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14世紀後半にイングランドで書かれた作者不明の物語『ガウェイン卿と緑の騎士』(Sir Gawain and the Green Knight)を原作とした映画です。トールキンを魅了した中世文学。それはアーサー王と円卓の騎士が出てくる物語でした。ガウェインはアーサー王の甥でしたが、際立った武功もなく娼館に入り浸るダメ男で騎士の称号も与えられずにいました。クリスマスの日、王の円卓の宴に招かれていたガウェインは、王宮に現れた全身緑の騎士のゲームを受けて立つことになります。緑の騎士は自分と勝負して勝てば報奨として斧を与える、ただし一年後に自分が受けたと同じだけの傷を受けることになると言います。ガウェインは緑の騎士が黙って差し出した彼の首を落とし見事勝利しますが、緑の騎士は落とされた首を拾って、一年後に6つの夜を超えた緑の礼拝堂に来いと言って立ち去りました。ガウェインの母親は魔女のようで、王宮に緑の騎士を召喚したのは彼女でした。一年が過ぎ、旅立つことになったガウェインに命を守る緑の腰帯を与えます。旅の途中、戦場の跡地で遺品をあさる少年に道を尋ねてその方向に進むと、悪い仲間がいて身包み剥がされていまいました。大切な斧も腰帯も馬も奪われ、森を彷徨い廃墟を見つけて眠りにつくと、家主らしい聖ウィニフレッドに起こされます。赤い髪の美しい女性でした。家の前にある泉から切り落とされた自分の首を探して欲しいと頼まれ、意味不明のまま泉に飛び込むと水の底に沈んでいた頭蓋骨を見つけます。報酬として、翌朝ガウェインの元に斧が戻っていました。旅の途中から、狐が彼に着いてくるようになります。言葉を話すんですよ。進撃の巨人みたいな巨人族にも遭遇しました。長旅に疲れたガウェインは、ある城に辿り着きました。旅の目的地である緑の礼拝堂はすぐそばだと言われます。城主が狩りで留守の間、故郷の恋人にそっくりの奥方が誘惑してきます。緑の騎士との約束を果たすということは、明らかに死を意味します。ガウェインは、どうするんでしょうか。原作は中世の英語で書かれた叙事詩です。日本語の古文もあんまり好きじゃなかった私が、英語の古文なんてまず手を出すことはないんですが、気になって現代語で書かれた原作のあらすじを読みました。映画とは最後の展開がかなり違っていて、どっちも面白いです。『グリーン・ナイト』(原題:The Green Knight)は、2021年のアメリカ映画です。雰囲気が全般的に暗くて、イギリス映画かと思ってました。後から考えると、あれはなんだったんだろうと言う暗示的なシーンがいろいろ思い出されます。監督・脚本・製作・編集はデヴィッド・ロウリーで、いくつかの映画賞を受賞しました。ちょっとホラーなダークファンタジー、秋の夜長に皆さんもいかが?
2024/10/31
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天性のアイドルだったB小町のアイ。彼女を信奉していた病弱な少女と担当の医者が、前世の記憶を引きずったままアイの双子の子供として生まれ変わりました。アイは二人が幼い頃ストーカーに殺され、子供たちは芸能事務所で引き取られます。 兄アクアは母親を死に追いやった自分の父が芸能界にいると推理し、役者になって人脈を広げながらいろんな人物のDNA鑑定を続けていました。妹ルビーはアイドルとして新生B小町で活動を始めます。これは【推しの子】第一期の続きの物語です。アクアは人気漫画『東京ブレイド』の2.5次元舞台に出演する事が決まりました。渋谷vs.新宿の時代劇風抗争劇。アクアは渋谷最強の男みたいな設定です。恋愛リアリティショーで共演し、ビジネス上の恋人になっている黒川 あかねはこの劇中劇の鞘姫役、アクアは彼女を守る一番槍でした。頭のいいあかねは、アクアがPTSD(心的外傷後ストレス障害)で苦しむ姿を見て、彼の母親が誰なのか、芸能活動の真の目的は何なのかを察してしまうんです。対する新宿サイドは、B小町でルビーとアイドルもやっている有馬 かな。10秒で泣ける天才子役として登場し、成長するにつれて人気が下がってきて、舞台俳優として認められていくあかねに強いライバル心をもっています。幼い頃かなに憧れて芸能界に入ったあかねも、今ではかなと犬猿の仲でした。劇団ララライの役者たちが脇を固め、看板役者の姫川が新宿サイドの親分、この劇中劇の主役を務めます。アクアは抜け目なくいろんな人たちのサンプルを取ってはDNA鑑定に出してたみたいで、なんとこの人が異母兄弟ということが判明するんです。原作者の鮫島アビ子が脚本家のGOAにダメ出しした辺りが、裏事情のアルアルみたいで面白かったです。間に入っている多くのスタッフが原作者の一言に振り回され、文句を言った原作者も売れっ子なので仕事に追いまくられて余裕がない様子がわかりやすく描かれていました。劇中劇もよくできてるんです。2.5次元はテレビでしか見たことがないんですが、最近は舞台装置や観客席にも高度な技術革新があったようで、以前のような舞台の上と下ではないんですね。ちょっと舞台劇にも興味が湧きました。舞台が終わった後に、慰安旅行も兼ねてB小町の新曲MV撮りで宮崎にいくんです。アクアとルビーが生まれた病院がある高千穂町。つまり二人が前世で暮らしていたところです。ルビーは前世で慕っていた病院のゴロー先生が誰かに殺されたことを知ってしまいます。ゴロー先生の生まれ変わりがアクアだということはまだ知りません。ここでまたドーンとダークサイドに堕ちていきましたね。このアニメって、サスペンスというよりホラーです。もちろん続きも楽しみ。
2024/10/30
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エルフ、ドワーフ、人間、それぞれの種族に闇の時代の再来が迫っています。エルフのために作られた3つの指輪は、エルフの都リンドンの神樹を復活させエルフ族を救いました。しかしそれがサウロンの支配に降る道だということをエルロンドは知っています。これは、ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪(シーズン1)に続く物語です。時代は少し遡り、サウロンがオーク族を束ねようとして、モルドールのアダルたちに滅多刺しにされた事件が回想されます。死んだはずのサウロンは黒い液体になってドロドロと地中に流れ落ち、そこでネズミなどを餌に復活の時を待つんです。映画『ロード・オブ・ザ・リング』では燃える目玉でしたが、サウロンはエイリアンでしょうかね。もずくみたいな形状から通りかかった人間の体を乗っ取りハルブランドという男になり変わります。ガラドリエルが海で出会った南方国の王族の末裔ハルブランドこそ、サウロンだったんです。エルフの名工ケレブリンボール卿が住むエレギオンに、金髪の神々しい姿に変身したサウロンがヴァラールからの使者・アンナタールだと名乗って現れます。ケレブリンボールが作った3つの指輪がエルフ族を救ったと告げ、さらにドワーフと人間のためにも作って欲しいと言いました。サウロンの言葉にコロッと騙されたケレブリンボール卿、ドワーフのために張り切って7つの指輪を作ってしまいます。ドワーフ王ドゥリン3世は指輪の影響で強欲になり暴走。息子のドゥリン4世は、指輪に何か悪い力が宿っているのではと疑い始めます。オーク軍を率いたアダルはサウロンを倒すためにエレギオンに向かって進軍していました。エルロンドとガラドリエル、エルフ軍もエレギオンに向かっています。城外で始まった戦闘が激しさを増す中、サウロンはケレブリンボール卿をそそのかして人間に与える9つの指輪作りを急がせていました。隕石と共に降ってきた巨人は、小人のハーフット族の少女ノーリと共に旅に出て、魔法使いの師匠トム・ボンバディルに出逢います。トムは彼に、まず自分の杖を探さなければ魔法使いになれず、サウロンや闇の魔法使いに世界は支配されるだろうと言いました。ガンダルフというのは『杖のエルフ』という意味だそうです。ガンダルフ、若いですね〜。人間の国ヌーメノールでも大変なことが起こっていました。遠征の失敗で主君ミーリエルが政権を奪われ、新たに権力を握ったファラゾーンの命令で英雄エレンディルは海に落とされ怪獣の餌食になるか試されるんです。行方不明の息子イシルドゥルは南方国で生き延びて、なんとかヌーメノールに戻ろうと孤軍奮闘。今回も全8話で内容盛りだくさんでした。これを見るためにホビット3部作とロード・オブ・ザ・リング3部作を全部見直しましたよ。さらにシーズン1も、もう一度最初から見ました。もうこの世界にどっぷりです。 おもしろいドラマはこれ!
2024/10/29
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戦死した息子の親友だったという男が訪ねてきました。悲しみに暮れていたピーターソン夫人は、長男ケレイプが死の間際に家族に残した言葉を聞いて涙します。礼儀正しく人柄も良さそうなデイビッドに、しばらくこの家に滞在しないかと持ちかけます。デイビッドはルックスも良く、頼り甲斐のある男でした。ただの軍事訓練を受けた兵士以上にとんでもなく腕っぷしが強いんです。高校でいじめに遭っていた次男のルークを救い、彼のヒーローになります。ルークはデイビッドに教わった通り、学校でいじめっ子たちに反撃して退学処分になりそうになるんです。母親のローラと一緒に学校に出向いたデイビッドは校長に掛け合い、軽い処分で済むことになって、ローラもデイビッドを心から信頼するようになりました。長女アナとデイビッドは一緒にアナの友人クリステンのパーティに出かけ、しつこく絡んでくる元彼に困っていた彼女を救ってここでも信頼を勝ち取ります。父親のスペンサーにとってはビールを飲みながら仕事の愚痴を聞いてくれるいい話し相手でした。デイビッドはいつの間にか、ピーターソン家に不動の地位を築いていったんです。ところがデヴィッドの電話を盗み聞きしてしまったアナは、何かがおかしいと気づいて軍へ問い合わせるんです。なんとデヴィッドは火事ですでに死んでいると聞かされます。それじゃ家に居座っているあの男は誰?特殊部隊がデヴィッドを抹殺するためにやって来て事態は深刻な方向へ向かいます。『ザ・ゲスト』(原題:The Guest)は、2014年のアメリカ映画。監督・編集はアダム・ウィンガード、主役のデヴィッドをダン・スティーヴンスが演じます。前半はいい感じだったんですが、後半がB級スリラーになった気がしました。ハロウィーンと引っ掛けた演出とイケメン主人公のおかげでしょうか、アメリカでの評価は高かったようです。
2024/10/28
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ポルトガルのヴァゴスで2024年10月26日から10月27日まで開催されているヴァゴス・オープンで、10月27日にシニアII 10ダンス世界選手権が行われました。シニア II は片方が45歳以上、もう片方が40歳以上の男女というカテゴリーです。*********************************************************************シニア II 10ダンス世界選手権 出場31組*********************************************************************1. Ruben Viciana Lopez - Eva Moya (スペイン)2. Petr Kiesel - Alice Pokorna(チェコ)3. Mariusz Budys - Monika Budys(ポーランド)4. Alexander Engel - Marina Engel(ドイツ)5. Pavol Zalom - Blazena Zalomova(スロバキア)6. Andrea Rebiscini - Ilenia Renzi(イタリア)優勝したスペインのカップルは今年のシニアIIスタンダード世界選手権でも優勝を収めています。2022年までシニア I の10ダンスで3連覇、去年からシニアIIで10ダンス2連覇です。無敵ですね。出場者はスペイン、チェコ、ポーランド、ドイツ、スロバキア、イタリアの他に、フランス、日本、リトアニア、ルーマニア、フィンランド、アメリカ、ポルトガル、カナダ、ベルギー、オーストリア、セルビアから代表が参加。ジャッジはスペイン、ルーマニア、スウェーデン、ポーランド、フランス、ベルギー、ドイツ、チェコ、ポルトガルから各1名ずつの計9名です。日本からは2組参加で以下の成績でした。9. Takeshi Matsumoto - Tomoyo Miyanishi19. Takashi Munakata - Yoko Munakataお疲れさまでした。2日間のこの他の試合は、以下の通りでした。*************************************************Saturday, 26 October 2024*************************************************WDSF International Open Standard Adult(出場14組、日本人参加なし)WDSF European Championship Latin Senior I (出場31組、日本人参加なし)*************************************************Sunday, 27 October 2024*************************************************WDSF World Open (new series) Latin Adult (出場43組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Youth(出場12組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Youth(出場19組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Junior II (出場14組、日本人参加なし)去年の様子はこちらです。競技会情報はこちらから
2024/10/27
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月に一度のコスモスクラブの日です。朝からメジャーリーグのワールドシリーズ第一戦、ヤンキース対ドジャースのライブで盛り上がってました。延長10回フリーマンの逆転満塁さよならホームラン、劇的すぎて目が点になりましたね。そのあと近所の特設会場に、選挙の期日前投票に行ってきました。レッスンは初めての試みとして、いつもスタンダードを教えて頂いている石原正幸先生にラテンを見てもらったんです。ラテンの試合を審判をされるのは、必ずしもラテン専門の方々ではないですよね。スタンダードをメインにやってこられた先生方に、自分たちの踊りをジャッジしてもらった時にどんな印象を持たれるのか知りたかったんです。石原先生も昔はラテン競技で成績を出されていましたから全くの素人ではない訳です。こちらとしても本気モードを見せようということで、リーダーだけですけどコスチュームを着て背番号もつけて臨みました。(パートナーは練習着でゴメン)サンバでは、3つ気になる点を言って頂きました。1 リーダーの視線がパートナーを追い過ぎ。もっと観客に対するアピールが必要。2 カウントワンのパワーが弱い部分が気になる。3 パートナーの姿勢がバックバランス気味。全部ものすごく的を得ているんですよ。1は練習会や試合のビデオを見て本人も気にしていて、直す努力はしていたようですが『まだまだだったなあ。』と言ってます。3のバックバランスは気付いてませんでした。ちょっと上向き過ぎてたんでしょうね。チャチャも見てもらいました。1 踊り出しの前にリーダーが動き過ぎてインパクトが薄くなっている2 二人のエネルギーの方向が中央に集まっていない。これもまた図星なんで感動しました。コネクションの使い方がまだ下手ってことですよ。ぼちぼち頑張ります。調子に乗ってパソドブレも見てもらったんです。1 ウォークの力強さに欠ける。シェープを消さずにパソらしさを出すこと。2 ツイストなどはカウンターバランスを意識。先生にとっても、ラテンを教えるというのは滅多にないことなので緊張したとおっしゃってました。いつも前から撮っているビデオを、審判目線を意識して今回は後から撮ったので、背番号がどんなふうに見えているのかも参考になりました。この後のララちゃんのレッスンの時は、正幸先生にもオブザーバーとして参加してもらってルンバの印象を伺いました。出だしのタイミングを変えて2つのパターンを踊ります。全く違った雰囲気に見えたとおっしゃってました。踊り出しのタイミングって重要なんですね。今回のレッスンは非常に参考になったので、もしチャンスがあれば皆さんもお試しください。ラテンの先生にスタンダードを見てもらうというのも、アリかも。
2024/10/26
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ギリシャ神話最強の勇者ヘラクレスの物語です。星座にもなってますが、空間的にでかいだけでそれほど明るい星がないんですね。夏の大三角形こと座のすぐそばにあります。しし座、うみへび座、かに座、りゅう座などの星座になっている怪獣を生け捕りにした英雄。この映画にはそういった戦いは全く出てきませんで、グラディエーターと走れメロスを足したような話でした。暴君アンピトリュオンは近隣諸国に戦いを仕掛け、力による支配を行っていました。王妃のアルクメネが神に助けを乞うと、ゼウスの妻である女神ヘラが現れて、ゼウスとの子供が世界を救うと告げます。アルクメネは出産した男の子にアルケイデスという名をつけますが、『ヘラの贈り物』という意味で本当の名をヘラクレスとしました。成長したヘラクレスは素晴らしい肉体美で、どう見ても父王には似てないし、兄のイピクレスは逞しい弟に嫉妬を感じていました。クレタ島の姫君ヘベと恋に落ちたヘラクレスですが、父アンピトリュオンは兄のイピクレスとヘベの結婚を決め、ヘラクレスを生きては帰れないと言われている戦地エジプトへ送り出します。結婚式が行われる3ヶ月後までには必ず戻ると言い残して出発したヘラクレス。彼を待ち受けていたのは父王の罠と奴隷生活、命懸けの戦いの日々でした。『ザ・ヘラクレス』(原題: The Legend of Hercules)は、2014年のアメリカ映画です。ヘラクレス役はケラン・ラッツ、監督はレニー・ハーリンです。一般的に知られているギリシャ神話と大きく違うのは、ヘラの立ち位置とヘベの存在でしょうか。神ゼウスが人間の王女アルクメネと浮気して生まれたヘラクレスに対し、ヘラは激しく嫉妬して嫌がらせをするんですけど、この映画では『ヘラの贈り物』になってました。色んな解釈があるんでしょう。ディズニーのヘラクレスも全然違う話になってますもんね。
2024/10/25
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職場のmacでOSをマイナーアップデートしたら、作業中にカーネルパニックを起こすようになってしまいました。ケンタッッキー・フライドチキンの入り口に立ってる人とは関係ありません。突然モニター画面が真っ暗になって、再起動を始めます。何が起こったのかと焦りますから、こっちもパニックですよ。カーネルパニック(kernel panic)とは、OSの中枢であるカーネルで異常が発生して作業が継続できなくなることです。(OSって何?って方はこちら)幸い作業中のデータは復旧できるんですが、そんなのが何度も起こったら黒ひげ危機一発やってるみたいにドキドキしますね。何が原因か探っていく必要があります。まずは使っていたソフトが影響してるのかもと思って、イラレ(Adobe Illustrator)を最新バージョンにアップデートしたり、エクセルをWeb版に切り替えたり、ブラウザをSafariからFireFoxに変えてみたりしましたが効果なし。診断プログラムを実行したり起動項目をチェックしたりいろいろやってたら、さらにドツボにハマってマウスもキーボードも使えないフリーズ状態になってしまいました。仕方がないので強制終了して、OSを再インストールすることに。1時間くらいかかるんですが、これで解決すれば儲け物です。ようやくインストール終わってしばらくいい感じに使えていたんですが、また突然画面が真っ暗に。次なる手はセーフモードです。セーフモードで起動すると、いくつか利用できない機能がありますが、キャッシュをクリアしてくれたり起動ディスクの検証もしてくれるんです。このモードだとパニック起こさないみたい…。バックアップに使っている外付けのHDDを外して、ログに出てくるAdobe関連のエラコードに対応したら普通に使えるようになりました。結局原因はなんだったのか、いろいろやり過ぎてわかり難くなってたんですが、外付けのHDDを接続したらまたカーネルパニックが再発したので、これだということが分かりました。今回のOSアップデートはセキュリティ強化が特徴だったようですので、外部媒体が敵だと思うようになってしまったんでしょうかね。多分次のマイナーアップデートでは解消されると思いますけど、こういったソフトウエア開発してるのも人ですから、なかなか一発で完璧とはいかないですよ。パソコントラブルの原因をAIがチャットしながら解決してくれる世の中ですから、そのうち開発もAI任せになるのかもしれませんけどね。
2024/10/24
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ワノ国の人々を苦しめていた百獣のカイドウを倒したルフィ、そしてカイドウと組みするビッグ・マムを倒したキッドとロー。四皇二人の敗北のニュースは世界中を駆け巡り、三人の新世代海賊は30億ベリーの賞金首になりました。これはワンピース ワノ国編(その12)に続く1079話から1088話までのお話です。カイドウとオロチの悪政から解放されたワノ国では、花火が打ち上がり祝祭の宴が始まりました。侍も町民も海賊たちも、みんな一緒に飲めや歌えの大騒ぎ。焼きそばやリンゴあめ、金魚すくいに射的。日本の夏祭りの風景が懐かしく素敵です。そんな饗宴の最中に水を差す事件が起こります。ニュースを聞きつけた海軍が襲来するんです。海軍大将アラマキはモリモリの実の能力者で、身体を大木に変化させて枝で縛り上げたり、串刺しにして水分を抜き取ることができます。異様な雰囲気を察知して光月モモの助や家臣たちが向かいますが、全く歯が立ちません。忍者しのぶの能力で身体だけ大人になったモモの助、国の人々を守るため、竜の姿に変身して必死に食らいつきますが、心は子供のままで口からなかなか火が出てこないんですよ。このピンチをどう切り抜けるでしょうか。将軍の座を奪還するために力を貸してくれたルフィたち海賊団が旅立った後、果たして彼らだけでワノ国を守れるのか、その実力が試されます。ワノ国で討ち入りが行われている間に世界は大きく変わっていました。世界政府によって公認されていた王下七武海制度が廃止され、ゾロの目標だった世界一の剣豪ミホークや世界一の美女と言われるボア・ハンコックなど七人の大海賊が海軍に追われる身になります。ルフィが『あいつはアホだぞ。』と言い切る千両道化のバギーは、サー・クロコダイルとミホークと共にクロスギルドを結成し、四皇の一角に躍り出ました。アラバスタで世話になったコブラ王が殺され、ビビ王女は失踪、犯人はルフィの兄貴サボというニュースも。ワンピースを探す旅もいよいよ終盤に差し掛かってきました。ワノ国で見つかったポーネグリフをロビンが読み解き、残るはあと一つです。古代兵器プルトンがワノ国にあることも判明しました。平和になったワノ国で、今回起こった政権奪還が講談として語られ人気を博しています。このアニメのために作られたのだと思いますが、思わず身を乗り出して聞き入ってしまいました。光月オデンが釜茹での刑になった時のセリフ『煮えてなんぼのおでんに候』、その娘の小紫がオロチと相対するシーンで似たような名台詞を放って、そのオチが素晴らしくてちょっと感動さえ覚えましたよ。ルフィには海賊王になってワンピースを手に入れるだけでなく、他にも夢があるようです。仲間に話していましたが、視聴者にはまだ明かされていません。気になりますね。ワノ国に別れを告げ、再び海に出た麦わらの一味。次はどんな冒険が待っているのか、新章も楽しみです。<ワノ国編 これまでの話>第一幕(1/2)第一幕(2/2)第二幕(1/2)第二幕(2/2)第三幕(1)第三幕(2)第三幕(3)第三幕(4)第三幕(5)第三幕(6)第三幕(7)第三幕(8)絶対ハマる!厳選アニメ
2024/10/23
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10月19日(土)の昼は、三笠宮杯をYouTubeライブで観戦していました。10月には珍しく、30度近くまで気温が上がった夏日です。夕方5時からいつもの練習場に出かけ、踊り込み練習会に参加しました。どんなメンバーが参加されるのか知らなかったんですが、全員社会人で7割は若手、JBDFの試合に主に出場されているアマA級の上の方のレベルのメンバー。つまり上手い選手ばっかりだったんです。なんで三笠宮杯は出てないのかなあと不思議でした。ラテン組とスタンダード組に分かれて予選4種目を交互に2回ずつ踊り、計8曲でまずは足慣らしです。最終予選は5種目踊って、前半終了。競技会で見たことあるけど知り合いじゃない人たちも多く、輪になって一組ずつ自己紹介をしました。海外出張からスーツケース持って直で参加の方、病気でしばらく競技から離れていて久しぶりに参加の方、海外赴任から2年ぶりに帰国されてこれから競技復帰の方。仕事や病気や家庭の事情など、競技に出られない理由は様々ですね。後半はまずソロ競技からでした。じゃんけんで勝った人から種目を選んで私たちはチャチャ担当。続いて5種目連続で準決、給水タイムなしです。最後は交互で5種目を踊り、全員が5ラウンドとオナーダンスを踊ると言う形で約2時間の練習会は終了しました。途中でラテンとスタンダードを切り替えても良かったんですが、私たちはずっとラテンで通しました。ビデオ撮影自由だったので、後学のためにバッチリ撮らせてもらいましたよ。1曲が少し長めで1分40秒だったので、ルーチンの最初に戻った時にどんな問題が起こりうるのか勉強になりました。10月20日の日曜日は、三笠宮杯2日目とマダム・ロー杯全日本統一戦が行われていました。やっと秋らしい涼しい日だったので、うちでは衣替えをしたり競技ドレスのストーンを貼り直したりして午前中を過ごし、午後は練習場へ。昨日のビデオを見て分かった反省点をゆっくり練習しました。チャチャのルーチンが最初に戻るとかなり客席に近くなってしまうので追加ルーチンを考え、ビデオに撮って出来栄えを確認したり。以前は自分でルーチン考えるなんてできなかったんですが、いつの間にかポケットにいろいろパーツが集まってきて組み立てられるようになっているもんですね。練習終わって外に出ると、すごくいい天気だったんです。彗星見えるかも!西の空が開けた場所に行って、大将とスマホで多分この辺というところを何枚か写真撮ったんですが、ちょっとどこだか分かりませんね。左下の明るい星は金星です。拡大してみても、尾を引いてるように見えるのは多分手ブレか空気の揺らぎで彗星じゃなさそう。8万年に一度の彗星、皆さんはご覧になれましたか?
2024/10/22
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NDCJ主催マダム・ローカップ第25回統一全日本ダンス選手権大会が、グランドプリンスホテル新高輪(飛天)で2024年10月20日(日)に開催されました。2025年WDC世界ダンス選手権大会の、日本代表派遣選手選考会を兼ねています。昨年まではずっと11月3日開催でしたが、今年の世界選手権(ラスベガス)と被るのでこの日程になったそうです。結果は以下のとおりでした。<ボールルーム> 出場139組優勝 福田 裕一・エリザベス グレイ第2位 廣島 悠仁・石渡 ありさ第3位 金野 哲也・井之口 香織第4位 小林 恒路・赤沼 美帆第5位 島田 寛隆・村松 明香第6位 山本 千博・大吉 優華----------------準決勝----------------井﨑 健太・井﨑 沙織若代 愼・ 辰巳 友莉亜福田 健一郎・深井 千浩景山 雄紀・和田 有可杉野 貴史・IREP大西 亘・大西 ちかる審判は、遠田 進、家泉 尚樹、田口 周、遠山 恵美、山本 千恵子、三浦 美和子、白石 智樹、JoanneBolton-Hawkins、Green Liの9名です。大会9連覇の橋本剛・恩田恵子組が引退して、新チャンピオンは誰かという大会でした。昨年2位だった廣島・石渡組ではなく、福田・グレイ組でしたね。スコアを見るとかなり接戦で、タンゴとクイックステップは廣島・石渡組が1位でした。今年のブラックプールと日本インターで日本人最高位だった廣島・石渡組、優勝を逃してショックだったでしょうね。<ラテンアメリカン> 出場117組優勝 野村 直人・山﨑 かりん第2位 八谷 和樹・皆川 円第3位 竹内 大夢・中島 由貴第4位 鈴木 佑哉・原田 彩華第5位 髙野 大樹・加藤 奈々第6位 中島 光一・奥山 智美----------------準決勝----------------鈴木 勇人・高辻 なつみ関 勇人・長谷川 真希松岡 孝宣・三橋 櫻伊藤 光・中川 サリ鈴木 奨太・中村 安里中村 公紀・大塩 香澄審判は、松浦 孝俊、大竹 辰郎、北條 明、田中 淳、天野 京子、千田 修治、矢部 浩子、Stefano Di Filippo、David Yinの9名です。野村・山﨑組は3連覇で、八谷・皆川組が2位に浮上してきました。ロンドンインターからの勢いが続いて、これからの活躍も楽しみです。橋本剛・恩田恵子組と正谷恒揮・齋藤愛組の引退デモンストレーションがあったようです。アマ時代から知っている選手たちが引退されていくと、月日の流れをしみじみ感じます。齋藤愛さんは20年くらい前のグランプリ大分の時、石原正幸さんと組んでスタンダードで優勝だったんですよ。懐かしいなあ。橋本・恩田組の最も古い記憶は、私たちがブラックプールに遠征した2010年です。シラバスはこちら、詳しい採点結果は下記でご覧になれます。ボールルーム部門 ラテンアメリカン部門去年の結果はこちらです。10月27日までライブ配信のアーカイブ購入ができます。競技会情報はこちらから
2024/10/21
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第44回三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権、大会2日目は6つの競技が行われました。三笠宮杯ラテン、三笠宮杯PDスタンダード、全日本ジュニア、ジュブナイル、全日本シニア I ラテン 、そして今年から始まったライジングスター戦スタンダード競技です。去年あったU-25の試合は、今年は無くなりましたね。結果は以下の通りです。<三笠宮杯アマ・ラテン>エントリー78組優勝 大西大晶・大西咲菜準優勝 今西 竜矢・大西 陽来里3位 ホワイトン 謙心・ホワイトン 夏奈実4位 太田 歩生・松本 京佳5位 押川 慧悟・和田 知世 6位 エンフジャルガル エンフウル・ムンフバタル ビャンバル 決勝メンバーが大きく入れ替わりました。スタンダード、ラテン共に三笠宮杯を制した大西組は、1988年の望月組以来36年ぶりだそうです。準優勝カップルの女性は大西組の妹さんで、大西兄妹で1・2フィニッシュでした。 Tudor Andrei・吉川あみ組が、決勝に残れなかったのは大きな驚きです。疲労骨折で途中で欠場されたそうです。たくさん練習されたんでしょうね。どうぞゆっくり治してください。押川・和田組が決勝入りしたのは素晴らしいですね。シニア I ラテンは優勝されてました。6位の選手は能登半島地震の影響で山梨に避難しているモンゴル出身の高校生だそうです。<三笠宮杯PD・スタンダード>エントリー22組優勝 グザー オレクシー・太田吏圭子(リズメディア)準優勝 久保田弓椰・徳野夏海(TEAM YUMIYA北海道)3位 山嵜圭太・石本美奈子(エムズダンスアカデミー)4位 喜多田 芳起・細田 千代(ザ・ゴールデンパレス大阪)5位 髙橋一昌・髙橋由紀子(幸手K&Yダンスクラブ )6位 秋谷孝宏・田原美穂(エムズダンスアカデミー)4位の大阪の選手が決勝に食い込んできた以外は去年とほとんど順位変わらずです。オレクシー組は三笠宮杯PDスタンダードが始まってからずっと優勝の座を維持されているそうです。準優勝の久保田組は昨日のPDラテンで優勝したカップルです。決勝の規定フィギアも素晴らしかったし、2組ずつ踊ったクイックステップは見応えがありました。全日本シニア I ラテンはエントリー36組で、優勝は押川 慧悟・和田 知世組です。三笠宮杯ラテンでも決勝入りされ、オーストリアの大会でも優勝された実力者。4位の石田茂之・矢野美帆子組は茨城のホープで、金スマで『二刀流』として登場してましたね。10月13日にオランダで開催された10ダンス世界選手権に日本代表として出場し、準決勝に進出されてました。浅田舞さんたちはもうダンスやめちゃったんでしょうかね。全日本ジュニア・ラテンは30組参加で優勝は吉岡 栄太・阪井 麗蘭組でした。全日本ジュブナイル・ラテンは29組参加で優勝は 水田 悠斗・大塚 千榮組です。ライジングスター戦スタンダードは3種目戦で、エントリー55組でした。年齢制限なし、同性同士可です。こういった試合で競技の面白さを体感して、ダンス人口が増えていくといいですね。去年は結果はこちらです。競技会情報はこちらから
2024/10/20
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東京体育館において、第44回三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権が開催されました。大会は2024年10月19日(土)と20日(日)の2日間です。一日目は三笠宮杯スタンダード、三笠宮杯PDラテン競技があり、この他に全日本ジュニア、ジュブナイル、全日本シニア I のスタンダードと、ライジングスター戦ラテン競技がありました。ジュニアはJOCジュニアオリンピックカップ、ジュブナイルとPDは毎日新聞社杯の冠がつきました。結果は以下の通りです。<三笠宮杯アマ・スタンダード>エントリー72組優勝 大西大晶・大西咲菜準優勝 小嶋みなと・盛田めぐみ3位 中村 エドワード 漸・中村 エリザベス 永理4位 守屋 駿 ・盛田舞香5位 ホワイトン 謙心・ホワイトン 夏奈実6位 外村 温仁・田中 夏希三笠宮杯アマは、カップルのどちらかが2024年末までに満15歳以上のJDSF登録選手であり、シード及び各ブロックと学連の選抜選手もしくはJDSF推薦選手であるか、10月13日(日)の最終選考会で選出された選手が出場できます。 決勝メンバーはシード選手ばかりです。Tudor Andrei・吉川あみ組、レッスンの時は次の目標は三笠宮杯って言ってたんですけどスタンダードは出場されてませんでしたね。ラテンに全集中みたいです。<三笠宮杯PD・ラテン>エントリー13組優勝 久保田弓椰・徳野夏海(TEAM YUMIYA北海道)準優勝 Kevin・河岡宏美(T Dance Production)3位 西恭平・西川真由(LIBERA DANCE)4位 SOD ERDENE・ENKH DULGUUN(ウイングダンスカンパニー)5位 岸田 肇 ・岡田 祐子(岸田ダンスアカデミー) 6位 髙辻 博希・岡田 優美(タカツジ・ダンス・スタジオ)出場組数はPDグランプリランキング等で24組までに制限されています。去年も参加されたのはその半分くらいでした。4位入賞の選手はモンゴルの方だそうです。昨年まで決勝入りされていた山本武志・木嶋友美組はヘリテージの方に戦いの場を移されたのでしょうか。今年は参加されていません。全日本シニア I スタンダードはエントリー32組で、優勝は千葉の小林 潤一・小林 麻衣組でした。シニア I の出場資格は、2024年末の満年齢が34歳以上と29歳以上のJDSF登録選手となっています。来年の世界選手権に出場するときは、35歳以上と30歳以上になっているということです。全日本ジュニア・スタンダードはエントリー28組参加で優勝は去年に続き吉岡栄太・勝木里桜組、全日本ジュブナイル・スタンダードは22組参加で優勝は鈴木 海璃・細井 みずき組でした。ジュニアは2024年末の満年齢が15歳以下、ジュブナイルは11歳以下で、同性同士の組み合わせ出場も可能です。今年から始まったライジングター戦は、過去3年の三笠宮杯やグランプリの準決以上になったことがない選手で、年齢制限なし、同性同士可となっていました。同日の本戦に重複出場していないことが条件です。私たちはJBDF系の競技仲間たちと今日は踊り込みの練習会をしていました。YouTubeで試合の様子が見られるようになって、とてもありがたいです。去年は結果はこちらです。 競技会の準備はOK?
2024/10/19
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2017年に世界各国のシングルチャートで1位を獲得したエド・シーランのヒット曲は、Shape of Youの他にもう一つありました。それが今日ご紹介する『パーフェクト』。ガールフレンドに『君は完璧だ』なんて言うのは最初だけじゃないかとハスに構えてしまいますが、この曲は自分の奥さんになる人に作った歌だそうです。幼馴染だったチェリー・シーボーンと2015年に同窓会で再開して交際に発展。チェリーのために作ったこの曲が大ヒットした翌年に婚約を発表しました。『結婚してください。』って言ったら、彼女に『冗談でしょ!』と言われたとか。結婚して2020年には第一子が誕生。彼女は会計士でホッケーもやっているそうで、一緒にトレーニングしたり健康的な食事をしたりして、エドの生活がいい方向に一変したとのことです。第二子妊娠中に癌が見つかって、相当大変な思いをされたみたいですよ。この曲でヴェニーズ・ワルツ踊れます。すごく素敵な曲です。欧米では結婚式で、新郎&新婦が初めて踊るダンスによく使われているようです。Perfect (Ed Sheeran)I found a love for meOh, darlin', just dive right in and follow my leadWell, I found a girl beautiful and sweetOh, I never knew you were the someone waitin' for me'Cause we were just kids when we fell in loveNot knowin' what it wasI will not give you up this timeBut, darlin', just kiss me slowYour heart is all I ownAnd in your eyes, you're holdin' mineBaby, I'm dancin' in the dark with you between my armsBarefoot on the grass while listenin' to our favourite songWhen you said you looked a mess, I whispered underneath my breathBut you heard it, darlin', you look perfect tonightWell, I found a woman stronger than anyone I knowShe shares my dreams, I hope that, someday, I'll share her homeI found a love to carry more than just my secretsTo carry love, to carry children of our ownWe are still kids, but we're so in loveFightin' against all oddsI know we'll be alright this timeDarlin', just hold my handBe my girl, I'll be your manI see my future in your eyesBaby, I'm dancin' in the dark with you between my armsBarefoot on the grass while listenin' to our favourite songWhen I saw you in that dress, lookin' so beautifulI don't deserve this, darlin', you look perfect tonightNo, no, noMm, no, noBaby, I'm dancin' in the dark with you between my armsWe're barefoot on the grass, oh, listenin' to our favourite songI have faith in what I see, now I know I have metAn angel in person and she looks perfectI don't deserve this, you look perfect tonight
2024/10/18
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『十大魔王』と呼ばれる十人の魔王がいました。人間から転生してスライムになったリムルが、魔物たちのジュラ・テンペスト連邦国を束ね勢力を拡大しつつあることに、十大魔王の一人であるクレイマンは反感を抱いていました。リムルを消すためのさまざまな工作を仕掛けてきましたが、ついにリムルが魔王を名乗るに至り、その真を問うため十大魔王を招集しワルプルギスを開催します。果たしてリムルは魔王として認められるのか、排除されるのか。これは転生したらスライムだった件(第二期)に続くお話です。この世界には魔物を徹底的に敵視する人間の国があります。神聖法皇国ルベリオスはルミナス教を信奉し、西方聖教会聖騎士団が魔物を排除してきました。人魔共栄を目指すリムルたちの国とは対立的な立場にあります。何者かが聖騎士団を焚き付け、最強と言われるヒナタ団長をリムルと戦わせようとしていました。リムルは、世話になったシズさんの弟子であるヒナタと戦いたくありません。クレイマンとの戦いも、ヒナタとの戦いも、このシーズンで決着を見ます。後半は都市建設と開国祭の話です。人間の記憶を持っているリムルは、さまざまな種族が共存する都市作りのビジョンを持っているんです。日本アニメならではの発想ですが、温泉を作ったり、挑戦者を待ち受けるダンジョンを作ったり、闘技場を作ったり、適材適所で魔物たちや移り住んでくる人間たちに居場所を与えていくんですね。近隣国との関係も良好で、電車を走らせる計画も出来ていました。しかし西側諸国を経済支配するロッゾ一族の動きが不気味です。イングラシア王国で暮らす日本青年ユウキも、何か裏がありそう。次の展開も楽しみです。
2024/10/17
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才能ある二人の少女の成長物語です。一人は貧しい家庭に生まれたユリア。炭鉱町の広場で音楽に合わせて即興で踊り、その隙に弟がスリを働くという連携プレーで小金を稼いでいました。もう一人は裕福な家庭に生まれたカリーナ。容姿にも恵まれ幼い頃からバレエを嗜んでいます。この二人が縁あって同時期にロシア国立ボリショイ・バレエ・アカデミーに入学します。卒業公演のプリマを射止めるのはどちらか。ユリアの方はバレエ自体に縁がなく、たまたま財布を盗んだ人がボリショイ出身の元バレエダンサーで、彼女の身体能力に惚れ込むんです。金を工面してモスクワに連れて行き、なんとかアカデミーにねじ込んでもらうんですね。カリーナの方はすでにバレエの基礎は出来ていて、講師たちはエリートとして将来に期待していました。アカデミーには元プリマのガリーナが、もうかなりお婆さんなんですが講師として君臨しています。アカデミーの屋上から隣の屋根にジャンプしたという伝説が語り継がれていました。彼女の一言は絶対で、他の講師陣は口を挟めないんですね。ユリアはカリーナや友達と一緒に伝説を確かめようと屋上に上がります。遙か下に車の多い通りが見えて、とても飛べるとは思えませんでした。ユリアとカリーナは親友でライバル。酔っ払って連続スピンを何回できるか競ったりしています。ガリーナはユリアの潜在能力に気づいて、目をかけていました。学校が終わったあと、ユリアに家の掃除係を申しつけます。ちょっと認知症気味で、高価なイヤリングをプレゼントしたことを忘れたり、トラブルメーカーでもありました。青春ドラマなので恋や挫折なんかのドラマも盛り込まれていますが、全くチープな感じはなく見応えがあります。ユリアが屋上からジャンプするシーンは頭から離れません。二人のルームメイトでターニャという女の子がいるんですが、彼女は胸とお尻が発達し過ぎて学校を去ることになるんですよ。あくまでもプロを養成する学校ですから体型にも厳しいんでしょうね。『やる気だけじゃダメなんだね〜。私なんかじゃ1発アウトだわ。』と言うと、大将は大笑いして『受けてみれば』ですって。『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』は2018年のロシア映画。ヴァレーリー・トドロフスキー監督作品です。バレエ映画見ると、心なしか姿勢が良くなります。オススメです。
2024/10/16
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突然登場した有望な新人を『彗星のように現れた』と言います。いつ見えるか周期の分かっている彗星もありますが、そうでない方が多いんでしょうね。現在話題になっている紫金山・アトラス彗星も8万年周期と言われていますので、ひょっとしたら8万年前のホモ・サピエンスの誰かが目撃しているかもしれませんが、多くの人の目に留まるのは人類史上初となります。次は8万年後ですから、一期一会ですね〜。この写真は国立天文台のサイトを参照したもので、2024年10月13日夕方の紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)神奈川県にて撮影となっていました。素晴らしい写真ですね。こんなふうに見えたら最高なんですが、西の空を見渡せる高いところに行かないと見えませんし、秋の夕方の西の空がすっきり晴れていることもなかなかないですよね。この彗星は南京の東にある紫金山(ツーチンシャン)の天文台で、2023年1月9日に最初に発見されました。これまでにも100個以上の彗星を発見している天文台です。ATLAS(Asteroid Terrestrial-Impact Last Alert System)の観測網にひっかかったのはその1ヶ月後の2023年2月22日。C/2023 A3の符号が付与され、紫金山・アトラス彗星と命名されました。アトラスは地球に衝突するかもしれない小惑星を発見するシステムですが、この彗星が地球に衝突することはありません。流れ星と流星群と彗星の違いがよく分からないという方もいらっしゃるかもしれません。流れ星や流星群は地球が太陽の周りを回っている軌道上に浮かんでいる塵(ちり)が大気圏に飛び込んできて燃えるので光るんです。毎晩いくつも見えますが、急いで願い事をしないと一瞬で消えるアレです。彗星は太陽の周りを一定の周期で回っている塵の混じった氷玉で、長い周期を持つものは太陽系の外側を大きく取り囲むオールトの雲からやってくるものが多いとされています。そもそも出所が違うんですね。流れ星は地球の通り道に漂っている数ミリから数センチ程度のチリで、彗星は太陽系の外からやってくる山一つ分くらいあるお客さん。急いで願い事をしなくてもしばらく消えません。ちなみに水星は、読みは同じですが彗星とは別物で、太陽の一番近いところを回っている、地球と同じ太陽系の惑星です。大きさは地球の半分くらい。彗星は水やガスなどが凍ったものと塵でできているので、太陽に近づくと光を受けて明るく輝き、熱によって氷が溶けて尾ができます。地球も太陽の周りを回っているので、うまくすると尻尾が出ているところが数日間観測できます。紫金山・アトラス彗星は、2024年9月27日に太陽に最も接近しました。近日点を過ぎてしばらく経った頃が見頃で、今がその時というわけです。(国立天文台のサイト参照)明るさは太陽から離れていくにつれて暗くなっていきます。少しずつ空の高い位置に見えるようになってくるので、探しやすくはなりますがまだ太陽の明かりが残る西の空に肉眼で3等星以下を見つけるのはちょっと大変かも。ニュース番組ですっごく綺麗な写真が紹介されたりしてますので、自分でもチャレンジしたくなりますけどね。大体6時ごろの西の空です。見えるのは10月いっぱいでしょうか。詳しくはこちらをご覧ください。
2024/10/15
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オランダのロッテルダムで2024年10月11日から10月13日まで開催されているホーランド・マスターズで、2つの世界選手権が行われました。10月11日(金) WDSFシニア II ・スタンダード世界選手権10月13日(日) WDSFシニア I ・10ダンス世界選手権シニア II は片方が45歳以上、もう片方が40歳以上の男女というカテゴリーです。シニア I は片方が35歳以上、もう片方が30歳以上の男女というカテゴリーです。*********************************************************************シニア II スタンダード世界選手権 出場98組*********************************************************************1. Ruben Viciana Lopez - Eva Moya(スペイン)2. Gatis Simsons - Julija Simsone(ラトビア)3. Tomas Rimkus - Nerija Surblyte(リトアニア)4. Valerio Bilancioni - Silvia Badiali(イタリア)5. Maksim Tschernin - Diana Pierau(ドイツ)6. Lionel Lepreux - Charlotte Milleville(フランス)7. Francesco Argenziano - Giovanna Auletta(イタリア)優勝したスペインのカップルは2022年にシニア I からシニアIIになった10ダンサーで、ラテンでも好成績を収めています。出場者はスペイン、ラトビア、リトアニア、イタリア、ドイツ、フランスの他に、ベルギー、チェコ、フィンランド、オランダ、ポーランド、デンマーク、スロバキア、日本、アメリカ、スウェーデンから代表が参加。ジャッジはリトアニア、スペイン、ドイツ、ラトビア、マレーシア、ベルギー、ルーマニア、イタリア、オランダから各1名ずつの計9名です。日本からは2組参加で以下の成績でした。56. - 57. Hiroya Watanabe - Yukiko Sakurai66. - 67. Hirotaka Shimizu - Miho Suyamaお疲れさまでした。*********************************************************************シニア I ・10ダンス世界選手権 出場22組*********************************************************************1. Fabian Wendt - Anne Steinmann(ドイツ)2. Dominic Thutewohl - Mariann Thutewohl (ドイツ)3. Christian Platz - Anja Platz(ドイツ)4. Steve Hädicke - Antonia Adam(ドイツ)5. Zsolt Kristof - Daniela Paul(ドイツ)6. Ivo Pais - Marina Bernardo (ポルトガル)ドイツ、ポルトガルの他に、チェコ、オランダ、日本、フランス、イタリア、リトアニア、スウェーデン、カナダから代表が参加。ジャッジはオランダ、ノルウェー、スペイン、ドイツ、ラトビア、マレーシア、レソト、ベルギー、チェコから各1名ずつの計9名です。日本からは1組参加の石田組が準決勝9位の成績でした。お疲れさまでした。3日間のこの他の試合は、以下の通りでした。*************************************************Friday, 11 October 2024*************************************************WDSF Open Standard Senior I(出場24組、8. Hiroya Watanabe - Yukiko Sakurai)WDSF Open Standard Senior III(出場63組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Senior V (出場25組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Rising Stars (出場25組、日本人参加なし)*************************************************Saturday, 12 October 2024*************************************************WDSF International Open Standard Adult(出場34組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Youth(出場18組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Junior II(出場9組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Senior III(出場71組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Senior IV(出場45組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Senior I(出場30組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Rising Stars(出場49組、日本人参加なし)WDSF European Championship Latin Under 21(出場70組、日本人参加なし)*************************************************Sunday, 13 October 2024*************************************************WDSF International Open Latin Adult(出場65組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Under 21(出場13組、日本人参加なし)WDSF Open Standard Senior II(出場35組、15-18. Hiroya Watanabe - Yukiko Sakurai)WDSF Open Latin Youth (出場42組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Junior II(出場13組、日本人参加なし)WDSF Open Latin Senior II(出場28組、日本人参加なし)去年の様子はこちらです。競技会情報はこちらから
2024/10/14
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JDSFの第24回関東甲信越ブロック選手権がありました。選手権(A級戦)は関東甲信越ブロックランキング対象競技で、この他今年の三笠宮出場権をかけた最終選考試合もあります。会場は神奈川県のカルッツかわさきです。年に一度の都県対抗戦もありました。JDSFの県別戦は関東甲信越だけだそうです。東京、千葉、神奈川、埼玉、茨城、栃木、群馬、長野、山梨、新潟の一都九県の代表選手によるチームマッチでした。関東甲信越の有力選手が多く出場するハイレベルな戦いが観られます。一般戦は選手権(A級戦)の他にB級、C級、シニアIIIA級、プレジュニアのそれぞれラテンとスタンダードがありました。午前中はラテンの個人戦があり、久々に早起きして電車で会場に向かいました。選手権(A級戦)の方はハイレベルでいつも1次か2次で敗退なんで、4種目の足慣らしといった感じになってしまいます。手前側Aフロアは選手権ラテンの準決勝、奥のBフロアはB級準決勝です。今年はシニアIIIA級ラテンにも参加して、そちらは3位の成績でした。団体戦のJDSFの都県対抗戦は年齢別に担当種目が振り分けられています。スタンダードラテン年齢別ワルツルンバシニアIII以上タンゴチャチャシニアII以上スローフォックストロットサンバシニアI以上クイックステップパソドブレ年末年齢16歳以上ヴェニーズワルツジャイブ年齢制限無し茨城県チームも一組一種目ずつ、10組が選抜されています。シニアI, II, IIIラテン担当が今年もシニアIII(50歳以上)のメンバーで、私たちはシニア II (40歳以上と45歳以上のカップル)のチャチャ担当に振り分けられました。こちらラテン競技の予選の様子。茨城県は背番号3。10チームでラテン・スタンダード各5種目を踊り、上位6チームが上位決勝、下位4チームが下位決勝を踊ります。こちらはスタンダード競技の様子です。茨城県チームはラテン・スタンダード共に上位決勝に進出しました。都県別対抗戦の結果は以下の通りです。順位総合スタンダードラテン1東京東京東京2神奈川神奈川埼玉3埼玉長野神奈川4新潟千葉新潟5長野新潟茨城6千葉茨城千葉7茨城埼玉山梨8栃木山梨栃木9山梨栃木長野10群馬群馬群馬県別戦の後は、スタンダードの個人競技に移ります。手前側Aフロアは三笠宮杯最終選考、奥のBフロアはC級1次予選です。代表の皆さん、お疲れ様でした。
2024/10/13
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ドイツのライプチヒで2024年10月12日(土)にアダルト・スタンダード世界選手権が行われました。年齢制限なしの、文字通り世界一を決めるカテゴリーです。当初13日と合わせて2日間でオープン戦なども予定されていましたが、キャンセルされたようです。*********************************************************************アダルト・スタンダード世界選手権 出場70組*********************************************************************1. Alexey Glukhov - Anastasia Glazunova(モルドバ)2. Cojoc Rares - Matei Andreea(ルーマニア)3. Tomas Fainsil - Violetta Fainsil(ドイツ)4. Yuan Shaoyang - Qi Chongxuan(中国)5. Dariusz Mycka - Madara Freiberga(ポーランド)6. Dmitri Kolobov - Signe Busk(デンマーク)決勝メンバーの他には、リトアニア、ラトビア、イスラエル、イタリア、エストニア、ノルウェー、ブルガリア、ウクライナ、チェコ、ポルトガル、香港、カザフスタン、オーストリア、フィリピン、フランス、スロバキア、日本、スペイン、ハンガリー、台湾、スウェーデン、フィンランド、クロアチア、オランダ、イギリス、カナダから代表が参加。去年までチャンピオンだったリトアニアのソデイカ組は、2023年12月のヨーロッパ選手権で引退されたんですね。ジャッジはドイツ、チェコ、リトアニア、モルドバ、イタリア、AIN、クロアチア、中国、ポーランド、エストニ、ラトビアから各1名ずつの計12名です。日本からは1組参加で、小嶋組が2次予選47位の成績でした。お疲れさまでした。この他WDSF PDのヨーロッパ選手権ラテン競技も行われました。日本からの参加はありませんでした。去年の様子はこちらです。競技会情報はこちらから
2024/10/12
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<歴史的な一日だったのか>2024年9月30日(月)、愛媛県松山市はこの日も暑くなりそうでした。朝一番に温泉に浸かり、バルコニーに出ました。松山城が山の天辺によく見えてます。7時半に朝食会場へ向かいました。みかんジュースはすっきり甘くて、ビタミンが体に浸透していく感じです。宝石箱のようなフルーツ盛り合わせ。私は洋食、大将は和食の朝ごはんです。ゴージャスなお部屋と美味しい食事の思い出と共に、9時にはチェックアウトして空港に向かいました。松山市内の通り沿いに、お祭りみたいな飾り付けが目についたんです。そういえば昨日の夕方、バルコニーから何か下で人が集まって大声出してるなあと思って眺めたんですよ。秋の坊っちゃん屋台祭りだったみたいです。部屋でスマホいじってないで出かければ良かったかも。今朝のテレビでもう一つ衝撃的なニュースがありました。松山駅、昨日リニューアルオープン! 歴史的イベント、見に行けば良かったなあ〜! すぐそばに泊まってたのに。空港に向かう途中に松山駅前通ったんですが、時間がないので寄れませんでした。次回に期待と言っても、もう次はいつ来るかわかりませんからね。逃した魚は大きかったです。さて、毎度ながらダラダラ書いてる旅行記にお付き合い下さりありがとうございました。明日からスポーツの日を含む3連休ですね。朝夕の寒暖差が激しいので、どうぞお身体に気をつけて楽しい休日を過ごされますように。(おわり)
2024/10/11
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<小池邦夫の絵手紙>部屋から温泉に向かう途中の1階に、小池邦夫絵手紙ギャラリーがありました。短い書と簡単な絵を組み合わせたインパクトのある年賀状をいつも送ってくれる親戚がいるんですが、それを絵手紙と呼ぶことを初めて知りました。小池邦夫さんは絵手紙創始者で、活動は主に東京の狛江市、生まれは道後温泉の近くだそうです。東京学芸大学書道科在学中から、故郷の友人に宛てて絵手紙を送ったのが始まりでした。1978~79年に雑誌『季刊 銀花』に1年間で6万枚を描き、世間に絵手紙が浸透して行ったようです。手紙にしてはかなり大きい作品もありましたが、折りたたんで送ったものを伸ばして額に入れたそうです。目に飛び込んできた一枚は、『自分で光れ』。短い言葉が、絵があることで少しマイルドに刺さります。2023年8月31日に82歳で亡くなったとのことでした。ふなやのギャラリーについては、こちらをご覧ください。(つづく)
2024/10/10
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<瀬戸内魚づくし>夕食は一番乗りでした。ふなやの魚料理、楽しみです。食前酒は柑橘王国らしく、みかん酒です。前菜は、海老と烏賊の菊花おろし和え、かます小袖寿司、イワシ有馬煮、タコやわらか煮、枝豆塩茹で。道後地ビールも頂きます。こちらヴァイツェン(通称 のぼさんビール)。お造りは石鯛、ヤリイカ、赤貝、カツオ、アジ。みんな瀬戸内海で捕れるんでしょうかね。料理長からの日曜限定サービスで、フグザクの煮こごりが来ました。オコゼの煮付け。これは絶品でした。前日いただいた唐揚げも美味しかったですが、あの見た目が怖いオコゼが、こんなに美しく調理されるなんて感動的。じゃがいものスープ。これまでは序盤で、ここからが本番です。メイン料理は選択できて、こちらは大将が注文した愛媛産すずきのオリーブオイル焼き。私が選んだのは、瀬戸内産季節の白身魚の白ワイン蒸しでした。季節のサラダ。イボダイ東寺揚げ。『東寺揚げ』とは、湯葉を使った揚げ物のことだそうです。京都の東寺は大将の実家の近所でよく前を通りましたが、昔はそこで湯葉作ってたんでしょうかね。紫芋と、かぼちゃ甘唐辛子も添えられていました。塩で頂きます。二日連続で鯛めしを頂くなんて何て贅沢なんでしょう。ひょっとすると愛媛の皆さんにとっては普通なんでしょうか。アラの赤だし味噌汁も美味しかったです。デザート盛り合わせ、コーヒーが付いてました。これだけ栄養とって温泉に入って寝たら、健康リフレッシュ間違いなし。昼ごはん抜きで良かったです。(つづく)
2024/10/09
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<新婚さん、いらっしゃい>中学・高校とクラスの見学旅行委員だった私は、旅行の計画を練るのが結構好きです。最近知ったんですが、大将も見学旅行委員をやっていたことがあったそうなんですね。うちの旅行計画のほとんどは大将が担当で、宿や飛行機の手配などもしてくれています。四国巡礼2泊目の9月29日(日)は、『すごいところだからビックリするよ。』と聞いていましたが、まさかここまでとは思っていませんでした。ふなやと言う道後の老舗旅館で、夏目漱石や渋沢栄一などいろんな有名人が宿泊したことがあるところです。ホテルの係の方が部屋まで案内してくださったんですが、やけに入り口から遠いんですよ。しかも最上階。無駄に豪華なスイートルームじゃないの?これって、新婚さんが一生に一度大枚叩いて泊まったりするところだよね。スロバキアの風呂もシャンデリアだった部屋を思い出しましたよ。新築マンションのモデルルームみたいです。バルコニーから松山城が見えました。檜風呂は温泉が出るそうです。折角ですから入らせてもらいますよ。共同の素晴らしい温泉もあるんですけどね。大将が言うには、普通のホテルと同じくらいでそんなに高くないそうですが、一桁数字を見間違えたんじゃないかとちょっと腰が引けました。アメニティもブランドものみたい。旅の経費は割り勘なので、ぶっ飛んだ値段を請求されたらこっちもとばっちりですからね。この食器って、飾りなの?まさかこれで夜食ラーメン食べませんよね。ただ一つこの部屋の難点をあげるとすれば、それはドア入ってすぐ階段があることです。お年寄りとか湯治に来てる方は、この部屋には泊まらないでしょうね。露天風呂や食堂まで遠いし、ここ以外にも階段いくつも通りますから。折角豪華な部屋なので、夜パーっと外に飲みに行くこともなく、部屋で二人、無言でスマホいじってました。優雅な時間の過ごし方としてどうなのって感じですけどね。(つづく)
2024/10/08
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JBDF2024年後期 関東甲信越ダンス茨城県大会会場では、サブアリーナが選手控室として解放されていました。空調設備はあるんですが効いてなくて、暑かったので選手たちは着替えを済ませるとさっさと会場のメインアリーナに移動しています。50年前に建てられた施設でトイレが古かったり少なかったりするんですが、ヒールチェックはありませんでした。湿度が高いので床は滑りにくくて踊りやすかったです。サブアリーナのすぐ隣はマシンの並んだジムで、冷房の効いた更衣室もありました。午後のラテン競技に向けて、更衣室で黒塗りに励みます。ちょっと顔を黒く塗りすぎたみたいで、知り合いの競技選手に『今日はずいぶん黒いですね。』なんて言われていましました。こちらは午後のラテン競技の様子。多分C級かB級の1次予選だったと思います。ラテンA級戦の種目はチャチャ、サンバ、ルンバ、パソドブレの4種目で1次予選は18組でした。2ヒートに分かれて踊り、勝ち残った12組が準決勝に進みました。A級維持は年間2回以上出場で準決勝以上、もしくは年間3回以上出場して2次予選以上の成績を残すことという条件です。ラテンA級戦は今年これで3回目の出場で、出るだけでA級維持決定だったんですが、できれば準決勝以上に進んでクリアしたいと思っていましたので目的は果たせました。こちらはジュニアのラテンソロダンス競技 (小学生以下) の様子です。ラテンA級戦は準決勝メンバーがフロアサイドに集まって、決勝進出者が一組ずつ発表されました。名前を呼ばれるとフロアに出て、サンバを披露します。決勝で踊る気満々でしたので、サンバのかっこいい見せ方を相談していました。いつも踊れない最後の方の振り付けから始めようとか、いやいや新しくアレンジした最初の部分からにしようとか。ところが発表された6組の中に入ってなかったんですね。午前のスタンダードに続き、午後のラテンも7位の成績でした。残念。背番号も7だったりして、なんか縁起がいいような悪いような。こちらラテンA級戦決勝のチャチャ。ラテンB級戦にずっと出られている茨城の競技仲間と少しお話ししたんです。いつも準決、決勝あたりで踊っている方なんですが、あと少しA級に手が届きません。私たちもスタンダードA級は近づいてきてる気はするんですけどね。まだまだA級への道は続きます。ブログを通じて応援してくださる皆様、いつもありがとうございます。また、来年も頑張ります。競技会情報はこちらから
2024/10/07
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JBDF2024年後期 関東甲信越ダンス茨城県大会に参加しました。関東甲信越の各県で毎年春と秋2回ずつ開催される競技会です。これがJBDF関東甲信越ブロックの私たちが参加する今年度最後の一般戦になります。会場は水戸市 リリーアリーナMITOでした。一般戦はラテン・スタンダードともB級、C級、D級、スタンダードのみノービス級、ラテンのみA級の競技があります。年齢別はシニア(男女35歳以上)ラテンC級、グランドシニア(男性55歳以上)スタンダードA級、B級、C級があり、ジュニアとソロダンス(小学生以下、高校生以下)のラテンとスタンダード競技もありました。私たちはラテンA級とスタンダードB級戦に参加。こちら午前中のスタンダードB級戦1次予選の様子です。A級に昇級するためには3位以内を2回と6位以内を1回の計3回B級戦で成績を出さなくてはいけなくて、今年は6位と7位という、リーチでもなんでもない状態で最終戦を迎えてしまいました。スタンダードB級戦は出場35組。1次予選の種目はワルツとスローフォックストロットです。よくぶつかりました。未熟者なので人のこと言えませんが、ピクチャーポーズとってる背中へ突っ込まれるみたいなのもありましたね。26組が最終予選に勝ち上がって、その中にかろうじて滑りこみましたが危なかったです。整列を待っているところに県別戦でお世話になった先生がやって来られて、コソっとアドバイスを下さったんです。『男性もっと上向いて、もったいない。』レッスンでもご指摘いただいたことなので、大将はやってるつもりだったらしいのですが、まだ全然だったみたいです。そのアドバイスのおかげか最終予選を突破して準決勝に進めました。ここからはタンゴ、クイックステップが加わって4種目になります。午後の競技に出場するラテン選手がそろそろやってきて、『白いから誰か分かんなかった〜。』と何人かに言われました。スタンダードの時は黒塗りしてないんです。自信はなかったんですが、ひょっとしたら決勝に行けるかなあと思っていました。B級戦はこの日のスタンダード競技の最高級だったので、準決勝メンバー全員整列して決勝進出者が発表され、一組ずつタンゴを披露することになっています。かっこよくスパニッシュドラッグで決めるぜと張り切っていたんですが、残念ながら名前を呼んでもらえませんでした。1点足らずの7位です。まだまだ実力がA級レベルじゃないってことでしょうね。こちら決勝の様子です。お昼休みを挟んで車椅子ダンスのデモがありました。茨城県大会では毎回華を添えてくれているチームの皆さんで、下の写真は会場の人たちを巻き込んでパプリカを踊っているところです。この後、2023年度の茨城県ラテンの優秀選手の表彰もありました。午後のラテン競技の様子はまた後ほど。
2024/10/06
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イギリスのロイヤルアルバートホールで2024年9月29日-10月3日の5日間、WDC主催のロンドンインター(International Dance Festival)が開催されました。最終日のメイン競技の結果は以下の通りです。*********************************************************************プロ・ボールルーム 出場61組*********************************************************************1. STANISLAV ZELIANIN AND IRINA CHEREPANOVA2. DUSAN DRAGOVIC AND VALERIA DRAGOVIC3. STAS PORTANENKO AND NATALIYA KOLIADA4. FEDOR ISAEV AND ANNA ZUDILINA5. IGOR REZNIK AND LIKA DIKAYA6. SICHENG LI AND MANNI ZHOU日本からは以下の選手がエントリーされていました。NORIYASU TANAKA AND MICHIKO KATOTETSUYA KONNO AND KAORI INOGUCHISHIN WAKASHIRO AND YULIA TATSUMIWATARU ONISHI AND CHIKARU ONISHIYUICHI FUKUDA AND ELIZABETH GRAY (Best 30)KOJI KOBAYASHI AND MIHO AKANUMA (Best 45)ジャッジは以下の通りです。天野先生、A審判ですね。a - Hiro Amanob - Len Armstrongc - Joanne Bolton Hawkinsd - Loraine Barrye - Alessandra Bucciarellif - Katusha Demidovag - Sara Ghigarellih - Anne Gleavei - Edita Gozzolij - Robert Groverk - Karen Hilton MBEl - Natascha Karabeym - John Kimminsn - Lyn Marrinero - Hazel Newberry MBEp - Augusto Schiavoq - Greg Smithr - Manfred Wangs - Jonathan WilkinsT - Mark Lunn (non-voting chairperson)U - David Trueman (non-voting chairperson)*********************************************************************プロ・ラテンアメリカン 出場96組*********************************************************************1. DORIN FRECAUTANU AND MARINA SERGEEVA2. NINO LANGELLA and ANDRA3. MASSIMO ARCOLIN AND LAURA ARCOLINOVA4. PASHA ZVYCHAYNYY AND POLINA TELESHOVA5. KIRILL BELORUKOV AND VALERIIA AIDAEVA6. ANDREI KAZLOUSKI AND NINO KAZLOUSKI7. GIUSEPPE NONNIS AND DASHA CHESNOKOVA日本からは以下の選手がエントリーされていました。YUKI SUZUKI AND AYAKA HARADA (Best 62)SHUHEI KOTANI AND IZUMI TAKAYANAGIKAZUMA HATTORI AND KAREN MAKINOHIKARU ITOH AND SARI NAKAGAWAKAZUKI HACHIYA AND MADOKA MINAKAWA (Best 62)HIDEYUKI SEUCHI AND TOMOKO SAIKITAKAYA OKUNO AND SAYA ISHIIYUJI MIMURO AND KEIKO MUTOSHUNSUKE MIYAUCHI AND SAORI OZAKIHAYATO SUZUKI AND NATSUMI TAKATSUJIHAYATO SEKI AND MAKI HASEGAWANAOTO NOMURA AND KARIN YAMASAKI (Best 47)ジャッジは以下の通りです。A - Shirley BallasB - CarmenC - Karen ChengD - Gaynor Fairweather MBEE - Alan FletcherF - Alison FulhamG - Eugene KatsevmanH - Paul KillickI - Klaus KongsdalJ - Slavik KryklyvyyK - Lorna LeeL - Richard PorterM - Sergey RyupinN - Espen SalbergO - Sergey SurkovP - David SycamoreQ - Alessio TattoliR - Vibeke ToftS - Jasmine ZhangT - Mark Lunn (non-voting chairperson)U - David Trueman (non-voting chairperson)*********************************************************************アマ・ボールルーム 出場110組*********************************************************************1. GLENN-RICHARD BOYCE AND CAROLY JANES2. YUJIE TANG AND AINI ZHAO3. MARCO SIROCCHI AND DORA KILIN4. OLEKSANDR BEZKROVNYI AND MARIIA SAVCHUK5. ANDREI TOADER AND MIA LINNIK-HOLDEN6. LINGHAO KANG AND ANRAN XING日本からは五月女組が参加で、3次予選ベスト30まで進んでいます。ジャッジは以下の通りです。田中先生が審判されてますね。a - Caterina Arzentonb - Vicky Barrc - Arunas Bizokasd - Yang Chaoe - Morena Colagrecof - Amanda Dokmang - Simona Fancelloh - Massimo Giorgiannii - Alina Basyukj - Stephen Hillier MBEk - Timothy Howsonl - Green Lim - Terence Layn - Carol Powello - Adrian Pritchardp - Andrew Sinkinsonq - Erminio Stefanor - Hide Tanakas - Kenny WelshT - Mark Lunn (non-voting chairperson)U - David Trueman (non-voting chairperson)*********************************************************************アマ・ラテンアメリカン 出場121組*********************************************************************1. SALVO SINARDI AND ALEXANDRA KONDRASHOVA2. ALEXANDER CHERNOSITOV AND ARINA GRISHANINA3. JOEL LOPEZ AND KRISTINA BESPECHNOVA4. TANG YIMING AND HUANG XINYI5. GIACOMO BALLARIN AND ALESSIA ALTIERI6. COSIMO BARRA AND DIANA SHARIPOVA日本からは海老原拳人 & タカギルナ組がエントリーされてました。ジャッジは以下の通りです。A - Jagoda BatageljB - Nataliia BiedniaginaC - Heidi BurnsD - Markus HommE - Polina KazachenkoF - Michael MalitowskiG - Barbara McColl Stopford BEMH - Gary McDonaldI - Nicola NordinJ - Jay ParkK - Nino RomanoL - Karina SmirnoffM - Andrei SkufcaN - Dmitry TimokinO - Allan TornsbergP - Olga UrumovaQ - Alex Wei WangR - Yulia ZagoruychenkoS - Jenny Zhang ZhuoniT - Mark Lunn (non-voting chairperson)U - David Trueman (non-voting chairperson)詳しい結果はこちらでご覧になれます。2025年のロンドンインターは10月4日から9日まで開催される予定です。競技会情報はこちらから
2024/10/05
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<今治城>しまなみ街道の旅で今治に来たときは夜だったので、今治城のライトアップは見られましたが中には入れませんでした。この城を築いた藤堂高虎(とうどう たかとら)は築城三名人の一人で、今治城は彼の最高傑作となる日本屈指の海城です。この城のことも主人のことも全然知らなかったので、入ってみることにしました。築城名人のあとの二人は、黒田孝高と加藤清正だそうです。藤堂高虎は滋賀県生まれの戦国武将です。大河ドラマが作れるんじゃないかと言うくらい、知れば知るほど面白い人物です。当時には珍しい身長188センチの大男で、7回も主君を変えた転職名人でもありました。羽柴家がお家断絶するまで長く仕え、秀吉の存命中は豊臣家臣でしたが、没後は元々親交のあった家康側について関ヶ原で功をあげ、家康の重臣となります。層塔式天守を考案し、石垣上に多聞櫓を巡らす築城技術は後の城造りの手本となりました。『藤堂高虎、出世の白餅』という話が講談になっている餅好きで、旗印も『三つ丸餅』。千利休などに学ぶ文化人でもあり、遠山の金さん顔負けの名裁きなど逸話は盛りだくさんです。城の内部の各階には武具などが展示されていて、日本刀の重さを実感できる展示もありました。日本刀、ものすごく重くて、振り回したらこっちが振り回されそうです。脇差ならまだなんとかいけそう。城内には冷房はなく、30度越えの暑さのなか汗だくになって最上階の天守にたどり着くと、爽やかな風が吹き渡っていました。石垣はほとんど近隣の島から運ばれた花崗岩です。堀を渡った橋の先に一際目立つデカい石があって、これは勘兵衛石(かんべえいし)と呼ばれるそうです。藤堂高虎の重臣だった渡辺勘兵衛が石垣造りの現場監督を任されていて、『運んできた石は米と交換する』と言うおふれを出したとのこと。石垣に必要な石は何万個もありますから、みんなに米を渡していたら米倉は空になってしまいます。そこで勘兵衛は知恵を絞り、ある時期から『もう石は間に合ってるから、その辺に捨て置くか持って帰ってくれ。』と言ったそうです。重い石をまた持って帰るのはバカバカしいですから、みんな捨てて行ったんですね。立派な石がたくさんタダで集まりました。勘兵衛さん、うまいことやりましたね。トイレの壁も石垣です。入場券を買うと、天守閣、御金櫓、山里櫓、鉄御門、武具櫓が全部見られます。折角なので山里櫓に入ってみました。天守閣などの再建事業には5億円以上の多額の経費を要し、企業や個人からの資金協力が多く集まったようです。この山里櫓は平成2年、市制70周年記念事業として私財1億5千万を寄贈された河野勝一氏が、展示されている貴重な品々も含めて提供してくださったとのこと。武具だけでなく調度品や古美術品など、とんでもなく価値の高そうなものばかりでした。寄付された方の紹介が櫓内に掲示されていたんですが、お仕事は議員さんとか。受付の方に『何で財を成した方なんですか?先祖代々の資産家?』と聞いてみたんですが詳しくは知らないとおっしゃってました。鉄御門、武具櫓も見ました。復元作業の様子などの説明用ビデオがリピートで流れていて、改めて設計した藤堂景虎の凄さと再建の大変さを知りました。展示内容がバラエティに富んでいて見応え満点で面白かったです。希望すればボランティアの方が無料で場内を案内してくれるようです。藤堂高虎、大河になればいいのになあ。(すっかり知り合いになった気分)(つづく)
2024/10/04
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<四国の道>今治の中心街に近いここまでのお寺は道も広くて楽でした。次の第58番札所 仙遊寺は対向車が来ないかとドキドキするような細い山道を登る標高300mの高台にあります。これぞまさしく四国の道。彼岸花はお彼岸に咲くものと思っていましたが、気候変動で10日ほど夏が延びたんでしょうか。道沿いに列をなして咲き誇っておりました。2024年9月29日(日)、この日も気温は30度を超えています。登り切ったところにある駐車場の料金は400円とこれまでで一番高かったです。でも、ここは歩いて登るのは相当大変だと思いますね。歩いてる方もいらっしゃいましたが…。境内からは今治の市街地が一望できて最高の眺めでした。たどり着いたお遍路さんたちのための宿坊はとても立派な建物で、宿泊客を天然温泉と精進料理でもてなしてくれるとのこと。ここまで歩いて来て、また降りる大変さを考えたら、泊まろうかなと思いたくなりますよ。創建は600年代で阿坊仙人という僧が長年住み着いておられたそうですが、弘法大師が来られた800年代にはかなり荒れ果てていて、七堂伽藍を修復したり井戸を掘ったりされたそうです。登ってくるのが大変ですから誰も来なくなってしまうのも納得できます。江戸時代に荒廃していた寺を明治になって再興されたようです。国分寺は、741年に聖武天皇が仏教による国家鎮護のために日本各国に建立を命じた寺院です。第59番札所 国分寺は伊予の国の国分寺でした。国分寺の多くは国府があったところに置かれて、今で言うところの県庁ビルみたいな大きな建築物。当然人々にとってアクセスのいい街中にあるので、四国の細道・山道とはおさらばです。弘法大師が来られたのは第3世住職のときだそうです。長く滞在して五大尊明王の画像一幅を奉納されました。弘法大師って、本当に万能な方だったんですね。政治の中心にあることで、これまで何度も戦火に見舞われ、江戸時代には茅葺の小堂だけになってしまっていたそうですが、今では立派に復興されています。さて、今回の四国巡礼ミッションはこれで終了。まだ時間も早かったのでもう一つ行こうかとナビで検索したところ、次は結構遠かったんです。ここの納経所の玄関マット、おしゃれ。すでに2時を回っていて少しお腹も減ってきたので、道の案内板に『はーばりー』と書かれてあった建物に行ってみることにしました。かっこいい大型船の形です。ここ何だろうねと言いつつ車を止めて中に入ってみると、まだ新しいようでトイレも綺麗。小洒落たレストランを期待していたんですが、それはありませんでした。フェリーの待合所みたいで、皆さん海を見渡せるカウンターバーで自販機の飲み物片手にスマホやらノートパソコンやらをいじってます。20分以内なら駐車場代無料と書いてあったので、私たちはさっさとそこを出てコンビニで菓子パンとアーモンドミルクを買って、おやつのようなお昼を食べました。(つづく)
2024/10/03
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<勝ち守り買いました>第55番札所 南光坊は、今治市の中心街にある大きなお寺でした。大三島の伊予一宮大山祇神社の属坊だそうで、四国霊場のうち『坊』がつく寺院はここだけとのこと。坊というのは本店に対する支店みたいなイメージでしょうか。そこの主人が『坊主』と呼ばれ始めて、その言い方が広まったそうです。一宮(いちのみや)とは、国の中で最も格式の高い神社のことで、伊予一宮は伊予の国で一番という意味だそうです。推古天皇(594)の勅により瀬戸内海に浮かぶ大三島に造立された大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)は、全国にある大山積神を祭る神社の総本社。山の神・海の神・戦いの神として尊崇を集めています。昔は寺も神社も一緒だったんですね。弘法大師がここを札所と定めました。しまなみ街道の旅で大山祇神社に行った時には買えなかった『勝ち守り』を大将がここで買ってました。勝利をおさめた武将たちは鎧やら兜やらを奉納されているようですので、念願成就の暁にはダンスシューズでも奉納させていただくんでしょうか。(前はドレスとか言ってたっけ…)第56番札所 泰山寺は立派な石垣の白塀に囲まれ、収穫の秋を迎えた田畑を見守るように建っていました。近くを流れる蒼社川が毎年梅雨の季節になると氾濫して、村人たちは悪霊のしわざと恐れていたそうです。弘法大師は村人たちと堤防を築いて、地蔵菩薩を彫造し堂舎を建てて泰山寺と名づけ、悪霊退散に一役かったというわけです。本当に弘法大師って優秀だったんですね。堤防の作り方なんて、どこで学んだんでしょう。第57番札所 栄福寺は、瀬戸内海の海難事故をなくすために嵯峨天皇の勅願によって弘法大師が海神供養を修したお寺だそうです。これまでのどのお寺より混んでいて、御朱印をいただく納経所でも並びました。お遍路ツアーの白い装束の方々がマイクロバスでやって来て、お坊さんと一緒に本堂に向かって読経しておられます。大将がトイレに行っている間、私もうろ覚えの般若心経などをところどころ唱え、お遍路気分をちょこっと味わせていただきました。駐車場からまっすぐの道の先には長い階段が山の上の方に向かっていて、石清水八幡宮があります。台風の影響なのか階段は通行止めになっていて、大将が『登ろう』と言わなくて助かりました。平安時代から明治新政府の神仏分離令までは、神仏一体として崇められていたようです。(つづく)
2024/10/02
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<値上げしました>9月29日(日)、四国はまだ夏でした。関東はそろそろ秋の気配でしたが、こちらではエアコンないと夜は蒸し暑くて寝られない感じです。部屋の窓から見える来島海峡大橋。ライトアップが美しいと聞いていたんですが、9月22日で終了とのこと。ちょっと遅かったですね。宿泊しているのは、しまなみ街道を自転車で旅する人が多いようでした。『自転車の人って、英語でなんていうんだっけ?バイソコラー?』いやそんな単語は聞いたことないですね。バイカーは言うけど、それってオートバイの人だもんね。街の看板に書いてありました。サイクリストというそうです。こちら美味しい朝ごはんのオカズ。大潮荘は海を見下ろす岬の先端に建っていて、正面玄関が3階、宿泊する部屋は1階と2階、駐車場が地下と言っても少し丘を下った外にあります。車を停めに行くのにかなり坂を下ったので、歩いて戻ってくるのはきついなと思ったら、駐車場から入り口までは専用のエレベータがあってホッとしました。温泉ではないんですが部屋に新しくて広いお風呂がついていて、洗い場が別になっているし水量も豊富です。窓から見える瀬戸内海の風景は素晴らしく、部屋も清潔で快適でした。今治は造船所や石油精製工場、タオル工場など有名な産業がいろいろあって、海外から働きに来られている方も多いようでした。大潮荘で中居さんとして仕事されてる女性もいて日本語上手です。近所のコンビニで来る途中にお水を買おうとしたら、東南アジア系の青年たちがみんな大将に向かって『こんばんは』と挨拶するんですよ。上司の誰かに似てたのかな?私には『この女の人、誰』みたいな視線でしたね。上司の浮気相手と思われたかな?さて今治へはグルメ旅で来たわけではなく、四国八十八ヶ所巡りの続きがメイン行事です。去年は53番まで行きましたので、今年はその続きから6つ回る予定。最初のお寺は第54番札所 延命寺です。お参りしてから御朱印帳に記帳してもらおうとしたら、小さな箱が置いてあって駐車場代1台百円とあります。千円出してお釣りもらって、そこから百円払おうと思っていたら、『はい、ちょうど頂きます。』と、穏やかに千円とられてお釣りが来なかったんです。あれ?300円でしたよね。二人分で600円では…?なんと今年の4月から値上げしてました。300円から500円へ。今回6つお寺巡って3600円のはずが、6000円ですよ。爆上がりじゃないですか。墨代が値上がりしてなんてあまり考えられないので、人件費でしょうか。うまい棒も10円→12円→15円と値上がりして驚きましたけど、インフレの波が四国八十八ヶ所にも影響しているんですね。(つづく)
2024/10/01
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