々で、どこからか突然出現して街を襲います。何が目的なのかもわからないんですが、知的な怪獣もいて、人間に化けたり場所を特定して襲撃してくるのもいました。怪獣の強さはFT(フォルティチュード)という単位で計測できて、大災害級の強さを持つ怪獣だけ番号が付けられます。出現した怪獣には日本防衛隊が対処していました。子供の頃に住んでいた街が襲われたことで、日比野カフカと亜白ミナは将来防衛隊員になって二人で怪獣を全滅させようと決意を固めます。防衛隊選別試験はかなり難しいようで、カフカは怪獣の死体を解体処理する会社で働きながら毎年チャレンジして不合格が続き、現在32歳。ついに受験できる年齢制限を超えてしまいました。一方ミナは早々に合格して、実力が認められ部隊長になっています。テレビでミナの活躍が報じられるたび、カフカは夢を叶えられなかった自分を憂いていました。アルバイトで入社してきた18歳の市川レノも防衛隊員を目指しています。先輩カフカに仕事を教わっている時に小怪獣に出くわし、カフカが命懸けで助けてくれたことで敬意を抱くようになりました。負傷した二人が隣り合わせのベッドで入院中、事件が起こります。『ミツケタ』と言って、謎の小怪獣がカフカの口から侵入。カフカっていう名前からして『変身』しそうですもんね。そう、怪獣に変身してしまうんです。さっきまで一緒に喋っていた先輩が怪獣になって、市川もどう対処して良いのか慌てます。怪獣になっても日本語喋ってるし、口調は先輩のままだし、やっぱり先輩?防衛隊に見つかると駆除されますから、とりあえず病院から逃げるんですが、いつの間にか人間の姿に戻ってたりして。防衛隊ではFT9.8を記録する大怪獣にして初の未討伐事件『怪獣8号』と識別されました。人手不足で防衛隊受験の年齢制限が引き上げられたことで、カフカは怪獣に寄生されていることを隠して再挑戦します。ちょっと頼れる兄貴肌なので、仲間のピンチに黙ってられないんですね。怪獣パワー秘めてますから本気出したら凄いんですよ。長年怪獣の解体作業してましたから怪獣に関する知識も豊富。部隊長ミナの隣で、いつか共に戦う日を夢見ています。『怪獣8号』は、松本直也原作の漫画をテレビアニメ化して、第一期が2024年4月から6月まで放送されました。ちょっと進撃の巨人に似てるかなという気もしなくもないんですが、シリアス過ぎないカフカのゆるヒーローっぷりが魅力です。これからどんな展開になるのか、第二期が楽しみです。
2024/07/11
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これまでにも何度かトーンについて触れてきましたが、社交ダンスのようなヨーロッパ発祥系のダンスはルーツにバレエがあるものが多いようです。バレエはグッと身体も頭も立てて、つま先で立って足をピンと伸ばして、これ以上高くなれないくらい上に伸びますよね。ヨーロッパは歴史的にキリスト教がベースにあって、神様は天上界におられるのでダンスでもより高く上を目指す傾向があると何かの本で読んだことがあります。先週土曜日、車の点検と母の面会の後、夕方からコスモスクラブがありました。月に一度のレッスンがたまたま6月末と7月頭で2週連続となったんです。ボディトーンという言葉をよく耳にはしますが、意味分かりますか?ツンツンに立てということじゃないんですよね。一言で言うと、落ちないボディです。『おへそを縦長に伸ばしてください。』先生に言われました。いろんな言い方があるもんだなあと感心しましたよ。英美先生は一番下の肋骨と骨盤をできるだけ離すと言う表現でした。どちらも同じことだと思うんですが、石原先生が言われたのはそれだけじゃなくて、右ストレッチ、左ストレッチの時はそれぞれの方向におへそをさらに伸ばすようにと言われました。逆を縮めるのではないんですね。おへそが丸くなったり、ましてや横一文字になったりなんていう瞬間があってはならないとのこと。これが落ちないボディの作り方です。疲れてくるとだんだん肩が上がってきて、おへそもつぶれてきますけど、そうならないで1分半踊りきらないといけないんですね。普段から縦長のおへそを作るイメージで生活していると、下腹も凹んでくるかも。皆さんも良かったらチャレンジしてみてくださいね。7月27日(土)にシナジー(SYNERGY)という誰でも参加できる練習会を先生たちが企画されています。PVは生成AIで作成されたそうです。ご興味ある方はこちらからどうぞ。楽しく練習したいです
2024/07/10
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先週土曜日は、車の6ヶ月点検の後、山梨土産のフルーツゼリーなどたくさんの差し入れを持って母の面会に行きました。月に二度は会いに行くようにしていて、そのうち一度は外食を楽しむのがここ一年続いています。施設では髪染めはできないようで、一昨年買ったウィッグをかぶっているんですが、ものすごく若く見えるんですよ。母に必ず服装チェックされて文句言われるのも面倒なので、いつも着ないようなきちんとした服装で会いに行ってます。ケアマネさんに何か欲しいものはないか聞いてもらって、面会の前に知らせてもらうようにしてるんですが、お気に入りのスボンのゴムが緩くなって困ってるとLINEが来ました。前回はメガネが壊れただったんですよ。修理に時間がかかるとメガネ屋さんに言われてどうしようかと思っていたら、大将が器用に直してくれて助かりました。今回は裁縫道具を持って行って、ゴムの入れ替えは面会時間中にすることに。市役所に持っていく書類に署名してもらう必要もあったので、途中で大将にゴム入れ代わってもらっていろんな話をしました。去年入院した後しばらく耳が聞こえ辛くなっていたようなんですが、また聞こえるようになったみたい。数ヶ月前に耳かきが欲しいと言われて持って行ったのが功を奏したのかも。毎朝2時間かけて新聞を読み、テレビを見ながら体操するというのが日課だそうで、私より時事に詳しい感じでした。母とはどうも昔からソリが合わなくて一緒にいるとメンタル削られるので避けてたんですが、同じフロアで家族が会いに来てくれるのは自分だけだと喜んでいるので少し距離が縮まってきたかなと思っています。これまでは自分の娘は子分みたいな扱いで、やってもらうのは当然という態度でしたからね。施設のみんなで七夕の短冊に願い事を書いたそうです。馴染みの介護士さんに何て書くか聞かれて『早く死にますように』と言ったら、それなら書かなくていいと言われたと笑っていました。『生きていて良かった』と思える何かを、見つけられるといいなと思います。まだそれだけ元気なんですから。
2024/07/09
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県別対抗戦の翌日、休暇を取ったので温泉だけでなく近所の皮膚科に行きました。いつからかはっきり覚えていないんですが、多分一年くらい前から手首に突起物ができていたんです。手首の小指側にある骨と同じくらいの大きさで、ぷにぷにするんですね。別に痛くもないし医者に行くほどでも無いだろうと思ってそのままにしていたんですが、大将のお母さんが早く取ってもらった方がいいというし、大将もそれは脂肪の塊みたいなものだから、注射針刺してチューっと吸い出せばすぐに無くなると言うので診てもらいに行きました。混んでいてすごく待たされたんですが、そのクリニックはレーザーとかヒアルロン注射みたいなことはやってるけど、手術とかの外科処置はしていないので紹介状を書くから病院へ行けと言われました。実はそれだけじゃなくて、首のホクロも気になっていたんです。こんなところにホクロなんてあったか?と言うちょっと存在感のあるもの。だんだん大きくなってきてる気がするし、皮膚ガンかもしれないじゃないですか。何が違うのかよく知らないんですが、形成外科という整形外科とは違うところを紹介され、今日休暇をとって病院に行ってきました。母の関係で市役所に行く用事もあったので、タイミング的にはちょうど良かったんです。帯状疱疹の時にお世話になった大きな病院でした。予約の電話をした時に、初診の人は病院直属の先生に診てもらうようにと言われたのでその通りにしたんですけど、待合室で1時間くらい待った後、初診の人が多過ぎて手が回らないから外来の先生でもいいかと言われます。ここで待ってる患者さんの中で、多分私が一番軽症みたいでしたのでどなたでもいいですと言いました。私と同じ名前の若い女医さんでした。念のためエコー検査しましょうということで、放射線科に回されます。黒いまん丸のものが見えましたね。意外と可愛い...。エコー終わってまた形成外科の待合室へ戻ってきて、さらに待つこと数時間。フリーwifiが使えたのでずっとスマホでゲームしてたんですけど結構レベル上がりましたよ。さて、手首の方はガングリオンで、首の方はただのホクロでした。もう一人の男性の先生も入って来られて、ガングリオンは注射器で吸い出すのは簡単ですが間違いなく再発しますとおっしゃいます。『早い人は明日にはもう出てくるんですよ。何かの刺激で消えることもありますし、手首にクッションがあるくらいの気持ちで仲良くして行ったらいかがでしょう。』ホクロも取ることもできますが、明らかに良性なので細胞検査の必要もありませんとのこと。結局なにもしない選択をして、涼しいところでゲームしてただけの午後になりました。まだ梅雨明けてないのに外はとんでもない猛暑だったようですね。悪性じゃ無いことが分かって、とりあえず安心できたので良かったかな。ガングリオンなんて変な名前ですね。ギリシャ語で結び目とかコブとかいう意味だそうですよ。『レインボー戦隊ガングリオン!』みたい。エコーで見たら関節と繋がっているようで、丸い玉は関節液が漏れ出してきたジェル状のものだそうです。ラテンで右手をビュッとあげることが多いからでしょうかね。そんなこと先生には言いませんでしたが...。
2024/07/08
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山梨の県別対抗戦の時に、監督の宮崎先生から東部日本ダンス選手権に出るのかと聞かれました。今年は茨城県のアダストリア みとアリーナで開催とのこと。トップレベルの選手たちのいい踊りが見られるチャンスでしたが、実は全く念頭にありませんでした。ライブ配信も公開されてますので、そちらでじっくり見せていただこうと思います。2024年7月7日開催、東部日本ダンス選手権の結果は以下のとおりです。<プロ・スタンダード> エントリー組数69組優勝 廣島 悠仁 石渡 ありさ2位 景山 雄紀 和田 有可3位 アングル 相貴 菊田 和嘉子4位 杉野 貴史 IREP5位 川島 知也 竹之内 舞美6位 松崎 裕太朗 佐竹 かおる<プロ・ラテン> エントリー組数66組優勝 八谷 和樹 皆川 円2位 竹内 大夢 中島 由貴3位 鈴木 勇人 高辻 なつみ4位 松岡 孝宣 三橋 櫻 5位 関 勇人 長谷川 真希6位 服部 一眞 牧野 果礼<アマ・スタンダード> エントリー組数31組優勝 濱田 琉成 鈴木 柚葉2位 加地 渉 今橋 紗希3位 岡 琢見 サイ ショウエイ4位 川村 謙太 諸橋 月乃5位 小佐野 太希 野村 理紗6位 綾野 晃志郎 長澤 穂乃花7位 八重田 裕也 坂本 文音<アマ・ラテン> エントリー組数20組優勝 濱田 琉成 鈴木 柚葉2位 久保 祥平 大本 エリナ3位 片野 翔太 西原 明日蘭4位 和田 英樹 肥土 夏実5位 飯田 大和 佐々木 彩乃6位 川崎 貴文 山田 梨奈選手権の他には、プロのD級とノービス級、それぞれのラテン・スタンダード競技が用意されていましたが、ノービスはエントリーなしでした。アマは、ジュニア、ジュブナイル、ソロのそれぞれのラテン・スタンダード競技がありました。名前見る限り、男の子が圧倒的に少ないです。上手になったらモテると思いますけど、まだあんまり興味湧かないのかな。今日は4年に一度の東京都知事選投票日でした。都民じゃないから関係ないのですが、候補者が50人越えという珍しい選挙戦でしたね。熱戦の最中、私たちは大将のお母さんとランチをご一緒し、その後いつもの練習場へ行きました。練習場は空いていて、比較的早い時間帯に皆さん帰られて私たちだけになってしまいました。最近うちのリーダーが癇癪を起こすようになって不気味なんです。ダンスの練習の時だけなんですけどね。年取ると前頭葉や自律神経の機能が衰えてキレやすくなるそうです。 練習場でキンキン声をあげて怒っている高齢男性を何度か見たことがありますが、そういう方々はそのうちダンスやめて練習場に来なくなってしまいますから、そろそろ我々も年貢の納め時なのかと寂しい気持ちになります。まだそれほど高齢じゃないと思ってるんですけどね〜。ダンスが長く続けられるように、七夕の短冊に書いておけばよかったかな。
2024/07/07
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車が衝突しそうになった時、『ピピピピピピ!』と警報音が鳴るようになっています。実際衝突したことはないし、衝突しそうになったこともないんですが、最近通勤中にこの警報音が良く鳴るようになりました。その度にビクっとするんですけど、全然まわりに障害物らしきものがないんですね。ここのところの猛暑で車のシステムもアホになったのかと思いました。ちょうど今日6ヶ月点検だったので調べてもらうことに。そしたらなんと、センサーのところに死んだ虫がへばりついてて、羽がひらひらするたびにそれをセンサーが拾ってたみたいなんです。どんだけ洗車してないんだってのがバレそうですね。都会ではあまりないかもしれませんが、田舎道走ってると虫が激突してきますから、そういうのってあるあるです。たまたまセンサーに激突っていうのは初めてかな。センサー部分をきれいにしてもらったら、警報音も鳴らなくなりました。スマートアシスト機能って頼りになりますけど、頼り切ってると使えない時困りますね。私はバックモニターに頼ってますので、雨降って水滴ついて見えないときなんか困ります。大将はバックする時は、相変わらず窓開けて目視しながらやってますね。私はやったことないですけど、できたほうがいいのかな。スマート機能なくてもある程度対応できる技能も必要かもしれません。
2024/07/06
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最近はマンボ踊れる人って少なくなったのではないでしょうか。パーティでもマンボ踊ってる人、見ないですよね。でも映画『Shall we ダンス?』では、ダンス初心者の主人公がグループレッスンで習ってたのはマンボでした。私たちも一番最初に近所のサークル見学に行って体験で踊らせてもらったのはマンボだったんですよ。ダンス事始め、今はワルツとルンバかもしれませんが、30年くらい前はブルースとマンボでした。ヴァレリのレッスンでチャチャを見てもらった時、『チャチャのルーツってなんだか知ってる?』と聞かれて、大将と顔を見合わせ『ルンバ?』とか言ってしまった自分が情けない。母がダンスホールに入り浸っていた1950年代ごろ、集った若人たちが踊ったのはきっとブルースとマンボだったんでしょう。ペリー・コモの1954年のヒット曲『パパはマンボがお好き(Papa loves mambo)』も、きっとその中の一曲。最近ではSUZUKIハスラーのCMソング に使われてますね。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でも流れてました。余談ですけどビフのもモデルは若い頃のトランプ元大統領だそうですよ。本人はご存知なんでしょうか。単なる噂かもしれません。
2024/07/05
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ジョジョの奇妙な冒険『ダイヤモンドは砕けない』に登場した漫画家の岸辺露伴(きしべ ろはん)が主人公の物語です。ジョジョのシリーズには、スタンドと呼ばれる特殊能力を持っている人が多く登場します。露伴のスタンドはヘブンズ・ドアー(天国への扉)。この攻撃を受けた相手は、身体のどこかが本のようにパラパラとめくれます。本にはその人の記憶や体験が記されていて、隠していたことも読み取れてしまうんです。露伴がページに書き込むことで、これから起こす行動や記憶を支配することもできます。このシリーズは岸辺露伴が誰かに自分の体験を話すという形式をとっているので『動かない』というタイトルなんだそうです。夜中に見るにはちょっとホラーな内容の4つのエピソード。どれも興味深い物語です。#2六壁坂露伴は漫画編集者に原稿料を前借りしたいと言い出します。妖怪伝説の取材のために『六壁坂』周囲の山を6つ買ったら地価が暴落して破産したとのこと。彼は、『六壁坂』の妖怪は今もそこにいると主張して、その村で起きた事件について語り始めます。#5富豪村露伴は25歳の担当編集者が山奥の別荘を買うのに同行して、それを漫画にしないかと誘われました。その別荘地は12の豪邸があり、大富豪11人が住んでいて、一区画だけ300万円という格安の値段で売りに出されていると言います。住人は全員、25歳の時にこの別荘地の購入してから成功を収めたとのこと。富豪になる村の秘密とは…。#9ザ・ラン橋本陽馬は、原宿でスカウトされモデルの仕事を始めました。プロのモデルは肉体を鍛え上げなければというプロダクション指示で、陽馬はトレーニングにのめり込み、ジムで出会った全ての人に勝ちたい欲求が抑えられなくなります。露伴は陽馬とランニングマシンで勝負する羽目になり、とんでもない事故に巻き込まれてきます。#16懺悔室取材旅行で訪れたヴェネツィアの教会で、露伴は懺悔室を取材していました。本来神父が入って信者の告白を聞く小部屋に入ってみたところ、タイミング悪くある男が懺悔にやってきます。黙って聞いていると、その男は自分に起こった恐怖体験を話し始めました。『岸辺露伴は動かない』は、荒木飛呂彦による日本の短編漫画シリーズを原作として、その一部がアニメ化されました。高橋一生が主演の実写テレビドラマもあって、そちらも興味ありますがまだ見ていません。ジョジョの登場人物はキャラが立ってる人が多いので、こういったスピンオフ系はいっぱい作れそうですね。<関連作品>ジョジョの奇妙な冒険 part1ジョジョの奇妙な冒険 part2ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダースジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けないジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
2024/07/04
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2024年7月3日、新紙幣が発行されました。一万円が渋沢栄一(しぶさわえいいち)、五千円が津田梅子(つだうめこ)、千円が北里柴三郎(きたざとしばさぶろう)です。随分前から話題になってましたが、発行されるまで時間がかかるものですね。現在一番流通しているのは2004年11月1日発行された紙幣。一万円が福沢諭吉(ふくざわゆきち)、五千円が樋口一葉(ひぐちいちよう)、千円が野口英世(のぐちひでよ)です。既にこのブログを書き始めていました。その日の記事はお札の話題ではなく、スクワットの話でしたね。2千円札は2000年7月19日発行です。2000年と引っ掛けて発行したそうですが、自販機で使えないし、いつの間にか消えたのかと思っていたら、沖縄では使われているらしいと先日テレビでやってました。首里城の守礼門が描かれてますから、観光客にはいい記念になるようです。外国人観光客が、自国の銀行で円に替えてもらうと2千円札が入っているとも言ってました。もうひと世代前のお札は、1984年11月1日に発行されました。一万円が福沢諭吉(ふくざわゆきち)、五千円が新渡戸稲造(にとべいなぞう)、千円が夏目漱石(なつめそうせき)です。福沢諭吉の一万円は2種類あって、古い方は表にホログラムがなく裏は2羽のキジ、新しい方は表にホログラムがあって裏は鳳凰です。裏面とか気にしたことなかったですけど、どちらも現在使用できるそうです。さらにもうひと世代遡ると、生まれてないから見たことないという方もいらっしゃるかもしれません。一万円も五千円も聖徳太子(しょうとくたいし)、千円が伊藤博文(いとうひろぶみ)、そして五百円が岩倉具視(いわくらともみ)です。一万円と五千円の裏面は違いました。発行日はバラバラで、五千円が1957年10月1日、次に一万円が1958年12月1日、千円が1963年11月1日、五百円が1969年11月1日に発行されています。五百円札懐かしいなあ。五百円玉ができたのは1982年4月1日だそうです。出た当初は自販機で偽物の五百円玉がよくお釣りで出てきましたよ。どこかの国のもっと価値の低い硬貨が似たような大きさと重さだったと聞きました。こう見てくると、これまでは全て1日に発行されているのになぜ今回は3日だったんでしょうか。ちょっと調べては見ましたが、わかりませんでした。天の恩恵を受ける『天恩日』ですが、7月1日もそうなので、わざわざ3日にした理由ではないでしょうね。一粒万倍日でもないし、天赦日でもなく、大安ですらありません。縁起の良い日という訳ではなさそう。最近はキャッシュレスが主流になってきて、お札の使用頻度がぐっと下がってきましたが、クリニックとかダンス教室などではまだ現金のみというところがありますね。大将はお爺さんにもらったとかいう1円札をお宝としてキープしてます。皆さんは旧紙幣、取っておきます?全部使い切ります?
2024/07/03
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アルトゥーロは三ツ星レストランの一流シェフでした。料理界のレジェンドである巨匠チェルソの愛弟子で、腕は確かなんですが気性が荒いんです。そのせいで何度か傷害事件を起こしては服役。今回の仮出所では社会奉仕活動として、施設の若者たちの自立支援のために料理を教えることになりました。サン・ドナート園にはアスペルガー症候群の青年グイドがいます。とても繊細で誰かに触れられることを極端に嫌がりますが、彼には絶対味覚がありました。使用したオリーブオイルボトルに入っていたローズマリーまで完璧に言い当てるほどです。アルトゥーロを師匠と仰いで料理を学んだグイドは、トスカーナで開かれるコンテストに出場することに。アルトゥーロも同行することになります。気の短いアルトゥーロに繊細なグイドを任せて大丈夫なのか。コンテストを主催するのはテレビでもお馴染みの人気シェフ・ダニエル。彼はアルトゥーロの宿敵のような男で、傷害事件の発端でもありました。何かが起こりそうな気配です。サン・ドナート園で働く心理学者のアンナも、連絡がつかなくなった二人を心配して会場に駆けつけます。ちょうどこのタイミングで、アルトゥーロにも自分のレストランを持つチャンスが巡ってくるんです。ミラノで開かれるパーティをシェフとして成功させれば資金提供するという話が。そのパーティは、グイドの決勝戦の日と同じでした。アルトゥーロは料理界の巨匠チェルソにグイドを頼み、会場を後にします。『トスカーナの幸せレシピ』(原題:Quanto basta)は、2018年のイタリア・ブラジル映画です。監督はフランチェスコ・ファラスキ、アルトゥーロ役はヴィニーチョ・マルキオーニ、グイド役はルイジ・フェデーレでした。アルトゥーロは人間味あふれるお父さんのようで、グイドも彼のことを心底信頼しているようでした。原題の『Quanto basta』はイタリア語で『適量』の意味だそうで、それが理解できなかったグイドも人間関係を積み重ねるうちに学び取っていくんです。とてもいい映画でした。オススメです。
2024/07/02
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江戸時代に数学が得意な少女がいました。いつの時代でもいるとは思いますが、安永4年(1775年)に出版された数学書が残っているんです。国会図書館で閲覧できるようですよ。遠藤寛子の児童文学『算法少女』は、この史実を元にした物語で1973年に出版されました。今日ご紹介するのは、その児童文学書を原作として2015年にアニメ映画化された作品です。主人公は13歳の少女、千葉アキ。数学の天才でした。師匠は父親で、算法好きの町医者。新しい算法を学びたいと上方から江戸へやって来ましたが、算法最大流派である関流に、流派が違うとかで入門を断られて独学で学んでいます。人情に厚く、貧乏な庶民を無料で診てあげていたので家計は逼迫していました。江戸時代には、幾何学問題などの解法を額に記して神社仏閣に納める算額というのが算法好きの間で流行っていたようです。アキが友達と浅草寺に出かけて、ちょうど関流に学ぶ武士が算額を掲げているところに出くわすんですね。一瞬にして誤りに気付いたアキが、ついポロっと指摘してしまったせいで面倒なことに。このお侍は関流トップの直弟子で、身分もそこそこ高かったのでプライドも高く、さらっと流そうとするアキに食い下がってくるんですよ。仕方なく天才ぶりを発揮して誤りを指摘すると、集まっていた聴衆も感心して、その噂は算法家としても知られる藩主にまで届きます。アキをぜひ姫君の算法の指南役にしたいという話が舞い込んできて、これで家計も楽になると両親は大喜び。お城勤めになど興味のないアキでしたが、近所の子供達に無料で算法を教える塾を開く夢を叶えるためにお金が必要でしたので渋々承知します。しかし恥をかかされた関流も黙っていませんでした。関流の面子を守るため、算法に長けたもう一人の少女ウタをアキと御前勝負させるんです。97分と短い映画なんですが、面白かったのでさらに短く感じました。13歳の娘に算法書を書かせようとする父親もすごいなと思いましたね。アキとウタの勝負も三角法とか使ったりして、レベルが高いんですよ。最近のアニメとは全然違ったレトロ感溢れる画風も素敵でした。おすすめです。
2024/07/01
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