2007/01/25
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テーマ: 社交ダンス(8695)
カテゴリ: TVのはなし
7組目はジェシカとジェイムス。

ジェイムスはパッと見が若いころのジョン・トラボルタに似てる20才。11才からジャズダンス、社交ダンスやヒップホップもかじっているようで、いろいろなダンスへの適応能力は抜群です。

ジェシカも生後18ヶ月からバレエスクールに通い、ニューヨーク国際バレエ大会で優勝という18才。




二人が与えられた課題はコンテンポラリー。

身体もスペースも大きく使って表現する叙情的なダンスで、バレエの基礎が必要です。その意味では、二人にはラッキーな課題でした。

『感情的な結びつきが見えなければ、ダンスを踊れたとはいえない。』

練習では思った以上に苦戦していました。振り付け師の要求はどんどん高くなって行きます。

表現するのは『心に壁を造る男性』と、『それを壊そうとする女性』の愛の駆け引きです。

ステージに登場した二人は、まるでロミオとジュリエットのよう。






「感動的なダンスだった。これが競技だということを一瞬忘れた。」

そんな踊りを競技会でしてみたいものです。

随分昔の話ですが、オリンピックのアイスダンスでそんな感動を得たことがありました。それは伝説の演技となり、その時使われたラベルの『ボレロ』は、以降誰も使わなくなったと聞いています。





この日最後のカップルは、マーサとトラヴィス。

ビヨンセなどの振り付けも手がける人気振り付け師トッド・サムスが二人を教えます。課題はヒップホップ。

トラヴィスはコンテンポラリーのダンサーですが、飲み込みが速いと高い評価を受けています。

技術面から言ったら多分彼が全出場者の中で一番。

全く軸のぶれない5回転6回転...いったい何回まわれるの?それに自分の身長ほども飛び上がるジャンプに美しいV字開脚。

でもヒップホップではそんなの出て来ないんですよね。もったいないなあ。




マーサはジャズ、タップ、バレエ、ヒップホップと幅広いダンスを身に付けたスタイル抜群の黒人女性。2才から踊ってるって、一体今いくつ?と思ったら18才だそうです。みんな若いですね。

ちなみにトラヴィスも3才から踊り始めて今18才だそうで、小さいお子さんをお持ちの方は、いまから何かさせといた方がいいですよ。



「二人のスタイルが統一されていない。マーサのスムーズな動きに対して、トラビスの動きは激しすぎる。」

「1週目で君たちは優勝候補だったが、いまは他のダンサーの追い上げが激しくてもう追われる立場ではない。他がホームランを打つ中、君たちは3ベース止まりだった。」

「ヒップホップのなかでも『ニュースクール』とよばれるこのダンスの特徴はスムーズな動き。未経験だからといって自分で壁を作ってはいけない。」






<今日のポイント>

1 観客が競技会だということを忘れるほどの感動を与えられるダンサーを目指そう。



3 自分で限界を決めてはいけない。限界を決めないものだけが、さらに上を目指すことが出来る。











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Last updated  2007/01/25 06:04:44 PM
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