2015/09/20
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テーマ: 社交ダンス(9447)
これまでずっと試合に合わせて来日していたヤグダは、9月に日本に来るのは初めでで素晴らしい天気に感動したと言います。

でも先週までは大雨で大変だったんですよね。

レッスンが行われた親父ギャグ先生の教室は、大変な浸水被害を起こした常総市をはさんだ位置にあり、ここに来るまでの道は昨日開通したばかりで、水に浸かった痕跡の残る家や車をたくさん目にしてきました。

まだ家に戻れない人がたくさんいらっしゃることを話すと、ヤグダは『ここが?』と信じられないような顔で驚いていました。





昨日まで上海にいたヤグダは、名前を聞いてもよくわからない中国都市を幾つか回りながらデモやショーをやってきて、中国で仕事があるユーリを残し今回は一人で来日していました。


『で、あななたちはどう?』


来年の日本代表権をゲット 出来たと言うと、とっても嬉しそうにハイタッチ。

2週間後に迫った海外遠征に向けてサンバを見てもらいました。





前回ユーリに変えてもらったルーチン で既に2回試合に出たんですが、女性のステップが間違ってたみたいでまずそこから直されます。







予定では半分サンバ、そのあとパソを見てもらおうと思っていたんですが、1時間半みっちりサンバになってしましましたね。

でもこれが素晴らしいブラッシュアップになったんです。





一番大きなテーマはdynamics change(動きの変化)を多く取り入れたことです。

『間違いじゃないけどツマラナイ』というだらだらした平坦な踊りを山あり谷ありの起伏をつけていきます。





こういう室内装飾的なセンスはユーリよりヤグダの方がある気がしますね。

土台はユーリが作って内装はヤグダというのが彼らのパターンなのかもしれません。





それにスパイラルやスリーステップターンといったベーシックをいい加減にやっている部分が許せないようで、その辺も一流の職人ならではだなあと心の中で感心しつつ自分のゆるゆるぶりを反省。

リズムに合わせてきっちり踊るのはある程度身体能力を要求されるんであんまりすごいことはできないんです。

でもその辺はちゃんと心得ていてくれて私たちが出来そうな最大限の面白い変化を授けてくれます。





全部を頑張りすぎてはしゃいでる小学生みたいな踊りになっている大将は『大人の紳士』の様な落ち着いた部分を追加。

逆に変化が乏しくだらだら踊っている私にはここ一番の頑張りどころを教えてくれました。







小さな変更点が山ほどあるので部分的には成功しても全体を通してパフォーマンスできるレベルにはまだ遠く、シルバーウィークはその練習で多分終わるなあという気がしています。








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Last updated  2015/09/21 10:27:02 AM
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