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2009/08/15

(6)

テーマ：社交ダンス(8606)

カテゴリ：映画のはなし

ミュージカルって、ストーリーがあってそこに曲をつけて行くのが普通だとおもうんですが、これは逆に既存の曲がうまくフィットするように物語を作ったもので、『ジュークボックス・ミュージカル』と呼ぶそうです。

ほかに代表的な映画と言えば、ビートルズのサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドとか、ムーランルージュなんかもそうみたいですね。

この映画で使われているのはABBAのヒット曲22曲。

上手くつなげたもんだなって感心しました。

それにABBAの曲って実にバラエティ豊富ですね。

ギリシャの小さな島でホテル経営をしながら細々と暮らして来たドナ（メリル・ストリープ）には、女手一つで育て上げて来たかわいい娘ソフィ（アマンダ・セイフライド）がいました。

20歳のソフィは島の若者スカイ（ドミニク・クーパー）と結婚して母親の仕事を手伝うつもりでいます。

ただ一つだけ、どうしても気になっていることが。

それは、自分の父親が誰なのかということです。

サム（ピアース・ブロスナン）は建築家、ハリー（コリン・ファース）は銀行家、ビル（ステラン・ステルスガルド）は作家、３人とも各方面で活躍するいい男です。

ドナの親友２人もかけつけて静かな島は大騒動。

物語的には最後のどんでん返しがかなり意外でしたが、それよりドナの歌う『The Winner Takes It All』や、サムとドナの歌う『S.O.S』なんかは聞きごたえがありましたね。

最後におまけで２曲歌うんですが、これもはじけてておもしろかったです。