2004/12/22
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テーマ: 社交ダンス(8428)
カテゴリ: 競技会関連
このブログの初日に書いた、ユーリ&ヤグダと同じスロベニアから、グレゴール&リサが、昨日、教室にやって来ました。

彼らは、先週は秋田で、今週は東京のパーティでデモを踊るために来日し、途中、私たちの教室でのラテン練習会に立ち寄ってくれたのです。

一昨日、パーティが終わったばかりのせいか、練習会参加者も、私たちを含めて2組だけで、きっと後で言ったら、みんな悔しがるに違いありません。

グレゴールは長い足に逞しいボディ、甘いマスクの好青年。リサは、まるで上品な砂糖菓子のようにスィートで、小柄な金髪のおかっぱ娘です。

しかし、ダンスシューズを履いて、ひとたびフロアに立つと、なんて大きく見えるんでしょう。床から生えた大木のような足から来るトーンの強さ、自由自在な身体の動き、スピードコントロール、コネクション、どれをとっても、私たちとは次元が違いすぎて、比べ物になりません。

彼らは世界ランキングでベスト24くらい、と言っていましたから、まだまだ世界は遠いぞ、と肌で感じました。

練習の後、ストレッチをしながら、いろいろ話を聞きました。グレゴールは、まだ19歳の大学生です。いつも、どんな練習してるのか、気になって、聞いてみました。

「ベーシックも含めて、その時の課題や躍り込み、いろいろやって、一日4~5時間かな。」

「4~5時間?!毎日?」


そりゃ、そうでしょ。他にジム行ったりしてトレーニングもするのかと聞いてみると、

「大学は体育学部だから、講義もあるけど、ほとんど実技なんだ。サッカーもやるし、バレーもやるし。だから、それ以上にジムに行って鍛えようとは思わないね。」

二人がどこで知りあったのかも聞いてみました。

「ロンドン。リサはイギリス人なんだよ。競技するのに、どちらかの国の所属にする必要があるから、スロベニアにしてるけどね。」

「リサもスロベニアに住んでるの?」

「そうよ。私はもう学校卒業したから、今は、ダンスの練習だけ。」

ダンスに国境はないのです。特にヨーロッパは地続きですから。
どのくらい試合に出てるのかも、気になるところです。

「多いときはね、7週間連続ってこともあるんだ。IDSFの試合がヨーロッパのいろんな国であるから、今週はハンガリー、来週はリトアニアっていう感じ。他にブラックプールやロンドンインターみたいな世界大会にも参加するから、シーズン中は休みなしだよ。」

「参加費は全部自腹なの?」

「IDSFの試合は、ファイナルに残ると賞金がもらえるの。それを次の試合の出場料に充てるのよ。」



今回が、彼らの初来日。スケジュールが過密で、昨日は初めての自由時間。浅草と上野に行ってきたと言ってました。今日は秋葉原に行くそうです。

リサが私に、「プロなの?」と、聞きました。なわけないでしょ。踊り見りゃ分かるじゃないの。アマです。もちろん。でも、ちょっと気分いいなあ。頭の周りにお花が飛んでる気持ち。サンキュー、リサ。

今後のお二人の活躍を心からお祈りしています。

スロベニア発行民族衣装切手 スロベニア発行民族衣装切手

ベンチ ベンチ

スロベニア スロベニア





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Last updated  2004/12/22 11:46:51 AM
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