2011/10/24
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テーマ: 社交ダンス(8749)
カテゴリ: 旅行記
<ラッキー・モンキー>

ベルギーの小都市モンスには3泊したんですが、そのうち2日は試合だったのであまり観光らしい観光は出来ませんでした。

ヨーロッパ文化の中心 になろうとしている街ですから、きっと凄い文化遺産がたくさんあるんでしょうね。

ゴッホも2年くらい住んでたことがあるらしいです。

日曜日の試合のあと、会場からもよく見えた高い鐘楼を見に行きました。

この鐘楼は1999年にユネスコ世界遺産に登録されたとのこと。

モンス鐘楼

小高い丘の上に立っていて周囲は公園になっているんですけど、モンスの街が一望できて素晴らしい眺めなんです。

中世を思わせる古い町並みがやわらかな夕暮れの光で金色に染まり、まるで夢を見ているような美しさでした。

後で知ったんですが、ここも月曜日は入れないらしく、日曜日のうちに行っておいてよかったです。





観光案内で聞いて入れたのは年中無休の教会くらいです。

でもこの教会もタダモノじゃありませんでした。

モンス教会

この辺りを仕切っていたエノー伯爵の娘である聖女ウォードリュさんが、7世紀に建てさせた礼拝堂、聖ウォードリュ参事会教会で、現在の建物はもっと後の15世紀に着工。それから200年かけて作った教会だそうです。

要するに凄い歴史的建造物なんですね。

ブラバント・ゴシック様式というらしいんですが、ベルギー屈指の美しさとのこと。

内部装飾も凝ってて、16世紀の彫刻家ジャック・デュ・ブルックのたくさんの作品をはじめ、ルーベンス作かと見まごうほどの見事な絵画やステンドグラスも見応え十分。

モンス教会馬車

お祭りに使う金色の馬車も見られました。これって日本で言うお神輿みたいなものなんでしょうかね。

ここだけでも入れてよかったです。


観光案内所はモンスのグランプラスにあるんですが、ここの中心とも言うべき市庁舎も美しい建物でした。

試合の後、この建物を眺めながら美味しいビールを飲んでたんですけど、そこにサルがいることに気がつかなかったんです。


モンス市庁舎


翌月曜日に観光案内所を出たところで、市庁舎前を通り過ぎる人がみんな何かをなで回してるのを見かけたんですね。



近づいてみると小さなサルがいました。あまりにも頭をなでられ過ぎたせいかつるつるです。

モンスさる


『なでるとなんかいいことあるのかな。』

なでなでしてると通行人の方が大声で言いました。

『左手じゃなきゃダメだよ!』

どうしてかと聞く前にその人はさっさと行ってしまいました。



なんで左手かというと、左手は『ハンド・オブ・ザ・ハート』要するにハートに近い方の手だからといことらしいです。

何かいいこと起こるかな。



(つづく)





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Last updated  2011/10/29 11:07:54 AM
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