2023/10/06
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テーマ: 社交ダンス(8732)
カテゴリ: アニメのはなし
物にも命がある、と聞いたことがあります。

長年使い続けられた道具が心を宿して人間界に干渉してくる付喪神(つくもがみ)に対し、これを沈め、昇天させる塞眼(さえのめ)という政府直轄の職業がありました。

この物語は、付喪神と塞眼の超絶な戦いから始まります。





付喪神を封じる役目を代々担ってきた岐・辻・八衢からなる塞神直系の御三家がありました。

岐 兵馬(くなと ひょうま)の祖父である岐家当主は、力ではなく対話によって解決することを根本理念として貫いています。

しかし才能ある兄と姉が、対話を試みた唐傘の付喪神に目の前で殺され、兵馬は付喪神を憎んで大きくなりました。





20歳を超え、それなりに力をつけた兵馬ですが、戦いはあくまで兄と姉の復讐であり、付喪神と対話することなく封殺するのみ。

見かねた祖父は、修行のため京都の長月家へ兵馬を送ります。





長月家の当主は20歳の女子大生、長月ぼたんでした。







羽織(はおり)、匣(くしげ)、鏡(かがみ)、硯(すずり)、結(ゆう)、薙(なぎ)は付喪神でありながら塞眼代行として悪い付喪神を封じる仕事をしつつ、ぼたんの成長を見守ってきました。

ぼたんは覚醒はしていないものの、付喪神の魂の根源である稀人(まれびと)をその身に宿していて、この世を支配しようとする悪の付喪神にその強大な力を絶えず狙われていたんです。





兵馬は京都に来てずいぶん変わりました。

婚礼調度たちと協力して仕事をするようになり、心ある付喪神と信頼関係を築くことができたんです。

戦う目的も個人的な復讐から脱却して、ぼたんを命がけで守ることに。

そんな兵馬を、ぼたんの婿にと婚礼調度たちも望むようになってきます。

ついに宿敵・唐傘が…。





もののけとの戦いはいろんなアニメで描かれていますが、付喪神という発想は面白かったですね。

昇天して常世(とこよ)に帰る付喪神たちは、化け物から道具へと戻るんですよ。

『もののがたり』は、オニグンソウによる日本の漫画で、アニメは2023年初頭に第1章、夏に第2章各12話が放送されました。











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Last updated  2023/10/10 08:30:06 PM
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