2009/05/22
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テーマ: 社交ダンス(9449)
カテゴリ: TVのはなし
2009三笠宮杯(後編)を見ました。

前編に関しては こちら に書きましたので、ご興味がありましたらご覧下さい。

スタンダード編


Jonathan Wilkins & Hazel Newbury


ヴェニーズワルツは『どうしてもこの曲で踊りたい。』というヘーゼルさんの選曲で、振り付けに4ヶ月かかったそうです。

思い入れが深いせいか踊りも非常に表現力豊かで、金と銀のドレスから流れ出る光がまるで妖精の粉のように観客に魔法をかけ、TV越しにもうっとり見とれてしまいました。

もう一曲のワルツも水色のドレスで風の精のよう。

ウィルキンスには悪いんですが,ヘーゼルさんにしか目が行きませんでした。




Arunas Bizokas & Katusha Demidova


クイックとワルツを見せてくれました。

この二人は『プリンス&プリンセス賞』を三笠宮殿下から直々に贈られたそうなんですが、確かにおとぎ話に出てくる王子様とお姫様のイメージにピッタリなんです。



現チャンピオンのゴッゾーリ組とは、爽やかさで差を付けてるんです。私もどっちかいうとアルナスの方が好みですね。

二人の仲良しの秘訣をインタビューで言ってました。

『親友、そしてビジネスパートナー』だそうです。

仕事なんですね。




Victor Fung & Anna Mikhed


スローとタンゴを踊ってくれました。

どちらもダイナミックで重厚なすばらしいダンスでした。

ビクターはベートーベン好きらしいんです。

タンゴを『運命』で踊ったんですけど,音楽に対する感性が凄かったですね。

二人に対するインタビューでこんなことを言っていました。

『男女の役割をはっきり演じてそれを武器にしたい。ボールルームの原点は男女のやりとりだと思うから。』




ラテン・アメリカン編


Franco Formica & Oksana Lebedewa


サンバとジャイブを披露してくれたんですが,二人とも素晴らしい身体能力なので、音楽に合わせて踊っているというより音楽を奏でている、あるいは音楽を引っ張っているようにさえ感じられるんです。



『人を羨まず自分を信じること、それとサウナに行くこと。』だそうです。

早速サウナだ!

フランコは日本人ダンサーへのアドバイスとして、日本人は感受性の強い民族なので、もっと心を自由にしてそれを踊りに表現したら良いんじゃないかと言っていました。




Peter Stokkebroe & Kristina Stokkebroe


アマ時代は地味なカップルだなという印象だったんですが、プロに転向して急に輝き出した気がするんです。

彼らは華じゃなくて,石だったんですね。



サンバは情熱的というよりクールな印象を受け、ルンバは語り尽くされた物語の様に完璧な間とバランスによって構成されていました。

彼らの掲げるダンサーの5か条もクールです。

1 鍛錬
2 知識
3 成績でぶれない心
4 客観性
5 目標への具体的な計画

このカップルは非常に頭脳的ですね。

解説でも『計算され尽くした物語』を表現していると言っていました。

さて、これらの多様なダンス表現を全英選手権のジャッジはどう見るのでしょうか。











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Last updated  2009/05/23 08:18:05 AM
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