広い河の岸辺

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2014/12/13

テーマ：社交ダンス(8725)

カテゴリ：音楽のはなし

お墓参りに行って来ました。

近所に住んでいる叔母が庭から寒菊をたくさん切って来てくれて、とても華やかです。

お墓の前で泣かないで下さいという歌が以前流行りましたね。

ここに父はいないのかもしれないけど、きっと風に乗って花に飾られたお墓を見には来るかなと思いました。

『千の風になって』が、大ブームになったのに似ている現象かも知れませんが、いま中高年の間ですごいブームになっている曲があるそうです。

今日ご紹介するのはその『広い河の岸辺』という歌で、誕生秘話をテレビで紹介されているのを見ました。

ケーナを吹かれている八木さんがスコットランド民謡『The water is wide』を日本語に訳されて歌手のクミコさんが歌っています。

どうにもならない八方ふさがりの日常から何とか抜け出そうとする、小さな人間のかすかな希望を歌っていて、なんだか心にしみるんです。

一人じゃないんだよって言ってもらってる気がします。

広い河の岸辺

河は広く渡れない
飛んで行く翼もない
もしも小舟があるならば
漕ぎ出そうふたりで

愛の始まりは美しく
優しく花のよう
時の流れに色褪せて
朝露と消えていく

二人の船は沈みかける
愛の重さに耐えきれず
沈み方も泳ぎ方も

河は広く渡れない
飛んで行く翼もない
もしも小舟があるならば
漕ぎ出そうふたりで