2018/10/24
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テーマ: 社交ダンス(9448)
カテゴリ: 旅行記
<永平寺>

ゆく年くる年で毎年見ているお寺ですが、訪れるのは初めてです。

噂に聞く厳しい修行のお寺、曹洞宗の大本山永平寺。

試合の翌日、2018年10月22日(月)に訪れました。

麓の方に400円の駐車場が多いのですが、さらに車で登ると入り口のすぐそばのお店で『うちでおみやげ千円以上購入いただくと無料』という駐車場があります。





永平寺は道元禅師(どうげんぜんじ)が1224年に開かれたお寺です。

地図の左下の現在地と示された場所からすぐのところに参拝入り口があります。

拝観料は自動販売機で購入、一人500円。





スリッパに履き替えて中に入ると、若い黒装束のお坊さんから建物の概要と注意事項についての説明がありました。



雲水(修行僧)の皆さんは起きて半畳寝て一畳のスペースが与えられ、修行の場である僧堂と浴室と東司(トイレ)は三黙道場という私語禁止の場所になっているとのこと。





こちらは傘松閣(さんしょうかく)、156畳の大広間で天井画は昭和初期の著名な画家たちの手による美しい花鳥図になっています。





建物は回廊で繋がっていて、お掃除が行き届いていました。

雲水の皆さんが毎朝磨き上げておられるんでしょうね。





こちらが七つある建物(七堂伽藍)の中心にある仏殿です。





この仏殿は、三菱の創業者である岩崎弥太郎氏からの寄贈だそうです。

本尊の祀られた中央の欄間にはお釈迦様が三千年に一度しか咲かない花を摘み取ったという逸話が掘られているとのこと。

禅の教えってちょっとひねりがあって『そのココロは』を聞かないと意味不明な場合が多いです。





この逸話は、お釈迦様が弟子たちに『三千年に一度しか咲かない花も、他の花もすべて平等だ』ということを解いたものだそうです。

床が石で、冬はとんでもなく冷たくなるので足腰を痛める修行僧が多かったとのこと。

今は畳のちょっとした椅子のようなものが置かれています。





こちらが本堂に当たる法堂(はっとう)。

七堂伽藍の最も高いところにあります。





標高が260mとおっしゃってたと思うんですが、庭の眺めも素敵でした。

ここで朝のお勤めなどの法要が行われているそうです。







階段を一番下まで降りて山門にやってきました。

修行僧が一生に2回しか通らないという永平寺最古の建物。

両サイドに四天王が睨みを利かせ、厳しい修行に耐える覚悟のあるもののみが入門時にこの門をくぐり、永平寺を去る時に再びこの門をくぐるそうです。





門から中を望むと中雀門が見えます。この奥が仏殿です。





山門の外には鐘楼があります。

これがゆく年くる年で出て来る鐘でしょうかね。

ご〜〜ん

今年も残すところあと僅かになりました。






出る前におみやげを色々買いました。

ダンスでいい成績が取れるように自分達には 『勝ち守り』 、母たちにはいつまでも元気で歩けるように 『足腰健康お守り』

そしてこれからの私たち 『自分を超える挑戦』 を後押ししてもらうTシャツ。





これ、かっこいいですよね。着て走ったら自己ベストでそう。

大将が『いつまでも ナマケモノになりなさいTシャツ 着てるからダメなんじゃないの』っていうんです。

もうTシャツの季節じゃないんで来年着ようと思います。


(つづく)





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Last updated  2018/10/25 12:54:28 PM
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