2007/09/13
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テーマ: 社交ダンス(8697)
リズムがクリアになったら、もう一つはっきりさせなければいけないのがムーブメントです。

1曲を踊るためにいくつかのフィガーを組み合わせていますが、その一つ一つが見ている人にもはっきりと何をやっているのが分かり、しかもつなぎ目が滑らかでないといけないんですね。

ハリーポッターの最初の作品『賢者の石』はご覧になりましたでしょうか。




その中で、変身術の授業を受け持ったマクゴナガル先生が、猫の姿で教壇から飛び降りたかと思うと、背筋のリンとのびた先生の姿に実に見事に変身するんですね。

おーーっ! と思いましたよ。なんという滑らかさ。

これが化け損なった狸みたいに、耳が立ってたり猫背だったりしたら興ざめなんでしょうが、猫と人間という明らかに異質のものに変わっているというところが目を引くんです。




ダンスでも、ナチュラルターンからリバースターンへ、明らかに違う逆回転のフィガーですが、つなぎ目がプチッと切れて見えないように滑らかに移行するところがミソです。

しかしそれだけではダメなんですね。



赤は赤、青は青ではっきり見せて、その間に奇麗な紫がグラディエーションで存在するのが理想で、赤紫から青紫にボヤ~っと変わっちゃいけないんです。

そのためには『ここは何を見せるのか』を知っておく必要があります。

ヒップムーブメントなのか、高速スピンなのか、フリーズなのか。

スタンダードでも同じですね。

シャッセなのかロックなのか。後退なのか前進なのか。

一つ一つの動きをまずはっきりと踊って、かつつなぎ目は滑らか。

しかもリズムはクリア。

それがメリハリの効いた美しいダンスの条件だと思います。

言うだけなら簡単なんですけどね~。

やるのは難しいです。大笑い










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Last updated  2007/09/14 12:07:11 PM
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