2013/01/03
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テーマ: 社交ダンス(8604)
今年の初踊りは元日でした。

お正月も休まず営業されるとおっしゃってた親父ギャグ先生のお言葉に甘えてのスタンダード・レッスンです。

いつも試合直前に駆け込んでは付け焼き刃的レッスンばかりだったタンゴ。

全く疎かになっていた基本を教えて頂きました。





ウォーク・プログレッシブリンク・クローズドプロムナード・バックコルテ・オープンリバースターン・ファイブステップ・チェースという、どっかで聞いたことあるような名前のステップを先生が並べて、

『はい、やってみて。』

私には呪文にしか聞こえませんでしたが、大将は分かったんでしょうか....。

怪しげなステップで教室を回ると、先生はにこやかにおっしゃいました。

『よかった。何が良かったかって言うとね、教えるところがいっぱいあってよかった。』







数字が分かってないと算数出来ないのと同じで、タンゴも基本が分かってないとどんなに踊ってるふりしてもそれっぽく見えないもんなんですよね。

ラテンでもひたすらルンバウォーク練習するように、ボールルームダンスだってベーシック命なんですよ。



私達がすっかリ抜けてたその部分。もちろん皆さんはご存知と思いますがこんなことでした。

1 タンゴの動きは曲線的

2 常に回転動作を継続

3 いつでも止まれる中間バランス



そして他のダンスにも通じる目からウロコだった先生のお言葉。

『リードはね、女性が出来るだけ多くの情報を得て次の方向やスピードに対する準備ができるように、早めに、的確に出すもんなの。』

いきなり男性に出て来られても女性は後退なんか出来ないんです。

『行きますよー。いいですかー。こっちですよー。』

これを口じゃなくて身体で伝えるんですね。





ゴルフで玉をパコーンと前に打つ時、それと逆方向に振りかぶるじゃないですか。あんな感じです。

タンゴはスイングダンスではないのでバックスイングとは言わないんですが、ルーチンのつなぎ目で次の回転方向と逆の回転をちょっとかけて女性にそっち回転の心の準備をさせるんだそうです。




私達が最初に踊ったタンゴもどきは、曲線であるべきタンゴウォークが直線で、回転運動はプチプチ切れて、ルーチンの変わり目はいちいち動きが止まっていました。

タンゴウォークもサンバウォークみたいに前乗りだったし、まあタンゴもラテンダンスの一種なんで似た部分はあるのかもしれませんが、似て非なるものなんですよね。

サンバみたいなバウンスなんてしちゃダメだし。







特にリードの考え方、これはすべてのカップルダンスに通じるものだと思います。

『リードは、女性が次の方向やスピードに対して準備出来るように、早めに、的確に、出来るだけ多くの情報を与えること。』








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Last updated  2013/01/03 09:59:26 AM
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