2012/10/04
XML
テーマ: 社交ダンス(9448)
カテゴリ: 旅行記
<サンマリノ>

イタリア2日目。

朝からフルパワーで観光に勤しみました。

アンコーナから140キロほど北にサンマリノという小さな独立国家があって、実はこの大会に参加することに決めた理由の一つがそこに行ってみたいという理由だったんです。

あんまりきれいなので額に入れて飾っている数年前のカレンダー、山の上に立つ城は何とも神々しく、この世のものとは思えないほど。

それがサンマリノでした。



毎日眺めていたわりにはそれがどこにあるのか知らず、最近になってイタリアの中にあると知ったんです。

この国の正式名称はSerenissima Repubblica di San Marino(最も清らかな共和国、聖マリノ)といって、現存する共和国としては世界で最も長い歴史を持つ国とのこと。

特急電車でリニミ駅まで行き、そこからバスで山を登ります。





電車のチケットはほとんど日本からネットで予約して行ったんですが、ここだけは買ってなくて自動販売機にチャレンジしました。

空席なのか既に予約されているのかが画面では判断できなくて、並びの席を指定してるつもりなのに違う車両の別々の席になってしまうんです。

何度かチャレンジしているうちにやっと向かい合わせの空席を見つけ22ユーロ投入。

2等車両の6人掛コンパートメントでアンコーナで乗り込んだときは私たちだけでした。

『何でこんなに空いてるのに席がとれなかったんだろうね。』

しかし駅に停まる度にバックパッカーや白いスーツに身を包んだゴッドファーザーに出て来そうなイタリア人なんかが乗って来て結局座席は埋まってしまいました。



電車は真っ青なアドリア海沿って北上します。

まだ水着で泳いでる人がいました。

約1時間でリミニ駅に到着。

駅前のバスチケット売り場に行ったら、小銭を数えていたおじさんがイタリア語で何やら説明してくれましたけどサッパリ分かりません。

顔一杯に『?』浮かべてると、にっこり笑って英語の紙を出してきました。



この辺はあまり英語を話す人がいないようです。

遠くから見てきれいな山城も、近くに行くと険しい山なんですね。

IMG_0605.jpg

山の嶺に沿って3つの塔が建っていて、それを囲むように坂に沿って小さな店がたくさん建ち並んでいます。

こんな山の上によく建てたもんですね。

空にはきれいな彩雲がたなびいていました。



塔一つ登れば十分でしたが、一つで3ユーロ、2つで4.5ユーロなんて言われると小市民ですからつい『2つ』なんて言っちゃうんですよね。

登ったら降りなきゃいけない訳で、隣の塔に行くにもさらに尾根伝いに坂降りてまた登るという、出来れば塔同士を廊下で繋いで欲しいくらいです。

IMG_0602.jpg

2つを制覇すると、なんで3つめの塔はタダなんだろうとつい見に行きたくなるじゃないですか。

また尾根伝いに降りて登って、行ってみたら3つ目は入れないようになってました。

このまま帰れればいいんですが、一つ目の塔のところに商店街やバス乗り場があるのでまた尾根伝いに戻る必要があったんです。

試合前のいいトレーニングなんていうレベルじゃなく、これは何かの修行かという感じ。



バスは1時間に1本ほどなので、ここでお昼を食べ3時過ぎまでお店を見て回ってリミニ駅に戻ってきました。

サンマリノって消費税タダなんですって。免税店と同じです。

なんかお土産が安いんですよ。

イタリア人観光客がワインやアクセサリーや香水なんか買い込んでました。

なぜか日本刀がたくさん売られてます。



ホテルに帰ると隣の部屋のテレビが朝までつけっぱなしでうるさかったんですけど、疲れ果ててたので全然気にならずに爆睡しました。

明日はいよいよ試合です。

(つづく)







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012/10/12 12:30:57 AM
コメント(2) | コメントを書く
[旅行記] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

StarTrees

StarTrees

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: