NAGANO（最終話）

2018/07/24

(2)

＜峠の釜めし＞

1997年に信越本線の横川〜軽井沢間が廃止になったことで大いに打撃を受けたと聞いていましたが、横川の釜飯は健在でしたね。

大会会場にもブースが出ていて、競技仲間の何人かが買い込んでいました。

この電車にも釜飯にも思い出がいっぱいです。

長野から家まで高速で４時間くらいかかるので、途中のSAで何度も休憩しながら帰りました。

その中の一つが横川のサービスエリアで、ここでお昼ご飯をいただいたんです。

もちろん峠の釜飯。

カバーの絵柄が変わりましたね。

小さなおかまの形のお新香入れが懐かしいなあ。

おかまは益子焼で、父が出張のたびに持って帰ってくるので実家に何個も置いてありました。

それで釜飯を作ったことは一度もありませんでしたが、なんかに使えるんじゃないかと思っちゃうんですよ。

学生の時、軽井沢の民宿で夏休みの間だけ住み込みのバイトしてたんですけど、信越本線に乗って必ず釜飯買ってましたからその釜も残ってましたね。

久しぶりに食べましたが、味は昔のままだった気がします。

駅弁の中ではこれが一番好きかな。

皆さんもチャンスがあったら是非召し上がって見てください。

[24-262] 駅弁売り(峠の釜めし・おぎのや) (JAN：4949727517018)

さて、長々と綴ってまいりました旅行記。

サービスエリアに寄るたびに大好きなくるみゆべしとか、りんごのお菓子とか、野沢菜のラー油漬けなど次々とお土産を買い込み、車だったので新潟の時みたいに新幹線に忘れてきたなんていうオチもなく無事に帰ってまいりました。